JPH10236908A - 植物の生育抑制具及びその製造方法 - Google Patents

植物の生育抑制具及びその製造方法

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JPH10236908A
JPH10236908A JP3889297A JP3889297A JPH10236908A JP H10236908 A JPH10236908 A JP H10236908A JP 3889297 A JP3889297 A JP 3889297A JP 3889297 A JP3889297 A JP 3889297A JP H10236908 A JPH10236908 A JP H10236908A
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JP
Japan
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thin film
water
sheet material
titanium dioxide
plant growth
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JP3889297A
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Kiyomi Okada
清巳 岡田
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SANENERUGII KK
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SANENERUGII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば中央分離帯や側歩道などに植樹をはか
る場合に土壌面の覆いとして、水稲育苗、野菜のポット
育苗、鉢栽培等の下敷きとして敷設することにより、雑
草が生育したり生い茂るのを防止することができる植物
の生育抑制具及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 通気、通水性のシート材に、光触媒反応
機能を有する二酸化チタンを主成分とする薄膜を設けて
なる植物の生育抑制具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば中央分離帯
や側歩道などに植樹をはかる場合に土壌面の覆いとし
て、或いは水稲育苗、野菜のポット育苗、鉢栽培等の下
敷きとして敷設することにより、雑草が生育したり生い
茂るのを防止することができる植物の生育抑制具及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、植物の生育を抑制する化学剤と
しては、水溶性の有機質、無機質の植物生長調節剤、除
草剤などが使用されている。この除草剤等の化学剤は、
地表面から地中に浸透させて雑草類の発芽を防止すると
ともに、ある程度生育した雑草を枯らせるのである。
【0003】また、道路の中央分離帯や側歩道などに植
樹を図る場合や、野菜、果樹園等には、雑草の生育を防
止するため、遮光性を有して空隙径が微小なポリエステ
ル繊維シートが用いられ、土壌表面を被覆するように敷
設されている。尚、この場合には、強風や雨水等により
土壌中の微細粒分が周辺に飛散したり流出することも防
止される。さらに、水稲や各種野菜の育苗や鉢栽培にも
ポリエステル繊維シートが下敷きとして用いられる。即
ち、水稲や各種野菜の生育状況に応じた適正な環境条件
に容易に移動できるように、或いは広い栽培面積とする
ために軽量のプラスチック製の容器が用いられている。
水稲等は、ハウス内或いは屋外に用意された施肥された
土壌中から水分や養分をメッシュ状の容器底面を通して
根が吸い上げて生育する。この水稲等の根が容器底面か
ら延出成長して互いに絡まり合うと、田植え時等に容器
から容易に取り出せなくなり、無理に引きちぎって商品
価値を損なったり、或いは繰り返しこの容器を使用する
際には引きちぎられて残存する根を容器から除去するこ
とが困難となる。そこで、容器の底面に空隙径が微小な
ポリエステル繊維シートを下敷きとして敷設すると、根
の延出が抑制されると共に若干の防草効果も果たされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の除草剤は、水溶性であるため植物への生育防止効果
も大きいのであるが、水溶性であるために以下のような
種々の問題を生ずるものであった。即ち、多量の除草剤
を地中に浸透させると、地下水や河川に溶解して汚損或
いは汚染の原因となり、水質公害が発生するという問題
を生ずる場合があった。また、土壌の表面に除草剤を散
布しても、雨水等により流出したり、地中深く浸透する
ので、定期的に除草剤を散布する必要があり、コストが
かかった。しかも、多量の除草剤が地中を浸透すると、
他の有効な植物まで生育障害を受けるので、貴重な天然
資源の破壊の原因ともなっていた。
【0005】また、前記従来のポリエステル繊維シート
は、敷設や取扱いの簡便性等の優れた利点を有する反
面、その除草効果はシートの遮光性にて果たされるもの
であるため、十分な植物の生育抑制効果は得られなかっ
た。
【0006】そこで、本発明者は、白色度の高い粒状体
の表面に光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の
一部とする被膜を形成した植物の生育抑制剤を提案した
(特開平8−319205号公報)。しかし、この植物
の生育抑制剤は、比較的高価であり、敷設するには一定
厚み以上の敷設が必要であった。そして、広い面積に施
工するに際しては膨大な敷設量を要するもので、総重量
が高くなって敷設の手間もかかるものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
欠点に鑑み提案されたもので、通気、通水性のシート材
に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンを主成分とす
る薄膜を設けてなる植物の生育抑制具及びその製造方法
に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】前記本発明に用いるシート材は、
特にその材質等を限定するものではないが、強度、耐候
性、耐腐食性等地表面に敷設しても劣化・損傷、破損し
たり腐食しないで長期間形状を維持できる材質の通気、
通水性の比較的厚手のシートが好適に使用され、例えば
ポリエステルの長繊維不織布〔三井石油化学工業株式会
社製の『パオパオ根切りシート100(商標名)』(厚
さ100g/m2 )〕を用いることができる。
【0009】光触媒反応機能を有する二酸化チタンは、
従来から顔料等の用途に用いられている数μm単位の二
酸化チタンではなく、0.01〜0.1μmの超微粒子
であり、既に広く且つ安定して市場に供給されている。
この二酸化チタンは、紫外線を受けると電子(−)と正
孔(+)に分かれ、できた正孔が空気中の酸素を活性酸
素(OHラジカル)に変え、この活性酸素が難分解性と
いわれる多くの化学物質や有機物を水素と二酸化炭素に
分解する。したがって、この超微粒子の二酸化チタン
は、土壌中に既に浸透した農薬(残留農薬)を分解して
土壌を清浄化する機能をも有し、植物の栄養分となる有
機物を分解して植物の生育を抑制する。また、発芽した
植物の芽は光触媒による酸化反応により生育が抑制され
る。尚、この二酸化チタンは水溶性ではないので、前記
従来の除草剤のように雨水等に曝されても流出したり、
地中深く浸透することはなく、半永久的にその効果を維
持することができ、例えば石原産業株式会社製の『ST
−01(商標名)』を用いることができる。
【0010】このような光触媒反応機能を有する二酸化
チタンを主成分とする薄膜は、後述する抗菌性の微粒子
等を含有させても良い。また、樹脂エマルジョンを混合
してシート材への結合性を増強するようにしても良い。
さらに、このスラリーの粘度調整のために適宜に水を混
合しても良い。特に限定するものではないが、これら超
微粒子二酸化チタン、抗菌性微粒子、樹脂エマルジョ
ン、水の混合比率は、重量比で1:0.5〜2.0:
0.5〜2.0:0.2〜2.0とすることが望まし
い。
【0011】樹脂エマルジョンは、稀釈水が水であるか
ら火災の心配がなく(多くの引火性を有する有機溶剤と
比較して)、低毒性で、有機溶剤の不快臭がなく、乾燥
も速く、さらにその塗膜は耐アルカリ性及び水蒸気透過
率が大きいという特徴を有するが、具体的には例えば酢
酸ビニル系(エチレン−酢酸ビニル共重合系、或いは塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合系などの共重合系が好まし
い)エマルジョン、スチレン−ブタジエン系エマルジョ
ン、アクリル系エマルジョンなどから適宜に選択して用
いることができる。尚、一般に酢酸ビニル(共重合)系
エマルジョンは耐水性、耐水洗性等に優れ、スチレン−
ブタジエン系エマルジョンは耐アルカリ性、耐水性に優
れ、さらに浸透性が少なく、アクリル系エマルジョンは
耐候性、耐摩耗性に優れるという特徴を有するが、用途
に応じて適宜に選定すれば良い。例えば日本触媒化学工
業株式会社製の『アクリセットAD−51(商標名)』
(アクリル系エマルジョン)を用いて薄膜に弾性を付与
させるようにしてもよい。
【0012】前記抗菌性の微粒子は、例えば一般細菌や
黴などに対して優れた抗菌力を有するCu,Au,A
g,Zn等の金属微粒子や抗菌性ゼオライト粒体を好適
に使用することができ、例えば銅粉末としては、粒径4
5μm以下が90%以上のもの〔福田金属箔粉工業株式
会社製『FCC−115』〕を用いることができる。
【0013】尚、上記抗菌性ゼオライト粒体は、Agイ
オンやCuイオンをゼオライトの骨格構造内に担持させ
た粒体であり、既に広く市場に供給されている。このゼ
オライトは周知のようにアルミニウム(Al)とケイ素
(Si)とが酸素(O)を介して網目のように結合し、
結晶内に無数の細孔(1万分の2μm〜1千分の1μ
m)を有するため、所謂「分子ふるい」という機能を備
え、物質の吸着分離性能に利用する試みも行われてい
る。このように、この抗菌性ゼオライト粒体は、抗菌効
果を有することは勿論であるが、アンモニアイオンを選
択的に吸収するので不快な臭気を吸着する脱臭機能、浄
化(浄水)機能をも有する。また、構成成分のアルミニ
ウムやケイ素の一部若しくは全部を他の元素に置き換え
て合成した合成ゼオライトも既に市場に供給され、本発
明には天然ゼオライトは勿論、上記の合成ゼオライトに
抗菌性を有する金属イオンを担持させて用いても良い。
次に、抗菌力を有する金属イオンの担持方法の一例を示
す。まず、大量の水に硝酸銀(AgNO3 )を溶解し、
天然ゼオライト粒体を投入してゆっくり撹拌しながら6
時間以上反応させる。その後、水でよく洗浄し、ゼオラ
イト粒体の表面の銀(Ag)イオンを取り除き、乾燥し
て製品(この場合、銀イオンを担持したゼオライト粒
体)を得る。上記の抗菌性ゼオライト粒体の抗菌メカニ
ズムはまだ完全に解明されていないのであるが、微生物
細胞の呼吸系、電子伝達系等の基本代謝系の酵素阻害或
いは細胞膜の物質移動阻害によって抗菌性を発現すると
考えられ、藻類等に広範囲に抗菌効果を発揮する。しか
もゼオライト粒体に担持された金属イオンは水中に溶解
(溶出)することがないので、半永久的にその抗菌効果
が作用する。さらに、この抗菌性ゼオライト粒体は、無
毒性が高く、無機物であるから耐熱性も優れている。
【0014】このような成分から構成される本発明の植
物の生育抑制具は以下に示すように極めて簡易に製造す
ることができる。まず、前記の光触媒反応機能を有する
二酸化チタンを主成分とするスラリーを作製する。この
際、二酸化チタンの微粒子が塊状にならずに均一に分散
させることが必要である。そして、前記のシート材に上
記スラリーを均一に塗布し、70℃以下の温度で乾燥し
て1〜20μmの厚さの薄膜を設ける。必要であれば数
回(2〜6回)重ね塗りして厚手の薄膜を形成してもよ
い。この場合、スラリーの固型分がシート材の繊維間の
微細空隙内に入り込むので、乾燥硬化すると繊維間に薄
膜成分が固着し、シート材と薄膜とが一体状になる。塗
布方法としては、スピンコート法、ディッピング法、バ
ーコート法、スプレイ法等を採用することができる。ま
た、前記のように、70℃以下の温度で乾燥すると、エ
マルジョンの樹脂が軟化しないので、薄膜に空気や水蒸
気が透過する連続した微細空隙を有し、光や空気による
光触媒反応機能を高めることができる。
【0015】したがって、前記のようにして作製された
本発明の植物の生育抑制具は、地表面に敷設するだけで
二酸化チタンの光触媒反応機能によって雑草の発芽防止
と、生育防止を確実に図ることができる。
【0016】また、表面の薄膜はシート材の繊維中に深
く浸透しているので、シート材が屈折したり折れ曲がっ
ても剥離しない。特に薄膜に弾性を付与する樹脂エマル
ジョンを混合した場合には、薄膜自体に弾性を有するの
で、シート材が敷設する地表面の屈曲や凹凸状態に馴染
むばかりでなく、屈曲したり折れ曲がっても亀裂が発生
したり剥離しないので、実用的価値がより高いものとな
る。
【0017】しかも、本発明の生育抑制具は、切断して
敷設することができるので、どのような敷設面積でも容
易に対応することができる。
【0018】さらに、本発明の生育抑制具は、極めて軽
量であるため、敷設作業が著しく簡単で、山岳地帯や広
大な面積でも短時間で、少ない作業員で作業することが
できる。
【0019】例えば、山岳地等での傾斜地、起伏がある
地面でも、U字状の止着具を地面に打ち込んでシート材
を固定することにより、捲れ上がったり滑り落ちないで
地表面に密着させ、長期間の除草効果をもたらせること
ができる。
【0020】特に、シート材に縦横縞、格子縞等の様に
して薄膜部分を設けた部分と設けない部分とを形成する
と、薄膜を設けない部分はシート材のみで通水性がある
ので、降雨時に雨水がシート材の表面から地中に浸透す
ることになり、樹木の根に灌水することができる。薄膜
を設ける部分と設けない部分とは、溶液の塗布状態によ
ってどのような模様状にでもすることができる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す。
【0022】〈生育抑制具の製造〉まず、樹脂エマルジ
ョン(アクリル系エマルジョン,商標名『アクリセット
AD−51』日本触媒化学工業株式会社製)50gと、
光触媒反応機能を有する二酸化チタン(商標名『ST−
01』石原産業株式会社製)50gと、抗菌性の微粒子
(銅粉,『FCC−115』福田金属箔粉工業株式会社
製)50gと、水50gとを混合し、均一な混合スラリ
ーを作製した。次に、通気、通水性のシート材(ポリエ
ステルの長繊維不織布,商標名『パオパオ根切りシート
100』,厚さ100g/m2 ,三井石油化学工業株式
会社製)に、上記混合スラリーを乾燥厚みが15μmに
なるように塗布し、65℃で乾燥し、シート状の生育抑
制具を作製した。
【0023】〈植物の生育抑制効果の確認〉 (試験方法)トレーに3cm程度の土砂を入れ、その上
に発芽率の高い小松菜の種子を600個蒔いて試験用培
養土とした。上記の試験用培養土の表面に、前記のよう
に得られた生育抑制具を敷設し、更にその生育抑制具の
表面に小松菜の種子を600個蒔いて、適当な水分を供
給して25℃で発芽及び生育状況を観察した。尚、比較
のために、トレーに3cm程度の土砂を入れ、その中に
発芽率の高い小松菜の種子を600個蒔いたものを比較
例とした。
【0024】(試験結果)前記の本発明の生育抑制具を
敷設したものは、生育抑制具の下面の小松菜の種子は全
く発芽しないで、上面に蒔いた種子は7日経過後、全体
の1割が発芽したが、15日後には全て枯死していた。
一方、比較例の生育抑制具を敷設しなかったトレーで
は、7日経過後、ほとんどが発芽し、15日後にも成長
を続けていた。
【0025】以上本発明の実施形態を示したが、本発明
は前記した実施形態に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにで
も実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の植物の生
育抑制具は、光触媒反応機能を有する二酸化チタンが紫
外線で光触媒反応機能が作用し、雑草の発芽防止と、生
育防止を図ることができる。
【0027】また、光触媒反応機能を有する二酸化チタ
ンは、土壌中の残留農薬を分解して土壌を清浄化する機
能をも果たすので、周囲環境に悪影響を及ぼさないどこ
ろか環境保全に多大な貢献を果たす。さらに、光触媒反
応機能を有する二酸化チタンは無機物であるため、半永
久的にその効果を存続することができ、その実用的価値
は極めて高い。また、表面の薄膜はシート材の繊維中に
深く浸透しているので、シート材が屈折しても剥離しな
い。特に薄膜に弾性を付与する樹脂エマルジョンを用い
た場合には、その効果はより高いものとなる。しかも、
本発明の生育抑制具は、切断して敷設することができる
ので、どのような敷設面積でも容易に対応することがで
きる。また、本発明の生育抑制具は、極めて軽量である
ため、敷設作業が著しく簡単で、山岳地帯や広大な面積
でも短時間で、少ない作業員で作業できる。例えば、山
岳地等での傾斜地、起伏がある地面でも、U字状の止着
具を地面に打ち込んでシート材を固定することにより、
捲れ上がったり滑り落ちないで地表面に密着させ、長期
間の除草効果をもたらせることができる。
【0028】したがって、中央分離帯や側歩道などに植
樹をはかる場合に本発明の生育抑制具を土壌面の覆いと
して敷設すると、極めて高い生育抑制効果で雑草が生育
したり生い茂るのを防止することができる。また、本発
明の生育抑制具を水稲育苗、野菜のポット育苗、鉢栽培
等の下敷きとして敷設すると、極めて高い生育抑制効果
で根の延出成長が抑制されると共に雑草が生育したり生
い茂るのを防止することができる。
【0029】特に、シート材に縦横縞、格子縞等の様に
して薄膜部分を設けた部分と設けない部分とを形成する
と、薄膜を設けない部分はシート材のみで通水性がある
ので、降雨時に雨水がシート材の表面から地中に浸透す
ることになり、樹木の根に灌水することができる。薄膜
を設ける部分と設けない部分とは、溶液の塗布状態によ
ってどのような模様状にでもすることができる。
【0030】また、光触媒反応機能を有する二酸化チタ
ンと共に抗菌性の微粒子を薄膜中に含有させた場合、光
触媒による酸化反応により生育が抑制され、その相乗効
果により植物の生育が抑制される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気、通水性のシート材に、光触媒反応
    機能を有する二酸化チタンを主成分とする薄膜を設けて
    なる植物の生育抑制具。
  2. 【請求項2】 シート材の表面に、薄膜を設けた部分と
    設けない部分とを有する請求項1に記載の植物の生育抑
    制具。
  3. 【請求項3】 薄膜は、光触媒反応機能を有する二酸化
    チタン及び抗菌性の微粒子を含む請求項1又は2に記載
    の植物の生育抑制具。
  4. 【請求項4】 通気、通水性のシート材に、光触媒反応
    機能を有する二酸化チタンを主成分とする溶液を塗布
    し、乾燥硬化させて二酸化チタンの薄膜を設けるように
    したことを特徴とする植物の生育抑制具の製造方法。
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