JP3598762B2 - 画像形成システム及びクライアント装置 - Google Patents

画像形成システム及びクライアント装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3598762B2
JP3598762B2 JP26855297A JP26855297A JP3598762B2 JP 3598762 B2 JP3598762 B2 JP 3598762B2 JP 26855297 A JP26855297 A JP 26855297A JP 26855297 A JP26855297 A JP 26855297A JP 3598762 B2 JP3598762 B2 JP 3598762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
image
client device
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26855297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11110145A (ja
Inventor
明徳 吉田
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP26855297A priority Critical patent/JP3598762B2/ja
Publication of JPH11110145A publication Critical patent/JPH11110145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3598762B2 publication Critical patent/JP3598762B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成システム及びクライアント装置に関し、特にネットワーク上の装置からのプリント要求によりプリントジョブを実行する複数のプリントサーバ装置を含む画像形成システム及びクライアント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数のコンピュータやスキャナ、プリンタからなるネットワークシステムやファクシミリ網では、効率的な画像データの転送、プリントを行うため、送信相手の装置の対応する符号処理やページ記述言語などの能力に応じ、送信するデータ形式を選択するシステムが提供されている。また最近では、通信方式やデータ伝送路の通信量に応じて、最適なデータ形式を選択して送信するシステムが提案されている。
【0003】
例えば、特開平7−288593号公報には、ネットワークに、スキャナ装置、プリンタ装置やファクシミリ装置などの複数の機器を接続するとともに、このネットワークにこれらの装置を管理する管理装置を接続し、ネットワーク全体を1つのシステムとして稼働させるネットワークシステムにおいて、例えばスキャナ装置からプリンタ装置にデータを送信する際に、ネットワークのトラフィックに応じて、送信するデータを分割して送るか一括して送るかを選択することにより、データの伝送効率を改善するようにしたシステムが提案されている。
【0004】
また、特開平6−261217号公報には、送信原稿をラスタスキャンして得た画像データを符号化圧縮した状態でやりとりするファクシミリ装置において、画像データを符号化して圧縮する画像データの符号化圧縮率及び符号化された画像情報を元の画像データに復号化する際の符号化処理速度が異なる複数の符号化復号化部を備え、グループ3(G3)ファクシミリモードであるかグループ4(G4)ファクシミリモードであるかの種別と、画像の読取りモードの種別の組合せに基づいて、使用する符号化モードを選択することにより、画像伝送効率の改善を図るようにした画像伝送装置が提案されている。
【0005】
さらに、特開平6−164651号公報には、通信量監視手段によりネットワーク上の通信量を監視するとともに、データ量検知手段により送信対象となる画像データのデータ量を検知し、得られた通信量とデータ量に基づいて、画像データ圧縮判定手段が記憶手段に格納された送信対象画像データを圧縮した後に送信するか、圧縮を行わずに生データで送信するかを決定し、画像データの送信時に、この決定結果に応じてデータ圧縮手段を起動させるか否かを選択することにより、画像データをネットワーク経由で送信する際の通信時間及びネットワーク上の通信負荷を低減するようにした画像データ送信装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のシステムでは、出力装置のデータの展開スピードやネットワークの実際のデータ転送スピードが考慮されていないため、マルチプリントスピードが最高速の出力装置やデータ形式を選択しても、実際には他の装置や他のデータ形式を選択した場合の方が早くプリントが完了する場合があり、プリントの際の時間的な効率が悪く生産性が低いという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、プリント開始の指令が発せられてから実際にプリントが終了するまでの時間が短く、プリントを行う際の時間的な効率が高く生産性の高い画像形成システムを提供することである。
【0008】
本発明のいま一つの目的は、プリント開始の指令を発してから実際にプリントが終了するまでの時間が短く、プリントを行う際の時間的な効率が高く生産性の高いクライアント装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1にかかる画像形成システムは、画像データを送出し当該画像データに対するプリント指令を行うクライアント装置と、画像データが入力しプリント指令に応じてプリントを実行する複数のサーバ装置とを備えた画像形成システムにおいて、前記サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する第1測定手段と、前記クライアント装置から前記サーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する第2測定手段と、前記第1、第2測定手段によって得られたデータ展開速度及びデータ転送速度に基づいて、送信先のサーバとデータ形式を選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2にかかるクライアント装置は、画像データが入力しプリント指令に応じてプリントを実行する複数のサーバ装置に接続可能であって、画像データを送出し当該画像データに対するプリント指令を行うクライアント装置において、サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する第1測定手段と、前記クライアント装置から前記サーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する第2測定手段と、前記第1、第2測定手段によって得られたデータ展開速度及びデータ転送速度に基づいて、送信先のサーバとデータ形式を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1にかかる画像形成システムにおいて、第1測定手段は、クライアント装置からサーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する。また、第2測定手段は、クライアント装置からサーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する。そして、第1測定手段によって得られたデータ展開速度及び第2測定手段によって得られたデータ転送速度に基づいて、前記選択手段が送信先のサーバとデータ形式を選択する。
【0012】
請求項2にかかるクライアント装置において、第1測定手段は、サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する。また、第2測定手段は、各サーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する。そして、第1測定手段が測定したデータ展開速度及び第2測定手段が測定したデータ転送速度に基づいて、前記選択手段が送信先のサーバとデータ形式を選択する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明にかかるプリントシステムの実施の形態を説明する。
【0014】
(実施形態1)
この発明にかかる画像形成システムのシステム構成の一例を図1に示す。この画像形成システムは、クライアント装置としてのコンピュータCMP1,CMP2及び図示しないスキャナ装置、サーバ装置としてのプリンタPT1,PT2及び図示しないファクシミリ装置、クライアント/サーバ双方の機能を有する複写機CPY1,CPY2及び各装置を相互に接続するローカルエリアネットワークLAN1,LAN2により構成される。上記プリンタPT1、複写機CPY1及びコンピュータCMP1は、HUBを介してローカルエリアネットワークLAN1に接続されている。上記複写機CPY1,CPY2はいずれも、ファクシミリ機能を有しているため、公衆電話回線(PSTN)に接続されている。
【0015】
以下に、本発明にかかる画像形成システムを構成するクライアント/サーバ装置としてプリンタ機能及びファクシミリ機能を装備したデジタル複写機を例にとって説明するが、これは、クライアント装置としてコンピュータやイメージスキャナ、サーバ装置としてプリンタを用いたシステムであってもよい。
【0016】
<デジタル複写機の全体構成>
クライアント/サーバ双方の機能を有する前記デジタル複写機CPY1及びCPY2のうちの一つの全体構成を図2に示す。図2において、デジタル複写機1は、原稿を読み取って画像信号に変換する走査系10と、該走査系10から送られる画像信号を処理する画像信号処理部20と、該画像信号処理部20から入力される画像データをそのままプリンタ装置に出力するかまたはメモリに記憶するかなどの切り換えを行うメモリユニット部30と、該メモリユニット部30から入力される画像データに基づいて半導体レーザLDを駆動する印字処理部40と、ファクシミリ信号及びネットワーク信号の変換を行い、メモリユニット部30とデータの授受を行う外部入出力制御部50と、半導体レーザLDからのレーザ光を作像系70の感光体ドラム71上の露光位置に導く光学系60と、露光により形成された潜像を現像し、記録紙に転写し、かつ定着して画像を形成する前記作像系70と、デジタル複写機1の本体の上面に設けられた操作パネルOP(図3参照)と、原稿を搬送し、必要に応じて表裏の反転を行う原稿搬送部500を含む。
【0017】
なお、走査系10及び画像信号処理部20などによって読取り装置IRが構成され、また印字処理部40、光学系60及び作像系70などによってプリンタ装置PRTがそれぞれ構成される。またプリンタ装置PRTには、図示しない印字された用紙を両面印字のために再度、プリンタ装置PRT内に導く自動両面装置や、印字された用紙を1セット単位でステイプルしたり、パンチ穴をあけたりするためのフィニッシャ装置が装備可能である。
【0018】
<走査系10>
前記走査系10は、露光ランプ11及び第1ミラー12と、第2及び第3ミラー13a,13b、集光用レンズ14、第4ミラー15及びCCDアレイなどを用いた光電変換素子17とスキャンモータM2などから構成されている。前記露光ランプ11及び第1ミラー12は、原稿ガラス18の下方を移動するスキャナ19に組み付けられている。
【0019】
<画像信号処理部20>
前記画像信号処理部20は、前記光電変素子17から出力される画像信号を処理し、メモリユニット部30に対して画像データを出力する。
【0020】
<メモリユニット部30>
前記メモリユニット部30については後に詳述する。
【0021】
<印字処理部40>
前記印字処理部40は送られてきた画像処理データを半導体レーザLDへ送る。
【0022】
<外部入出力制御部50>
前記外部入出力制御部50は、ローカルエリアネットワーク(LAN)及び公衆電話回線(PSTN)(図1参照)と、図4に示すデジタル複写機1の制御部100のメモリユニット部30との間でデータの授受を行う。外部入出力制御部50は、ファクシミリ動作時にメモリユニット部30とのデータの授受と、画像密度、符号化方式などの変換を行うファクシミリ変換部51と、公衆電話回線(PSTN)とのインターフェースのためのG3(グループ3)ユニット52とLANに接続され、他のLAN接続された装置との制御信号及び画像データの授受のためのネットワーク制御を行うネットワーク制御部53から構成される。
【0023】
<光学系60>
前記光学系60は、モータM3で回転駆動されてレーザビームを偏向するポリゴンミラー65、主レンズ69、反射ミラー67a,67b,68から構成されている。
【0024】
<作像系70>
前記作像系70は、現像転写系70A、搬送系70B及び定着系70Cから構成されている。
【0025】
前記現像転写系70Aは、図2の反時計方向に回転駆動されている感光体ドラム71と、その周囲に回転方向の上流側から順に配置された帯電チャージャ72a、現像器73、転写チャージャ74、分離チャージャ75、クリーニング部76などを含む。なお、現像機73には、黒色トナーとキャリアからなる2成分現像剤が収納されている。
【0026】
前記搬送系70Bは、記録紙を収納するカセット80a,80b、記録紙サイズを検出するサイズ検出センサSE11,SE12、記録紙ガイド81、タイミングローラ82、搬送ベルト83などからなる。
【0027】
前記定着系70Cは、トナー像の形成された記録紙を熱圧着しながら搬送する定着ローラ84、排出ローラ85、定着処理された記録紙の排出を検出する排出センサSE62などからなる。なお、以上の現像転写系70A、搬送系70B及び定着系70Cの回転部材は、モータM1により駆動される。
【0028】
<原稿搬送部500>
前記原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ510上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス18上に搬送し、また、スキャナ19によって読み取られた原稿を原稿排紙部511に排出する。
【0029】
<操作パネルOP>
図1のデジタル複写機1の操作パネルOPの構成を図3に示す。操作パネルOPには、液晶タッチパネルOP1、複写枚数などの置数や複写倍率、FAX送信先の電話番号などを入力するテンキーOP2、置数などを標準値”1”に戻すクリヤキーOP3、複写機内部に設定された設定値を標準値に戻すパネルリセットキーOP4、動作を中止させるストップキーOP5、動作を開始させるスタートキーOP6、動作中に割り込んで別の動作を行うための割込みキーOP7、コピーやファクシミリといったアプリケーションによって液晶タッチパネルOP1の表示を切り替えるアプリケーション切換えキーOP8、ネットワーク接続された装置に画像データを出力するためのネットワークキーOP9が設けられている。
【0030】
なお、前記液晶タッチパネルOP1は、露光レベル、複写倍率、記録紙サイズなとの複写機のコピー動作状態及びファクシミリ送信先や送信モードなどのファクシミリ動作状態、ジャムの発生、サービスマンコールの発生、ペーパーエンプティ発生などの各種の異常状態、その他の情報表示を行うとともに、動作モードを指定する入力ができる。
【0031】
<制御部100>
図1のデジタル複写機1の制御部100は図4に示すCPU1〜5及び図5に示すCPU6を中心に構成され、これら各CPU1〜6には、それぞれプログラムを格納したROM111〜ROM116及びプログラム実行のワークエリアとなるRAM121〜RAM126が設けられている。
【0032】
CPU1は、操作パネルOPの各種操作キーからの入力及び表示部への表示出力の制御を実行する。なお、操作パネルOPの初期モード、ユーザーモードの設定、トータルカウンタ、項目別カウンタ及びファクシミリアプリケーション動作時の電話帳情報などはNVRAM127に保存される。CPU2は、画像信号処理部20の各部の制御と走査系10の駆動制御を行う。
【0033】
CPU3は、図7に示すメモリユニット部30を制御することによって、画像信号処理部20から読み取った画像データD2及び外部入出力制御部50から入力された画像データD2を画像メモリ304、符号メモリ306に一旦格納する。そして、画像信号処理部20からの画像データD2の場合は、操作パネルOPから入力した動作指示情報に基づいてこれを読み出し、一方、外部入出力制御部50から入力した画像データD2の場合は、画像データD2のヘッダ情報に基づいてこれを読み出し、画像データD3を図4に示す印字処理部40もしくは外部入出力制御部50へ出力する。ここで動作指示情報は、操作パネルOPで入力されて、コピー枚数などのコピーモード、及び原稿サイズ/用紙サイズ情報、データ形式などから構成され、他の装置に画像データを送信する場合にはこの情報をもとにヘッダ情報を作成し、外部入出力制御部50を介して、画像データに先立って相手先に送信する。
【0034】
CPU4は、図2の印字処理部40、光学系60及び作像系70の制御を行う。図2で説明した記録紙サイズを検出するサイズ検出センサSE11,SE12からの信号は作像系センサからの信号としてI/O128aを介してCPU4に入力され、それによって用紙サイズが判別される。CPU4は、I/O128bを介して、前記印字処理部40、光学系60及び作像系70に制御信号を出力する。CPU5は、制御部100の全体的なタイミング調整や動作モードの設定のための処理を行う。
【0035】
図5に示すCPU6は、シリアルI/O129により、図4のCPU1〜5に接続されている。CPU6は原稿搬送部500を制御し、原稿トレイ510に載置された複数枚の原稿をCPU5からのタイミング指示により、1枚ずつ原稿ガラス18上の所定の位置に搬送する。さらに原稿搬送部500は、原稿を原稿ガラス18上へ搬送、セットするとき、原稿搬送部500内に設置されているセンサSE51のON/OFFの時間によって原稿サイズを検出し、検出結果をCPU3へ送る。CPU3はこの情報を受け取って動作指示情報に追加する。
【0036】
<読取り装置IR及び画像処理部20>
読取り装置IRのブロック構成を図6に示す。CPU2、ROM112、RAM122及び光電変換素子(CCD)17は図4と対応している。タイミング制御部21より、画像読み取り同期信号が各ブロックに供給される。光電変換素子17は原稿を主走査方向に走査し、原稿読み取り信号を生成する。その生成された信号をA/D変換部22でデジタル信号に変換し、画像処理部23に送る。画像処理部23では、シェーディング補正、MTF補正、ガンマ補正などの画質補正や、変倍処理、画像編集などの処理が行われ、画像データとしてプリンタエンジン部やメモリユニットへ出力される。
【0037】
画像モニタメモリ部24は、CPU2の指示により、画像データを1ライン分記憶する。CPU2は、画像処理部23へのパラメータ設定、スキャナ位置センサ25からのスキャナ位置情報に基づいてスキャナモータM2を駆動するスキャン制御、ホストCPU5との通信等、読取り装置IRの全体制御を行う。
【0038】
<メモリユニット部30>
メモリユニット部30のブロック図を図7に示す。メモリユニット部30は、切換え部301、CPU3からのパラメータ設定に基づいて2値データを作成する2値化処理部302、400dpiでA3サイズ1ページ分の容量を有するマルチポートの画像メモリ304、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311及び伸張器312を有する符号処理部305、マルチポートを有する符号メモリ306、CPU3からのパラメータ設定に基づいて多値データを作成する多値化処理部308及びこれらの全体を制御する上記CPU3などから構成されている。
【0039】
画像メモリ304に画像データD2が書き込まれると、CPU3の指示により、符号化処理部305は、そのデータを圧縮して符号データを作成するか、データを圧縮せずに符号メモリ306に書き込む。CPU3は、同時に動作指示情報にデータ形式を追加する。次に符号メモリ306に書き込まれた画像データは、CPU3の指示により、ネットワーク制御部53もしくはファクシミリ変換部51を介して、外部装置に送信される(ネットワーク動作時)か、符号化処理部305、画像メモリ304、多値化処理部308、切換部301を介して画像データD3として印字処理部40に送信される。
【0040】
一方ファクシミリ変換部51もしくはネットワーク制御部53から入力した画像データは、画像データに先立って受信したヘッダ情報に基づき動作指示を作成した後、符号メモリ306に書き込まれる。符号メモリ306に書き込まれた画像データは、動作指示情報内のデータ形式に従って復号されるか、そのまま画像メモリ304に書き込まれ、多値化処理部308、切換部301を介して、画像データD3として印字処理部40に送信される。
【0041】
なお、圧縮器311及び伸張器312は互いに独立してかつ並行に動作可能となっており、これらと符号メモリ306との間ではデータがそれぞれDMA転送されるようになっている。また、CPU3は、ROM113(図4参照)に格納されたプログラムに従って動作し、RAM123(図4参照)を作業領域として使用する。
【0042】
<ネットワーク動作時のシーケンス>
次に図1に示したようなシステム構成を有するシステムにおいて、ネットワーク動作時におけるプリント実行のシーケンスを図8に示す。以下の制御は特に断りがない限り、メモリユニット部30(CPU3)にて実行される。まずクライアント装置は起動時及び定期的にサーバSVR1〜SVR3に対して機能公開要求(S11)を行い、これらサーバSVR1〜SVR3から機能公開(S12)を受ける機能情報取得処理を実行する。
【0043】
クライアント装置は、サーバSVR1〜SVR3から機能情報の公開を受けると、実行しようとしているプリントジョブの動作モードとサーバSVR1〜SVR3から取得した機能情報より、プリントジョブが実行可能なサーバを選択する機能該当サーバ選択処理(S13)を実行する。
【0044】
上記機能該当サーバ選択処理において、図8に示すサーバSVR1及びサーバSVR2が機能を満たしていれば、ビットマップ形式のサンプルデータSPD1をサーバSVR1及びサーバSVR2に送信する(S14)。サーバSVR1及びサーバSVR2は、サンプルデータSPD1を受信し終えるとサンプルデータ処理1を実行し(S15)、クライアント装置に対して受信終了レポートCR1を返す(S16)。クライアント装置は、サーバSVR1及びサーバSVR2のそれぞれに対して、画像データ送信開始から、終了レポート受信までにかかった時間を計時し、データ転送時間として保存する(データ転送時間計測処理S17)。
【0045】
次に、クライアント装置は、サーバSVR1及びサーバSVR2に対して、コード(符号)形式のサンプルデータSPD2を送信する(S18)。サーバSVR1及びサーバSVR2はサンプルデータ処理2を実行し(S19)、受信したサンプルデータSPD2をビットマップデータに展開処理し、処理が終了したら、サンプルデータSPD2に対する終了レポートCR2をクライアント装置に返す(S20)。終了レポートCR2を受け取るとクライアント装置は、サンプルデータSPD1の場合と同様に、サンプルデータSPD2の送信開始から、終了レポートCR2を受信するまでの時間をデータ処理時間として計時する(データ処理時間計測処理S21)。そして各サーバ装置の機能情報、データ転送時間及びデータ処理時間より、最適なサーバ及びデータ形式を選択する(最適サーバ・データ形式選択処理S22)。
【0046】
ここでサーバSVR1が最適なサーバ装置として判断された場合、クライアント装置は、データ形式やプリントモードを含む接続要求をサーバSVR1に送信する(接続要求処理S23)。
【0047】
プリント可能であれば(S24:ACK)、画像データをサーバSVR1に送信する(画像データ送信処理S25)。サーバSVR1は受信した画像データをヘッダ情報に基づきプリント処理し、プリントが完了するとプリント終了レポートをクライアント装置に返す(プリント終了レポートS26)。
【0048】
次に、以上に説明したネットワーク動作時のシーケンスにおける機能情報取得処理(S11,S12)、機能該当サーバ選択処理(S13)、サーバ側のサンプルデータ処理(S15,S19)、データ転送時間計測処理(S17)、データ処理時間計測処理(S21)、最適サーバ・データ形式選択処理(S22)、接続要求処理(S23)及び画像データ送信処理(S25)を、フローを参照して説明する。
【0049】
<機能情報取得処理>
この機能情報取得処理では、図10にそのフローを示すように、機能情報未取得サーバがあるあるかを判断し(S201)、機能情報未取得サーバがない(S201でNo)ときは、機能情報取得処理を終了する。一方、機能情報未取得サーバがある(S201でYes)の場合は、サーバ選択を実行し(S202)、機能公開要求を実行する(S203)。その後、機能情報が受信されたか否かを判断する(S204)。機能情報未取得サーバから、プリントスピード、最大用紙サイズ、両面対応などの機能情報が受信されると(S204でYes)、そのサーバの情報を、RAM123内のサーバ情報管理テーブルST(図9参照)に機能情報を格納する(S205)。その後、再び、ステップS201〜S205を繰り返し実行し、未取得サーバがなくなると終了する。
【0050】
<機能該当サーバ選択処理>
この機能該当サーバ選択処理では、図11にそのフローを示すように、まずCPU1から、プリントジョブの動作モードを取得し(S211)、パラメータnを1とした(S212)後、サーバSVRの識別番号IDが1のサーバ、即ち、サーバSVR1を選択する(S213)。そして、選択したサーバSVR1が前記プリントジョブが実行可能な機能を有していれば(S214でYes)、現在選択中のサーバSVR1の識別番号ID(=1)を記憶し(S215)、ID>nのサーバがあるか否かを判断する(S216)。ID>nのサーバがあるときは(S216でYes)、nをn+1として(S217)再び、ステップS213〜S217の実行を繰り返す。そして、ID>nのサーバSVRがなくなれば(S216でNo)、機能該当サーバ選択処理を終了する。一方、ステップS214にて選択したサーバSVR1が機能を有していないと判断されると、ステップS215をスキップしてステップS216に移り、以後同様の処理を実行する。
【0051】
<サーバ装置側の処理>
サーバ装置がクライアント装置から何らかの情報を受信したときのサーバ装置側の処理のフローを図12に示す。まず、クライアント装置から何らかの情報を受信すると、サーバ装置ではクライアント要求に対する処理が起動され、受信データのヘッダ情報より、後に各種終了レポートをクライアント装置に返すための、ネットワークID等のデータ送信元IDを取得する(S81)。同様に、ヘッダ情報より、受信データの種類を識別し、受信したデータがサンプルデータSPD1であれば(S82でYes)、すべてのデータの受信後(S84でYes)、クライアント装置に対して終了レポート1を送信する(S85)。受信したデータがサンプルデータ2であれば(S86でYes)、全てのコードデータを受信し(S87)、ビットマップデータに展開(S88)し終えたら(S89でYes)、クライアント装置に対して終了レポート2を送信する(S90)。また、受信したデータが機能公開要求、接続要求もしくは印字用の画像データであった場合は、それぞれ、機能公開処理(S91)、接続要求処理(S92)、画像データ処理(S93)が実行される。
【0052】
前記機能公開処理(S91)では、図13に示すように、クライアント装置から受信したデータが機能公開要求であれば(S101でYes)、ROM113より、機能情報を読み出し(S102)、機能情報としてクライアント装置に送信する(S103)。
【0053】
前記接続要求処理(S92)では、図14に示すように、クライアント装置から受信したデータが接続要求であれば(S111でYes)、受信したデータより動作モード情報を取得し(S112)、その動作モードが現在プリント可能であれば(S113でYes)、ACKをクライアント装置に送信し(S114)、プリント可能でなければ(S113でNo)、NACKをクライアント装置に送信する(S115)。
【0054】
<画像データ処理>
前記画像データ処理(S92)では、図15に示すように、クライアント装置から受信したデータが印字用の画像データであれば(S121でYes)、受信した画像データが符号データであれば、符号処理部305で復号処理を行いながら、符号メモリ306から、画像メモリ304にデータを展開し、受信したデータがビットマップデータであれば、符号処理部305で復号処理を行わず、符号メモリ306から、画像メモリ304にデータを展開する(S122)。1ページ分のデータを画像メモリ304に展開し終えると(S123でYes)、画像データを画像メモリ304から、画像データD3として印字処理部40に出力し(S124)、次ページがあれば(S125でYes)、次のページを、ステップS122から繰り返し実行し、全てのページのデータ展開、出力を終えたら(S125でNo)、画像データ処理を終了する。
【0055】
<データ転送時間計測処理>
データ転送時間計測処理(S17)は、機能該当サーバ選択処理(S13)の終了により起動され、クライアント装置からサーバ装置に印字データを転送するのに必要な時間を計測する処理であり、実際の1ページ分のデータよりも小さなビットマップ形式のサンプルデータをクライアント装置からサーバ装置に送信し、この送信に要した時間より、1ページ分のデータを転送するのに必要な時間を推定する。
【0056】
クライアント装置内のCPU3により実行されるデータ転送時間計測処理のフローを図16に示す。まず、サーバ情報管理テーブルSTより、データ転送時間未計測のサーバ装置が存在すれば(S41でYes)、未計測のサーバ装置のうち機能該当サーバ選択処理(S13)にて選択したサーバの1つを選択し(S42)、ビットマップ形式のサンプルデータSPD1をROM113より読み込み、選択したサーバ装置に送信開始する(S43)。同時にCPU3内部タイマーの計時をスタートし(S44)、選択したサーバ装置から、サンプルデータSPD1の受信終了を表す終了レポートCR1を受信すると(S45でYes)、計時を終了し(S46)、タイマー値より、1ページ分のデータ転送に必要な時間を計算し、サーバ情報管理テーブルSTに保存する(S47)。前記ステップS41からの処理をデータ転送時間未計測のサーバ装置がある限り繰り返し実行し、未計測サーバがなくなれば(S41でNo)、処理を終了する。
【0057】
<データ処理時間計測処理>
データ処理時間計測処理(S21)は、データ転送時間計測処理(S17)の終了により起動され、主にサーバ装置がコードデータ(符号データ)をビットマップデータに展開するのに必要な時間を計測する処理であり、実際の1ページ分のデータよりも小さなコード形式のサンプルデータSPDをクライアント装置からサーバ装置に送信し、このコードデータを受けたサーバ装置がデータを展開するのに要した時間より、1ページ分のデータを展開するのに必要な時間を推定する。
【0058】
クライアント装置内のCPU3により実行される、データ処理時間計測処理のフローを図17に示す。まず、サーバー情報管理テーブルSTより、データ処理時間未計測のサーバ装置が存在すれば(S61でYes)、未計測のサーバ装置のうち機能該当サーバ選択処理(S13)にて選択されたサーバの1つを選択し(S62)、コード形式のサンプルデータSPD2をROM113より読み込み、選択したサーバ装置に送信開始する(S63)。同時にCPU3の内部タイマーの計時をスタートし(S64)、選択したサーバ装置から、サンプルデータSPD2の展開終了を表す終了レポート2を受信すると(S65でYes)、計時を終了し(S66)、タイマー値より、1ページ分のデータ展開に必要な時間を計算し、サーバ情報管理テーブルSTに保存する(S67)。S61からの処理をデータ処理時間未計測のサーバ装置がある限り繰り返し実行し、未計測サーバがなくなれば(S61でNo)、処理を終了する。
【0059】
<最適サーバ・データ形式選択処理>
最適サーバ・データ形式選択処理(S22)は、クライアント装置が、各サーバ装置から受信した、プリントスピードを含む機能情報、計測した各サーバへのデータ転送速度、各サーバのデータ処理速度、及び操作パネルOPで設定されたプリント部数を含むプリントモードより、プリントが最も速く終了するサーバ装置及びデータ形式を選択する処理である。最適サーバ・データ形式選択処理は、各サーバ装置のデータ転送速度、データ処理速度が不明であった場合は、各サーバ装置のデータ転送速度、データ処理速度計測が全て終了した後に起動され、各サーバ装置のデータ転送速度、データ処理速度が計測済みであった場合は、操作パネルOPのスタートキーOP6を押下後すぐに起動される。最適サーバ・データ形式選択処理のフローを図18,図19に示す。
【0060】
まず、サーバ情報処理テーブルSTのサーバSVR1より(S141)、現在実行しようとしているプリントジョブを実行可能な機能を有しているかを判断し(S142)、サーバSVR1が機能を有していれば(S142でYes)、サーバSVR1のプリントスピードa、データ転送速度b、データ処理速度cをサーバ情報管理テーブルSTより読み込み(S143)、操作パネルOPから入力されたプリント部数dを読み込む(S144)。次にサーバSVR1に対して、1ページ分の画像のビットマップデータを送信し、プリントした場合のデータ送信開始からプリント終了までの処理時間t1、1ページ分の画像コードデータを送信し、プリントした場合のデータ送信開始からプリント終了までの処理時間t2を計算する(S145)。ここでt2の方がt1よりも大きければ(S146でYes)、サーバSVR1の処理時間T1にt1をセットし(S147)、サーバSVR1の最適データ形式F1にビットマップデータを表す”0”をセットする(S148)。
【0061】
一方、t1がt2以上であれば(S146においてNo)、サーバ1の処理時間T1にt2をセットし(S149)、サーバSVR1の最適データ形式F1にコードデータを表す”1”をセットする(S150)。サーバSVR1の場合であれば(S151でYes)、最適サーバ選択時の処理時間TにT1をセットし(S152)、最適サーバの最適データ形式Fにサーバ1の最適データ形式F1をセットし(S153)、サーバSVR1を最適サーバとして暫定的に選択する(S154)。次のサーバが存在すれば(S155でNo)、サーバ情報管理テーブルSTに登録されている次のサーバに対して(S156)、前記ステップS142からS150までの処理を実行し、既にサーバSVR1に対する処理が済んでいるため(S151でNo)、最適サーバ選択時の処理時間Tよりも、新たに計算したサーバSVRnの処理時間Tnの方が小さければ(S157でYes)、最適サーバ選択時の処理時間TにTnをセットし(S152)、最適サーバの最適データ形式Fにサーバnの最適データ形式Fnをセットし(S153)、サーバnを最適サーバとして選択する(S154)。以上の処理をサーバ管理テーブルSTに登録されたサーバがなくなるまで(S155でYes)繰り返し実行する。以上の処理により、すべてのサーバの中から、最終的な最適サーバと最適データ形式が選択される。
【0062】
<接続要求処理>
接続要求処理では、図20にそのフローを示すように、サーバ接続要求及び動作モード情報を送信する(S221)。
【0063】
<画像データ送信処理>
画像データ送信処理(S25)では、図21にそのフローを示すように、前記クライアント装置がプリント可能であることを示すACKを受信すると(S231でYes)、画像データを送信し(S232)、終了する。また、前記クライアント装置がプリント可能であることを示すACKを受信しない(S231でNo)ときは、プリントが不可能であることを示すNACK受信であるか否かを判断する(S233)。NACK受信で(S233でYes)、その受信回数がm以上(S234でYes)であればエラー表示(S235)を行って、処理を終了する。一方、前記NACK受信でないとき(S233でNo)及びNACK受信回数がm未満(S234でNo)のとき、再び、前記ステップS231の実行に戻る。
【0064】
(他の実施形態)
前記実施形態においては、デジタル複写機1をクライアント装置として説明を行ったが、クライアント装置はこれに限られるものではなく、例えばイメージスキャナやパーソナルコンピュータであってもよい。例えば、図1に示すようなネットワークシステムにおいて、コンピュータCMP1をクライアント装置、プリンタPT1をサーバSVR1(図9のサーバID=1の装置)、複写機CPY1をサーバSVR3(サーバID=3)、複写機CPY2をサーバSVR2(サーバID=2)とすると、複写機CPY1かプリンタPT1にプリントを行う場合は、コンピュータCMP1とプリンタPT1は高速なネットワークLAN2で接続されているため、プリンタPT1でのコードデータの処理時間(10)が、LAN2を介したビットマップデータの転送時間(5)よりも長くなり、プリンタPT1への出力データ形式としては、ビットマップ形式が選択される。
【0065】
一方、コンピュータCMP1からコンピュータCMP2へのプリントの場合は、コンピュータCMP1とコンピュータCMP2とは低速なネットワークLAN1を介しているため、コンピュータCMP2でのコードデータの処理時間(15)より、LAN1を介したビットマップデータの転送時間(20)の方が長くなるため、コンピュータCMP2への出力データ形式としてはコード形式が選択され、より速いプリントアウトが可能になる。
【0066】
次に、クライアント装置から出力するプリントジョブが、前記の全てのサーバ装置で実行可能であり、プリント部数が3の場合、プリンタPT1で出力する場合の1ページの画像を3部プリント完了までに要する時間は、(3/8)*60+5=27.5、コンピュータCMP1の場合で、(3/60)*60+15=18となり、最も速いCP1が選択される。一方、プリント部数が10の場合、1ページの画像を10部プリント完了までに要する時間は、プリンタPT1で80、複写機CPY1で35、複写機CPY2で25となり、最も速い複写機CPY2が選択され、より速いプリントアウトが可能になる。
【0067】
このように、パーソナルコンピュータをクライアント装置とした場合、前記実施形態で説明した制御プログラムはROMではなくハードディスクに格納する構成として、パーソナルコンピュータのCPUがハードディスクから当該制御プログラムを読み出し、RAMを作業エリアとして前記した制御を行ってもよい。
【0068】
また、パーソナルコンピュータをクライアント装置とし、クライアント装置からコードデータのプリントを行う場合、前記したようにクライアント装置からコードデータを送信してサーバ装置側にてコードデータのビットマップデータへの変換を行ってプリントを行うか、クライアント装置側にてコードデータのビットマップデータへの変換を行ってからサーバ装置に送信し、サーバ装置でプリントを行うか選択することになるが、このデータ形式の選択においてクライアント装置側におけるコードデータからビットマップデータへの変換時間を加味してデータ形式を選択してもよい。この場合、クライアント装置における変換時間はたとえばクライアント装置の立ち上げ時にサンプルデータの変換を行ってこの変換に要する時間を実測し、この実測データをハードディスク或いはRAMに格納するようにすればよい。
【0069】
さらに、前記実施の形態では選択するデータ形式がコードデータであるかビットマップデータであるかという例で説明したが、データ形式の選択はこれに限られるものではなく、圧縮データであるか非圧縮データであるかの選択、送信単位が一ライン毎であるか一頁毎であるかの選択等であってもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度を測定するとともに、クライアント装置からサーバ装置に到るデータ転送速度に基づいて、送信するデータ形式を選択するようにしたので、プリント指令から実際にプリントが終了する間での時間の短縮が図れ、プリントの際のプリント時間の短縮が図れ、画像形成システムの生産性が大幅に向上する。
【0071】
また、本発明によれば、サーバ装置に送信されたデータ展開速度を測定するとともに、サーバ装置に到るデータのデータ転送速度に基づいて、送信するデータ形式を選択するようにしたので、プリント指令から実際にプリントが終了するまでの時間の短縮が図れ、クライアント装置の生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】図1の画像形成システムを構成するクライアント/サーバ装置として画像読取機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を装備したデジタル複写機の全体構成を示す説明図である。
【図3】図2のデジタル複写機の操作パネル部の上面図である。
【図4】図2のデジタル複写機の制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】図2のデジタル複写機の原稿搬送系の制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】図2のデジタル複写機の原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
【図7】図2のデジタル複写機のメモリユニット部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明にかかる画像形成システムにおけるクライアント装置、サーバ装置間のネットワーク動作時のデータ送受信のシーケンスを示す説明図である。
【図9】サーバ情報管理テーブルの内容を示す説明図である。
【図10】図8のシーケンスにおける機能情報取得処理のフローである。
【図11】図8のシーケンスにおける機能該当サーバ選択処理のフローである。
【図12】サーバ装置における具体的動作を示すフローである。
【図13】図12のフローにおける機能公開処理ルーチンのフローである。
【図14】図12のフローにおける接続要求処理ルーチンのフローである。
【図15】図12のフローにおける画像データ処理ルーチンのフローである。
【図16】データ転送時間計測処理のフローである。
【図17】データ処理時間計測処理のフローである。
【図18】最適サーバ・データ形式選択処理動作の一部を示すフローである。
【図19】図18の最適サーバ・データ形式選択処理動作の残るフローである。
【図20】図8のシーケンスにおける接続要求処理のフローである。
【図21】図8のシーケンスにおける画像データ送信処理のフローである

【符号の説明】
1 デジタル複写機
10 走査系
20 画像信号処理部
30 メモリユニット部(CPU3)
40 印字処理部
50 外部入出力制御部
60 光学系
70 作像系
100 制御系
111〜116 ROM
121〜126 RAM
301 切換部
302 2値化処理部
304 画像メモリ
305 符号化処理部
306 符号メモリ
308 多値化処理部
311 圧縮器
312 伸張器
LD 半導体レーザ
CMP1 コンピュータ
CMP2 コンピュータ
PT1 プリンタ
PT2 プリンタ
CPY1 複写機
CPY2 複写機
LAN1 ローカルエリアネットワーク
LAN2 ローカルエリアネットワーク
ST サーバ情報管理テーブル
SVR1 サーバ
SVR2 サーバ
SVR3 サーバ

Claims (2)

  1. 画像データを送出し当該画像データに対するプリント指令を行うクライアント装置と、画像データが入力しプリント指令に応じてプリントを実行する複数のサーバ装置とを備えた画像形成システムにおいて、
    前記サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する第1測定手段と、
    前記クライアント装置から前記サーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する第2測定手段と、
    前記第1、第2測定手段によって得られたデータ展開速度及びデータ転送速度に基づいて、送信先のサーバとデータ形式を選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像データが入力しプリント指令に応じてプリントを実行する複数のサーバ装置に接続可能であって、画像データを送出し当該画像データに対するプリント指令を行うクライアント装置において、
    サーバ装置に送信されたデータのデータ展開速度をそれぞれ測定する第1測定手段と、
    前記クライアント装置から前記サーバ装置に到るデータのデータ転送速度をそれぞれ測定する第2測定手段と、
    前記第1、第2測定手段によって得られたデータ展開速度及びデータ転送速度に基づいて、送信先のサーバとデータ形式を選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とするクライアント装置。
JP26855297A 1997-10-01 1997-10-01 画像形成システム及びクライアント装置 Expired - Fee Related JP3598762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26855297A JP3598762B2 (ja) 1997-10-01 1997-10-01 画像形成システム及びクライアント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26855297A JP3598762B2 (ja) 1997-10-01 1997-10-01 画像形成システム及びクライアント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11110145A JPH11110145A (ja) 1999-04-23
JP3598762B2 true JP3598762B2 (ja) 2004-12-08

Family

ID=17460124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26855297A Expired - Fee Related JP3598762B2 (ja) 1997-10-01 1997-10-01 画像形成システム及びクライアント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3598762B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7040166B2 (ja) * 2018-03-16 2022-03-23 株式会社リコー 情報処理装置、画像形成装置、システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11110145A (ja) 1999-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8503003B2 (en) Error notification method and apparatus
US20120303988A1 (en) Data processing apparatus and data processing method
JPH1141385A (ja) 画像形成装置
US20080044191A1 (en) Image forming system, an apparatus, and method for controlling the same
JP5247588B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム
JP3595665B2 (ja) 画像入出力装置および管理方法
JP3202519B2 (ja) データ印字出力装置
JP2004153638A (ja) 複写装置
JPH11146105A (ja) 画像形成装置
JP2004157595A (ja) 画像処理装置およびそのジョブ結果通知方法
JP3598762B2 (ja) 画像形成システム及びクライアント装置
US8799910B2 (en) Data processing using different data formats based on shared resource utilization
JPH11110158A (ja) 画像形成システム及びクライアント装置
JP3870200B2 (ja) ジョブ管理装置、管理方法、コンピュータ可読の記憶媒体
JPH08237463A (ja) ファクシミリ装置
JP2003251884A (ja) 画像形成装置
JPH11119608A (ja) 画像記録装置
JP2008236258A (ja) 画像処理装置
JP2009186897A (ja) 画像形成装置
JP2004262026A (ja) 画像形成装置
JP2003011443A (ja) 画像形成装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2005078490A (ja) 画像処理装置
JP3666197B2 (ja) 画像形成装置
JPH08146529A (ja) 画像処理装置
JPH09307733A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040906

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070924

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees