JP3598758B2 - Dcブラシレスモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTRのドラムモータ等に使用されるDCブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、DCブラシレスモータの駆動コイル巻線構造として、様々な形態のものが考えられている。図7は、その中でも代表的なブリッジ結線と呼ばれる駆動コイル巻線構造を示すものである。
【0003】
ここで、L1、L2、L3、L4はコイル、S1は一端が前記コイルL1及びコイルL2に接続されると共に他端が正電源V1に接続され、第1のホール素子H1からの信号によりオン・オフの切換が行われるスイッチ、S2は一端が前記コイルL3及びL4に接続されると共に他端が前記正電源V1に接続され、前記第1のホール素子H1からの信号によりオン・オフの切換が行われるスイッチ、S3は一端が前記コイルL1及びL4に接続されると共に他端が負電源V2に接続され、第2のホール素子H2からの信号によりオン・オフの切換が行われるスイッチ、S4は一端が前記コイルL2及びL3に接続されると共に他端が前記負電源V2に接続され、前記第2のホール素子H2からの信号によりオン・オフの切換が行われるスイッチである。なお、ここでコイルL1乃至L4はほぼ同一のインダクタンス及び特性を有するものとする。
【0004】
モータに電流が供給され、ロータが回転を開始すると前記第1及び第2のホール素子H1、H2からの信号により、図8に示される(A)乃至(D)のタイミングでスイッチS1乃至S4がオン・オフされる。そして、同図に示される如く、S1及びS3(S2及びS4)は互いにπ/2或いは3π/2の位相差で切り換わり、S1及びS2(S3及びS4)は、互いにπの位相差で切り換わる。
【0005】
例えば0〜π/2の期間では、スイッチS2及びS3がオン、スイッチS1及びS4がオフである。この時正電源V1からの電流はスイッチS2、コイルL4、スイッチS3を介して負電源V2に流れる一方、スイッチS2、コイルL3、コイルL2、コイルL1、スイッチS3を介して負電源V2に流れる。
【0006】
従って、コイルL4に流れる電流I4はコイルL4だけの抵抗による為、図8(H)に示す如く、そのレベルは後述の電流I1、I2、I3と比較して大きく、一方、コイルL3、L2、L1に流れる電流I3、I2、I1はコイルL3、L2、L1の夫々の抵抗の和がコイルL4の抵抗値の3倍である為、同図(G)、(F)、(E)に示す如く、そのレベルは電流I4の1/3であり、且つ、コイルL2に流れる電流I2は、正規の電流方向とは逆である。
【0007】
ここで、0〜π/2以外の期間について考えてみると、いずれの電気角π/2期間においても、スイッチS1或いはS2がオンの時、スイッチS3或いはS4がオンとされて、コイルL1、L2、L3、L4の何れか1つのコイルにのみ大きな電流が流れる一方、他の3つのコイルには夫々その1/3の電流が流れることになる。つまり、大きな電流が流れるコイルの両端子にはこれと並列に他の3つのコイルが接続されることになる。そして、各コイルL1乃至L4には同図(E)乃至(H)に示す如き階段状の電流I1乃至I4が流れる。
【0008】
ここで、同図(E)乃至(H)中、E1乃至E4はコイルL1乃至L4に誘起される逆起電圧を示す。また、図9は、前記コイルL1乃至L4とロータコアにおける磁極との位置関係を示すものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如くブリッジ結線によるDCブラシレスモータにおいて、6極4スロットの構成とした場合、モータの1回転に対して12回のコギング(磁極数とスロット数との最小公倍数により算出される)が発生することになる。
【0010】
ところが、VTR用ドラムモータにおいては、モータ回転時に発生するコギングが再生映像に悪影響を及ぼしている。VTR用ドラムモータは、通常1800rpmで回転する為、ロータの1回転で12回のコギングが発生した場合、360Hzの周波数で振動が発生する。
【0011】
従って、この振動による影響を減少させる為、コギングの回数を増やして振動周波数を高くすると共にコギングの強さを減少させるという対策を講じる必要がある。
【0012】
そこで、6極4スロットの2倍で12極8スロットの構成にし、コギングの回数を24回とすることも可能であるが、12極8スロットの構成では720Hz(モータの回転を1800rpmとした場合)の周波数で振動が発生することになり、依然として再生映像に悪影響が残る。
【0013】
そして、6極4スロットの4倍で24極16スロットの構成とすることも可能であるが、磁極数とスロット数を増やすことはモータの製造を困難にするのみならず小型化を妨げることになり、極数及びスロット数をできるだけ増やさずにコギングの回数を増やすことのできるような駆動コイル巻線構造を有するDCブラシレスモータが望まれていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決する為に、本発明に係るDCブラシレスモータは手段として以下の構成を有する。
即ち、請求項1に係る発明は、第1乃至第8の駆動コイルを有し、永久磁石を含む回転子の回転角を検出する第1及び第2の回転子位置検出手段と、前記第1の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第1及び第2のスイッチ手段と、前記第2の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第3及び第4のスイッチ手段と、を備え、前記第1のスイッチ手段の一端及び前記第2のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第1の電源に接続し、前記第3のスイッチ手段の一端及び前記第4のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第2の電源に接続して成るDCブラシレスモータであって、
前記第1及び第2の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第1のスイッチ手段の他端とを前記第5のコイルを介して接続し、前記第3及び第4の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第2のスイッチ手段の他端とを前記第7のコイルを介して接続し、前記第1及び第4の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第3のスイッチ手段の他端とを前記第8のコイルを介して接続し、前記第2及び第3の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第4のスイッチ手段の他端とを前記第6のコイルを介して接続すると共に、前記第1乃至第8の駆動コイルのそれぞれに異なるタイミングで通電するよう前記第1及び第4のスイッチ手段の開閉を行う構成にしたことを特徴とするDCブラシレスモータである。
また、請求項2に係る発明は、第1乃至第8の駆動コイルを有し、永久磁石を含む回転子の回転角を検出する第1及び第2の回転子位置検出手段と、前記第1の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第1及び第2のスイッチ手段と、前記第2の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第3及び第4のスイッチ手段と、を備え、前記第1のスイッチ手段の一端及び前記第2のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第1の電源に接続し、前記第3のスイッチ手段の一端及び前記第4の スイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第2の電源に接続して成るDCブラシレスモータであって、
前記第1及び第2の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第1のスイッチ手段の他端とを接続し、前記第3及び第4の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第2のスイッチ手段の他端とを接続し、前記第1及び第4の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第3のスイッチ手段の他端とを接続し、前記第2及び第3の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第4のスイッチ手段の他端とを接続し、直列に接続した第5及び第8の駆動コイルを、前記第1のスイッチ手段及び前記第3のスイッチ手段の各他端間において前記第1の駆動コイルと並列接続し、直列に接続した第6及び第7の駆動コイルを、前記第2のスイッチ手段及び前記第4のスイッチ手段の各他端間において前記第3の駆動コイルと並列接続すると共に、前記第1乃至第8の駆動コイルのそれぞれに異なるタイミングで通電するよう前記第1及び第4のスイッチ手段の開閉を行う構成にしたことを特徴とするDCブラシレスモータである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るDCブラシレスモータの一実施例を図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
図1は、実施例のDCブラシレスモータにおける駆動コイル巻線構造を示す回路図、図2は図1に示される回路の動作を示すタイミングチャート、図3はコイルと磁極との位置関係を示す説明図である。なお、図1において前述した従来例と同一の構成部分に関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0016】
ここで、L5は一端がコイルL1及びL2の接続点に接続され、他端がスイッチS1に接続されるコイル、L6は一端がコイルL2及びL3の接続点に接続され、他端がスイッチS4に接続されるコイル、L7は一端がコイルL3及びL4の接続点に接続され、他端がスイッチS2に接続されるコイル、L8は一端がコイルL1及びL4の接続点に接続され、他端がスイッチS3に接続されるコイルである。なお、ここでコイルL1乃至L8はほぼ同一のインダクタンス及び特性を有するものとする。
【0017】
図1に示す如く、実施例は従来のブリッジ結線と呼ばれる駆動コイル巻線構造にL5乃至L8の4本のコイルを追加することにより、極数及びスロット数をできるだけ増やさずにコギングの回数を増やすと共に、コギングの強さを弱め、モータの回転時に発生する振動を減少させている。
【0018】
モータに電流が供給され、ロータが回転を開始すると第1及び第2のホール素子H1、H2からの信号により、図2に示される(A)乃至(D)のタイミングでスイッチS1乃至S4がオン・オフされる。
【0019】
そして、0〜π/2の期間では、第1、第2のホール素子H1、H2によりスイッチS2及びS3がオン、スイッチS1及びS4がオフとされる。この時正電源V1からの電流はスイッチS2、コイルL7、L4、L8、スイッチS3を介して負電源V2に流れる一方、スイッチS2、コイルL7、L3、L2、L1、L8、スイッチS3を介して負電源V2に流れる。
【0020】
ここで、コイルL7とコイルL8との間における夫々のコイルに流れる電流を考えてみると、コイルL4に流れる電流i4はコイルL4だけの抵抗の為、図2(H)に示す如く、そのレベルは後述の電流i1、i2、i3と比較して大きく、一方、コイルL3、L2、L1に流れる電流i3、i2、i1はコイルL3、L2、L1の夫々の抵抗の和がコイルL4の抵抗値の3倍である為、同図(G)、(F)、(E)に示す如く、そのレベルは電流i4の1/3であり、且つ、コイルL2に流れる電流i2は、正規の電流方向とは逆である。
【0021】
そして、コイルL7及びL8に流れる電流i7及びi8は、コイルL3、L2、L1を通じて流れる電流とコイルL4に流れる電流i4との和である為、夫々のコイルに流れる電流i1乃至i8を比較すると、電流i7及びi8が最も多く、次に電流i4が多く、電流i1、i2、i3が最も少なくなり、夫々の比率は4:3:1(但し、i2は正規の電流方向とは逆である)となる。
【0022】
ここで、0〜π/2以外の期間について考えてみると、いずれの電気角π/2期間においても、スイッチS1或いはS2がオンの時、スイッチS3或いはS4がオンとされて、コイルL1、L2、L3、L4に関しては何れか1つのコイルに他の3つのコイルに夫々流れる電流の3倍の電流が流れる一方、コイルL5、L6、L7、L8に関しては、オンとされるスイッチに接続されている何れか2つのコイルの夫々に、同スイッチ間を流れる全電流(前記3つのコイルに夫々流れる電流の4倍の電流)が流れ、オフとされるスイッチに接続されている残りの2つのコイルには電流が流れないことになる。
【0023】
従って、コイルL1乃至L4には同図(E)乃至(H)に示す如き階段状の電流i1乃至i4が流れ、コイルL5乃至L8には(I)乃至(L)に示す如き矩形電流i5乃至i8が流れる。なお、同図(E)乃至(L)中、e1乃至e8はコイルL1乃至L8に誘起される逆起電圧を示す。また、図3は、コイルL1乃至L8とロータコアにおける磁極との位置関係を示すものである。
【0024】
以上の如く駆動コイル巻線を結線することにより、10極8スロットとした場合、モータの1回転に対して40回のコギングが発生することになる。また、コギングの強さ(絶対値)は、図7に示すブリッジ結線における約4×10-3N・mに対して、実施例の駆動コイル巻線構造では、各極、各スロットに同一の部品を用いた場合に約5×10-4N・mとなり、約1/8と大幅に改善される。
従って、前記構造による駆動コイル巻線のDCブラシレスモータをVTR用ドラムモータとして使用した場合、ドラムが1800rpmで回転するとして1200Hzの周波数で振動し、またコギングを大幅に減少させることができる為、再生映像への影響が緩和される。
【0025】
ここで、図4は他の実施例である。同図において、L5は一端がスイッチS1に接続されるコイル、L8は一端がスイッチS3に接続されるコイルであり、前記コイルL5及びL8は互いに直列に接続されると共に前記スイッチS1及びS3の間で前記コイルL1と並列接続される。
【0026】
また、L7は一端がスイッチS2に接続されるコイル、L6は一端がスイッチS4に接続されるコイルであり、前記コイルL7及びL6は互いに直列に接続されると共に前記スイッチS2及びS4の間で前記コイルL3と並列に接続され、且つ前記コイルL5及びL8の接続点と前記コイルL7及びL6の接続点とは短絡される。
【0027】
そして、図4に示される駆動コイル巻線構造においても、第1及び第2のホール素子H1、H2からの信号により、図5に示される(A)乃至(D)のタイミングでスイッチS1乃至S4がオン・オフされる。0〜π/2の期間を考えると、スイッチS2及びS3がオンで、スイッチS1及びS4がオフである。
【0028】
図6はこの時のスイッチS2及びS3間の回路を等価的に示すものである。正電源V1からの電流は、スイッチS2、コイルL4、スイッチS3を介して負電源V2に流れる一方、スイッチS2、コイルL7、コイルL8、スイッチS3を通じて流れる経路と、スイッチS2、コイルL3、L2、L1、スイッチS3を通じて流れる経路と、スイッチ2、コイルL3、L6、L5、L1を通じて流れる経路と全部で4つの経路によりスイッチS2からスイッチS3に流れる。
この時、コイルL7及びL8が接続される接続点とコイルL6及びコイルL5が接続される接続点とは、ほぼ等しい電位を有する為、経路Kを流れる電流は無視できる。
【0029】
従って、各コイルL1乃至L8に流れる電流i1乃至i8は、電流i4が最も多く、次にi7及びi8、そしてi3及びi1、i2、i6及びi5の順に大きく、夫々の比率は、8:4:3:2:1(但し、i2、i6及びi5は正規の電流の方向とは逆である)となる。
【0030】
また、0〜π/2以外の期間についてもコイルL1乃至L4には図5における(E)乃至(H)に示す如き階段状の電流i1乃至i4が流れ、コイルL5乃至L8には(I)乃至(L)に示す如き矩形電流i5乃至i8が流れる。なお、同図(E)乃至(L)中、e1乃至e8はコイルL1乃至L8に誘起される逆起電圧を示す。
【0031】
以上の説明の通り、他の実施例において、コイルL1乃至L8に流れる電流i1乃至i8は、図1に示す回路に流れる各電流とは流れる電流量が異なるものの、流れる電流方向が同一で、且つ電流の切り換わるタイミングも同一の電流であり、モータは動作する。
【0032】
なお、以上の実施例では、コイルL1乃至L8がほぼ同一のインダクタンス及び特性を有する場合の例を示したが、少なくともコイルL1乃至L4としてほぼ同一のインダクタンス及び特性を有するコイルを使用し、コイルL5乃至L8としてほぼ同一のインダクタンス及び特性を有するコイルを使用すれば、前記コイルL1乃至L4と前記コイルL5乃至L8とは異なるインダクタンス及び特性を有するコイルを用いても問題なく動作する。
【0033】
また、以上の実施例では、DCブラシレスモータをVTRのドラムモータとして使用した例を示したが、例えばVTRのキャプスタンモータ、CD−ROMドライブ等の情報機器またはオーディオ機器等のモータとしても使用できることは言うまでもない。
【0034】
また、ここでは、DCブラシレスモータを10極8スロットの構成とした例を示したが、同一のコイル巻線構造において、20極16スロットの構成とした場合にも同様またはそれ以上の効果が得られることは言うまでもない。
【0035】
更に、以上の実施例においては、DCブラシレスモータを10極8スロット(またはその倍数で20極16スロット)とした例を示したが、同一のコイル巻線構造にて、磁極数を6またはその倍数とし、6極8スロットまたは12極16スロットとした場合も同様に動作する。
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、コギングの強さを従来のブリッジ結線のものと比較して大幅に減少させることができる為、モータを滑らかに回転させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のDCブラシレスモータにおける駆動コイル巻線構
造を示す回路図である。
【図2】図1に示される回路の動作を示す為のタイミングチャートである。
【図3】図1に示される回路におけるコイルと磁極との位置関係を示す説
明図である。
【図4】本発明の他の実施例のDCブラシレスモータにおける駆動コイル巻線構造を示す回路図である。
【図5】図4に示される回路の動作を示す為のタイミングチャートである。
【図6】図4に示される回路に流れる電流量を説明する為の等価回路である。
【図7】従来のDCブラシレスモータの駆動コイル巻線構造(ブリッジ結線)を示す回路図である。
【図8】図7に示される回路の動作を示す為のタイミングチャートである。
【図9】図7に示される回路におけるコイルと磁極との位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
H1、H2…ホール素子
S1乃至S4…スイッチ
L1乃至L8…コイル
V1…正電圧源
V2…負電圧源
Claims (2)
- 第1乃至第8の駆動コイルを有し、
永久磁石を含む回転子の回転角を検出する第1及び第2の回転子位置検出手段と、
前記第1の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第1及び第2のスイッチ手段と、
前記第2の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第3及び第4のスイッチ手段と、を備え、
前記第1のスイッチ手段の一端及び前記第2のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第1の電源に接続し、
前記第3のスイッチ手段の一端及び前記第4のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第2の電源に接続して成るDCブラシレスモータであって、
前記第1及び第2の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第1のスイッチ手段の他端とを前記第5のコイルを介して接続し、
前記第3及び第4の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第2のスイッチ手段の他端とを前記第7のコイルを介して接続し、
前記第1及び第4の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第3のスイッチ手段の他端とを前記第8のコイルを介して接続し、
前記第2及び第3の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第4のスイッチ手段の他端とを前記第6のコイルを介して接続すると共に、前記第1乃至第8の駆動コイルのそれぞれに異なるタイミングで通電するよう前記第1及び第4のスイッチ手段の開閉を行う構成にしたことを特徴とするDCブラシレスモータ。 - 第1乃至第8の駆動コイルを有し、
永久磁石を含む回転子の回転角を検出する第1及び第2の回転子位置検出手段と、
前記第1の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第1及び第2のスイッチ手段と、
前記第2の回転子位置検出手段からの出力信号に応じて開閉する第3及び第4のスイッチ手段と、を備え、
前記第1のスイッチ手段の一端及び前記第2のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第1の電源に接続し、
前記第3のスイッチ手段の一端及び前記第4のスイッチ手段の一端を、直接又はインピーダンス素子を介して第2の電源に接続して成るDCブラシレスモータであって、
前記第1及び第2の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第1のスイッチ手段の他端とを接続し、
前記第3及び第4の駆動コイルの各一端を接続した接続点と前記第2のスイッチ手段の他端とを接続し、
前記第1及び第4の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第3のスイッチ手段の他端とを接続し、
前記第2及び第3の駆動コイルの各他端を接続した接続点と前記第4のスイッチ手段の他端とを接続し、
直列に接続した第5及び第8の駆動コイルを、前記第1のスイッチ手段及び前記第3のスイッチ手段の各他端間において前記第1の駆動コイルと並列接続し、
直列に接続した第6及び第7の駆動コイルを、前記第2のスイッチ手段及び前記第4のスイッチ手段の各他端間において前記第3の駆動コイルと並列接続すると共に、前記第1乃至第8の駆動コイルのそれぞれに異なるタイミングで通電するよう前記第1及び第4のスイッチ手段の開閉を行う構成にしたことを特徴とするDCブラシレスモータ。
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