JPH09117184A - 電子モータ - Google Patents
電子モータInfo
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- JPH09117184A JPH09117184A JP7269652A JP26965295A JPH09117184A JP H09117184 A JPH09117184 A JP H09117184A JP 7269652 A JP7269652 A JP 7269652A JP 26965295 A JP26965295 A JP 26965295A JP H09117184 A JPH09117184 A JP H09117184A
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- JP
- Japan
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- brushless
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- pole position
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- Brushless Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブラシレスＤＣモータの駆動回路の出力制御部
の半導体スイッチ素子の定格電流の小さいものを複数組
使用する。 【解決手段】ブラシレスＤＣモータ１０を例として２組
の３相の電機子巻線１１，１２、回転子３、磁極位置セ
ンサ１３，１４で構成し、このブラシレスＤＣモータ１
０を通電制御部６及び電力制御部７からなる２組の駆動
回路５ａ，５ｂで駆動する。
の半導体スイッチ素子の定格電流の小さいものを複数組
使用する。 【解決手段】ブラシレスＤＣモータ１０を例として２組
の３相の電機子巻線１１，１２、回転子３、磁極位置セ
ンサ１３，１４で構成し、このブラシレスＤＣモータ１
０を通電制御部６及び電力制御部７からなる２組の駆動
回路５ａ，５ｂで駆動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定子に電機子
巻線を備え回転子を永久磁石で構成したブラシレスＤＣ
モータと該モータを駆動する駆動回路とを備えた電子モ
ータに関する。
巻線を備え回転子を永久磁石で構成したブラシレスＤＣ
モータと該モータを駆動する駆動回路とを備えた電子モ
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、この種の電子モータの従来例を
示すブロック図であり、ブラシレスＤＣモータとしては
３相モータの例を示している。図６において、ブラシレ
スＤＣモータ１は３相の電機子巻線２、１組のＮ，Ｓ極
からなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線
２の各相に対応した位置に設置された１組の磁極位置セ
ンサ４から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ１を
駆動する駆動回路５は、磁極位置センサ４のそれぞれの
ホール素子の出力と速度指令値とに基づき通電すべき電
機子巻線とその極性を選択する通電制御部６、通電制御
部６の出力に基づき選択された電機子巻線に電力を供給
する出力制御部７から構成されている。
示すブロック図であり、ブラシレスＤＣモータとしては
３相モータの例を示している。図６において、ブラシレ
スＤＣモータ１は３相の電機子巻線２、１組のＮ，Ｓ極
からなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線
２の各相に対応した位置に設置された１組の磁極位置セ
ンサ４から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ１を
駆動する駆動回路５は、磁極位置センサ４のそれぞれの
ホール素子の出力と速度指令値とに基づき通電すべき電
機子巻線とその極性を選択する通電制御部６、通電制御
部６の出力に基づき選択された電機子巻線に電力を供給
する出力制御部７から構成されている。
【０００３】図６に示したブラシレスＤＣモータ１及び
駆動回路５は周知の技術を用いており、ここではその詳
細動作の説明を省略する。
駆動回路５は周知の技術を用いており、ここではその詳
細動作の説明を省略する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の電子モー
タにおいては３相１組の電機子巻線と１組の駆動回路か
ら構成されているので、該モータの出力容量が大きい場
合の駆動回路の出力制御部に使用されている半導体スイ
ッチ素子して、この容量に適合するように該素子の電流
定格を選定するか、この容量に適合するように該素子を
複数並列接続することで対応していた。
タにおいては３相１組の電機子巻線と１組の駆動回路か
ら構成されているので、該モータの出力容量が大きい場
合の駆動回路の出力制御部に使用されている半導体スイ
ッチ素子して、この容量に適合するように該素子の電流
定格を選定するか、この容量に適合するように該素子を
複数並列接続することで対応していた。
【０００５】しかしながら、例えばＯＡ機器などに用い
られる比較的小容量の電子モータの場合、駆動回路の小
型化のため市販の集積化された駆動回路を採用すること
が多く、この場合には、１個の集積化された駆動回路で
はブラシレスＤＣモータの出力容量として５０Ｗ程度が
上限である。また、駆動回路の出力制御部に使用されて
いる半導体スイッチ素子を前述の如く並列接続して使用
する場合には、個々の半導体スイッチ素子のオン・オフ
動作のタイミングのずれにより１つの半導体スイッチ素
子に全電流が集中したり、アーム短絡が発生して該駆動
回路を破損させる恐れがあった。
られる比較的小容量の電子モータの場合、駆動回路の小
型化のため市販の集積化された駆動回路を採用すること
が多く、この場合には、１個の集積化された駆動回路で
はブラシレスＤＣモータの出力容量として５０Ｗ程度が
上限である。また、駆動回路の出力制御部に使用されて
いる半導体スイッチ素子を前述の如く並列接続して使用
する場合には、個々の半導体スイッチ素子のオン・オフ
動作のタイミングのずれにより１つの半導体スイッチ素
子に全電流が集中したり、アーム短絡が発生して該駆動
回路を破損させる恐れがあった。
【０００６】この発明の目的は、上記問題点を解決する
電子モータを提供することにある。
電子モータを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】固定子に電機子巻線を備
え回転子を永久磁石で構成したブラシレスＤＣモータと
該モータを駆動する駆動回路とを備えた電子モータにお
いて、この第１の発明は、前記ブラシレスＤＣモータの
各相毎に複数個に分割巻きをした電機子巻線と、前記ブ
ラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出する前記
複数個の各相の電機子巻線に対応した複数組の磁極位置
センサと、該複数組の磁極位置センサそれぞれの出力に
基づき前記電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と
出力制御部とからなる複数組の駆動回路とを備える。
え回転子を永久磁石で構成したブラシレスＤＣモータと
該モータを駆動する駆動回路とを備えた電子モータにお
いて、この第１の発明は、前記ブラシレスＤＣモータの
各相毎に複数個に分割巻きをした電機子巻線と、前記ブ
ラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出する前記
複数個の各相の電機子巻線に対応した複数組の磁極位置
センサと、該複数組の磁極位置センサそれぞれの出力に
基づき前記電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と
出力制御部とからなる複数組の駆動回路とを備える。
【０００８】また第２の発明は前記電子モータにおい
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割
巻きをした電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモータの
回転子の磁極位置を検出する前記電機子巻線に対応した
１組の磁極位置センサと、該磁極位置センサの出力に基
づき前記電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と出
力制御部とからなる複数組の駆動回路とを備える。
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割
巻きをした電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモータの
回転子の磁極位置を検出する前記電機子巻線に対応した
１組の磁極位置センサと、該磁極位置センサの出力に基
づき前記電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と出
力制御部とからなる複数組の駆動回路とを備える。
【０００９】また第３の発明は前記電子モータにおい
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割
巻きをした電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモータの
回転子の磁極位置を検出する前記電機子巻線に対応した
１組の磁極位置センサと、該磁極位置センサの出力に基
づき前記電機子巻線それぞれを制御する１組の通電制御
部と複数組の出力制御部とからなる駆動回路とを備え
る。
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割
巻きをした電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモータの
回転子の磁極位置を検出する前記電機子巻線に対応した
１組の磁極位置センサと、該磁極位置センサの出力に基
づき前記電機子巻線それぞれを制御する１組の通電制御
部と複数組の出力制御部とからなる駆動回路とを備え
る。
【００１０】さらに第４の発明は前記電子モータにおい
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に、複数個に分
割し且つそれぞれを固定子の周方向に所定のスロット数
移動させて巻いた電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモ
ータの回転子の磁極位置を検出する前記複数個の各相の
電機子巻線に対応した複数組の磁極位置センサと、該複
数組の磁極位置センサそれぞれの出力に基づき前記電機
子巻線それぞれを制御する通電制御部と出力制御部とか
らなる複数組の駆動回路とを備える。
て、前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に、複数個に分
割し且つそれぞれを固定子の周方向に所定のスロット数
移動させて巻いた電機子巻線と、前記ブラシレスＤＣモ
ータの回転子の磁極位置を検出する前記複数個の各相の
電機子巻線に対応した複数組の磁極位置センサと、該複
数組の磁極位置センサそれぞれの出力に基づき前記電機
子巻線それぞれを制御する通電制御部と出力制御部とか
らなる複数組の駆動回路とを備える。
【００１１】この第１〜第４の発明によれば、ブラシレ
スＤＣモータの各相毎に複数個に分割巻きをした電機子
巻線とすることにより、該モータの駆動回路の出力制御
部を構成する半導体スイッチ素子の定格電流を小容量の
ものとし、この駆動回路を複数組使用することにより電
子モータを駆動することが可能となる。
スＤＣモータの各相毎に複数個に分割巻きをした電機子
巻線とすることにより、該モータの駆動回路の出力制御
部を構成する半導体スイッチ素子の定格電流を小容量の
ものとし、この駆動回路を複数組使用することにより電
子モータを駆動することが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の第１の実施例
を示す電子モータのブロック図であり、図６に示した従
来例と同一機能を有するものには同一符号を付してい
る。図１において、ブラシレスＤＣモータ１０は２組の
３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極からなる
回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線１１，１
２の各相に対応した位置に設置された２組の磁極位置セ
ンサ１３，１４から構成され、また、ブラシレスＤＣモ
ータ１０を駆動する駆動回路５ａ，５ｂは、磁極位置セ
ンサ１３，１４のそれぞれのホール素子の出力と速度指
令値とに基づき通電すべき電機子巻線とその極性を選択
する通電制御部６、通電制御部６の出力に基づき選択さ
れた電機子巻線に電力を供給する出力制御部７から構成
されている。
を示す電子モータのブロック図であり、図６に示した従
来例と同一機能を有するものには同一符号を付してい
る。図１において、ブラシレスＤＣモータ１０は２組の
３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極からなる
回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線１１，１
２の各相に対応した位置に設置された２組の磁極位置セ
ンサ１３，１４から構成され、また、ブラシレスＤＣモ
ータ１０を駆動する駆動回路５ａ，５ｂは、磁極位置セ
ンサ１３，１４のそれぞれのホール素子の出力と速度指
令値とに基づき通電すべき電機子巻線とその極性を選択
する通電制御部６、通電制御部６の出力に基づき選択さ
れた電機子巻線に電力を供給する出力制御部７から構成
されている。
【００１３】図２は、図１に示したブラシレスＤＣモー
タ１０の２組の３相の電機子巻線１１，１２それぞれの
１相分の固定子への巻き方の１例の概念図を示してい
る。図２においては固定子のスロット数が１２の例と
し、電機子巻線１１は、実線で示す如く、固定子のスロ
ット番号１と４の間に図示の巻き方向で巻き、また固定
子のスロット番号４と７の間にも図示の巻き方向で巻く
ようにしている。同様に、電機子巻線１２は、破線で示
すように、電機子巻線１１と同じスロット間に巻いた構
成である。
タ１０の２組の３相の電機子巻線１１，１２それぞれの
１相分の固定子への巻き方の１例の概念図を示してい
る。図２においては固定子のスロット数が１２の例と
し、電機子巻線１１は、実線で示す如く、固定子のスロ
ット番号１と４の間に図示の巻き方向で巻き、また固定
子のスロット番号４と７の間にも図示の巻き方向で巻く
ようにしている。同様に、電機子巻線１２は、破線で示
すように、電機子巻線１１と同じスロット間に巻いた構
成である。
【００１４】図３は、この発明の第２の実施例を示す電
子モータのブロック図であり、図１に示したこの発明の
第１の実施例と同一機能を有するものには同一符号を付
している。図３において、ブラシレスＤＣモータ２０は
２組の３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極か
らなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線１
１，１２の各相に対応した位置に設置された磁極位置セ
ンサ２１から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ１
０を駆動する駆動回路５ａ，５ｂは、磁極位置センサ２
１のそれぞれのホール素子の出力と速度指令値とに基づ
き通電すべき電機子巻線とその極性を選択する通電制御
部６、通電制御部６の出力に基づき選択された電機子巻
線に電力を供給する出力制御部７から構成されている。
子モータのブロック図であり、図１に示したこの発明の
第１の実施例と同一機能を有するものには同一符号を付
している。図３において、ブラシレスＤＣモータ２０は
２組の３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極か
らなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線１
１，１２の各相に対応した位置に設置された磁極位置セ
ンサ２１から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ１
０を駆動する駆動回路５ａ，５ｂは、磁極位置センサ２
１のそれぞれのホール素子の出力と速度指令値とに基づ
き通電すべき電機子巻線とその極性を選択する通電制御
部６、通電制御部６の出力に基づき選択された電機子巻
線に電力を供給する出力制御部７から構成されている。
【００１５】図３に示す第２の実施例においては、図２
に示した如く電機子巻線１１，１２は同一スロットを使
って巻いているので磁極位置センサは１組でよいことに
基づいている。図４は、この発明の第３の実施例を示す
電子モータのブロック図であり、図１，図３に示したこ
の発明の第１，第２の実施例と同一機能を有するものに
は同一符号を付している。
に示した如く電機子巻線１１，１２は同一スロットを使
って巻いているので磁極位置センサは１組でよいことに
基づいている。図４は、この発明の第３の実施例を示す
電子モータのブロック図であり、図１，図３に示したこ
の発明の第１，第２の実施例と同一機能を有するものに
は同一符号を付している。
【００１６】図４において、ブラシレスＤＣモータ２０
は２組の３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極
からなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線
１１，１２の各相に対応した位置に設置された磁極位置
センサ２１から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ
１０を駆動する駆動回路５ｃは、磁極位置センサ２１の
それぞれのホール素子の出力と速度指令値とに基づき通
電すべき電機子巻線とその極性を選択する１組の通電制
御部６、通電制御部６の出力に基づき選択された電機子
巻線に電力を供給する２組の出力制御部７から構成され
ている。
は２組の３相の電機子巻線１１，１２、１組のＮ，Ｓ極
からなる回転子３、例えばホール素子３個を電機子巻線
１１，１２の各相に対応した位置に設置された磁極位置
センサ２１から構成され、また、ブラシレスＤＣモータ
１０を駆動する駆動回路５ｃは、磁極位置センサ２１の
それぞれのホール素子の出力と速度指令値とに基づき通
電すべき電機子巻線とその極性を選択する１組の通電制
御部６、通電制御部６の出力に基づき選択された電機子
巻線に電力を供給する２組の出力制御部７から構成され
ている。
【００１７】図４に示す第３の実施例においては、図２
に示した如く電機子巻線１１，１２は同一スロットを使
って巻いているので磁極位置センサ及び通電制御部は１
組でよいことに基づいている。図５は、この発明の第４
の実施例を示し、図１に示したブラシレスＤＣモータ１
０の２組の３相の電機子巻線１１，１２それぞれの１相
分の固定子への巻き方の図２とは別の一例の概念図を示
している。
に示した如く電機子巻線１１，１２は同一スロットを使
って巻いているので磁極位置センサ及び通電制御部は１
組でよいことに基づいている。図５は、この発明の第４
の実施例を示し、図１に示したブラシレスＤＣモータ１
０の２組の３相の電機子巻線１１，１２それぞれの１相
分の固定子への巻き方の図２とは別の一例の概念図を示
している。
【００１８】図５においては固定子のスロット数が１２
の例とし、電機子巻線１１は、図５（イ）の実線で示す
如く、固定子のスロット番号１と４の間に図示の巻き方
向で巻き、また固定子のスロット番号４と７の間にも図
示の巻き方向で巻くようにしている。また、電機子巻線
１２は、図５（イ）の破線で示す如く、固定子のスロッ
ト番号２と５の間に図示の巻き方向で巻き、また固定子
のスロット番号５と９の間にも図示の巻き方向で巻くよ
うにしている。
の例とし、電機子巻線１１は、図５（イ）の実線で示す
如く、固定子のスロット番号１と４の間に図示の巻き方
向で巻き、また固定子のスロット番号４と７の間にも図
示の巻き方向で巻くようにしている。また、電機子巻線
１２は、図５（イ）の破線で示す如く、固定子のスロッ
ト番号２と５の間に図示の巻き方向で巻き、また固定子
のスロット番号５と９の間にも図示の巻き方向で巻くよ
うにしている。
【００１９】図５の構成では、電機子巻線１１によるト
ルクの脈動分の位相と、電機子巻線１２によるトルクの
脈動分の位相とが、図５（ロ）で示す如く、互いに補償
しあうので、電子モータとしてトルクの脈動分を減少さ
せることが可能となる。
ルクの脈動分の位相と、電機子巻線１２によるトルクの
脈動分の位相とが、図５（ロ）で示す如く、互いに補償
しあうので、電子モータとしてトルクの脈動分を減少さ
せることが可能となる。
【００２０】
【発明の効果】この発明によれば、ブラシレスＤＣモー
タの各相毎に複数個に分割巻きをした電機子巻線とする
ことにより、駆動回路の出力制御部を構成する半導体ス
イッチ素子の定格電流を小容量のものとし、この駆動回
路を複数組使用して電子モータの出力容量の増大が可能
であり、駆動回路の出力制御部の半導体スイッチ素子の
オン・オフ動作のタイミングに起因する不具合を解消で
きる。
タの各相毎に複数個に分割巻きをした電機子巻線とする
ことにより、駆動回路の出力制御部を構成する半導体ス
イッチ素子の定格電流を小容量のものとし、この駆動回
路を複数組使用して電子モータの出力容量の増大が可能
であり、駆動回路の出力制御部の半導体スイッチ素子の
オン・オフ動作のタイミングに起因する不具合を解消で
きる。
【００２１】特に第１，第２，第４の発明では、市販の
集積化された駆動回路を複数組使用した構成が容易であ
り、その結果、電子モータの出力容量の増大，全体の小
型化，低価格化が可能である。また第４の発明によれ
ば、分割した電機子巻線の位相をずらすことにより、ト
ルク脈動の少ない電子モータが提供できる。
集積化された駆動回路を複数組使用した構成が容易であ
り、その結果、電子モータの出力容量の増大，全体の小
型化，低価格化が可能である。また第４の発明によれ
ば、分割した電機子巻線の位相をずらすことにより、ト
ルク脈動の少ない電子モータが提供できる。
【図１】この発明の第１の実施例を示す電子モータのブ
ロック図
ロック図
【図２】図１のブラシレスＤＣモータの電機子巻線の概
念図
念図
【図３】この発明の第２の実施例を示す電子モータのブ
ロック図
ロック図
【図４】この発明の第３の実施例を示す電子モータのブ
ロック図
ロック図
【図５】この発明の第４の実施例を示すブラシレスＤＣ
モータの電機子巻線の概念図
モータの電機子巻線の概念図
【図６】従来例を示す電子モータのブロック図
１，１０，２０…ブラシレスＤＣモータ、２，１１，１
２…電機子巻線、３…回転子、４，１３，１４，２１…
磁極位置センサ、５，５ａ，５ｂ，５ｃ…駆動回路、６
…通電制御部、７…電力制御部。
２…電機子巻線、３…回転子、４，１３，１４，２１…
磁極位置センサ、５，５ａ，５ｂ，５ｃ…駆動回路、６
…通電制御部、７…電力制御部。
Claims (4)
- 【請求項１】固定子に電機子巻線を備え回転子を永久磁
石で構成したブラシレスＤＣモータと該モータを駆動す
る駆動回路とを備えた電子モータにおいて、 前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割巻き
をした電機子巻線と、 前記ブラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出す
る前記複数個の各相の電機子巻線に対応した複数組の磁
極位置センサと、 該複数組の磁極位置センサそれぞれの出力に基づき前記
電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と出力制御部
とからなる複数組の駆動回路とを備えたことを特徴とす
る電子モータ。 - 【請求項２】固定子に電機子巻線を備え回転子を永久磁
石で構成したブラシレスＤＣモータと該モータを駆動す
る駆動回路とを備えた電子モータにおいて、 前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割巻き
をした電機子巻線と、 前記ブラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出す
る前記電機子巻線に対応した１組の磁極位置センサと、 該磁極位置センサの出力に基づき前記電機子巻線それぞ
れを制御する通電制御部と出力制御部とからなる複数組
の駆動回路とを備えたことを特徴とする電子モータ。 - 【請求項３】固定子に電機子巻線を備え回転子を永久磁
石で構成したブラシレスＤＣモータと該モータを駆動す
る駆動回路とを備えた電子モータにおいて、 前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に複数個に分割巻き
をした電機子巻線と、 前記ブラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出す
る前記電機子巻線に対応した１組の磁極位置センサと、 該磁極位置センサの出力に基づき前記電機子巻線それぞ
れを制御する１組の通電制御部と複数組の出力制御部と
からなる駆動回路とを備えたことを特徴とする電子モー
タ。 - 【請求項４】固定子に電機子巻線を備え回転子を永久磁
石で構成したブラシレスＤＣモータと該モータを駆動す
る駆動回路とを備えた電子モータにおいて、 前記ブラシレスＤＣモータの各相毎に、複数個に分割し
且つそれぞれを固定子の周方向に所定のスロット数移動
させて巻いた電機子巻線と、 前記ブラシレスＤＣモータの回転子の磁極位置を検出す
る前記複数個の各相の電機子巻線に対応した複数組の磁
極位置センサと、 該複数組の磁極位置センサそれぞれの出力に基づき前記
電機子巻線それぞれを制御する通電制御部と出力制御部
とからなる複数組の駆動回路とを備えたことを特徴とす
る電子モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269652A JPH09117184A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 電子モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269652A JPH09117184A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 電子モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117184A true JPH09117184A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17475341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7269652A Pending JPH09117184A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 電子モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117184A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100429798C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-10-29 | 比亚迪股份有限公司 | 用于直流无刷电机的霍尔电路板 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7269652A patent/JPH09117184A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100429798C (zh) * | 2004-02-04 | 2008-10-29 | 比亚迪股份有限公司 | 用于直流无刷电机的霍尔电路板 |
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