JP3597828B2 - エキスパンションジョイント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、躯体間隙を被覆するエキスパンションジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
躯体間隙を被覆するエキスパンションジョイントとして、特開2000−328674号に開示されているものが知られている。この公報に開示されているエキスパンションジョイント50は、図8(a)、(b)に示すように、左右の躯体51A、51Bの一方の躯体51Aの間隙52側の床面に形成した支持凹部53にカバー材54の後端部にある連結部材55を上下動可能に取り付け、他方の躯体51Bの間隙52側の床面に形成した凹部56にカバー材54の前端部を載置したものであり、地震等により左右の躯体51A、51Bの間隙52が狭くなると、図9に示すとおり、カバー材54が上方に押し上げられ、その揺れを吸収することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
カバー材54は、躯体51Aに上下動可能に取り付けてあるため、間隙52の幅方向の動きに対しては、カバー材54が上下動することにより対応することができるが、間隙52の長手方向の動きに対しては、カバー材54の前端部が躯体51Bの床面上を摺動することにより対応しており、この場合、前端部と躯体51B両側の壁面との取り合いに設計上の問題が生じていた。また、カバー材54を水平方向に摺動可能に支持するために、受材に長孔を形成することは公知であるが、十分な長さを得るための加工の難しさと強度低下という問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題点を生じさせることなく、躯体の水平移動と上下移動とを別々な構造で吸収できるようにすることにより、加工が簡便であり、高強度で復元性に優れ、躯体変動を迅速、円滑に吸収でき、躯体状況に左右されることなく設置できるエキスパンションジョイントを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、躯体間隙を被覆するカバー材の前端部を一方の躯体側に移動自在に載置し、後端部をスライド部材を介して他方の躯体側に連結し、スライド部材は、移動レール部材に対して躯体間隙長手方向にスライド可能に嵌合し、移動レール部材は、他方の躯体側に連結したレール受け部材に対して躯体間隙奥行き方向に移動可能なように連結した構成を有するエキスパンションジョイントとした。このようにすることにより、スライド部材と移動レール部材間のスライド構造が隣接躯体の躯体間隙長手方向移動を吸収でき、移動レール部材とレール受け部材の連結構造が隣接躯体の躯体間隙奥行き方向移動を吸収できるため、各構造が別々に働き、躯体変動を迅速かつ円滑に吸収することが可能となる。
また、スライド部材、移動レール部材及びレール受け部材は、金型を一度作成すれば後は容易に作成することができるため、加工が簡便になり、また従来では受材に長孔を加工していたため、強度的にも弱くなっていたのに対し強度的にも優れたものとすることができる。
【0006】
スライド部材は、カバー材の後端部より突設した首部の先端に係合肩部を有する膨頭部を形成した構成とするのが好ましく、移動レール部材は、該膨頭部をスライド可能に係合するように凹陥溝部を形成した構成とするのが好ましい。
このようにすれば、スライド部材の膨頭部が移動レール部材の凹陥溝部内をスライドでき、さらにスライド部材と移動レール部材が係合しているため、スライド部材が躯体間隙奥行き方向に移動しても、それとともに移動レール部材も移動することができ、上下動にも対応することができる。
【0007】
スライド部材と移動レール部材の係合部に躯体間隙奥行き方向のゆとり部を設けるとともに、両部材がスライド方向を回転軸として互いに適度に回転可能に係合させてもよく、スライド部材と移動レール部材とが互いに回転可能に係合していれば、間隙が若干狭くなったり、カバー材の先端部が若干持ち上がったりする変動に対して、上記回転動作が即応し、後端部を持ち上げなくてもよく、安定してカバー材を支持することができる。
【0008】
また、移動レール部材の上側から移動レール部材及びレール受け部材を貫通して適度な長さを有する連結軸を設け、連結軸はレール受け部材に対して上下動自在とすると、連結軸により躯体と上下動可能に連結し、躯体間隙奥行き方向にスムーズに移動することができるものとなる。
【0009】
上記に加えて、レール受け部材より下方に突出した連結軸の先端部付近にストッパーを固着し、該ストッパーを連結軸の軸心と平行方向に配設したガイドに沿って上下動し得るように形成した構成としてもよい。
これにより、連結軸の先端部付近に設けたストッパーがガイドと躯体壁面間を移動するようになり、このため連結軸が傾くことなく移動でき、よってカバー材の後端部が傾くことを防ぐことができる。また、ストッパーによりカバー材の後端部が上がり過ぎるのを防止し、また躯体より脱落することも防止できる。
【0010】
上記各部材はすべて他方の躯体の躯体間隙内に設置することができ、前端部の両側に壁面が存在してもスライド部材が自由にスライドできるため、壁面を破壊することがなく、躯体状況に左右されず設置することができる。
【0011】
なお、「躯体間隙幅方向」は、隣接躯体が互いに接近及び離反する方向であり、「躯体間隙長手方向」は、隣接躯体が互いに水平方向に横摺れする方向であり、「躯体間隙奥行き方向」は、上記幅方向及び長手方向と直交する方向である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明に係るエキスパンションジョイントの好適な実施例について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施例のエキスパンションジョイントの躯体間隙幅方向の断面図、図2は、図1のスライド部材、移動レール部材及びレール受け部材の分解斜視図、図3は、図1のレール受け部連結孔付近の拡大断面図、図4は、図1のレール受け部固定孔付近の拡大断面図、図5は、図1の間隙が狭くなった場合の動作状態を示した躯体間隙幅方向の断面図、図6は、図1のスライド部材を回転させた状態を示した拡大断面図、図7は、スライド部材及び移動レール部材の他の実施例の拡大断面図である。
【0014】
エキスパンションジョイント1は、図1に示すように、躯体2A、2Bの上面2Aa、2Ba間に配設し、躯体2A、2B間の間隙3を被覆するカバー材4、カバー材4の後端部と一方の躯体2Bとを移動可能に連結する、スライド部材5、移動レール部材6、レール受け部材7、連結軸8、ガイド9及びストッパー10を主な構成として備えている。
【0015】
カバー材4は、任意板体でよいが、図では内部を凹状に形成した略長方形箱型板状のカバー材本体11の内部にコンクリートやモルタル等の充填材12を注入し、表面はタイル、石材等の表面材13を貼り付けて上面4aとしている。裏面4b中央部には、断面略三角形状に形成してなる躯体間隙長手方向に伸びた長尺状の支持部材14を設けている。
【0016】
図2及び図3に示すように、スライド部材5は、平板の固定面5aより下方に突設した首部15の先端に断面略半月状の膨頭部16を形成し、その前後両側に係止肩部17a、17bを有する形状をしている。スライド部材5は、カバー材4の後端部に固定したフレーム材18の裏面18aに、固定面5aを合わせ、フレーム材18側からボルトなどにより固定されている。
スライド部材5の長さは、特に限定するものではないが、同一長さのスライド部材5を断続的に一列に取り付けることができる。
【0017】
移動レール部材6は、断面略逆台形状の上面6aを凹陥させ、スライド部材5をスライド嵌合可能とする断面略半月状の凹陥溝部19を設け、凹陥溝部19の上側には、内方に向かい突設した嵌合片20a、20bを設けている。この嵌合片20a、20bは、一方の嵌合片20aが、他方の嵌合片20bよりも上側(スライド部材5側)に食い違い状に位置するよう形成し、膨頭部16を嵌合させた状態において、嵌合片20aと係止肩部17aとの間にゆとり部20を設けるようにする。凹陥溝部19の内側下方にはボルト頭が納まるような凹部を形成し、その底面に連結軸8を挿通できる移動レール部連結孔21が穿設されており、カバー材4に対して少なくとも2ヶ所は設け、カバー材4が回転しないようにする。
移動レール部材6の長さは、特に限定するものではないが、スライド部材5と略同長とし、スライド部材5と二分の一ピッチづつずれて嵌合するようにすることができる。
【0018】
レール受け部材7は、断面略矩形状で、その上面7aを移動レール部材6を受けられるように略逆台形状に凹陥させた受け部22を形成し、受け部22の両内壁面22aを内下方すぼまりに傾斜させ、傾斜面に長手方向に突条を複数条並設させている。また、受け部22の内側下方には、ボルト頭が納まるような凹部を形成し、その底面にレール受け部材7を固定するためのレール受け部固定孔23及び連結軸8を挿通できるレール受け部連結孔24が穿設されている。
レール受け部材7を躯体に取り付ける際は、図4に示すように、断面略L字形の固定部材25の取付面25aを躯体2Bの壁面2Bbに取り付け、固定面25bを躯体2Bの壁面2Bbより間隙3側に突設させ、固定面25bにレール受け部材7を載置し、レール受け部固定孔23及び固定面25bに穿設した固定部固定孔26にボルトを挿通してレール受け部材7を締結固定する。この際、カバー材4の後端部が躯体2Bの壁面2Bbよりも間隙3側に位置するよう設置する。
レール受け部材7の長さは、特に限定するものではないが、移動レール部材6よりも短く形成し、これを断続的に一列に配設することができる。
【0019】
上記、スライド部材5、移動レール部材6及びレール受け部材7は、ステンレスを折曲形成することにより設けてもよいが、精度良く、バリが生じにくく形成し、強度的にも優れたものとするためには、アルミ押し出し形成とし、スライド部材5が移動レール部材6の凹陥溝部19内をスライドしやすくし、移動レール部材6もレール受け部材7の受け部22内に合わせやすくするのが好ましい。
【0020】
連結軸8は、長ボルト8a、連結筒28を用いており、長ボルト8aは、移動レール部材6の上側から裏面下方に突設するように、移動レール部材6の移動レール部連結孔21、レール受け部材7のレール受け部連結孔24及び固定部材25の固定部連結孔27に挿通する。そして、長ボルト8aの下方から円筒状の連結筒28を長ボルト8aに外装し、連結筒28の上端を移動レール部材6の底面外側に突き当て、ナット8bを締めて連結筒28を固定し、さらにその下にストッパー10を挿装して、ナット8cによりストッパー10を固定している。なお、移動レール部連結孔21、レール受け部連結孔24及び固定部連結孔27は、連結筒28を挿通できる大きさに穿設されている。
【0021】
ガイド9は、断面略L字形の板材で、上面9aを固定部材25の固定面25bの裏面に固定し、躯体2Bの壁面2Bbと平行となるようガイド面9bを設置して、その下端を躯体2Bの壁面2Bbに向け折曲してストッパー支持部29を形成している。
【0022】
ストッパー10は、下方に開口した断面略コの字状の板材であり、上面10aには連結軸8を挿通する取付孔を穿設してある。ストッパー10の幅は、ガイド9のガイド面9b及び固定部材25の取付面25a間の間隙よりも若干幅狭とし、この間隙を移動できるようにしてある。ストッパー10は、通常時に下端面10bがガイド9のストッパー支持部29に当接する位置に固定するようにする。
【0023】
以下に、エキスパンションジョイント1の動作について説明する。
図1に示すように、通常時、カバー材4は、間隙3を被覆し、移動レール部材6がレール受け部材7の受け部22内に保持されている。
【0024】
間隙3が躯体間隙幅方向に狭くなるような変動が生じた場合は、図5に示すように、カバー材4の裏面の略中央に固定した支持部材14により、カバー材4が躯体2Aの上面2Aaに持ち上げられる。そして、カバー材4の後端部に設けたスライド部材5及び移動レール部材6も上方に移動し、移動レール部材6の裏面から下方に突設した連結軸8の下方寄りにあるストッパー10もこれとともに上方に移動する。この際、ストッパー10は、ガイド9のガイド面9bと固定部材25の取付面25a間を移動することとなり、ストッパー10の幅は、この間隙よりも若干幅狭にしてあるので、移動レール部材6が上方に移動中に振動等により傾いたとしても、ストッパー10がこの間隙に挟まれ、移動レール部材6が傾くことを防止している。このため、上方にスムーズに移動することができ、カバー材4の後端部を安定して支えることができる。
【0025】
ストッパー10は、さらに上方に移動すると固定部材25の裏面に当接してカバー材4の後端部が上方に移動するのを規制し、連結軸8がレール受け部材7及び固定部材25から外れて、脱落することも防止している。
ストッパー10は、平板形状としても同様の効果が得られるが、安定してカバー材4の後端部を支持するためには図に示すように、断面略コの字状に折曲した方がよい。
【0026】
躯体2A、2Bが躯体間隙長手方向に変動した場合は、スライド部材5と移動レール部材6とがスライド可能に嵌合され、カバー材4の後端部が間隙3内に設置されているため、カバー材4が、躯体2A、2Bのいずれの壁面に突き当たって損傷を生じさせることもなく両躯体が躯体間隙長手方向に互いに自由に移動することができ、連結部分にかかる負荷を軽減させ、躯体間隙幅方向を合わせてあらゆる水平方向の変動に対してスムーズに動くことができ、変動を吸収できるエキスパンションジョイント1となる。
なお、上記実施例では、スライド部材5に膨頭部16を形成し、移動レール部材6に凹陥溝部19を設けているが、これとは反対に、スライド部材5に凹陥溝部19、移動レール部材6に膨頭部16を形成してもよく、同様な効果が得られる。同様に他の部分の変更も可能である。
【0027】
そして、移動レール部材6が上方に移動してから元の位置に戻る場合は、レール受け部材7の受け部22の内壁面22aを内方すぼまりに傾斜させてあるため、移動レール部材6が上方から戻ってきた際は、内壁面22aにより中心寄りに案内され定位置に戻り、移動レール部材6を確実に保持することができる。
【0028】
移動レール部材6の嵌合片20aと他の嵌合片20bとを食い違い状に形成して、スライド部材5と移動レール部材6の係合部にゆとり部20を設けたことにより、スライド部材5が、図6に示すように、Aの位置に回転することができ、後端部は接地した状態で、カバー材4の先端部が若干上方へ移動することも可能となる。従来では、カバー材4が少しでも上方へ移動した場合は、カバー材4の後端部も上方に移動することとなり、カバー材4が不安定となることがあったが、これにより若干カバー材4の先端部が上方へ移動した場合には、スライド部材5が回転すればよく、後端部が接地した状態で変動を吸収することができ、僅かな変動では後端部を安定させてカバー材4を支持することができる。スライド部材5と移動レール部材6の回転構造は、図7に示すように、嵌合片20a、20bともに同じ高さに設定し、スライド部材5の先端部側の肩部17aを、他方の肩部17bよりも低く(レール受け部材7側)なるよう形成して、ゆとり部20を設けても同じ効果が得られる。
【0029】
本発明の設置場所は、上記のように床面だけでなく壁面に使用してもよく、またスプリング等により下方に落ちないように支持して設置すれば天井にも使用することができるものである。
【0030】
【発明の効果】
本発明のエキスパンションジョイントは、スライド部材、移動レール部材及びレール受け部材を介して躯体壁面と連結することにより、強度的にも優れ、あらゆる水平方向の動きに対してスムーズに動くことができ、スライド部材と移動レール部材の係合部にゆとり部を設けることにより、回転可能となり、カバー材の先端部が若干持ち上がってもカバー材の後端部を安定して支持することができ、連結軸、ガイド及びストッパーを設けることにより、後端部が持ち上がる際にカバー材が傾くことを防止し、脱落を防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエキスパンションジョイントの躯体間隙幅方向の断面図である。
【図2】図1のスライド部材、移動レール部材及びレール受け部材の分解斜視図である。
【図3】図1のレール受け部連結孔付近の拡大断面図である。
【図4】図1のレール受け部固定孔付近の拡大断面図である。
【図5】図1の間隙が狭くなった場合の動作状態を示した躯体間隙幅方向の断面図である。
【図6】図1のスライド部材を回転させた状態を示した拡大断面図である。
【図7】スライド部材及び移動レール部材の他の実施例の拡大断面図である。
【図8】(a)は、従来の実施例の概略断面図、(b)は、従来の実施例の概略平面図である。
【図9】従来の実施例の間隙が狭くなった場合の動作状態を示した概略断面図である。
【符号の説明】
1 エキスパンションジョイント
2A、2B 躯体
2Aa、2Ba 上面
2Bb 壁面
3 間隙
4 カバー材
4a 上面
4b 裏面
5 スライド部材
5a 固定面
6 移動レール部材
6a 上面
7 レール受け部材
7a 上面
8 連結軸
8a 長ボルト
8b ナット
8c ナット
9 ガイド
9a 上面
9b ガイド面
10 ストッパー
10a 上面
10b 下端面
11 カバー材本体
12 充填材
13 表面材
14 支持部材
15 首部
16 膨頭部
17a、17b 係止肩部
18 フレーム材
18a 裏面
19 凹陥溝部
20 ゆとり部
20a、20b 嵌合片
21 移動レール部連結孔
22 受け部
22a 内壁面
23 レール受け部固定孔
24 レール受け部連結孔
25 固定部材
25a 取付面
25b 固定面
26 固定部固定孔
27 固定部連結孔
28 連結筒
29 ストッパー支持部
50 エキスパンションジョイント
51A、51B 躯体
52 間隙
53 支持凹部
54 カバー材
55 連結部材
56 凹部

Claims (5)

  1. 躯体間隙を被覆するカバー材の前端部を一方の躯体側に移動自在に載置し、後端部をスライド部材を介して他方の躯体側に連結し、スライド部材は、移動レール部材に対して躯体間隙長手方向にスライド可能に嵌合し、移動レール部材は、他方の躯体側に連結したレール受け部材に対して躯体間隙奥行き方向に移動可能なように連結した構成を有するエキスパンションジョイント。
  2. カバー材の後端部より突設した首部の先端に係合肩部を有する膨頭部を形成してスライド部材とし、該膨頭部をスライド可能に係合するよう凹陥溝部を形成して移動レール部材としてなる構成を有する請求項1に記載のエキスパンションジョイント。
  3. スライド部材と移動レール部材の係合部に躯体間隙奥行き方向のゆとり部を設けるとともに、両部材がスライド方向を回転軸として互いに適度に回転可能に係合してなる構成を有する請求項1又は2に記載のエキスパンションジョイント。
  4. 移動レール部材の上側から移動レール部材及びレール受け部材を貫通して適度な長さを有する連結軸を設け、連結軸はレール受け部材に対して上下動自在としてなる構成を有する請求項1〜3のいずれかに記載のエキスパンションジョイント。
  5. レール受け部材より下方に突出した連結軸の先端部付近にストッパーを固着し、該ストッパーを連結軸の軸心と平行方向に配設したガイドに沿って上下動し得るように形成した構成を有する請求項4に記載のエキスパンションジョイント。
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