JP6251586B2 - エキスパンションジョイント - Google Patents

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本発明は、建築物又は構築物の基礎部と、この基礎部に免振装置を介して支持された躯体との間に、クリアランスを跨いで、床部材を架設し、この床部材の先端部が上下方向に回動可能な自由端を構成するように、この床部材の基端部を躯体に連結してなる、エキスパンションジョイントに関するものである。
大規模地震によって建築物や構築物が損壊することを防止するため、建築物や構築物の構造として、耐震構造、制振構造、免震構造が提案されている。このうち、免震構造は、建築物や構築物の基礎とその上部構造との間に免震装置を介在させる、所謂、基礎免震と、建築物や構築物の上部構造と下部構造の間に免震装置を介在させる、所謂、中間免震に分類することができる。いずれの免震構造においても、免震装置は、鉛直方向(Z軸方向)に構造物を支持しながら、水平方向(X軸方向及びY軸方向)に変位又は変形可能なアイソレータと、地震エネルギーを吸収するダンパーを備える。
基礎免震を施された建築物や構築物には、アイソレータによって支持された上部構造が基礎に関して水平方向に変位することを可能にするため、上部構造と基礎の間にクリアランスが設けられる。そして、このクリアランスは、エキスパンションジョイントのカバー体、化粧カバープレート、プレキャストコンクリート板等の床部材で覆われることにより、人や車両の往来を可能にする通路として使用することができる。例えば、特開平10−205009号公報の図1乃至4には、建築物Aと地盤Bの間に差し渡されたカバー体Cの下面に、断面半円状に形成された支持体17を線接触させ、カバー体Cを支持縁18によって揺動可能に支持した目地カバー装置が開示されている。
また、特開2005−48491号公報の図1及び2には、建物Aの床面1の化粧縁座3と、建物Bの床面2の化粧縁材4に、クリアランスCを挟んで、化粧カバープレート5を装架し、化粧カバープレート5の他端を、化粧縁材4に固着されたスプリング丁番11を介して、回動自在に保持した、床用エキスパンションジョイント6が開示されている。
また、特開2013−19267号公報に開示された免震エキスパンションジョイント床は、図9、11及び12を参照すると、免振構造物1の躯体5と非免振構造物2の躯体6の間に設けられたクリアランスCを塞ぐために、プレキャストコンクリート板15によって構成された、床用エキスパンションジョイント床部材9を有する。この床用エキスパンションジョイント床部材9の躯体5の側の端部は、図11に示すように、躯体5のエキスパンションジョイント支持部7に載置され、スプリング付きボルト40によって免振構造物1側に引き付けられる。これにより、プレキャストコンクリート板15の外周部14に位置する金属製の固定枠材11が躯体5の仕上げ用床材34に当接する。地震発生時に、エキスパンションジョイント床部材9は、図12に示すように、エキスパンションジョイント支持部7と仕上げ用床材34とに沿って摺動し、エキスパンションジョイント床部材9を上下にウイングさせる。
特開平10−205009号公報 特開2005−48491号公報 特開2013−19267号公報
人や車両が通行することができる通路を形成するためのエキスパンションジョイントには、耐荷重強度の高い床部材が使用される。この床部材には車両等の通行時に大きな荷重がかかる。また、床部材の耐荷重強度を向上させると床部材自体の重量も増大する。
したがって、前述の目地カバー装置の断面半円状に形成された支持体に床部材を載置すると、回動支点に荷重が集中するため、回動支点が破損し易い。回動支点が破損すると床部材の回動運動が妨げられるから、地震等の発生時に免震機能が発揮できない場合がある。
同様に、スプリング丁番によって化粧カバープレートを回動自在に保持する前述の床用エキスパンションジョイントでは、スプリング丁番の回転軸に荷重が集中するから、スプリング丁番が破損する恐れがある。
これに対し、前述の免震エキスパンションジョイント床は、床用エキスパンションジョイント床部材の端部がエキスパンションジョイント支持部によって面支持されているから、エキスパンションジョイント支持部の支持面の面積を増大させることにより、その支持強度を向上させることができると考えられる。しかし、地震発生時にエキスパンションジョイント床部材を上下にウイングさせるには、エキスパンションジョイント床部材を、スプリング付きボルトのスプリングの引張力に抗して、固定アングル枠から離隔させなければならない。また、エキスパンションジョイント床部材はスプリング付きボルトのスプリングによって仕上げ用床材に押し付けられているから、エキスパンションジョイント床部材が仕上げ用床材の表面を摺動するときには大きな摩擦力が生じる。したがって、スプリング付きボルトのスプリングの引張力と、エキスパンションジョイント床部材が仕上げ用床材の表面を摺動するときに発生する摩擦力とによって、エキスパンションジョイント床部材の滑らかなウイング動作が阻害される恐れがある。
本発明の目的は、地震発生時に床部材を円滑に回動させることができると共に、床部材が回動するときに回動支点となる側の床部材の端部に荷重が集中することを排除して、破損を防止し、床部材の回動時の床部材の端部と躯体の間の目地巾の変動を減少させることが可能であり、更に、製造及び施工が容易なエキスパンションジョイントを提供することにある。
本発明のエキスパンションジョイントは、建築物又は構築物の基礎部と、前記基礎部に免振装置を介して支持された躯体との間に、前記基礎部と前記躯体の間のクリアランスを跨いで、床部材を架設し、前記床部材の前記基礎部側の端部が上下方向に回動可能な自由端を構成するように、前記床部材を前記躯体に連結してなる、エキスパンションジョイントにおいて、前記基礎部の前記クリアランスに沿う縁部に、前記基礎部の上面と前記基礎部の前記クリアランスに面する側面との間に延在し、かつ、前記床部材を支持する平坦面と、前記床部材の前記自由端を上下方向に案内する傾斜面とを有する、第一の段差部を形成し、前記躯体の前記クリアランスに沿う縁部に、前記躯体の上面と前記躯体の前記クリアランスに面する側面との間に延在し、かつ、前記床部材を支持する支持面と、前記支持面に対して角度を成して延在する壁面とを有する、第二の段差部を形成し、前記第一の段差部と前記第二の段差部に前記床部材を架設し、前記第二の段差部の前記支持面の上方に、前記床部材の前記第二の段差部側の端部に向かって突出し、かつ、上下方向に弧状に延在する、凸状曲面を形成し、前記床部材の前記第二の段差部側の端部に、前記凸状曲面に傾動可能に係合する転動面と、前記支持面に係合する底面を形成し、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動すると、前記床部材の前記転動面が前記凸状曲面に沿って傾動し、前記床部材の前記第二の段差部側の端部が前記支持面を摺動するように、前記床部材を前記躯体に連結したことを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、また、前記第二の段差部の前記壁面に台座を取り付け、前記台座に前記凸状曲面を形成し、前記床部材の後壁の表面に前記転動面を形成し、前記台座と前記後壁にそれぞれ貫通孔を形成し、前記床部材を前記躯体に連結するための連結部材を前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔に挿通し、前記連結部材によって前記床部材を前記躯体に連結し、前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔を上下方向に伸びる長孔によって構成し、前記台座の前記長孔は、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動するときに、前記転動面が前記凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、前記連結部材を上下方向に傾動可能に案内し、また、前記後壁の前記長孔は、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動するときに、前記転動面が前記凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、前記連結部材を上下方向に傾動可能に案内すると共に、前記床部材の前記第二の段差部側の端部が前記支持面を摺動することができるように、前記後壁を前記支持面に向かって往復動可能に案内することを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、更に、前記台座は、前記躯体の上面に沿って延在する上縁と、前記第二の段差部の前記支持面に沿って延在する下縁と、前記床部材の前記後壁に対向する露出面と、前記第二の段差部の前記壁面に対向する裏面と、前記上縁と前記下縁から間隔をおいて前記露出面に突出し、かつ、前記台座の長手方向に伸びる、一条の畝部を有し、前記畝部の表面に前記凸状曲面を形成し、前記畝部の裏面と前記壁面の間に空隙部を形成し、前記台座の前記貫通孔を前記凸状曲面と前記空隙部に開口させ、前記貫通孔に挿通された前記連結部材の前記台座側の端部を前記空隙部に配置して前記畝部の裏面に係止させたことを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、更に、前記床部材は、前記床部材の前記後壁の裏面に沿って空間部を有し、前記後壁の前記貫通孔を前記転動面と前記空間部に開口させ、前記後壁の貫通孔に挿通された前記連結部材の前記床部材側の端部を前記空間部に配置して前記後壁の裏面に係止させたことを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、更に、前記台座の前記貫通孔を、前記台座の長手方向に間隔をおいて、前記畝部に複数形成し、前記台座の前記複数の貫通孔にそれぞれ対応するように、前記後壁の前記貫通孔を複数形成し、前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔に挿通された複数の前記連結部材によって、前記床部材を前記躯体に連結したことを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、更に、前記台座の前記上縁付近の前記露出面と前記床部材の前記後壁の間にコーキング材及び/又はバッカ―材を充填したことを特徴とする。
本発明のエキスパンションジョイントは、更に、前記エキスパンションジョイントは、更に、前記免震装置の非作動時に前記床部材の前記自由端と前記基礎部の前記上面との間隙を覆う端部板と、前記端部板の前記基礎部側の縁部が上下方向に回動するように、前記端部板の前記床部材側の縁部を前記床部材の前記自由端に連結する、ヒンジと、前記免震装置の作動時に前記端部板が下方に回動する角度を規制するストッパとを有することを特徴とする。
なお、この明細書で建築物とは、建物及び建物付属設備をいう。また、この明細書で構築物とは、土地の上に定着した建造物、土木設備、工作物であって、建物及び建物付属設備以外のものをいう。
本発明のエキスパンションジョイントは、床部材の第二の段差部側の端部が、その底面を第二の段差部の支持面に係合させて、面支持されるから、床部材の第二の段差部側の端部に対する荷重の集中を防ぐことができる。これにより、エキスパンションジョイントを長期間にわたって継続的に設置し、使用しても、床部材の破損を防止することができる。
また、免震装置の作動時に、床部材の自由端が上下方向に回動するとき、床部材の第二の段差部側の端部は、その転動面を凸状曲面に係合させて傾動する。すなわち、床部材の自由端が第一の段差部の傾斜面に案内されて上昇すると、床部材の第二の段差部側の端部に形成された転動面は、凸状曲面の中央部から凸状曲面の上部に向かって回動し、同時に、床部材の第二の段差部側の端部が第二の段差部の支持面を摺動することができるように、第二の段差部の支持面に向かって摺動する。この結果、床部材の第二の段差部側の端部は、その転動面を凸状曲面の中央部の上部に係合させて、傾斜する。このように、転動面が凸状曲面に対して回動し、摺動し、傾斜する一連の動作を、傾動という用語で表すこととする。この凸状曲面の形状は、床部材の自由端の回動を阻害しないように、中央部が突出した滑らかな曲面によって構成されているから、転動面は凸状曲面に沿って、所要の角度まで、滑らかに傾動することができる。
転動面が凸状曲面に沿って傾動するとき、床部材の第二の段差部側の端部は、第二の段差部の支持面によって支持された状態で、支持面上を摺動する。また、凸状曲面は、第二の段差部の支持面の上方に形成されているから、転動面が凸状曲面に沿って傾動するとき、床部材の重量は、第二の段差部の支持面と凸状曲面とによって分担される。よって、床部材の回動時に凸状曲面に過大な荷重が印加されることを防止することができる。したがって、本発明のエキスパンションジョイントによれば、免震装置の作動時に床部材を円滑に回動させることができる。
更に、本発明のエキスパンションジョイントの床部材は、床部材の第二の段差部側の端部が、第二の段差部の支持面上を摺動すると同時に、この支持面の上方に形成された凸状曲面に対して傾動することによって、回動するから、床部材の回転軸は第二の段差部の支持面よりも上方に位置する。したがって、床部材の回転軸が第二の段差部の支持面に位置する場合に比較して、回転軸から床部材の第二の段差部側の端部の上縁までの距離を減少させることができる。これにより、床部材の第二の段差部側の端部と躯体との間に形成された目地の巾が、床部材の回動時に、大きく変動することを防止することができる。したがって、この目地にコーキング材やバッカー材を充填して、床部材の第二の段差部側の端部と躯体との間に形成された空隙を効果的に埋めることができる。
本発明のエキスパンションジョイントは、凸状曲面と貫通孔を形成した台座を第二の段差部の壁面に取り付け、凸状曲面に係合する転動面と貫通孔を床部材の後壁に形成し、床部材を躯体に連結するための連結部材を台座の貫通孔と後壁の貫通孔に挿通し、この連結部材によって床部材を前記躯体に連結することによって施工することができる。ここで、台座の貫通孔と後壁の貫通孔は、上下方向に伸びる長孔によって構成する。
台座の長孔は、床部材の自由端が上下方向に回動するときに、転動面が凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、連結部材を上下方向に傾動可能に案内することができる形態でなければならない。
床部材の後壁の長孔は、床部材の自由端が上下方向に回動するときに、転動面が凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、連結部材を上下方向に傾動可能に案内すると共に、床部材の第二の段差部側の端部が支持面を摺動することができるように、床部材の後壁を支持面に向かって往復動可能に案内することができる形態でなければならない。
これらの長孔の形態は、長孔の開口部の長さ及び幅の寸法と、長孔の開口部を形成する位置によって、決定することができる。
したがって、本発明のエキスパンションジョイントの製造に特殊な技術は不要であり、また、その施工も容易である。
更に、前記台座に、躯体の上面に沿って延在する上縁と、第二の段差部の支持面に沿って延在する下縁と、床部材の後壁に対向する露出面と、第二の段差部の壁面に対向する裏面と、上縁と下縁から間隔をおいて露出面に突出し、かつ、台座の長手方向に伸びる、一条の畝部を形成し、この畝部の表面に凸状曲面を形成し、この畝部の裏面と壁面の間に空隙部を形成し、台座の貫通孔即ち長孔を凸状曲面と空隙部に開口させ、長孔に挿通された連結部材の台座側の端部を空隙部に配置して畝部の裏面に係止させることができる。
また、床部材には、床部材の後壁の裏面に沿って空間部を形成し、後壁の貫通孔即ち長孔を転動面と空間部に開口させ、後壁の長孔に挿通された連結部材の床部材側の端部をこの空間部に配置して後壁の裏面に係止させることができる。
かかる構成を採ることにより、本発明のエキスパンションジョイントの部品点数を減少させ、その製造費用を安価に抑えることができる。
なお、台座の畝部に、台座の長手方向に間隔をおいて、複数の貫通孔即ち長孔を形成し、台座のこれらの長孔にそれぞれ対応するように、床部材の後壁にも複数の貫通孔即ち長孔を形成し、これらの長孔に挿通された複数の連結部材によって、前記床部材を前記躯体に連結することができる。
かかる構成を採ることにより、床部材と躯体との連結強度を著しく向上させることができる。
本発明のエキスパンションジョイントに、免震装置の非作動時に床部材の自由端と基礎部の上面との間隙を覆う端部板と、この端部板の基礎部側の縁部が上下方向に回動するように、この端部板の床部材側の縁部を床部材の自由端に連結する、ヒンジを設ければ、免震装置の非作動時に、この端部板によって、床部材の自由端と基礎部材の上面を連続させることができる。
更に、この端部板に、免震装置の作動時に端部板が下方に回動する角度を規制するストッパを併設すれば、免震装置の作動時に、端部板がその自重によって下方へ回動したとき、基礎部の上面に対して端部板がなす角度及び第一の段差部の平坦面に対して端部板がなす角度を適正な角度にすることができる。これにより、地震発生後に床部材の自由端が基礎部の上面の上方に停止したときには、床部材と基礎部の間に端部板が傾斜して位置して、床部材の自由端を基礎部の上面に連続させ、また、地震発生後に床部材の自由端が平坦面に沿ってクリアランス側に偏倚した位置に停止したときには、床部材と平坦面の間に端部板が傾斜して位置して、床部材の自由端を平坦面に連続させ、人や車両の通行を可能にすることができる。
本発明のエキスパンションジョイントのその他の特徴は、以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のエキスパンションジョイントを基礎免震構造に適用したときの要部縦断面図である。 図2は、図1のエキスパンションジョイントの床部材の平面図である。 図3は、図2のA−A線に沿う縦断面図である。 図4は、本発明のエキスパンションジョイントの床部材と躯体との連結部の分解斜視図である。 図5は、本発明のエキスパンションジョイントの床部材の躯体側の端部と躯体との連結状態を示す要部縦端面図である。 図6は、本発明のエキスパンションジョイントの床部材の自由端が上方へ回動したとき、床部材の躯体側の端部の回動状態を示す要部縦断面図である。 図7は、本発明のエキスパンションジョイントの端部板の側面図である。 図8は、本発明のエキスパンションジョイントの作動状態を示す説明図であり、図8(A)は、免震装置が非作動時のエキスパンションジョイントの側面図、図8(B)は、免震装置が作動して建築物の躯体がクリアランスを閉塞する方向に移動したときのエキスパンションジョイントの側面図、図8(C)は、免震装置が作動して建築物の躯体がクリアランスの反対方向へ移動したときのエキスパンションジョイントの側面図である。 図9は、図8(A)又は(C)の状態にあるエキスパンションジョイントの連結部材と長孔の位置関係を示す縦断面図であり、図9(A)は、床部材と躯体との連結部の縦断面図、図9(B)は、台座の長孔と連結部材の位置関係を示す図、図9(C)は、床部材の後壁の長孔と連結部材の位置関係を示す図である。 図10は、図8(B)の状態にあるエキスパンションジョイントの連結部材と長孔の位置関係を示す縦断面図であり、図10(A)は、床部材と躯体との連結部の縦断面図、図10(B)は、台座の長孔と連結部材の位置関係を示す図、図10(C)は、床部材の後壁の長孔と連結部材の位置関係を示す図である。
建築物や構築物の基礎部とその上部構造である躯体との間に免震装置を介在させた、所謂、基礎免震構造に、本発明のエキスパンションジョイントを適用した実施例を説明する。
図1は、建築物1の基礎部2と、基礎部2の上部構造である躯体3との間に、免震装置4を介在させた、所謂、基礎免震を施した建築構造に、本発明のエキスパンションジョイント5を施工したときの概略図である。免震装置4は、鉛直方向(Z軸方向)に構造物を支持しながら、水平方向(X軸方向及びY軸方向)(図2参照)に変位又は変形可能なアイソレータ(図示せず。)と、地震エネルギーを吸収するダンパー(図示せず。)を備える。建築物1の基礎部2は、コンクリート等によって地盤6に施工された剛性構造物である。基礎部2には、建築物1の外溝を構成する溝部7が形成され、溝部7は、躯体3を基礎部2に関して水平方向(X−Y方向)に変位可能にするためのクリアランスCとして利用される。
図1乃至3に示すように、エキスパンションジョイント5は、建築物1の基礎部2と躯体3の間にクリアランスCを跨いで架設され、建築物1の外溝を構成する溝部7の上部に人や車両が通行可能な通路を形成する。エキスパンションジョイント5は、人や車両が通行可能な通路の床を構成する床部材8を有する。床部材8は、全体として方形を成す板状の構造部材である。床部材8は、その耐荷重性能を向上させるため、床部材8の構造部材としてグレーチング9を使用し、また、床部材の上面に装飾用のタイル10を配置し、グレーチング9とタイル10の間にモルタルMを充填することによって製造することができる。図2中、参照番号11は、床部材8に予め形成された点検口を示し、点検口11は、固定ボルト12で着脱自在に固定された蓋体13によって閉鎖されている。点検口11が形成された床部材8と点検口11が形成されない床部材8との間に、エキスパンションジョイントとしての機能に差異はない。床部材8は、図2に示すように、建築物1の溝部7に沿って必要な枚数だけ並設される。そして、各床部材8は、床部材8の基礎部2側の端部8aが上下方向に回動可能な自由端Fを構成するように、床部材8の躯体3側の端部8bを躯体3に回動可能に連結される。
床部材8によって基礎部2と躯体3を滑らかに連続させるため、図1及び3に示すように、基礎部2のクリアランスCに沿う縁部14に、基礎部2の上面15と基礎部2のクリアランスCに面する側面16との間に延在し、床部材8を支持する平坦面17と、床部材8の自由端Fを上下方向に案内する傾斜面18とを有する、第一の段差部19を形成し、また、躯体3のクリアランスCに沿う縁部20に、躯体3の上面21と躯体3のクリアランスCに面する側面22との間に延在し、床部材8を支持する支持面23と、支持面23に対してほぼ直角を成して延在する壁面24とを有する、第二の段差部25を形成する。そして、第一の段差部19と第二の段差部25に床部材8を架設する。
床部材8を躯体3に連結するには、図4乃至6に示すように、先ず、第二の段差部25の壁面24に台座26を取り付ける。台座26は、躯体3の上面21に沿って延在する上縁27と、第二の段差部25の支持面23に沿って延在する下縁28と、床部材8の後壁8cに対向する露出面29と、第二の段差部25の壁面24に対向する裏面30と、上縁27と下縁28から間隔をおいて露出面29に突出し、かつ、台座26の長手方向Yに伸びる、一条の畝部31を有する。畝部31の表面31aには凸状曲面32が形成され、畝部31の裏面31bと壁面24の間には空隙部V1が形成される。凸状曲面32は、第二の段差部25の支持面23の上方で、床部材8の後壁8cに向かって突出し、かつ、上下方向に弧状に延在する。台座26の畝部31には、台座26の長手方向に間隔をおいて、複数の長孔35が形成されている。台座26の長孔35は凸状曲面32と空隙部V1に開口する。参照番号37は、台座26の上縁27を覆う仕上げ材である。
これに対し、床部材8の後壁24には、凸状曲面32に傾動可能に係合する転動面33と、支持面23に係合する底面34が形成されている。床部材8の後壁8cには、台座26の長孔25にそれぞれ対応するように複数の長孔36が形成されている。床部材8は、後壁8cの裏面8dに沿って空間部V2を形成し、後壁8cの長孔36は転動面33と空間部V2に開口している。
そして、床部材8を躯体3に連結するための連結ボルト38を台座26の長孔35と床部材8の後壁8cの長孔36にそれぞれ挿通し、これらの連結ボルト38とダブルナット39とによって、床部材8を躯体3に連結する。このとき、台座26の長孔35に挿通された連結ボルト38の頭部38aは、空隙部V1に配置されて、畝部31の裏面31bに係止され、床部材8の後壁8cの長孔36に挿通された連結ボルト38に螺合するダブルナット39は、空間部V2に配置されて、後壁8cの裏面8dに係止される。連結ボルト38は、ダブルナット39の締結時に回転しないように、方形の頭部38aを有する。参照番号40、41は、連結ボルト38の締結時に締結荷重を受ける受け板である。
なお、台座26の上縁27付近の露出面29と床部材8の後壁8cの間には、コーキング材及び/又はバッカー材42が充填される。
更に、床部材8の自由端Fには、端部板43が取り付けられている。端部板43は、図7に示すように、ヒンジ44によって、床部材8の基礎部2側の端部8aに上下方向に回動自在に取り付けられ、これにより、端部板43は、その自重によって縁部45が下方向に回動付勢されている。床部材8の基礎部2側の端部8aには、端部板43が下方に回動する角度を規制するストッパ46が固定されている。端部板43は、図3に示すように、免震装置4の非作動時には、床部材8の自由端Fと基礎部2の上面15との間隙を覆う(図8Aも参照のこと)。また、端部板43は、免震装置4の作動時には、ストッパ46によって下方への回動角度を規制されるから、基礎部2の上面15に対して端部板43がなす角度と、第一の段差部19の平坦面17に対して端部板43がなす角度を、それぞれ、適正な角度に制御することができる(図7及び図8B及びCを参照のこと)。
以下、図8乃至10を参照して、エキスパンションジョイント5の動作を説明する。図8(A)は、免震装置4が非作動時のエキスパンションジョイント5の側面図であり、床部材8は第一の段差部19の平坦面17と第二の段差部25の支持面24に支持されて、基礎部2と躯体3の間に延在する。図8(B)は、免震装置4が作動して、建築物の躯体3がクリアランスCを閉塞する方向に移動したときのエキスパンションジョイント5の側面図であり、床部材8の端部8aが傾斜面18に案内されて上方へ回動した状態を示す。このとき、端部板43はその自重によって下方へ回動し、ストッパ46によって係止されている。図8(C)は、免震装置4が作動して建築物の躯体3がクリアランスCの反対方向へ移動したときのエキスパンションジョイント5の側面図であり、端部板43がその自重によって下方へ回動し、ストッパ46によって係止されていることが分かる。
ここで、台座26の長孔35は、床部材8の自由端Fが上下方向に回動するときに、転動面33が凸状曲面32に沿って上下方向に傾動することができるように、連結部材38を上下方向に傾動可能に案内する。これに対し、床部材8の後壁8cの長孔36は、床部材8の自由端Fが上下方向に回動するときに、転動面33が凸状曲面32に沿って上下方向に傾動することができるように、連結部材38を上下方向に傾動可能に案内すると共に、床部材8の第二の段差部側の端部8bが支持面23を摺動することができるように、後壁8cを支持面23に向かって往復動可能に案内する。長孔35及び36のこの機能によって、床部材8は、図8(B)のように、上方へ回動することが可能になる。
以上、建築物や構築物の基礎とその上部構造との間に免震装置を介在させた、所謂、基礎免震構造に、本発明のエキスパンションジョイントを適用した実施例を説明したが、本発明のエキスパンションジョイントの床部材と躯体との連結部の構造は、建築物や構築物の上部構造と下部構造の間に免震装置を介在させた、所謂、中間免震構造に適用することもできる。
1 建築物
2 基礎部
3 躯体
4 免震装置
5 エキスパンションジョイント
6 地盤
7 建築物の外溝を構成する溝部
8 床部材
8c 後壁
9 グレーチング
10 装飾用のタイル
15 基礎部の上面
16 基礎部のクリアランスに面する側面
17 第一の段差部の平坦面
18 第一の段差部の傾斜面
19 第一の段差部
21 躯体の上面
22 躯体のクリアランスに面する側面
23 第二の段差部の支持面
24 第二の段差部の壁面
25 第二の段差部
26 台座
31 畝部
32 凸状曲面
33 転動面
34 底面
35 長孔
36 長孔
38 連結ボルト
39 ダブルナット
C クリアランス
F 床部材の自由端

Claims (7)

  1. 建築物又は構築物の基礎部と、前記基礎部に免振装置を介して支持された躯体との間に、前記基礎部と前記躯体の間のクリアランスを跨いで、床部材を架設し、前記床部材の前記基礎部側の端部が上下方向に回動可能な自由端を構成するように、前記床部材を前記躯体に連結してなる、エキスパンションジョイントにおいて、前記基礎部の前記クリアランスに沿う縁部に、前記基礎部の上面と前記基礎部の前記クリアランスに面する側面との間に延在し、かつ、前記床部材を支持する平坦面と、前記床部材の前記自由端を上下方向に案内する傾斜面とを有する、第一の段差部を形成し、前記躯体の前記クリアランスに沿う縁部に、前記躯体の上面と前記躯体の前記クリアランスに面する側面との間に延在し、かつ、前記床部材を支持する支持面と、前記支持面に対して角度を成して延在する壁面とを有する、第二の段差部を形成し、前記第一の段差部と前記第二の段差部に前記床部材を架設し、前記第二の段差部の前記支持面の上方に、前記床部材の前記第二の段差部側の端部に向かって突出し、かつ、上下方向に弧状に延在する、凸状曲面を形成し、前記床部材の前記第二の段差部側の端部に、前記凸状曲面に傾動可能に係合する転動面と、前記支持面に係合する底面を形成し、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動すると、前記床部材の前記転動面が前記凸状曲面に沿って傾動し、前記床部材の前記第二の段差部側の端部が前記支持面を摺動するように、前記床部材を前記躯体に連結したことを特徴とする、エキスパンションジョイント。
  2. 請求項1に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記第二の段差部の前記壁面に台座を取り付け、前記台座に前記凸状曲面を形成し、前記床部材の後壁の表面に前記転動面を形成し、前記台座と前記後壁にそれぞれ貫通孔を形成し、前記床部材を前記躯体に連結するための連結部材を前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔に挿通し、前記連結部材によって前記床部材を前記躯体に連結し、前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔を上下方向に伸びる長孔によって構成し、前記台座の前記長孔は、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動するときに、前記転動面が前記凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、前記連結部材を上下方向に傾動可能に案内し、また、前記後壁の前記長孔は、前記床部材の前記自由端が上下方向に回動するときに、前記転動面が前記凸状曲面に沿って上下方向に傾動することができるように、前記連結部材を上下方向に傾動可能に案内すると共に、前記床部材の前記第二の段差部側の端部が前記支持面を摺動することができるように、前記後壁を前記支持面に向かって往復動可能に案内することを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
  3. 請求項2に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記台座は、前記躯体の上面に沿って延在する上縁と、前記第二の段差部の前記支持面に沿って延在する下縁と、前記床部材の前記後壁に対向する露出面と、前記第二の段差部の前記壁面に対向する裏面と、前記上縁と前記下縁から間隔をおいて前記露出面に突出し、かつ、前記台座の長手方向に伸びる、一条の畝部を有し、前記畝部の表面に前記凸状曲面を形成し、前記畝部の裏面と前記壁面の間に空隙部を形成し、前記台座の前記貫通孔を前記凸状曲面と前記空隙部に開口させ、前記貫通孔に挿通された前記連結部材の前記台座側の端部を前記空隙部に配置して前記畝部の裏面に係止させたことを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
  4. 請求項3に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記床部材は、前記床部材の前記後壁の裏面に沿って空間部を有し、前記後壁の前記貫通孔を前記転動面と前記空間部に開口させ、前記後壁の貫通孔に挿通された前記連結部材の前記床部材側の端部を前記空間部に配置して前記後壁の裏面に係止させたことを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
  5. 請求項3又は4に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記台座の前記貫通孔を、前記台座の長手方向に間隔をおいて、前記畝部に複数形成し、前記台座の前記複数の貫通孔にそれぞれ対応するように、前記後壁の前記貫通孔を複数形成し、前記台座の前記貫通孔と前記後壁の前記貫通孔に挿通された複数の前記連結部材によって、前記床部材を前記躯体に連結したことを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
  6. 請求項3に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記台座の前記上縁付近の前記露出面と前記床部材の前記後壁の間にコーキング材及び/又はバッカー材を充填したことを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
  7. 請求項1又は2に記載のエキスパンションジョイントにおいて、前記エキスパンションジョイントは、更に、前記免震装置の非作動時に前記床部材の前記自由端と前記基礎部の前記上面との間隙を覆う端部板と、前記端部板の前記基礎部側の縁部が上下方向に回動するように、前記端部板の前記床部材側の縁部を前記床部材の前記自由端に連結する、ヒンジと、前記免震装置の作動時に前記端部板が下方に回動する角度を規制するストッパとを有することを特徴とする、前記エキスパンションジョイント。
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