JP3597373B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給して印刷可能かつインク排出手段を利用してノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能なインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクカセットが装着された各色用ノズルヘッドを行方向の全長(全幅)に渡って往復移動させかつその各往動中に印刷して1行(または、1/N行)印刷し、、1行(または、1/N行)印刷後に印刷媒体(普通紙,OHP用紙等)を列方向に1行送りしてこれらを繰り返す従来型(いわゆるシリアル型)のインクジェットプリンタに比較して、大幅な印刷高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印刷運転可能であるとともに、公知の電子写真方式(いわゆるレーザプリンタ)に比較して、大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出願人から提案(例えば、特願平8−296959号)されている。
【0003】
すなわち、この提案プリンタは、行方向の全長に一体型(あるいは行方向に複数のノズルヘッド要素を並べた一体的な)各色用ノズルヘッドを、例えばインクジェットノズル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中の印刷媒体に各色用インクジェットノズルからインクをインクジェット(吹付け)して行方向印刷させるとともに、インクジェットノズル間ピッチの往動中にドラムの回転を利用しつつ列方向印刷させることができる。つまり、行方向印刷と列方向印刷とを同時的に進行可能であるから大幅な印刷高速化を図れる。
【0004】
また、各色用ノズルヘッドと当該各色用インクタンクを離れた位置に配設できるので、各色用ノズルヘッドを軽くできるとともに行方向の往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印刷高速化を助長することができる。また、各色用インクタンクの容量を大幅に拡大できるので、例えば500枚以上の連続印刷運転ができるわけである。
【0005】
かかる多数枚の印刷媒体を連続印刷運転するためには、従来シリアル型のインクジェットプリンタの如く、行方向の往復移動の関係から大きくできない(つまり、小型)のインクカセット内のインクを消費するだけでは、インク量が不足する。
【0006】
そこで、提案プリンタでは、インク供給手段を設け、インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給しつつ印刷可能に形成されている。インクタンクには、着脱可能なインクボトルからインクが補給される。したがって、従来小型インクカセットの頻繁な従来交換作業をしなくてもよく、長時間に亘る連続印刷運転を行えるわけである。
【0007】
また、インク排出手段を利用してノズルヘッドのメンテナンス時に当該ノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能に形成し、周囲のインク汚れを防止しかつ廃インクボトルの交換回数等の軽減を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、着脱可能なインクボトルからインクを補給できるインクタンクを導入した場合、インクタンク内のインク液面一定化手段の型や性能あるいはインクボトルの装着時の不手際、さらにはノズルヘッドからインクを抜き取る場合に、インクタンク内の液面が急上昇する場合がある。つまり、インクが溢れて周囲を汚す虞がある。
【0009】
インクジェットプリンタのインク汚れ防止に関しては、上記従来小型インクカセット往復移動型のシリアルプリンタに関して、インク受け手段(廃インクボトル)が定位置にないときには、インク導入手段(インク排出手段)からインク受け手段(廃インクボトル)側へのインクの導入を阻止する提案(例えば、特公平3−71268号公報)がされている。
【0010】
しかし、印刷運転中でもインクボトルからインクを補給することができるインクタンクを導入しかつ多数枚を高速で連続印刷運転可能に形成された上記提案インクジェットプリンタに、これを導入しても意味がない。インクタンクのオーバーフローと言う概念がなく対処不能であるからである。
【0011】
本発明の目的は、オーバーフロー可能なインクタンクを導入しかつ廃インクボトルが着脱可能なプリンタにおいて、周囲のインク汚れを確実に防止することのできる適応性の広いインクジェットプリンタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給して印刷可能かつインク排出手段を利用してノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタにおいて、前記インクタンクからオーバーフローした廃インクをオーバーフロータンクに保留可能に形成するとともに、前記廃インクボトルが定位置に装着されていることを条件にオーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタである。
【0013】
かかる発明では、インクタンクからオーバーフローした廃インクは、オーバーフロータンクに一時保留されるから、周囲のインク汚れを防止できる。そして、オーバーフロータンク内の廃インクは、廃インクボトルが定位置に装着されていることを条件に、ノズルヘッドからの廃インクの場合と同様に、廃インクボトルへ排出される。したがって、インクタンクを導入しかつ廃インクボトルが着脱可能なプリンタでも、オーバ−フローした廃インクの排出処理が簡単である。すなわち、周囲のインク汚れを確実に防止することができかつ適応性が広い。
【0014】
また、請求項2の発明は、インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給して印刷可能かつインク排出手段を利用してノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタにおいて、前記インクタンクからオーバーフローされた廃インクを排出するオーバーフロー管と,オーバーフロー管から排出された廃インクを一時保留するオーバーフロータンクと,オーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ第2の排出管を通して排出可能な第2の排出バルブとを含み、インクタンクからオーバーフローした廃インクを前記廃インクボトルの手前のオーバーフロータンク内に一時保留可能であるとともに、定位置検出手段によって前記廃インクボトルが定位置に装着されていることが検出されたことを条件に第2の排出バルブを開放状態としてオーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ排出可能に形成された第2の排出手段を設けた、インクジェットプリンタである。
【0015】
かかる発明では、インクタンクからオーバーフローした廃インクは、オーバーフロー管を通して廃インクボトルの手前のオーバーフロータンクに一時保留されるから、周囲のインク汚れを防止できる。
【0016】
そして、オーバーフロータンク内の廃インクは、定位置検出手段によって廃インクボトルが定位置に装着されていることが検出されたことを条件に、第2の排出バルブが開放状態となりかつ第2の排出管を通して、ノズルヘッドからの廃インクの場合と同様に、廃インクボトルへ排出される。廃インクボトルが定位置に装着されていない場合には、排出できない。
【0017】
したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得ることはもとより、さらに定位置検出手段を適宜に設定しておけば、廃インクボトルの装着忘れや不完全な場合でもオーバ−フローされた廃インクをより確実に流出防止できかつ取扱いが簡単である。
【0018】
また、請求項3の発明は、前記第2の排出バルブが、前記オーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされているインクジェットプリンタである。
【0019】
かかる発明では、ポンプ機能を持つ第2の排出バルブは、開放状態の場合に、オーバーフロータンク内の廃インクを第2の排出管を通して廃インクボトルへ強制排出できる。一方、閉塞状態の場合は、廃インクを強制排出できずかつ第2の排出管を閉じるから、廃インクの自然流動を阻止することができる。したがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに廃インクの排出と阻止とを迅速かつ確実に切替えられる。
【0020】
さらに、請求項4の発明は、前記インク排出手段が、前記ノズルヘッドから排出された廃インクを受ける受けタンクと,この受けタンク内の廃インクを第1の排出管および第1の排出バルブを通して前記廃インクボトルへ排出する第1の排出手段と、受けタンク内の空気を含む廃インクを第3の排出管および第3の排出バルブを通して前記廃インクボトルへ排出する第3の排出手段とを含み、かつ第1の排出バルブが前記第2の排出バルブを兼用可能に形成されているインクジェットプリンタである。
【0021】
かかる発明では、ノズルヘッドから排出された廃インクは第1の排出手段を形成する受けタンクで受けられ、第1の排出バルブの開放状態で第1の排出管を通して廃インクボトルへ排出される。この第1の排出バルブは、オーバーフロー排出手段のポンプ機能を有する第2の排出バルブを兼用するものとされている。
【0022】
かくして、印刷運転停止中および印刷運転中の双方において有効利用ができ、コスト低減を図れかつレイアウトの混雑を一段と緩和できる。また、受けタンク内の空気を含む廃インクは、第3の排出バルブの開放状態で第3の排出管を通して廃インクボトルへ排出される。すなわち、ノズルヘッドからの霧状インクも確実に排出できかつ廃インクボトルに回収できる。
【0023】
したがって、請求項3の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにインク汚れをより確実に防止できるとともに、コスト低減かつ構造簡素化を図れる。
【0024】
さらに、請求項5の発明は、前記オーバーフロータンクが、前記廃インクボトルの位置よりも下方の位置に配設されているインクジェットプリンタである。
【0025】
かかる発明では、オーバーフロータンク内の廃インクは、ポンプ機能を持つ第2の排出バルブによって、廃インクボトルへ強制排出することができるから、オーバーフロータンクを廃インクボトルの位置よりも下方の位置に配設することができる。これはまた、上方位置に配設されたインクタンクと下方位置に配設されたオーバーフロータンクとの高低差を大きくすることになる。
【0026】
したがって、請求項3および請求項4の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにインクタンクからオーバーフロータンクへのオーバーフローをより円滑かつ安定化できるとともに、オーバーフロータンク等のレイアウトの自由度を大幅に拡大でき、一層の小型化および低コスト化を図れる。
【0027】
さらにまた、請求項6の発明は、前記第3の排出バルブが、前記受けタンク内の空気を含む廃インクを前記廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされているインクジェットプリンタ。
【0028】
かかる発明では、受けタンク内の空気を含むベーパー状の廃インクは、ポンプ機能を有する第3の排出バルブによって、廃インクボトルへ強制排出される。その後に閉塞状態にすれば、廃インクボトルへ排出された空気を含む廃インクの逆流を完全に防止できる。
【0029】
したがって、請求項4および請求項5の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに空気を含むベーパー(霧)状の廃インクをより確実に排出できるから、インク汚れ防止の完璧化を図れる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本インクジェットプリンタは、図1に示す如く、インクタンク22からオーバーフローされた廃インクを排出するオーバーフロー管61と,オーバーフロー管61から排出された廃インクを一時保留するオーバーフロータンク62と,オーバーフロータンク62内の廃インクを廃インクボトル50へ第2の排出管63を通して排出可能な第2の排出バルブ64とを含み、インクタンク22からオーバーフローした廃インクを廃インクボトル50の手前のオーバーフロータンク62内に一時保留可能であるとともに、定位置検出手段(54)によって廃インクボトル50が定位置に装着されていることが検出されたことを条件に第2の排出バルブ64を開放状態としてオーバーフロータンク62内の廃インクを廃インクボトル50へ排出可能に形成された第2の排出手段60を設け、周囲のインク汚れを確実に防止可能に形成されている。
【0031】
まず、第2の排出手段60を理解するための前提的な本インクジェットプリンタと,インク供給手段20と,インク排出手段40とを説明する。
【0032】
図1において、インクジェットプリンタは、前述した先提案の場合と同様に、インクタンク22から複数のインクジェットノズル12を有するノズルヘッド10(インク室11)へインクを供給しかつ選択されたインクジェットノズル12からインクを吹付けつつ媒体(用紙等)に印刷可能に形成されている。
【0033】
ノズルヘッド10は、この実施形態では、4色(シアン,イエロー,マゼンタおよびブラック)分とされ、例えばA4用紙を20PPMの高速でカラー印刷可能である。なお、本発明は、1色(例えば、ブラック)の場合にも適応される。図1は1色分を示す。
【0034】
次に、インク供給手段20は、インクタンク22とインク供給管24とインク供給バルブ25等とからなり、インクタンク22からノズルヘッド10(インク室11)へインクを供給する。また、インクタンク22は、インクボトル21からインクが補給され、インク液面を一定化調整可能である。23は、空気取入口である。
【0035】
インク戻し手段30は、インク戻し管31およびインク戻しバルブ32を含み、インク室11からのインクをインクタンク22へ戻すことができる。つまり、インク供給手段20との協働によるインク循環時やインク室11のインク抜き時に単独で使用される。
【0036】
このインク供給手段20とインク戻し手段30とは、4色分をインクジェットプリンタに着脱可能な本体1Bに組込んだ一体的構造つまりモジュール1に形成されている。すなわち、複数(4)のインク色(シアン,イエロー,マゼンタおよびブラック)分を一体化してあるので、プリンタ側の構造簡単化に一段と有効である。
【0037】
また、モジュール1(本体1B)をプリンタ(ノズルヘッド10)に装着すれば、インク供給管24およびインク戻し管31の各一端が自動開閉キャップ構造(図示省略)を介してインク室11に連通可能に形成されている。
【0038】
つまり、本体1Bのインクジェットプリンタに対する装着動作でインク供給管24およびインク戻し管31の各一端がノズルヘッド10に連結可能かつ離脱動作で分離可能であるから、交換をより迅速かつ正確に行え、取扱いが一段と楽である。
【0039】
また、インク供給管24およびインク戻し管31は、弾性に富んだチューブから形成され、かつインク供給バルブ25およびインク戻しバルブ32は、当該各配管(24,31)を開放状態および閉塞状態のいずれかを選択可能なバルブ機能を持つチューブ式ポンプから形成される。
【0040】
例えば、回転ローラに複数の押圧ローラを有し、各押圧ローラでチューブ(24,25)を押圧して閉塞状態、押圧しつつ回転させることにより開放状態でインクを送出すことができる。したがって、各開閉切替を迅速に行えるとともに、インク供給やインク戻しを正確に行えかつモジュール製作上の配管が簡単であり、コスト低減にも有効である。
【0041】
しかも、供給ポンプ(25)と戻しポンプ(32)とを、同一構造(同一仕様)にしてあるので、どのポンプを供給ポンプ(25)および戻しポンプ(32)のいずれに使用してもよい。したがって、本体1Bへの配置取付作業の迅速化を図れかつ組立てが容易である。
【0042】
かくして、モジュール1(本体1B)をプリンタ(ノズルヘッド10)に装着すれば、インク供給管24およびインク戻し管31は、ノズルヘッド10(11)側の対応位置に接続される。そして、インクタンク22にインクボトル21を装着すれば、インクタンク22にインクを満たすことができる。
【0043】
供給ポンプ(25)を起動してインクを例えば加温しつつノズルヘッド10へ供給しかつ戻しポンプ(32)を起動してノズルヘッド10からインクタンク22へインクを戻すインク循環運転をすれば、インクのウォーミングアップ等を行える。
【0044】
また、戻しポンプ(32)を停止しかつ供給ポンプ(25)を起動してインクを連続的あるいは間欠的に供給すれば、印刷運転やノズルヘッド10のメンテナンス(空気抜き等)を行える。
【0045】
このように、各タンク・配管等が本体1Bに一体的に組込まれたモジュール1構造であるから、低コストかつ小型でありひいてはインクジェットプリンタの小型化や構造簡単化を図ることができるとともに、インク供給処理手段20に故障が発生した場合に、個別的に配設・配管するレイアウトの場合に比較して、その原因究明が容易であり、かつモジュール交換をすれば継続運転を行える。
【0046】
また、本体1Bには、インク供給手段20のインク供給管24の途中に介装されるインク清浄化用のフィルタ26および前後バルブ28,29を含むノズルヘッド10(インクジェットノズル12)のクリーニング用のインパクトパージ機構27が一体的に組込まれている。したがって、さらにプリンタ全体の小型化に有効である。
【0047】
このフィルタ26のメンテナンスを円滑かつ迅速に行う乃至メンテナンス後にフィルタ26内の空気を抜くための空気抜き手段70を本体1Bに組込んである。この空気抜き手段70は、図1に示す空気抜き配管71および空気抜きバルブ72を含み、フィルタ26内の空気を抜く際のフィルタ26から排出されるインクをインクタンク22に回収可能に形成されている。
【0048】
つまり、前置バルブ28を閉めた状態で空気抜きバルブ72を開放状態にすると、フィルタ26内の空気は空気抜き管70を通してインクタンク22へ逃がされるから、フィルタ性能の安定化を達成でき、空気に混在するインクが周囲に飛散することを防止できかつインクを回収利用できる。なお、必要によって供給ポンプ(25)でインクを強制的に供給しつつ空気除去するように選択することができる。
【0049】
図1において、インク排出手段40は、インクジェットノズル12から吐出されたインクをインク受け41で受け、これと連絡管43を介して連通された受けタンク42に一時保留された廃インクを廃インクボトル50側へ排出する手段であり、基本的には、第1の排出手段(第1の排出管44,第1の排出バルブ45)から形成されている。定位置に着脱可能な廃インクボトル50へは、総排出管49を通して排出される。
【0050】
ここにおいて、インクタンク22からオーバーフローした廃インクをオーバーフロータンク62に一時保留可能に形成するとともに、廃インクボトル50が定位置に装着されていることを条件にオーバーフロータンク62内の廃インクを、インク受け42内の廃インクの場合と同様に、廃インクボトル50へ排出可能に形成してある。
【0051】
すなわち、インクタンク22からオーバーフローした廃インクを導くオーバーフロー管61と,導かれた廃インクを一時保留可能なオーバーフロータンク62と,第2の排出手段(第2の排出管63,第2の排出バルブ64)とを設け、オーバーフロータンク62内に一時保留された廃インクをも、総排出管49を通して、廃インクボトル50へ排出可能に形成されている。
【0052】
第2の排出バルブ64を閉塞状態とした場合は、廃インクを廃インクボトル50側へ強制排出できず、かつ第2の排出管63を閉じるから廃インクの自然流動を阻止することができる。しかも、詳細後記の通り、第2の排出バルブ64を供給ポンプ(25)の場合と同様なチューブ式ポンプから形成してあるので、廃インクの排出と阻止とを迅速かつ確実に切替えられる。
【0053】
かくして、適時に、第1の排出手段(45)を働かせ、第1の廃インクタンク(42)内の廃インクを廃インクボトル50へ排出する。また、第2の排出手段(64)を働かせ、第2の廃インクタンク(62)内の廃インクを廃インクボトル50へ排出する。つまり、各廃インクを密閉状の廃インクボトル50に回収できるから、インク汚れを完全に防止できかつ印刷運転中においても廃インクボトル50を交換することができる。
【0054】
また、インク排出手段40には、受けタンク42内の空気を含むベーパー状の廃インクを廃インクボトル50へ強制的に排出可能なポンプ機能を持つ第3の排出手段(第3の排出管47,第3の排出バルブ48)が設けらている。したがって、べーパー状(霧状)インクが周囲に飛散することも防止できるから、インク汚れをより確実に防止することができる。
【0055】
かかる連絡管43,第1の排出管44,第2の排出管63,第3の排出管47および総排出管49は、弾性に富んだチューブから形成され、かつ第1の排出バルブ(第1の排出ポンプ)45,第2の排出バルブ(第2の排出ポンプ)64および第3の排出バルブ(第3の排出ポンプ)48は、当該各配管(44,63,47)を開放状態および閉塞状態のいずれかを選択可能なバルブ機能を持つ、上記ポンプ25,32の場合と同様なチューブ式ポンプから形成されている。
【0056】
かくして、オーバーフロータンク62を、図1に2点鎖線で示したように、廃インクボトル50の位置よりも下方の位置に配設することができる。廃インクをポンプ機能により、上方の廃インクボトル50へ強制排出可能であるからである。
【0057】
したがって、上方位置に配設されたインクタンク22と下方位置に配設されたオーバーフロータンク62との高低差を大きくすることができるから、インクタンク22からのオーバーフローをより円滑かつ安定化できる。また、受けタンク42,オーバーフロータンク62および廃インクボトル50との上下関係に関するレイアウトの自由度を大幅に拡大できるとともに、一段の小型化および低コスト化を図れる。
【0058】
また、第1の排出バルブ45と第2の排出バルブ64とが、受けタンク42内廃インクおよびオーバーフロータンク62内廃インクを廃インクボトル50へ強制的に排出可能な1つの排出バルブ(排出ポンプ)[排出ポンプ45]を兼用するものとして形成されている。したがって、印刷運転停止中および印刷運転中の双方において有効利用ができるから、コスト低減を図れかつレイアウトの混雑をより緩和できる。
【0059】
ここに、受けタンク42と,オーバーフロータンク62と,廃インクボトル50と,受けタンク42内の廃インクを廃インクボトル50へ排出する第1の排出手段(44,45)と,オーバーフロータンク62内の廃インクを廃インクボトル50へ排出する第2の排出手段(63,64=45)とを、上記のインク供給処理モジュール1の場合と同様に、インクジェットプリンタに着脱可能な本体2Bに一体的に組込んだモジュール2構造に形成してある。
【0060】
したがって、各タンク・配管等が本体2Bに一体的に組込まれたモジュール2構造であるから低コストかつ小型であり、ひいてはインクジェットプリンタの小型化や構造簡単化を図ることができるとともに、インク排出手段40に故障が発生した場合に、個別的に配設・配管するレイアウトの場合に比較して、その原因究明が容易であり、かつモジュール交換すれば継続運転を行える。すなわち、構造簡単で組立てが容易であるとともに異常等に対する原因究明および部品交換を含む復旧を迅速・容易かつ正確に行え、かつプリンタ全体の小型・低コスト化を図れるわけである。
【0061】
また、廃インクボトル50が本体2B(や本体2B内の廃インクボトルケース…図示省略)の所定位置に着脱可能に形成されかつ廃インクボトル50が本体1Bの所定位置に装着されているか否かを検出可能な定位置検出手段(ボトルセンサー54)を設け、検出信号を利用して本体1Bの所定位置に廃インクボトル50が装着されていない場合には、各インク排出手段を形成する各ポンプ45(=64),48の開放状態を強制的に阻止可能に形成してある。
【0062】
この廃インクボトル50は、図1に示す、矢印A方向に押込むことで、本体2B(本体2B内の廃インクボトルケース)に装着可能で、かつ矢印B方向に引出すことで、取外し可能である。したがって、廃インクボトル50の装着忘れ等があった場合でも周囲へのインク汚れ防止を確実に保障できる。
【0063】
さらに、この廃インク排出処理モジュール2も、インク供給処理モジュール1の場合と同様に、複数(4)のインク色(シアン,イエロー,マゼンタおよびブラック)分の第1の廃インクタンク(42),第2の廃インクタンク(62),廃インクボトル50,第1の排出手段および第2の排出手段等を一体化してあるので、一段と配管混雑等を防止できかつカラープリンタ側の構造簡単化および小型・低コスト化を一段と助長できる。
【0064】
これらの第1,第2および第3の排出手段は、図示省略したCPU,ROM,RAM等を含む制御装置により、関連を持ってコントロールされる。
【0065】
すなわち、ボトルセンサー(定位置検出手段)54によって、廃インクボトル50が所定位置に装着されていることが検出確認される(図2のST10でYES)と、第1の排出バルブ(ポンプ)45および第2の排出バルブ(ポンプ)64(=45)が開放状態許可になる(ST11)。
【0066】
この状態下において、受けタンク42内のレベルセンサ(図示省略)によって当該廃インクレベルが上昇したことが検出(ST12のYES)されると、第1の排出バルブ(ポンプ)45が開放(回転駆動)される。したがって、受けタンク42内の廃インクを廃インクボトル50側へ強制排出(ST13)することができる。
【0067】
この実施形態では、第2の排出バルブ(ポンプ)64と第1の排出バルブ(ポンプ)45とが兼用可能な同一ポンプとされているので、オーバーフロータンク62内の廃インクも同時に廃インクボトル50側へ排出(ST13)できる。
【0068】
オーバーフロータンク62内のレベルセンサ(図示省略)によって当該廃インクレベルが上昇したことが検出(ST14のYES)されると、受けタンク42内のレベルセンサ(図示省略)によって当該廃インクレベルが上昇したことが検出されない場合(ST12のNO)でも、第2の排出バルブ(ポンプ)64を開放(回転駆動)して、オーバーフロータンク62内の廃インクを廃インクボトル50側へ強制排出できる(ST15)。
【0069】
この場合、第1の排出バルブ(ポンプ)45も開放(回転駆動)され、受けタンク42内の廃インクを廃インクボトル50側へ強制排出(ST15)する。
【0070】
さらに、この実施形態では、第3の排出バルブ(ポンプ)48は、第1の排出バルブ(ポンプ)45と同期運転可能に形成されているので、受けタンク42内の空気を含む廃インクも廃インクボトル50側へ強制排出(ST13,ST15)される。
【0071】
受けタンク42およびオーバーフロータンク62内の双方廃インクのレベルがともに上昇していない場合(ST12のNO,ST14のNO)並びに廃インクボトル50が所定位置に装着されていない場合(ST10のNO)には、いずれの排出バルブ(ポンプ)45,48,64(=45)も閉塞状態とされる(ST16)。したがって、廃インクが周囲に流出しない。
【0072】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、インクタンクからオーバーフローした廃インクをオーバーフロータンクに保留可能かつ廃インクボトルが定位置に装着されていることを条件にオーバーフロータンク内の廃インクを廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタであるから、インクタンクを導入しかつ廃インクボトルが着脱可能なプリンタでも、オーバ−フローした廃インクの排出処理が簡単である。すなわち、周囲のインク汚れを確実に防止することができかつ適応性が広い。
【0073】
また、請求項2の発明によれば、インクタンクからオーバーフローした廃インクを廃インクボトルの手前のオーバーフロータンク内に一時保留可能であるとともに、定位置検出手段によって廃インクボトルが定位置に装着されていることが検出されたことを条件に第2の排出バルブを開放状態としてオーバーフロータンクの廃インクを廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタであるから、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得ることはもとより、さらに定位置検出手段を適宜に設定しておけば、廃インクボトルの装着忘れや不完全な場合でもオーバ−フロー廃インクをより確実に流出防止できかつ取扱いが簡単である。
【0074】
また、請求項3の発明によれば、第2の排出バルブが、オーバーフロータンク内の廃インクを廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされているので、開放状態の場合でオーバーフロータンク内の廃インクを第2の排出管を通して廃インクボトルへ強制排出でき、かつ閉塞状態の場合には第2の排出管を閉じて廃インクの自然流動を阻止することができる。したがって、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに廃インクの排出と阻止とを迅速かつ確実に切替えられる。
【0075】
さらに、請求項4の発明によれば、インク排出手段が受けタンク内の廃インクを廃インクボトルへ排出する第1の排出手段と、受けタンク内の空気を含む廃インクを廃インクボトルへ排出する第3の排出手段とを含み、かつ第1の排出バルブが第2の排出バルブを兼用可能に形成されているので、印刷運転停止中および印刷運転中の双方において有効利用ができ、コスト低減を図れかつレイアウトの混雑を一段と緩和できる。また、受けタンク内の空気を含む廃インクつまりノズルヘッドからの霧状インクも確実に排出でき廃インクボトルに回収できる。したがって、請求項3の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにインク汚れをより確実に防止できるとともに、コスト低減かつ構造簡素化を図れる。
【0076】
さらに、請求項5の発明によれば、オーバーフロータンクが廃インクボトルの位置よりも下方の位置に配設されているので、請求項3および請求項4の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにインクタンクからオーバーフロータンクへのオーバーフローをより円滑かつ安定化できるとともに、オーバーフロータンク等のレイアウトの自由度を大幅に拡大でき、一層の小型化および低コスト化を図れる。
【0077】
さらにまた、請求項6の発明によれば、第3の排出バルブが受けタンク内の空気を含む廃インクを廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされているので、請求項4および請求項5の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに空気を含むベーパー(霧)状の廃インクをより確実に排出できるから、インク汚れ防止の完璧化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体系統図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 インク供給処理モジュール
1B 本体
2 廃インク排出処理モジュール
2B 本体
10 ノズルヘッド
11 インク室
12 インクジェットノズル
20 インク供給手段
21 インクボトル
22 インクタンク
30 インク戻し手段
31 インク戻し管
40 インク排出手段
41 インク受け
42 受けタンク
43 連絡管
44 第1の排出管(第1の排出手段)
45 第1の排出バルブ(第1の排出手段)
47 第3の排出管(第3の排出手段)
48 第3の排出バルブ(第3の排出手段)
49 総排出管
50 廃インクボトル
54 ボトルセンサー(定位置検出手段)
60 オーバーフロー排出手段
61 オーバーフロー管
62 オーバーフロータンク
63 第2の排出管(第2の排出手段)
64 第2の排出バルブ(第2の排出手段)
70 空気抜き手段

Claims (6)

  1. インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給して印刷可能かつインク排出手段を利用してノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクタンクからオーバーフローした廃インクをオーバーフロータンクに保留可能に形成するとともに、前記廃インクボトルが定位置に装着されていることを条件にオーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ排出可能に形成されているインクジェットプリンタ。
  2. インクタンクから複数のインクジェットノズルを有するノズルヘッドへインクを供給して印刷可能かつインク排出手段を利用してノズルヘッドから排出された廃インクを定位置に着脱可能な廃インクボトルへ排出可能に形成されたインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクタンクからオーバーフローされた廃インクを排出するオーバーフロー管と,オーバーフロー管から排出された廃インクを一時保留するオーバーフロータンクと,オーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ第2の排出管を通して排出可能な第2の排出バルブとを含み、インクタンクからオーバーフローした廃インクを前記廃インクボトルの手前のオーバーフロータンク内に一時保留可能であるとともに、定位置検出手段によって前記廃インクボトルが定位置に装着されていることが検出されたことを条件に第2の排出バルブを開放状態としてオーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ排出可能に形成された第2の排出手段を設けた、インクジェットプリンタ。
  3. 前記第2の排出バルブが、前記オーバーフロータンク内の廃インクを前記廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされている請求項2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記インク排出手段が、前記ノズルヘッドから排出された廃インクを受ける受けタンクと,この受けタンク内の廃インクを第1の排出管および第1の排出バルブを通して前記廃インクボトルへ排出する第1の排出手段と、受けタンク内の空気を含む廃インクを第3の排出管および第3の排出バルブを通して前記廃インクボトルへ排出する第3の排出手段とを含み、かつ第1の排出バルブが前記第2の排出バルブを兼用可能に形成されている請求項3記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記オーバーフロータンクが、前記廃インクボトルの位置よりも下方の位置に配設されている請求項3または請求項4記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第3の排出バルブが、前記受けタンク内の空気を含む廃インクを前記廃インクボトルへ強制排出可能なポンプ機能を有するものとされている請求項4または請求項5記載のインクジェットプリンタ。
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