JP3595785B2 - 自動車のチェンジレバーのロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の盗難を防止するために、チェンジレバーの動きを拘束するようにした自動車のチェンジレバーのロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の盗難を防止する装置を提供するに際して、チェンジレバーの動きを拘束して、チェンジレバーを操作できないようにすることが考えられるが、自動車に、後付けによって取り付けられ、且つチェンジレバーの動きを拘束するようにした自動車のチェンジレバーのロック装置(自動車の盗難防止装置)は提供されるに至っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記チェンジレバーのロック装置を、自動車に、後付けで取り付けられるように構成する場合、容易に取り外せないように考慮することが必要である。
本発明は、自動車に、後付けで取り付けられるようにしたものであって、容易に取り外せないように考慮した自動車のチェンジレバーのロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、チェンジレバーの基部を覆うカバー体を左右方向に貫通する横方向部材と、前記カバー体の上壁を貫通して前記横方向部材に形成したネジ孔に螺合される縦軸と、チェンジレバーの操作が規制されると共に、縦軸の軸心回りの回動が規制されて該縦軸が横方向部材のネジ孔から抜脱するのが阻止されるようにチェンジレバーと縦軸とを連結し、且つ前記状態を維持する錠を有する連結手段とを備えて構成されていることを特徴とする。
【0005】
また、連結手段は、一端側が枢着されて開閉自在とされた一対の係合片を備えてなる係合部材を有し、この係合部材の一対の係合片はチェンジレバーを挟んだ状態で閉じることができ、且つ閉じた状態で係合部材の他端側を錠によって縦軸に連結することにより、一対の係合片が開かないように構成されていてもよい。また、連結手段は、鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成された係合部材を有し、この係合部材をチェンジレバーに巻回すると共に、係合部材の一端側と他端側とを錠によって縦軸に連結するように構成してもよい。
【0006】
また、連結手段は、鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成されると共に該索状体の一端側が縦軸に連結された係合部材を有し、この係合部材をチェンジレバーに巻回させると共に、係合部材の他端側を錠によって縦軸又は係合部材の一端側に連結するように構成してもよい。
また、連結手段は、一端側にフック部を備えた係合部材を有し、この係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、係合部材の他端側を縦軸に錠によって連結することにより、チェンジレバーと縦軸とを連結するように構成してもよい。
【0007】
また、フック部は、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成されていてもよい。
また、連結手段は、一端側に、チェンジレバーに引っ掛けられるフック部を有し、他端側に、縦軸に嵌合すると共に錠によって縦軸に対して離脱不能とされる嵌合部を有する第2の係合部材を備え、この第2の係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、他端側を縦軸に嵌合することにより、この第2の係合部材のフック部がチェンジレバーから離脱不能とされ、且つこの第2の係合部材のフック部は、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成されていて、係合部材のフック部に対して平面視で交差するように、チェンジレバーに引っ掛けられるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図6は第1の実施の形態を示しており、該図面は、自動車の盗難を防止するために、該自動車のチェンジレバー1(シフトレバー、セレクトレバー)の動きを拘束する(チェンジレバー1の操作を規制する)ロック装置を示しており、このロック装置は、自動車に、後付けによって取り付けられるようにしたものである。
【0009】
図3において、チェンジレバー1は、オートマチック・トランスミッション車のチェンジレバー1であって、フロアに設けられたものを例示しており、チェンジレバー1の基部側はカバー体2(コンソールボックス、内装カバー)によって覆われている。
カバー体2は、図2及び図3に示すように、通常、左右の側壁3と、この左右の側壁3の上端同志を連結するように設けられた上壁4とを備えており、上壁4は、例えば、左右の側壁3から一体的に延設された主要壁部5と、この主要壁部5に形成された開口6を塞ぐように設けられたガイド板7とから構成される。
【0010】
また、前記ガイド板7には、前後方向に沿ってガイド溝8が形成され、このガイド溝8からチェンジレバー1が突出されており、このチェンジレバー1はガイド溝8に沿って前後方向にシフト操作可能とされている。
前記ロック装置は、図1〜図6に示すように、カバー体2を左右方向に貫通する横方向部材10と、カバー体3の上壁4(ガイド板7)を上下方向に貫通して前記横方向部材10に螺合する縦軸11と、この縦軸11とチェンジレバー1とを連結してチェンジレバー1の操作を規制すると共に、縦軸11の軸心回りの回動を規制して該縦軸11が横方向部材10のネジ孔14から抜脱するのを阻止する連結手段とを備えて構成され、連結手段は、縦軸11及びチェンジレバー1に係合する係合部材12と、この係合部材12を前記縦軸11に連結(固定)する錠13とを備えている。
【0011】
横方向部材10は、例えば、頑丈な鋼管パイプによって主構成されており、軸心方向中央部に径方向のネジ孔14(雌ネジが切られた孔)が設けられていると共に、軸心方向(左右方向)両側の外周面に雄ねじ15が形成されている。
本実施の形態では、鋼管パイプに切欠き16を形成し、この切欠き16にナット17を溶接等によって固定することにより、ネジ孔14が横方向部材10に設けられている。
なお、横方向部材10はカバー体2を左右方向に貫通する長さの棒状のものであればよく、図例のように円柱状の棒材の他、多角柱状の棒材等で構成されていてもよい。
【0012】
前記縦軸11は、本実施の形態では、中実の円柱状棒材によって形成され、該縦軸11の下部には、横方向部材10のネジ孔14に螺合可能な雄ねじ部18が形成され、上部には、径方向に貫通状に形成された係合孔19が形成されている。
前記構成の横方向部材10及び縦軸11を、前記カバー体2に取り付けるには、例えば、以下のようにして行われる。
先ず、カバー体2の左右の各側壁3の前部であって且つチェンジレバー1のパーキング位置(ガイド溝8の前端位置、P位置)よりも前方側に、左右方向に関して同軸心上に形成され且つ横方向部材10を挿通可能な大きさの横挿通孔21を設けると共に、カバー体2の上壁4(図例では、ガイド板7)前部の左右方向中央部に、前記左右の横挿通孔21の軸心方向と略直交する上下方向の軸心を有すると共に、縦軸11を挿通可能な大きさの縦挿通孔22を形成する。
【0013】
次に、カバー体2の側壁3に形成された左右の横挿通孔21に亘って、前記横方向部材10を挿通させて、該横方向部材10を、その軸心方向が左右方向に一致するように且つネジ孔14が上下方向において縦挿通孔22に一致するように配置する。
次いで、縦軸11の雄ねじ部18に、下端側から、ナット24を螺合させると共にバネ座金25を外嵌させた後、縦軸11の雄ねじ部18を、縦挿通孔22に挿通させて横方向部材10のネジ孔14に螺合させる。
【0014】
そして、縦軸11を螺進・螺退させる(上下方向の軸心回りに左右に回動させる)ことにより、係合孔19が所定の方向を向くように、位置合わせした後、ナット24がバネ座金25を介して上壁4を押圧する方向に、該ナット24を螺進させることにより、縦軸11を位置固定する。
なお、本実施の形態では、縦軸11は、係合孔19が前後方向を向くように固定されている。
また、本実施の形態では、横方向部材10の左右両端側の、カバー体2から突出した部分に、横方向部材10の左右両端及び横挿通孔21を覆い隠す化粧キャップ26(固定部材)が螺合されて取り付けられており、これによって、横方向部材10のガタツキ防止も図られている。
【0015】
また、ナット24の外形は、図例では六角柱状に形成されているが、円柱状等に形成されていてもよい。
前記係合部材12は、板材から形成された上下一対の係合片28A,28Bを有しており、これら一対の係合片28A,28Bの後端側(一端側)は、上下に重ね合わされていると共にリベット等からなる枢支部材29によって上下方向の軸心回りに回動自在に枢着されていて、係合部材12が開閉自在とされている。また、上側の係合片28Aの前端側(他端側)には、筒体31が設けられており、この筒体31は、上側の係合片28Aの前端側に形成された貫通孔30に下端側が挿入されると共に、上側の係合片28Aに溶接等によって固定されていて、筒体31に前記縦軸11が挿通可能とされている。
【0016】
この筒体31には、径方向対称位置に一対の係合孔32が形成されており、この係合孔32は、上下の係合片28A,28Bを重ね合わせた状態において、それらの軸心が前後方向に一致するように形成されている。
また、下側の係合片28Bの前端側には、挿通孔33が貫通形成されており、この挿通孔33は前記筒体31の内径と略同径状に形成されていて、上下の係合片28A,28Bを重ね合わせた際に、挿通孔33と筒体31の内側の孔とが一致するように構成されている。
【0017】
また、上下の係合片28A,28Bの、前後方向中途部には、それぞれ切欠き溝34,35が形成され、上側の係合片28Aに形成された切欠き溝34は左側が開放状のコ字形に形成され、下側の係合片28Bに形成された切欠き溝35は右側が開放状のコ字形に形成されており、これら切欠き溝34,35は、上下の係合片28A,28Bを重ね合わせた状態において、上下方向に貫通状で、且つチェンジレバー1の上下方向中途部が挿通可能な係合孔36が形成されるように構成されている。
【0018】
したがって、上下の係合片28A,28Bを左右に開いて切欠き溝34,35間にチェンジレバー1の中途部を配置し、その後、上下の係合片28A,28Bが重ね合わされるように、上下の係合片28A,28Bを閉じることにより、一対の係合片28A,28Bはチェンジレバー1を挟んだ状態で閉じることが可能とされている。
前記構成の係合部材12及び錠13を用いてチェンジレバー1をロックするには、例えば、以下のようにして行われる。
【0019】
なお、本実施の形態では、チェンジレバー1がパーキング位置に在る状態でロックできるように構成したものを例示しており、チェンジレバー1をパーキング位置にしておく。
先ず、上側の係合片28Aを下側の係合片28Bに対して右側に回動させて、図5に示すように、係合部材12を開き、この状態で、チェンジレバー1が切欠き溝34,35間に位置するように、係合部材12を配置する。
次に、図6に示すように、上下の係合片28A,28Bが重ね合わされるように、係合部材12を閉じることで、上下の係合片28A,28Bによって、チェンジレバー1の上下方向中途部を左右両側から挟み込むと共に、下側の係合片28Bの挿通孔33を介して筒体31を縦軸11に嵌合する(挿通孔33及び筒体31に亘って縦軸11を挿通する)。
【0020】
これによって、係合部材12の開きが規制される。
次いで、筒体31の一対の係合孔32を縦軸11の係合孔19に一致させ、錠13によって筒体31を縦軸11に連結(固定)することで、チェンジレバー1のロックが完了する。
前記錠13としては、本実施の形態では、南京錠が採用されており、この錠13のU字状の足13Aを、縦軸11及び筒体31の係合孔19,32に通し、錠13を施錠することで、筒体31が縦軸11に連結(固定)されるように構成されている。
【0021】
チェンジレバー1のロックを解除するには、錠13を開錠して、その足13Aを筒体31の係合孔32及び縦軸11の係合孔19から抜き、係合部材12を取り外すだけでよく、横方向部材10及び縦軸11は、チェンジレバー1の操作に支障をきたさない位置に取り付けられているので、取り外さなくてもよい。
なお、錠13及び係合部材12は、比較的小さいので、グローブボックス等に収納しておくことができる。
なお、横方向部材10及び縦軸11を取り付けた以後は、チェンジレバー1のロック及びロック解除は、係合部材12と錠13によって行うだけなので、チェンジレバー1のロック及びロック解除動作が容易に行える。
【0022】
また、前記構成のロック装置にあっては、チェンジレバー1は、上下の係合片28A,28Bによって挟まれていて、係合部材12の係合孔36に挿通状として嵌っており、係合部材12は筒体31が縦軸11に固定されることで後方への移動が規制されているので、チェンジレバー1はパーキング位置から動かせないようになっており、これにより自動車の盗難防止が図れる。
また、筒体31が縦軸11に固定されることで、縦軸11が筒体に対して軸心回りに相対回動させることができないと共に、チェンジレバー1が係合部材12の係合孔36に挿通状として嵌っていて、係合部材12が縦軸11の軸心回りに回動できないので、縦軸11を軸心回りに回動して横方向部材10のネジ孔14から螺退する方向に移動させることができず、したがって、縦軸11は横方向部材10のネジ孔14から抜脱できないようになっている。
【0023】
そして、縦軸11をネジ孔14から抜脱しないかぎり、横方向部材10をカバー体2から取り外すのは極めて困難である。
したがって、錠13を壊さないかぎり、ロック装置は取り外せず、チェンジレバー1がパーキング位置から動かせないようになっている。
また、前記構成のロック装置にあっては、横方向部材10及び縦軸11は、カバー体2に対して簡単に取り付けられ、係合部材12は、チェンジレバー1及び縦軸11に対して簡単に取り付けられる。
【0024】
しかも、構造が簡単であるので、安価に提供できる。
なお、前記第1の実施の形態のものにあっては、係合部材12の形状及び構造は、図例のものに限定されることはなく、種種設計変更でき、係合部材12を、チェンジレバー1に係合させ且つ該係合が解除されないように縦軸11に対して錠13によって連結することにより、チェンジレバー1の操作が規制されると共に、縦軸11の軸心回りの回動が規制されて該縦軸11が横方向部材10のネジ孔14から抜脱するのが阻止されるように構成されていればよい。
【0025】
図7及び図8は、第2の実施の形態を示しており、前記第1の実施の形態と同様の機能を有する構成は同符号を付して説明を省略し、特に、前記第1の実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態では、横方向部材10は、中実の棒材の外周面に、軸心方向一端から他端に亘って雄ねじ15を形成してなる。
また、ネジ孔14は、横方向部材10を構成する中実の棒材に径方向に貫通状の孔を形成し、この孔の内周面にねじタップによって雌ねじを形成することによって形成されている。
【0026】
なお、雄ねじ15は、前記第1の実施の形態のように、少なくとも横方向部材10の軸心方向両端側に形成されていればよい。
また、キャップ26(固定部材)は、軸方向両端開口状の円筒体の内面に、横方向部材10の雄ねじ15に螺合する雌ネジを形成してなるものを採用している。
また、本実施の形態では、ガイド板7の上面側に重ね合わされて該ガイド板7を補強する補強板39を有する。
【0027】
この補強板39は、縦軸11を挿通する挿通孔40が形成されており、ガイド板7とバネ座金25との間に挟み込まれている。
なお、補強板39は、その左右方向の長さが、ガイド板7の左右方向幅と同様の帯板材によって形成されているが、補強板39の左右方向の長さは、ガイド板7の左右方向幅よりも短くてもかまわない。
また、係合部材12の上下の係合片28A,28Bの、切欠き溝34,35の左右方向の縁部が湾曲状に形成されている。
【0028】
また、上側の係合片28Aの前端側に設けた筒体31の一対の係合孔32は、上下の係合片28A,28Bを重ね合わせた状態において、それらの軸心が左右方向方向に一致するように形成されている(したがって、縦軸11の係合孔19は、軸心方向が左右方向に一致するように固定される)。
また、錠13は、解除番号に対応するキー42を押し込むとともに解除レバー43を揺動させることにより、開錠するタイプのものが採用されている。
図9は、第3の実施の形態を示し、係合部材12として、多数個の長円状のリング45を直列状に連結してなる鎖46(索状体)によって主構成されたものが採用されていると共に、係合部材12の一端側が縦軸11に連結されているものである。
【0029】
鎖46の一端部は、金属リング47を介して連結部材48に連結されている。この連結部材48は、金属製棒材によって環状に形成されると共に、その一部分が内側(図9の矢示A方向)に揺動自在なゲート部49とされていて、このゲート部49を内側に揺動させることにより、連結部材48を縦軸11の係合孔19に挿通可能としたものである。
なお、ゲート部49は、図9に示す元の位置に復帰するように、反矢示A方向にバネ等によって付勢されている。
【0030】
この実施の形態のものにあっては、チェンジレバー1をロックする際にあっては、係合部材12(鎖46)をチェンジレバー1に、1回又は複数回巻き付け、鎖46の他端側のリング45と、鎖46の一端側のリング45又は金属リング等とに錠13の足13Aを挿通した後、錠13を施錠することで、チェンジレバー1の動きが拘束されると共に、縦軸11の軸心回りの回動が規制される。
この場合、係合部材12が緩んでいると、連結部材48を縦軸11から取り外せるので、連結部材48を、縦軸11から取り外せない程度に、係合部材12を緊張させる。
【0031】
また、チェンジレバー1を操作する場合は、錠13を外すと共に、係合部材12をチェンジレバー1から外す。
この場合、係合部材12は、縦軸11に連結したまま、垂らしておくか、縦軸11から取り外して、グローブボックス等に収納する。
なお、前記構成のものにおいて、チェンジレバー1をロックする場合、鎖46の他端側を錠13によって縦軸11に連結するように構成してもよい。
本実施の形態のように、係合部材12を、鎖46によって主構成することによって、ロックしようとする位置にあるチェンジレバー1と縦軸11との距離が異なっても対応でき、全車種のチェンジレバー1をロックすることができる。
【0032】
なお、図10に示すように、連結部材48を縦軸11から取り外し不能に構成することもできる。
また、係合部材12を鎖のみによって構成すると共に、鎖の一端部を縦軸11に連結しないように構成することもできる。
この場合にあっては、鎖の長さ方向中途部を、チェンジレバー1に、1回又は複数回巻き付けると共に、該チェンジレバー1から延出する鎖の一端側にある1つのリングと、他端側にある1つのリングとにわたって錠13の足13Aを通すと共に、該足13Aを縦軸11の係合孔19に通して錠13を施錠することにより、チェンジレバー1がロックされる。
【0033】
また、係合部材12として、ワイヤー等の容易に切断されない索状体を備えたものであってもよい。
また、錠13の足がワイヤー等からなる係合部材12であってもよい。
なお、前記各実施の形態にあっては、縦軸11の軸心方向の寸法をできるだけ長く採り、横方向部材10をカバー体2の下部側のできるだけ邪魔にならない位置に取り付け得るようにするのがよい。
また、本発明は前記実施の形態のものに限定されることはなく、種種設計変更が可能であり、例えば、チェンジレバー1の動きを拘束する位置は、パーキング位置に限ることはなく、他の位置、例えば、ニュートラル位置(N位置)、リバース位置(R位置)、ドライブ位置(D位置)等であってもよく、パーキング位置及びニュートラル位置以外の位置でチェンジレバー1をロックすれば、エンジンスイッチの鍵穴にキーを差し込んだ状態であっても、エンジンを始動させることはできない。
【0034】
また、図3に仮想線で示すように、横挿通孔21及び縦挿通孔22を、ガイド溝8の後端位置に位置するチェンジレバー1よりも後方側に形成して、横方向部材10及び縦軸11をチェンジレバー1の後方側に取り付けるようにしてもよい。
また、図11及び図12は第4の実施の形態を示し、図13は第5の実施の形態を示し、図14は第6の実施の形態を示し、図15及び図16は第7の実施の形態を示し、図17は第8の実施の形態をそれぞれ示しており、これら第4〜8の実施の形態は、前述した第1〜3の実施の形態に係るロック装置と比較して、縦軸11とチェンジレバー1との連結(チェンジレバー1のロック)をより簡単に行えるように、係合部材12を改良したものである。
【0035】
なお、第4〜第8の実施の形態において、ロック装置の、その他の構成等は第1又は第2、3の実施の形態と略同様であるので、図示を省略する。
図11〜図17に示す各実施の形態において、係合部材12は、掛合体51と筒体31とから主構成されており、掛合体51は、硬質の金属又はその他の硬質材料からなる棒状部材を折曲等することにより形成され、一端側に、かぎ状に折曲形成されたフック部52を有し、他端側は、筒体31の外周を取り巻くように円弧状(湾曲状)に折曲されていて、溶接等によって筒体31の下端側に固定されている。
【0036】
また、フック部52は、掛合体51の他端側に向けて開放状に形成されている。
また、図15及び図16に示す、第7の実施の形態にあっては、前述した係合部材12の他に、第2の係合部材54を備えており、この第2の係合部材54は、硬質の金属又はその他の硬質材料からなる棒状部材を折曲等することにより形成され、一端側に、かぎ状に折曲形成されたフック部55を有し、他端側に、略円弧状に折曲されて筒体31(筒体31を介して縦軸11に)に外嵌される嵌合部56を有する。
【0037】
また、図17に示す第8の実施の形態にあっては、掛合体51の他端部に、ゲート部57の基部側が枢軸58を介して回動自在に枢着されており、このゲート部材57の先端側はフック部55の先端側に係脱自在に係合している。
また、このゲート部57は、実線で示す状態から、仮想線で示す状態に枢軸58回りに回動自在であると共に、図示省略のバネによって実線で示す位置に戻るように矢示E方向に付勢されている。
第4〜6及び第8の実施の形態のものにあっては、横方向部材10及び縦軸11がチェンジレバー1の前方側に設けられる場合、チェンジレバー1をパーキング位置に位置させておいた状態で、先に、フック部52をチェンジレバー1に引っ掛けて該フック部52の嵌合部分52aをチェンジレバー1に嵌合し、その後、筒体31を縦軸11に上方から外嵌し、次に、錠13によって筒体31と縦軸11とを連結することによって、チェンジレバー1と縦軸11とが連結されて、チェンジレバー1がロックされ、これにより、チェンジレバー1と縦軸11との連結動作(及び縦軸11とチェンジレバー1との連結解除動作)が簡単に行えるように構成されている。
【0038】
また、第7の実施の形態のものにあっては、掛合体51のフック部52をチェンジレバー1に引っ掛けた後、さらに、第2の係合部材54のフック部55をチェンジレバー1に引っ掛けると共に、嵌合部56を筒体31に上方から外嵌させ、その後、錠13によって筒体31と縦軸11とを連結する。
前記構成の第4〜8の実施の形態のものにあっては、フック部52をチェンジレバー1に引っ掛けた後、筒体31を縦軸11に外嵌すると、この筒体31と縦軸11との嵌合によって、フック部52の前後移動が規制されると共に、フック部52の上下への傾動(水平方向に対する傾動)も規制されるので、フック部52がチェンジレバー1から外れることはない。
【0039】
また、フック部52がチェンジレバー1から外れないと、筒体31と縦軸11とが錠13で連結された状態では、縦軸11を軸心回りに回動させることはできないので、チェンジレバー1と縦軸11との連結状態を排除できないこととなる。
また、第2の係合部材54のフック部55をチェンジレバー1に引っ掛けると共に、他端側の嵌合部56を筒体31(縦軸11)に嵌合すると、嵌合部56を筒体31から抜脱しないかぎり、この第2の係合部材54のフック部55がチェンジレバー1から外れないように構成されている。
【0040】
なお、前記第4〜8の実施の形態において、横方向部材10及び縦軸11がチェンジレバー1の後方側に設けられる場合にあっては、チェンジレバー1を操作域の後端側に位置させて、前記と同様の要領でロックする。
自動車のチェンジレバー装置にあっては、図11及び図12に示すように、チェンジレバー1の、カバー体2から突出した部分が、レザー、ゴム等から形成される被覆部材53で覆われたものがあり、図11及び図12に示す第4の実施の形態のものにあっては、チェンジレバー1を前記被覆部材53の外周側からフック部52で引っ掛けるようにしたものを例示している。
【0041】
また、この第4の実施の形態で図示した係合部材12において、前述した被覆部材53が設けられていない、チェンジレバー1に、直接、フック部52を引っ掛けるのには、該フック部52の嵌合部分52aの径が大きく、フック部52がチェンジレバー1から外れてしまう惧れがあるので、フック部52を有する係合部材12でチェンジレバー1を直接引っ掛ける場合にあっては、フック部52がチェンジレバー1から外れないように、図13の第5の実施の形態に示すように、フック部52の嵌合部分52aの径をチェンジレバー1の径に合わせると共に、フック部52の嵌合深さHを深く形成する。
【0042】
また、図14に示す第6の実施の形態は、第5の実施の形態のものよりも、さらに、チェンジレバー1からフック部52を外れ難くするために、フック部55を、縦軸11(の軸心)とチェンジレバー1(の軸心)とを結ぶ線分Bに対して傾斜する方向に沿うように形成したものであり(フック部55の嵌合深さ方向Cが、前記線分Bに対して、傾斜する方向となるようにフック部52が形成されており)、これによって、フック部55の嵌合深さHを深くすることができ、フック部52をチェンジレバー1から外れ難くすることができる。
【0043】
また、図15及び図16に示す第7実施の形態にあっては、第6の実施の形態のものよりも、さらに、フック部52をチェンジレバー1から外れ難くするために、第6の実施の形態に係る係合部材12の他に、第2の係合部材54を設けたものであり、この第2の係合部材54のフック部55は、縦軸11(の軸心)とチェンジレバー1(の軸心)とを結ぶ線分Bに対して傾斜する方向に沿うように形成されており、この第2の係合部材54のフック部55は、係合部材12のフック部52に対して平面視で交差するように(第2の係合部材54のフック部55の嵌合深さ方向Dが、掛合体51のフック部52の嵌合深さ方向Cに対して平面視で交差するように)、チェンジレバー1に引っ掛けられ(嵌合され)、その後、嵌合部56を、係合部材12の他端側の上に重なるように、筒体31に外嵌し、該嵌合部56の上方側で、筒体31と縦軸11とが錠13によって連結されることにより、嵌合部56が筒体31から抜脱不能(離脱不能)とされるようにしたものである。
【0044】
これによって、フック部52,55がチェンジレバー1から確実に外れなくなり、チェンジレバー1を確実にロックできる。
なお、前記第4〜6及び第8の実施の形態のものにあっては、変速パターンが図示したI形のものであれば、チェンジレバー1は、その操作範囲の前端位置又は後端位置でロック可能であり、変速パターンがその他のもの(例えばH形等)では、チェンジレバー1は、前方移動又は後方移動が規制される位置でロック可能である。
【0045】
また、第7の実施の形態のものにあっては、掛合体51及び第2の係合部材54の寸法(長さ等)を変更することにより、チェンジレバー1がどの位置にあってもロック可能である。
また、前記第4〜8の各実施の形態において、フック部52を、その開放側が図例のものとは、前後方向において逆向きになるように形成してもよく、この場合は、例えば、図例の変速パターンのものであれば、横方向部材10及び縦軸11がチェンジレバー1の前方側に設けられた場合に、チェンジレバー1が後端位置でロックされ、横方向部材10及び縦軸11がチェンジレバー1の後方側に設けられた場合に、チェンジレバー1が前端位置でロックされる。
【0046】
さらに、前記第4〜8の各実施の形態において、前記掛合体51及び第2の係合部材54は、板状部材又はブロック状部材等で形成されていてもよく、フック部52,55の形状は種種設計変更でき、フック部52,55はチェンジレバー1を引っ掛け得るように形成され、且つチェンジレバー1に引っ掛けた後、掛合体51又は第2の係合部材54の他端側を縦軸11に連結又は係脱不能とした状態で、チェンジレバー1から外れないように形成されていればよい。
また、前述した第1〜8の実施の形態のロック装置は、あくまでも一例を示したものであり、チェンジレバー1のロック位置又は車種に合わせて、また、横方向部材10及び縦軸11をチェンジレバー1の後方側に取り付けるようにした場合等に合わせて、ロック装置の各部材の寸法及び各部分の形状等は適宜設計変更でき、連結手段によって、チェンジレバー1と縦軸11とを連結することで、チェンジレバー1の操作が規制されると共に、縦軸11の軸心回りの回動が規制されて該縦軸11が横方向部材10のネジ孔14から抜脱するのが阻止されるようになっており、且つこの状態を錠によって維持されるように構成されていればよい。
【0047】
また、ロック装置は、マニュアル・トランスミッション車のチェンジレバーをロックするように構成することもできる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車のチェンジレバーの基部を覆うカバー体に、横方向部材を左右方向に貫通させると共に、縦軸を、カバー体の上壁を貫通して前記横方向部材に形成したネジ孔に螺合し、チェンジレバーと縦軸とを連結手段によって連結することにより、チェンジレバーの操作を規制でき、自動車の盗難防止が図れる。
また、本発明では、連結手段は、チェンジレバーの操作が規制されると共に、縦軸の軸心回りの回動が規制されて該縦軸が横方向部材のネジ孔から抜脱するのが阻止されるようにチェンジレバーと縦軸とを連結し、且つ前記状態を維持する錠を有してなり、また、縦軸をネジ孔から抜脱しないかぎり、横方向部材を容易には取り外すことはできないので、錠を開錠又は壊さないかぎり、この横方向部材に連結された縦軸を容易には取り外すことができないと共に、チェンジレバーと縦軸との連結を解除することができず、したがって、錠を、開錠または壊さないかぎり、チェンジレバーの拘束を容易には解除できない。
【0049】
また、連結手段が、一端側が枢着されて開閉自在とされた一対の係合片を備えてなる係合部材を有し、この係合部材の一対の係合片はチェンジレバーを挟んだ状態で閉じることができ、且つ閉じた状態で係合部材の他端側を錠によって縦軸に連結することにより、一対の係合片が開かないように構成することで、チェンジレバーと縦軸との連結操作が簡単である。
また、係合部材を鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成し、この係合部材をチェンジレバーに巻回すると共に、係合部材の一端側と他端側とを錠によって縦軸に連結するように構成することにより、ロックしようとする位置にあるチェンジレバーと縦軸との距離が異なっても対応でき、全車種のチェンジレバーをロックすることができる。
【0050】
また、係合部材を鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成すると共に一端側を縦軸に連結し、該係合部材をチェンジレバーに巻回させると共に、係合部材の他端側を縦軸又は係合部材の一端側に連結することにより、チェンジレバーの操作が規制されると共に、縦軸の軸心回りの回動が規制されて該縦軸が横方向部材のネジ孔から抜脱するのが阻止されるように構成することによっても、前記と同様の効果を奏する。
連結手段は、一端側にフック部を備えた係合部材を有し、この係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、係合部材の他端側を縦軸に錠によって連結することにより、チェンジレバーと縦軸とが連結されるように構成することにより、チェンジレバーと縦軸を簡単に連結できる。
【0051】
また、フック部を、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成することにより、チェンジレバーのフック部への嵌合深さを十分に深く採ることができ、チェンジレバーをフック部から外れ難くすることができる。
また、連結手段は、一端側に、チェンジレバーに引っ掛けられるフック部を有し、他端側に、縦軸に嵌合すると共に錠によって縦軸に対して離脱不能とされる嵌合部を有する第2の係合部材を備え、この第2の係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、他端側を縦軸に嵌合することにより、この第2の係合部材のフック部がチェンジレバーから離脱不能とされ、且つこの第2の係合部材のフック部は、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成されていて、係合部材のフック部に対して平面視で交差するように、チェンジレバーに引っ掛けられるようにすることにより、チェンジレバーをフック部から確実に外れないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るロック装置の側面断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る横方向部材及び縦軸等の背面断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係るチェンジレバー、カバー体、横方向部材及び縦軸等の斜視図である。
【図4】第1の実施の形態に係る横方向部材の平面図である。
【図5】第1の実施の形態に係る係合部材及び錠の平面図である。
【図6】チェンジレバーをロックした状態を示す平面図である。
【図7】第2の実施の形態に係るロック装置の正面断面図である。
【図8】第2の実施の形態に係る係合部材及び錠の平面図である。
【図9】第3の実施の形態に係るロック装置の正面断面図である。
【図10】変形例に係るロック装置の正面断面図である。
【図11】第4の実施の形態に係る係合部材の平面図である。
【図12】第4の実施の形態に係る係合部材の側面図である。
【図13】第5の実施の形態に係る係合部材の平面図である。
【図14】第6の実施の形態に係る係合部材の平面図である。
【図15】第7の実施の形態に係る係合部材及び第2の係合部材の平面図である。
【図16】第7の実施の形態に係る係合部材及び第2の係合部材の側面図である。
【図17】第8の実施の形態に係る係合部材の平面図である。
【符号の説明】
1 チェンジレバー
2 カバー体
4 上壁
10 横方向部材
11 縦軸
12 係合部材
13 錠
14 ネジ孔
28A 係合片
28B 係合片
52 フック部
54 第2の係合部材
55 フック部
56 嵌合部

Claims (7)

  1. チェンジレバーの基部を覆うカバー体を左右方向に貫通する横方向部材と、前記カバー体の上壁を貫通して前記横方向部材に形成したネジ孔に螺合される縦軸と、チェンジレバーの操作が規制されると共に、縦軸の軸心回りの回動が規制されて該縦軸が横方向部材のネジ孔から抜脱するのが阻止されるようにチェンジレバーと縦軸とを連結し、且つ前記状態を維持する錠を有する連結手段とを備えて構成されていることを特徴とする自動車のチェンジレバーのロック装置。
  2. 連結手段は、一端側が枢着されて開閉自在とされた一対の係合片を備えてなる係合部材を有し、この係合部材の一対の係合片はチェンジレバーを挟んだ状態で閉じることができ、且つ閉じた状態で係合部材の他端側を錠によって縦軸に連結することにより、一対の係合片が開かないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
  3. 連結手段は、鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成された係合部材を有し、この係合部材をチェンジレバーに巻回すると共に、係合部材の一端側と他端側とを錠によって縦軸に連結するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
  4. 連結手段は、鎖等の容易に切断されない索状体によって主構成されると共に該索状体の一端側が縦軸に連結された係合部材を有し、この係合部材をチェンジレバーに巻回させると共に、係合部材の他端側を錠によって縦軸又は係合部材の一端側に連結するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
  5. 連結手段は、一端側にフック部を備えた係合部材を有し、この係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、係合部材の他端側を縦軸に錠によって連結することにより、チェンジレバーと縦軸とが連結されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
  6. フック部は、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
  7. 連結手段は、一端側に、チェンジレバーに引っ掛けられるフック部を有し、他端側に、縦軸に嵌合すると共に錠によって縦軸に対して離脱不能とされる嵌合部を有する第2の係合部材を備え、この第2の係合部材のフック部をチェンジレバーに引っ掛けると共に、他端側を縦軸に嵌合することにより、この第2の係合部材のフック部がチェンジレバーから離脱不能とされ、且つこの第2の係合部材のフック部は、縦軸とチェンジレバーとを結ぶ線分に対して傾斜する方向に形成されていて、係合部材のフック部に対して平面視で交差するように、チェンジレバーに引っ掛けられることを特徴とする請求項6に記載の自動車のチェンジレバーのロック装置。
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