JP3595624B2 - 位置計測方法及び位置計測装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は被計測物体の形状や位置の計測を行う為の位置計測方法及び位置計測装置に関し、特にFFTあるいはDFTを用いて高速に位置情報に関する信号を処理する高精度に位置情報を計測する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、物体の形状あるいは位置の精密な計測方法や計測装置は、例えば半導体製造装置においてウエハ−の位置検出に見られるように広範な需要を持っている。このような計測において位置情報の信号処理においてはFFT(高速Fourier変換)又はDFT(離散的Fourier変換)が頻繁に用いられている。
【0003】
例えば形状計測に例を取るとJOSA Vol.72,No.1/January p156にFFTを使用した計測法が紹介されている。この例では、被計測物体上に格子パターンを投影し、物体の形状で変形した変形格子をCCDカメラ等の撮像素子で受光し、FFTを使用して物体の形状を求めている。変形した格子を簡単のため一次元でg(x)として表わすと、
g(x)=a(x)+b(x)cos〔2πfx+Φ(x)〕
となる。この式は引用した論文中に二次元の形で表現されている(1)式を、一次元に変換したもので、fは格子のキャリヤ周波数、Φ(x)は物体の形状によって変形した位相項である。以下の文中においても説明は簡単のため一次元とするが、2次元への拡張はこれより自明である。
【0004】
実際の信号処理ではこの関数をFFTする前に、データの両端の不連続の影響で生じるギブスの現象とよばれる数値のうねりを避ける為、ハニングのウインドウと呼ばれる重み関数w(x)を関数g(x)に掛けることが行われる。w(x)はDを処理するデータのレンジとして、
w(x)=1−cos(2πx/D)
で表わされる。引用した論文ではFig.3が変形格子データで、Fig.4がハニングのウインドウw(x)を掛けた後のデータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら実際の計測系では、数値計算の精度上の現象に対処するだけでなく、他の装置のハ−ドウエア条件から生じる計測の劣化要因に対する対処も必要である。特に照明分布の均一性、所謂照度ムラは計測精度に影響を与え、中でもキヤリヤ周波数fと近い周波数を持った照度ムラは問題となってくる。キャリヤ周波数fに近い周波数成分はFFTあるいはDFTで処理をする際、信号成分に混じり込んで精度悪化の原因となってくる。照明法を工夫してこのような周波数成分を除去できれば問題は起こらないが、実用的に難しいことが多い。
【0006】
本発明は被検査物体上を照明する際の照度ムラが存在しても位置情報を高精度に計測することができる位置計測方法及び位置計測装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では被検物体を置く位置に反射率の均一性の保証された物体を事前に配置して照度又は照度分布を計測し、光電変換する撮像素子の各画素ごとに補正をかけて最終形としての補正重み関数を求め、これを利用していることを特徴としている。
【0008】
即ち撮像素子から得られる信号に対する補正重み関数は、ハニングのウインドウを均一性の保証された物体の照度分布で補正した値となる。補正重み関数CF(x)は前述の均一性を保証された物体で観察される照度分布h(x)、ハニングのウインドウw(x)を用いて
CF(x)= w(x)/ h(x)
と示される。ここでw(x)、h (x)は
w(x)=1−cos(2πx/D)
h(x)=a(x)+b(x)cos〔2πfx〕
である。格子パターンを投影した場合、h(x)はキャリヤ周波数fのcosファクタ−を持っているが、格子パターンを投影しない通常の照明の場合には、h(x)の後ろのcosの項は必要ない。
【0009】
具体的に本発明の位置計測装置は、
◎照明光によって照明した被検査物体の像が結像する撮像素子と、前記撮像素子で得られる測定値を用いて高速フーリエ変換(FFT)又は離散的フーリエ変換(DFT)することにより前記被検査物体の位置情報を得る演算手段とを有する位置計測装置において、前記演算手段は、該照明光によって形成される被検査物体上における照度分布に基づいてハニングのウインドウ関数を変化させ、該変化させたウインドウ関数を前記測定値に掛け、前記ウインドウ関数を掛けた測定値を高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することを特徴としている。
又、本発明の露光装置は、
原版のパターンをウエハーに露光する露光装置において、ウエハー上のアライメントマークに照明光を照射する照射手段と、該アライメントマ−クの像を受光する撮像素子と、該照明光によって被検査物体上に形成される照度分布に基づいてハニングのウインドウ関数を変化させ、該変化させたウインドウ関数を前記撮像素子で得られる測定値に掛け、前記ウインドウ関数を掛けた測定値を高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することにより前記アライメントマークの位置情報を得る演算手段とを含む位置計測手段を有すること特徴としている。
又、本発明の位置計測方法は、
◎照明光で照明された被検査物体の像を撮像素子上に結像する工程と、前記撮像素子で得られる測定値に該照明光によって被検査物体上に形成される照度分布に基づいて変化させたハニングのウインドウ関数を掛ける工程と、前記ハニングのウインドウ関数を掛けた前記測定値をFFT(高速フーリエ変換)又はDFT(離散的フーリエ変換)することにより前記被検査物体の位置情報を得る工程とを有することを特徴としている。
このような補正重み関数を用いることによって被検査物体の照度ムラの影響による計測誤差を除去し、高精度の計測を行うことを可能としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の位置計測装置の実施形態1の一部分の要部概略図である。同図に示す装置の構成は株式会社新技術コミュニケーションズ出版の『光三次元計測』の80頁にあるものを利用して示している。
【0011】
本位置計測装置は格子の投影を用いたモアレによる物体の形状計測法を利用している。プロジェクタPは格子Gを照明して、物体O上に格子像を投影する。投影された格子は物体Oの形状に応じて変形した格子像となり、該変形した格子像をCCDカメラCCD−Cで受光して信号処理を行う。
【0012】
本実施形態では補正重み関数CF(x)を求める為に、図2の様に予め計測を行う基準面に基準反射面SRPを配置して、その像をCCDカメラCCD−Cで受光して計測を行う。基準反射面としては例えばベアSiウエハーBSWを用いることができる。
【0013】
補正重み関数を求める際には様々なパラメ−タ−を考慮している。例えば本実施形態では光源としてハロゲンランプが使用され、調光はランプ電流を変化させて行われる。電流調光を行うと照度ムラが変化するが、高精度計測ではこのような変化も無視できない。電流値を変える毎に基準反射面を計測して補正することも可能であるが、予め電流値と照度ムラの関係を求めておけば、高速に補正重み関数を求めることができる。従って、この場合には補正重み関数を電流値ごとに求めるテ−ブルを持つ必要がある。
【0014】
調光は電流値の変更だけでなく別のハ−ドウエア−でも行うことができ、例えば減光フィルターAFを用いることができる。この場合にはプロジェクタP側またはCCDカメラCCD−C側に減光フィルターAF(不図示)を挿入あるいは変更可能なように配置して、ハロゲンランプHLの電流値が変わって光強度が変化しても、CCDカメラCCD−Cに受光する光量が一定となるようにしている。減光フィルタの配置により、電流制御単独の場合より大きなダイナミックレンジが達成される。
【0015】
減光フィルターAFが入った場合と入らない場合で照度分布が変わらない、即ち均一性の良い減光フィルターAFを使用できる場合には、そのままで電流値に伴った補正重み関数CF(x)を求めればよい。一方、もし減光フィルターAFの均一性が悪く、入った場合と入らない場合で照度分布が変わる場合は、その分布変化を考慮して補正重み関数CF(x)を求める必要がある。補正重み関数は照度分布の均一性を保証された物体、またはそれを必要としない前述の方法で同様に測定されるが、新規パラメ−タとして光量をランプ電流以外で変更できるファクタ−が加わったことになる。
【0016】
照度補正に使用できる均一性が保証された物体としては、例えばベア・シリコン・ウエハーがある。ベア・シリコン・ウエハ−の使用に問題があって均一性を保証できない場合は、被計測物体を一回計測した後180度回転させて再度計測し、該二回の計測の平均値を使用することが有効である。回転させることで装置自体の持っている照度ムラの非対称分の影響がキャンセルされ、被計測物体の反射率の不均一性の影響を軽減できる。
【0017】
また被計測物体を計測系の検出分解能(例えばCCDカメラの画素のピッチを光学倍率で割った値)に相当する値ずつ移動させて計測を行い、常に同じ部分を計測してキャリブレ−ションを行うこともできる。この方法では前述の均一性を保証した特別な物体を使わずに、補正重み関数を高精度で求めることができる。
【0018】
図3は本発明の位置計測装置の実施形態2の要部概略図である。同図は半導体製造装置の露光装置のアライメント検出系への適用例を示している。系の構成は本出願人により特開平5−343291号公報で示したアライメント検出系と同じである。図中、1はレチクルR上のパタ−ンを照明系ILからの光でウエハW上に転写する投影レンズで、これに対してアライメント用の光学系が配置される。アライメント光学系はレ−ザ−光源2からの光をAO素子3、レンズ4を通して偏光ビ−ムスプリッタ5で反射させる。反射した光はλ/4板6、レンズ7、反射ミラ−8から投影レンズ1に入り、ウエハ上に形成されたアライメントマ−クである格子状マ−クGWを照明する。格子状マークGWで反射・回折した光は行きの道を再び通り、λ/4板6の効果でレンズ9以下CCDカメラ14までのの検出光学系に導かれる。
【0019】
図4はその検出原理図を検出光学系部53と投影レンズ1とを合わせて光学系の機能を簡略化して示したものである。レーザー光源から射出した照明光I は、ウエハー上に形成された格子状マークをフ−リエ変換レンズを通して照射する。このフ−リエ変換レンズは投影レンズと検出光学系の行きの部分を合わせたものである。格子状マークから反射・回折した光は再びフ−リエ変換レンズを通り、ストッパ−12の位置に対象物体である格子状マ−クのフ−リエ変換像を形成する。ストッパ−12はフ−リエ変換レンズで捕えた回折光のうち±1次回折光I+1、I−1のみを開口部12aでフィルタリングして取り出す。取り出された±1次回折光は第2のフ−リエ変換レンズを通って撮像装置上に格子状マークの像を結像する。この位置検出も実施形態1のモアレによる形状計測法と同じくキャリヤ周波数の位相を検知する方式となっており、画像処理法としてFFTが用いられる。
【0020】
図3には信号処理のブロック図を示している。撮像装置101から得られた信号はA/D変換(102)、積算(103)操作を経て処理信号となり、FFT演算(104)後、周波数強度検出装置でキャリヤ周波数成分を取り出し(105)、位相検出(106)でウエハー上の格子状マークの位置を検出する(107)。本実施形態ではFFT演算104の時に、ハニングのウインドウを使用した補正重み関数を適用することを特長としている。補正重み関数CF(x)を求める手順は実施形態1と同様である。このため例えば格子上マ−クを計測系の検出分解能ずつ移動させて計測を行うことで容易に照度分布の補正を行うことができ、高精度な位置検出が可能となる。
【0021】
本発明には別の効果として光量的に効率の良い光学系を実現できることがあげられる。図3の光学系のレーザー光源2としてHe−Neレーザーを使用したとする。レーザー光源から射出した照明光I はウエハー上の格子状マークGWをケーラー照明で照射する。
【0022】
図5は図3の検出光学系53と投影レンズ1とを合わせた光学系の照明系部を図4と同じく機能を簡略化して示したものである。レ−ザ−2を出てから格子状マークGWに至るまでのAO素子3から投影レンズ1までの光学系が全体として格子状マークGWにI を照射する照明系ILMLとなっている。He−NeレーザーHNLの射出端を照明系ILMLの前側(レーザー側)の焦点位置FFPに配置し、ウエハーWを照明系ILMLの後ろ側(ウエハー側)の焦点位置BFPに配置するとケーラー照明が達成される。
【0023】
ほとんどのレーザーのレーザーの射出端での強度分布はガウス分布で、よってウエハー上での分布も、ガウス分布となる。これはガウス分布のフーリエ変換はガウス分布であることによる。これまでの照明系の設計では、観察範囲VA内で照度ムラを発生させない為、照明系の光学系の焦点距離を大きな値として、前述のウエハー上でのガウス分布の強度である照明範囲IAの拡がりを観察範囲VAより大きくしていた。この方法はガウス分布の頂点部に当る平らな部分を用いるため照度ムラを発生させないが、照明範囲IAが使用する観察範囲VAよりかなり大きくなることで、ウエハー上での照度が落ち、必要によっては出力の大きなHe−Neレーザを使用せざるをえない場合があった。
【0024】
しかしながら本発明では信号処理で照度ムラを補正するため、出力の大きなHe−Neレーザを使用しなくても済むため、効率の良い検出系が可能となる。照明系として焦点距離の小さいものを使用すれば、狭い照射範囲IAに光を集めることができるため、照度ムラは発生しても照度を上げることができる。そこで本発明の様に照度ムラを補正しながらハニングのウインドウを使用した補正重み関数を適用すれば、ガウス分布の様な照度ムラが精度に与える影響は問題とならない。
【0025】
以上のように、本発明では精度を落とすことなしで効率の良い検出系を構成することが可能となったため、より少ない出力のレーザーを使用することが可能となり、装置の小型化、あるいはコスト面で大きな改善を達成できる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば照度ムラのある検出系においても、計測用の照明光によって形成される被検査物体上の照度分布を予め受光する撮像素子の各素子に対して計測し、該計測値とハニングのウィンドウを用いた補正重み関数を作製してFFTまたはDFT演算時に使用することにより、高精度の計測が可能となった。更に本発明では補正重み関数の使用によって照度ムラをハ−ド的に高度に補正しなくてもよいため、効率の良い検出光学系を構成することが可能となり、装置の小型化あるいは安価な装置の実現を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の三次元形状計測系
【図2】本発明の実施形態1で補正重み関数CFを求める時の配置を示す図
【図3】本発明の実施形態2の半導体製造装置のウエハー位置検出装置の構成を示す図
【図4】本発明の実施形態2のウエハー位置検出装置の原理図
【図5】本発明の実施形態2のウエハー位置検出装置の照明光学系の原理図
【符号の説明】
1 投影レンズ 2 レ−ザ
3 AO素子 4 レンズ
5 偏光ビ−ムスプリッタ 6 λ/4板
7 レンズ 8 反射ミラ−
9 レンズ 10 ビ−ムスプリッタ
11 フ−リエ変換レンズ 12 ストッパ−
13 フ−リエ変換レンズ 14 CCDカメラ
21 フ−リエ変換レンズ 53 検出光学系
R レチクル W ウエハ−
IL 照明系 GW 格子状アライメントマ−ク
P プロジェクタ G 格子
O 被計測物体 CCD−C CCDカメラ
SRP 基準反射面 BSW ベアSiウエハー
HNL He−Neレーザ
ILML アライメント検出系の照明系
FFP 照明光学系の前側焦点面
BFP 照明光学系の後側焦点面
IA 照明範囲 VA 観察範囲

Claims (10)

  1. 照明光によって照明した被検査物体の像が結像する撮像素子と、前記撮像素子で得られる測定値を用いて高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することにより前記被検査物体の位置情報を得る演算手段とを有する位置計測装置において、前記演算手段は、該照明光によって形成される被検査物体上における照度分布に基づいてハニングのウインドウ関数を変化させ、該変化させたウインドウ関数を前記測定値に掛け、前記ウインドウ関数を掛けた測定値を高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することを特徴とした位置計測装置。
  2. 前記被検査物体の位置に基準となる基準物体を配置して測定を行い、該基準物体の測定値に基づいて前記照明光の照度分布を求めることを特徴とする請求項1記載の位置計測装置。
  3. 前記基準物体の測定を測定範囲全体で該基準物体を静止した状態で同時に行うことを特徴とする請求項2記載の位置計測装置。
  4. 前記基準物体の測定を動かしながら行い、前記撮像素子の各要素に対して常に該基準物体の同一箇所が対応するように測定することを特徴とする請求項2記載の位置計測装置。
  5. 前記位置情報が被検査物体の三次元形状に基づく位置に関する情報であることを特徴とした請求項1記載の位置計測装置。
  6. 前記位置情報が被検査物体上に予め形成されたマ−クの位置情報であることを特徴とする請求項1記載の位置計測装置。
  7. 原版のパターンをウエハーに露光する露光装置において、ウエハー上のアライメントマークに照明光を照射する照射手段と、該アライメントマ−クの像を受光する撮像素子と、該照明光によって被検査物体上に形成される照度分布に基づいてハニングのウインドウ関数を変化させ、該変化させたウインドウ関数を前記撮像素子で得られる測定値に掛け、前記ウインドウ関数を掛けた測定値を高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することにより前記アライメントマークの位置情報を得る演算手段とを含む位置計測手段を有すること特徴とする露光装置。
  8. パタ−ンの形成されていないベアシリコンウエハ−を用いて前記被検査物体上に形成される照度分布を求めることを特徴とする請求項7記載の位置計測装置。
  9. 前記照度分布がガウス分布であることを特徴とする請求項8記載の位置計測装置。
  10. 照明光で照明された被検査物体の像を撮像素子上に結像する工程と、前記撮像素子で得られる測定値に該照明光によって被検査物体上に形成される照度分布に基づいて変化させたハニングのウインドウ関数を掛ける工程と、前記ハニングのウインドウ関数を掛けた前記測定値を高速フーリエ変換又は離散的フーリエ変換することにより前記被検査物体の位置情報を得る工程とを有することを特徴とした位置計測方法。
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