JP3594293B2 - フェノール樹脂接着剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、木材用フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤組成物に関し、詳しくは低温速硬化性であるフェノール・ホルムアルデヒド系接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、広葉樹資源の入手難から、合板材料として針葉樹資源の利用が考えられている。しかし、メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、ユリア・ホルムアルデヒド樹脂で代表されるアミノ系樹脂接着剤を使用した針葉樹合板では、接着性、耐久性、安定性などの点で不十分であり、針葉樹を原料とした合板の信頼性を高めていくためには接着性、耐久性、安定性に優れているフェノール・ホルムアルデヒド樹脂系接着剤を用いるのが良いとされている。
従来のフェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤(以下、フェノール樹脂接着剤という)は、アミノ系樹脂接着剤と比較して、合板を製造する際の熱圧締(プレス)に際し、高温・長時間を要し、このために作業性の低下、プレス後の製品の厚み減り、表面劣化の原因となっている。
【0003】
また、近年、ホルマリンの室内汚染による健康への影響がクローズアップされ、合板に対するJAS規格のホルムアルデヒド放散量の規格として、F−1グレード(ホルムアルデヒド放散量(以下、F放散量という):0.5ppm以下)が要求されている。
フェノール樹脂接着剤の低温速硬化の方法としては、ホルムアルデヒドとフェノールのモル比(以下、F/Pモル比という。)を2.5〜3.0にし、レゾルシノールを添加剤とすれば、ある程度効果の得られることは知られているが、この方法では、生産した合板のF放散量は20ppmを越え、且つ、糊液の可使時間が極めて短くなり実用的ではない。
【0004】
次に、F/Pモル比を2.0〜2.5としパラホルムアルデヒドを添加することにより速硬化にする試みがなされており、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂のモル比が高くなればより速硬化となり、接着力が安定するが、上記のモル比の範囲ではF放散量がF−1グレードを満たすのは困難である。
一方、F/Pモル比を2.0以下とした場合はF放散量はF−1を満たすもののアミノ樹脂接着剤と同等の加熱条件下では接着力の安定性に欠ける。
また、硬化助剤として、レゾルシノール、ホルムアミド、マロンニトリル、芳香族アミン、ノボラックなどが提案されているが、多量に添加しないと効果が小さく、多量の添加するとプレス前の糊液の粘度上昇が極めて速くなり、生産性の点で問題があった。
【0005】
また、本発明者らは、逐次反応により、1次反応のモル比を高く設定し、一定の樹脂粘度になった時点でフェノールを追加してモル比を下げ、糊液調製の際イソシアネート化合物を配合することによって、熱板の設定温度を125℃とし、熱圧時間を25秒/mmとする生産を可能とした。しかしながら、単板含水率が12%を越える様な高含水率単板を用いた場合、蒸気圧を低く抑えられる熱盤温度120℃にて、従来のF−2グレードのメラミン・ホルムアルデヒド樹脂接着剤(以下、メラミン樹脂接着剤という。)と同等の生産性を維持できる熱圧時間20秒/mmでの生産は未だ困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、イソシアネート化合物とフェノール・ホルムアルデヒド樹脂のメチロール基とが良好な反応活性を有していることに着目した。合板の製造において、従来のフェノール樹脂接着剤は、熱圧条件が140℃設定にて、40秒/mm程度であったが、フェノール樹脂接着剤にイソシアネート化合物を配合することにより、熱盤温度125℃の設定にて25秒/mm(絶乾単板適用)の熱圧条件にて生産が可能となるフェノール樹脂接着剤を提供した。しかしながら、このフェノール樹脂接着剤では、含水率が10%を越える単板ではパンクや弱体接着などの熱圧不良が発生しやすく、また、120℃設定での生産ができなかった。
本発明は、生産性については従来の広葉樹材料に対するアミノ系樹脂接着剤の生産性を維持しつつ、針葉樹単板に対する優れた接着性を有し、本発明者等が以前に開発した、合板から発するホルムアルデヒド臭を低減したフェノール樹脂接着剤における熱圧条件より更に低温にて生産が可能であり、且つ、適用する単板の含水率が13%を越えても生産が可能となる低ホルムアルデヒド臭合板用フェノール樹脂接着剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上述した如き従来のフェノール樹脂接着剤における欠点を改善すべく鋭意研究した結果、第1段階反応で高分子量のフェノール樹脂を生成せしめ、第2段階反応でイソシアネート化合物と良好な反応活性を有する低分子量のメチロールフェノールを固形分に対して5%以上生成せしめることにより、速硬化とできることを見出し、更に、ポリオールとイソシアネートの硬化触媒として有効な3級アミンがメチロールフェノールとイソシアネート化合物との反応活性を向上することが可能であることを見出し、又、低分子量のメチロールフェノールがイソシネート化合物との反応が良好なことを利用し、更には、糊液の配合にてポリフェノール成分を70%以上含有するポリフェノール類を配合すること、また、単板から蒸発する蒸気を吸収せしめるためにゼオライトを配合することにより本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、レゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂に、イソシアネート化合物とポリフェノール類、好ましくはさらにゼオライトを配合することを特徴とするフェノール樹脂接着剤組成物に関するものであり、必要により3級アミンを反応触媒として配合することができる。
【0008】
本発明の具体例を以下に説明する。
本発明の木材用接着剤組成物に用いられるレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂は、通常フェノール類(P)とアルデヒド類(F)をF/Pモル比2.2〜3.0、好ましくは2.4〜2.8として、第1段階反応を実施し、樹脂量約60%での粘度が6〜10ポイズとなった時点でP及び、Fを追加し、F/Pモル比を1.4〜1.8、好ましくは1.5〜1.7として第2段階反応を塩基性触媒の存在下にて所定の粘度にまで反応させることによって得られる。
【0009】
本発明のレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得るため使用するフェノール類としては、フェノール、キシレノール、レゾルシノール等が使用可能で、単独でも混合使用しても良い。アルデヒド類としては、ホルマリン(水溶液)及びパラホルムアルデヒド(固形)のどちらを使用しても良く、単独でも混合使用してもよい。
【0010】
触媒としては、通常水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の強塩基触媒が使用される。触媒として水酸化ナトリウムを使用する場合、その触媒量は特に規定されないが、水溶性を良好とするため、水酸化ナトリウムとフェノールとのモル比(以下、水酸化ナトリウム/フェノールモル比という)は0.1以上が望ましく、さらに0.5を越えないことが望ましい。このモル比が0.1未満ではフェノール樹脂の硬化が遅くなり、0.5を越えると接着剤層の耐水性が低下するようになる。
フェノール類とアルデヒド類を反応させるときの反応条件としては、特に限定されるものではないが、通常還流下もしくは75℃以上の温度で所定の粘度になるまで縮合反応させるのが好ましい。
【0011】
フェノール樹脂の反応終点は第1段階反応が樹脂量約60%での25℃におけるB型粘度計で測定した粘度が6〜10ポイズ、好ましくは7〜9ポイズであることが望ましい。又、第2段階反応の反応終点は樹脂量約60%におけるB型粘度計で測定した粘度が3〜6ポイズ、好ましくは3.5〜5ポイズであることが望ましい。第1段階反応において、終点粘度が6ポイズ未満の場合、高分子量成分の生成が十分でなく、合板生産後の耐久性が劣る様になる。一方、終点粘度が10ポイズを越えると反応の制御が困難となるばかりか、第2段反応の縮合反応が不十分となり、フリーのフェノールの残量が多くなり、毒劇物となる可能性が高くなる。次に、第2段階反応の終点が3ポイズ未満となる場合、フリーフェノールの縮合が不十分で、6ポイズを越えると低分子量のメチロールフェノールの含有量が5%を下回るために速硬化性が付与されない。
【0012】
次に、メチロールフェノールと後述するイソシアネート化合物との反応触媒として作用する3級アミン化合物を、フェノール樹脂が所定の粘度に達し、60℃以下に冷却された後、フェノール樹脂100重量部に対し、0.05〜1.0重量部添加することができる。この3級アミン化合物は糊液の配合の際に添加剤として配合しても差し支えない。
【0013】
用いられる3級アミン化合物としては、モノエタノールジメチルアミン、ジエタノールモノメチルアミン、トリエタノールアミン、アミノエチルピペラジン、トリメチルエチルピペラジン、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2,4,6−トリス−(ジメチルアミノメチル)フェノール、ベンジルジメチルアミン、1−イソブチル−2−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシクロウンデセン、1,8−ジアザビシクロウンデセンのフェノール塩、1,8−ジアザビシクロウンデセンのオクチル酸塩などがあり、好ましくは、共鳴構造を取り、反応性に富む1,8−ジアザビシクロウンデセン、1,8−ジアザビシクロウンデセンのフェノール塩、1,8−ジアザビシクロウンデセンのオクチル酸塩又は、触媒として作用する一方、架橋剤として作用するアミノエチルピペラジン又は、トリエタノールアミンがより効果が発現する。
【0014】
次に、接着剤組成物及び糊液の調整方法としては、上述したフェノール樹脂にイソシアネート化合物及び、ポリフェノール成分70%以上のタンニンを所定量配合して接着剤組成物を得、さらに小麦粉などの充填剤を配合することにより糊液が調整される。この糊液を用いて得られる合板は、アミノ系樹脂接着剤では十分な耐久性が得られない針葉樹単板を使用し、F放散量F−2グレードのアミノ系樹脂接着剤と同等の加熱条件(熱盤設定温度120℃、加熱時間20秒/mm)にて、単板含水率が13%を越える単板を使用し、成形した場合でも、従来のフェノール樹脂接着剤(F/Pモル比:2.0〜2.2)を使用し、通常の加熱条件(熱盤設定温度140℃、加熱時間40秒/mm)で得られた合板と同等の接着性能を有している。また、F/Pモル比を1.8〜2.2として反応した場合は、F放散量がF−1グレードを満たすことが可能である。
【0015】
本発明の木材用接着剤組成物に配合するイソシアネート化合物としては、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、1−クロロ−2,4−フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジオソシアネート、2,4−TDI、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネートなどが適用されるが、毒性などを考慮すると、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下、MDIという)あるいはポリフェニルメタンポリイソシアネートが好んで用いられる。イソシアネート化合物の配合量はフェノール樹脂100重量部に対して、5〜20重量部添加することが好ましい。5重量部より少ない場合は、フェノール樹脂接着剤のゲル化を促進するには充分ではなく、20重量部より多い場合は配合糊液の粘度上昇が大きくなり合板生産に適用することが困難となる。
【0016】
本発明の木材用接着剤組成物に配合するタンニンはポリフェノール分が70%以上のものが好ましい。ポリフェノール分が70%未満では高含水率単板による成形の際の蒸気圧に対し、十分な耐性が得られない。ゼオライトは水を重量で約50%吸着する性質を持っているため、これを添加することにより、熱時に単板から蒸発する水蒸気を吸着し、見かけの単板の含水率を下げる効果があり、合板の含水パンクを低減することができる。その配合量は1〜10重量部が好ましい。1重量部未満では13%を越える含水率の単板の成形は難しく、10重量部を越えると調合糊液の粘度上昇が速くなり実用的ではない。
【0017】
本発明において製造されるフェノール樹脂接着剤は、ホルムアルデヒドとフェノールとを反応させたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を主体としたもので、ボリビニルブチラール、エチレングリコール、ジエチレングリコールなどで更に変性した変性樹脂であってもよい。なお、これらの変性剤は通常縮合反応終了し、冷却時に配合される。
更に、硬化を促進する目的でレゾルシノール、ホルムアミド、アルキルレゾルシノールなどを少量(フェノール樹脂接着剤に対して通常5重量%以下)添加することも可能である。
本発明の接着剤組成物には、充填剤、増量剤、水、硬化促進剤などを必要に応じて添加混合することも可能である。
【0018】
【実施例】
次に、本発明を実施例に基づき説明する。配合量はすべて重量部である。
【0019】
接着剤製造例1
フェノール94.1部と37%ホルマリン210.8部(F/Pモル比:2.6)及び30%水酸化ナトリウム水溶液を43部(水酸化ナトリウム/フェノール比:0.40)仕込み、還流条件下で、B型粘度計にて25℃における粘度が約8ポイズとなるまで反応させ、更に、フェノール94.1部と37%ホルマリン61.9部(F/Pモル比:1.7)及び30%水酸化ナトリウム水溶液を50部(水酸化ナトリウム/フェノール比:0.35)を仕込み、反応温度80℃にて粘度が約4ポイズとなるまで反応させ、pH10のレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得た。40℃まで冷却した後、アミノエチルピペラジンを0.5部添加し、B型粘度計による25℃での粘度を約2ポイズになるよう水を加えて調整してレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂からなる接着剤を得た。
【0020】
接着剤製造例2
フェノール94.1部と37%ホルマリン162.2部(F/Pモル比:2.0)及び30%水酸化ナトリウム水溶液を47部(水酸化ナトリウム/フェノールモル比:0.35)を仕込み、還流条件下で、B型粘度計にて25℃における粘度が約8ポイズとなるまで反応させた。70℃まで冷却した後、水を添加し、B型粘度計による25℃での粘度が約2ポイズに調整してpH10のレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂からなる接着剤を得た。
【0021】
実施例1
接着剤製造例1で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤100部にイソシアネート化合物としてMDIを12部添加し、更に、アカシヤの木から抽出したポリフェノール分75%のタンニンを6部、平均粒径7μmのゼオライトを3部添加し、増量剤として小麦粉15部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊液を得た。
【0022】
比較例1
接着剤製造例1で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤100部に、配合にてイソシアネート化合物としてMDIを12部添加し、更に、アカシヤの木から抽出したポリフェノール分60%のタンニンを6部、平均粒径7μmのゼオライトを3部添加し、増量剤として小麦粉15部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊液を得た。
【0023】
比較例2
接着剤製造例1で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤100部に、イソシアネート化合物としてMDIを3部添加し、更に、アカシヤの木から抽出したポリフェノール分75%のタンニンを6部、平均粒径7μmのゼオライトを3部添加し、増量剤として小麦粉15部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊液を得た。
【0024】
比較例3
接着剤製造例1で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤を使用し、糊液を調整する際に、イソシアネート化合物を添加しない以外は実施例1と全く同様にして糊液を得た。
【0025】
比較例4
接着剤製造例1で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤を使用し、糊液を調整する際に、タンニンを配合しない以外は実施例1と全く同様にして糊液を得た。
【0026】
比較例5
接着剤製造例2で得られたレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂接着剤100部に、イソシアネート化合物としてMDIを12部添加し、更に、アカシヤの木から抽出したポリフェノール分75%のタンニンを6部、平均粒径7μmのゼオライトを3部添加し、増量剤として小麦粉15部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊液を得た。
【0027】
比較例6
ホルムアルデヒドとメラミンのモル比が0.6のメラミン樹脂接着剤(MA−209、住友ベークライト(株)製)を100部に、小麦粉を10部配合し、塩化アンモニウム1部を添加し、水により粘度を20ポイズに調整し糊液を得た。
【0028】
以上の実施例及び比較例により得られた糊液を使用し、単板は、1.8mm厚のカラマツ材を使用した。原板は絶乾状態とし、糊板は含水率を12〜15%に調湿し、5plyの合板を作製した。成形条件は糊液塗工量:28g/尺角、冷圧条件:10kg/cm2 、加熱条件:10kg/cm2 、120℃、20秒/mmで実施した。
各例における糊液の配合を表1に示す。そして、合板の成形性、及び得られた合板の接着強度(常態及び特類処理後)、F放散量について測定し、その結果を表2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】
本発明の木材用接着剤組成物は、従来のF−2グレードのアミノ系樹脂接着剤の生産性を維持しつつ、アミノ系樹脂接着剤では達成し得なかった特類合板の接着強度を有する。更には、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂のF/Pモル比を1.8〜2.2として反応した場合は、F放散量がJAS規格でのF−1グレードを満たす合板を得ることができる。
Claims (3)
- レゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂がホルムアルデヒド(F)とフェノール(P)のモル比(F/P)を2.2〜3.0で反応させる第1段階反応と第1段階反応終了後、モル比を1.4〜1.8に調整し、反応させる第2段階反応からなるフェノール樹脂接着剤100重量部にイソシアネート化合物5〜20重量部と、ポリフェノール分70%以上のタンニンを3〜15重量部添加することを特徴とするフェノール樹脂接着剤組成物。
- レゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂において、樹脂分60%の水溶液で25℃におけるB型粘度計による粘度が、第1段階反応の反応終点で第1段階反応が6〜10ポイズ、第2段階反応の反応終点で3〜6ポイズであることを特徴とする請求項1記載のフェノール樹脂接着材組成物。
- レゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂100重量部に対して、平均粒子径1〜10μmのゼオライトを1〜10部配合することを特徴とする請求項1又は2記載のフェノール樹脂接着剤組成物。
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