JP2001254066A - フェノール樹脂接着剤 - Google Patents
フェノール樹脂接着剤Info
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Abstract
化された合板等の木材製品の生産を可能とするフェノー
ル・ホルムアルデヒド系接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 ゲル浸透クロマトグラフィーにより求め
た4核体以上のフェノール樹脂成分が40重量%以上
で、かつモノメチロールフェノール成分を5重量%以上
含有するレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂
に、イソシアネート化合物を配合することを特徴とする
フェノール樹脂接着剤。
Description
・ホルムアルデヒド樹脂接着剤に関し、詳しくは低温速
硬化性であるフェノール・ホルムアルデヒド系接着剤に
関する。
料として針葉樹資源の利用が考えられている。しかし、
メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、ユリア・ホルムアル
デヒド樹脂で代表されるアミノ系樹脂接着剤を使用した
針葉樹合板では、接着性、耐久性、安定性などの点で不
十分であり、針葉樹を原料とした合板の信頼性を高めて
いくためには接着性、耐久性、安定性に優れているフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂系接着剤を用いるのが良
いとされている。従来のフェノール・ホルムアルデヒド
樹脂接着剤(以下、フェノール樹脂接着剤という)は、
アミノ系樹脂接着剤と比較して、合板を製造する際の熱
圧締(プレス)に際し、高温・長時間を要し、このため
に作業性の低下、プレス後の製品の厚み減り、表面劣化
の原因となっている。
健康への影響がクローズアップされ、合板に対するJA
S規格のホルムアルデヒド放散量の規格として、F−1
グレード(ホルムアルデヒド放散量(以下、F放散量と
いう):0.5ppm以下)が要求されている。フェノ
ール樹脂接着剤の低温速硬化の方法としては、ホルムア
ルデヒドとフェノールのモル比(以下、F/Pモル比と
いう。)を2.5〜3.0にし、レゾルシノールを添加
剤とすれば、ある程度効果が得られることは知られてい
るが、この方法では、生産した合板のF放散量は20p
pmを越え、且つ、糊液の可使時間が極めて短くなり実
用的ではない。
パラホルムアルデヒドを添加することにより速硬化にす
る試みがなされており、フェノール・ホルムアルデヒド
樹脂のモル比が高くなればより速硬化となり、接着力が
安定するが、上記のモル比の範囲ではF放散量がF−1
グレードを満たすのは困難である。一方、F/Pモル比
を2.0以下とした場合はF放散量はF−1を満たすも
ののアミノ樹脂接着剤と同等の加熱条件下では接着力の
安定性に欠ける。また、硬化助剤として、レゾルシノー
ル、ホルムアミド、マロンニトリル、芳香族アミン、ノ
ボラックなどが提案されているが、多量に添加しないと
効果が小さく、多量の添加するとプレス前の糊液の粘度
上昇が極めて速くなり、生産性の点で問題があった。
次反応のモル比を高く設定し、一定の樹脂粘度になった
時点でフェノールを追加してモル比を下げ、糊液調製の
際イソシアネートを配合することによって、熱板の設定
温度を125℃とし、熱圧時間を25秒/mmとする合
板の生産を可能とした。しかしながら、単板含水率が1
2%を越える様な高含水率単板を用いた場合、蒸気圧を
低く抑えられる熱盤温度120℃にて、従来のF−2グ
レードのメラミン・ホルムアルデヒド樹脂接着剤(以
下、メラミン樹脂接着剤という)と同等の生産性を維持
できる熱圧時間20秒/mmでの生産は未だ困難であっ
た。
アネート化合物とフェノール・ホルムアルデヒド樹脂の
メチロール基とが良好な反応活性を有していることに着
目した。合板の製造において、従来のフェノール樹脂接
着剤は、熱圧条件が140℃設定にて、40秒/mm程
度であったが、フェノール樹脂接着剤にイソシアネート
化合物を配合することにより、熱盤温度125℃の設定
にて25秒/mm(絶乾単板適用)の熱圧条件にて生産
が可能となるフェノール樹脂接着剤を提供した。しかし
ながら、このフェノール樹脂接着剤では、含水率が10
%を越える単板ではパンクや弱体接着などの熱圧不良が
発生しやすく、また、120℃の設定では生産ができな
かった。本発明は、生産性については従来の広葉樹材料
に対するアミノ系樹脂接着剤の生産性を維持しつつ、針
葉樹単板に対する優れた接着性を有し、本発明者等が以
前に開発した、合板から発するホルムアルデヒド臭を低
減したフェノール樹脂接着剤における熱圧条件より更に
低温にて生産が可能であり、且つ、適用する単板の含水
率が13%を越えても生産が可能となる低ホルムアルデ
ヒド臭合板用フェノール樹脂接着剤を提供することにあ
る。本発明者等は、上述した如き従来のフェノール樹脂
接着剤における欠点を改善すべく鋭意研究した結果、分
子量分布が狭いフェノール樹脂よりもメチロールフェノ
ール成分を所定量以上及び4核体以上の高分子量フェノ
ール樹脂成分を所定量以上含む分子量分布の広いフェノ
ール樹脂の方が、イソシアネート化合物を配合したとき
の硬化性が極めて速くなることを見いだし、本発明を完
成させるに至った。
マトグラフィーにより求めた4核体以上のフェノール樹
脂成分が40重量%以上で、かつモノメチロールフェノ
ール成分を5重量%以上含有するレゾール型フェノール
・ホルムアルデヒド樹脂に、イソシアネート化合物を配
合することを特徴とするフェノール樹脂接着剤に関する
ものである。
のフェノール樹脂接着剤に用いられるレゾール型フェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂は、ゲル浸透クロマトグラ
フィーにより求めた4核体以上のフェノール樹脂成分が
40重量%以上で、かつモノメチロールフェノール成分
を5重量%以上含有する広い分子量分布を有するフェノ
ール樹脂であり、公知の合成法で得られる高分子量フェ
ノール樹脂と低分子量フェノール樹脂を混合することに
より、あるいは高分子量フェノール樹脂成分の合成反応
と低分子量フェノール樹脂成分の合成反応を続けて行う
2段階反応により得ることができる。レゾール型フェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂中の4核体以上のフェノー
ル樹脂成分が40重量%未満では合板の接着力が十分に
得られず、モノメチロールフェノール成分が5%未満で
は速硬化の効果が不十分となる。
モノメチロール成分及び4核体以上のフェノール樹脂成
分の含有量は、東ソー製GPCカラム(G1000Hx
l:2本、G2000Hxl:2本)を用い流量1ml/
分、溶出溶媒ジメチルホルムアミド、カラム温度40℃
の分析条件で、モノメチロール成分の溶出時間について
は、オルソメチロールフェノール及びパラメチロールフ
ェノールを標準物質として、フェノール樹脂の4核体の
溶出時間についてはビスフェノールFのホルマリン縮合
物を標準物質として、また、それよりも早く溶出するフ
ェノール樹脂成分については4核体よりも大きなフェノ
ール樹脂成分として求めた。
ると、第1段階反応では、F/Pモル比を2.0〜3.
0として、還流条件下もしくは75℃以上の温度で4核
体以上のフェノール樹脂成分が60重量%以上になるま
で反応せしめ、その後、第2段階反応として、さらにフ
ェノール類又はフェノール類とホルムアルデヒドを添加
し、全体のF/Pモル比を1.5〜2.0となる様に調
整し、75℃以上の温度で遊離フェノールが5重量%未
満になるまで反応させるものである。第1段階反応で仕
込むフェノール(1次P)と第2段階反応で仕込むフェ
ノール(2次P)の仕込みモル比(1次P/2次P)に
ついては0.7〜1.4で、好ましくは0.8〜1.1
ある。
2.0未満では高分子量成分の生成が十分では無く、
3.0を越えると反応の制御が困難である。次に第2段
階反応において、F/Pモル比が1.5未満となると合
板の接着力が十分に得られず、2.0を越えると合板の
F放散量がF−1グレードを満たすことはできない。遊
離フェノールの含有量については、5重量%以上になる
と接着性が低下するため好ましくない。また、1次P/
2次Pモル比が0.7未満では低分子量成分の含有量が
少なくなり、1.4を越えると逆に高分子量成分の含有
量が少なくなり所望の分子量分布のフェノール樹脂を得
ることができない。
ルデヒド樹脂を得るため使用するフェノール類として
は、フェノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシ
ノール等が使用可能で、単独でも混合使用しても良い。
アルデヒド類としては、ホルマリン(水溶液)及びパラ
ホルムアルデヒド(固形)のどちらを使用しても良く、
単独でも混合使用してもよい。
酸化カリウム等の強塩基触媒が使用される。触媒として
水酸化ナトリウムを使用する場合、その触媒量は特に規
定されないが、水溶性を良好とするため、水酸化ナトリ
ウムとフェノールとのモル比(水酸化ナトリウム/フェ
ノールモル比)は0.1以上が望ましく、さらに0.5
を越えないことが望ましい。このモル比が0.1未満で
はフェノール樹脂の硬化が遅くなり、0.5を越えると
接着剤層の耐水性が低下するようになり、且つ、合板の
アルカリ汚染による変色も発生する様になる。フェノー
ル類とアルデヒド類を反応させるときの反応条件として
は、特に限定されるものではないが、通常還流下もしく
は75℃以上の温度で所定の粘度になるまで縮合反応さ
せるのが好ましい。
しては、上述したレゾール型・フェノールホルムアルデ
ヒド樹脂にイソシアネート化合物を所定量配合して接着
剤組成物を得、さらに小麦粉などの充填剤を配合するこ
とにより糊液が調整される。この糊液を用いて得られる
合板は、アミノ系樹脂接着剤では十分な耐久性が得られ
ない針葉樹単板を使用し、F放散量F−2グレードのア
ミノ系樹脂接着剤と同等の加熱条件(熱盤設定温度12
0℃、加熱時間20秒/mm)にて、単板含水率が13
%を越える単板を使用し、成形した場合でも、従来のフ
ェノール樹脂接着剤を使用し、通常の加熱条件(熱盤設
定温度140℃、加熱時間40秒/mm)で得られた合
板と同等の接着性能を有している。また、F/Pモル比
を1.5〜2.2として反応した場合は、F放散量がF
−1グレードを満たすことが可能である。
イソシアネート化合物としては、4,4−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、1−クロロ−2,4−フェニレ
ンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネー
ト、p−フェニレンジオソシアネート、2,4−TD
I、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイ
ソシアネートなどが適用されるが、毒性などを考慮する
と、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(以
下、MDIという)あるいはポリフェニルメタンポリイ
ソシアネートが好んで用いられる。イソシアネート化合
物の配合量はフェノール樹脂100重量部に対して、5
〜20重量部添加することが好ましい。5重量部より少
ない場合は、フェノール樹脂接着剤の硬化を促進するに
は充分ではなく、20重量部より多い場合は配合糊液の
粘度上昇が大きくなり合板生産に適用することが困難と
なる。
接着剤は、ホルムアルデヒドとフェノールとを反応させ
たレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を主体
としたものであるが、タンニン、リグニン、ボリビニル
ブチラール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ルなどで変性した変性樹脂であってもよい。なお、これ
らの変性剤は通常縮合反応終了し、冷却時に配合され
る。更に、硬化を促進する目的で尿素、レゾルシノー
ル、ホルムアミド、m−クレゾール、アルキルレゾルシ
ノールなどを少量(フェノール樹脂接着剤に対して通常
5重量%以下)添加することも可能である。本発明の接
着剤組成物には、充填剤、増量剤、水、硬化促進剤など
を必要に応じて添加混合することも可能である。
合量はすべて重量部である。
(F/Pモル比:2.6)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を47部(水酸化ナトリウム/フェノール比:
0.35)仕込み、還流条件下で、ゲル浸透クロマトグ
ラフィーによる4核体以上のフェノール樹脂成分が70
%となるまで反応させた。70℃まで冷却後、フェノー
ル94.1部、37%ホルマリン81.1部(F/Pモ
ル比:1.8、1次P/2次Pモル比:1.0)及び3
0%水酸化ナトリウム水溶液47部(水酸化ナトリウム
/フェノール比:0.35)仕込み、85℃にて樹脂中
の遊離フェノールが3%になるまで反応させた。冷却
後、水の添加によりフェノール樹脂のB型粘度計による
25℃での粘度を約2.0ポイズとなるように調整し、
ゲル浸透クロマトグラフィーにより求めた4核体以上の
フェノール樹脂成分を61%、モノメチロールフェノー
ル成分を6%含有するレゾール型フェノール樹脂接着剤
を得た。
(F/Pモル比:2.6)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を47部(水酸化ナトリウム/フェノール比:
0.35)仕込み、還流条件下で、ゲル浸透クロマトグ
ラフィーによる4核体以上のフェノール樹脂成分が70
%となるまで反応させた。70℃まで冷却後、フェノー
ル117.6部、37%ホルマリン81.3部(F/P
モル比:1.6、1次P/2次Pモル比:0.8)及び
30%水酸化ナトリウム水溶液58部(水酸化ナトリウ
ム/フェノール比:0.35)仕込み、85℃にて樹脂
中の遊離フェノールが3%になるまで反応させた。冷却
後、水の添加によりフェノール樹脂のB型粘度計による
25℃での粘度を約2.0ポイズとなるように調整し、
ゲル浸透クロマトグラフィーにより求めた4核体以上の
フェノール樹脂成分を54%、モノメチロールフェノー
ル成分を9%含有するレゾール型フェノール樹脂接着剤
を得た。
(F/Pモル比:2.2)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を53.4部(水酸化ナトリウム/フェノールモ
ル比:0.40)仕込み、還流条件下で60分間反応さ
せた。冷却後、水の添加によりフェノール樹脂のB型粘
度計による25℃での粘度を約2.0ポイズとなるよう
に調整し、ゲル浸透クロマトグラフィーにより求めた4
核体以上のフェノール樹脂成分を70%、モノメチロー
ルフェノール成分を2%含有するレゾール型フェノール
樹脂接着剤を得た。
(F/Pモル比:1.5)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を60部(水酸化ナトリウム/フェノールモル
比:0.45)仕込み、50℃で5時間反応させ、ゲル
浸透クロマトグラフィーにより求めた4核体以上のフェ
ノール樹脂成分を0%、モノメチロールフェノール成分
を29%含有する低分子量レゾール型フェノール樹脂を
得た。続いて、得られた低分子量レゾール型フェノール
樹脂20部に接着剤製造例3で得られたフェノール樹脂
接着剤80部を混合し、ゲル浸透クロマトグラフィーに
より求めた4核体以上のフェノール樹脂成分を56%、
モノメチロールフェノール成分を7%含有するレゾール
型フェノール樹脂接着剤を得た。
ムアルデヒド樹脂接着剤100部にイソシアネート化合
物としてMDIを12部添加し、増量剤として小麦粉1
5部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊
液を得た。
ムアルデヒド樹脂接着剤100部にイソシアネート化合
物としてMDIを12部添加し、増量剤として小麦粉1
5部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊
液を得た。
ムアルデヒド樹脂接着剤100部にイソシアネート化合
物としてMDIを12部添加し、増量剤として小麦粉1
5部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊
液を得た。
ホルムアルデヒド樹脂接着剤を使用し、糊液を調整する
際に、イソシアネート化合物を添加しない以外は実施例
1と全く同様にして糊液を得た。
ムアルデヒド樹脂接着剤100部にイソシアネート化合
物としてMDIを12部添加し、増量剤として小麦粉1
5部を配合し、水により粘度を15ポイズに調整して糊
液を得た。
ン接着剤(MA−209、住友ベークライト(株)製)
を100部に、小麦粉を10部配合し、塩化アンモニウ
ム1部を添加し、水により粘度を20ポイズに調整し糊
液を得た。
液を使用し、単板は、1.8mm厚のカラマツ材を使用
した。原板は絶乾状態とし、糊板の含水率を12〜15
%に調湿し、5plyにて合板を作製した。成形条件は
糊液塗工量:28g/尺角、冷圧条件:10kg/cm
2 、加熱条件:10kg/cm2 、120℃、20秒/
mmで実施した。各例における糊液の配合を表1に示
す。そして、合板の成形性、及び得られた合板の接着強
度(常態及び特類処理後)、F放散量について測定し、
その結果を表2に示す。接着強度の測定方法はJIS記
載の試験法(JIS K6802 木材引張せん断接着
強さ)、F放散量の測定方法は、JAS記載の試験法
(ホルムアルデヒド放散量試験)に準じて測定した。
して、合板の成形性、及び得られた合板の接着強度(常
態及び特類処理後)、F放散量について測定し、その結
果を表2に示す。接着力は、JIS K6802 フェ
ノール樹脂木材接着剤 「木材引張せん断接着強さ」に
より、また、F放散量の測定方法は、JAS 普通合板
の日本農林規格「ホルムアルデヒド放散量試験」に基づ
いて行った。
のF−2グレードのアミノ系樹脂接着剤の生産性を維持
しつつ、アミノ系樹脂接着剤では達成し得なかった特類
合板の接着強度を有する。更にはF放散量がJAS規格
でのF−1グレードを満たす合板を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ゲル浸透クロマトグラフィーにより求め
た4核体以上のフェノール樹脂成分が40重量%以上
で、かつモノメチロールフェノール成分を5重量%以上
含有するレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂
に、イソシアネート化合物を配合することを特徴とする
フェノール樹脂接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068135A JP2001254066A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | フェノール樹脂接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068135A JP2001254066A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | フェノール樹脂接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001254066A true JP2001254066A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18587234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068135A Pending JP2001254066A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | フェノール樹脂接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001254066A (ja) |
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