JP3594050B2 - 搬送装置及び該搬送装置を備えた固形製剤印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の無端チェーン間に多数のスラットを架設し、無端チェーンを駆動することにより、上記スラット上に載置された固形製剤等の搬送物を搬送する搬送装置及び該搬送装置を用いた固形製剤印刷装置に関し、更に詳述すると、スラットの着脱を作業性よく容易に行うことができ、被搬送物の種類に応じてスラットを変更する場合やスラットを洗浄する場合などに、該スラットを作業性よく容易に着脱交換することができる搬送装置及び該搬送装置を用いた固形製剤印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、無端チェーンにより駆動するチェーンコンベアが搬送装置として様々な産業分野で用いられている。このようなチェーンコンベアは、通常のベルトコンベアに比べて駆動安定性に優れることから、安定的な搬送状態が要求される用途に好適に用いられ、特に一対の無端チェーン間に多数のスラットを架設すると共に、該スラット上面に複数の保持ポケットを形成し、該保持ポケット内に被搬送物を収容して搬送するチェーンコンベアは、極めて安定した搬送速度及び搬送軌道が得られることから、搬送中に被搬送物に対して種々の処理を施す場合や被搬送物の外観検査を行う場合などに好適に採用され、具体的には、医薬の製造分野において、製造した固形製剤をコンベアで搬送しながら該固形製剤の表面に各種マークを印刷し、また印刷後その印刷状態の良否を搬送中に検査する場合には、このようなスラット架設式のチェーンコンベアを用いることが好ましく、このような固形製剤の印刷及び検査を行うための装置としては、特開平6−143539号公報に記載の固形製剤印刷装置が知られている。
【0003】
即ち、上記特開平6−143539号公報に記載の印刷装置は、図3に示したように、ホッパー100、第1供給ドラム150及び第2供給ドラム151からなる固形製剤供給部152と、表面に整列形成された多数の保持ポケット120aを有し、該保持ポケット120a内に固形製剤200を収容して水平方向に搬送するコンベアタイプの搬送装置120と、インクパン104、デザインローラ105、転写ローラ102、クリーニングローラ107及びクリーニングブレード106からなるインク転写部110と、撮影装置160、判別装置161及び照明162からなる良否判別部163とを具備してなるものである。
【0004】
この印刷装置を用いて各種錠剤等の固形製剤に印刷を行う場合は、まず上記固形製剤供給部152の第1供給ドラム150及び第2供給ドラム151を回転させ、ホッパー100から固形製剤200を第1供給ドラム150表面に形成されたポケット150a内に移し、これを第1供給ドラム150から第2供給ドラム151のポケット151aに受け渡し、更に第2供給ドラム151から搬送装置120の一端部において該搬送装置120の保持ポケット120a内に供給する。そして、搬送装置120のコンベアは図中矢印方向に駆動循環されており、その保持ポケット120aに収容された固形製剤200が、コンベアの一端から他端へと搬送されて行き、上記インク転写部110へと移送される。
【0005】
なお、上記ポケット150a,151a内は吸引状態となるようになっており、これにより安定的に固形製剤200を内部に保持し得るようになっていると共に、この固形製剤200を第1供給ドラム150から第2供給ドラム151に受け渡す際、及び第2供給ドラム151からコンベアに受け渡す際には、渡し側ポケットの吸引状態が解除され、受取側ポケットの吸引または固形製剤200の自重により良好に固形製剤の受渡しが行われるようになっている。
【0006】
上記インク転写部110では、上記デザインローラ105、転写ローラ102及びクリーニングローラ107の各ローラがそれぞれ図中矢印方向に回転しており、上記デザインローラ105の表面に形成された印刷パターン状の窪み内にインクパン104内のインクが付着し、該窪み以外のデザインローラ105表面に付着した余分なインクが上記クリーニングブレード106により除去された後、該窪み内のインクが転写ローラ102表面に移行し、これがインク転写部110に搬送されてきた固形製剤200表面に押し付けられ、固形製剤200の表面に所望のパターンが印刷される。そして印刷後、一定のインターバルで上記クリーニングローラ107が転写ローラ102に接触し、該クリーニングローラ107で転写ローラ102の表面に残留するインクを一定のインターバルで除去するようになっている。
【0007】
この場合、特に図示していないが、搬送装置120の上記保持ポケット120aには、それぞれその底壁部に小貫通孔が形成されていると共に、その下面側には上記インク転写部110に対応した位置に存して吸引室121が設けられており、この吸引室121内はエアーコンプレッサー133により吸引されている。そして、固形製剤200を収容した保持ポケット120aがこのインク転写部110に搬送されて吸引室121上に来ると上記吸引室121及び上記小貫通孔を通して保持ポケット120a内が上記エアーコンプレッサー133により吸引され、その吸引力により固形製剤200が保持ポケット120a内にガタツキを生じることなく安定的に保持されるようになっている。これにより、固形製剤200の表面に上記転写ローラ102の表面を押し付けてインクを転写する際でも、固形製剤200が安定的に保持ポケット120a内に保持され、印刷位置のずれや固形製剤200が転写ローラ102に貼り付くといった不都合を生じることなく安定的に印刷が行われる。
【0008】
次いで、印刷後の固形製剤200は、更に搬送装置120の他端側へと搬送され、良否判別部163へと移送される。この良否判別部163に移送された固形製剤200が撮影装置160により撮影され、印刷の良否が判別装置161により判断される。そして、更に搬送装置120のコンベア上を他端側へと搬送されて行き温風乾燥器180によりインクの乾燥が行われた後コンベアの他端部120bを回り込んで、搬送装置120の下側へと運ばれる。この場合、このコンベアの他端部120b内にも上記吸引室121と同様の吸引室122が設けられており、上記インク転写部110を通過する際と同様に保持ポケット120a内が吸引されて固形製剤200が保持ポケット120aからこぼれ落ちることなく、確実に搬送装置120の下側へと運ばれる。
【0009】
また、この搬送装置120の他端部120b部分には、コンベアの内側に配置されたエアーガン131とコンベアの外側に配置された不良品回収バケット134とからなる不良品排除部130が構成されている。そして、上記良否判別部163で印刷不良と判定された固形製剤200がこの不良品排除部130に搬送されて来ると上記エアーガン131に接続されたエアーコンプレッサー132が作動してエアーガン131から圧搾空気が噴出し、その空気が保持ポケット120a内に設けられた上記小貫通孔(図示せず)を通して保持ポケット120aから噴出し、内部に収容されていた不良の固形製剤を吹き飛ばして上記不良品回収バケット134に回収するようになっている。
【0010】
そして、搬送装置120の下側に搬送されてきた良品固形製剤は、保持ポケット120aの吸引状態が解除されることにより、上記第2供給ドラム151と同様に構成された回収ドラム153の回収ポケット(図示せず)に受け渡され、更にこの回収ドラム153からコンベアー140へと移され、受け部141を通して製品として回収されるようになっている。
【0011】
このように、固形製剤の印刷及びその検査を固形製剤を搬送しながら連続的に行うように構成された固形製剤印刷装置では、印刷ずれ(位置ずれ)による不良品の発生を最低限に抑えると共に、検査精度の向上を図るため、固形製剤の搬送速度及び搬送軌道の安定化が厳しく要求され、上記搬送装置120としては、一対の無端チェーン間に多数のスラットを架設すると共に、該スラット上面に複数の保持ポケットを形成し、該保持ポケット内に被搬送物を収容して搬送するチェーンコンベアが、非常に安定した搬送速度及び搬送軌道が得られることから好適に用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一対の無端チェーン間に多数のスラットを架設したチェーンコンベアーは、スラットの着脱作業が煩雑であり、スラットの数が100を超えるようなものにあっては、その着脱作業に多大な労力を要するという問題点がある。
【0013】
即ち、従来のチェーンコンベアーは、通常各スラットの両端部をそれぞれ無端チェーンに直接ネジ止めすることにより一対の無端チェーン間に架設固定しており、スラットを着脱する際には、各スラットについて逐一ネジの取外し及び取付けを行わなければならず、スラットの数が多くなればその着脱作業には多大な労力と時間を要することとなる。
【0014】
更に、循環駆動する無端コンベアーでは両端部の折り返し部分において、隣接するスラット間が若干折れ曲がった状態となるのでスラットを隙間なく並べて取り付けることができず、各スラット間に若干のクリアランスを設ける必要があり、またスラットに設けたビス孔に容易にネジを挿通するため若干のクリアランスを設ける必要もある。このため、取り外したスラットを再び取り付ける際、又はスラットを交換して新しいスラットを取り付ける際に、スラットに微妙な位置ずれが生じやすく、これが印刷ずれや検査精度の低下を招くこともあることから、スラットを取り付けた後に微妙な調整を行わなければならない場合もあり、更なる労力と時間を要することとなる。
【0015】
この場合、特に上記固形製剤印刷装置の搬送装置として用いる場合には、サイズや形状の異なる固形製剤に印刷を施す際、即ち被処理物の固形製剤を変更する際に、すべてのスラットをその固形製剤に合った保持ポケットを有するスラットに交換しなければならず、また汚染に対して極めて厳格な医薬を搬送する関係上、スラットのクリーニングを定期的に行う必要もあり、スラットの着脱作業を頻繁に行う必要がある。従って、スラットを着脱する際の労力及び時間の増減は、生産効率や歩留まりにも大きく影響し、この点の改善が強く望まれるところである。
【0016】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、一対の無端チェーンと該無端チェーン間に架設された多数のスラットとを有し、上記無端チェーンを循環駆動させて上記スラットを移動させることにより、該スラット上に載置した被搬送物を移送する搬送装置につき、上記スラットを着脱する際の作業性を向上させ、スラット交換時の労力及び時間を大幅に削減することができる搬送装置、及び該搬送装置を用いた固形製剤印刷装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の態様】
本発明は、上記目的を達成するため、一対の無端チェーンと該無端チェーン間に架設された多数のスラットとを有し、上記無端チェーンを循環駆動させて上記スラットを移動させることにより、該スラット上に載置した被搬送物を移送する搬送装置において、上記スラットが、上記一対の無端チェーン間に架設固定されたスラットベースと、該スラットベース上に着脱可能に取り付けられたスラットプレートとからなると共に、上記スラットベースの上面及び上記スラットプレートの下面の少なくともいずれか一方に磁石を配設して該磁石の磁力により上記スラットベース上に上記スラットプレートを保持し、且つ上記スラットベースに1又は2以上の突竿挿通孔を穿設すると共に、該スラットベースの下側に該突竿挿通孔に対応して上下動可能な突竿を配置して該突竿を上動させ上記突竿挿通孔を通してスラットプレートを突き上げることにより、スラットベースとスラットプレートとを自動的に分離するように構成したことを特徴とする搬送装置を提供する。
【0018】
この本発明搬送装置は、一対の無端チェーン間に架設されたスラットが、無端チェーン間に架設固定されたスラットベースと、該スラットベース上に着脱可能に取り付けられたスラットプレートとから構成されているので、スラットベースとスラットプレートとの間の連結状態を解除して容易にスラットベースとスラットプレートとを分離することができ、またスラットプレートをスラットベース上に載置することにより取り付け作業を容易に行うことができる。従って、固形製剤等の被搬送物に合った保持ポケットを有するスラットに交換する必要がある場合やスラットをクリーニングする必要がある場合には、上記スラットプレートを取り外して被搬送物に適した他のスラットプレートに交換し、又は取り外したスラットプレートをクリーニングすることにより容易に対応することができ、スラット全体を無端チェーンから取り外しまた取り付けなくてはならない従来のスラットを用いた搬送装置に比べて遥かに作業性よくこれらの作業を行うことができる。
【0019】
そして、本発明では、スラットベースの上面及びスラットプレートの下面の少なくともいずれか一方に磁石を配設し、該磁石の磁力によりスラットベース上にスラットプレートを保持するように構成することができ、これにより単にスラットプレートをスラットベースから引き剥すことにより、容易にスラットプレートをスラットベースから取り外すことができると共に、スラットベース上に単にスラットプレートを載せるだけで容易にスラットプレートをスラットベース上に取り付けることができ、簡便にスラットプレートの着脱及び交換作業を行うことができる。
【0020】
更に、本発明では、上記スラットベースに1又は2以上の突竿挿通孔を穿設すると共に、該スラットベースの下側に該突竿挿通孔に対応して上下動可能な突竿を配置し、該突竿を上動させ上記突竿挿通孔を通してスラットプレートを突き上げることにより、上記磁石の磁力によって互いに吸着したスラットベースとスラットプレートとを自動的に分離するように構成するものであり、これにより極めて作業性よく容易にスラットプレートの着脱及び交換作業を行うことができるようにしたものである。
【0021】
また、必要に応じて上記スラットプレート及びスラットベースにそれぞれ互いに係合する位置決め用係合部を設け、これら位置決め用係合部を互いに係合させることにより、上記スラットプレートを上記スラットベースの所定位置に位置決めするように構成してもよく、これによりスラットプレートをスラットベース上に位置ずれを生じることなく容易に取り付けることができ、しかも本発明ではスラットベースは無端チェーンに固定されたままであるため、単にこのスラットベース上にスラットプレートを上記位置決め用係合部を係合させて取り付けることにより、取り外し前と全く同じ状態にスラットプレートを取り付けることができ、従来の搬送装置のようにスラット着脱後又はスラット交換後にスラットの位置ずれが生じているようなことがなく、位置ずれを補正するための微調整を行う手間も省略することができる。
【0022】
更に、必要に応じて上記スラットプレートの上面に複数の保持ポケットを形成し、該保持ポケット内に被搬送物を収容することにより、スラットプレート上の所定位置に被搬送物を保持した状態で搬送を行うように構成することは勿論差し支えなく、これにより上述した固形製剤印刷装置に用いられる搬送装置などの被搬送物を整列配置して搬送する必要がある用途に好適に使用されるものである。
【0023】
また、本発明は、固形製剤を整列配置した状態で搬送する搬送手段と、該搬送手段に上記固形製剤を供給して整列配置する固形製剤供給手段と、上記搬送手段搬送中間部上方に設けられ、上記整列配置された固形製剤の表面に所定パターンのインクを転写するインク転写手段とを具備してなる固形製剤印刷装置において、上記搬送手段として上記本発明の搬送装置を用いたことを特徴とする固形製剤印刷装置を提供する。
【0024】
この本発明の固形製剤印刷装置は、搬送手段として上述の本発明搬送装置を用いているので、スラットの交換やクリーニングを行う際、上記スラットプレートをスラットベースに着脱することにより、良好な作業性をもって容易かつ確実に対応することができ、スラットの交換やクリーニングを行う際の労力及び時間を大幅に削減し得、生産効率や歩留まりを大幅に向上させることができるものである。
【0025】
なお、この本発明の固形製剤印刷装置には、勿論上述した従来の固形製剤印刷装置と同様に、上記インク転写手段の配設位置よりも搬送方向後方に存して上記搬送装置の上方に設けられ、固形製剤の表面に転写されたパターンの良否を判別する良否判別手段と、該良否判別手段によって転写不良と判別された固形製剤を排除する不良品排除手段とを設け、印刷後すぐにその良否を検査して不良品を排除する機能を付与することができ、この場合本発明の固形製剤印刷装置ではスラットプレートの交換やクリーニングを行った後でも上述のようにスラットに位置ずれが生じているようなことがなく、極めて安定的な搬送軌道を確実に得ることができ、これにより精度の高い検査を確実に行うことができるものである。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
図1及び2は、本発明の一実施例に係る搬送装置を示すもので、この搬送装置は、図3に示した上述の固形製剤印刷装置の搬送装置(搬送手段)120として用いられるものであり、この図1及び2に示された搬送装置を用いた図3の固形製剤印刷装置は本発明固形製剤搬送装置の一実施例に相当する。この場合、図3の装置において、その構成及び作用効果について従来技術として上述した事項については、その説明を省略する。
【0027】
図1中1,1は、互いに所定間隔離間して平行に配置された一対の無端チェーンであり、この無端チェーン1,1はそれぞれその両端部内側に配設されたスプロケット2,2により循環駆動されるようになっている。この場合、上記スプロケット2,2は同一の駆動軸3により連結されており、この駆動軸3に接続されたモータ等の駆動源(図示せず)により同期的かつ同速度で回転するようになっている。そして、上記無端チェーン1,1間には、両端部がそれぞれ該無端チェーン1,1にネジ止め固定されたスラットベース5と該スラットベース5上に取り付けられたスラットプレート6とからなる多数のスラット4が架設されており、これらスラット4が両無端チェーン1,1と一体的に循環移動するようになっている。
【0028】
上記スラット4を構成する上記スラットベース5は、図2に示されているように、両端部やや内側をそれぞれ凸形に折曲9,9させた長板状のもので、その両端部には上記凸状折曲部9,9よりも外側に存してそれぞれビス孔23が穿設されており、図1に示されているように、このビス孔23にそれぞれネジ7,7をねじ込むことによって両端部が上記両無端チェーン1,1にそれぞれ固定されている。この場合、両無端チェーン1,1の間には、両無端チェーン1,1の近傍に存して、上下両端縁が水平直線状に形成された板状のガイド板8,8がそれぞれ無端チェーン1,1の循環方向に沿って配設されており、上記スラットベース5両端部やや内側に形成された上記凸状折曲部9,9の下面側凹部10,10内に上記ガイド板8,8の上下端縁部がそれぞれ挿入され、このガイド板8,8にガイドされてスラットベース5が無端チェーン1,1の弛み等に影響されることなく、水平方向に沿って安定的に移動するようになっている。
【0029】
このスラットベース5上面側の上記凸状折曲部9,9間が上記スラットプレート6を取り付ける取付部11となっており、図2に示されているように、この取付部11の両端部には位置決め突起12,12が互いに反対側の側縁部近傍に存して突設されている。また、取付部11の両端部やや内側にはそれぞれ上下両面に貫通した突竿挿通孔13,13が設けられており、更にこれら突竿挿通孔13,13の更に内側に存して永久磁石14,14が取付部11表面に露出した状態に埋設されている。更にまた、取付部11には、24個の小貫通孔15が後述するスラットプレート6の保持ポケット18に対応して2列に整列して形成されている。なお、このスラットベース5はステンレススチールにより形成されている。
【0030】
次に、このスラットベース5に取り付けられるスラットプレート6は、図2に示されているように、上記スラットベース5の取付部11に対応した形状及びサイズを有する長板状のもので、その両端部には上記位置決め突起12,12が挿入される位置決め孔16,16が互いに反対側の側縁部近傍に存して穿設されており、また下面両端部やや内側には吸着プレート17,17がスラットプレート6下面に露出した状態に埋設されている。更に、このスラットプレート6上面には、24個の半球凹状の保持ポケット18が2列に整列して形成されていると共に、各保持ポケット18の底部にはそれぞれスラットプレート6の下面に貫通する小貫通孔19が穿設されている。なお、このスラットプレート6はアルミニウム合金により形成されており、また上記吸着プレート17,17はステンレススチールにより形成されている。更に、このスラットプレート6,6は黒色に着色されており、搬送する固形製剤を撮影装置160(図3参照)で撮影して良否を判別する際、淡色の固形製剤との間に良好なコントラストを有する画像が得られるようになっている。
【0031】
このスラットプレート6は、その位置決め孔16,16内にそれぞれ上記位置決め突起12,12を挿入するようにして、上記スラットベース5の取付部11上に載置することにより、図1に示されているように、該取付部11内にピッタリと嵌り込み、スラットベース5の永久磁石14,14にスラットプレート6の吸着プレート17,17が吸着して、スラットプレート6がスラットベース5に保持されようになっている。このとき、スラットベース5の各小貫通孔15とスラットプレート6の各小貫通孔19とが一致した状態となり、また上記吸着プレート17,17がスラットベース5の突竿挿通孔13,13を塞ぐようになっている。
【0032】
また、図1に示されているように、本実施例の搬送装置120には、搬送方向中間部内側において、一対のエアーシリンダ20,20が、上記スラットベース5の下方に存し上記突竿挿通孔13,13に対応して配設されている。このエアーシリンダ20,20はエアーコンプレッサ(図示せず)に接続されており、該エアーコンプレッサから圧搾空気の供給を受けて突竿21,21が上動し、かつ該圧搾空気の供給が停止すれば、突竿21,21が下動して元の状態に復帰するようになっている。この場合、圧搾空気の供給を受けて突竿21,21が上動すると、該突竿21,21の先端が上記突竿挿通孔13,13を通して上記スラットプレート6の吸着プレート17,17部分を突き上げ、該スラットプレート6が上記永久磁石14,14の磁力に抗してスラットベース5から持ち上げられ、分離した状態となるようになっている。このとき、突竿21,21の上動は、該突竿21,21の基端部に設けられたストッパ22,22がスラットベース5の下面に当接して停止し、これによりスラットプレート6がスラットベース5の取付部11から飛び出してしまうことなく、該取付部11から上方へと突出した状態となる。この状態で、容易にスラットプレート6をスラットベース5から取り外すことができるものである。
【0033】
本実施例の搬送装置は、上記スラットプレート6上面に形成された各保持ポケット18内に固形製剤を収容保持した状態で、循環駆動される無端チェーン1,1と一体的に各スラット4が移動することにより、上記固形製剤を搬送するものであり、この本実施例搬送装置を用いた図3の固形製剤印刷装置は、上記従来技術として説明した動作と同様の動作により固形製剤の印刷及び良否検査を行うものである。この場合、本実施例の搬送装置に設けられている上記エアーシリンダ20,20は、図3に示されているように、インク転写部110と良否判別部163との間に位置するようになっている。また、図3のインク転写部110及び折り返し部(他端部)120bにおいては、上記小貫通孔15及び19(図2参照)を通して保持ポケット18内が吸引されると共に、不良品排除部130においてはエアーガン131からこの小貫通孔15及び19を通して保持ポケット18内にエアーを噴出するようになっている。
【0034】
更に、本実施例の搬送装置は、切り替え操作により上記スラット4とチェーン1,1とからなるコンベアを間欠運動させることができるようになっており、このとき各スラットベース5の突竿挿通孔13,13と上記エアーシリンダ20,20の突竿21,21とが一致した状態で各スラット4が間欠的に停止するようになっている。
【0035】
本実施例の搬送装置は、一対の無端チェーン1,1間に架設された各スラット4が、無端チェーン1,1間に架設固定されたスラットベース5と、該スラットベース5上に永久磁石14,14(保持手段)によって着脱可能に取り付けられたスラットプレート6とから構成されているので、スラット4を搬送する固形製剤に合った保持ポケットを有する別のスラットに交換する場合やスラット4をクリーニングする場合、上記スラットプレート6をスラットベース5から取り外して搬送する固形製剤に適した他のスラットプレートに交換し、又は取り外したスラットプレート6をクリーニングすることにより容易に対応することができ、スラット全体を無端チェーンから取り外しまた取り付けなくてはならない従来のスラットを用いた搬送装置に比べて遥かに作業性よくこれらの作業を行うことができるものである。
【0036】
即ち、上記スラットプレート6を交換したりクリーニングするために、該スラットプレート6をスラットベース5から取り外す場合は、上記一対のチェーン1,1とスラット4とからなるコンベアの運転動作を連続循環運動から間欠循環運動に切り替えると共に、この間欠運動と同期的に連動させて上記エアーシリンダ20,20にエアーコンプレッサ(図示せず)から圧搾エアーを間欠的に供給して突竿21,21を上下動させる。これにより、上述したように突竿21,21の先端が上記突竿挿通孔13,13を通して上記スラットプレート6の吸着プレート17,17部分を突き上げ、該スラットプレート6が上記永久磁石14,14の磁力に抗してスラットベース5から持ち上げられて分離した状態となり、この状態でスラットプレート6をスラットベース5から取り去り、この作業を各スラット4について順次行うことにより、すべてのスラットプレート6をスラットベース5から取り外す。
【0037】
そして、新たなスラットプレート6を取り付ける場合には、スラットプレート6をその位置決め孔16,16内にそれぞれ上記位置決め突起12,12を挿入するようにして、上記スラットベース5の取付部11上に載置することにより、図1に示されているように、該取付部11内にピッタリと嵌り込み、スラットベース5の永久磁石14,14にスラットプレート6の吸着プレート17,17が吸着して、スラットプレート6がスラットベース5に保持される。そして、この作業をすべてのスラット4について行うことにより、スラットプレート6の取り付けを行う。この場合、コンベアを上記取り外し時と同様に間欠運動させながら上記スラットプレート6の取付作業を行うことができる。
【0038】
このように、本発明の搬送装置では、スラット4を構成するスラットプレート6をスラットベース5から分離して取り外し、新たなスラットプレートをスラットベース5に取り付けることにより、スラットの実質的な交換を行うことができ、スラット全体を無端チェーンから取り外しまた取り付けなくてはならない従来のスラットを用いた搬送装置に比べて遥かに作業性よくこれらの作業を行うことができる。
【0039】
しかも本実施例では、スラットベース5にスラットプレート6を保持固定する手段として永久磁石を用い、その磁力によりスラットベース5上にスラットプレート6を保持するようになっているので、単にスラットプレート6をスラットベース5から引き剥すことにより、容易にスラットプレート6をスラットベース5から取り外すことができると共に、スラットベース5の取付部11上に単にスラットプレート6を載せるだけで容易にスラットプレート6をスラットベース5上に取り付けることができる上、取り外しの際には上記エアーシリンダ20,20の突竿21,21でスラットプレート6を突き上げることにより、上記磁石14の磁力によって互いに吸着したスラットベース5とスラットプレート6とを自動的に分離するようになっているので、極めて作業性よく容易にスラットプレート6の着脱及び交換作業を行うことができるものである。
【0040】
更に、本実施例では、上記スラットプレート6及びスラットベース5にそれぞれ互いに係合する位置決め孔16及び位置決め突起12を位置決め用係合部として設け、これら位置決め用係合部を互いに係合させることにより、上記スラットプレート6を上記スラットベース5の所定位置に位置決めするように構成されているので、スラットプレート6をスラットベース5上に位置ずれを生じることなく容易に取り付けることができ、しかもスラットベース5は無端チェーン1,1に固定されたままであるため、単にこのスラットベース5上にスラットプレート6を上記位置決め係合部16,12を係合させて取り付けることにより、取り外し前と全く同じ状態にスラットプレート6を取り付けることができ、従来の搬送装置のようにスラット着脱後又はスラット交換後にスラットの位置ずれが生じているようなことがなく、位置ずれを補正するための微調整を行う手間も省略することができるものである。
【0041】
従って、この搬送装置を用いた図3に示された本実施例の固形製剤印刷装置によれば、スラットの交換やクリーニングを行う際、上記スラットプレート6をスラットベース5に着脱することにより、良好な作業性をもって容易かつ確実に対応することができ、スラットの交換やクリーニングを行う際の労力及び時間を大幅に削減し得る。しかも、スラットプレート6の交換やクリーニングを行った後でも上述のようにスラットに位置ずれが生じているようなことがなく、極めて安定的な搬送軌道を確実に得ることができるので、印刷位置ずれ等の印刷不良が生じる確率も低く、また精度の高い良否検査を確実に行うことができるものである。よって、この本実施例固形製剤印刷装置によれば、スラットの交換やクリーニングを行う際の労力及び時間を大幅に削減し、かつ印刷不良の発生を効果的に防止して、生産効率や歩留まりを大幅に向上させることができるものである。
【0042】
[実験例]
次に、実験例を示し本発明の効果をより具体的に示す。
図3に示した構成の固形製剤印刷装置において、スラットを無端チェーン間にねじ止めしただけの従来の搬送装置を用いたものと、上記図1,2に示した本実施例の搬送装置を用いたものとで、スラットの交換作業を行い、その作業性の優劣を比較した。この場合、スラットの数はいずれも115本であり、従来の搬送装置ではスラットと無端チェーンとを連結しているビスを取外しまた取り付けることによりスラットの着脱を行い、本実施例の搬送装置では上述した方法と同様にしてスラットプレート6の着脱を行った。
【0043】
その結果、従来の搬送装置を用いたものではすべてのスラットを交換するのに1人の作業員で90〜120分かかったのに対して、本実施例の搬送装置を用いたものでは5〜6分ですべてのスラットプレート6を交換することができた。これにより、本発明によるスラット着脱時の作業性向上効果及びこれによる生産効率の向上効果は、極めて大であることが確認された。
【0044】
なお、本発明の搬送装置及び固形製剤印刷装置は、上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。例えば、上記実施例では、スラットプレート6をスラットベース5に保持しておく手段として永久磁石を用いたが、この場合磁石を電磁石とし、スラットプレート6の取り外し時にはスイッチの切り替え等により電磁石への電流の供給を停止してその磁力を消去するようにすることもできる。また、上記実施例ではスラットプレート6の下面に設けた吸着プレート17,17を磁石に吸着させるようにしたが、これは軽量化を図るためにスラットプレート6をアルミニウム合金製としたためであり、磁石に対する吸着性の付与と突竿21の突き上げに対する保護のために吸着プレート6を設けたが、スラットプレート6をステンレススチール等の磁石に吸着可能でかつ強度に優れた材料で形成すれば、この吸着プレート6は省略することができる。
【0045】
また、本発明の搬送装置は、クリーニング等のためにスラットの着脱が比較的頻繁に行われる医薬用の搬送装置として好ましく使用され、特に上述した固形製剤印刷装置の搬送手段として好適に使用されるものであるが、その用途はこれに限定されず、種々の被搬送物に対して使用することができる。この場合、用途によっては、保持ポケット18や上記位置決め突起12と位置決め孔16とからなる位置決め用係合部は、それぞれ他の形状としてもよく、また省略することも可能である。
【0046】
更に、スラットベース5やスラットプレート6の形状、無端チェーン1,1の駆動方法など、その他の構成についても本発明の要旨を逸脱しないかぎり種々変更することができる。また、本発明の固形製剤印刷装置についても固形製剤供給部152、インク転写部110、良否判別部163及び不良品排除部130等の構成は適宜変更することができ、更に良否判別部163及び不良品排除部130は場合によっては省略することも可能である。更にまた、その他の構成についても本発明の要旨を逸脱しないかぎり適宜変更して差し支えない。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の搬送装置によれば、スラットの着脱作業を極めて容易に行うことができ、スラットの交換に要する労力及び時間を大幅に削減することができる。
従って、この搬送装置を用いた本発明の固形製剤印刷装置によれば、スラットの交換やクリーニングを行う際の労力及び時間を大幅に削減し得、かつ印刷不良の発生を効果的に防止して、生産効率や歩留まりを大幅に向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる搬送装置を示す断面図である。
【図2】同搬送装置を構成するスラット部分を示す分解斜視図である。
【図3】同搬送装置を用いた固形製剤印刷装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 無端チェーン
4 スラット
5 スラットベース
6 スラットプレート
12 位置決め突起(位置決め用係合部)
13 突竿挿通孔
14 磁石(保持手段)
16 位置決め孔(位置決め用係合部)
18 保持ポケット
20 エアーシリンダ
21 突竿
110 インク転写部
120 搬送装置(搬送手段)
130 不良品排除部(不良品排除手段)
152 固形製剤供給部(固形製剤供給手段)
163 良否判別部(良否判別手段)
200 固形製剤
Claims (5)
- 一対の無端チェーンと該無端チェーン間に架設された多数のスラットとを有し、上記無端チェーンを循環駆動させて上記スラットを移動させることにより、該スラット上に載置した被搬送物を移送する搬送装置において、上記スラットが、上記一対の無端チェーン間に架設固定されたスラットベースと、該スラットベース上に着脱可能に取り付けられたスラットプレートとからなると共に、上記スラットベースの上面及び上記スラットプレートの下面の少なくともいずれか一方に磁石を配設して該磁石の磁力により上記スラットベース上に上記スラットプレートを保持し、且つ上記スラットベースに1又は2以上の突竿挿通孔を穿設すると共に、該スラットベースの下側に該突竿挿通孔に対応して上下動可能な突竿を配置して該突竿を上動させ上記突竿挿通孔を通してスラットプレートを突き上げることにより、スラットベースとスラットプレートとを自動的に分離するように構成したことを特徴とする搬送装置。
- 上記スラットプレート及びスラットベースにそれぞれ互いに係合する位置決め用係合部を設け、これら位置決め用係合部を互いに係合させることにより、上記スラットプレートを上記スラットベースの所定位置に位置決めするように構成した請求項1記載の搬送装置。
- 上記スラットプレートの上面に複数の保持ポケットを形成し、該保持ポケット内に被搬送物を収容することにより、スラットプレート上の所定位置に被搬送物を保持した状態で搬送を行うように構成した請求項1又は2記載の搬送装置。
- 固形製剤を整列配置した状態で搬送する搬送手段と、該搬送手段に上記固形製剤を供給して整列配置する固形製剤供給手段と、上記搬送手段搬送中間部上方に設けられ、上記整列配置された固形製剤の表面に所定パターンのインクを転写するインク転写手段とを具備してなる固形製剤印刷装置において、上記搬送手段として請求項3記載の搬送装置を用いたことを特徴とする固形製剤印刷装置。
- 上記インク転写手段の配設位置よりも搬送方向後方に存して上記搬送処置の上方に設けられ、固形製剤の表面に転写されたパターンの良否を判別する良否判別手段と、該良否判別手段によって転写不良と判別された固形製剤を排除する不良品排除手段とを具備する請求項4記載の固形製剤印刷装置。
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-
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