JP3592907B2 - 繊維補強無機質板の製造方法 - Google Patents
繊維補強無機質板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3592907B2 JP3592907B2 JP29388697A JP29388697A JP3592907B2 JP 3592907 B2 JP3592907 B2 JP 3592907B2 JP 29388697 A JP29388697 A JP 29388697A JP 29388697 A JP29388697 A JP 29388697A JP 3592907 B2 JP3592907 B2 JP 3592907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- press
- reinforced inorganic
- fiber
- inorganic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、繊維補強無機質板の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行えるようにした、改善された繊維補強無機質板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内外装材をはじめ、屋根材、外構部材等の建材には、パルプ繊維、石綿繊維、合成繊維等の繊維を混入して補強したセメント系の無機質板が用いられてきている。この繊維補強無機質板の製造工程では、含水シートから硬化に余分な水分を脱水プレスにより排除しており、その際に、含水シートの下にはフェルト又は織物があてがわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この脱水プレス時に使用されるフェルト又は織物には幾つかの問題があった。
フェルトの場合には、微細な目にセメントスラリーが入り込むと、これを洗浄するのが困難であった。また、脱水プレス時には、含水シートの切断が同時に行われることがしばしばあるが、含水シートの切断は、フェルトの有するクッション性を利用して行われるため、切断回数を追う毎に損傷が進む。これらのために、フェルトの寿命は短く、経済性が低くなっている。
【0004】
一方、織物の場合には、フェルトに比べ、洗浄性が高く、含水シートの切断は織物のクッション性を利用せずに行われるため、損傷もないが、脱水したセメントスラリーの歩留まりが悪く、脱水プレス機の脱水孔や排水溝がすぐに詰まるという欠点がある。
したがって、従来方式では、含水シートの脱水プレスを長期間連続して安定して行うのが難しかった。
【0005】
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の繊維補強無機質板製造における脱水プレスの欠点を解消し、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行うことのできる、改善された繊維補強無機質板の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するものとして、繊維補強無機質板製造工程における脱水プレス時に、含水シートの下に、一部の層の含水シート搬送方向に交差する横糸が他の層の横糸径に比較して細く形成された繊維の集合体からなる、多層とされた織物をあてがい、脱水プレスを行うことを特徴とする繊維補強無機質板の製造方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿ってこの発明の繊維補強無機質板の製造方法についてさらに詳しく説明する。
図1は、この発明の繊維補強無機質板の製造方法における脱水プレス工程を例示した要部断面図である。
【0008】
この図1に例示したように、セメント系のスラリーから抄造、注型等により形成された含水シート(1)は、脱水プレス工程において脱水プレス機(2)に搬送され、型(3)を下部に備えたプレス体(4)により、型(3)と排水溝付き板(5)の上に配置された脱水有孔板(6)の間でプレスされ、硬化に余分となる水分が脱水される。
【0009】
その際に、この発明の繊維補強無機質板の製造方法では、含水シート(1)の下に特殊な組織構成を有する多層織物(7)をあてがう。
多層織物(7)は、たとえば図2の要部断面図に示すことができる。多層織物(7)は、一部の層(8)の含水シート(1)の搬送方向に交差する横糸(9)に、他の層(10)の横糸(11)の径に比較して細く形成された繊維の集合体を用いて織成されたものであり、従来脱水プレス工程で用いられていた織物にはない組織を有する。
【0010】
脱水プレス時に含水シート(1)の下にあてがうシート状物は、洗浄性及び耐切断損傷性から見ると、織物のように繊維が比較的強く、しかも繊維が厚み方向でない水平方向にその軸が配列されたものが好ましい。また、脱水したスラリーの歩留まりからは、シート状物は、表面積の大きなもの、すなわち、できるだけ細い繊維を使用することが好ましい。上記多層織物(7)は、これら2つの要求を満たす。細い繊維の集合体である横糸(9)を有する層(8)は、多層織物(7)の一部であればよく、特に部位が制限されることはない。好ましくは表層とすることができる。
【0011】
このような多層織物(7)は洗浄性が高く、脱水プレス時のスラリーの歩留まりを十分に確保することができる。また、多層織物(7)は、フェルトに比べ硬く、脱水プレスに合わせて含水シート(1)の切断を行っても損傷の発生はない。耐久性にも優れる。したがって、含水シート(1)の脱水プレスを長期間安定して行うことが可能となる。
【0012】
なお、この発明の繊維補強無機質板の製造方法では、多層織物(7)の下にクッション材を配置することもできる。このクッション材は、プレス圧力のバラツキを緩和し、より均等な圧力での含水シートの脱水プレスを可能にする。大判の繊維補強無機質板に有効であり、均一な脱水を実現する。クッション材の汚れは、多層織物(7)により抑制され、洗浄性は良好に保持される。
【0013】
【実施例】
実施例1
パルプ繊維5%、普通ポルトランドセメント(OPC)50%、及び珪石粉45%の組成を有するセメントスラリーから長網抄造法で含水シートを作製した。この時の含水シートの含水率は57%(ドライベース)であった。次いで、この含水シートをプレス圧力10MPa、保持時間1秒間で脱水し、含水率34%(ドライベース)とした。
【0014】
脱水プレスには、図1に示したような脱水プレス機(2)を使用した。プレス体(4)の下部にはフラットな型(3)を配置し、また、含水シート(1)の下には、以下の構成を有する多層織物(7)をあてがった。この多層織物(7)は、排水溝付き板(5)の上に配置した脱水有孔板(6)(孔: 2.5mmφ、15mmピッチ)の上に配置した。
【0015】
実施例2
実施例1と同様にして抄造した含水シートを厚さ 8.0〜8.5mm に調整し、実施例1で使用したフラット型(3)にトムソン刃(刃高 6.5mm)を装着して、実施例1で使用したのと同様な多層織物(7)を含水シート(1)の下にあてがい、脱水プレスと同時に厚さ 6.5mmの製品に打ち抜きした。
【0016】
以上で使用した多層織物(7)について、洗浄性、歩留まり、耐切断損傷性、及びプレス圧力分布を評価した。洗浄性は、抄造一回毎に多層織物を洗浄ノズルで洗浄し、洗浄可能な水圧を目視で確認して評価した。歩留まりは、抄造時に供給した固形分量に対する分離された固形分量の割合を測定することにより評価した。耐切断損傷性は、 100ショット後の状態を顕微鏡観察により評価した。プレス圧力分布は、感厚シートで確認し、評価した。
【0017】
表1は、その結果を示したものである。
【0018】
【表1】
【0019】
表1から明らかなように、多層織物は洗浄性に優れ、耐切断損傷性も良好であった。また、脱水後のスラリーの歩留まりも良好であった。含水シートの脱水プレスを長期間安定して行えることが確認される。
実施例3
実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。
【0020】
なお、実施例3では、多層織物の下に、クッション材としてフェルト(厚さ 4.2mm、通気度45cc/cm2/sec)を配置した。その結果を表1に合わせて示した。プレス圧力のバラツキが実施例1の時よりも抑えられ、脱水プレスの均一性が高められた。
比較例1
実施例1で使用した多層織物を一般のフェルト(厚さ 4.2mm、通気度45cc/cm2/sec)に変更し、実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。その結果を表1に示した。
比較例2
実施例1で使用した多層織物を以下に示す一般の織物に変更し、実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。その結果を表1に示した。
【0021】
比較例3
実施例2で使用した多層織物を比較例1で使用した一般のフェルトに変更し、実施例2と同様にして含水シートの脱水プレス及び切断を行った。その結果を表1に示した。
【0022】
表1から明らかなように、比較例1〜3で用いたフェルト及び織物は、一部の特性のみ実施例1〜3で使用した多層織物と同等の特性を有するが、総合的に見て、実施例1〜3で使用した多層織物に劣るものであった。脱水プレスを長期間安定して行うことは不可能である。
もちろんこの発明は、以上の実施例によって限定されるものではない。縦糸及び横糸の材質、径等の細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上詳しく説明した通り、この発明によって、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の繊維補強無機質板の製造方法における脱水プレス工程を例示した要部断面図である。
【図2】この発明の繊維補強無機質板の製造方法に用いられる多層織物の一例を示した要部断面図である。
【符号の説明】
1 含水シート
2 脱水プレス機
3 型
4 プレス体
5 排水溝付き板
6 脱水有孔板
7 多層織物
8 一部の層
9,11 横糸
10 他の層
【発明の属する技術分野】
この発明は、繊維補強無機質板の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行えるようにした、改善された繊維補強無機質板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内外装材をはじめ、屋根材、外構部材等の建材には、パルプ繊維、石綿繊維、合成繊維等の繊維を混入して補強したセメント系の無機質板が用いられてきている。この繊維補強無機質板の製造工程では、含水シートから硬化に余分な水分を脱水プレスにより排除しており、その際に、含水シートの下にはフェルト又は織物があてがわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この脱水プレス時に使用されるフェルト又は織物には幾つかの問題があった。
フェルトの場合には、微細な目にセメントスラリーが入り込むと、これを洗浄するのが困難であった。また、脱水プレス時には、含水シートの切断が同時に行われることがしばしばあるが、含水シートの切断は、フェルトの有するクッション性を利用して行われるため、切断回数を追う毎に損傷が進む。これらのために、フェルトの寿命は短く、経済性が低くなっている。
【0004】
一方、織物の場合には、フェルトに比べ、洗浄性が高く、含水シートの切断は織物のクッション性を利用せずに行われるため、損傷もないが、脱水したセメントスラリーの歩留まりが悪く、脱水プレス機の脱水孔や排水溝がすぐに詰まるという欠点がある。
したがって、従来方式では、含水シートの脱水プレスを長期間連続して安定して行うのが難しかった。
【0005】
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の繊維補強無機質板製造における脱水プレスの欠点を解消し、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行うことのできる、改善された繊維補強無機質板の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するものとして、繊維補強無機質板製造工程における脱水プレス時に、含水シートの下に、一部の層の含水シート搬送方向に交差する横糸が他の層の横糸径に比較して細く形成された繊維の集合体からなる、多層とされた織物をあてがい、脱水プレスを行うことを特徴とする繊維補強無機質板の製造方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿ってこの発明の繊維補強無機質板の製造方法についてさらに詳しく説明する。
図1は、この発明の繊維補強無機質板の製造方法における脱水プレス工程を例示した要部断面図である。
【0008】
この図1に例示したように、セメント系のスラリーから抄造、注型等により形成された含水シート(1)は、脱水プレス工程において脱水プレス機(2)に搬送され、型(3)を下部に備えたプレス体(4)により、型(3)と排水溝付き板(5)の上に配置された脱水有孔板(6)の間でプレスされ、硬化に余分となる水分が脱水される。
【0009】
その際に、この発明の繊維補強無機質板の製造方法では、含水シート(1)の下に特殊な組織構成を有する多層織物(7)をあてがう。
多層織物(7)は、たとえば図2の要部断面図に示すことができる。多層織物(7)は、一部の層(8)の含水シート(1)の搬送方向に交差する横糸(9)に、他の層(10)の横糸(11)の径に比較して細く形成された繊維の集合体を用いて織成されたものであり、従来脱水プレス工程で用いられていた織物にはない組織を有する。
【0010】
脱水プレス時に含水シート(1)の下にあてがうシート状物は、洗浄性及び耐切断損傷性から見ると、織物のように繊維が比較的強く、しかも繊維が厚み方向でない水平方向にその軸が配列されたものが好ましい。また、脱水したスラリーの歩留まりからは、シート状物は、表面積の大きなもの、すなわち、できるだけ細い繊維を使用することが好ましい。上記多層織物(7)は、これら2つの要求を満たす。細い繊維の集合体である横糸(9)を有する層(8)は、多層織物(7)の一部であればよく、特に部位が制限されることはない。好ましくは表層とすることができる。
【0011】
このような多層織物(7)は洗浄性が高く、脱水プレス時のスラリーの歩留まりを十分に確保することができる。また、多層織物(7)は、フェルトに比べ硬く、脱水プレスに合わせて含水シート(1)の切断を行っても損傷の発生はない。耐久性にも優れる。したがって、含水シート(1)の脱水プレスを長期間安定して行うことが可能となる。
【0012】
なお、この発明の繊維補強無機質板の製造方法では、多層織物(7)の下にクッション材を配置することもできる。このクッション材は、プレス圧力のバラツキを緩和し、より均等な圧力での含水シートの脱水プレスを可能にする。大判の繊維補強無機質板に有効であり、均一な脱水を実現する。クッション材の汚れは、多層織物(7)により抑制され、洗浄性は良好に保持される。
【0013】
【実施例】
実施例1
パルプ繊維5%、普通ポルトランドセメント(OPC)50%、及び珪石粉45%の組成を有するセメントスラリーから長網抄造法で含水シートを作製した。この時の含水シートの含水率は57%(ドライベース)であった。次いで、この含水シートをプレス圧力10MPa、保持時間1秒間で脱水し、含水率34%(ドライベース)とした。
【0014】
脱水プレスには、図1に示したような脱水プレス機(2)を使用した。プレス体(4)の下部にはフラットな型(3)を配置し、また、含水シート(1)の下には、以下の構成を有する多層織物(7)をあてがった。この多層織物(7)は、排水溝付き板(5)の上に配置した脱水有孔板(6)(孔: 2.5mmφ、15mmピッチ)の上に配置した。
【0015】
実施例2
実施例1と同様にして抄造した含水シートを厚さ 8.0〜8.5mm に調整し、実施例1で使用したフラット型(3)にトムソン刃(刃高 6.5mm)を装着して、実施例1で使用したのと同様な多層織物(7)を含水シート(1)の下にあてがい、脱水プレスと同時に厚さ 6.5mmの製品に打ち抜きした。
【0016】
以上で使用した多層織物(7)について、洗浄性、歩留まり、耐切断損傷性、及びプレス圧力分布を評価した。洗浄性は、抄造一回毎に多層織物を洗浄ノズルで洗浄し、洗浄可能な水圧を目視で確認して評価した。歩留まりは、抄造時に供給した固形分量に対する分離された固形分量の割合を測定することにより評価した。耐切断損傷性は、 100ショット後の状態を顕微鏡観察により評価した。プレス圧力分布は、感厚シートで確認し、評価した。
【0017】
表1は、その結果を示したものである。
【0018】
【表1】
【0019】
表1から明らかなように、多層織物は洗浄性に優れ、耐切断損傷性も良好であった。また、脱水後のスラリーの歩留まりも良好であった。含水シートの脱水プレスを長期間安定して行えることが確認される。
実施例3
実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。
【0020】
なお、実施例3では、多層織物の下に、クッション材としてフェルト(厚さ 4.2mm、通気度45cc/cm2/sec)を配置した。その結果を表1に合わせて示した。プレス圧力のバラツキが実施例1の時よりも抑えられ、脱水プレスの均一性が高められた。
比較例1
実施例1で使用した多層織物を一般のフェルト(厚さ 4.2mm、通気度45cc/cm2/sec)に変更し、実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。その結果を表1に示した。
比較例2
実施例1で使用した多層織物を以下に示す一般の織物に変更し、実施例1と同様にして含水シートの脱水プレスを行った。その結果を表1に示した。
【0021】
比較例3
実施例2で使用した多層織物を比較例1で使用した一般のフェルトに変更し、実施例2と同様にして含水シートの脱水プレス及び切断を行った。その結果を表1に示した。
【0022】
表1から明らかなように、比較例1〜3で用いたフェルト及び織物は、一部の特性のみ実施例1〜3で使用した多層織物と同等の特性を有するが、総合的に見て、実施例1〜3で使用した多層織物に劣るものであった。脱水プレスを長期間安定して行うことは不可能である。
もちろんこの発明は、以上の実施例によって限定されるものではない。縦糸及び横糸の材質、径等の細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上詳しく説明した通り、この発明によって、含水シートの脱水プレスを長期間安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の繊維補強無機質板の製造方法における脱水プレス工程を例示した要部断面図である。
【図2】この発明の繊維補強無機質板の製造方法に用いられる多層織物の一例を示した要部断面図である。
【符号の説明】
1 含水シート
2 脱水プレス機
3 型
4 プレス体
5 排水溝付き板
6 脱水有孔板
7 多層織物
8 一部の層
9,11 横糸
10 他の層
Claims (2)
- 繊維補強無機質板製造工程における脱水プレス時に、含水シートの下に、一部の層の含水シート搬送方向に交差する横糸が他の層の横糸径に比較して細く形成された繊維の集合体からなる、多層とされた織物をあてがい、脱水プレスを行うことを特徴とする繊維補強無機質板の製造方法。
- 多層織物の下にクッション材を配置する請求項1記載の繊維補強無機質板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29388697A JP3592907B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 繊維補強無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29388697A JP3592907B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 繊維補強無機質板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129228A JPH11129228A (ja) | 1999-05-18 |
JP3592907B2 true JP3592907B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=17800433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29388697A Expired - Fee Related JP3592907B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 繊維補強無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3592907B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29388697A patent/JP3592907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11129228A (ja) | 1999-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6159259B2 (ja) | ||
NO151352B (no) | Fremgangsmaate til fremstilling av en bygningsplate og bygningsplate fremstilt ved fremgangsmaaten | |
CN101535017B (zh) | 将稀松布嵌入湿处理板材内的方法和装置 | |
CA2962292C (en) | Compositions, panels and sheets comprising cellulose filaments and gypsum and methods for producing the same | |
EP0250421B1 (en) | A flat structure permeable to liquid, and a method for manufacturing such a structure | |
KR0165880B1 (ko) | 광물섬유 흡음 판재 및 이의 제조방법 | |
JP3195730B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JP3592907B2 (ja) | 繊維補強無機質板の製造方法 | |
JPH1177650A (ja) | 繊維補強セメント板の製造方法 | |
JP3365188B2 (ja) | 無機硬化体の製造方法 | |
JPH11235709A (ja) | セメント製品の製造方法 | |
JP3258876B2 (ja) | セメント系無機質板の製造方法 | |
JP3385863B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JP2005194904A (ja) | 触媒用保持マット及びその製造工程に用いられる成形装置。 | |
JPH10286817A (ja) | 模様付きセメント板の製造方法 | |
JP3463541B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JPH08188981A (ja) | 微細繊維化パルプシートの製造方法 | |
JP4129334B2 (ja) | 抄造装置 | |
JP3410292B2 (ja) | 無機質成形板の成形方法及びその装置 | |
JPH11114928A (ja) | 繊維補強セメント板の模様付け方法 | |
JPH09169016A (ja) | 無機硬化体の製造方法 | |
JPS6343519B2 (ja) | ||
JP3365189B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JP4146908B2 (ja) | 高意匠成型品の製造方法 | |
JP2000271914A (ja) | 無機質板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040115 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |