JP3592506B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクリーニング後の転写残トナーを再利用するタイプの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
像担持体上の転写残トナーをクリーニング装置により回収し、この回収された転写残トナーを前記像担持体上の潜像を現像する現像装置に送り出して再利用するようにしている画像形成装置がある。
【0003】
このような画像形成装置において、一度現像に供されたトナーを再利用するための手段として、公知ではない技術として、図7に示すように、クリーニング装置に転写残トナーの排出口1を設け、この排出口1の下方に現像装置のトナー回収口2を位置した構成とし、かつ、トナーの排出口1とトナー回収口2との間に感光体ケース7の一部を利用して設けた傾斜面からなる搬送路3を配置し、排出口1からトナー送り手段としての搬送コイル20cの回転により送り出されて自然落下した転写残のトナーTをこの搬送路3で受け、該搬送路3に沿わせて該トナーTを矢印の向きに重力の作用で流下させて回収口2に導くようにしたものが提案されている。
【0004】
なお、トナー補給部5からは、矢印aに従い、該クリーニング装置の一部を利用した補給口6より新しいトナーT’を送り出し、同じように自然落下したトナーT’を搬送路3に対向した位置に設けた傾斜面8で受けて該傾斜面8を利用して共通の回収口2に重力の作用で流下させ、トナーTと共に、現像に供するようにしている。
【0005】
このように、共通の回収口2にトナーT,T’を導くように構成した画像形成装置においては、回収口2の直上に排出口1を配置することが困難であり、搬送路3を介在させざるを得ない。
【0006】
しかし、この排出口1より送り出されるトナーTは、紙粉等の不純物を含むこともあって流動性がよくなく、搬送路3が水平面に対する傾斜角θが65度という比較的急な傾斜であっても、該搬送路3上には、図7に2点鎖線で示すようにトナーTが山状に堆積して滞り、いわゆるブロッキング状態を呈して流下現象を生じさせなくなり、極端な場合には回収路2をも塞ぐようなことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、このようなブロッキング状態を簡易な手段により解消することのできる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、以下の構成とした。
【0009】
(1)像担持体上の転写残トナーをクリーニング装置により回収し、この回収された転写残トナーを前記像担持体上の潜像を現像する現像装置に送り出して再利用するようにしている画像形成装置であって、前記クリーニング装置に設けた転写残トナーの排出口の下方に前記現像装置のトナー回収口を配置するとともに、前記トナーの排出口と前記トナー回収口との間に傾斜した面からなる搬送路を配置しておき、前記排出口からトナー送り手段により送り出されて自然落下したトナーを前記搬送路で受け、該搬送路に沿わせて前記回収口に導くようにした画像形成装置において、前記トナー送り手段のトナー送り出しのための回転運動を利用して駆動され、前記搬送路上に堆積したトナーのかたまりをくずす往復運動を行ない、その一端部が前記搬送路に往復動の摺接を行なうトナー崩し部材を設けた(請求項1)。
【0010】
(2)(1)記載の画像形成装置において、前記トナー送り手段は回転する螺旋状部材からなることとした(請求項2)。
【0011】
(3)(1)または(2)記載の画像形成装置において、前記排出口はその鉛直な壁面に開口している円形の口からなり、この円形の口の中にトナー送り手段としての螺旋状部材を設けた(請求項3)。
【0012】
(4)(1)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材は自重でその一部が前記搬送路上に接するように構成した(請求項4)。
【0013】
(5)(1)、(2)、(3)または(4)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材を、前記トナー送り手段に一端が固定された軸部材の自由端側で該軸部材に遊嵌支持状態で吊るした(請求項5)。
【0014】
(6)(5)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材は2つのワッシャの間に挾まれた状態で、前記軸部材に軸方向、軸直角方向のいずれにもゆとりを有して遊嵌支持されていて、該軸部材の軸端部に形成したリング状の部位により抜け止めされていることとした(請求項6)。
【0015】
(7)(5)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材はトナーの流下する方向が開放された中抜き形状を有することとした(請求項7)。
【0016】
(8) (6)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材には、トナーが溜りやすい部位に対応して前記傾斜面に接触する凸部を設けた(請求項8)。
【0017】
(9)(5)記載の画像形成装置において、前記搬送路の一部であって、前記トナー崩し部材が接触する部位について、音消しシートを設けた(請求項9)。
【0018】
(10) (3)記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材には、トナーが溜りやすい部位に対応して前記傾斜面に接触する凸部を設けた(請求項8)。
【0019】
【発明の実施の形態】
(一)この発明の実施に供される画像形成装置の例
この発明は、像担持体上の転写残トナーをクリーニング装置により回収し、この回収された転写残トナーを前記像担持体上の潜像を現像する現像装置に送り出して再利用するようにしている画像形成装置であって、前記クリーニング装置に設けた転写残トナーの排出口の下方に前記現像装置のトナー回収口を配置するとともに、前記トナーの排出口と前記トナー回収口との間に傾斜した面からなる搬送路を配置しておき、前記排出口からトナー送り手段により送り出されて自然落下したトナーを前記搬送路で受け、該搬送路に沿わせて前記回収口に導くようにした画像形成装置に広く適用することができる。像担持体としては、光導電性の感光体は勿論、このような感光体以外でも、静電潜像を担持して静電現像方式によりトナーにより可視像化することができるような像担持体をも包含する。
【0020】
図2の例は、像担持体として感光体を用いたタイプの画像形成装置である。図2において、像担持体としての感光体ドラム10は、図示しない駆動機構により、図中、反時計まわりの向きに回転駆動されるようになっている。この感光体ドラム10のまわりには、回転方向順に、画像形成処理を行なうための、帯電装置12、露光手段としての書き込み装置(光路を意味する光軸を矢印で示す)14、現像装置16、転写装置18、クリーニング装置20が配置されている。
【0021】
帯電装置12、感光体ドラム10及びクリーニング装置20は、現像装置16とは独立して設けられている一つのケーシング22(図13参照)によって支持されており、このケーシング22は画像形成装置の内部に対して挿脱自在の構成となっている。
【0022】
帯電装置12は、感光体ドラム10の表面に対して接触可能なローラを備え、図示されない給電手段にローラが電気的に接続されて感光体ドラム2の表面を暗中にて一様に所定極性に帯電させるものである。書き込み装置14は、図示されないレーザー光走査装置を備え、帯電装置12により帯電された感光体ドラム10の表面に対してレーザー光を主走査方向および副走査方向に照射して静電潜像を形成する。
【0023】
現像装置16は、当該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられ、その内部に、現像スリーブ16aおよびパドルホイール16bを備えた周知構造のものである。なお、本例では、現像剤としてトナーとキャリアとを混合した2成分系の現像剤を使用している。なお、本発明は、トナーを再利用するタイプの画像形成装置であれば、2成分系の現像剤を使用するものに限定することなく適用可能である。
【0024】
転写装置18は、感光体ドラム10に接離可能な搬送ベルト18aを備えており、この搬送ベルト18上に担持されている転写紙(図示せず)に対し、図示されない転写チャージャの機能により、前記現像装置に16により可視像化された感光体ドラム10上のトナー像を静電転写する。トナー画像を転写された転写紙は、定着装置28に搬送されて定着される。転写装置18の転写紙受入れ口の近傍には、搬送ベルト18aに転写紙を搬送するためのレジストローラからなる給紙装置24が配置されている。
【0025】
クリーニング装置20は、転写装置18により転写された後の感光体ドラム10上に残留する残留トナーTを掻き取るためのクリーニングブレード20aと、このクリーニングブレード20aにより感光体ドラム10上から掻き取られたトナーTを回収するための回収羽根20bと、回収されたトナーを一個所に集めるためのトナー送り手段としての搬送コイル20cおよび感光体ドラム10上の残留電荷を除去する除電光を照射するための照射窓20dとを備えている。
【0026】
クリーニング装置20は、図3に示されているケーシング22に装着されている。つまり、ケーシング22の一端側より感光体ドラム10の軸長手方向に延びる部位には、図1に示した回収羽根20b、搬送コイル20c等が設けられていて、回転自在に支持され、上からカバーで蓋をされている。これら回収羽根20bおよび搬送コイル20cのうち、回収羽根20bは、図2に示すケーシング22の上部に形成されている開口部22aに対向し、搬送コイル20cはケーシング22の上部に搬送コイル20cを包囲するように形成されたわん曲面部22bに配置され、これら回収羽根20b、搬送コイル20cの各軸端に設けた駆動用歯車G1.G2と噛み合う駆動歯車からの動力の伝達により連動して回転されるようになっている。
【0027】
ケーシング22の一端側は、トナーの回収部を構成していて、鉛直な壁面25と、この壁面25と間隔をおいて対向するカバー26と、これら壁面とカバー26との対向空間を密閉状に塞ぐ板状の部材により、室を形成している。また、この板状の部材はその一部が、前記図7において説明した搬送路3、傾斜面8を構成している。この室の上部には壁面25に、円形の口(開口)からなる排出口1が形成されている。この排出口1内には搬送コイル20cの端部が位置していて回転により転写残トナーTが送り出されるようになっている(図3、図6(a)、図7参照)。
【0028】
この排出口1の直下には、図7で説明したのと同じ搬送路3が位置している。これら搬送路3および傾斜面8の傾斜に沿う下部は室の底で水平な底面が形成されていて、こ底面には回収口2が設けられている。また、傾斜面8の上部にはトナー補給部5から新規なトナーT’を供給する補給口6も設けられている。これら排出口1、回収口6、搬送路3、傾斜面8等の構成は、図7と共通なので、以下の説明においても図7におけると同じ符号を付している。
【0029】
排出口1は図示されない搬送パイプにより現像装置16の現像剤回収部に連結されていて、トナー補給装置5や、クリーニング装置20からのトナーを上記現像剤回収部に送り出す。
このような構成により、トナーは、トナー補給装置5→補給口6→回収口2→現像装置16→感光体ドラム10→クリーニングブレード20a→搬送コイル20c→排出口1→回収口2→現像装置16の経路で循環し、再利用されるようになている。
【0030】
搬送路の傾きはトナーの流動性を考慮してθ=60度としているが、このようにしてもなお、搬送路3におけるトナーTのブロッキングが生じ得る。
そこで本例では、トナー送り手段としての搬送コイル20cがトナー送り出しのために回転運動していることに着目して、この回転運動を利用して駆動されるトナー崩し部材を設け、このトナー崩し部材の運動により、搬送路3上にトナーTが堆積した状態をつくる前にこれを崩してしまい、ブロッキングが生じないようにした。この場合、トナー送り手段として、搬送コイル20c以外の、螺旋状部材、例えば、スクリューコンベアが使用されることもあるが、その場合にも、以下に説明する内容に準じてこのスクリューコンベアの回転を利用してトナー崩し部材を設けることができる。
【0031】
トナー崩し部材は、図1、4、5、6に符号30で示すように、板状の部材をコの字状に折曲した如き形状をしている。材質は金属或いは等を使用できる。このコの字状をなして折曲している折曲部の稜線の方向を長手方向とすれば、該トナー崩し部材30はこの長手方向に長さを有している。コの字をなす対向片30a、30bは略同一の形状をしている。これら対向片30a,30bの一方である、対向片30bは、他の対向片30aよりも長手方向に延びていてその先端部に取付部30cを形成している。
【0032】
この取付部30cには、該トナー崩し部材30の長手方向に長い長穴30eが形成されている。この対向片30bの、上記長手方向と直交する方向での端縁上であって、長孔30eの形成部位近傍の部位には、台形状の凸部30fが形成されている。
【0033】
図4、図5において、弾性部材からなる軸部材32をU字状の折り曲げ、U字状の開放されている側の一端を小さく90度折り曲げてストッパ32aを形成し、他端側は一端側よりも少し長く伸ばし、端部を丸く変形させてリング状の部位32bを設けているものを用意し、この軸部材32の前記ストッパ32a側から、ワッシャ34a,取付部30c、ワッシャ34bの順にこれら部材を通しておく。その上で、ケーシング20に装着された搬送コイル20cを排出口1から少し引き出し、引き出された状態で、前記用意された軸部材32の前記U字状の折り曲げ部を搬送コイル20cの端部(駆動歯車G2が設けられた側と反対側の端部、つまり、排出口1に臨んでいる側の端部)側より搬送コイル20の内径部にストッパ32aがぶつかるまで押し込む。これにより、軸部材32の弾性によって、該軸部材32は搬送コイル20にしっかりと固定される。
【0034】
このようにして、搬送コイル20の端部にトナー崩し部材30を固定したら、該搬送コイル20を排出口1に押し込み、所定の回転位置に位置するようにする。なお、トナー崩し部材30を軸部材32に挿通するとき、最終的な組み付け後の状態で対向片30a,30bの向きが搬送路3に向くように、位置を定めておくものとする。
【0035】
こうして、搬送コイル20cに取付られたトナー崩し部材30は、その対向片30a,30bの各端縁が下向き、つまり、搬送路3に対向する態勢になっていて、トナー崩し部材30は軸部材32に遊嵌状態で支持され、自重でその一部が搬送路3上に接した状態で吊るされている。
【0036】
このように、トナー崩し部材30は、上部が軸部材に遊嵌状に支持され、下部が搬送路3に自重で当接していて、図1に示すように、搬送路3に対して傾斜して設けられている。軸部材32は搬送コイル20cの回転中心よりずれた位置でトナー崩し部材30を遊嵌支持していて、該搬送コイル20cと共に回転するので、搬送コイル20が回転すると、トナー崩し部材30は一種のクランク運動をし、搬送路3に接した部位が往復運動をする。また、トナー崩し部材20cが軽量であるのでこのクランク運動の過程で搬送路3に対し接離して振動を与える。さらに、搬送路3とトナー崩し部材30の接触部位も変化する。対向片30a、30bの端縁部、下端部あるいは凸部30fなどが、不規則に搬送路3に接離したり往復動する。このような運動の経過を図1に2点鎖線、実線、破線などで示した。
【0037】
トナー崩し部材30が搬送路3に対して傾いて取り付けられていることを考えると、運動の過程では、図1に示すように、対向片30a,30bの下部の角部が符号Pで示すストロークで搬送路3に往復動の摺接を行なうこと、及び、凸部30fが搬送路3に対して接離したりする運動、また、トナー崩し部材30が搬送路3に落下する如き運動が繰り返される。よって、搬送路3上にトナーが滞り易い部位にトナー崩し部材30が接触する部位が位置するようにすれば、このような運動により、搬送路3におけるトナーの滞りを回避することができる。
【0038】
なお、排出口1の直下の搬送路3上の部位はトナーが直接落下して溜りやすい部位であるので、特に、凸部30fを設け搬送路3に対する接触(接離)を強化して該凸部30fによるトナー崩し機能によりトナーの堆積を防止するようにしている。また、上記角部が搬送路に接する部位も、トナーが滞りやすい部位である。この角部の往復運動を円滑に行なわせ、かつ、搬送路3を保護するため、該角部は、符号Rで示すように丸みを付しておくものとする。
【0039】
トナー崩し部材30は、2つのワッシャ34a,34bの間に挾まれた状態で、軸部材32に、該軸部材の長手方向、軸直角方向のいずれにもゆとりを有して遊嵌されているので、上記の接触部位の変化が自由に行なわれる。また、取付部30cの部位が軸部材32に引っ掛かり一時的に固定された状態になりトナー崩し部材30の下端部が大きく振り回されるような事故を防止することができる。また、これらトナー崩し部材30、ワッシャ34a,34bは軸部材32の端部に形成したリング状の部位32bにより抜け止めされていて、リング状の部位の曲線形状部とワッシャ34bの面部とが接する態様で摺接することとなるので、トナー崩し部材30の運動は円滑に行なわれる。
【0040】
このような運動をする各過程においても、対向片30a,30bは搬送路3を向くようにした基本態位を変えない。このような、トナーの流下方向が開放されたコの字形の中抜き形状とすることでトナー流下は円滑に行なわれる。また、トナー崩し部材の重量をトナーの崩し機能を満足する範囲で軽量にして動力源の負担を軽減する。
【0041】
搬送コイル20cの回転運動に応じて、トナー崩し部材30はトナー搬送路3から上部が離間し、自重で落下するという動作を繰り返し、このような接離動作により騒音を発生する。この騒音を小さくするには、図6(b)に符号34で示す音消しシート34を傾斜面に貼り付け、この音消しシート34の表面で搬送路3を構成する。音消しシート34としては、スポンジからなる板状の部材の表面に、滑りをよくするために薄い合成樹脂のフィルムを貼り付けたものを用いる。
【0042】
なお、図1、図6(a)、図6(b)などにおいて、トナー崩し部材30はその凸部30fだけが搬送路3に接した状態を示しているが、これは一例であり、実際には、ローリング運動により、手前側の対向片30aが同時に接している状態にもなる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1〜請求項5記載の発明によれば、トナー送り手段の回転運動を利用した簡易な手段により搬送路上のトナーを堆積させずに、回収口に流下させることができる。
【0044】
請求項6記載の発明によれば、トナー崩し部材の運動を円滑に行なうことができ、大きく振り回されるなどの事故を回避できる。
【0045】
請求項7記載の発明によれば、トナーを流下を妨げることがなく、かつ、トナー崩し部材を適宜軽量化することができる。
【0046】
請求項8記載の発明によれば、トナーが溜りやすい部位に対する接触を強化して当該部位のトナーを効果的に崩すことができる。
【0047】
請求項9記載の発明によれば、低騒音でトナー崩しを行なうことができる。
【0048】
請求項10記載の発明によれば、回収口へ、新規トナーと回収トナーとを自然落下を利用して導くタイプの画像形成装置に対して、搬送路上のトナーの滞りを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送路上でのトナー崩し部材の位置関係を説明した図である。
【図2】本発明の実施に適する画像形成装置の要部構成を示した図である。
【図3】クリーニング装置のケーシングの分解斜視図である。
【図4】搬送コイルと、該搬送コイルに取り付けたトナー崩し部材の正面図である。
【図5】搬送コイルに対するトナ崩し部材の取付状態を説明した分解斜視図である。
【図6】図6(a)は排出口、回収口、補給口、トナー崩し部材、搬送路等の関係位置を説明した図、図6(b)は音消しシートにより搬送路を構成した例を説明した図である。
【図7】搬送路にできるトナーの滞り状態を説明した図である。
【符号の説明】
1 排出口
2 回収口
20c (トナー送り手段としての)搬送コイル
30 トナー崩し部材
32 軸部材

Claims (10)

  1. 像担持体上の転写残トナーをクリーニング装置により回収し、この回収された転写残トナーを前記像担持体上の潜像を現像する現像装置に送り出して再利用するようにしている画像形成装置であって、前記クリーニング装置に設けた転写残トナーの排出口の下方に前記現像装置のトナー回収口を配置するとともに、前記トナーの排出口と前記トナー回収口との間に傾斜した面からなる搬送路を配置しておき、前記排出口からトナー送り手段により送り出されて自然落下したトナーを前記搬送路で受け、該搬送路に沿わせて前記回収口に導くようにした画像形成装置において、
    前記トナー送り手段のトナー送り出しのための回転運動を利用して駆動され、前記搬送路上に堆積したトナーのかたまりをくずす往復運動を行い、その一端部が前記搬送路に往復動の摺接を行なうトナー崩し部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー送り手段は回転する螺旋状部材からなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記排出口はその鉛直な壁面に開口している円形の口からなり、この円形の口の中にトナー送り手段としての螺旋状部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材は自重でその一部が前記搬送路上に接するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材を、前記トナー送り手段に一端が固定された軸部材の自由端側で該軸部材に遊嵌支持状態で吊るしたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材は2つのワッシャの間に挾まれた状態で、前記軸部材に軸方向、軸直角方向のいずれにもゆとりを有して遊嵌支持されていて、該軸部材の軸端部に形成したリング状の部位により抜け止めされていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材はトナーの流下する方向が開放された中抜き形状を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5記載の画像形成装置において、前記トナー崩し部材には、トナーが溜りやすい部位に対応して前記傾斜面に接触する凸部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項4記載の画像形成装置において、前記搬送路の一部であって、前記トナー崩し部材が接触する部位について、音消しシートを設けていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項3記載の画像形成装置において、前記搬送路は前記壁面と直角な方向に広がりを有しかつ、前記排出口の下方から前記回収口に及ぶ平坦な傾斜面からなり、
    前記回収口へは、前記傾斜面と対向した位置に設けた別の傾斜面を利用して新規トナーを流下させる構成であることを特徴とする画像形成装置。
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