JP3591206B2 - 写真感光材料の自動現像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真フィルムや印画紙等の長尺状の写真感光材料を処理タンク内に充填された処理液中を通過させることにより現像処理する写真感光材料の自動現像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の写真感光材料の自動現像処理装置は、現像液の充填される現像処理タンク、漂白液の充填される漂白処理タンク、定着液の充填される定着処理タンク、及び安定液の充填される安定処理タンクが写真感光材料の搬送方向である上流側から下流側にかけて連設される一方、現像液の充填される現像処理サブタンク、漂白液の充填される漂白処理サブタンク、定着液の充填される定着処理サブタンク、及び安定液の充填される安定処理サブタンクが対応する処理タンクに連通した状態で並設され、対応する処理タンクとサブタンク間で処理液が循環されるように構成されている。
【0003】
なかでも、定着液の充填される処理タンクと安定液の充填される処理タンクは、定着液や安定液が写真感光材料表面に付着した前工程の処理液により汚染されるのを抑制するため、連設した複数のタンクから構成されており、それに対応してサブタンクも複数のタンクから構成されている。
【0004】
そして、現像液と漂白液の充填されるサブタンクには外部から新しい処理液が補給され、処理タンクからは古い処理液が外部に排出されるようになっており、定着液と安定液の充填されるサブタンクについては、下流側のサブタンクに新しい処理液を補給し、上流側の処理タンクから古い処理液を外部に排出することにより上流側のサブタンクには下流側のサブタンク内の処理液が流れ込むようになっている。
【0005】
上記のように構成された写真感光材料の自動現像処理装置では、各処理タンク内に搬送ラックが配設され、長尺状の写真感光材料が各タンク内の処理液中を順に通過して上流側から下流側に搬送されることにより連続して現像処理が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、定着液の充填される処理タンク及びサブタンクでは、前工程の比重の重い漂白処理液が写真感光材料表面に付着して持ち込まれる結果、下流側の処理タンク及びサブタンクよりも前工程に近い上流側の処理タンク及びサブタンクほど処理液の比重が重くなっており、下流側のサブタンク内の比重の軽い処理液が上流側のサブタンクの液上面に流し込まれると、比重差によって流し込まれた処理液が上流側のサブタンク内の処理液とうまく混ざり合わないことになる。
【0007】
また、安定液の充填される処理タンク及びサブタンクでも、前工程の比重の重い定着処理液が写真感光材料表面に付着して持ち込まれる結果、下流側の処理タンク及びサブタンクよりも前工程に近い上流側の処理タンク及びサブタンクほど処理液の比重が重くなっており、下流側のサブタンク内の比重の軽い処理液が上流側のサブタンクの液上面に流し込まれると、比重差によって流し込まれた処理液が上流側のサブタンク内の処理液とうまく混ざり合わないことになる。
【0008】
そのため、従来の自動現像処理装置では、隣接するサブタンク間の仕切り壁等の縦方向中間部に貫通孔を形成する一方、その貫通孔に供給パイプを配設し、下流側のサブタンク内の処理液が供給パイプを介して上流側のサブタンク内の中央部や下部に流れ込むようにすることにより、比重の軽い下流側の処理液と比重の重い上流側の処理液とがうまく混ざり合うように構成されていた。
【0009】
ところが、隣接するサブタンク間の仕切り壁等の縦方向中間部に形成した貫通孔に供給パイプを配設するには、その配管作業が煩雑になるという問題があった。また、処理タンクとサブタンクとを合成樹脂等で一体成型するような場合では、仕切り壁等の縦方向中間部に貫通孔を形成するには金型構造が複雑になり、そのことがコストアップの要因になるという問題があった。
【0010】
従って、本発明は、簡単な構成で下流側のサブタンクから上流側のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液を比重の重い処理液と確実に混ぜ合わせることが可能な写真感光材料の自動現像処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、写真感光材料の搬送方向である上流側から下流側にかけて連設された同一種類の処理液が充填される第1,第2の処理タンクと、各処理タンクに連通した状態で並設された前記処理液と同一種類の処理液が充填される第1,第2のサブタンクと、各サブタンク内の処理液を当該サブタンク内に配設されたフィルタを介して対応する処理タンクに供給する供給手段と、前記第1,第2のサブタンク間に形成された液通路とを備え、下流側の第2のサブタンクに外部から新しい処理液を補給することにより第2のサブタンク内の処理液が前記液通路を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込むようにしたものにおいて、前記液通路を第1,第2のサブタンク間の上端であって、第1のサブタンク内の前記フィルタ近傍に形成したことを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、第1,第2のサブタンク間の上端の液通路を介して下流側の第2のサブタンクから上流側の第1のサブタンクに流れ込んだ比重の軽い処理液は第1のサブタンク内のフィルタに達し、その第1のサブタンク内の比重の重い処理液と一緒にフィルタに吸い込まれて対応する処理タンクに供給される結果、比重の軽い処理液と比重の重い処理液とが良好に混ざり合うことになる。この場合、サブタンク内のフィルタを液通路に近い位置に配設するようにすると、比重の軽い処理液と比重の重い処理液とがより良好に混ざり合うことになる。
【0013】
また、請求項2に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、請求項1に係るものにおいて、前記第1,第2のサブタンクが仕切り壁を介して連設され、前記液通路は前記仕切り壁に形成された切欠き部からなることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、下流側の第2のサブタンク内の比重の軽い処理液は、仕切り壁の上端に形成された切欠き部を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込むことになる。この第1のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液は第1のサブタンク内のフィルタに達し、そのサブタンク内の比重の重い処理液と一緒にフィルタに吸い込まれて対応する処理タンクに供給される結果、比重の重い処理液と良好に混ざり合うことになる。
【0015】
また、請求項3に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、写真感光材料の搬送方向である上流側から下流側にかけて連設された同一種類の処理液が充填される第1,第2の処理タンクと、各処理タンクに連通した状態で並設された前記処理液と同一種類の処理液が充填される第1,第2のサブタンクと、前記第1,第2のサブタンク間に形成された液通路とを備え、下流側の第2のサブタンクに外部から新しい処理液を補給することにより第2のサブタンク内の処理液が前記液通路を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込むようにしたものにおいて、前記液通路を第1,第2のサブタンク間の上端に形成する一方、第1のサブタンク内には前記液通路を介して第2のサブタンクから流れ込んだ処理液を第1のサブタンクの下方に導くガイド部材を配設したことを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、第1,第2のサブタンク間の上端の液通路を介して下流側の第2のサブタンクから上流側の第1のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液はガイド部材によりそのサブタンク内の下方に導かれる結果、第1のサブタンク内の比重の重い処理液と良好に混ざり合うことになる。しかも、流れ込んだ比重の軽い処理液は、比重の重い処理液と一緒にフィルタに吸い込まれて対応する処理タンクに供給されるので、比重の重い処理液と確実に混ざり合うことになる。
【0017】
また、請求項4に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、請求項3に係るものにおいて、前記第1,第2のサブタンクは仕切り壁を介して連設され、前記液通路は前記仕切り壁に形成された切欠き部からなることを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、下流側の第2のサブタンク内の比重の軽い処理液は、仕切り壁の上端に形成された切欠き部を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込み、その流れ込んだ処理液はガイド部材によりサブタンク内の下方に導かれる結果、第1のサブタンク内の比重の重い処理液と良好に混ざり合うことになる。
【0019】
また、請求項5に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、請求項4に係るものにおいて、前記ガイド部材は、少なくとも前記切欠き部の下方に位置する仕切り壁に対向する位置に配設された対向板から構成されたことを特徴としている。
【0020】
上記構成によれば、切欠き部を介して下流側の第2のサブタンクから上流側の第1のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液は、対向板にぶつかって第1のサブタンク内の下方に導かれることになる結果、そのサブタンク内の比重の重い処理液と良好に混ざり合う。
【0021】
また、請求項6に係る写真感光材料の自動現像処理装置は、請求項5に係るものにおいて、前記第1のサブタンクは、上方に開口部を有する一方、この開口部を覆うカバーを備え、前記対向板は前記カバーに一体に形成されたことを特徴としている。
【0022】
上記構成によれば、第1のサブタンクの開口部にカバーが被せられることにより、カバーに一体に形成された対向板が仕切り壁に形成された切欠き部に対向する位置に配置されることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る写真感光材料の自動現像処理装置の概略構成を示す図である。この図において、写真感光材料の自動現像処理装置は、長尺状の写真感光材料であるフィルムFを装填するフィルム装填部10と、フィルム装填部10から引き出されるフィルムFを現像処理する現像処理部30と、現像処理部30で現像されたフィルムFを乾燥する乾燥部60と、乾燥部60で乾燥されたフィルムFを一時的に保存するフィルム受部80とを備えている。なお、少なくともフィルム装填部10と現像処理部30とは、外部の光が遮断された暗室となるように構成されている。
【0024】
フィルム装填部10は、フィルムFを下流側に搬送する搬送ローラ11と、搬送ローラ11にフィルムFを押圧する上下動可能な従動ローラ12と、従動ローラ12を上下方向に移動させるローラ用ソレノイド13と、パトローネPから引出し終えたフィルムFの後端を切断するカッタ14と、カッタ14の刃を上下方向に移動させるカッタ刃用ソレノイド15とを備えている。
【0025】
現像処理部30は、現像液の充填される現像処理タンク31と、漂白液の充填される漂白処理タンク32と、定着液の充填される第1の定着処理タンク33及び第2の定着処理タンク34と、安定液の充填される第1の安定処理タンク35、第2の安定処理タンク36及び第3の安定処理タンク37とがそれぞれ各処理タンク間に形成されている仕切り壁311,321,331,341,351,361を介して連設され、フィルムFの搬送方向である上流側(図中の左側)から下流側(図中の右側)にかけて一列に並べられている。そして、各処理タンク31,32,33,34,35,36,37内には搬送ローラユニット38が配設されており、フィルム装填部10から引き出されたフィルムFが搬送ローラユニット38により現像液、漂白液、定着液及び安定液中を順に通過して上流側から下流側に搬送されるようになっている。
【0026】
各処理タンク31,32,33,34,35,36,37には、図2に示すように、上面開口状に形成されると共に、隔壁312,322,332,342,352,362,372を介して現像液の充填される現像処理サブタンク39、漂白液の充填される漂白処理サブタンク40、定着液の充填される第1の定着処理サブタンク41及び第2の定着処理サブタンク42、安定液の充填される第1の安定処理サブタンク43、第2の安定処理サブタンク44及び第3の安定処理サブタンク45がそれぞれ並設されている。
【0027】
各サブタンク39,40,41,42,43,44,45は、図2に示すように、上面開口状に形成されると共に、各サブタンク間に形成されている仕切り壁391,401,411,421,431,441を介して連設され、上記処理タンクと同様に、フィルムFの搬送方向である上流側から下流側にかけて一列に並べられている。これらの各処理タンク31,32,33,34,35,36,37と各サブタンク39,40,41,42,43,44,45は、例えば、液状の合成樹脂を金型内に流し込んで硬化させることにより一体成型したものである。
【0028】
また、現像処理タンク31と現像処理サブタンク39とは、上記したように隔壁312を介して並設されているが、図3に示すように、隔壁312の上部で互いに連通されており、現像液LQが現像処理タンク31と現像処理サブタンク39間で往来自在となっている。
【0029】
また、現像処理サブタンク39は、内部に、複数の縦長スリット392が形成されたパイプ393の外周に濾過材393´が巻き付けられてなるフィルタ394が縦方向に配設されており、内部の現像液LQがフィルタ394の下端に連設された供給パイプ395を介して第1の現像液ポンプ396により現像処理タンク31内の底部に供給されるようになっている。これにより、現像液LQが現像処理タンク31と現像処理サブタンク39間で循環されることになる。
【0030】
また、現像処理サブタンク39は、内部に、現像液LQを加熱するヒータ397と、現像液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ398と、現像液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ399とが配設されると共に、外部に、現像処理サブタンク39内の現像液LQを補給するための補給タンク46を備え、補給タンク46内の新しい現像液LQが供給パイプ461を介して第2の現像液ポンプ462により補給されるようになっている。
【0031】
また、現像処理タンク31は、外部に廃液タンク47を備えると共に、上部に排出パイプ471が取り付けられており、現像処理サブタンク39内に新しい現像液LQが補給されることによりオーバーフローする古い現像液LQが排出パイプ471を介して廃液タンク47内に排出されるようになっている。
【0032】
漂白処理タンク32と漂白処理サブタンク40とは、上記したように隔壁322を介して並設されているが、図4に示すように、隔壁322の上部で互いに連通されており、漂白液LQが漂白処理タンク32と漂白処理サブタンク40間で往来自在となっている。
【0033】
また、漂白処理サブタンク40は、内部に、複数の縦長スリット402が形成されたパイプ403の外周に濾過材403´が巻き付けられてなるフィルタ404が配設されており、内部の漂白液LQがフィルタ404の下端に連設された供給パイプ405を介して第1の漂白液ポンプ406により漂白処理タンク32内の底部に供給されるようになっている。これにより、漂白液LQが漂白処理タンク32と漂白処理サブタンク40間で循環されることになる。
【0034】
また、漂白処理サブタンク40は、内部に、漂白液LQを加熱するヒータ407と、漂白液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ408と、漂白液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ409とが配設されると共に、外部に、漂白処理サブタンク40内の漂白液LQを補給するための補給タンク48を備え、補給タンク48内の漂白液LQが供給パイプ481を介して第2の漂白液ポンプ482により補給されるようになっている。
【0035】
また、漂白処理タンク32は、外部に廃液タンク49を備えると共に、上部に排出パイプ491が取り付けられており、漂白処理サブタンク40内に新しい漂白液LQが補給されることによりオーバーフローする古い漂白液LQが排出パイプ491を介して廃液タンク49内に排出されるようになっている。
【0036】
第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41とは、上記したように隔壁332を介して並設されているが、図5に示すように、隔壁332の上部で互いに連通されており、定着液LQが第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41間で往来自在となっている。
【0037】
また、第1の定着処理サブタンク41は、内部に、複数の縦長スリット412が形成されたパイプ413の外周に濾過材413´が巻き付けられてなるフィルタ414が配設されており、内部の定着液LQがフィルタ414の下端に連設された供給パイプ415を介して第1の定着液ポンプ416により第1の定着処理タンク33内の底部に供給されるようになっている。これにより、定着液LQが第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41間で循環されることになる。
【0038】
また、第1の定着処理サブタンク41は、内部に、定着液LQを加熱するヒータ417と、定着液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ418と、定着液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ419とが配設されている。
【0039】
また、第1の定着処理タンク33は、外部に廃液タンク50を備えると共に、上部に排出パイプ501が取り付けられており、後述するように第2の定着処理サブタンク42内に新しい定着液LQが補給されることによりオーバーフローする古い定着液LQが排出パイプ501を介して廃液タンク50内に排出されるようになっている。
【0040】
第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42とは、上記したように隔壁342を介して並設されているが、図6に示すように、隔壁342の上部で互いに連通されており、定着液LQが第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42間で往来自在となっている。
【0041】
また、第2の定着処理サブタンク42は、内部に、複数の縦長スリット422が形成されたパイプ423の外周に濾過材423´が巻き付けられてなるフィルタ424が配設されており、内部の定着液LQがフィルタ424の下端に連設された供給パイプ425を介して第2の定着液ポンプ426により第2の定着処理タンク34内の底部に供給されるようになっている。これにより、定着液LQが第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42間で循環されることになる。
【0042】
また、第2の定着処理サブタンク42は、内部に、定着液LQを加熱するヒータ427と、定着液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ428と、定着液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ429とが配設されると共に、外部に、第2の定着処理サブタンク42内の定着液LQを補給するための補給タンク51を備え、補給タンク51内の定着液LQが供給パイプ511を介して第3の定着液ポンプ512により供給されるようになっている。
【0043】
また、第1の定着処理サブタンク41と第2の定着処理サブタンク42間の仕切り壁411の上端には、図7及び図8に示すように、仕切り壁411の一部を切り欠いて切欠き部CPを設けることにより液通路411aが形成されると共に、この液通路411aの第1の定着処理サブタンク41側における横方向両側には、仕切り壁411の上端から下端に亘ってサブタンク内方に突出する一対の突出板411b,411cが形成されている。そして、この一対の突出板411b,411cの上部、すなわち、液通路411aと、この液通路411aの下方に位置する仕切り壁411とに対向する位置には、その一対の突出板411b,411cに跨って対向板411dが配設されている。そして、この対向板411dの横方向両端には、仕切り壁411側に突出する一対の側板411e,411fが形成されており、この一対の側板411e,411fは一対の突出板411b,411cとその外側の位置で互いに対向するようになっている。
【0044】
この結果、第2の定着処理サブタンク42内に新しい定着液LQが補給されると、第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42内の液面レベルが上昇するため、下流側に位置する第2の定着処理サブタンク42から定着液LQが液通路411aを通って上流側に位置する第1の定着処理サブタンク41内に流れ込み、この流れ込んだ定着液LQは一対の突出板411b,411cと対向板411dとで形成される通路により第1の定着処理サブタンク41内の下方に導かれることになる。そして、この下方に導かれた定着液LQはすでにそのサブタンク41内に存在している定着液LQと混ざり合ってフィルタ414を介して第1の定着処理タンク33に供給され、液面レベルが上昇することにより古い定着液LQは排出パイプ501を介して廃液タンク50内に排出されることになる。すなわち、上記の一対の突出板411b,411cと対向板411dとは、第2の定着処理サブタンク42から第1の定着処理サブタンク41内に流れ込んだ定着液LQを第1の定着処理サブタンク41内の下方に導くガイド部材54を構成することになる。
【0045】
なお、上記対向板411dは、本実施形態では、図8に示すように、各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBを覆うカバー53の下面に一体に形成されており、カバー53を各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBに被せたとき、液通路411aと、この液通路411aの下方に位置する仕切り壁411とに対向する位置に配設されるようになっている。この結果、対向板411dを容易に配設することができるようになる。また、上記のように対向板411dの両側の側板411e,411fが突出板411b,411cとその外側の位置で互いに対向するようになっていることから、側板411e,411fと突出板411b,411cとの間にも通路が形成され、この通路によっても流れ込んだ定着液LQを第1の定着処理サブタンク41内の下方に導くことができるようになる。
【0046】
第1の安定処理タンク35と第1の安定処理サブタンク43とは、上記したように隔壁352を介して並設されているが、図9に示すように、隔壁352の上部で互いに連通されており、安定液LQが第1の安定処理タンク35と第1の定着処理サブタンク43間で往来自在となっている。
【0047】
また、第1の安定処理サブタンク43は、内部に、複数の縦長スリット432が形成されたパイプ433の外周に濾過材433´が巻き付けられてなるフィルタ434が配設されており、内部の安定液LQがフィルタ434の下端に連設された供給パイプ435を介して第1の安定液ポンプ436により第1の安定処理タンク35内の底部に供給されるようになっている。これにより、安定液LQが第1の安定処理タンク35と第1の安定処理サブタンク43間で循環されることになる。
【0048】
また、第1の安定処理サブタンク43は、内部に、安定液LQを加熱するヒータ437と、安定液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ438と、安定液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ439とが配設されている。
【0049】
また、第1の安定処理タンク35は、外部に廃液タンク55を備えると共に、上部に排出パイプ551が取り付けられており、後述するように第3の安定処理サブタンク45内に新しい安定液LQが補給されることによりオーバーフローする古い安定液LQが排出パイプ551を介して廃液タンク55内に排出されるようになっている。
【0050】
第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44とは、上記したように隔壁362を介して並設されているが、図10に示すように、隔壁362の上部で互いに連通されており、安定液LQが第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44間で往来自在となっている。
【0051】
また、第2の安定処理サブタンク44は、内部に、複数の縦長スリット442が形成されたパイプ443の外周に濾過材443´が巻き付けられてなるフィルタ444が配設されており、内部の安定液LQがフィルタ444の下端に連設された供給パイプ445を介して第2の安定液ポンプ446により第2の安定処理タンク36内の底部に供給されるようになっている。これにより、安定液LQが第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44間で循環されることになる。
【0052】
また、第2の安定処理サブタンク44は、内部に、安定液LQを加熱するヒータ447と、安定液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ448と、安定液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ449とが配設されている。
【0053】
また、第1の安定処理サブタンク43と第2の安定処理サブタンク44間の仕切り壁431の上端には、図11及び図12に示すように、仕切り壁431の一部を切り欠いて切欠き部CPを設けることにより液通路431aが形成されると共に、この液通路431aの第1の安定処理サブタンク43側における横方向両側には、仕切り壁431の上端から下端に亘ってサブタンク内方に突出する一対の突出板431b,431cが形成されている。そして、この一対の突出板431b,431cの上部、すなわち、液通路431aと、この液通路431aの下方に位置する仕切り壁431とに対向する位置には、その一対の突出板431b,431cに跨って対向板431dが配設されている。この対向板431dの横方向両端には、仕切り壁431側に突出する一対の側板431e,431fが形成されており、この一対の側板431e,431fは一対の突出板431b,431cとその外側の位置で互いに対向するようになっている。
【0054】
この結果、後述するように第2の安定処理サブタンク44内に下流側に位置する第3の安定処理サブタンク45から安定液LQが供給されると、第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44内の液面レベルが上昇するため、下流側に位置する第2の安定処理サブタンク44から安定液LQが液通路431aを通って上流側に位置する第1の安定処理サブタンク43内に流れ込む。この流れ込んだ安定液LQは一対の突出板431b,431cと対向板431dとで形成される通路により第1の安定処理サブタンク43内の下方に導かれ、すでにそのサブタンク43内に存在している安定液LQと混ざり合ってフィルタ434を介して第1の安定処理タンク35に供給され、その結果、液面レベルが上昇することにより古い安定液LQは排出パイプ551を介して廃液タンク55内に排出されることになる。すなわち、上記の一対の突出板431b,431cと対向板431dとは、第2の安定処理サブタンク44から第1の安定処理サブタンク43内に流れ込んだ安定液LQを第1の安定処理サブタンク43内の下方に導くガイド部材56を構成することになる。
【0055】
なお、上記対向板431dは、本実施形態では、図12に示するように、各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBを覆うカバー53の下面に一体に形成されており、カバー53を各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBに被せたとき、液通路431aと、この液通路431aの下方に位置する仕切り壁431とに対向する位置に配設されるようになっている。この結果、対向板431dを容易に配設することができるようになる。また、上記のように対向板431dの両側の側板431e,431fが突出板431b,431cとその外側の位置で互いに対向するようになっていることから、側板431e,431fと突出板431b,431cとの間にも通路が形成され、この通路によっても流れ込んだ安定液LQを第1の安定処理サブタンク43内の下方に導くことができるようになる。
【0056】
第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45とは、上記したように隔壁372を介して並設されているが、図13に示すように、隔壁372の上部で互いに連通されており、安定液LQが第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45間で往来自在となっている。
【0057】
また、第3の安定処理サブタンク45は、内部に、複数の縦長スリット452が形成されたパイプ453の外周に濾過材453´が巻き付けられてなるフィルタ454が配設されており、内部の安定液LQがフィルタ454の下端に連設された供給パイプ455を介して第4の安定液ポンプ456により第3の安定処理タンク37内の底部に供給されるようになっている。これにより、安定液LQが第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45間で循環されることになる。
【0058】
また、第3の安定処理サブタンク45は、内部に、安定液LQを加熱するヒータ457と、安定液LQの温度を一定温度(例えば、約30℃)に維持する温度調節器の温度センサ458と、安定液LQの液面が規定値を超えたときに警告信号を出力する警報器の液面センサ459とが配設されると共に、外部に、第3の安定処理サブタンク45内の安定液LQを補給するための補給タンク58を備え、補給タンク58内の安定液LQが供給パイプ581を介して第4の安定液ポンプ582により補給されるようになっている。
【0059】
また、第2の安定処理サブタンク44と第3の安定処理サブタンク45間の仕切り壁441の上端には、図14及び図15に示すように、仕切り壁441の一部を切り欠いて切欠き部CPを設けることにより液通路441aが形成されると共に、この液通路441aの第2の安定処理サブタンク44側における横方向両側には、仕切り壁441の上端から下端に亘ってサブタンク内方に突出する一対の突出板441b,441cが形成されている。そして、この一対の突出板441b,441cの上部、すなわち、液通路441aと、この液通路441aの下方に位置する仕切り壁441とに対向する位置には、その一対の突出板441b,441cに跨って対向板441dが配設されている。この対向板441dの横方向両端には、仕切り壁441側に突出する一対の側板441e,441fが形成されており、この一対の側板441e,441fは一対の突出板441b,441cとその外側の位置で互いに対向するようになっている。
【0060】
この結果、第3の安定処理サブタンク45内に安定液LQが補給されると、第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45内の液面レベルが上昇するため、下流側に位置する第3の安定処理サブタンク45から安定液LQが液通路441aを通って上流側に位置する第2の安定処理サブタンク44内に流れ込み、この流れ込んだ安定液LQは一対の突出板441b,441cと対向板441dとで形成される通路により第2の安定処理サブタンク44内の下方に導かれ、すでにそのサブタンク44内に存在している安定液LQと混ざり合ってフィルタ444を介して第2の安定処理タンク36に供給されることになる。すなわち、上記の一対の突出板441b,441cと対向板441dとは、第3の安定処理サブタンク45から第2の安定処理サブタンク44内に流れ込んだ安定液LQを第2の安定処理サブタンク44内の下方に導くガイド部材58を構成することになる。
【0061】
なお、上記対向板441dは、本実施形態では、図15に示するように、各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBを覆うカバー53の下面に一体に形成されており、カバー53を各サブタンク39,40,41,42,43,44,45の開口部KBに被せたとき、液通路441aと、この液通路441aの下方に位置する仕切り壁441とに対向する位置に配設されるようになっている。この結果、対向板441dを容易に配設することができるようになる。また、上記のように対向板441dの両側の側板441e,441fが突出板441b,441cとその外側の位置で互いに対向するようになっていることから、側板441e,441fと突出板441b,441cとの間にも通路が形成され、この通路によっても流れ込んだ安定液LQを第2の安定処理サブタンク44内の下方に導くことができるようになる。
【0062】
乾燥部60は、ヒータ61と、現像処理部30から搬送されてきたフィルムFをフィルム受部80に搬送する搬送経路を取り囲む乾燥室62と、ヒータ61の熱を乾燥室62に送り込むファン63と、乾燥室62内の温度を検知する温度センサ64とを備えている。また、フィルム受部80は、乾燥されたフィルムFを必要に応じて巻取るリール等を備えているが、図示を省略している。
【0063】
次に、上記のように構成された写真感光材料の自動現像処理装置の動作について説明する。なお、この写真感光材料の自動現像処理装置は、制御部やメモリ等からなる図略の制御系により全体の動作が制御されるようになっている。
【0064】
最初に、装置全体の概略動作について説明する。まず、電源スイッチをONにすると、現像処理部30の各サブタンク39,40,41,42,43,44,45内のヒータ397,407,417,427,437,447,457に通電されて所定の液面レベルになるように充填されている各処理液が所定の温度に加熱される一方、乾燥部60のヒータ61に通電され、ファン63の送風により乾燥室62内が所定の温度になるように加熱される。
【0065】
この状態で、現像処理すべきフィルムFをフィルム装填部10にセットすると共に、フィルムFの先端を搬送ローラユニット38に係止させてスタートボタンをONにすると、フィルムFは現像処理タンク31内の現像液LQ、漂白処理タンク32内の漂白液LQ、第1,第2の定着処理タンク33,34内の定着液LQ、及び第1,第2,第3の安定処理タンク35,36,37内の安定液LQに順に浸漬されて現像処理が行われる。この現像処理の行われたフィルムFは、乾燥部60に順に移送され、乾燥処理が行われてフィルム受部80に排出される。すべてのフィルムFがパトローネPから引き出されたとき、フィルムFの後端がカッタ14により切断される。
【0066】
次に、現像処理部30の動作について説明する。上記のようにスタートボタンがONにされると、第1,第2の現像液ポンプ396,462、第1,第2の漂白液ポンプ406,482、第1,第2,第3の定着液ポンプ416,426,512、及び第1,第2,第3,第4の安定液ポンプ436,446,456,582が作動する。
【0067】
第1,第2の現像液ポンプ396,462が作動すると、現像処理サブタンク39内の現像液LQがフィルタ394によりごみ等の不純物が取り除かれて現像処理タンク31内に供給されることにより、現像液LQは現像処理サブタンク39と現像処理タンク31間を循環する。一方、補給タンク46からは新しい現像液LQが連続的(又は間欠的)に現像処理サブタンク39内に供給され、これにより液面レベルが上昇することにより現像処理タンク31からは古い現像液LQが排出パイプ471を介して廃液タンク47内に排出される。この結果、現像処理タンク31内の現像液LQは、常に所定の現像処理機能を維持したものとなる。
【0068】
また、第1,第2の漂白液ポンプ406,482が作動すると、漂白処理サブタンク40内の漂白液LQがフィルタ404によりごみ等の不純物が取り除かれて漂白処理タンク32内に供給されることにより、漂白液LQは漂白処理サブタンク40と漂白処理タンク32間を循環する。一方、補給タンク48からは新しい漂白液LQが連続的(又は間欠的)に漂白処理サブタンク40内に供給され、これにより液面レベルが上昇して漂白処理タンク32からは古い漂白液LQが排出パイプ491を介して廃液タンク49内に排出される。この結果、漂白処理タンク32内の漂白液LQは、常に所定の漂白処理機能を維持したものとなる。
【0069】
また、第1,第2,第3の定着液ポンプ416,426,512が作動すると、第1,第2の定着処理サブタンク41,42内の定着液LQがフィルタ414,424によりごみ等の不純物が取り除かれて第1,第2の定着処理タンク33,34内にそれぞれ供給されることにより、定着液LQは第1の定着処理サブタンク41と第1の定着処理タンク33間、及び第2の定着処理サブタンク42と第2の定着処理タンク34間をそれぞれ循環する。
【0070】
一方、補給タンク51からは新しい定着液LQが連続的(又は間欠的)に第2の定着処理サブタンク42内に供給され、これにより第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42の液面レベルが上昇する結果、下流側の第2の定着処理サブタンク42内の定着液LQは仕切り壁411の液通路411aから上流側の第1の定着処理サブタンク41内に流れ込む。この流れ込んだ定着液LQはガイド部材54により第1の定着処理サブタンク41内の下方に導かれる結果、すでに第1の定着処理サブタンク41内に存在している定着液LQと良好に混ざり合うことになる。しかも、ガイド部材54により第1の定着処理サブタンク41内の下方に導かれた定着液LQは、フィルタ414を介して第1の定着処理タンク33内に供給されため、第1の定着処理タンク33内の定着液LQと確実に混ざり合うことになる。
【0071】
なお、補給タンク51から新しい定着液LQを第2の定着処理サブタンク42内に供給する場合、供給した新しい定着液LQを第2の定着処理サブタンク42内のフィルタ424に良好に吸い込ませるため、フィルタ424の下流側に供給することが好ましい。
【0072】
また、定着液LQが下流側の第2の定着処理サブタンク42から上流側の第1の定着処理サブタンク41に流れ込むことにより第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41の液面レベルが上昇する結果、第1の定着処理タンク33からは古い定着液LQが排出パイプ501を介して廃液タンク50内に排出される。この結果、第1,第2の定着処理タンク33,34内の定着液LQは、常に所定の定着処理機能を維持したものとなる。
【0073】
なお、第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41内には、定着液LQよりも比重の重い前工程の漂白液LQがフィルムF表面に付着して持ち込まれるため、第1の定着処理タンク33と第1の定着処理サブタンク41内の定着液LQは、第2の定着処理タンク34と第2の定着処理サブタンク42内の定着液LQの比重よりも重くなっているが、第2の定着処理サブタンク42から流れ込んだ比重の軽い定着液LQは上記のようにガイド部材54により第1の定着処理サブタンク41内の下方に導かれる結果、比重の重い定着液LQと良好に混ざり合う。
【0074】
また、第1,第2,第3,第4の安定液ポンプ436,446,456,582が作動すると、第1,第2,第3の安定処理サブタンク43,44,45内の安定液LQがフィルタ434,444,454によりごみ等の不純物が取り除かれて第1,第2,第3の安定処理タンク35,36,37内にそれぞれ供給されることにより、安定液LQは第1の安定処理サブタンク43と第1の安定処理タンク35間、第2の安定処理サブタンク44と第2の安定処理タンク36間、及び第3の安定処理サブタンク45と第3の安定処理タンク37間をそれぞれ循環する。
【0075】
一方、補給タンク58からは新しい安定液LQが連続的(又は間欠的)に第3の安定処理サブタンク45内に供給され、これにより第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45の液面レベルが上昇する結果、下流側の第3の安定処理サブタンク45内の安定液LQは仕切り壁441の液通路441aから隣接する上流側の第2の安定処理サブタンク44内に流れ込む。この流れ込んだ安定液LQはガイド部材58により第2の安定処理サブタンク44内の下方に導かれる結果、すでに第2の安定処理サブタンク44内に存在している安定液LQと良好に混ざり合うことになる。しかも、ガイド部材58により第2の安定処理サブタンク44内の下方に導かれた安定液LQは、フィルタ444を介して第2の安定処理タンク36内に供給され、第2の安定処理タンク36内の安定液LQと確実に混ざり合うことになる。
【0076】
なお、補給タンク58から新しい安定液LQを第3の安定処理サブタンク45内に供給する場合、供給した新しい安定液LQを第3の安定処理サブタンク45内のフィルタ454に良好に吸い込ませるため、フィルタ454の下流側に供給することが好ましい。
【0077】
また、安定液LQが第3の安定処理サブタンク45から第2の安定処理サブタンク44に流れ込むことにより第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44の液面レベルが上昇する結果、下流側の第2の安定処理サブタンク44内の安定液LQは仕切り壁431の液通路431aから上流側の第1の安定処理サブタンク43内に流れ込む。この流れ込んだ安定液LQはガイド部材56により第1の安定処理サブタンク43内の下方に導かれる結果、すでに第1の安定処理サブタンク43内に存在している安定液LQと良好に混ざり合うことになる。しかも、ガイド部材56により第1の安定処理サブタンク43内の下方に導かれた安定液LQは、フィルタ434を介して第1の安定処理タンク35内に供給され、第1の安定処理タンク35内の安定液LQと確実に混ざり合うことになる。
【0078】
また、安定液LQが下流側の第2の安定処理サブタンク44から上流側の第1の安定処理サブタンク43に流れ込むことにより第1の安定処理タンク35と第1の安定処理サブタンク43の液面レベルが上昇する結果、第1の安定処理タンク35からは古い安定液LQが排出パイプ551を介して廃液タンク55内に排出される。この結果、第1,第2,第3の安定処理タンク35,36,37内の安定液LQは、常に所定の安定処理機能を維持したものとなる。
【0079】
なお、第1の安定処理タンク35と第1の安定処理サブタンク43内には、安定液LQよりも比重の重い前工程の定着液LQがフィルムF表面に付着して持ち込まれるため、第1の安定処理タンク35と第1の安定処理サブタンク43内の安定液LQは、第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44内の安定液LQの比重よりも重くなっているが、第2の安定処理サブタンク44から流れ込んだ比重の軽い安定液LQは上記のようにガイド部材56により第1の安定処理サブタンク43内の下方に導かれる結果、比重の重い安定液LQと確実に混ざり合う。
【0080】
また、第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44内には、第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44内の安定液LQよりも比重の重い安定液LQがフィルムF表面に付着して持ち込まれるため、第2の安定処理タンク36と第2の安定処理サブタンク44内の安定液LQは、第3の安定処理タンク37と第3の安定処理サブタンク45内の安定液LQの比重よりも重くなっているが、第3の安定処理サブタンク45から流れ込んだ比重の軽い安定液LQは上記のようにガイド部材58により第2の安定処理サブタンク44内の下方に導かれる結果、比重の重い安定液LQと確実に混ざり合う。 なお、上記の自動現像処理装置は、長時間に亘る連続使用等により、各処理液から水分が蒸発して各処理液の濃度が高くなるため、補給タンク46,48,51,58の設けられる各サブタンク39,40,42,45内に濃度センサを設けておき、一定以上の濃度になると自動的に水が供給されるようになっているが、その説明を省略している。
【0081】
本発明の写真感光材料の自動現像処理装置は、以上のように構成されるが、次のような種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態では、液通路441a,431a,441aから流れ込んだ処理液をガイド部材54,56,58によりサブタンク41,43,44の下方に導くようにしているが、液通路441a,431a,441aをフィルタ414,434,444の近傍位置に形成するようにすると、ガイド部材54,56,58は除去してもよい。このようにした場合、液通路441a,431a,441aから流れ込んだ処理液は、フィルタ414,434,444に良好に吸いこまれて処理タンク33,35,36に供給されるので、元から存在している比重の異なる処理液と良好に混ざり合うことになる。
【0082】
(2)上記実施形態では、各サブタンク39,40,41,42,43,44,45を仕切り壁391,401,411,421,431,441を介して一体に構成し、液通路441a,431a,441aを仕切り壁411,431,441の上端の一部を切り欠くことにより構成しているが、各サブタンク39,40,41,42,43,44,45を例えばそれぞれ独立して構成し、液通路441a,431a,441aは、独立して構成した隣接するサブタンクの壁部の上端を切り欠き、この切欠き部に樋状の通路部材を架け渡すことにより構成するようにしてもよい。
【0083】
(3)上記実施形態では、ガイド部材54,56,58を、一対の突出板411b,411c、431b,431c、441b,441cと、別部材である対向板411d、431d、441dとを組み合わせて構成しているが、単品の筒体で構成するようにすることもできる。また、ガイド部材54,56,58を、対向板411d、431d、441dだけで構成してもよい。この場合は、対向板411d、431d、441dを少なくとも液通路441a,431a,441aの下方に位置する仕切り壁411,431,441に対向して配設すればよい。また、この場合、対向板411d、431d、441dは、各側板411e,411f、4341e,431f、441e,441fを除去した平板状のものや、全体を湾曲状にしたものでもよい。また、ガイド部材54,56,58は、下流側のサブタンクから流れ込んだ処理液をサブタンクの下方に導くだけではなく、斜めに配置する等してフィルタ414,434,444の近傍に導くようにしてもよい。
【0084】
(4)上記実施形態では、第1の定着処理タンク33及び第1の定着処理サブタンク41と、第2の定着処理タンク34及び第2の定着処理サブタンク42とは、同一の液面レベルとなるように構成されているが、第1の定着処理タンク33の排出パイプ501を低い位置に取り付ける等して、第1の定着処理タンク33及び第1の定着処理サブタンク41の液面レベルが第2の定着処理タンク34及び第2の定着処理サブタンク42に比べて低くなるようにしてもよい。こうした場合は、落差が大きくなって第2の定着処理サブタンク42から第1の定着処理サブタンク41に流れ込む処理液に勢いがつき、比重の異なる処理液とより良好に混ぜ合わせることができるようになる。
【0085】
(5)上記実施形態では、第1の安定処理タンク35及び第1の定着処理サブタンク43と、第2の安定処理タンク36及び第2の安定処理サブタンク44と、第3の安定処理タンク37及び第3の安定処理サブタンク45とは、それぞれ同一の液面レベルとなるように構成されているが、第1の安定処理タンク35の排出パイプ551を低い位置に取り付ける等して、第1の安定処理タンク35及び第1の安定処理サブタンク43の液面レベルが第2の安定処理タンク36及び第2の安定処理サブタンク44に比べて低くなるようにしてもよい。また、第1の定着処理サブタンク43と第2の安定処理サブタンク44間の液通路431aを第2の安定処理サブタンク44と第3の安定処理サブタンク45間の液通路441aよりも低い位置に形成する等して、第2の安定処理タンク36及び第2の安定処理サブタンク44の液面レベルが第3の安定処理タンク37及び第3の安定処理サブタンク45に比べて低くなるようにしてもよい。こうした場合は、落差が大きくなって流れ込む処理液に勢いがつき、比重の異なる処理液とより良好に混ぜ合わせることができるようになる。
【0086】
(6)上記実施形態では、本発明の写真感光材料の現像処理装置は、写真感光材料としてのフィルムの現像処理について適用したものであるが、印画紙の現像処理について適用することも可能であり、また、フィルムの現像処理と印画紙の現像処理の両方の機能を備えたものに適用することも可能である。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1及び2に係る発明によれば、液通路を上流側の第1のサブタンクと下流側の第2のサブタンク間の上端であって、第1のサブタンク内のフィルタ近傍に形成したので、簡単な構成で下流側の第2のサブタンクから上流側の第1のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液を比重の重い処理液と確実に混ぜ合わせることが可能となる。
【0088】
また、請求項3及び4に係る発明によれば、液通路を上流側の第1のサブタンクと下流側の第2のサブタンク間の上端に形成する一方、上流側の第1のサブタンク内には液通路を介して下流側の第2のサブタンクから流れ込んだ処理液を第1のサブタンクの下方に導くガイド部材を配設したので、簡単な構成で下流側の第2のサブタンクから上流側の第1のサブタンク内に流れ込んだ比重の軽い処理液を比重の重い処理液とより確実に混ぜ合わせることが可能となる。
【0089】
また、請求項5に係る発明によれば、ガイド部材が少なくとも切欠き部の下方に位置する仕切り壁に対向する位置に配設された対向板から構成されているので、サブタンク内部の構成を簡素化することができる。
【0090】
また、請求項6に係る発明によれば、第1のサブタンクが上方に開口部を有する一方、ガイド部材を構成する対向板が開口部を覆うカバーに一体に形成されているので、カバーを開口部に被せるだけで対向板を所定の位置に確実に設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る写真感光材料の自動現像処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す写真感光材料の自動現像処理装置における現像処理部の要部平面図である。
【図3】図2に示す現像処理部の現像処理タンクと現像処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図4】図2に示す現像処理部の漂白処理タンクと漂白処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図5】図2に示す現像処理部の第1の定着処理タンクと第1の定着処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図6】図2に示す現像処理部の第2の定着処理タンクと第2の定着処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図7】第1の定着処理サブタンクと第2の定着処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図である。
【図8】第1の定着処理サブタンクと第2の定着処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図7のA−A線における断面図である。
【図9】図2に示す現像処理部の第1の安定処理タンクと第1の安定処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図10】図2に示す現像処理部の第2の安定処理タンクと第2の安定処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図11】第1の安定処理サブタンクと第2の安定処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図である。
【図12】第1の安定処理サブタンクと第2の安定処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図11のB−B線における断面図である。
【図13】図2に示す現像処理部の第3の安定処理タンクと第3の安定処理サブタンクの構成を説明するための図である。
【図14】第2の安定処理サブタンクと第3の安定処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図である。
【図15】第2の安定処理サブタンクと第3の安定処理サブタンク間の液通路とガイド部材の構成を説明するための図14のC−C線における断面図である。
【符号の説明】
10 フィルム装填部
30 現像処理部
31 現像処理タンク
32 漂白処理タンク
33 第1の定着処理タンク
34 第2の定着処理タンク
35 第1の安定処理タンク
36 第2の安定処理タンク
37 第3の安定処理タンク
39 現像処理サブタンク
40 漂白処理サブタンク
41 第1の定着処理サブタンク
42 第2の定着処理サブタンク
43 第1の安定処理サブタンク
44 第2の安定処理サブタンク
45 第3の安定処理サブタンク
53 カバー
54,56,58 ガイド部材
60 乾燥部
80 フィルム受部
394,404,414,424,434,444,454 フィルタ
396 第1の現像液ポンプ(供給手段)
406 第1の漂白液ポンプ(供給手段)
416 第1の定着液ポンプ(供給手段)
426 第3の定着液ポンプ(供給手段)
436 第1の安定液ポンプ(供給手段)
446 第2の安定液ポンプ(供給手段)
456 第3の安定液ポンプ(供給手段)
411a,431a,441a 液通路
411d,431d,441d 対向板
F フィルム
KB 開口部
CP,CP,CP 切欠き部
LQ 現像液
LQ 漂白液
LQ 定着液
LQ 安定液

Claims (6)

  1. 写真感光材料の搬送方向である上流側から下流側にかけて連設された同一種類の処理液が充填される第1,第2の処理タンクと、各処理タンクに連通した状態で並設された前記処理液と同一種類の処理液が充填される第1,第2のサブタンクと、各サブタンク内の処理液を当該サブタンク内に配設されたフィルタを介して対応する処理タンクに供給する供給手段と、前記第1,第2のサブタンク間に形成された液通路とを備え、下流側の第2のサブタンクに外部から新しい処理液を補給することにより第2のサブタンク内の処理液が前記液通路を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込むようにした写真感光材料の自動現像処理装置において、前記液通路を第1,第2のサブタンク間の上端であって、第1のサブタンク内の前記フィルタ近傍に形成したことを特徴とする写真感光材料の自動現像処理装置。
  2. 前記第1,第2のサブタンクは仕切り壁を介して連設され、前記液通路は前記仕切り壁に形成された切欠き部からなることを特徴とする請求項1記載の写真感光材料の自動現像処理装置。
  3. 写真感光材料の搬送方向である上流側から下流側にかけて連設された同一種類の処理液が充填される第1,第2の処理タンクと、各処理タンクに連通した状態で並設された前記処理液と同一種類の処理液が充填される第1,第2のサブタンクと、前記第1,第2のサブタンク間に形成された液通路とを備え、下流側の第2のサブタンクに外部から新しい処理液を補給することにより第2のサブタンク内の処理液が前記液通路を介して上流側の第1のサブタンク内に流れ込むようにした写真感光材料の自動現像処理装置において、前記液通路を第1,第2のサブタンク間の上端に形成する一方、第1のサブタンク内には前記液通路を介して第2のサブタンクから流れ込んだ処理液を当該第1のサブタンクの下方に導くガイド部材を配設したことを特徴とする写真感光材料の自動現像処理装置。
  4. 前記第1,第2のサブタンクは仕切り壁を介して連設され、前記液通路は前記仕切り壁に形成された切欠き部からなることを特徴とする請求項3記載の写真感光材料の自動現像処理装置。
  5. 前記ガイド部材は、少なくとも前記切欠き部の下方に位置する仕切り壁に対向する位置に配設された対向板から構成されたことを特徴とする請求項4記載の写真感光材料の自動現像処理装置。
  6. 前記第1のサブタンクは、上方に開口部を有する一方、この開口部を覆うカバーを備え、前記対向板は前記カバーに一体に形成されたことを特徴とする請求項5記載の写真感光材料の自動現像処理装置。
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