JP3590778B2 - 両頭平面研削盤および研削方法 - Google Patents

両頭平面研削盤および研削方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、両頭平面研削盤および研削方法に関し、より特定的にはMRI用磁界発生装置や大型モータに用いられる磁石など精度の高い直角度が要求されるワークを研削する両頭平面研削盤および研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
両頭平面研削盤には大別して立型と横型とがあり、立型は薄いワークの研削を得意としワークが安定しやすく高精度な平行度を出しやすいという特徴があるのに対し、横型は高精度な直角度を出しやすいという特徴がある。したがって通常、上述のような精度の高い直角度が要求されるワークを研削する場合には横型の両頭平面研削盤が用いられる。
【0003】
また、ワークをクランプする方式には大別してロータリー方式とフィード方式とがあり、たとえば図13に示すようなベルトクランプロータリーキャリア方式や、図14に示すようなガンフィード方式がよく用いられている。
図13を参照して、ベルトクランプロータリーキャリア方式では、間隔をあけて配置されかつ回転する一対の砥石1間にキャリア円板2が臨む。キャリア円板2は周縁部に多数のクランプ治具3を備え、各クランプ治具3がワーク4を支持する。そしてキャリア円板2の外周に配置されたクランプベルト5がワーク4をクランプ治具3に押圧することによってワーク4をクランプする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在生産されている大型の角型希土類磁石には23mm角の直方体から120mm角の直方体まで種々の寸法のものがある。一方、直角精度を上げるためにはワーク4の寸法に応じた寸法のクランプ治具3を使用する必要がある。したがって、たとえば上述のような種々の希土類磁石を研削する場合、すべてのクランプ治具3を、支持する希土類磁石の寸法に応じた寸法のクランプ治具3に交換すると、この方式ではクランプ治具3の数が多いため、その交換に長時間を要してしまい生産性が悪くなる。
【0005】
また、研削されるワーク4が同一品種であってもたとえば100×80×25(mm)のような直方体の場合では、100×25(mm)、80×25(mm)、100×80(mm)の各面に合わせて2〜3回のクランプ治具3の交換が必要であり、この方式では上述のようにクランプ治具3の数が多いため、その交換に多くの時間を要してしまい生産性が悪い。
また、クランプ治具3は砥石1の研削面に対して高精度な直角(たとえば直角度0.01mm)に取り付けられる必要があるが、上述のようにクランプ治具3の数が多いため、各クランプ治具3間で取り付け誤差を生じてしまうなど各クランプ治具3間の精度管理が難しく、研削後の各ワーク4間で精度のばらつきが生じてしまう。
さらに、上述のようにクランプベルト5によってワーク4をクランプ治具3に押圧するためクランプベルト5がワーク4の角部に当たって切れ易く、これによっても生産効率が悪くなってしまう。
【0006】
また、図14を参照して、ガンフィード方式では、間隔をあけて配置されかつ回転する一対の砥石6間に進退するガンプレート7が1つのクランプ治具8aを備える。ワーク9をクランプ治具8aによって支持しかつ上方からクランプアーム8bで押圧することによってワーク9をクランプする。
この方式では、次の工程に進むべくワーク9の研削すべき面をかえるにはその度に作業者の手を煩わせなければならず、作業性が悪い。また、各品種、各工程ごとにワーク9の寸法に応じてクランプ治具8aを交換すると、生産性が悪くなる。
それゆえにこの発明の主たる目的は、精度が良いとともに生産性が良い、両頭平面研削盤および研削方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の両頭平面研削盤は、回転可能な砥石軸に支持されかつ間隔をあけて配置される一対の砥石によって、複数対の平行面を有するワークを一対の平行面ごとに研削する両頭平面研削盤であって、前記ワークを支持するクランプ治具と、前記クランプ治具に前記ワークを押圧するクランプ部材とを含むクランプ手段、前記ワークの寸法に応じて前記クランプ部材に対する前記クランプ治具の相対位置を調整するクランプ位置調整手段、前記ワークをクランプした前記クランプ手段を前記砥石に対して相対移動させて前記ワークを前記一対の砥石間に搬送する搬送手段、および前記ワークの研削すべき面をかえる面変更手段を備える。
請求項2に記載の両頭平面研削盤は、請求項1に記載の両頭平面研削盤において、前記ワークの寸法に応じて選択可能に寸法の異なる複数の前記クランプ治具を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の両頭平面研削盤は、請求項1または2に記載の両頭平面研削盤において、前記ワークはエッジを有し、前記クランプ部材は前記クランプ治具に支持された前記ワークに前記エッジを跨ぐ少なくとも2点で接触することを特徴とする。
請求項4に記載の両頭平面研削盤は、請求項1から3のいずれかに記載の両頭平面研削盤において、前記クランプ部材は、両端部が支持される軸部材と、前記軸部材に支持されかつ回動可能なアーム部材とを含み、前記アーム部材が前記ワークに接触することを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の両頭平面研削盤は、請求項1から4のいずれかに記載の両頭平面研削盤において、前記クランプ治具に対して前記ワークをセンタリングするセンタリング手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項6に記載の両頭平面研削盤は、請求項1から5のいずれかに記載の両頭平面研削盤において、前記ワークの寸法を測定する寸法測定手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項7に記載の両頭平面研削盤は、請求項1から6のいずれかに記載の両頭平面研削盤において、前記ワークは直方体であることを特徴とする。
【0010】
請求項8に記載の両頭平面研削盤は、ワークをクランプ治具とクランプ部材とによってクランプして研削する両頭平面研削盤であって、前記ワークの寸法情報を入力する手段、前記寸法情報に基づいて前記ワークのクランプ位置情報を演算する手段、前記クランプ位置情報に基づいて所定の位置に前記クランプ治具を移動させる手段、前記クランプ治具に前記ワークを投入する手段、前記ワークが前記クランプ部材と前記クランプ治具とによってクランプされるように前記クランプ部材を回動させる手段、クランプされた前記ワークを研削位置まで搬送する手段、および研削位置にある前記ワークの2面を研削する手段を備える。
【0011】
請求項9に記載の研削方法は、間隔をあけて配置されかつ回転する一対の砥石によって、ワークの対をなす平行面を研削する研削方法であって、寸法の異なる複数のクランプ治具の中から前記ワークの寸法に応じて選択されたクランプ治具とクランプ部材とによって前記ワークをクランプする第1ステップ、クランプされた前記ワークを前記一対の砥石間に臨ませる第2ステップ、前記一対の砥石間に臨まされた前記ワークの一対の平行面を前記一対の砥石によって研削する第3ステップ、研削された前記ワークを前記一対の砥石間から後退させる第4ステップ、および前記ワークの研削すべき面をかえる第5ステップを備え、前記ワークの研削すべきすべての面の研削が終了するまで前記第1ステップから前記第5ステップまでを繰り返す。
なお、上述の「ワークの寸法情報」は、寸法情報がそのワークの品番や型番等と関連付けされている場合にはその品番や型番等を含む。
【0012】
請求項1に記載の両頭平面研削盤では、ワークの研削すべき面を作業者の手を煩わせることなく各工程ごとにかえることができるので、生産性が良い。また、ベルトクランプロータリーキャリア方式とは異なり、すべてのワークを同じクランプ治具で支持するので、各ワークごとの精度のばらつきが生じない。
請求項2に記載のように、寸法の異なる複数のクランプ治具を備えることによって、ワークをその寸法に応じたクランプ治具で支持できるのでワークのクランプが安定し、ワークの研削精度を向上させることができる。また、異なる工程、異なる品種の研削をする場合にも複数のクランプ治具の中から選択された所望のクランプ治具を用いればよいのでクランプ治具自体を交換する必要がなくなり、生産性を向上させることができる。
【0013】
請求項3に記載のように、クランプ部材がワークにエッジを跨ぐ少なくとも2点で接触することによって、ワークをぐらつくことなく確実にクランプすることができる。また、クランプ部材はエッジには直接接触しないため、ワークのエッジを損傷しない。
請求項4に記載のように、軸部材が両端部で支持されることによって、軸部材で支持されるアーム部材が安定し、しっかりと確実にワークをクランプすることができる。
【0014】
請求項5に記載のように、ワークの中心がクランプ治具の中心に位置するようにワークがセンタリングされることによって、ワークを一対の砥石間のギャップの中央部に送り込むことができる。これによってワークの一対の平行面をそれぞれ砥石によって均等に研削できるので、研削精度が良くなるとともに、砥石の片減りを防ぐことができる。
請求項6に記載のように、寸法測定手段が研削前のワークの寸法を測定することによって、ワークが規定どおりの寸法であるかを確認したり、測定した寸法からワークの削り代を求めることが可能となる。これによってワークの精度が向上する。また、ワークの寸法を求めることによって、研削ストロークが短くなるように砥石を待機させることが可能となり、生産性が向上する。
この発明は、請求項7に記載のようにワークが直方体である場合に特に効果的である。
請求項8に記載の両頭平面研削盤では、ワークの寸法情報を入力すると、ワークをクランプして研削する動作が自動的に行われ、生産性が向上する。
【0015】
請求項9に記載の研削方法では、ワークが各工程におけるワークの幅寸法に応じたクランプ治具によってクランプされるため、ワークのクランプが安定し、ワークの研削精度を向上させることができる。また、ワークの寸法に応じて選択可能な複数のクランプ治具を予め備えるため、各工程ごとにクランプ治具自体を交換する必要がなく生産性が向上する。その上、1つの工程が終了するとワークの研削すべき面をかえてワークの一対の平行面を研削するという処理を自動的に繰り返すことができるため、さらに生産性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、この発明の実施の形態の両頭平面研削盤10は、ベッド12を含み、ベッド12の上部には一対の砥石軸ユニット14aおよび14bが設けられる。砥石軸ユニット14aおよび14bはそれぞれ、回転自在な砥石軸16aおよび16b、砥石軸16aおよび16bにそれぞれ支持される一対の砥石18aおよび18b、ならびに後述する砥石軸切込装置106および110(図6参照)を含む。一対の砥石18aおよび18bは間隔をあけて対向するように配置され、一対の砥石18aおよび18b間にワーク68(後述)を臨ませてワーク68の一対の平行面を研削する。砥石軸16aおよび16bはそれぞれベルト(図示せず)を介して駆動モータ20aおよび20bに連動しており、これによって各砥石18aおよび18bが回転駆動される。また、砥石18aおよび18bはそれぞれ、砥石軸切込装置106および110によって砥石軸16aおよび16bの軸方向に移動可能であり、これによって一対の砥石18aおよび18bは互いに接近・離間して、ワーク68への切込動作・後退動作を行う。
【0017】
ベッド12の前方には、ベッド12に垂直な方向すなわちベッド12とともにT字を形成するようにフロントベッド22が設けられる。フロントベッド22上にはワーク搬送装置24が設けられる。ワーク搬送装置24は、砥石軸16aおよび16bと垂直な方向に設けられる一対のレール26aおよび26bを含み、レール26aおよび26b上にはスライダ28が摺動自在に配置される。スライダ28はサーボモータ30によってレール26aおよび26b上を移動し、後述するクランプ治具44または46に支持されるワーク68を搬送して一対の砥石18aおよび18b間に送り込む。
【0018】
ワーク搬送装置24のスライダ28上には、クランプ位置調整装置32およびクランプ装置34が設けられる。
クランプ位置調整装置32は、スライダ28上において砥石軸16aおよび16bと垂直な方向に設けられる一対のレール36aおよび36bを含み、レール36aおよび36b上にはスライダ38が摺動自在に配置される。スライダ38はサーボモータ40によってレール36aおよび36b上を移動する。
【0019】
図2をも参照して、クランプ装置34は、スライダ38上に設けられたクランプ治具基台42を含む。クランプ治具基台42の砥石18aおよび18b側上部には、幅寸法の異なる2種類のクランプ治具44および46が固定される。先端側のクランプ治具44は幅寸法L(この実施形態では20mm)を有し、クランプ治具46は幅寸法M(この実施形態では45mm)を有し、それぞれクランプ治具基台42にボルトによって固定される(図8参照)。また、クランプ治具44はV字状にワーク接触面48および50を有し、クランプ治具46はV字状にワーク接触面52および54を有する。
したがって、たとえば、ワーク68を幅寸法45mm未満に研削する場合にはクランプ治具44を使用し、45mm以上に研削する場合にはクランプ治具46を使用するというように、ワーク68の幅寸法に応じてクランプ治具44または46のいずれかによってワーク68を支持することができる。
【0020】
また、スライダ28上にはクランプ部材56が設けられる。クランプ部材56は、スライダ28上においてスライダ38を挟むように立設される一対の支柱部材58aおよび58bを含み、一対の支柱部材58aおよび58bによって軸部材60の両端部が支持される。このとき軸部材60は回動自在に支持され、軸部材60によって支持されたアーム部材62も同様に回動可能となる。アーム部材62はその先端部にくの字状の支持部材64を有する。図3からよくわかるように、支持部材64の両端部にはそれぞれ回動自在なコロ66が設けられ、支持部材64の中央部がアーム部材62に揺動自在に取り付けられる。
【0021】
このようなクランプ装置34では、クランプ治具基台42がスライダ38にともなって移動可能となり、ワーク68の寸法に応じてクランプ部材56に対するクランプ治具44または46の相対位置が調節される。そして、アーム部材62によってワーク68がクランプ治具44または46に押圧される。具体的には、アーム部材62の先端に設けられる支持部材64の2つのコロ66が、ワーク68の上端に位置するエッジEを跨ぐ2点でワーク68に接触する。これによってワーク68がクランプされる。
【0022】
図1に戻って、砥石18aおよび18bの前方にはワークセンタリング装置70が配置される。図4に示すように、ワークセンタリング装置70は、対向して平行に配置される一対の本体プレート72aおよび72bと、本体プレート72aおよび72bの下部内面側にそれぞれ固定される一対のセンタリングプレート74aおよび74bと、本体プレート72aおよび72bのそれぞれの上部に設けられかつ相互に対向配置されるラック76aおよび76bと、ラック76aおよび76bと噛み合うピニオンギヤ78と、ピニオンギヤ78を駆動軸80を介して回転駆動させるサーボモータ82とを含む。
【0023】
ワークセンタリング装置70において、ピニオンギヤ78が回転駆動すると、ピニオンギヤ78を挟むラック76aおよび76bを介してそれぞれの本体プレート72aおよび72bが同時に矢印N方向に対称移動し、これによって本体プレート72aおよび72bにそれぞれ固定される一対のセンタリングプレート74aおよび74bが接近・離間する。一対のセンタリングプレート74aおよび74bは、クランプ治具44および46の幅方向中心に対して幅方向両側の略等距離に配置され、対称移動する。したがって、砥石18aおよび18b側へ進出したクランプ治具44または46に支持されるワーク68をセンタリングプレート74aおよび74bによって挟むと、ワーク68はその幅方向の中心がクランプ治具44または46の幅方向の中心に位置するように位置決めされる。ここでいうワーク68の幅方向とは、砥石軸16aおよび16bと平行な方向をいう。
【0024】
また、図5にも示すように、ワークセンタリング装置70は、本体プレート72aを貫通するように設けられるセンサ84を有する。センサ84は、本体プレート72aの外側に設けられる中空の筒状部84aと筒状部84a内に設けられかつ伸長可能なロッド部84bとを含み、ロッド部84bの先端がセンタリングプレート74bの内面に当接する。一対のセンタリングプレート74aおよび74bがワーク68を挟む際には、センタリングプレート74bがロッド部84bを押しながら移動する。一対のセンタリングプレート74aおよび74bがワーク68を挟んだ際のロッド部84bの長さに基づいて、一対のセンタリングプレート74aおよび74bの間隔を測定することができ、この寸法をワーク68の幅寸法として処理する。
【0025】
図1に戻って、フロントベッド22の側方にはロボットハンド86が配置される。ロボットハンド86は、ワーク68をその幅寸法に応じたクランプ治具44または46へ投入・排出したり、クランプ治具44または46に支持されたワーク68の研削すべき面すなわち砥石軸16aおよび16bに対して垂直となる面をかえるためにワーク68の向きをかえたりする機能を有する。
【0026】
つぎに図6を参照して、両頭平面研削盤10の電気的構成について説明する。両頭平面研削盤10は、コントロールユニット88によって制御される。コントロールユニット88は、各種情報を演算するとともに処理動作を制御するためのCPU90を含み、CPU90にはBUS92を介して、表示装置としてのCRT94、ワークエリアとなり入力される寸法情報や演算によって得られたクランプ位置情報が格納されるRAM96、制御プログラム等が格納されるROM98およびI/Oポート100が接続される。
【0027】
I/Oポート100には、砥石18aを回転駆動させる駆動モータ20aを制御する砥石回転制御器102、砥石18bを回転駆動させる駆動モータ20bを制御する砥石回転制御器104、砥石18a用の砥石軸切込装置106を制御するサーボモータ制御器108、砥石18b用の砥石軸切込装置110を制御するサーボモータ制御器112、ワーク搬送装置24の搬送動作を制御するサーボモータ制御器114、クランプ位置調整装置32の進退動作を制御するサーボモータ制御器116、ワーク68のクランプ・アンクランプのためにクランプ部材56のアーム部材62を回動させるサーボモータ制御器118、ワーク68をセンタリングするワークセンタリング装置70の動作を制御するサーボモータ制御器120、センサ84を制御するセンサ制御部121、およびロボットハンド86の動作を制御するロボットハンド制御器122が接続される。さらに、BUS92にはワーク68の寸法情報等を入力するための入力装置124が接続される。したがって、コントロールユニット88によって、一連の研削動作が制御される。
【0028】
このような両頭平面研削盤10のクランプ装置34の動作について、図7および図8を参照して説明する。
ワーク68としては、たとえば直方体状の希土類磁石が用いられ、ここでは上述のように、23mm角の直方体から120mm角の直方体までの大型の角型希土類磁石を想定する。
図7(a)に示すような加工面寸法が120mm×120mmのワーク68aの場合には上端のエッジEは図8に示すポイントAに位置し、図7(b)に示すような加工面寸法が23mm×23mmのワーク68bの場合には上端のエッジEは図8に示すポイントBに位置し、図7(c)に示すような加工面寸法が23mm×120mmのワーク68cの場合には上端のエッジEは図8に示すポイントCに位置する。
【0029】
このようにアーム部材62が接触するワークの上端のエッジE付近の位置は、支持するワークの寸法によって異なるが、ワークの寸法が上述の範囲内のときには、ワークの上端のエッジEは図8に示す3つのポイントA、BおよびCで形成される三角形の範囲内に位置する。
したがって、スライダ38上のクランプ治具基台42を図8に示す範囲K内で移動させてアーム部材62に対するクランプ治具46の相対位置を調整するとともに、ワークの高さに合わせてアーム部材62を回動させることによって、アーム部材62の支持部材64をほぼ上述の三角形の範囲内の任意の位置に移動できる。このようにして、アーム部材62の支持部材64が種々の寸法のワークに対してエッジEを挟んで接触できワークをクランプできる。
【0030】
つぎに、図9〜図12を参照して、両頭平面研削盤10の動作について説明する。この実施形態では、3対の平行面を有する直方体のワーク68を研削する場合について説明する。この場合、一対の平行面の研削を1工程として3工程を経てワーク68の表面が研削される。図10を参照して、ワーク68の寸法は、たとえば、高さH=100mm、幅W=80mm、奥行きD=25mmに設定される。
【0031】
まず、入力装置124によって各種データを入力する。具体的には、まず研削しようとするワーク68の予め設定された品番を入力した(ステップS1)あと、ワーク68の各加工面の研削前の寸法と研削後の寸法とを入力する(ステップS3)。なお、或る品番のワークの寸法を入力すると、その寸法はコントロールユニット88内に記憶されるので、その品番のワークの2回目以降の研削の際には寸法入力は不要である。
つづいてワーク68の加工面の研削順序を入力する(ステップS5)。原則として面積の大きな面から研削するとよい。第1工程で最も大きな面積の面を研削することによって、それ以降の工程において第1工程で研削した面を基準面としてワーク接触面48または52に接触させてワーク68の研削すべき他の面を研削することができるため、直角精度の高い加工を行える。ここでは、まず第1工程でH×W面を研削し、ついで第2工程でH×D面を研削した後、第3工程でW×D面を研削するように研削順序を入力する。
【0032】
そして、入力装置124からの指示によって自動運転が開始され、以下のような第1工程の研削が開始される。なお、図11(a),(b)および(c)のそれぞれにおいて、右側の図は着脱位置を示し、真中の図はセンタリングされる位置を示し、左側の図は研削位置を示す。
まず、ワーク68の幅方向の寸法(ここでは25mm)に応じたクランプ治具44(ここでは幅寸法L=20mm)が自動選択され、ワーク68の一対の平行なH×W面が砥石軸16aおよび16bに対して垂直となるように、ワーク68がロボットハンド86によってクランプ治具44に投入される(ステップS7)。このとき、クランプ治具44は、ワーク搬送装置24によってスライダ28とともに移動され、ワーク68の着脱位置に配置されている。着脱位置とは、ロボットハンド86がクランプ治具44または46にワーク68を投入・排出したり、クランプ治具44または46に支持されるワーク68の向きをかえたりする位置をいう。
【0033】
つぎに、コントロールユニット88がワーク68の寸法情報に基づいてクランプ位置を演算し、これによって得られたクランプ位置情報に基づいて、クランプ治具44がクランプ位置調整装置32によってスライダ38とともにクランプ位置まで移動される(ステップS9)。クランプ位置とは、アーム部材62の支持部材64が、クランプ治具44に支持されるワーク68の上端のエッジEを跨いでワーク68に接触することができる位置をいう。
すると、アーム部材62が下向きに回動して、支持部材64の2つのコロ66がワーク68のエッジEを跨いで接触し、ワーク68をクランプ治具44に押圧する。このようにして、ワーク68はクランプ治具44とクランプ部材56とによってクランプされる(ステップS11)。
【0034】
そして、ワーク68は、上述のクランプ位置情報に基づいて、センタリング位置までワーク搬送装置24によって移動される(ステップS13)。センタリング位置とは、クランプ治具44または46上のワーク68が、一対のセンタリングプレート74aおよび74bによって挟まれる位置をいう。
センタリング位置において、アーム部材62は上向きに少しだけ回動し、ワーク68がアンクランプされる(ステップS15)。
そして、ワーク68は、一対のセンタリングプレート74aおよび74bによって挟まれ、クランプ治具44に対してセンタリングされるとともに、センサ84によって幅方向の実際の寸法が測定される(ステップS17)。
【0035】
ここで測定した寸法と予め品番とともに入力してある寸法とを照合し、所定の範囲から外れる場合には運転を停止して警報を鳴らす。これによって、異常なワークの混入を防ぐことができる。また、研削前のワーク68の実際の寸法を測定することによって実際の削り代を演算することができ、これを砥石18aおよび18bの位置にフィードバックすることができる。したがって、削り代のばらつきが大きいロットのワークであっても、毎回実際の削り代に応じて砥石18aおよび18bの位置を制御することができるため、研削ストロークが短くなるように砥石18aおよび18bを待機させることが可能となり、加工時間が短縮されて生産性が向上する。
【0036】
そして、アーム部材62が下向きに回動し、再びワーク68がクランプされる(ステップS19)。その後、センタリングプレート74aおよび74bが互いに離間してワーク68から後退する。
ワーク68は、ワーク搬送装置24によって研削位置である一対の砥石18aおよび18b間に送り込まれ、前後に揺動される(ステップS21)。この際、図11(a)に示すように、ワーク68の加工面の面積の約半分が、砥石18aおよび18bの研削面(図11において2点鎖線で示す2重の円の間)の内周縁126aおよび126bから図11において左側へはみ出るまでストロークされる。なお、図11(b)に示す第2工程、図11(c)に示す第3工程においても同様である。
【0037】
そして、一対の砥石18aおよび18bによって図12に示すような所定のインフィード研削が開始される。
まず、砥石18aおよび18bは、所定位置からワーク68に接触するインフィード開始位置P点まで進み、インフィード開始位置P点からQ点まで粗研インフィードして(ステップS23)、粗研量Xの研削を行う。
つぎに砥石18aおよび18bは、粗研インフィードよりも遅いスピードでQ点からR点まで精研量Yだけ精研インフィードし(ステップS25)、所定の削り代までワーク68を研削して製品寸法に仕上げる。
その後、そのままの位置でしばらくインフィードを停止してS点においてスパークアウトすると(ステップS27)、一対の砥石18aおよび18bは所定位置T点まで急速後退する(ステップS29)。このとき、一対の砥石18aおよび18bは、次の工程において研削ストロークが短くて済むような位置、すなわち次の工程におけるワーク68の幅寸法よりも若干外側の位置に自動位置決めされて待機する。
【0038】
このように所定のインフィード研削が終了すると、ワーク68はワーク搬送装置24によって着脱位置まで後退させられ(ステップS31)、アーム部材62が上向きに回動することによってアンクランプされる(ステップS33)。
第1工程が終了すると(ステップS35がNO)、ワーク68は、つぎの第2工程における加工面であるH×D面が砥石軸16aおよび16bに対して垂直となるように、ワーク68の向きがロボットハンド86によってかえられる(ステップS37)。
【0039】
そして、ステップS7に戻って第2工程に進む。
第2工程では、幅寸法(ここでは80mm)に応じたクランプ治具46(幅寸法M=45mm)によってワーク68が支持され、以降ステップS33までの第1工程と同様の自動研削を繰り返してH×D面が研削される。
そして、第2工程が終了すると(ステップS35がNO)、ワーク68は、つぎの第3工程の加工面であるW×D面が砥石軸16aおよび16bに対して垂直となるように、ワーク68の向きがロボットハンド86によって変えられる(ステップS37)。
【0040】
そして、ステップS7に戻って第3工程に進む。第3工程でも、幅寸法(ここでは100mm)に応じたクランプ治具46(幅寸法M=45mm)によってワーク68が支持され、上述のステップS33までの第1工程、第2工程と同様の自動研削が繰り返される。
第3工程まで終了すると(ステップS35がYES)、ワーク68はロボットハンド86によって所定の位置に排出され(ステップS39)、1つのワーク68についての研削作業が終了する。
つぎに研削すべきワーク68は、ロボットハンド86によってクランプ治具44または46に投入され(ステップS7)、上述と同様にして自動研削が繰り返される。
【0041】
上述のようにして構成される両頭平面研削盤10によれば、すべてのワーク68を同じクランプ治具44または46で支持するので、各ワーク68ごとの精度のばらつきが生じない。
また、すべてのワーク68を同じクランプ治具44または46で支持するので、品種ごとに必要なクランプ治具44および46の数が多くなることがなく、コストを抑えることができる。
また、寸法の異なる複数のクランプ治具44および46を備えることによって、ワーク68をその寸法に応じたクランプ治具44または46で支持できるのでワーク68のクランプが安定し、ワーク68の研削精度を向上させることができる。また、異なる工程、異なる品種の研削をする場合にもクランプ治具44および46を他のクランプ治具と交換する必要がなくなり、生産性を向上させることができる。
【0042】
さらに、アーム部材62がワーク68にエッジEを跨ぐ2点で接触することによって、ワーク68はぐらつくことなく確実にクランプされる。また、アーム部材62はエッジEには直接接触しないため、ワーク68のエッジEが損傷されない。
その上、軸部材60が両端部で支持されることによって、軸部材60で支持されるアーム部材62が安定し、ワーク68はしっかりと確実にクランプされる。
【0043】
また、ワーク68の中心がクランプ治具44または46の中心に位置するようにワーク68がセンタリングされることによって、ワーク68を一対の砥石18aおよび18b間のギャップの中央部に送り込むことができる。これによってワーク68の一対の平行面をそれぞれ砥石18aおよび18bによって均等に研削できるので、研削精度が良くなるとともに、砥石18aおよび18bの片減りを防ぐことができる。
【0044】
また、センサ84が研削前のワーク68の寸法を測定することによって、ワーク68が規定どおりの寸法であるかを確認したり、測定した寸法からワーク68の削り代を求めることが可能となる。これによってワーク68の精度が向上する。また、ワーク68の寸法を求めることによって、研削ストロークが短くなるように砥石18aおよび18bを待機させることが可能となり、生産性が向上する。
さらに、入力装置124によってワーク68の寸法情報を入力すると、ワーク68をクランプして研削する動作が自動的に行われ、生産性が向上する。
その上、1つの工程が終了するとワーク68の研削すべき面を作業者の手を煩わせることなく自動的にかえて、同様に研削を繰り返すことができるため、さらに生産性が向上する。
【0045】
この発明は、上述のような構成に限定されるものではなく、以下のような構成であってもよい。
すなわち、アーム部材62の支持部材64に設けられるコロ66は、上述の実施形態では2つ設けているが、3つでも4つでも所望の数だけ設けるとよい。これによれば、支持部材64がワーク68に3点、4点、またはそれ以上の位置で接触してクランプ治具44または46にワーク68を押圧することができ、一層しっかりと確実にクランプすることができる。
また、前記実施形態においては、一対の支柱部材58aおよび58bによって軸部材60が回動自在に支持され、アーム部材62は軸部材60で支持されることによって回動可能となっているが、これに限定されず、軸部材60が一対の支柱部材58aおよび58bに固定され、アーム部材62が軸部材60に回動可能に設けられてもよい。
また、研削するワーク68は、直方体に限定されるものではなく、少なくとも2対の平行面を有するものであれば、この発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】
この発明によれば、ワークの研削すべき面を作業者の手を煩わせることなく各工程ごとにかえることができるので、生産性が良い。また、すべてのワークを同じクランプ治具で支持するので、各ワークごとの精度のばらつきが生じない。
さらに、寸法の異なる複数のクランプ治具を備えれば、ワークをその寸法に応じたクランプ治具で支持できるのでワークのクランプが安定し、ワークの研削精度を向上させることができる。また、各工程ごとにクランプ治具自体を交換する必要がなく生産性が向上する。その上、1つの工程が終了するとワークの研削すべき面をかえてワークの一対の平行面を研削するという処理を自動的に繰り返すことができるため、さらに生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】クランプ装置を示す要部拡大斜視図である。
【図3】クランプ装置を示す要部拡大側面図である。
【図4】ワークセンタリング装置を示す斜視図である。
【図5】(a)はセンタリングプレートが後退している状態を示す説明図であり、(b)はセンタリングプレートがワークを挟んだ状態を示す説明図である。
【図6】図1に示す両頭平面研削盤の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】寸法の異なるワークのそれぞれのクランプ位置を示す要部拡大側面図である。
【図8】アーム部材がクランプ可能な位置の範囲を示す要部拡大側面図である。
【図9】研削の工程を示すフローチャートである。
【図10】研削するワークの一例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すワークの各面を研削する工程を説明する要部側面図である。
【図12】インフィード研削における砥石の切込速度、後退速度を示す説明図である。
【図13】ベルトクランプロータリーキャリア方式を示す従来図である。
【図14】ガンフィード方式を示す従来図である。
【符号の説明】
10 両頭平面研削盤
16a,16b 砥石軸
18a,18b 砥石
24 ワーク搬送装置
32 クランプ位置調整装置
34 クランプ装置
44,46 クランプ治具
56 クランプ部材
60 軸部材
62 アーム部材
68 ワーク
70 ワークセンタリング装置
84 センサ
86 ロボットハンド
88 コントロールユニット
124 入力装置
E ワークのエッジ

Claims (9)

  1. 回転可能な砥石軸に支持されかつ間隔をあけて配置される一対の砥石によって、複数対の平行面を有するワークを一対の平行面ごとに研削する両頭平面研削盤であって、
    前記ワークを支持するクランプ治具と、前記クランプ治具に前記ワークを押圧するクランプ部材とを含むクランプ手段、
    前記ワークの寸法に応じて前記クランプ部材に対する前記クランプ治具の相対位置を調整するクランプ位置調整手段、
    前記ワークをクランプした前記クランプ手段を前記砥石に対して相対移動させて前記ワークを前記一対の砥石間に搬送する搬送手段、および
    前記ワークの研削すべき面をかえる面変更手段を備える、両頭平面研削盤。
  2. 前記ワークの寸法に応じて選択可能に寸法の異なる複数の前記クランプ治具を備える、請求項1に記載の両頭平面研削盤。
  3. 前記ワークはエッジを有し、前記クランプ部材は前記クランプ治具に支持された前記ワークに前記エッジを跨ぐ少なくとも2点で接触する、請求項1または2に記載の両頭平面研削盤。
  4. 前記クランプ部材は、両端部が支持される軸部材と、前記軸部材に支持されかつ回動可能なアーム部材とを含み、前記アーム部材が前記ワークに接触する、請求項1から3のいずれかに記載の両頭平面研削盤。
  5. 前記クランプ治具に対して前記ワークをセンタリングするセンタリング手段をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の両頭平面研削盤。
  6. 前記ワークの寸法を測定する寸法測定手段をさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の両頭平面研削盤。
  7. 前記ワークは直方体である、請求項1から6のいずれかに記載の両頭平面研削盤。
  8. ワークをクランプ治具とクランプ部材とによってクランプして研削する両頭平面研削盤であって、
    前記ワークの寸法情報を入力する手段、
    前記寸法情報に基づいて前記ワークのクランプ位置情報を演算する手段、
    前記クランプ位置情報に基づいて所定の位置に前記クランプ治具を移動させる手段、
    前記クランプ治具に前記ワークを投入する手段、
    前記ワークが前記クランプ部材と前記クランプ治具とによってクランプされるように前記クランプ部材を回動させる手段、
    クランプされた前記ワークを研削位置まで搬送する手段、および
    研削位置にある前記ワークの2面を研削する手段を備える、両頭平面研削盤。
  9. 間隔をあけて配置されかつ回転する一対の砥石によって、ワークの対をなす平行面を研削する研削方法であって、
    寸法の異なる複数のクランプ治具の中から前記ワークの寸法に応じて選択されたクランプ治具とクランプ部材とによって前記ワークをクランプする第1ステップ、
    クランプされた前記ワークを前記一対の砥石間に臨ませる第2ステップ、
    前記一対の砥石間に臨まされた前記ワークの一対の平行面を前記一対の砥石によって研削する第3ステップ、
    研削された前記ワークを前記一対の砥石間から後退させる第4ステップ、および
    前記ワークの研削すべき面をかえる第5ステップを備え、
    前記ワークの研削すべきすべての面の研削が終了するまで前記第1ステップから前記第5ステップまでを繰り返す、研削方法。
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