JP3590175B2 - Pwmコンバ−タ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は交流電源を直流電源に変換するPWMコンバータに係り、特に交流電源のピーク電圧より低い直流電源を供給するPWMコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来技術の説明のための主回路構成を示すもので、1は系統電源、2は系統インピーダンス、3は変流器、4はスイッチング素子とそれに逆並列接続されるダイオードからブリッジ構成されたPWM変換器、5はコンデンサ、6は直流負荷である。
すなわち、交流電源である系統電源1を入力とするPWM変換器4と、PWM変換器4の直流側に並列接続されるコンデンサ5とより、直流負荷6に給電するものである。
ここで、PWM変換器4は図示しない制御回路によりそのスイッチング素子が駆動されるものであって、変流器3により電源電流Isが検出され、コンデンサ5の両端電圧である直流電圧Vdが得られ、その直流電圧Vdが一定になるように、しかも電源電流Isが高調波成分を含まずかつ基本波力率が1となるように、スイッチング素子のオンオフ制御が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のPWMコンバータにおいては、直流電圧Vdが電源電圧Vsのピーク値より低く設定される場合、電源電流Isの高調波電流は抑制できても基本波力率を1とすることができない、という不具合を有するものであった。
しかして本発明の目的とするところは、電源電圧のピーク値より直流電圧を低くしても、高調波成分を含まない基本波力率1の電源電流が得られる格別なPWMコンバータを、提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述したような点に鑑みなされたものであって、つぎの如く構成して成る。すなわち、
単相交流電源の一方の電源側がダイオードブリッジを介して接続され他方の電源側が交流リアクトルを介して接続されるPWM変換器と、PWM変換器の直流側に並列接続される第1のコンデンサと、ダイオードブリッジの直流側に並列接続される第2のコンデンサと、第1のコンデンサと第2のコンデンサの正負両端間にそれぞれ巻線が接続される相間リアクトルとを備えるとともに、
その制御回路を、直流電圧指令と第2のコンデンサの直流電圧との差を増幅して基本波ピーク電流指令を得る第1の信号発生手段と、基本波ピーク電流指令と電源電圧とより単相交流電源に同相の基本波電流指令を得る第2の信号発生手段と、基本波電流指令と電源電流との差より基本波電圧指令を得る第3の信号発生手段と、電源電流より高調波成分を検出する手段と、高調波成分より高調波電圧指令を得る第4の信号発生手段とを具備して構成し、
基本波電圧指令と高調波電圧指令を加算して電圧指令となしPWM変換器を駆動するようにしたものである。
【0005】
かかる解決手段により、PWMコンバータは、直流電圧が直流電圧指令と同一電圧になるように基本波電圧制御を行い、また電源電流高調波成分を減少させるように高調波電圧制御を行うものとなる。
したがって、PWM変換器は基本波および高調波電圧源として動作し、交流電源の一部を分担する如くに効用され、ダイオードブリッジの直流側電圧を低くでき、高調波電流が除去されかつ基本波力率が1となる電源電流を流し得る、作用効果を奏するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
特に、その制御回路の具体例は、
(イ) 直流電圧指令より直流電圧を減算し電圧偏差を得る第1の減算器、
(ロ) 第1の減算器出力の電圧偏差を増幅して基本波ピーク電流指令を得る増幅器、
(ハ) 増幅器出力の基本波ピーク電流指令と電源電圧とより基本波電流指令を得る掛算器、
(ニ) 掛算器出力の基本波電流指令より電源電流を減算して電流偏差を得る第2の減算器、
(ホ) 第2の減算器出力の電流偏差をK1 倍して基本波電圧指令を得る第1のゲイン、
(ヘ) 電源電流より高調波成分より検出する高調波成分検出器、
(ト) 高調波成分検出器出力の高調波成分をK2 倍して高調波電圧指令を得る第2のゲイン、
(チ) 第1のゲイン出力の基本波電圧指令と第2のゲイン出力の高調波電圧指令を加算して電圧指令を得る加算器、
(リ) 加算器出力の電圧指令を入力としてPWM変換器のスイッチング素子を駆動するゲイン駆動器
を設けて成るものである。
さらに、本発明を図面を参照して、詳細説明する。
【0007】
【実施例】
図1は図4に類して表した本発明の一実施例の主回路構成を示すもので、4′はPWM変換器、5′,9はコンデンサ、6′は直流負荷、7はダイオードD1 〜D4 からなるダイオードブリッジ、8は交流リアクトル、10は相間リアクトルである。
すなわち、PWM変換器4′は、系統電源1の一方をダイオードブリッジ7を介して入力し、系統電源1の他方を交流リアクトル8を介して入力し、PWM変換器4′の直流側にコンデンサ9を並列接続してなる。
また、ダイオードブリッジ7の直流側にコンデンサ5′および直流負荷6′が並列接続されてなる。
さらには、コンデンサ5′,9の正負間に相間リアクトル10が配されてなるものである。
【0008】
図2は図1の各部波形を示すものであって、VcはPWM変換器4′と交流リアクトル8の合成電圧、ID1,ID3はダイオードブリッジ7のダイオードD1 ,ダイオードD1 と同一極性側に接続されるダイオードD3 に流れるダイオード電流、Isは系統電源1に流れる電源電流、Vsは電源電圧をそれぞれ示す。
かかる図1および図2を、図3を参照して説明する。
【0009】
図3は本発明の一実施例の制御回路を示すもので、11,14は減算器、12は増幅器、13は掛算器、15,18はゲイン、16は加算器、17は高調波成分検出器、19はゲート駆動器である。
図3において、減算器11は直流電圧指令Vd*とコンデンサ5′両端の直流電圧Vdとを比較し、電圧偏差ΔVを増幅器12に出力する。
増幅器12は、電圧偏差ΔVを増幅して基本波ピーク電流指令Imを、掛算器13に出力する。
掛算器13は、電源電圧Vsと基本波ピーク電流指令Imを掛け算し、系統電源1と同相の基本波電流指令I*を得て、減算器14に出力する。
【0010】
減算器14は、基本波電流指令I*と電源電流Isとを比較し、電流偏差ΔIをゲイン15に出力する。
ゲイン15は、電流偏差ΔIにK1 倍のうえ基本波電圧指令Va*として、加算器16に出力する。
さらに、高調波成分検出器17は電源電流Isを入力し、電源電流の電流高調波成分Ihをゲイン18に出力する。
ゲイン18は、電流高調波成分IhにK2 倍のうえ高調波電圧指令Vh*として、加算器16に出力する。
加算器16は、基本波電圧指令Va*と高調波電圧指令Vh*とを加算し、電圧指令V*を得る。
ゲート駆動器19は電圧指令V*によりPWM変換器4′のスイッチング素子を駆動し得る、ことは明らかである。
【0011】
かようなPWM変換器4′の制御により、PWM変換器4′と交流リアクトル8の合成電圧Vcは電圧指令V*と同一波形となり、例えば図示のような波形となる。
このとき、ダイオードブリッジ7のダイオード電流ID1,ID3は図示の如き正弦波半波の波形となり、電源電流Isは正弦波状で基本波力率1の波形が得られるものとなる。
ここで、PWM変換器4′が基本波電圧制御を行うと、コンデンサ9にエネルギーが蓄積されるものの、相間リアクトル10を通してコンデンサ5′に送られ、コンデンサ5′,9の直流電圧はほぼ同一となる。
【0012】
なお相間リアクトル10は、PWM変換器4′のスイッチングに基づくリップル電流をコンデンサ5′に流さないようにするためのものであって、小さいインダクタンス値のもので十分である。
また、ゲート駆動器19は、具体的には電圧指令V*を入力して、ヒステリシス回路を通して「1」または「0」の信号を発生し、PWM変換器4′のスイッチング素子を駆動するものであってよい。
さらにまた、図1に示される回路構成においては、ダイオードブリッジおよび相間リアクトルが安価なものであって、そのコストアップ分は僅かなものであることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、PWM変換器により基本波および高調波電圧制御を行うことにより、ダイオードブリッジの直流電圧を交流電源電圧より下げ得るとともに、高調波電流を抑制した基本波力率1の電源電流が得られる簡便な構成の装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の主回路構成を示す回路図である。
【図2】図2は図1の各部波形を示す図である。
【図3】図3は本発明の一実施例の制御回路構成を示す系統図である。
【図4】図4は従来例の主回路構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 系統電源
2 系統インピーダンス
3 変流器
4 PWM変換器
4′ PWM変換器
5 コンデンサ
5′ コンデンサ
6 直流負荷
6′ 直流負荷
7 ダイオードブリッジ
8 交流リアクトル
9 コンデンサ
10 相間リアクトル
12 増幅器
13 掛算器
15 ゲイン
17 高周波成分検出器
18 ゲイン
19 ゲート駆動器
Vs 電源電圧
Is 電源電流
Vd 直流電圧
Vd* 直流電圧指令
Vc 合成電圧
ID1 ダイオード電流
ID3 ダイオード電流
ΔV 電圧偏差
Im 基本波ピーク電流指令
I* 基本波電流指令
ΔI 電流偏差
Va* 基本波電圧指令
Ih 電流高調波成分
Vh* 高調波電圧指令
V* 電圧指令
【発明の属する技術分野】
本発明は交流電源を直流電源に変換するPWMコンバータに係り、特に交流電源のピーク電圧より低い直流電源を供給するPWMコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来技術の説明のための主回路構成を示すもので、1は系統電源、2は系統インピーダンス、3は変流器、4はスイッチング素子とそれに逆並列接続されるダイオードからブリッジ構成されたPWM変換器、5はコンデンサ、6は直流負荷である。
すなわち、交流電源である系統電源1を入力とするPWM変換器4と、PWM変換器4の直流側に並列接続されるコンデンサ5とより、直流負荷6に給電するものである。
ここで、PWM変換器4は図示しない制御回路によりそのスイッチング素子が駆動されるものであって、変流器3により電源電流Isが検出され、コンデンサ5の両端電圧である直流電圧Vdが得られ、その直流電圧Vdが一定になるように、しかも電源電流Isが高調波成分を含まずかつ基本波力率が1となるように、スイッチング素子のオンオフ制御が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のPWMコンバータにおいては、直流電圧Vdが電源電圧Vsのピーク値より低く設定される場合、電源電流Isの高調波電流は抑制できても基本波力率を1とすることができない、という不具合を有するものであった。
しかして本発明の目的とするところは、電源電圧のピーク値より直流電圧を低くしても、高調波成分を含まない基本波力率1の電源電流が得られる格別なPWMコンバータを、提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述したような点に鑑みなされたものであって、つぎの如く構成して成る。すなわち、
単相交流電源の一方の電源側がダイオードブリッジを介して接続され他方の電源側が交流リアクトルを介して接続されるPWM変換器と、PWM変換器の直流側に並列接続される第1のコンデンサと、ダイオードブリッジの直流側に並列接続される第2のコンデンサと、第1のコンデンサと第2のコンデンサの正負両端間にそれぞれ巻線が接続される相間リアクトルとを備えるとともに、
その制御回路を、直流電圧指令と第2のコンデンサの直流電圧との差を増幅して基本波ピーク電流指令を得る第1の信号発生手段と、基本波ピーク電流指令と電源電圧とより単相交流電源に同相の基本波電流指令を得る第2の信号発生手段と、基本波電流指令と電源電流との差より基本波電圧指令を得る第3の信号発生手段と、電源電流より高調波成分を検出する手段と、高調波成分より高調波電圧指令を得る第4の信号発生手段とを具備して構成し、
基本波電圧指令と高調波電圧指令を加算して電圧指令となしPWM変換器を駆動するようにしたものである。
【0005】
かかる解決手段により、PWMコンバータは、直流電圧が直流電圧指令と同一電圧になるように基本波電圧制御を行い、また電源電流高調波成分を減少させるように高調波電圧制御を行うものとなる。
したがって、PWM変換器は基本波および高調波電圧源として動作し、交流電源の一部を分担する如くに効用され、ダイオードブリッジの直流側電圧を低くでき、高調波電流が除去されかつ基本波力率が1となる電源電流を流し得る、作用効果を奏するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
特に、その制御回路の具体例は、
(イ) 直流電圧指令より直流電圧を減算し電圧偏差を得る第1の減算器、
(ロ) 第1の減算器出力の電圧偏差を増幅して基本波ピーク電流指令を得る増幅器、
(ハ) 増幅器出力の基本波ピーク電流指令と電源電圧とより基本波電流指令を得る掛算器、
(ニ) 掛算器出力の基本波電流指令より電源電流を減算して電流偏差を得る第2の減算器、
(ホ) 第2の減算器出力の電流偏差をK1 倍して基本波電圧指令を得る第1のゲイン、
(ヘ) 電源電流より高調波成分より検出する高調波成分検出器、
(ト) 高調波成分検出器出力の高調波成分をK2 倍して高調波電圧指令を得る第2のゲイン、
(チ) 第1のゲイン出力の基本波電圧指令と第2のゲイン出力の高調波電圧指令を加算して電圧指令を得る加算器、
(リ) 加算器出力の電圧指令を入力としてPWM変換器のスイッチング素子を駆動するゲイン駆動器
を設けて成るものである。
さらに、本発明を図面を参照して、詳細説明する。
【0007】
【実施例】
図1は図4に類して表した本発明の一実施例の主回路構成を示すもので、4′はPWM変換器、5′,9はコンデンサ、6′は直流負荷、7はダイオードD1 〜D4 からなるダイオードブリッジ、8は交流リアクトル、10は相間リアクトルである。
すなわち、PWM変換器4′は、系統電源1の一方をダイオードブリッジ7を介して入力し、系統電源1の他方を交流リアクトル8を介して入力し、PWM変換器4′の直流側にコンデンサ9を並列接続してなる。
また、ダイオードブリッジ7の直流側にコンデンサ5′および直流負荷6′が並列接続されてなる。
さらには、コンデンサ5′,9の正負間に相間リアクトル10が配されてなるものである。
【0008】
図2は図1の各部波形を示すものであって、VcはPWM変換器4′と交流リアクトル8の合成電圧、ID1,ID3はダイオードブリッジ7のダイオードD1 ,ダイオードD1 と同一極性側に接続されるダイオードD3 に流れるダイオード電流、Isは系統電源1に流れる電源電流、Vsは電源電圧をそれぞれ示す。
かかる図1および図2を、図3を参照して説明する。
【0009】
図3は本発明の一実施例の制御回路を示すもので、11,14は減算器、12は増幅器、13は掛算器、15,18はゲイン、16は加算器、17は高調波成分検出器、19はゲート駆動器である。
図3において、減算器11は直流電圧指令Vd*とコンデンサ5′両端の直流電圧Vdとを比較し、電圧偏差ΔVを増幅器12に出力する。
増幅器12は、電圧偏差ΔVを増幅して基本波ピーク電流指令Imを、掛算器13に出力する。
掛算器13は、電源電圧Vsと基本波ピーク電流指令Imを掛け算し、系統電源1と同相の基本波電流指令I*を得て、減算器14に出力する。
【0010】
減算器14は、基本波電流指令I*と電源電流Isとを比較し、電流偏差ΔIをゲイン15に出力する。
ゲイン15は、電流偏差ΔIにK1 倍のうえ基本波電圧指令Va*として、加算器16に出力する。
さらに、高調波成分検出器17は電源電流Isを入力し、電源電流の電流高調波成分Ihをゲイン18に出力する。
ゲイン18は、電流高調波成分IhにK2 倍のうえ高調波電圧指令Vh*として、加算器16に出力する。
加算器16は、基本波電圧指令Va*と高調波電圧指令Vh*とを加算し、電圧指令V*を得る。
ゲート駆動器19は電圧指令V*によりPWM変換器4′のスイッチング素子を駆動し得る、ことは明らかである。
【0011】
かようなPWM変換器4′の制御により、PWM変換器4′と交流リアクトル8の合成電圧Vcは電圧指令V*と同一波形となり、例えば図示のような波形となる。
このとき、ダイオードブリッジ7のダイオード電流ID1,ID3は図示の如き正弦波半波の波形となり、電源電流Isは正弦波状で基本波力率1の波形が得られるものとなる。
ここで、PWM変換器4′が基本波電圧制御を行うと、コンデンサ9にエネルギーが蓄積されるものの、相間リアクトル10を通してコンデンサ5′に送られ、コンデンサ5′,9の直流電圧はほぼ同一となる。
【0012】
なお相間リアクトル10は、PWM変換器4′のスイッチングに基づくリップル電流をコンデンサ5′に流さないようにするためのものであって、小さいインダクタンス値のもので十分である。
また、ゲート駆動器19は、具体的には電圧指令V*を入力して、ヒステリシス回路を通して「1」または「0」の信号を発生し、PWM変換器4′のスイッチング素子を駆動するものであってよい。
さらにまた、図1に示される回路構成においては、ダイオードブリッジおよび相間リアクトルが安価なものであって、そのコストアップ分は僅かなものであることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、PWM変換器により基本波および高調波電圧制御を行うことにより、ダイオードブリッジの直流電圧を交流電源電圧より下げ得るとともに、高調波電流を抑制した基本波力率1の電源電流が得られる簡便な構成の装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の主回路構成を示す回路図である。
【図2】図2は図1の各部波形を示す図である。
【図3】図3は本発明の一実施例の制御回路構成を示す系統図である。
【図4】図4は従来例の主回路構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 系統電源
2 系統インピーダンス
3 変流器
4 PWM変換器
4′ PWM変換器
5 コンデンサ
5′ コンデンサ
6 直流負荷
6′ 直流負荷
7 ダイオードブリッジ
8 交流リアクトル
9 コンデンサ
10 相間リアクトル
12 増幅器
13 掛算器
15 ゲイン
17 高周波成分検出器
18 ゲイン
19 ゲート駆動器
Vs 電源電圧
Is 電源電流
Vd 直流電圧
Vd* 直流電圧指令
Vc 合成電圧
ID1 ダイオード電流
ID3 ダイオード電流
ΔV 電圧偏差
Im 基本波ピーク電流指令
I* 基本波電流指令
ΔI 電流偏差
Va* 基本波電圧指令
Ih 電流高調波成分
Vh* 高調波電圧指令
V* 電圧指令
Claims (1)
- 単相交流電源を得るPWM変換器と、該PWM変換器のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを具備するPWMコンバータにおいて、
単相交流電源の一方の電源側がダイオードブリッジを介して接続され他方の電源側が交流リアクトルを介して接続されるPWM変換器と、該PWM変換器の直流側に並列接続される第1のコンデンサと、前記ダイオードブリッジの直流側に並列接続される第2のコンデンサと、前記第1のコンデンサと第2のコンデンサの正負両端間にそれぞれ巻線が接続される相間リアクトルとを備えるとともに、
前記制御回路を、直流電圧指令と第2のコンデンサの直流電圧との差を増幅して基本波ピーク電流指令を得る第1の信号発生手段と、該基本波ピーク電流指令と電源電圧とより単相交流電源に同相の基本波電流指令を得る第2の信号発生手段と、該基本波電流指令と電源電流との差より基本波電圧指令を得る第3の信号発生手段と、前記電源電流より高調波成分を検出する手段と、該高調波成分より高調波電圧指令を得る第4の信号発生手段とを具備して構成し、
前記基本波電圧指令と高調波電圧指令を加算して電圧指令となし前記PWM変換器を駆動するようにしたことを特徴とするPWMコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34599895A JP3590175B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Pwmコンバ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34599895A JP3590175B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Pwmコンバ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163750A JPH09163750A (ja) | 1997-06-20 |
JP3590175B2 true JP3590175B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18380446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34599895A Expired - Fee Related JP3590175B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Pwmコンバ−タ |
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JP (1) | JP3590175B2 (ja) |
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1995
- 1995-12-11 JP JP34599895A patent/JP3590175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09163750A (ja) | 1997-06-20 |
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