JP3587814B2 - データ伝送システム及びケーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、有線のデジタルデータ伝送方式に関し、詳しくは、個別に電源を具えている複数の電子機器間で二値信号を送受するためのデータ伝送システム及びそれに用いられるケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(a)に回路図を示したデータ伝送システムは、電源を別にする複数の電子機器10,20をケーブル30で信号伝送可能に接続したものである。これには、送信側にオープンドレインタイプの出力部を有するとともに受信側にプルアップタイプの抵抗の付いた入力部を有するデジタルデータ伝送回路が、2組いずれも、両機器10,20とケーブル30とに亘って設けられている。第1デジタルデータ伝送回路は電子機器10から電子機器20へデータを伝送するためのものであり、第2デジタルデータ伝送回路は電子機器20から電子機器10へ逆向きにデータを伝送するためのものである。
【0003】
電子機器10(第1電子機器)には、出力電圧Vaの電源11と、応用目的に適う種々のデータ処理を行う内部回路14と、内部回路14から渡された送信データに例えばパラレルシリアル変換等の適宜な符号化処理や変調処理を施してデータ形式を調える送信回路12と、送信回路12の出力信号を二値化してケーブル30経由で電子機器20に伝送するオープンドレインタイプの出力部13(第1出力部)と、電子機器20からケーブル30を介して伝送されて来た二値信号を波形整形して入力する入力部16(第2入力部)と、これの入力側に付設されたプルアップ抵抗Ra(第2抵抗)と、入力部16で入力した受信データに例えばシリアルパラレル変換等の適宜な復号化処理や復調処理を施してデータ形式を調えそれを内部回路14に引き渡す受信回路15とが設けられている。
【0004】
そのうち、送信回路12と内部回路14と受信回路15と入力部16は、電圧Vaの下で動作するようになっており、プルアップ抵抗Raも、一端が電圧Vaの電源ラインに接続され他端が入力部16の入力ラインに接続されて、電圧Vaを利用して役目を果たすようになっている。これに対し、出力部13には、自機10の電圧Vaに依存することなく信号送出が行えるよう、オープンドレインタイプのものが採用されている。すなわち、出力部13は、出力値がローのときには出力を接地状態にするが、出力値がハイのときには出力をハイインピーダンス状態(フローティング状態、高抵抗状態)にするようになっている。
【0005】
通信相手の電子機器20(第2電子機器)には、出力電圧Vbの電源21と、応用目的に適う種々のデータ処理を行う内部回路24と、内部回路24から渡された送信データに例えばパラレルシリアル変換等の適宜な符号化処理や変調処理を施してデータ形式を調える送信回路25と、送信回路25の出力信号を二値化してケーブル30経由で電子機器10に伝送するオープンドレインタイプの出力部26(第2出力部)と、電子機器10からケーブル30を介して伝送されて来た二値信号を波形整形して入力する入力部23(第1入力部)と、これの入力側に付設されたプルアップ抵抗Rb(第1抵抗)と、入力部23で入力した受信データに例えばシリアルパラレル変換等の適宜な復号化処理や復調処理を施してデータ形式を調えそれを内部回路24に引き渡す受信回路22とが設けられている。
【0006】
そのうち、入力部23と受信回路22と内部回路14と送信回路25は、電圧Vbの下で動作するようになっており、プルアップ抵抗Rbも、一端が電圧Vbの電源ラインに接続され他端が入力部23の入力ラインに接続されて、電圧Vbを利用して役目を果たすようになっている。これに対し、出力部26には、自機20の電圧Vbに依存することなく信号送出が行えるよう、オープンドレインタイプのものが採用されている。すなわち、出力部26は、出力値がローのときには出力を接地状態にするが、出力値がハイのときには出力をハイインピーダンス状態(フローティング状態、高抵抗状態)にするようになっている。
【0007】
ケーブル30は、電子機器10側の端部にコネクタ31が設けられるとともに、電子機器20側の端部にもコネクタ32が設けられ、細長い中間部分に可撓性・柔軟性が具わっていて、電子機器10,20との物理的な接続を通信の必要性に応じて動的かつ簡便に確立しうるものとなっている。ケーブル30には、銅線等からなる複数の信号伝送ライン33,35や接地用ライン34が絶縁被覆されて内蔵されている。各ライン33,34,35は、何れも、一端がコネクタ31の該当接触端子に接続され、他端がコネクタ32の該当接触端子に接続されている。ライン34はシールドに接続にされたりシールドを兼ねることもある。
【0008】
このようなケーブル30にて電子機器10,20を連結すると、出力部13の出力ラインとライン33と入力部23の入力ラインとが繋がり、電子機器10の接地ラインとライン34と電子機器20の接地ラインとが繋がり、出力部26の出力ラインとライン35と入力部16の入力ラインとが繋がるようになっている。すなわち、電子機器10から電子機器20に二値信号を伝送するための第1デジタルデータ伝送回路が出力部13とライン33と入力部23とで構成され、電子機器20から電子機器10へ逆向きに二値信号を伝送するための第2デジタルデータ伝送回路が出力部26とライン35と入力部16とで構成されている。
【0009】
そして、電子機器10,20間でデータ送受を行わせるときには、電子機器10にコネクタ31を装着するとともに電子機器20にコネクタ32を装着して両機器10,20をケーブル30でデータ伝送可能に接続する。その状態で、電子機器10から電子機器20へのデータ伝送は、第1デジタルデータ伝送回路(13+33+23)によって行われ、電子機器20から電子機器10へのデータ伝送は、第2デジタルデータ伝送回路(26+35+16)によって行われる。
【0010】
具体的には、伝送すべきデータ値がローであるかハイであるか更にそれが時々刻々変化するに連れて、出力部13(又は26)の出力状態が接地状態とハイインピーダンス状態とで切り替わり、それに伴ってロー出力時には、ライン33(又は35)が接地状態になり、その状態が入力部23(又は16)に入力されて、ローのデータ値が伝送される一方、ハイ出力時には、ライン33(又は35)が接地から切り離されてプルアップ抵抗Rb(又はRa)を介して電圧Vb(又はVa)を印可される状態になり、その状態が入力部23(又は16)に入力されて、ハイのデータ値が伝送される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のデータ伝送システムでは、送信側にオープンドレインタイプの出力部13,26を採用するとともに受信側にプルアップタイプの抵抗Rb,Raの付いた入力部23,16を採用することにより、電子機器10,20が個別に電源11,21を具えていて独自の電源電圧Va,Vbで動作するものであっても、通信相手の電源電圧Va,Vbによる束縛を受けること無く、ケーブル30にてデータ伝送可能に接続することができるようになっている。
【0012】
しかしながら、ケーブル30のライン33やライン35には、図では線間容量のみ集中的に示したが、ライン34やシールドその他の被覆等との間に分布する容量Cが寄生している。この容量Cは、ライン33,35の長さにほぼ比例して増える性質があり、一般に機器の内部の各回路に寄生する容量よりも可成り大きい。そして、ライン33,35がロー状態からハイ状態に遷移するとき、その信号の立ち上がりが、容量Cと抵抗Rb,Raとの組み合わせに応じて、時定数(Rb×C),(Ra×C)で、鈍ることとなる。
【0013】
このため、データ伝送レートが適度なときには、二値状態いずれもハッキリした信号波形が得られるが(図4(b)に示した低伝送レート時の波形例を参照)、それよりデータ伝送レートを上げると、信号波形が崩れて特にハイ状態がハッキリしなくなって(図4(c)に示した高伝送レート時の波形例を参照)、データが正確に伝送できなくなるので、高速化し難いという不都合がある。
これに対し、高速でデータを伝送できる種々の規格等が提案され実用にもなっているが、高速化の向上と共にケーブルや伝送回路に関する制約も厳しくなっており、信号伝送ラインの駆動条件にも駆動電圧その他の束縛が課される。
【0014】
このように、現状では、相手方の電源電圧の束縛を受けずにデータ伝送しようとすると伝送レートが制約され、伝送レートを上げてデータ伝送しようとすると相手方の電源電圧の束縛を受けることとなる。
そこで、両者の長所を兼備すべく、異電源にも適応するオープンドレインタイプの伝送方式を踏襲しつつ、伝送レートを上げられるようにすることが、技術的な課題となる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、相手方の電源電圧の束縛を受けること無く而も高速でデータを伝送できるデータ伝送システムを実現することを目的とする。
また、本発明は、そのようなデータ伝送システムに好適なデータ伝送用のケーブルを実現することも目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために発明された第1,第2の解決手段について、その構成および作用効果を以下に説明する。
【0016】
[第1の解決手段]
第1の解決手段のデータ伝送システムは、出願当初の請求項1に記載の如く、電源を別にする複数の電子機器と、これらの機器を信号伝送可能に接続するケーブルと、前記電子機器および前記ケーブルに亘って設けられ送信側にオープンドレインタイプの出力部を有するとともに受信側にプルアップタイプの抵抗の付いた入力部を有するデジタルデータ伝送回路とを備えたデータ伝送システムにおいて、前記抵抗および前記出力部の何れか一方または双方が前記ケーブルに移設されたものである。
【0017】
また、このようなシステムに好適なデータ伝送用のケーブルは、出願当初の請求項3に記載の如く、ライン両端がそれぞれケーブル両端部に至る(第1)信号伝送ラインと、このラインに介挿接続されたプッシュプルタイプの(第1)駆動回路と、この(第1)駆動回路の電力受給部から出て前記(第1)駆動回路の出力側のケーブル端部に至る電源ラインと、この電源ラインに一端が接続され前記(第1)信号伝送ラインのうち前記(第1)駆動回路の入力側に他端が接続されたプルアップタイプの(第1)抵抗とを内蔵したものである。
あるいは、出願当初の請求項4に記載の如く、ライン両端がそれぞれケーブル両端部に至る(第2)信号伝送ラインと、このラインに介挿接続されたオープンドレインタイプの(第2)駆動回路(すなわち移設された第2出力部)とを備えたケーブルである。
【0018】
このような第1の解決手段のデータ伝送システムにあっては、プルアップタイプの抵抗かオープンドレインタイプの出力部がケーブルに移設されて、両者の距離が縮まり、それに伴って、ケーブル内の信号伝送ラインのうちプルアップタイプの抵抗を介して充電等される部分の長さも短縮される。
これにより、その部分の寄生容量が小さくなることから、抵抗値が同じなら、信号の立ち上がりを規制していた時定数も小さくなるため、伝送ラインにおける信号波形の切り替わりが短時間で急峻になされるので、データ伝送レートを上げても信号波形はなかなか崩れないでハッキリした状態を維持することとなる。
したがって、この発明によれば、相手方の電源電圧の束縛を受けること無く而も高速でデータを伝送しうるデータ伝送システムを実現することができる。
【0019】
[第2の解決手段]
第2の解決手段のデータ伝送システムは、出願当初の請求項2に記載の如く、電源を別にする第1電子機器および第2電子機器と、前記第2電子機器側の端部にコネクタを有するか否かは問わないが少なくとも前記第1電子機器側の端部にコネクタを有し,前記第1電子機器と前記第2電子機器とを信号伝送可能に接続するケーブルと、前記第1電子機器と前記ケーブルと前記第2電子機器とに亘って設けられ,前記第1電子機器側にオープンドレインタイプの第1出力部を有するとともに,前記第2電子機器側にプルアップタイプの第1抵抗の付いた第1入力部を有する第1デジタルデータ伝送回路と、前記第1電子機器と前記ケーブルと前記第2電子機器とに亘って設けられ,前記第2電子機器側にオープンドレインタイプの第2出力部を有するとともに,前記第1電子機器側にプルアップタイプの第2抵抗の付いた第2入力部を有する第2デジタルデータ伝送回路とを備えたデータ伝送システムにおいて、前記第1抵抗および前記第2出力部が前記第2電子機器から前記コネクタに移設されたものである。
【0020】
また、このようなシステムに好適なデータ伝送用のケーブルは、出願当初の請求項5に記載の如く、少なくとも一方のケーブル端部にコネクタが設けられ、ライン両端がそれぞれケーブル両端部に至る第1信号伝送ライン及び第2信号伝送ラインが内蔵されているデータ伝送用のケーブルにおいて、前記コネクタの中で前記第1信号伝送ラインに介挿され,入力(すなわちこの第1駆動回路の入力端子や入力ライン)が前記第1信号伝送ラインのうち前記コネクタ側のケーブル端部に至る部分ラインに接続され,出力(すなわちこの第1駆動回路の出力端子や出力ライン)が前記第1信号伝送ラインのうち反対側の部分ラインに接続されたプッシュプルタイプの第1駆動回路と、この第1駆動回路の電力受給部から出て前記第1駆動回路の出力側すなわち前記反対側のケーブル端部に至る電源ラインと、この電源ラインに一端が接続され,前記第1信号伝送ラインのうち前記第1駆動回路の入力側に他端が接続されたプルアップタイプの第1抵抗と、前記第2信号伝送ラインに介挿され,出力(すなわちこの第2駆動回路の出力端子や出力ライン)が前記第2信号伝送ラインのうち前記コネクタ側のケーブル端部に至る部分ラインに接続され,入力(すなわちこの第2駆動回路の入力端子や入力ライン)が前記第2信号伝送ラインのうち反対側の部分ラインに接続されたオープンドレインタイプの第2駆動回路と、を備えたものである。
【0021】
このような第2の解決手段のデータ伝送システム及びケーブルにあっては、第1デジタルデータ伝送回路によって第1電子機器からケーブルを介して第2電子機器にデータが伝送され、第2デジタルデータ伝送回路によって第2電子機器からケーブルを介して第1電子機器にデータが伝送されて、双方向通信が行われる。また、第1,第2デジタルデータ伝送回路いずれについても、オープンドレインタイプの出力部とプルアップタイプの抵抗との組み合わせを残しつつ、その設置位置がケーブルに移設されて、寄生容量が小さくなっている。しかも、その移設先がケーブルのうち第1電子機器に最も近いコネクタとなっているので、寄生容量はケーブル長に依らず最も小さくなる。さらに、その移設は、第1抵抗と第2出力部についてなされており、第2電子機器とコネクタには関係するが、第1電子機器には及ばない。
【0022】
これにより、第1電子機器が従来のままであってもそれを本発明のデータ伝送システムに組み込むことがコネクタ着脱にて簡単に行えるようになるうえ、その送受信部の動作速度を単に上げるだけで直ちに本発明の作用効果を奏するものとなる。それも、より高い効果を奏するものとなる。
したがって、この発明によれば、相手方の電源電圧の束縛を受けること無く而も一層高速でデータを伝送しうるデータ伝送システムであって既存の電子機器との馴染みも良いものを実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明のデータ伝送システム及びケーブルについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の第1〜第3実施例により説明する。
図1に示した第1実施例は、上述した第1,第2の解決手段を総て具現化したものであり、図2に示した第2実施例や、図3に示した第3実施例は、その部分回路の具体例である。
なお、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
【0024】
【第1実施例】
本発明のデータ伝送システムの第1実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1(a)は、その回路図であり、従来例の図4(a)と対比されるものである。
【0025】
この図1(a)のデータ伝送システムが図4(a)のものと相違するのは、電子機器20が一部改造されて電子機器40(第2電子機器)になっている点と、ケーブル30も一部改造されてケーブル50になった点である。電子機器10(第1電子機器)には変更が無い。
具体的には、従来は電子機器20に設けられていたプルアップタイプの抵抗Rb(第1抵抗)と、やはり電子機器20に設けられていたオープンドレインタイプの出力部26(第2出力部、第2駆動回路)とが、ケーブル50のコネクタ51に、移設されている。
【0026】
ケーブル50は、電子機器10側のコネクタ31がコネクタ51になっており、このコネクタ51の中で、プッシュプルタイプのバッファ53(第1駆動回路)がライン33(第1信号伝送ライン)に介挿されている。バッファ53は、入力端子がライン33のうちコネクタ51側の端部に至る短い部分ライン(すなわち出力部13の出力を受ける方)に接続され、出力端子が反対側の長い部分ライン(すなわちライン33のうちケーブル50の中間部分を経てコネクタ32に至る方)に接続される。バッファ53の接地端子はコネクタ51の中でライン34に接続され、バッファ53の電源端子(電力受給部)は、ケーブル50に含まれているラインのうち空いているものを流用して又は新たに追加して割り当てたライン52(電源ライン)に接続されている。
【0027】
ライン52は、ケーブル50内をライン33と並走するように延びてコネクタ32(出力側のケーブル端部)に至っており、コネクタ32の空き端子あるいは追加の接触端子に接続されている。
プルアップ抵抗Rbは、コネクタ51の中で、このライン52に一端が接続され、ライン33のうちバッファ53の入力側に当たる短い部分に他端が接続されている。
【0028】
出力部26は、コネクタ51の中で、ライン35(第2信号伝送ライン)に介挿されるが、上記バッファ53とは逆向きに接続される。すなわち、ライン35のうちコネクタ51側の端部に至る短い部分ライン(すなわち入力部16に至る方)には、出力部26の出力端子が接続され、反対側の長い部分ライン(すなわちライン35のうちケーブル50の中間部分を経てコネクタ32に至る方)には、出力部26の入力端子が接続される。出力部26の接地端子はコネクタ51の中でライン34に接続されが、出力部26は、オープンドレインタイプであるから電力受給が不要なので、電源ライン等には接続されない。
【0029】
電子機器40は、第1デジタルデータ伝送回路(13+33+23)に関してプルアップ抵抗Rbがケーブル50のコネクタ51に移設されて電子機器40から外れていること及びそのプルアップ抵抗Rbからケーブル50中をライン52が延びてコネクタ32に来ていることに対応して、電圧Vbの電源ラインから分岐したラインがコネクタ32の相方のコネクタまで配線され、コネクタ32を電子機器40に装着したときにライン52と電圧Vbの電源ラインとが導通するようになっている。
【0030】
また、電子機器40は、第2デジタルデータ伝送回路(26+35+16)に関してオープンドレインタイプの出力部26がケーブル50のコネクタ51に移設されて電子機器40から外れたことに対応して、移設前のところ(即ち改造前の電子機器20における出力部26の位置)に、プッシュプルタイプのバッファ41(代替駆動回路)が設けられている。バッファ41は、以前の出力部26と同様に送信回路25の出力を入力するとともにコネクタ32経由でライン35に出力を行うが、出力部26と異なり電源電圧Vbの下で動作する。すなわち、プッシュプルタイプのバッファ41は、上記バッファ53も同様であるが、出力値がローのときには出力を接地状態にし、出力値がハイのときには出力を電源電圧状態にして、何れの状態でも低抵抗で電気を流すようになっている。なお、送信回路25がプッシュプルタイプであってパワーも足りれば、バッファ41は設けなくても良く、そこの信号ラインを短絡させれば良い。
【0031】
この第1実施例のデータ伝送システムについて、その使用態様及び動作を、図面を引用して、具体的に説明する。図1(b)は低伝送レート時の信号波形例であり、図1(c)は高伝送レート時の波形例である。それぞれ、従来例の図4(b),(c)と対比されるものである。
【0032】
電子機器10の典型例としては携帯電話などの携帯機器が挙げられるが固定使用の電子機器でも良い。電子機器20の典型例としては、パーソナルコンピュータや,携帯情報端末,メール端末,ブラウザボード等が挙げられるが、それに限られる訳ではない。データ伝送方式の典型例としては、ボーレートを設定変更可能なUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter )を組み込んだ双方向シリアル通信が挙げられるが、これもそれに限られる訳ではない。
【0033】
何れにしても、ケーブル50にて電子機器10,40を連結すると、具体的には電子機器10にコネクタ51を装着するとともに電子機器40にコネクタ32を装着すると、出力部13の出力ラインと分割ライン33の短い方とバッファ53と分割ライン33の長い方と入力部23の入力ラインとが繋がって、第1デジタルデータ伝送回路が確立され、電子機器10から電子機器40に二値信号を伝送しうる状態になる。また、同時に、バッファ41の出力ラインと分割ライン35の長い方と出力部26と分割ライン35の短い方と入力部16の入力ラインも繋がって、第2デジタルデータ伝送回路が確立され、電子機器40から電子機器10へも二値信号の伝送が可能となる。
【0034】
こうしてデータ伝送可能に接続された電子機器10,40間でデータ送受を行わせると、第1デジタルデータ伝送回路(13+33+53+33+23)おいては、伝送すべきデータ値がローであるかハイであるか更にそれが時々刻々変化するに連れて、出力部13の出力状態が接地状態とハイインピーダンス状態とで切り替わり、それに伴ってロー出力時には、短い方のライン33が接地状態になり、その状態がバッファ53に入力されて、その出力先である長い方のライン33も接地状態になり、さらに、その状態が入力部23に入力されて、ローのデータ値が伝送される。これに対し、ハイ出力時には、短い方のライン33が接地から切り離されてプルアップ抵抗Rbを介して電圧Vbを印可される状態になり、その状態がバッファ53に入力されると、その出力先である長い方のライン33はバッファ53を介して低抵抗でライン52に導通させられこの能動的な駆動によって電圧Vbの印可状態になり、さらに、その状態が入力部23に入力されて、ハイのデータ値が伝送される。
【0035】
また、第2デジタルデータ伝送回路(41+35+26+35+16)おいては、伝送すべきデータ値がローであるかハイであるか更にそれが時々刻々変化するに連れて、バッファ41の出力状態が接地状態と電圧Vb印可状態とで切り替わり、それに伴ってロー出力時には、長い方のライン35が接地状態になり、その状態が出力部26に入力されて、その出力先である短い方のライン35も接地状態になり、さらに、その状態が入力部16に入力されて、ローのデータ値が伝送される。これに対し、ハイ出力時には、長い方のライン35が電圧Vb印可状態になり、その状態が出力部26に入力されると、その出力先である短い方のライン35は接地から切り離されてプルアップ抵抗Raを介して電圧Vaを印可される状態になり、さらに、その状態が入力部16に入力されて、ハイのデータ値が伝送される。
【0036】
こうして、この場合も、バッファ53やバッファ41が介在または付加されてはいるが、オープンドレインタイプの出力部13,26にて送信が行われるとともに、プルアップタイプの抵抗Rb,Raが直に又は間接的に付けられた入力部23,16にて受信が行われる。そのため、電子機器10,40が個別に電源11,21を具えていて独自の電源電圧Va,Vbで動作するものであっても、通信相手の電源電圧Va,Vbによる束縛を受けること無く、ケーブル50にてデータ伝送可能に接続することができる、という利点が維持されている。
【0037】
しかも、ケーブル50のライン33やライン35がコネクタ51の中でバッファ53や出力部26によって分割されるとともに、何れのライン33,35も、短い方がオープンドレインタイプの出力部13,26とプルアップ抵抗Rb,Raとの組み合わせで駆動される一方、長い方がプッシュプルタイプのバッファ53,41で駆動される。そのライン33,35のうち大部分を占める長い方の部分ラインには、ほぼ従来同様の分布容量Cがライン34やシールドその他の被覆等との間に寄生している(図では線間容量のみ集中的に示した)。これに対し、ライン33,35のうち電子機器10側に来ている短い方の部分ラインにも、ライン34やシールドその他の被覆等との間に分布する容量Csが寄生している(やはり図では線間容量のみ集中的に示した)が、この短い方の容量Csは、ケーブル50の長さに依らず、長い方の容量Cよりも遙かに小さい。
【0038】
そして、ライン33,35がロー状態からハイ状態に遷移するとき、その信号の立ち上がり波形は、大きな容量Cでは無く、小さな容量Csと抵抗Rb,Raとの組み合わせに応じて定まる。具体的には、時定数(Rb×Cs),(Ra×Cs)で規制されることとなる。
このため、データ伝送レートが従来通りのときに、二値状態いずれもハッキリした信号波形が得られるのはもちろん(図1(b)に示した低伝送レート時の波形例を参照)、それよりデータ伝送レートを上げても、信号波形がなかなか崩れなくて二値状態いずれもハッキリした信号波形が得られるので(図1(c)に示した高伝送レート時の波形例を参照)、高速化してもデータを正確に伝送することができる。
【0039】
こうして、従来よりも高いレートでデータを伝送することが可能となる。ケーブル長等によって変動するので一概には言えないが、従来であれば伝送レートの上限が数百kHz程度であったのに対し、本発明では伝送レートの上限が数MHz程度まで向上する。
また、電子機器10がメニュー操作等にて伝送レートを変更できるものである場合や、当初は所定の低伝送レートで通信を行いながらその通信にて伝送レートを自動変更できるようなものである場合、本発明は既存の電子機器10に対しても直ちに適用することができる。
【0040】
【第2実施例】
図2に幾つか図示したものは、オープンドレインタイプの出力部・駆動回路の具体例である。図2(a)に示したのは、MOSトランジスタを用いたものであり、図2(b)に示したのは、NPNトランジスタを用いたものであり、図2(c)に示したものは、開閉スイッチを用いたものである。その他のものであっても、出力状態が、接地等の基準電位への短絡状態・低抵抗導通状態と、ハイインピーダンス状態とで切り替わる素子や回路であれば、オープンドレインタイプに該当する。
【0041】
【第3実施例】
図3幾つか図示したものは、プッシュプルタイプの駆動回路の具体例である。図3(a)に示したのは、CMOSトランジスタを用いたものであり、図3(b)に示したのは、トーテムポール形のバイポーラトランジスタ対を用いたものであり、図3(c)に示したのは、ボルテージフォロア形のものである。その他のものであっても、出力状態が、接地等の基準電位への短絡状態・低抵抗導通状態と、電源電圧等の別の基準電位への短絡状態・低抵抗導通状態とで切り替わる素子や回路であれば、プッシュプルタイプに該当する。
【0042】
【その他】
プルアップ抵抗Ra,Rbは、単一の抵抗素子からなるものに限られる訳でなく、それぞれ複数素子の組み合わせや抵抗網からなるものであっても良い。
入力部16,23には、図示は割愛したが、入力保護抵抗や,保護ダイオード,レベル変換手段,ヒステリシス特性などが付加されていても良い。
電源11,21は電池利用のものであってもそうでなくても良い。電源11,21が別個であれば電圧Va,Vbは同じでも異なっていても何れが高くても良い。
【0043】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の解決手段のデータ伝送システム及びケーブルにあっては、オープンドレインタイプの出力部とプルアップタイプの抵抗との組み合わせを残しつつもその設置位置をケーブルに移設して、寄生容量が小さくなるようにしたことにより、相手方の電源電圧の束縛を受けること無く而も高速でデータを伝送しうるデータ伝送システムを実現することができたという有利な効果が有る。
【0044】
また、本発明の第2の解決手段のデータ伝送システム及びケーブルにあっては、双方向の伝送回路についての改良箇所をコネクタの一方側に限定するようにもしたことにより、相手方の電源電圧の束縛を受けること無く而も一層高速でデータを伝送しうるデータ伝送システムであって既存の電子機器との馴染みも良いものを実現することができたという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ伝送システムの第1実施例について、(a)が回路図、(b)が低伝送レート時の波形例、(c)が高伝送レート時の波形例である。
【図2】本発明のデータ伝送システムの第2実施例について、(a)〜(c)何れもオープンドレインタイプ回路の具体例である。
【図3】本発明のデータ伝送システムの第3実施例について、(a),(b)共にプッシュプルタイプ回路の具体例である。
【図4】従来のデータ伝送システムについて、(a)が回路図、(b)が低伝送レート時の波形例、(c)が高伝送レート時の波形例である。
【符号の説明】
10 電子機器(第1電子機器)
11 電源
12 送信回路
13 出力部(第1出力部、第1デジタルデータ伝送回路)
14 内部回路(データ処理部)
15 受信回路
16 入力部(第2入力部、第2デジタルデータ伝送回路)
20 電子機器(第2電子機器)
21 電源
22 受信回路
23 入力部(第1入力部、第1デジタルデータ伝送回路)
24 内部回路(データ処理部)
25 送信回路
26 出力部(第2出力部・駆動回路、第2デジタルデータ伝送回路)
30 ケーブル(データ伝送用のケーブル)
31 コネクタ(第1電子機器側のケーブル端部着脱手段)
32 コネクタ
33 ライン(第1信号伝送ライン、第1デジタルデータ伝送回路)
34 ライン(接地ライン、シールド、基準電位)
35 ライン(第2信号伝送ライン、第2デジタルデータ伝送回路)
40 電子機器(第2電子機器)
41 バッファ(プッシュプルタイプの代替駆動回路)
50 ケーブル(データ伝送用のケーブル)
51 コネクタ(第1電子機器側のケーブル端部着脱手段)
52 ライン(電源ライン)
53 バッファ(プッシュプルタイプの第1駆動回路)
Ra プルアップ抵抗(第2抵抗、第2デジタルデータ伝送回路)
Rb プルアップ抵抗(第1抵抗、第1デジタルデータ伝送回路)

Claims (3)

  1. 両端がケーブル両端部に至る信号伝送ラインと、このラインの一端寄りに介挿接続された駆動回路と、両端が前記ケーブル両端部に至る接地用ラインとを備えているケーブルにおいて、
    前記一端寄りから他端に至るところまで前記信号伝送ラインと並走するように延びている電源ラインが、設けられ、
    前記駆動回路が、入力端子と出力端子と電源端子と接地端子とを有するプッシュプルタイプの回路であって、前記信号伝送ラインへの介挿接続に際して、前記入力端子は前記信号伝送ラインのうち前記一端寄りの短い部分ラインに接続され、前記出力端子は前記信号伝送ラインのうち前記他端側の長い部分ラインに接続され、前記電源端子は前記一端寄りの辺りで前記電源ラインに接続され、前記接地端子は前記一端寄りの辺りで前記接地用ラインに接続されたものであり、
    前記電源ラインに一端が接続され前記信号伝送ラインのうち前記駆動回路の入力側に他端が接続されたプルアップタイプの抵抗が、内蔵されている
    ことを特徴とするケーブル。
  2. 少なくとも一方のケーブル端部にコネクタが設けられ、両端がケーブル両端部に至る第1信号伝送ラインと接地用ラインと第2信号伝送ラインが内蔵されているデータ伝送用のケーブルにおいて、
    前記コネクタから他方のケーブル端部に至るところまで前記第1信号伝送ラインと並走するように延びている電源ラインと、
    入力端子と出力端子と電源端子と接地端子とを有し、前記コネクタの中で前記第1信号伝送ラインに介挿され、その介挿に際して、該入力端子は前記信号伝送ラインのうち前記コネクタ側の端部に至る短い部分ラインに接続され、該出力端子は前記第1信号伝送ラインのうち前記コネクタ側とは反対側の長い部分ラインに接続され、該電源端子は前記コネクタの中で前記電源ラインに接続され、該接地端子は前記コネクタの中で前記接地用ラインに接続されたプッシュプルタイプの第1駆動回路と、
    前記電源ラインに一端が接続され前記第1信号伝送ラインのうち前記第1駆動回路の入力側に他端が接続されたプルアップタイプの第1抵抗と、
    入力端子と出力端子と接地端子とを有し、前記コネクタの中で前記第2信号伝送ラインに介挿され、その介挿に際して、該出力端子は前記第2信号伝送ラインのうち前記コネクタ側の端部に至る短い部分ラインに接続され、該入力端子は前記第2信号伝送ラインのうち前記コネクタ側とは反対側の長い部分ラインに接続され、該接地端子は前記コネクタの中で前記接地用ラインに接続されたオープンドレインタイプの第2駆動回路とを備えたことを特徴とするケーブル。
  3. 請求項2記載のケーブルと、
    このケーブルと前記コネクタで接続された第1電子機器と、
    これとは電源を別にしており、前記ケーブルにて前記第1電子機器と信号伝送可能に接続された第2電子機器と、
    前記第1電子機器と前記ケーブルと前記第2電子機器とに亘って設けられ、前記第1電子機器側にオープンドレインタイプの第1出力部を有しその出力端子が前記ケーブルの前記第1信号伝送ラインのうち前記第1駆動回路の入力側の短い部分ラインに接続されており、前記第2電子機器側にプッシュプルタイプの第1入力部を有しその入力端子が前記ケーブルの前記第1信号伝送ラインのうち前記第1駆動回路の出力側の長い部分ラインに接続されており、前記ケーブルの前記電源ラインに前記第2電子機器の電源から給電を行う第1デジタルデータ伝送回路と、
    前記第1電子機器と前記ケーブルと前記第2電子機器とに亘って設けられ、前記第2電子機器側にプッシュプルタイプの第2出力部を有しその出力端子が前記ケーブルの前記第 2信号伝送ラインのうち前記第2駆動回路の入力側の長い部分ラインに接続されており、前記第1電子機器側にプルアップタイプの第2抵抗の付いた第2入力部を有しその入力端子が前記ケーブルの前記第2信号伝送ラインのうち前記第2駆動回路の出力側の短い部分ラインに接続されている第2デジタルデータ伝送回路とを備え、
    前記ケーブルの前記接地用ラインが前記第1電子機器と前記第2電子機器との双方で接地されている
    データ伝送システム。
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