JPH0667772A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JPH0667772A JPH0667772A JP4237626A JP23762692A JPH0667772A JP H0667772 A JPH0667772 A JP H0667772A JP 4237626 A JP4237626 A JP 4237626A JP 23762692 A JP23762692 A JP 23762692A JP H0667772 A JPH0667772 A JP H0667772A
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- resistor
- pull
- scsi
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/74—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of diodes
- H03K17/76—Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
- H03K19/017509—Interface arrangements
- H03K19/017518—Interface arrangements using a combination of bipolar and field effect transistors [BIFET]
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
- H03K19/0185—Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
- H03K19/018507—Interface arrangements
- H03K19/018521—Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送データの波形歪みを低減する。
【構成】 送信データTDを信号線LLに送出するため
のドライバ回路であるオープンドレイン接続されたFE
T1のFET1のドレインはプルアップ抵抗PR1を介
して、論理Hレベルの電圧Vccにプルアップされてい
る。FET1のドレインとプルアップ抵抗PR1との相
互接続端と信号線LLとの間には、ダイオードDAが逆
方向に接続されている。また、信号線LL上の信号を入
力するためのレシーバ回路であるインバータIVの入力
端は、プルアップ抵抗PR2を介して、論理Hレベルの
電圧Vccにプルアップされている。また、インバータ
IVの入力端とプルアップ抵抗PR2との相互接続端と
信号線LLとの間には、ダイオードDBが逆方向に接続
されている。
のドライバ回路であるオープンドレイン接続されたFE
T1のFET1のドレインはプルアップ抵抗PR1を介
して、論理Hレベルの電圧Vccにプルアップされてい
る。FET1のドレインとプルアップ抵抗PR1との相
互接続端と信号線LLとの間には、ダイオードDAが逆
方向に接続されている。また、信号線LL上の信号を入
力するためのレシーバ回路であるインバータIVの入力
端は、プルアップ抵抗PR2を介して、論理Hレベルの
電圧Vccにプルアップされている。また、インバータ
IVの入力端とプルアップ抵抗PR2との相互接続端と
信号線LLとの間には、ダイオードDBが逆方向に接続
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジーチェイン型に
接続されたシングルエンド型のSCSIインタフェース
バスに接続し、このSCSIインタフェースバスを介し
て他の装置との間でデータを伝送するデータ伝送装置に
関する。
接続されたシングルエンド型のSCSIインタフェース
バスに接続し、このSCSIインタフェースバスを介し
て他の装置との間でデータを伝送するデータ伝送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、パーソナルコンピュー
タシステムなどの小規模なコンピータシステムでは、ホ
スト装置に外部記憶装置などの周辺装置を接続するため
のインタフェース(システムインタフェース)として、
SCSIインタフェースバスが用いられている。
タシステムなどの小規模なコンピータシステムでは、ホ
スト装置に外部記憶装置などの周辺装置を接続するため
のインタフェース(システムインタフェース)として、
SCSIインタフェースバスが用いられている。
【0003】このSCSIインタフェースバスは、その
データ伝送速度が比較的高速であり、かつ、ユニット間
のデータ伝送時に種々の有用な機能を用いることかで
き、また、その接続形態をシングルエンド型に構成する
と、SCSIインタフェースバス回りの構造を簡易にす
ることができる。
データ伝送速度が比較的高速であり、かつ、ユニット間
のデータ伝送時に種々の有用な機能を用いることかで
き、また、その接続形態をシングルエンド型に構成する
と、SCSIインタフェースバス回りの構造を簡易にす
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、シングルエンド型のSCSIイ
ンタフェースバスを用いて高速データ伝送を行なうと
き、バスからの受信データを入力するためのレシーバ回
路の入力段に用いているトランジスタの入力容量、およ
び、SCSIインタフェースバスの機能を実現するため
の回路が搭載されているプリント回路基板の浮遊容量な
ど原因となり、バス上の信号レベルが低下し、適切なデ
ータ伝送ができなくなるおそれがある。
ンタフェースバスを用いて高速データ伝送を行なうと
き、バスからの受信データを入力するためのレシーバ回
路の入力段に用いているトランジスタの入力容量、およ
び、SCSIインタフェースバスの機能を実現するため
の回路が搭載されているプリント回路基板の浮遊容量な
ど原因となり、バス上の信号レベルが低下し、適切なデ
ータ伝送ができなくなるおそれがある。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、バス上の信号レベルの落ち込みを解消できる
データ伝送装置を提供することを目的としている。
のであり、バス上の信号レベルの落ち込みを解消できる
データ伝送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジーチェ
イン型に接続されたシングルエンド型のSCSIインタ
フェースバスに接続し、このSCSIインタフェースバ
スを介して他の装置との間でデータを伝送するデータ伝
送装置において、送信データをSCSIインタフェース
バスに送出するドライバ回路と、SCSIインタフェー
スバスからのデータを受信して入力するレシーバ回路
と、上記ドライバ回路の出力信号を論理Hレベルにプル
アップする第1のプルアップ抵抗と、上記レシーバ回路
の入力信号を論理Hレベルにプルアップする第2のプル
アップ抵抗と、上記第1のプルアップ抵抗とSCSIイ
ンタフェースバスとの間に逆方向に挿入された第1のダ
イオードと、上記第2のプルアップ抵抗とSCSIイン
タフェースバスとの間に逆方向に挿入された第2のダイ
オードを備えたものである。
イン型に接続されたシングルエンド型のSCSIインタ
フェースバスに接続し、このSCSIインタフェースバ
スを介して他の装置との間でデータを伝送するデータ伝
送装置において、送信データをSCSIインタフェース
バスに送出するドライバ回路と、SCSIインタフェー
スバスからのデータを受信して入力するレシーバ回路
と、上記ドライバ回路の出力信号を論理Hレベルにプル
アップする第1のプルアップ抵抗と、上記レシーバ回路
の入力信号を論理Hレベルにプルアップする第2のプル
アップ抵抗と、上記第1のプルアップ抵抗とSCSIイ
ンタフェースバスとの間に逆方向に挿入された第1のダ
イオードと、上記第2のプルアップ抵抗とSCSIイン
タフェースバスとの間に逆方向に挿入された第2のダイ
オードを備えたものである。
【0008】また、ディジーチェイン型に接続されたシ
ングルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続
し、このSCSIインタフェースバスを介して他の装置
との間でデータを伝送するデータ伝送装置において、送
信データをSCSIインタフェースバスに送出するドラ
イバ回路と、SCSIインタフェースバスからのデータ
を受信して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路
の出力信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ
抵抗と、このプルアップ抵抗とSCSIインタフェース
バスとの間に逆方向に挿入されたダイオードと、上記レ
シーバ回路とSCSIインタフェースバスとの間に挿入
された伝送線路の特性インピーダンスよりも大きい抵抗
値の抵抗を備えたものである。
ングルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続
し、このSCSIインタフェースバスを介して他の装置
との間でデータを伝送するデータ伝送装置において、送
信データをSCSIインタフェースバスに送出するドラ
イバ回路と、SCSIインタフェースバスからのデータ
を受信して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路
の出力信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ
抵抗と、このプルアップ抵抗とSCSIインタフェース
バスとの間に逆方向に挿入されたダイオードと、上記レ
シーバ回路とSCSIインタフェースバスとの間に挿入
された伝送線路の特性インピーダンスよりも大きい抵抗
値の抵抗を備えたものである。
【0009】また、ディジーチェイン型に接続されたシ
ングルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続
し、このSCSIインタフェースバスを介して他の装置
との間でデータを伝送するデータ伝送装置において、送
信データをSCSIインタフェースバスに送出するドラ
イバ回路と、SCSIインタフェースバスからのデータ
を受信して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路
の出力信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ
抵抗と、上記プルアップ抵抗とSCSIインタフェース
バスとの間に逆方向に挿入されたダイオードを備えたも
のである。
ングルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続
し、このSCSIインタフェースバスを介して他の装置
との間でデータを伝送するデータ伝送装置において、送
信データをSCSIインタフェースバスに送出するドラ
イバ回路と、SCSIインタフェースバスからのデータ
を受信して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路
の出力信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ
抵抗と、上記プルアップ抵抗とSCSIインタフェース
バスとの間に逆方向に挿入されたダイオードを備えたも
のである。
【0010】また、前記ドライバ回路は、オープンドレ
イン接続されるFET、または、オープンコレクタ接続
されるトランジスタからなる。
イン接続されるFET、または、オープンコレクタ接続
されるトランジスタからなる。
【0011】
【作用】したがって、ドライバ回路、または、レシーバ
回路をSCSIバスから切り離すことができ、SCSI
バスのインピーダンスの低下を防止しているので、デー
タ伝送を適切に行なうことができる。
回路をSCSIバスから切り離すことができ、SCSI
バスのインピーダンスの低下を防止しているので、デー
タ伝送を適切に行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるデータ
伝送装置の要部を示したものである。このデータ伝送装
置は、ディジーチェイン型に接続されたシングルエンド
型のSCSIインタフェースバスに接続し、このSCS
Iインタフェースバスを介して他の装置との間でデータ
を伝送するものである。通常、SCSIインタフェース
バスは、18本の信号線からなるが、以下の説明では、
簡単のために、その1本の信号線について説明する。
伝送装置の要部を示したものである。このデータ伝送装
置は、ディジーチェイン型に接続されたシングルエンド
型のSCSIインタフェースバスに接続し、このSCS
Iインタフェースバスを介して他の装置との間でデータ
を伝送するものである。通常、SCSIインタフェース
バスは、18本の信号線からなるが、以下の説明では、
簡単のために、その1本の信号線について説明する。
【0014】同図において、SCSIインタフェースバ
スの信号線LLの両端には、この信号線LLの特性イン
ピーダンスである100(Ω)よりも若干抵抗値が大き
い終端抵抗Rtm1,Rtm2を介して、終端電圧Vt
mが供給されており、また、複数のSCSIデバイスD
V1〜DVnが、この信号線LLに接続されている。い
る。ここで、終端抵抗Rtm1,Rtm2の抵抗値は1
10(Ω)であり、また、終端電圧Vtmは、2.84
(V)である。
スの信号線LLの両端には、この信号線LLの特性イン
ピーダンスである100(Ω)よりも若干抵抗値が大き
い終端抵抗Rtm1,Rtm2を介して、終端電圧Vt
mが供給されており、また、複数のSCSIデバイスD
V1〜DVnが、この信号線LLに接続されている。い
る。ここで、終端抵抗Rtm1,Rtm2の抵抗値は1
10(Ω)であり、また、終端電圧Vtmは、2.84
(V)である。
【0015】おのおののSCSIデバイスDV1〜DV
nにおいて、送信データTD1〜TDnを信号線LLに
送出するためのドライバ回路は、オープンドレイン接続
されたFET11〜1nからなる。また、このFET1
1〜1nは、そのゲートに送信データTD1〜TDnが
印加され、そのソースが接地され、そのドレインはプル
アップ抵抗PR11〜PR1nを介して、論理Hレベル
の電圧Vccにプルアップされている。
nにおいて、送信データTD1〜TDnを信号線LLに
送出するためのドライバ回路は、オープンドレイン接続
されたFET11〜1nからなる。また、このFET1
1〜1nは、そのゲートに送信データTD1〜TDnが
印加され、そのソースが接地され、そのドレインはプル
アップ抵抗PR11〜PR1nを介して、論理Hレベル
の電圧Vccにプルアップされている。
【0016】また、FET11〜1nのドレインとプル
アップ抵抗PR11〜PR1nとの相互接続端と、信号
線LLとの間には、ダイオードDA1〜DAnが逆方向
に接続されている。
アップ抵抗PR11〜PR1nとの相互接続端と、信号
線LLとの間には、ダイオードDA1〜DAnが逆方向
に接続されている。
【0017】また、おのおののSCSIデバイスDV1
〜DVnにおいて、信号線LL上の信号を入力するため
のレシーバ回路は、2つのFETを組み合わせて構成し
たインバータIV1〜IVnからなり、このインバータ
IV1〜IVnの入力端は、プルアップ抵抗PR21〜
PR21nを介して、論理Hレベルの電圧Vccにプル
アップされている。
〜DVnにおいて、信号線LL上の信号を入力するため
のレシーバ回路は、2つのFETを組み合わせて構成し
たインバータIV1〜IVnからなり、このインバータ
IV1〜IVnの入力端は、プルアップ抵抗PR21〜
PR21nを介して、論理Hレベルの電圧Vccにプル
アップされている。
【0018】また、インバータIV1〜IVnの入力端
とプルアップ抵抗PR21〜PR2nとの相互接続端
と、信号線LLとの間には、ダイオードDB1〜DBn
が逆方向に接続されている。
とプルアップ抵抗PR21〜PR2nとの相互接続端
と、信号線LLとの間には、ダイオードDB1〜DBn
が逆方向に接続されている。
【0019】以上の構成で、例えば、SCSIデバイス
DV1が送信データTD1を出力するとき、送信データ
TD1が論理Hレベルに変化すると、FET11がオン
し、これにより、FET11のドレインが接地レベルに
立ち下がり、ダイオードDA1が順方向バイアス状態に
なるので、ダイオードDA1がオンし、それにより、信
号線LLに印加されている終端電圧Vtmがダイオード
DA1を介してFET11に流れ込み、その結果、信号
線LLのレベルが伝送データの論理Lレベルに変化す
る。
DV1が送信データTD1を出力するとき、送信データ
TD1が論理Hレベルに変化すると、FET11がオン
し、これにより、FET11のドレインが接地レベルに
立ち下がり、ダイオードDA1が順方向バイアス状態に
なるので、ダイオードDA1がオンし、それにより、信
号線LLに印加されている終端電圧Vtmがダイオード
DA1を介してFET11に流れ込み、その結果、信号
線LLのレベルが伝送データの論理Lレベルに変化す
る。
【0020】また、送信データTD1が論理Lレベルに
なっているときには、FET11がオフしているので、
ダイオードDA1が逆バイアス状態になり、ダイオード
DA1がカットオフ状態になり、その結果、信号線LL
のレベルが終端電圧Vtmの値を保持し、この場合に
は、信号線LLのレベルが伝送データの論理H状態にな
る。
なっているときには、FET11がオフしているので、
ダイオードDA1が逆バイアス状態になり、ダイオード
DA1がカットオフ状態になり、その結果、信号線LL
のレベルが終端電圧Vtmの値を保持し、この場合に
は、信号線LLのレベルが伝送データの論理H状態にな
る。
【0021】一方、信号線LLのレベルが伝送データの
論理Lレベルのときには、例えば、SCSIデバイスD
V1のダイオードDB1が順バイアス状態となってオン
し、インバータIV1の入力端の電圧が低下する。そし
て、インバータIV1の入力端の電圧が、所定の閾値よ
りも低下すると、インバータIV1の出力信号、すなわ
ち、受信データRD1が論理Hレベルになる。
論理Lレベルのときには、例えば、SCSIデバイスD
V1のダイオードDB1が順バイアス状態となってオン
し、インバータIV1の入力端の電圧が低下する。そし
て、インバータIV1の入力端の電圧が、所定の閾値よ
りも低下すると、インバータIV1の出力信号、すなわ
ち、受信データRD1が論理Hレベルになる。
【0022】また、信号線LLのレベルが伝送データの
論理Hレベルのときには、ダイオードDB1を介して電
圧Vccが信号線LLに印加されるので、信号線LLの
レベルは、この電圧VccからダイオードDB1の順方
向電圧降下分を減じた値にまで上昇し、その状態で、ダ
イオードDB1はカットオフ状態となる。
論理Hレベルのときには、ダイオードDB1を介して電
圧Vccが信号線LLに印加されるので、信号線LLの
レベルは、この電圧VccからダイオードDB1の順方
向電圧降下分を減じた値にまで上昇し、その状態で、ダ
イオードDB1はカットオフ状態となる。
【0023】それにより、インバータIV1の入力端の
電圧が電圧Vccになるので、インバータIV1から出
力される受信データRD1が論理Lレベルになる。
電圧が電圧Vccになるので、インバータIV1から出
力される受信データRD1が論理Lレベルになる。
【0024】このようにして、信号線LLを介して、S
CSIデバイスDV1〜DVnの間で、データのやりと
りが行なわれる。
CSIデバイスDV1〜DVnの間で、データのやりと
りが行なわれる。
【0025】また、ダイオードDA1〜DAn,DB1
〜DBnは、図2に示すように、プリント基板PCにバ
スケーブルCAを接続するためのコネクタCNの近傍に
取り付けるとよい。これにより、プリント基板PCの浮
遊容量の影響を抑制することができる。
〜DBnは、図2に示すように、プリント基板PCにバ
スケーブルCAを接続するためのコネクタCNの近傍に
取り付けるとよい。これにより、プリント基板PCの浮
遊容量の影響を抑制することができる。
【0026】さて、本発明者の実験によれば、本実施例
の装置を用いてデータ伝送したときに信号線LLでの信
号波形を測定すると、図3のグラフCAのような結果が
得られた。
の装置を用いてデータ伝送したときに信号線LLでの信
号波形を測定すると、図3のグラフCAのような結果が
得られた。
【0027】これに対し、従来装置によるデータ伝送で
は、同図のグラフCBのような結果が得られた。
は、同図のグラフCBのような結果が得られた。
【0028】これらのグラフCAとグラフCBを比較す
ると、レベルの立ち上がり時および立ち下がり時に、信
号レベルがそれぞれ変化するときの振幅が、グラフCA
では、グラフCBよりも小さくなっている。したがっ
て、本実施例によれば、従来装置に比べてより安定した
データ伝送ができることがわかる。
ると、レベルの立ち上がり時および立ち下がり時に、信
号レベルがそれぞれ変化するときの振幅が、グラフCA
では、グラフCBよりも小さくなっている。したがっ
て、本実施例によれば、従来装置に比べてより安定した
データ伝送ができることがわかる。
【0029】また、グラフCBでは、高レベル時に2.
00(V)よりも低下している部分があらわれている。
この2.00(V)というのは、SCSIインタフェー
スバスのバス上の信号レベルの論理Hレベルと判定する
下限の閾値であり、したがって、従来装置では、この部
分で、データ受信側がデータを誤入力することが考えら
れる。
00(V)よりも低下している部分があらわれている。
この2.00(V)というのは、SCSIインタフェー
スバスのバス上の信号レベルの論理Hレベルと判定する
下限の閾値であり、したがって、従来装置では、この部
分で、データ受信側がデータを誤入力することが考えら
れる。
【0030】これに対し、本実施例の場合には、高レベ
ル時に2.00(V)よりも低下している部分があらわ
れることなく、したがって、本実施例では、データ受信
側がデータを誤入力するような事態を回避することがで
きる。
ル時に2.00(V)よりも低下している部分があらわ
れることなく、したがって、本実施例では、データ受信
側がデータを誤入力するような事態を回避することがで
きる。
【0031】図4は、本発明の他の実施例にかかるデー
タ伝送装置の要部を示している。なお、同図において、
図1と同一部分および相当する部分には、同一符号を付
している。
タ伝送装置の要部を示している。なお、同図において、
図1と同一部分および相当する部分には、同一符号を付
している。
【0032】同図において、インバータIV1〜IVn
の入力端と、信号線LLとの間には、抵抗RR1〜RR
nが直列に接続されている。また、この場合は、終端抵
抗Rtm1,Rtm2を介して、電圧Vccが信号線L
Lに印加されている。
の入力端と、信号線LLとの間には、抵抗RR1〜RR
nが直列に接続されている。また、この場合は、終端抵
抗Rtm1,Rtm2を介して、電圧Vccが信号線L
Lに印加されている。
【0033】この実施例に関する本発明者の実験によれ
ば、図5に示したような結果が得られた。同図のグラフ
CCは、抵抗RR1〜RRnの値を470(Ω)に設定
した場合を示し、グラフCDは、抵抗RR1〜RRnの
値を100(Ω)に設定した場合を示し、グラフCE
は、抵抗RR1〜RRnの値を0(Ω)に設定した場合
を示している。
ば、図5に示したような結果が得られた。同図のグラフ
CCは、抵抗RR1〜RRnの値を470(Ω)に設定
した場合を示し、グラフCDは、抵抗RR1〜RRnの
値を100(Ω)に設定した場合を示し、グラフCE
は、抵抗RR1〜RRnの値を0(Ω)に設定した場合
を示している。
【0034】信号レベルの変動幅は、グラフCE、グラ
フCD、グラフCCの順に小さく、また、グラフCDお
よびグラフCCでは、高レベル時に2.00(V)より
も低下している部分があらわれていない。
フCD、グラフCCの順に小さく、また、グラフCDお
よびグラフCCでは、高レベル時に2.00(V)より
も低下している部分があらわれていない。
【0035】この結果から、抵抗RR1〜RRnの値
は、信号線LLの特性インピーダンス以上の値に設定す
るとよいことが、わかった。
は、信号線LLの特性インピーダンス以上の値に設定す
るとよいことが、わかった。
【0036】なお、上述した実施例では、ドライバ回路
およびレシーバ回路をFETを用いて構成しているが、
このドライバ回路およびレシーバ回路をトランジスタを
用いて構成することもできる。
およびレシーバ回路をFETを用いて構成しているが、
このドライバ回路およびレシーバ回路をトランジスタを
用いて構成することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドライバ回路、または、レシーバ回路をSCSIバスか
ら切り離すことができ、SCSIバスのインピーダンス
の低下を防止しているので、データ伝送を適切に行なう
ことができるという効果を得る。
ドライバ回路、または、レシーバ回路をSCSIバスか
ら切り離すことができ、SCSIバスのインピーダンス
の低下を防止しているので、データ伝送を適切に行なう
ことができるという効果を得る。
【図1】本発明の一実施例にかかるデータ伝送装置の要
部を示した回路図。
部を示した回路図。
【図2】ダイオードの取り付け位置を説明するための概
略部分斜視図。
略部分斜視図。
【図3】図1の実施例の効果を説明するためのグラフ
図。
図。
【図4】本発明の他の実施例にかかるデータ伝送装置の
要部を示した回路図。
要部を示した回路図。
【図5】図4の実施例の動作を説明するためのグラフ
図。
図。
11〜1n FET DA1〜DAn,DB1〜DBn ダイオード RR1〜RRn 抵抗 PR11〜PR1n,PR21〜PR2n プルアップ
抵抗 IV1〜IVn インバータ
抵抗 IV1〜IVn インバータ
Claims (5)
- 【請求項1】 ディジーチェイン型に接続されたシング
ルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続し、こ
のSCSIインタフェースバスを介して他の装置との間
でデータを伝送するデータ伝送装置において、送信デー
タをSCSIインタフェースバスに送出するドライバ回
路と、SCSIインタフェースバスからのデータを受信
して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路の出力
信号を論理Hレベルにプルアップする第1のプルアップ
抵抗と、上記レシーバ回路の入力信号を論理Hレベルに
プルアップする第2のプルアップ抵抗と、上記第1のプ
ルアップ抵抗とSCSIインタフェースバスとの間に逆
方向に挿入された第1のダイオードと、上記第2のプル
アップ抵抗とSCSIインタフェースバスとの間に逆方
向に挿入された第2のダイオードを備えたことを特徴と
するデータ伝送装置。 - 【請求項2】 ディジーチェイン型に接続されたシング
ルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続し、こ
のSCSIインタフェースバスを介して他の装置との間
でデータを伝送するデータ伝送装置において、送信デー
タをSCSIインタフェースバスに送出するドライバ回
路と、SCSIインタフェースバスからのデータを受信
して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路の出力
信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ抵抗
と、このプルアップ抵抗とSCSIインタフェースバス
との間に逆方向に挿入されたダイオードと、上記レシー
バ回路とSCSIインタフェースバスとの間に挿入され
た伝送線路の特性インピーダンスよりも大きい抵抗値の
抵抗を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項3】 ディジーチェイン型に接続されたシング
ルエンド型のSCSIインタフェースバスに接続し、こ
のSCSIインタフェースバスを介して他の装置との間
でデータを伝送するデータ伝送装置において、送信デー
タをSCSIインタフェースバスに送出するドライバ回
路と、SCSIインタフェースバスからのデータを受信
して入力するレシーバ回路と、上記ドライバ回路の出力
信号を論理Hレベルにプルアップするプルアップ抵抗
と、上記プルアップ抵抗とSCSIインタフェースバス
との間に逆方向に挿入されたダイオードを備えたことを
特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項4】 前記ドライバ回路は、オープンドレイン
接続されるFETからなることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2または請求項3記載のデータ伝送装置。 - 【請求項5】 前記ドライバ回路は、オープンコレクタ
接続されるトランジスタからなることを特徴とする請求
項1または請求項2または請求項3記載のデータ伝送装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237626A JPH0667772A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | データ伝送装置 |
US08/105,069 US5646552A (en) | 1992-08-14 | 1993-08-12 | Data transmission device used together with system interface having improved data transmission performance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237626A JPH0667772A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0667772A true JPH0667772A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17018112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237626A Pending JPH0667772A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | データ伝送装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5646552A (ja) |
JP (1) | JPH0667772A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3025118B2 (ja) * | 1992-10-26 | 2000-03-27 | 株式会社日立製作所 | 半導体集積回路装置と情報処理システム |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP4237626A patent/JPH0667772A/ja active Pending
-
1993
- 1993-08-12 US US08/105,069 patent/US5646552A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103731131A (zh) * | 2012-10-15 | 2014-04-16 | 成都众易通科技有限公司 | 网络连接状态管脚电路 |
Also Published As
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US5646552A (en) | 1997-07-08 |
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