JP3587482B2 - 耐熱性粘着シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐熱性を有する粘着シートに関し、例えば、製鋼工場における連鋳片、分塊工場におけるスラグ、ビレット、太物材、細物材など、150℃以上の高温物体に貼着して使用する耐熱性粘着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粘着シートは商業用、事務用、工程管理用、物流管理用、家庭用等として広範囲に至ってラベル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で使用されている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、表面基材と剥離シートとの間に粘着剤をサンドイッチにした状態のものであり、表面基材としては紙、フォイル、あるいはフィルム等が使用される。また、剥離シートとしてはグラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラミネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や上質紙等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等と顔料とを主成分とする塗被層を設けた樹脂コーティング原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の如き剥離剤を塗布したものが用いられる。そして、粘着剤としてはゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジョン、溶剤ないしは無溶剤型の各種粘着剤が使用される。
【0003】
一方、これら粘着シートのうち、耐熱性を有する粘着シートとしては特開昭63−265988号公報に提案されているようなアクリル系低温自己架橋型粘着剤又は低温型架橋剤を含有したアクリル系粘着剤に高温型架橋剤を添加混合した粘着剤を金属箔の少なくとも一面に塗布した粘着シートや特開昭63−256678号公報に提案されているような耐熱性を有するフィルム、シリコーン粘着剤、親水性フィルムを積層した粘着シートが使用されてきたが、150℃以上の高温である鋼材にラベルを貼着した場合、粘着剤の流動性が大きくなり過ぎラベルが剥がれてしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、新規な耐熱性粘着シートに関し、例えば、製鋼工場における連鋳片、分塊工場におけるスラグ、ビレット、太物材、細物材等の150℃以上の高温物体にラベル貼着しても剥離することがない優れた耐熱性を有する粘着シートを提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、表面基材、シリコーン系粘着剤層、剥離シートが積層されてなる粘着シートにおいて、粘着剤層中に、融点が200℃以上または熱変形温度が150℃以上であり、150℃以上の高温物体に貼着した際に可塑化されるポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリエステル系樹脂から選択される少なくとも1種の合成樹脂粉末を含有することを特徴とする耐熱性粘着シートである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の耐熱性粘着シートは、表面基材、粘着剤層、剥離シートを積層した粘着シートの粘着剤層に耐熱性を付与したものである。
本発明の耐熱性粘着シートを構成する表面基材としては、耐熱性を有するシート状基材であれば特に限定されないが、芳香族ポリアミド等のポリアミド系樹脂フィルム、ポリイミド樹脂、ビスマレイミド・トリアジン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミドビスマレイミド樹脂等のポリイミド系樹脂フィルム、エポキシ樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、変成ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリサルホン樹脂等のポリエーテル系樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオキシベンゾエート樹脂等のポリエステル系樹脂フィルム、金属箔、金属ホイル等が挙げられる。中でも、基材の耐熱性、フィルムへの加工性等を考慮するとポリイミド樹脂、ビスマレイミド・トリアジン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミドビスマレイミド樹脂等のポリイミド系樹脂が好ましい。なお、表面基材には、顔料等の塗被層を設けたり、印刷層を設けてもかまわない。
【0007】
また、本発明の耐熱性粘着シートにおいて、粘着剤層に使用される粘着剤は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体系樹脂、ゴム系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂等に耐熱性を有する合成樹脂粉末を添加したものであるが、耐熱性を考慮するとシリコーン系粘着剤が好ましい。
【0008】
シリコーン系粘着剤については特に限定はなく、例えばシリコーンゴムとシリコーンレジンを硬化させた物が用いられる。シリコーン系粘着剤の硬化機構には、▲1▼過酸化物による加硫反応を利用したもの、▲2▼ヒドロシリル化反応を利用したもの、▲3▼脱水素反応を利用したもの、▲4▼湿気硬化反応を利用したものが挙げられるが、主に▲1▼と▲2▼の反応を利用したものが使用される。
【0009】
過酸化物による加硫反応を利用したシリコーン系粘着剤の具体例としては、信越化学工業社製のKR−101−10,KR−100,KR−120,KR−130,KR−109,KR−108−60,X−40−125−1,X−40−127,X−40−128,X−40−3037や、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製のトレファームSH4280PSA,SH4282PSA,SE4200,BY24−717,BY24−715,Q2−7735等があげられる。
【0010】
ヒドロシリル化反応を利用したシリコーン系粘着剤の具体例としては、信越化学工業社製のKR−820,X−40−3004A,X−40−3004N,X−40−3023,X−40−3035,X−40−3068,X−40−3072,X−40−3080や、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製のトレファームSD4564PSA,SD4560PSA,SD4565PSA,SD4566PSA,SD4567PSA,SD4574PSA,SD4570PSA,SD4575PSA,SD4576PSA,SD4577PSA,SD4584PSA,SD4580PSA,SD4585PSA,SD4586PSA,SD4587PSA,SD4581PSA,BY24−738,BY24−740,BX24−730,BX24−756等が挙げられる。
【0011】
本発明において、粘着剤層に含有せしめる合成樹脂粉末としては、融点が200℃以上および熱変形温度が150℃以上のいずれか一方を満足する耐熱性を有する合成樹脂粉末を使用する。
例えば、芳香族ポリアミド(融点:500℃)等のポリアミド系樹脂、ポリイミド樹脂(熱変形温度:300℃)、ビスマレイミド・トリアジン樹脂(熱変形温度:280℃)、ポリアミドイミド樹脂(熱変形温度:270℃)、ポリアミドビスマレイミド樹脂(熱変形温度:320℃)等のポリイミド系樹脂、エポキシ樹脂(熱変形温度:150℃)、ポリアセタール樹脂(熱変形温度:170℃)、ポリフェニレンオキサイド樹脂(熱変形温度:150℃)、変成ポリフェニレンオキサイド樹脂(熱変形温度:160℃)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(融点:334℃,熱変形温度:152℃)、ポリエーテルサルホン樹脂(熱変形温度:200℃)、ポリサルホン樹脂(熱変形温度:175℃)等のポリエーテル系樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂(融点:225℃)、ポリアリレート樹脂(熱変形温度:175℃)、ポリカーボネート樹脂(熱変形温度:155℃)、ポリオキシベンゾエート樹脂(熱変形温度:160℃)等のポリエステル系樹脂等である。
これらの耐熱性を有する合成樹脂のうち、耐熱性、粉砕適性を考慮するとポリイミド樹脂、ビスマレイミド・トリアジン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミドビスマレイミド樹脂等のポリイミド系樹脂が好ましい。
【0012】
本発明は、このような合成樹脂粉末を粘着剤層に含有せしめることが特徴である。因みに、融点が200℃未満であり、且つ熱変形温度が150℃未満の合成樹脂粉末を用いた場合、高温物体に貼付した際に接着力が不十分となってしまう。恐らく、高温物体に貼着した際に、融点が200℃以上、または熱変形温度が150℃以上の条件を満足するような合成樹脂粉末が可塑化され、接着剤的に作用しているのではないかと思われる。
【0013】
該合成樹脂粉末の添加量は、使用する粘着剤によって一概に言えないが、シリコーン系粘着剤の場合、粘着剤100重量部に対して10〜200重量部、好ましくは50〜150重量部である。因みに、添加量が10重量部未満であると耐熱性の効果が少なく、逆に、200重量部を越えると粘着シートの接着力が低下し過ぎるため好ましくない。なお、合成樹脂粉末の平均粒子径としては、0.1〜50μmのものが適宜使用できる。
【0014】
なお、本発明の耐熱性粘着シートは、通常の粘着シートを製造する方法、即ち、剥離シートの剥離剤表面上に粘着剤を塗布、乾燥して粘着剤層を設け、次いで、上記表面基材を貼り合わす方法、あるいは表面基材に粘着剤を塗布、乾燥して粘着剤層を設け、剥離シートを貼り合わす方法により製造することができる。
【0015】
この場合の剥離シートの基材としては、グラシン紙の如き高密度原紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙等に、例えばカゼイン、デキストリン、澱粉、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エステル共重合体等の天然、または合成樹脂と顔料とを主成分とした目止め層を設けた剥離基材、または、クラフト紙または上質紙等にポリエチレン等をラミネートしたポリラミ紙、またはポリプロピレン、ポリエチレンエレフタレート等のフィルム等に水、溶剤型あるいは無溶剤型のシリコーン樹脂、フッ素樹脂、フルオロシリコーン樹脂等を乾燥重量で0.05〜3g/m2 程度塗布後、熱硬化、或いは電離放射線硬化等によって剥離剤層を形成したものが使用される。
なお、剥離剤を塗布する塗布装置としては、特に限定されるものではないが、例えば、バーコーター、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラビアコーター、エアナイフコーター、多段ロールコーター等が適宜使用される。
【0016】
粘着剤を塗布する塗布装置としては、例えばロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、ダイコーター、コンマコーター、リップコーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等が適宜使用される。そして、粘着剤の塗布量は、乾燥重量で5〜100g/m2 程度の範囲で調節される。因みに、5g/m2 未満では、得られる粘着シートの接着性能が不十分となり、一方100g/m2 を越えると粘着シートの貼り合わせ際に粘着剤がはみ出したり、剥離時に凝集破壊の原因となるおそれがある。
【0017】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものではない。尚、例中の部、重量、割合、塗布量等は特に断らない限り、全て固形分重量で示すものである。
【0018】
実施例1
(粘着剤塗液の製造)
過酸化物による加硫反応を利用したシリコーン系粘着剤(商品名「トレファームSH4280PSA」,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)100重量部(濃度60%)、過酸化ベンゾイル2重量部、ポリイミド系樹脂粉末(商品名「LARC−TPI #1500」,三井東圧化学株式会社製)(熱変形温度:280℃)50重量部、トルエン70重量部を混合して粘着剤塗液を得た。
【0019】
(耐熱性粘着シートの製造)
ポリイミドフィルム(商品名「カプトン200H」,東レ・デュポン株式会社製)(厚さ50μm)を表面基材として用い、これに、上記粘着剤を乾燥重量で60g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、150℃・3分間乾燥させた後、ポリエチレンテレフタレート製剥離フィルム(商品名「セラピールBK#50」,東レ株式会社製)と貼り合わせ、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0020】
実施例2
(粘着剤塗液の製造)
ヒドロシリル化反応を利用したシリコーン系粘着剤(商品名「X−40−3072」,信越化学工業株式会社製)100重量部(濃度60%)、白金触媒2重量部、ポリアミド系樹脂粉末(商品名「ケブラー」,du Pont社製)(融点:500℃)30重量部、トルエン100重量部を混合して粘着剤塗液を得た。
【0021】
(剥離シートの製造)
厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに剥離剤(商品名「X−70−201」,信越化学工業株式会社製)を乾燥重量で0.5g/m2 となるようにバーコーターで塗布し、150℃・1分間乾燥させて剥離シートを得た。
【0022】
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1と同じ表面基材に、上記粘着剤を50g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、150℃・3分間乾燥させた後、上記剥離シートと貼り合わせて、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0023】
実施例3
(粘着剤塗液の製造)
過酸化物による加硫反応を利用したシリコーン系粘着剤(商品名「KR−101−10」,信越化学工業株式会社製)100重量部(濃度60%)、過酸化ベンゾイル2重量部、ポリエステル系樹脂粉末(商品名「ノバドウール」,三菱化学株式会社製)(融点:225℃)130重量部、トルエン70重量部を混合して粘着剤塗液を得た。
【0024】
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1と同じ表面基材に、上記粘着剤を70g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、150℃・3分間乾燥させた後、実施例2と同じ剥離シートと貼り合わせて、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0025】
実施例4
(粘着剤塗液の製造)
ヒドロシリル化反応を利用したシリコーン系粘着剤(商品名「トレファームBX24−730」,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)100重量部(濃度60%)、白金触媒(商品名「NC25」、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)1重量部、ポリエーテル系樹脂粉末(商品名「VICTREX PEEK」,三井東圧化学株式会社製)(融点:334℃)60重量部、トルエン100重量部を混合して粘着剤塗液を得た。
【0026】
(剥離シートの製造)
厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに剥離剤(商品名「BY24−900」,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を乾燥重量で1.0g/m2 となるようにバーコーターで塗布し、150℃・1分間乾燥させて剥離シートを得た。
【0027】
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1と同じ表面基材に、上記粘着剤を50g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、150℃・3分間乾燥させた後、上記剥離シートと貼り合わせて、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0028】
実施例5
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1において、表面基材としてポリアミド系樹脂フィルム(商品名「A−フィルム」,ユニチカ株式会社製)(厚さ50μm)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0029】
実施例6
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1において、表面基材としてポリエステル系樹脂フィルム(商品名「Q−フィルム」,帝人株式会社製)(厚さ50μm)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0030】
実施例7
(耐熱性粘着シートの製造)
実施例1において、表面基材としてポリエーテル系樹脂フィルム(商品名「スミライトFS−1100」,住友ベークライト株式会社製)(厚さ50μm)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0031】
実施例8
実施例1において、粘着剤としてアクリル酸エステル共重合体樹脂(商品名「ニカゾールPE−300」,日本カーバイド工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と同様にして本発明の耐熱性粘着シートを得た。
【0032】
比較例1
(粘着シートの製造)
実施例2において、シリコーン系粘着剤にポリアミド系樹脂粉末を添加しなかった以外は実施例2と同様にして粘着シートを得た。
【0033】
比較例2
(粘着シートの製造)
実施例2において、シリコーン系粘着剤に超高分子ポリエチレン粉末(商品名「ハイゼックスミリオン」,三井石油化学工業株式会社)(融点136℃)を用いた以外は実施例2と同様にして粘着シートを得た。
【0034】
比較例3
(粘着シートの製造)
実施例2において、シリコーン系粘着剤にポリメチルメタクリレート(商品名「デルペット50N」,旭化成工業株式会社)(熱変形温度85℃)を用いた以外は実施例2と同様にして粘着シートを得た。
【0035】
このようにして得られた耐熱性粘着シートについて、耐熱性の試験方法を下記のように評価を行い、結果を表1に示した。
【0036】
〔耐熱性の試験方法〕
▲1▼ステンレス板をガスバーナーで400℃に加熱する。
▲2▼粘着シートを縦10cm、横5cmの大きさに切り、上記ステンレス板に貼り付け、2kgのローラーで10往復して圧着する。
▲3▼25℃まで放冷し、粘着シートの浮き・剥がれを観察する。
<評価基準>
◎:全く粘着シートの浮き・剥がれが発生しない
○:粘着シートの浮き・剥がれがほとんど発生しない
△:粘着シートの浮き・剥がれが若干発生するが、実用上問題ないレベル
×:粘着シートの浮き・剥がれが著しく、実用性がない
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】
表1の結果から明らかなように、本発明の耐熱性粘着シートは、製鋼工場における連鋳片、分塊工場におけるスラグ、ビレット、太物材、細物材に150℃以上の高温でラベル貼着しても剥離することがない優れた耐熱性を有する粘着シートであった。
Claims (2)
- 表面基材、シリコーン系粘着剤層、剥離シートが積層されてなる粘着シートにおいて、粘着剤層中に、融点が200℃以上または熱変形温度が150℃以上であり、150℃以上の高温物体に貼着した際に可塑化されるポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリエステル系樹脂から選択される少なくとも1種の合成樹脂粉末を含有することを特徴とする耐熱性粘着シート。
- 表面基材が、ポリアミド系樹脂フィルム、ポリイミド系樹脂フィルム、ポリエーテル系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルムから選択される少なくとも1種である請求項1記載の耐熱性粘着シート。」
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