JP3585756B2 - シートのフレーム構造体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用シート(座席)のフレーム構造体、詳しくは、パン型フレームなどの板厚が薄いフレームのスポット溶接構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のパン型(皿状)フレーム(1)の支持プレート(3)に対する取付構造を示し、フレーム(1)は板厚が薄い金属板で成形され、スポット溶接が困難なために、支持プレート(3)にボルト(5)、ナット(6)で一体に締結している。図中(7)は、座金を示す。
【0003】
以上の支持プレート(3)は、スライドレール(4)のアッパーレール(41)を下部に一体に有し、頂部のフランジ部(30)に設けた通孔(31)よりフレーム(1)の通孔(11)に前記ボルト(5)を挿通して前述の如く、フレーム(1)を締結している。
図中(42)は、アッパーレール(41)がスライドするロアレールを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のフレーム(1)は、支持プレート(3)に対して前後左右の4ケ所をボルト(5)で締結することにより、フレーム構造体を形成している。そのため、ボルト(5)による締結の作業性が頗る悪い不具合があった。
【0005】
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明に係るシートのフレーム構造体は、パッチを介してフレームを支持プレートにスポット溶接することにより、三者を一体に連結するフレーム構造体であって、前記フレームと支持プレートには各々連通する通孔を有し、前記パッチに、前記フレームと支持プレートの通孔に各々差し込まれる位置決め用の突片部と、一端縁より延設してパッチ溶接時におけるパッチの回転を防止する折曲片部とを設けてなることを特徴とするものである。
【0007】
従って、フレームを支持プレートにスポット溶接によって溶接できるため、ロボットなどにより自動的にフレーム構造体を形成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は本発明に係るフレーム構造体を示し、パン型のフレーム(1)がパッチ(2)を介してスライドレール(4)のアッパーレール(41)と一体の支持プレート(3)に一体にスポット溶接されている。
【0009】
フレーム(1)は、従来スポット溶接が困難な板厚が薄い金属板で形成され、その左右に設けた水平状の縁部(10)が図2に示すように、支持プレート(3)の水平状のフランジ部(30)上に重ね合わせ、その上にパッチ(2)を載置してスポット溶接されている。
【0010】
以上のフレーム(1)の縁部(10)と支持プレート(3)のフランジ部(30)には、図2、図3に示すように、上下方向に貫通する通孔(11)(31)が開孔されている。
【0011】
また、フレーム(1)の縁部(10)における端末には、下向きに折曲する係止部(12)が延設され、この係止部(12)を支持プレート(3)のフランジ部(30)先端縁に突き当てることにより、フレーム(1)が支持プレート(3)の所定位置に位置決めされる。
【0012】
前記パッチ(2)は、図2、図3に示すように、略小判状の金属プレートで、フレーム(1)の通孔(11)に対応する位置に、位置決め用の突片部(21A)がプレスで打ち出し成形されている。図中(21)は、突片部(21A)を打ち出し成形した成形孔を示す。
【0013】
また、パッチ(2)の一端縁には、内面がプレート(1)の係止部(12)外面に突き当たる折曲片部(22)が延設され、この折曲片部(22)によってフレーム(1)に載置したパッチ(2)の回転を防止している。
【0014】
なお、図示する支持プレート(3)は、スライドレール(4)のアッパーレール(41)と一体に形成したものであるが、フレーム(1)を連結するものであれば、図示するものに限定されるものでない。
【0015】
次に、フレーム(1)を支持プレート(3)にスポット溶接する方法を説明すると、
まず、支持プレート(3)のフランジ部(30)上に、フレーム(1)の縁部(10)を重ねる。これにより、折曲部(30)と縁部(10)に設けた通孔(31)(11)が一致する。
【0016】
次に、フレーム(1)の縁部(10)上には、パッチ(2)を載置する。その際に、パッチ(2)に設けた突片部(21A)を前記通孔(31)(11)内に差し込む。これにより、支持プレート(3)、フレーム(1)、パッチ(2)の三者が相互に位置決めされる。
【0017】
また、パッチ(2)の折曲片部(22)をフレーム(1)の係止部(12)に当てる。これにより、フレーム(1)上に載置したパッチ(2)は回転せずに、フレーム(1)の所定位置に仮止めされる。
【0018】
然る後、パッチ(2)の突片部(21A)周囲をスポット溶接すると、前記三者が一体化してフレーム構造体が形成される。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、単独ではスポット溶接が困難な板厚の薄いフレームが、パッチによって支持プレートにスポット溶接できるため、従来のボルトによる締結作業に比べ、作業性を向上し得る。
【0020】
また、スポット溶接時に、パッチがフレームの所定位置に仮止されるため、スポット溶接を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートのフレーム構造体の断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】本発明の分解部分斜視図である。
【図4】従来品の分解部分断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 パッチ
3 支持プレート
11 フレームの通孔
21A 突片部
22 折曲片部
31 支持プレートの通孔

Claims (1)

  1. パッチを介してフレームを支持プレートにスポット溶接することにより、三者を一体に連結するフレーム構造体であって、
    前記フレームと支持プレートには各々連通する通孔を有し、
    前記パッチに、前記フレームと支持プレートの通孔に各々差し込まれる位置決め用の突片部と、一端縁より延設してパッチ溶接時におけるパッチの回転を防止する折曲片部とを設けてなることを特徴とするシートのフレーム構造体。
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