JP3585669B2 - コードスケルチ機能付無線通信機の終話方法及びその終話方法を備えた無線通信機 - Google Patents

コードスケルチ機能付無線通信機の終話方法及びその終話方法を備えた無線通信機 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、個別呼び出しやグループ全部の一斉呼び出しのできるコードスケルチ機能付無線通信機の終話方法及びその終話方法を備えた無線通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無線通信機は、Sメータスケルチ、ノイズスケルチ、トーンスケルチ、コードスケルチなどの種々のスケルチ回路の全部あるいは一部を備え、無信号時に雑音及び特定相手局以外の通信(信号)が出力されるのを防止している。
【0003】
すなわち、Sメータスケルチは、受信強度を検出して検出した受信強度が所定以上のとき復調音(低周波信号)を出力することにより、電界強度が弱いときに雑音が出力されるのを防止する。
【0004】
ノイズスケルチは、ノイズレベルを検出して検出したノイズレベルが所定レベル以下のとき復調音を出力することにより、無信号時の雑音が出力されるのを防止する。
【0005】
また、トーンスケルチは、受信信号に予め定められた所定周波数の発信音であるトーンを含んでいるかを検出してトーンを含んでいるときに復調音を出力することにより、目的の相手局以外の交信(雑音)が出力されるのを防止する。
【0006】
コードスケルチは、受信した変調信号の先頭に特定のコード信号が重畳しているかを検出してコード信号を含んでいるときに復調音を出力することにより、自局に無関係な信号(雑音)が出力されるのを防止する、というものである。
【0007】
中でも、コードスケルチは、予め個別コード、グループコードを決めておけば自局に対する個別呼び出しや自局の属するグループに対する信号だけが出力されるので、非常に静かな待ち受けができるという特長がある。
【0008】
ところで、このような特長を有するコードスケルチでは、受信信号の先頭のコード信号が一致すれば、ミュートスイッチ回路(以下、ミュート回路)をOFFするのみである。一旦OFFしたミュート回路を再びONにする際は、ノイズスケルチやトーンスケルチなどのスケルチ回路が受信信号のノイズレベルやトーン信号を検出することにより行うという機構となっている。
【0009】
そのため、コードスケルチによる受信中に、例えば、通信異常などで受信レベルが極短時間低下した場合に受信が途中で途切れてしまうという問題があった。
【0010】
例えば、コードスケルチによる通信中に通信異常などで受信レベルが低下すると、ノイズスケルチなどが作動してミュート回路はONとなり、雑音が出力されないように復調音の出力は禁止される。ところが、この後、通信異常が解消されて受信レベルが上昇し、ノイズスケルチなどがミュート回路をOFFとしても、今度はコードスケルチが継続中の受信信号の残りの部分の先頭にコード信号が含まれていないので、ミュート回路をOFFにすることができないという問題があった。
【0011】
この問題を解決する一つの方法として、「話中制御」と称される制御方法が行われている。
【0012】
話中制御は、上述したように受信信号の先頭部分のコード信号が一致してミュート回路がOFFされ、その後、その受信信号が所定レベル以下になり、ミュート回路がONされたときから、所定時間(5秒程度)内に受信信号があると、この信号を先の信号が中断しただけであって先の信号の続きであると見なし、コード信号の有無に係わらずミュート回路を再びOFFにしてスピーカーから復調信号を出力させるというものである。
【0013】
そのため、上述したようにコードスケルチによる受信の途中で、通信異常などで受信レベルが低下し、ノイズスケルチなどが作動してもミュート回路がONとならないようにできるというものである。
【0014】
ところが、この話中制御では、制御期間中は、通常、自局を呼び出した特定局との交信を優先させているため、その特定局以外の局への呼び出しを禁止している。
【0015】
つまり、電話と同様、かかってきた電話を終話(受話器を置いてオンフックにする)しないと、新たに電話をかけることができないように、話中制御でも制御期間を終了するか、終話しないと他の局への発呼ができないという問題があった。
【0016】
この問題を解決する一つの方法として、前記時間設定を短くすることが考えられるが、そのようにすると、上述したように通話途中で途切れたり、また、ミュート回路がONされる度にコード信号を発呼しなければならないことから、終話用のスイッチを設けることが従来から考えられている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように終話用のスイッチを設けたものでは、通話中に誤ってスイッチを操作をしてしまう恐れがある。
【0018】
また、スイッチを設たことにより、例えば、デザインの変更などが必要となることも考えられるため、コスト高になるという問題がある。
【0019】
そこで、この発明の課題は、誤操作を伴わず、しかも、コスト高になる終話用のスイッチを設けないで、話中制御を直ちに終話できる無線通信機を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、受信した信号の復調信号の低周波増幅器への出力のON/OFFを制御するミュートスイッチ回路を、該受信した信号の先頭に付されたコード信号が、予め設定された自局に該当するコード信号と一致したときOFFとし、復調信号を出力させるコードスケルチ手段と、
該受信した信号の受信信号強度が所定レベルになったとき前記ミュートスイッチ回路をONさせると同時に、タイマによって計時を開始し、その計時期間中に信号が受信されると、前記ミュートスイッチ回路をOFFにする話中制御手段と、を備えたコードスケルチ機能付無線通信機において、
上記無線通信機のマイクフックにマイクが係止されたことを検出すると、上記タイマの計時を終了し、終話するという方法を採用し、通話が終了した際の自然な動作であるマイクをマイクフックに係止したことを検出することにより、終話のタイミングを検出する。その際、上記タイマ手段の計時を終了させることにより、話中制御を行う計時期間を終了させ、話中制御が継続しないようにして、話中制御を誤操作を伴なわずに強制的に終話できるようにする。
【0021】
また、このとき、マイクフックをスイッチとして利用するため、コスト高になる終話スイッチを設けることなく話中制御を終了できる。
【0022】
このとき、受信した信号の復調信号の低周波増幅器への出力のON/OFFを制御するミュートスイッチ回路を、該受信した信号の先頭に付されたコード信号が、予め設定された自局に該当するコード信号と一致したときOFFとし、復調信号を出力させるコードスケルチ手段と、
該受信した信号の受信信号強度が所定レベルになったとき前記ミュートスイッチ回路をONさせると同時に、タイマによって計時を開始し、その計時期間中に信号が受信されると、前記ミュートスイッチ回路をOFFにする話中制御手段と、を備えたコードスケルチ機能付無線通信機において、
上記無線通信機のマイクフックにマイクが係止されたことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号によって上記タイマの計時を終了し、終話する強制終話手段を備えた構成を採用すれば(請求項2)、終話スイッチを設けることなく、直ちに話中制御を解除できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1にこの形態の無線通信機10を示す。この無線通信機10は車載用のもので、フロントパネルのコネクタ11に付属のマイクロホン(以下、マイク)12を接続して使用する。
【0025】
前記マイク12は、上部に金属製の係止部13が設けてある。一方、前記フロントパネルのコネクタ11の下部には、前記マイク12の係止部13を係止するフック14が形成してある。そして、図2のブロック図に示すように前記マイク12の係止部13とコネクタ11のフック14は、マイクフック検出回路20を介してマイクロプロセッサ(以下、CPU)30に接続されている。
【0026】
前記マイクフック検出回路20は、例えば、シュミット回路などからなる入力段を有し、図の破線で示すように、コネクタ11を介してマイク12の係止部13と接続されている。また、コネクタ11のフック14は接地されており、マイク12をコネクタ11に取り付け、係止部13をフック14に掛けるとマイクフック検出手段20の入力段は接地される。そのため、マイクフック検出手段20は、アクティブとなって「1」信号をCPU30に出力する。逆に、マイク12をフック13から外すと、インアクティブとなって「0」信号をCPU30に出力する。
【0027】
CPU30は、図3に示すように、少なくとも内部演算処理によるノイズスケルチ処理部31、トーンスケルチ処理部32、コードスケルチ処理部33及びタイマ34を有する話中制御処理部35と強制終話処理部36を有している。
【0028】
前記ノイズスケルチ処理部31は復調器23の入力と接続されており、中間周波出力のノイズレベルを検出する。そして、検出したノイズレベルが所定以下の場合(つまり、受信信号が所定レベル以上の場合)は、ミュートスイッチ回路(以下、ミュート回路)25をOFFにするための信号を出力し、ノイズレベルが所定以上の場合(受信信号が所定レベル以下の場合)は、ONにするための信号を出力する。
【0029】
トーンスケルチ処理部32は、トーン信号検出回路21を介して復調器23の出力と接続されている。そして、トーン信号検出回路21によって検出されるトーン信号がトーン/コード設定手段24によって予め設定されたトーン信号と一致すると、ミュート回路25をOFFにする信号(例えば、「1」)を出力し、一致しない場合は、ONにするための信号(例えば、「0」)を出力する。
【0030】
コードスケルチ処理部33は、コード信号検出回路22を介して復調器23の出力と接続されている。そして、コード信号検出回路22によって検出されたコード信号がトーン/コード設定手段24によって予め設定されたコード信号と一致すると、ミュート回路25をOFFにする信号を出力し、一致しない場合は、ONにするための信号を出力する。
【0031】
一方、本実施形態においては、前記ノイズスケルチ処理部31、トーンスケルチ処理部32、コードスケルチ処理部33の出力は、AND回路40を介してミュート回路25と接続されている。そのため、3つの出力がいずれもOFFさせる信号であるときにのみ、ミュート回路25をOFFにできるようになっている。
【0032】
つまり、受信信号が所定以上のレベルを有し、かつ、所定のトーン信号が重畳されており、さらに、先頭部分に所定のコード信号を含む信号のみ、低周波増幅回路26を介してスピーカーSPから出力できるようになっている。
【0033】
また、話中制御処理部35は、ノイズスケルチ処理部31及びコードスケルチ処理部33と接続されており、コードスケルチ処理部33によってミュート回路25がOFFにされ、同時に、ノイズスケルチ処理部31によって信号レベルの低下が検出されて再びミュート回路25がONされると、タイマ34の計時を開始する。そして、タイマ34がタイムアップするまでの計時期間中にノイズスケルチ処理部31によって受信信号が検出されると、コードスケルチ処理部33にミュート回路25をOFFするための信号を出力させることにより、話中制御を行えるようになっている。
【0034】
この話中制御処理部35は、強制終話処理部36と接続されている。強制終話処理部36は、マイクフック検出回路20と接続されており、前記マイクフック検出回路20の検出出力が「1」から「0」に変化すると、リセット信号を話中制御処理部35へ出力してタイマ34の計時を終了させる。
【0035】
そのため、話中制御処理部35は強制終話処理部36からリセット信号が入力すると、タイマ34による話中制御を解除できるようになっている。
【0036】
この実施形態は、以上のように構成されており、次に、コードスケルチを運用した場合における特定局との呼び出しから終話までの一連の動作を図4及び図5のフローチャートに従って述べることにより、この発明の終話方法を説明する。
【0037】
いま、この無線機は、例えば、コネクタ11と接続したマイク12をコネクタ11のフック14に掛けた状態で、待ち受け状態にあるものとする(「処理」100 以下「処理」省略)。
【0038】
そのため、受信信号はCPU30のノイズスケルチ処理部31に入力され、また、復調器23で低周波信号に復調された信号は、ミュート回路25とトーン信号検出回路21とコード信号検出回路22に入力されている。
【0039】
このとき、ノイズスケルチ処理部31は、ノイズレベルを検出することによって所定レベル以上の受信信号の有無を検出し、所定レベル以上の受信信号があると、ミュート回路25をOFFさせるべき信号をAND回路40に出力する(105)。
【0040】
また、トーン信号検出回路21は、所定レベル以上の信号が受信されたとき、その信号に含まれるトーン信号の有無を検出しており(110)、トーンが検出された場合は、検出されたトーンがあらかじめトーン/コード設定手段24で設定されたものと一致するかトーンスケルチ処理部32で照合される(120)。そして、トーン信号が一致した場合は、ミュート回路25をOFFさせるべき信号をAND回路40に出力する。一方、トーン信号が一致しない場合は、目的の信号でないので、引き続き信号の有無を検出する(100)。
【0041】
さらに、コード信号検出回路22は、受信した信号の先頭部分に含まれるコード信号の有無を検出しており(130)、コード信号が検出された場合は、検出されたコード信号が、あらかじめ、トーン/コード設定手段24で設定されたものと一致するかコードスケルチ処理部33で照合される(140)。そして、コード信号が一致した場合は、ミュート回路25をOFFさせるべき信号をAND回路40に出力する。一方、コード信号が一致しない場合は、目的の信号ではないのでミュート回路25をONさせたままで、引き続き信号の有無の検出を行う(100)。
【0042】
AND回路40では、ノイズスケルチ処理部31、トーンスケルチ処理部32、コードスケルチ処理部33の全てからミュート回路25をOFFさせるべき信号を受けると、ミュート回路25をOFFさせ、復調回路23によって復調された信号をスピーカーSPから出力させる(160)。
【0043】
このとき、ノイズスケルチ処理部31はノイズレベルを常時検出しており、ノイズレベルが所定以下である間は、上記のように復調信号をスピーカーSPから出力させる。また、ノイズレベルが所定レベル以上、つまり、受信信号の信号強度が所定以下になった時点で、再びミュート回路25をONして復調信号の出力を停止させ、図5に示す話中処理(175)を実行する(170)。
【0044】
話中処理(175)は、上述したようにミュート回路25がOFFされ、スピーカーSPから出力されていた受信信号が所定レベル以下となってミュート回路25がONされ、出力されなくなったときに動作するものである。
【0045】
そのため、話中制御処理部35はミュート回路25がONされたことを受けてタイマ34が計時を行っていないかを見たのち(タイマが作動している場合は、話中制御中なのでこの処理をスキップする)(180)、計時をスタートさせて「話中制御」を開始する(190)。
【0046】
話中制御は、このように話中制御期間中、つまり、タイマ34が所定時間を計時する(タイムアップする)までの間に受信した所定レベル以上の信号は、それまで受信していた受信信号の続きであると見なし、受信信号の先頭部分の付されているコード信号の有無および一致/不一致に関係なく、コードスケルチ処理部33にミュート回路25をOFFさせるべき信号をAND回路40に出力させる。
【0047】
但し、本形態においては、トーンスケルチ処理手段32を併用しているため、所定レベル以上の信号であり、かつ、所定のトーン信号を有する信号のみが出力されることになる。
【0048】
また、話中期間経過後、つまり、タイマ34が所定時間計時した(タイムアップした)後は(220)終話させ(230)、タイマ34をリセットする(240)。そして、通常の待ち受け状態(100)へ戻り、受信信号の有無のチェックを行う。
【0049】
ちなみに、これまでの処理は、従来の話中制御手段を有するコードスケルチ機能付無線通信機の処理と同様である。
【0050】
本願発明においては、この話中制御期間中に、終話を表す動作が行われたかを検出する。
【0051】
すなわち、マイク12をマイクフック14に係止したか否かをマイクフック検出回路20によって検出する(200)。
【0052】
具体的には、タイマ34の計時中に、終話のためマイク12をフック14に係止すると、マイクフック検出回路20から強制終話処理部36にマイク12をフック14に係止した信号「0」→「1」が入力される。すると、強制終話処理部36は、交信を終えてマイク12をフック14に係止したものであると見なして話中制御処理部35にタイマ34の計時を終了させる。つまり、強制終話を行う(210)とともに、タイマ34をリセットする(240)。そのため、話中制御処理部35は話中制御を終了し(250)、待ち受け状態へ戻る(100)。
【0053】
このように話中制御を強制的に終了させることにより、受信した信号の先頭部分に所定のコード信号が含まれない限り、再びミュート回路25がOFFされることはなく、自局に対して関係のない交信の出力を防止できるとともに、マイク12をフック14に掛けることにより、選択呼び出しが待ち時間(話中制御期間)なしに他局ヘ対する呼び出し、交信が可能となる。
【0054】
なお、このとき、強制終話処理部32をマイクフック検出回路20からの「0」→「1」に変化する信号のエッジでトリガするようにすれば、マイク12がフック14に係止された状態、つまり、その受信信号に対して応答する必要のない場合については、話中制御は所定時間行われることになる。
【0055】
ちなみに、終話後、応答などのため発呼する場合は、フック14に係止されたマイク12を取ると、マイクフック検出回路20の出力が「1」から「0」になる。そのため、そのことを検出したCPU30は、ミュート回路25をOFFとして、その受信周波数において他局が他のトーン信号を使用して送信を行っていないか、また、トーン信号を重畳させない信号を送信していないかをチェックする。そして、このようにして、他局の交信に妨害を与えないことを確認してから送信する。
【0056】
なお、この形態では、図3に示すように、コード信号検出回路22は、復調器23の後段(スピーカー出力側)に設けられて、低周波信号の先頭部分にコード信号が在るかどうかを検出するようにしているが、これに限定されるものではなく、コード信号検出回路22は復調器23の前段、つまり、IF段やRF段に設けるようにしてもよい。
【0057】
また、実施形態では、マイク12の上部の係止部13を金属製とし、フロントパネルのコネクタ11の下部にフック14を設けて、両者が接触してマイク12の係止を検出するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、フック14にマイク12を係止した際、係止したマイク12の重さで作動するスイッチを設けるようにしてもよい。
【0058】
さらに、実施形態では、トーンスケルチ処理手段を併用したが、これに限定されるものではなく、例えば、所定レベル以上の信号の有無を検出するのにSメータスケルチを使用し、コードスケルチ処理手段と併用するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されており、無線通信機のマイクフックにマイクが係止されたことを検出し、前記マイクが係止されたことを検出すると、該話中制御機能を強制的に終了するようにして、マイクをフックに掛けるという交信終了時の自然な操作によって終話を行えるようにした。このため、誤操作を伴わず、しかも、コスト高になる終話用のスイッチを設けないで、コードスケルチを解除して話中制御を直ちに終話できる無線通信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の斜視図
【図2】実施形態のブロック図
【図3】実施形態の要部ブロック図
【図4】実施形態のフローチャート図
【図5】実施形態のフローチャート図
【符号の説明】
10 無線通信機
11 コネクタ
12 マイク
13 係止部
14 フック
20 マイクフック検出回路
21 トーン信号検出回路
22 コード信号検出回路
23 復調回路
25 ミュート回路
26 低周波増幅回路
30 CPU
31 ノイズスケルチ処理部
32 トーンスケルチ処理部
33 コードスケルチ処理部
34 タイマ
35 話中制御処理部
36 強制終話処理部

Claims (2)

  1. 受信した信号の復調信号の低周波増幅器への出力のON/OFFを制御するミュートスイッチ回路を、該受信した信号の先頭に付されたコード信号が、予め設定された自局に該当するコード信号と一致したときOFFとし、復調信号を出力させるコードスケルチ手段と、
    該受信した信号の受信信号強度が所定レベルになったとき前記ミュートスイッチ回路をONさせると同時に、タイマによって計時を開始し、その計時期間中に信号が受信されると、前記ミュートスイッチ回路をOFFにする話中制御手段と、を備えたコードスケルチ機能付無線通信機において、
    上記無線通信機のマイクフックにマイクが係止されたことを検出すると、上記タイマの計時を終了し、終話するコードスケルチ機能付無線通信機の終話方法。
  2. 受信した信号の復調信号の低周波増幅器への出力のON/OFFを制御するミュートスイッチ回路を、該受信した信号の先頭に付されたコード信号が、予め設定された自局に該当するコード信号と一致したときOFFとし、復調信号を出力させるコードスケルチ手段と、
    該受信した信号の受信信号強度が所定レベルになったとき前記ミュートスイッチ回路をONさせると同時に、タイマによって計時を開始し、その計時期間中に信号が受信されると、前記ミュートスイッチ回路をOFFにする話中制御手段と、を備えたコードスケルチ機能付無線通信機において、
    上記無線通信機のマイクフックにマイクが係止されたことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号によって上記タイマの計時を終了し、終話する強制終話手段を備えた請求項1に記載の終話方法を備えた無線通信機。
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