JP3584941B2 - 中通し竿 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は穂先竿、中間竿、及び、元竿を有する中通し竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穂先竿と中間竿とは略同一長さ(例えば、実開昭55−145178号公報)、又は、穂先竿を中間竿より短い長さに設定してあった。さらに、穂先竿は中実状のものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
糸の巻き取り時、及び、繰り出し時に、糸が竿の内面に接触して糸の摺動抵抗が大きくなるが、上記した従来構成においては、穂先竿と中間竿とが略同一長さ又は穂先竿が短いので、竿全体の中間部分において糸の接触する部分が長く、特に竿に負荷がかかった場合には、その傾向が顕著に現れる。
本発明の目的は、従来に比べて糸の摺動抵抗を低減し得るものを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による特徴構成は、穂先竿(1)、中間竿(2,3)、及び、元竿(4)を有し、前記穂先竿(1)の長さを、前記中間竿(2,3)の長さより長くしてある中通し竿において、
前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記元竿(4)に対して伸縮自在に装着するとともに、前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記元竿(4)に収縮させた第1状態で、前記穂先竿(1)と前記中間竿(2,3)の後端に設けた開口(1A,2A)を、前記元竿(4)の糸導入口(4A)の近傍に位置させる位置決め手段(P)を設けるとともに、
前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記第1状態よりも更に前記元竿(4)の奥側に位置させる第2状態に切り換え可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、穂先竿の方を長くし、中間竿を短くしたので、特に竿に負荷が作用した場合に中間部での接触長さが短くなり、かつ、穂先部分は糸の向かう方に曲がって穂先内面での糸の接触する部分が少なくなるから、竿全体として実釣時の糸の摺動抵抗が少なくなる。
また、穂先竿と中間竿とを位置決め手段によって第1状態に設定すると、穂先竿と中間竿の後端に設けた開口が元竿側の糸導入口の近傍に位置するので、リールより引き出した糸を糸導入口に挿通すると、その近くに開口があるので、糸通し具をその儘挿入すると開口へ通すことができる。しかも、第2状態に設定すると、更に、穂先竿と中間竿を元竿の奥に収納できるので、収納状態で第1状態に比べて竿全体としての全長を短くでき、竿の取扱いを良くすることができる。したがって、糸の挿通作業時と実釣時以外の場合との夫々に適した竿の状態設定が行え、使い易いものとなる。
【0006】
【発明の効果】
したがって、糸の繰り出し及び糸の巻き取り時の糸の摺動抵抗を小さくでき、しかけの投入等を迅速に行える。
又、穂先竿を長くしたので、穂先竿が中間竿に比べて曲がり易くなり、穂先竿の曲がり具合を見て当たりを確認するのがより容易になった。
中通し式であるので穂先竿が中空パイプ状であり、中実状の穂先竿に比べてより曲がり易いのも、上記効果を高めるものである。
【0007】
〔その他の目的・構成・作用・効果〕
(1) 請求項2における発明の目的は、糸の繰り出し等をより円滑にできるようにする点にあり、この為に採られた構成は、請求項1の構成において、前記穂先竿、中間竿、及び、元竿を振出式に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、各竿が振出式になるので、穂先竿は中間竿に対して細径となり、より曲がり易いところから、糸の摺動抵抗は低減されて、糸の繰り出し等をより迅速に行い得る。又、穂先竿が中間竿より長いものであっても、実釣時以外は穂先竿を中間竿内に収納できるので扱いが容易である。
(2) 請求項3における発明の目的は、中間竿等の糸挿入口における糸の摺動抵抗を低減する点にあり、この為に採られた構成は、前記中間竿の後端開口に、糸を支持する糸支持体を設けてある点にあり、その作用、効果は次の通りである。
つまり、中間竿の後端の糸挿入口を出て糸導入口に向かう糸は、糸挿入口の縁にその部位で方向をかえるので糸挿入口の縁に圧接することになり、この部位での摺動抵抗が大きくなるが、そこに、糸支持体を設けることによって、糸を直接前記縁に圧接する必要はなく、それだけ、糸の摺動抵抗を低減できる。
(3) 請求項4における発明の目的は、穂先竿においても糸の摺動抵抗を更に低減する点にあり、この為に採られた構成は、請求項1、請求項2、又は、請求項3の構成において、前記穂先竿の略全長に亘って糸を支持する糸支持体を設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、糸支持体を全長に亘って設けることによって、細径である故に穂先竿の内周面と接触し易い穂先竿であっても、糸が直接穂先竿の内周面に接触することを少なくすることができ、それだけ、糸の摺動抵抗を低減することができる。
特に、振出式の竿においては、中間竿にセラミックリング等の糸の摺動抵抗を緩和する糸支持体を設けるにしても、糸支持体が竿の内面より突出するので、糸支持体の設ける位置を中間竿の中間位置等に設けたのではその中間位置までしか収納できないところから、糸支持体の設置位置が中間竿の後端開口部に限定される。そうすると、中間竿内での糸は、後端開口部においては中間竿の内面とは接触しないが後端開口部以外の部分では接触する機会が多くなる。
そこで、後端開口部以外の部分での接触する長さを短くすべく中間竿の長さを短くする必要がある。但し、中間竿が短くなった分穂先竿を長くして、竿の全長を必要長さに維持する。
そうすると、中間竿部分での糸の摺動抵抗が小さくなる代わりに、穂先竿での糸の摺動抵抗が大きくなるが、振出式であっても全長に亘って糸支持体を設けることができ糸の摺動抵抗が小さくできる穂先竿を長くしたので、従来に比べて全体としての摺動抵抗は大きくならない。しかも、穂先竿が長くなるので従来に比べてさらに曲がり易くなり、それだけ、糸との相対角度が大きくなり、糸の摺動抵抗は小さくなる。
【0008】
【実施例】
〔第1実施例〕
図1(イ)(ロ)に示すように、穂先竿1、第1中間竿2及び第2中間竿3、これら穂先竿1及び第1中間竿2、第2中間竿3を振出式に装着する元竿4を配して、振出し型中通し竿を構成する。元竿4の中間位置に形成したリール脚装着部4Bにリール7を取り付け、このリール7より繰り出された糸aを、元竿4の外面に形成した長円状の糸導入孔4Aを通して、穂先竿1及び第1中間竿2、第2中間竿3に挿入するようにしてある。
【0009】
穂先竿1について説明する。図3に示すように、穂先竿1の先端にトップガイド5を装着するとともに、その穂先竿1の内部には糸支持体6を装入してある。この糸支持体6は、穂先竿1の略全長に亘る螺旋体6Aと、この螺旋体6Aを締め付ける状態で外嵌される熱収縮チューブ6Bとからなり、細い径の穂先竿1に対応させて、螺旋体6Aを細い径の素材で形成し、穂先竿1の曲がりに追従し易いものに設定するとともに、細い径で多少強度面で不足する螺旋体6Aを熱収縮チューブ6Bで外嵌固定して、螺旋体6Aと熱収縮チューブ6Bとで、軽量でかつ柔軟性に富み、強度面での不足のない糸支持体6を形成する。
上記糸支持体6は、後端部に置いて保持体8によって支持されて、穂先竿1の内面より離れた状態にあるとともに、前端部においては穂先竿1の内面に直接接触して支持されており、前後中間部を穂先竿1の内面より離れた状態に維持して、糸支持体6が全長に亘って接触することを防止し、穂先竿1が曲がり易い状態にしている。
【0010】
次に、中間竿2,3について説明する。図3に示すように、第1中間竿2、第2中間竿3においては、後端の開口部2Aに糸aの摺動抵抗を低減すべく糸aを支持する糸支持体6としての硬質の糸案内リングを設けてある。これによって、後記する糸導入口4Aから第2中間竿3に入る糸aが中間竿3の後端に接触して方向を替える際に、その後端に圧接し糸aの摺動抵抗が大きくなる点を、糸案内リング6を設けることによって、糸aの摺動抵抗を低減する。
【0011】
元竿4の構成について説明する。図1乃至図3に示すように、元竿4にリール7からの糸aを導入する糸導入口4Aと、リール7を取り付けるリール脚装着部4Bとを設け、先端から糸導入口4Aまでの間隔を、中間竿2,3の長さに相当する間隔に設定してある。このような構成によって、第1、第2中間竿2,3を先端から糸導入口4Aの間で突出することなく収納できる。糸導入口4Aからリール脚装着部4Bまでの間隔は、先端から糸導入口4Aまでの間隔以上の長いものに設定してあり、これによって、糸導入口4Aでの糸aの摺動抵抗を低減できる。つまり、糸導入口4Aから出た糸aはリール7に巻き取られる際に、又は、リール7より出た際に、両軸受リールであればレベルワインド機構によって左右に振られたり、スピニングリールであれば、スパイラル状を呈している。したがって、例えば、実開昭50−89886号公報に示すように、リール脚装着部4Bと糸導入口4Aとを近接した状態に設定すると、左右に振られた糸aが糸導入口4Aの左右縁部に圧接することになり、そこでの糸aの摺動抵抗が大きくなる。
そこで、上記したように、リール脚装着部4Bと糸導入口4Aとの間隔を、中間竿2,3の長さ以上に設定することによって、リール7での左右の振れ又はスパイラル状の径が同一であっても、間隔が大きくなった分糸導入口4Aでの左右の振れは小さくなり、これによって、糸aが糸導入口4Aの左右縁部に接触する圧を小さくでき、ここでの糸aの摺動抵抗を小さくできる。尚、リール7から出る糸aに対してその振れを抑える為に、糸導入口4Aとリール脚装着部4Bとの間に2つの糸ガイド9,9を立設している。又、糸導入口4Aに硬質の糸のリング状ガイド4aを設けて、糸の摺動抵抗を軽減する構成を採ってもよい。
先端から糸導入口4Aの間隔を第1、第2中間竿2,3に相当する長さにし、さらに、糸導入口4Aからリール脚装着部4Bまでの間隔を先端から糸導入口4Aまでの間隔以上に設定してあるので、先端からリール脚装着部4Bまでが長いものになり、竿全体としても長いものとなるので、次のような取扱いの良さがある。竿全体のなかで、竿径の大きな元竿が最も長いので、竿の総重量は多少重くなるが持ち重り感は軽減され、針がかりした魚が横走りする際に、竿の弾性力を利用してためながら魚の引きをこらえる時に、手元の剛性が高い元竿が長いものであるから、剛性の高いしっかりした部分を長く採ることができ、魚の引きによる手元のぐらつき等が少なく、それだけ取扱い易い面がある。
【0012】
次に、穂先竿1、第1、第2中間竿2,3の後端開口部2A,3Aを収納状態で、糸導入口4Aの近傍に位置させる位置決め手段Pについて説明する。
図3に示すように、第2中間竿3の先端にネジ部3Bを形成するともに、このネジ部3Bに螺合する袋ナット状のキャップ11を設け、このキャップ11の一端を元竿4の先端に接当することによって、第2中間竿3の後端開口部3Aを糸導入口4Aの近傍に位置させることができる。また、第1中間竿2については、第1中間竿2の後端を第2中間竿3の後端開口部3Aに設けた開口具3Cに内面より接当させて、第1中間竿2の後端開口部2Aを糸導入口4Aの近傍に位置させる。以上のように、キャップ11と元竿4の先端、及び、第1中間竿2の後端開口部2Aと第2中間竿3の後端開口部3Aの鍔部とを位置決め手段Pと称する。
以上のように、穂先竿1、第1中間竿2、第2中間竿3、元竿4において、第1中間竿2と第2中間竿3とは略同一長さであり、穂先竿1が中間竿2,3より長く、元竿4を穂先竿1よりさらに長くしてある。このように、穂先竿1を中間竿2,3よりも長くすることによって、作用の項で示したような作用効果を奏する。
又、図2及び図3に示すように、穂先竿1、第1中間竿2、第2中間竿3は、位置決め手段Pの作用によって、後端開口部1A,2A,3Aが糸導入口4Aの近くに位置することになる。この状態を第1状態といい、穂先竿1の先端は元竿4の先端よりかなり前方にでている。この状態より、キャップ11を取り外し、穂先竿1、第1中間竿2、第2中間竿3を更に第1状態より元竿4の奥側に収納するようにして、竿としての全長をコンパクトにし、持ち運び時の便宜を図るようにしてある。この状態を第2状態と称する。この第2状態では、トップガイド5のみが元竿4の先端より突出し、穂先竿1をこのトップガイド5を持って引き出すことが可能である。そして、この穂先竿1を引き出すと振出式であるので第1中間竿2、第2中間竿3の前端部内面が第1中間竿2と穂先竿1の先端部内面に圧接して第1中間竿2、第2中間竿3を引き出すことができる。
【0013】
〔第2実施例〕
第1実施例と異なる部分を主として説明する。図4及び図5に示すように、元竿4を手元側元竿4Cと先端側元竿4Dとで構成し、先端側元竿4Dに糸導入口4Aを形成するとともに、手元側元竿4Cにリール脚装着部4Bを形成し、手元側元竿4Cを先端側元竿4Dに対して相対移動自在に外嵌してある。
このように、手元側元竿4Cを相対移動自在に構成することによって、図4(イ)(ロ)に示すように、糸aの挿通作業を行う場合は、手元側元竿4Dを糸導入口4Aに近接させる状態に設定して、リール7と糸導入口4Aとを近接させて糸aの挿入作業をやりやすくするように構成するとともに、実釣時においては、図5に示すように、手元側元竿4Dを後方に移動させて、糸導入口4Aとリール7との間隔を大きくして、作用効果の項で記載したような効果を奏することができる。
【0014】
〔別実施例〕
(1) 竿全体の構成としては、穂先竿1、第1中間竿2、第2中間竿3のうちの少なくとも一部を、並継ぎ式に継合するものであってもよい。
これによって、穂先竿1を中間竿2に対して収納する必要から穂先竿1の径についての制約が多い振出式のものに比べて、並継ぎ式の場合にはそのような制約は少なく、中間竿2,3に対して穂先竿1を長くしたものであっても、その径を最適なものにして、その弾性変形量等の調整を容易に行うことができる。
(2) 穂先竿1の糸支持体6としては、次のようなものでもよい。
イ 硬質のリング状糸支持体6を穂先竿1の全長に亘って分散配置するよう にしてもよい。
ロ 糸支持体6としては、螺旋体6Aのみでもよい。
(3) 穂先竿1以外に使用される糸支持体6としては、図6に示すように、単なる硬質のリング状糸支持体6を中間竿2の後端開口に設けてよい。又は、図7に示すように、ブロック状本体の一端面に糸の挿通路6aを形成するとともに、この糸挿通路6aから反対側の他端面にテーパ状に開口する誘導路6bを形成したものでもよい。このような構成を採ると、糸の挿通作業を行う際にテーパ状の誘導路6bが糸挿通経路6aへの糸の誘導を容易にする。
以上、糸支持体6の構成について説明してきたが、糸支持体6の材質としては、セラミック、金属等の硬質材を主とするが、樹脂やゴム等の軟質材を使用してもよい。
(4) 第1,第2中間竿2,3の後端開口部2A,3Aを糸導入口4Aの近くに位置させる位置決め手段Pとしては、次のような構成を採ってもよい。つまり、図8に示すように、中間竿2,3の先端部に大径膨出部2C,3Cを形成し、この大径膨出部2C,3Cを夫々第2中間竿3と元竿4の先端内面に圧接させるように構成する。これによって、第1中間竿2,第2中間竿3の後端開口部2A,3Aを糸導入口4Aに近接させることができる。そして、大径膨出部2C,3Cと相手側内面との圧接状態に抗して更に押し込むと中間竿2,3を元竿4の奥に押し込むことができ、通常の振出竿と同様の使い方ができる。但し、奥に押し込んだ時点でその状態を保持するように、中間竿2,中間竿3等を嵌合固定する機構を設けてもよい。
穂先竿1についても、同様の大径膨出部を形成して、同様の使い方ができる。このような構成によって、位置決め手段Pが作用している状態では、中間竿2等の前後いずれの方向への動きも規制されるところから、糸の挿通作業時に糸通し具が中間竿2等の後端開口部2Aにあやまって接当しても、中間竿2等が移動することはない。
(5) 図9に示すように、糸導入口4Aの先端近くに、中仕切り部材10を設け、この中仕切り部材10で第2中間竿3の後端を受け止め、第2中間竿3の位置決めをする。この状態が第1状態である。この第1状態より中仕切り部材10を反転させて経路より上方に退避させると中間竿2,3と穂先竿1を更に後方に移動でき、第2状態にできる。
(6) 竿全体の構成としては、中間竿2,3を二本使用したものを説明したが、中間竿としては、3本以上でもよく、又、反対に一本でもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ) 穂先竿と中間竿とを第2状態に設定した状態を示す側面図
(ロ) 穂先竿と中間竿とを伸長させた状態を示す側面図
【図2】穂先竿と中間竿とを第1状態に設定した状態を示す側面図
【図3】図2に対応した、穂先竿と中間竿とを示す縦断側面図
【図4】(イ) 元竿を伸縮自在な二段構造にしたもので、穂先竿と中間竿とを第2状態に設定した状態を示す側面図
(ロ) 元竿を伸縮自在な二段構造にしたもので、穂先竿と中間竿とを伸長させた状態を示す側面図
【図5】図4の(ロ)より元竿も伸長状態に設定した状態を示す側面図
【図6】中間竿の後端に装着する糸支持体の別形態を示す縦断側面図
【図7】中間竿の後端に装着する糸支持体の別形態を示す縦断側面図
【図8】位置決め手段の別実施構造を示す縦断側面図
【図9】位置決め手段の別実施構造を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 穂先竿
2,3 中間竿
2A,3A 糸の導入孔
4 元竿
4A 糸導入口
4B リール脚装着部
6 糸支持体
P 位置決め手段
a 糸
Claims (4)
- 穂先竿(1)、中間竿(2,3)、及び、元竿(4)を有し、前記穂先竿(1)の長さを、前記中間竿(2,3)の長さより長くしてある中通し竿において、
前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記元竿(4)に対して伸縮自在に装着するとともに、前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記元竿(4)に収縮させた第1状態で、前記穂先竿(1)と前記中間竿(2,3)の後端に設けた開口(1A,2A)を、前記元竿(4)の糸導入口(4A)の近傍に位置させる位置決め手段(P)を設けるとともに、
前記穂先竿(1)、及び、前記中間竿(2,3)を前記第1状態よりも更に前記元竿(4)の奥側に位置させる第2状態に切り換え可能に構成してある
ことを特徴とする中通し竿。 - 前記穂先竿(1)、前記中間竿(2,3)、及び、前記元竿(4)が振出式に構成してある請求項1記載の中通し竿。
- 前記中間竿(2,3)の後端開口(2A,3A)に、糸(a)を支持する糸支持体(6)を設けてある請求項1、又は、請求項2記載の中通し竿。
- 前記穂先竿(1)の略全長に亘って、糸(a)を支持する糸支持体(6)を設けてある請求項1、請求項2、又は、請求項3記載の中通し竿。
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