JP3583729B2 - イカ釣用仕掛 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はイカ釣用仕掛に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8に示すように、棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となして、その針体取付軸部3にイカを引掛ける針体4を固着した構造のイカ釣用仕掛が存在する。なお、図中、符号5はバランサ、符号6はストッパを示している。
【0003】
この種のイカ釣用仕掛は、図9に示すように、道糸7の先端に小魚等の餌8を取り付けて海中に投入し、その餌8にイカ(図示せず)が抱き付いたときに、道糸連結部2を道糸7に掛け吊るして、その道糸7にガイドさせながら道糸7の先端方向へ移動させてイカの下側に潜り込ませ、その状態で道糸7を操作してイカを針体4に引掛けるように使用するものである。
【0004】
しかしながら、イカが針体4に引掛かった状態でイカが暴れて棒状体1が曲がったりすると、道糸7が弛むことがあって、その道糸7の弛みによりイカが動きやすくなって更にイカの動きが激しくなる傾向があるが、棒状体1はフレキシブルに動けず、撓むことぐらいしかできないので、イカの動きについていけず、イカが針体4から外れやすいという不満があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、イカが針体に引っ掛かった状態でイカの抵抗により道糸が弛むことがあっても、針体がイカの動きに追随して動くことができて、イカが針体から外れるのを防止できるイカ釣用仕掛の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のイカ釣用仕掛は、棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となし、針体4をイカが引掛かったときの抵抗で容易に外れるように針体取付軸部3に対し脱着自在に取付けるとともに、その針体4を棒状体1に対しテグス9又は軟線材により繋いだことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0007】
また、同じく上記課題を解決するために、本発明のイカ釣用仕掛は、棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となして、その針体取付軸部3に針体4を固着し、その針体取付軸部3を棒状体1に対しイカが針体4に引掛かったときの抵抗で容易に外れるように脱着自在に取付けるとともに、その針体取付軸部3を棒状体1に対しテグス9又は軟線材により繋いだことを特徴とする、という構成を採ることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1は本発明の基本形態を示したものである。棒状体1は長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設ける。なお、図では、道糸連結部2を2箇所に設けているが、3箇所以上設けることも可能である。この棒状体1には細い直線状の金属棒などを用いることができる。また、道糸連結部2は線材の先端部をクリップのように環状に屈曲させた形状にすることができる。なお、棒状体1の端に位置する道糸連結部2は棒状体1の端部を屈曲して形成することができるが、棒状体1の中間部位に位置する道糸連結部2は別個の線材により形成して棒状体1に接合することができる。
【0009】
なお、棒状体1には、道糸連結部2と道糸連結部2の中間位置に、その長手方向へ移動可能なバランサ5を取付けるとともに、そのバランサ5を任意の位置に固定可能なストッパ6を取付ける。
【0010】
また、棒状体1は長手方向の他端側を針体取付軸部3となして、その針体取付軸部3に針体4を脱着自在とする。その脱着手段は、イカが引掛かったときの抵抗で針体4が容易に外れるような構造のものを採用する。その脱着手段としては、例えば、軟質パイプ10を使用することができる。すなわち、軟質パイプ10を針体取付軸部3に取付けて、その軟質パイプ10に対し針体4の先端頭部を挿入して摩擦力により固定可能となし、かつ、イカが引掛かったときの抵抗で針体4の先端頭部が軟質パイプ10から容易に脱出可能な構成とすることができる。なお、軟質パイプ10の代わりに孔を有する軟質成形品を用いることも可能である。また、他の脱着手段としては、例えば、図2に示すように、磁石11を用いることができる。すなわち、磁石11を針体取付軸部3に取付けて、その磁石11に対し針体4の先端頭部を吸着且つ分離可能とする構成にすることができる。なお、軟質パイプ10若しくは孔を有する軟質成形品又は磁石11を針体4の側に取付けることも可能である。
【0011】
また、針体4にはテグス9又は軟線材の一端を繋ぎ、そのテグス9又は軟線材の他端を棒状体1に繋ぐ。軟線材の材料は自由であり、伸縮性を有する素材を用いることも可能である。なお、棒状体1の中間部位に設ける上記の道糸連結部2に使用する線材の端部を屈曲してリング12を形成し、そのリング12にテグス9又は軟線材の他端を繋ぐことができる。
【0012】
針体取付軸部3には、図3又は図4に示すように、複数の針体4を適宜な間隔で取付けることができる。各針体4は上記と同様に軟質パイプ10等を使用してそれぞれ脱着自在とし、かつ、各針体4をテグス9又は軟線材で棒状体1に繋ぐ。各針体4は、図3に示すように、それぞれ別々のテグス9又は軟線材で棒状体1に繋ぐことができるが、図4に示すように、1本のテグス9又は軟線材で全ての針体4を棒状体1に繋ぐことも可能である。
【0013】
針体取付軸部3は、図5に示すように、二股状又は三股状等複数本に分岐させることができる。そして、各針体取付軸部3に対しそれぞれ針体4を上記と同様に軟質パイプ10等を使用して脱着自在に取付けることができる。なお、各針体取付軸部3にはそれぞれ針体4を単数又は複数取付けることができる。そして、針体4を複数取付ける場合は、その各針体4を上記のように別々のテグス9又は軟線材で棒状体1に繋いでもよいし、又は、1本のテグス9又は軟線材で全ての針体4を棒状体1に繋いでもよい。
【0014】
次に、図6に示すように、棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となして、その針体取付軸部3に針体4を固着し、その針体取付軸部3を棒状体1に対しイカが針体4に引掛かったときの抵抗で容易に外れるように脱着自在に取付けるとともに、その針体取付軸部3を棒状体1に対しテグス9又は軟線材により繋いだ構成にすることも可能である。なお、針体取付軸部3に固着する針体4は単数でも複数でも自由である。また、棒状体1に対する針体取付軸部3の脱着手段としては、上記のように軟質パイプ10若しくは孔を有する軟質成形品又は磁石11等を使用可能である。また、軟線材には伸縮性を有する素材を用いることも可能である。なお、針体取付軸部3にはテグス9又は軟線材を繋ぐためのリング13を形成することができる。
【0015】
針体取付軸部3を棒状体1に対し脱着自在とする場合も、図7に示すように、その針体取付軸部3を二股状又は三股状等複数本に分岐させることができる。そして、複数本の針体取付軸部3の結合部を上記と同様に軟質パイプ10等を使用して棒状体1に対し脱着自在に取付けることができる。なお、各針体取付軸部3にはそれぞれ針体4を単数又は複数取付けることができる。そして、複数本の針体取付軸部3の結合部を上記のようにテグス9又は軟線材で棒状体1に繋ぐことができる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明のイカ釣用仕掛は、イカが針体4に引掛かったときの抵抗で針体4が針体取付軸部3から外れて、その後はテグス9又は軟線材によって繋がれているだけなので自由に動くことができ、これによりイカの動きに容易に追随することができるので、イカが針体4から外れにくくなるという効果がある。
【0017】
また、請求項2記載の本発明のイカ釣用仕掛も、イカが針体4に引掛かったときの抵抗で針体取付軸部3が棒状体1から外れて、その後はテグス9又は軟線材によって繋がれているだけなので自由に動くことができ、これによりイカの動きに容易に追随することができるので、イカが針体4から外れにくくなるという効果がある。
【0018】
なお、上記の実施形態の説明で述べたように、針体取付軸部3を二股状又は三股状等複数本に分岐させれば、針体4の数を増やして一度に多数のイカを引掛けることができるというメリットがある。また、一本の針体取付軸部3に対し複数の針体4を取付ければ、同じく、一度に多数のイカを引掛けることができるというメリットがある。また、複数の針体4を取付ける場合において、それぞれの針体4を別々のテグス5又は軟線材で繋げば、イカが引掛かった針体4だけ外れて、残りの針体4は接続状態を維持するので、再使用する場合に、外れた針体4だけ接続すればよいというメリットがある。また、複数の針体4の全てを一本のテグス5又は軟線材で繋げば、テグス5等の材料を節約できるというメリットがある。また、脱着手段として軟質パイプ6又は孔を有する軟質成形品を用いれば、針体4や針体取付軸部3に対する固定力がちょうどよくて、イカが引掛かったときの抵抗で容易に針体4や針体取付軸部3を外すことができるというメリットがあり、かつ、低コストで容易に製造できるというメリットもある。また、脱着手段として磁石11を用いれば、同じく、針体4や針体取付軸部3に対する固定力がちょうどよくて、イカが引掛かったときの抵抗で容易に針体4や針体取付軸部3を外すことができるというメリットがあり、かつ、針体4や針体取付軸部3を接続する場合に、吸着させるだけでよいので接続が簡単であるというメリットもある。また、針体4を針体取付軸部3に繋いだり、針体取付軸部3を棒状体1に繋ぐ軟線材として上記のように伸縮性を有する素材を用いれば、針体4が外れたときに自由に動けるのに加えて伸縮もできるので、イカに対する追随性が更に良好になって、ますますイカが針体4から外れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】側面図である。
【図3】側面図である。
【図4】側面図である。
【図5】側面図である。
【図6】側面図である。
【図7】側面図である。
【図8】側面図である。
【図9】使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 棒状体
2 道糸連結部
3 針体取付軸部
4 針体
5 バランサ
6 ストッパ
7 道糸
8 餌
9 テグス
10 軟質パイプ
11 磁石
12 リング
13 リング

Claims (2)

  1. 棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となし、針体4をイカが引掛かったときの抵抗で容易に外れるように針体取付軸部3に対し脱着自在に取付けるとともに、その針体4を棒状体1に対しテグス9又は軟線材により繋いだことを特徴とするイカ釣用仕掛。
  2. 棒状体1の長手方向の一端側に側方へ突出するように複数の道糸連結部2を適宜な間隔をあけて設け、又、棒状体1の長手方向の他端側を針体取付軸部3となして、その針体取付軸部3に針体4を固着し、その針体取付軸部3を棒状体1に対しイカが針体4に引掛かったときの抵抗で容易に外れるように脱着自在に取付けるとともに、その針体取付軸部3を棒状体1に対しテグス5又は軟線材により繋いだことを特徴とするイカ釣用仕掛。
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