JP2003180200A - 鮎掛け用両掛針構造 - Google Patents

鮎掛け用両掛針構造

Info

Publication number
JP2003180200A
JP2003180200A JP2001379880A JP2001379880A JP2003180200A JP 2003180200 A JP2003180200 A JP 2003180200A JP 2001379880 A JP2001379880 A JP 2001379880A JP 2001379880 A JP2001379880 A JP 2001379880A JP 2003180200 A JP2003180200 A JP 2003180200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
fishing
hooking
double
harris
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001379880A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuei Endo
覚衛 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENDO SHINHIME
INUKAI TATEO
Original Assignee
ENDO SHINHIME
INUKAI TATEO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENDO SHINHIME, INUKAI TATEO filed Critical ENDO SHINHIME
Priority to JP2001379880A priority Critical patent/JP2003180200A/ja
Publication of JP2003180200A publication Critical patent/JP2003180200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】鮎釣をするに際し、両掛針2´ ,2´ のシャ
ンク部を一体接合し道糸1を挿通して 係止し、該ハリ
ス3が両掛針1´に引掛からないようにし、鮎釣が行え
るようにする。 【手段】相対向する両掛針2´ ,2´ のシャンク部4
を密着接合し、捩り形状にし、基端部に形成したループ
部5に道糸1を挿通し、ハリス3を巻装して両掛針2´
一体的に係止するに際し、ハリス3が間隙に入り込んで
引掛からないようにする。 【効果】道糸1を両掛針2´ に係止するに際し、用い
るハリス3が当該両掛針2に 絡み合いも生ぜず、間隙
にハリス3が入り込むことは無く、その操作に際し、極
めて簡単に設計通りの鮎釣が行える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、山間部の谷川の渓流
等において、鮎釣する際の竿に延設してその先端部に於
いて、ハリスを介して道糸に一体連結接合させる釣針の
構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、衣,食,住のすべてに亘っ
て極めて豊かになり、寿命的にも年齢層が高くなり、世
界的にも第一位や第二位などの高齢社会になってきてお
り、したがって、当該高齢層においての余暇時間の過ご
し方にマラソンやジョギングやゲートボール等のスポー
ツや運動を用いるタイプもあるが、当該高齢層にあって
は、身体的な健康の度合いも一様では無く、かかるスポ
ーツや運動に余暇時間を用いる場合よりも渓流などに於
ける魚釣の如く沈思黙考等する方が余暇時間の過ごし方
としては有効的な場合が多々ある。
【0003】而して、当該渓流等における魚類の釣にお
いては、近時周知の如く海釣に比べて安全性が極めて高
く、又、周囲の景観に於いて沈思黙考等する場合に、当
該渓流の状態や周囲の自然環境等によって、当該釣の対
象となる魚が鮎である場合が多く見られるようになって
きている。
【0004】そして、当該渓流における鮎釣等は、単に
余暇の過ごし方ばかりでなく趣味をも満足させる利点が
有り、又、当該収穫として捕った魚の鮎が、帰宅後の家
庭における夕食材ともなり、家族にとっても好感が持て
る意味において、一種の趣味道楽の惣菜に歓迎される一
つとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而しながら、互人にお
いて経験が有る如く、渓流釣は当該鮎等の種類にもよる
が次のような問題が有った。
【0006】即ち、図5に示す様に図示しないグラスフ
ァイバーロッドやカーボンファイバーロッド又は、竹製
の竿に延設しガイド環を介して設けた道糸の先端に所定
の金属製の釣針を取り付けねばならないが、当該釣針を
竿に沿って延設する道糸に直接的に釣針を係止するので
はなく、当該図5に示すように、図示しない竿から延設
する道糸1の先端部に釣針2を該釣針に設けたハリス3
を介し係止するようにするのが一般的であった。(当該
図5は2本の釣針が直列的に係止している態様であ
る。)
【0007】而しながら、当該ハリス3は道糸1に比べ
て径が細かく一種の細い糸によって作られている為に、
又、道糸1がテーパーラインとして先部が細くなってお
り、当該ハリス3による回し締めにより当該道糸1の先
端部に釣針2を係止するのが常套手段であり、上述した
如く、道糸1の先端部とハリスがその太さが異なる為に
又、ハリス3の径が細い為に手巻きによる係止が釣場等
に於いてはしずらいという欠点が有り、又、その単針2
をハリス3により係止するには手間が大変な為に結局テ
グス等や、或いは、通常の糸等で手巻き式に係止するの
が極めて難しく、又、釣針2に掛けた鮎を水濡れ状態の
釣針から取り外すに際しては極めて困難であるという難
点が有った。
【0008】又、この場合、当該鮎を水中から引き上げ
て収穫作業を行うに際しては、ハリス3の端部が相対的
に水中にいる状態で浮遊したり、又、道糸1に絡まった
りすることをセット時の様に直すには極めて手間がかか
るという不具合があった。
【0009】これに対処するに、図4に示すように在来
の釣針2を両方方向に開くような両掛針2´ が案出さ
れるようになっており、益々釣が良いようになる技術が
案出されて実用に供されているが、当該両掛針2´ の
接合部における間隙に当該ハリス3が食い込んで、場合
によってハリス3が道糸1の端部と複雑に絡み合い、就
く、当該釣針2´ が水中や、或いは、水濡れ状態の場
合には複雑に両者が絡み合い、したがってこれをセット
時の状態に直すには熟練と長い時間の手間を要するとい
う不利点が有った。
【0010】したがって、結局はテグス等を用いて釣針
2´ に対しハリス2を巻回させて使わねばならないと
いう煩瑣なデメリットが有った。
【0011】このため、趣味と道楽と実益を兼ねて行う
鮎釣を経時的に中途で放棄せねばならないというデメリ
ットも有った。
【0012】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく、最初から釣針を180°の両方向に開いた両掛
針とし、両者の基部にループを形成させて道糸を挿通
し、その端部を道糸により捩りされた釣針に巻回させて
又、両釣針を捩りした状態にし、ハリスの道糸に対する
巻回は極めて容易に行われ、ハリスの端部が当該両掛針
に引掛からず完全な鮎釣として機能するようにして、娯
楽産業における趣味道楽技術利用分野に益する優れた鮎
掛け用両掛針を提供せんとするものである。
【0013】
【発明が解決しようとする手段】山間部の渓流や谷川に
於いて、鮎釣をするに際し、釣竿に係止しガイド環等を
介して延設する道糸の先端にハリスを介して対向的に掛
止めする両掛針において、該両掛針が180°を介して
双方向に曲折されており、そのシャンク部に該ハリスが
係止構造されて上記道糸に連携されるようにされている
ようにすることを基幹とし、上記双方の釣針が、そのシ
ャンク部にあっては平行的に一体接合されているように
し、上記双方の釣針のシャンク部が相互に捩り合わされ
て一体化されているようにし、上記双方の釣針の対向間
隙部にハリスが入らないような形状にされているように
し、上記双方の釣針の基部にループ状部が形成されて上
記道糸の先端が結合されているようにもし、上記双方の
釣針が共に一体成形されているようにもした技術的手段
を講じたものである。
【0014】
【作用】上述構成において、山間部の渓流や谷川にて鮎
釣を行うに際し、相対向する方向に180°開いて形成
した両掛針のシャンク部に捩り形状部を形成させるか、
又は、ストレート状の間隙を無いようにし、両者の基部
に於いて形成させるループ部に道糸の端部を挿通し、ハ
リスを簡単に巻回装着して道糸に係止するようにしたり
する場合に、ハリスが両者の間に入り込むことも無く、
スムーズに両掛針機能が全うされて、確実に鮎釣が出来
るようにしたものである。
【0015】
【発明が実施しようとする形態】次に、この出願の発明
の実施しようとする形態を実施例の態様として図1,
2,3に基づいて説明すれば以下の通りである。尚、第
4,5図と同一態様部分は同一符号を用いて説明するも
のとする。
【0016】当該図示態様は渓流に於ける鮎釣に用いる
両掛針の態様であり、図1に示す実施形態はこの出願の
発明の基本的実施形態の態様であり、在来態様と同一製
造工程において作られた双方向に相対向して曲折された
そのストレート状のシャンク部4の間隙は溶接により一
体化されて間隙が無いようにし、又、その基部にはルー
プ部5が形成されて当該ループ状部5には道糸1が挿通
されて図示しない竿のガイド環を挿通するようにされて
いる。
【0017】したがって、ループ部5に挿通された道糸
1の先端部は当該両掛針2´ ,2´ の間の間隙4を通
してハリス3により一体的に巻回されて係止するように
されている。
【0018】したがって、当該態様においては、図示し
ない鮎が水中において浮遊しても、多少の踊り動作があ
っても、ハリス3はその端部が当該間隙において鮎に引
掛かるような状態は現出されず、当該釣人はハリスをそ
の絡みを解く等の無駄な作業はほとんど必要無いもので
ある。
【0019】そして、図2,3に示す実施の形態におい
ては、一対の両掛針2´ ,2´ のシャンク部4をその
基端部のループ部5の他の部分は捩り状にして当該道糸
1の端部をループ状部5に挿通し、その端部をハリス3
により巻装するに引掛かりを生ぜず、両掛針2´ ,2
´ 初期の目的機能通りに鮎釣のみに働き、釣人はハリ
ス3の絡み合った部分を取るなどの手間を要さず、した
がって当該態様においても、テグスや糸などを用いるこ
となく渓流釣が満足裡に全うすることが出来るものであ
る。
【0020】尚、両掛針2´ ,2´ は捩り状に形成し
てあることにより、対向する180°開いた間隔を保ち
続け、ハリス3の道糸1に対する絡みのない状態を成す
ことが出来、スムーズに完全な鮎釣の設計通りの機能を
発揮させることが出来る。
【0021】当該両掛針2´ ,2´ が捩り状に形成し
ているがために、ハリス3を介しての装着など面倒な手
間が要らないものである。
【0022】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、所定間
隔相互の開いて双方向に曲折する方向に延設した両掛針
がシャンクの基部にループ状部を形成させてあることに
より、該ループ状部に道糸を挿通してシャンク部に巻装
したハリスを介して一体化することにより、その両端部
にハリスを簡単に取り付けることが出来、したがって、
当該シャンク部が交互に捩り状になっている為にハリス
が引掛からず又、当該シャンク部が接合して接合されて
いることによりハリスが入り込まず、該ハリスを巻装す
る場合には当該両掛針を用いて道糸と巻回することが出
来るために引掛かるようなことは無く、その手間がかか
らず、鮎釣機能を初期設計通りに果たす事が出来るとい
う優れた効果が奏される。
【0023】又、両掛針により釣り上げた鮎から取り外
すこともスムーズに行える為に、釣り上げた鮎を傷める
ことは無く、したがって、夕食の惣菜にすることも出来
るというメリットもある。
【0024】そして、総合的に鮎釣に際し、かような手
間が全くかからず、ハリスの引掛かりも生ぜず、趣味や
道楽に徹することが出来るという利点がある。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の基本的形態の斜視図である。
【図2】他の実施形態の斜視図である。
【図3】別の形態の拡大斜視図である。
【図4】従来技術に基づく両掛針の斜視図である。
【図5】在来態様の斜視図である。
【符号の説明】 1 道糸 3 ハリス2´ ,2´ 2´ 両掛針 2 針 4 シャンク部 5 ループ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 覚衛 宮城県黒川郡大和町宮床字下小路45の1 Fターム(参考) 2B107 AB02 AB19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣竿に係止して延設する道糸の先端にハリ
    スを介して対向的に掛止めする両掛針において、該両掛
    針が180°を介して双方向に曲折されており、そのシ
    ャンク部に該ハリスが係止構造されて上記道糸に連携さ
    れるようにされていることを特徴とする鮎掛け用両掛針
    構造。
  2. 【請求項2】上記双方の釣針が、そのシャンク部にあっ
    て平行的に一体接合されていることを特徴とする請求項
    1記載の鮎掛け用両掛針構造。
  3. 【請求項3】上記双方の釣針のシャンク部が相互に捩り
    合わされて一体化されていることを特徴とする請求項1
    記載の鮎掛け用両掛針構造。
  4. 【請求項4】上記双方の釣針の対向間隙部にハリスが入
    らないような形状にされていることを特徴とする請求項
    1記載の鮎掛け用両掛針構造。
  5. 【請求項5】上記双方の釣針の基部にループ状部が形成
    されて上記道糸の先端が結合されていることを特徴とす
    る請求項1,2,3いずれか記載の鮎掛け用両掛針構
    造。
  6. 【請求項6】上記双方の釣針が共に一体成形されている
    ことを特徴とする請求項1記載の鮎掛け用両掛針構造。
JP2001379880A 2001-12-13 2001-12-13 鮎掛け用両掛針構造 Pending JP2003180200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379880A JP2003180200A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 鮎掛け用両掛針構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379880A JP2003180200A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 鮎掛け用両掛針構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003180200A true JP2003180200A (ja) 2003-07-02

Family

ID=27591209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001379880A Pending JP2003180200A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 鮎掛け用両掛針構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003180200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054653A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Kenichi Shu 針の軸頭部とフック部にハリス止めかリングを持つ釣針
US7424786B1 (en) * 2007-01-29 2008-09-16 Bruce Carl Nelson Fishing lure having two or more hooks
US20170188560A1 (en) * 2016-01-05 2017-07-06 Graham Tackle, LLC Flared double fish hook

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054653A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Kenichi Shu 針の軸頭部とフック部にハリス止めかリングを持つ釣針
JP4569892B2 (ja) * 2006-08-31 2010-10-27 健一 朱 針の軸頭部とフック部にハリス止めかリングを持つ釣針
US7424786B1 (en) * 2007-01-29 2008-09-16 Bruce Carl Nelson Fishing lure having two or more hooks
US20170188560A1 (en) * 2016-01-05 2017-07-06 Graham Tackle, LLC Flared double fish hook
US10750730B2 (en) * 2016-01-05 2020-08-25 Graham Tackle Llc Flared double fish hook

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4649664A (en) Apparatus for securing a fishing lure to a fishing line
US20070169399A1 (en) Fish hook and method of attaching to fishing tackle
US10136623B2 (en) Rattling fish hook
US20060265939A1 (en) Device for affixing attachments to a fishing line
US5009025A (en) Quick tie device
US5537776A (en) Fishing line connector
JP2003180200A (ja) 鮎掛け用両掛針構造
US20090113785A1 (en) Fish hook
US8826585B2 (en) Fishing hook assembly
US20090151220A1 (en) Hook assembly
KR19990022800A (ko) 낚시 바늘
US5598660A (en) Apparatus for tying fishing line to a lure
JP3076178U (ja) 蛸釣り具
JP2000232837A (ja) 釣り針
US20220361465A1 (en) Double Jig Hook
EP1110448A1 (en) Fishline twist correcting device and fishing rod
JPH0117987Y2 (ja)
JPH0715418Y2 (ja) ハリス止
JP2917137B1 (ja) 釣 具
JP3031636U (ja) ルアー等の釣糸結び用リング
KR200384841Y1 (ko) 낚시목줄매듭형성용 자
KR20210046304A (ko) 낚시 바늘 일체형 낚시용 편대
JP2004033196A (ja) 魚釣りの仕掛け装置
JP2525676Y2 (ja) 鮎の友釣り用ハリハリス
JP3071048U (ja) イカ釣り用仕掛け