JPH0830206A - 表示板等の固定具 - Google Patents

表示板等の固定具

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Publication number
JPH0830206A
JPH0830206A JP18302194A JP18302194A JPH0830206A JP H0830206 A JPH0830206 A JP H0830206A JP 18302194 A JP18302194 A JP 18302194A JP 18302194 A JP18302194 A JP 18302194A JP H0830206 A JPH0830206 A JP H0830206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wire rod
tree
elastic material
fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP18302194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sakai
謙次 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAI DESIGN STUDIO KK
Original Assignee
SAKAI DESIGN STUDIO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAKAI DESIGN STUDIO KK filed Critical SAKAI DESIGN STUDIO KK
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Publication of JPH0830206A publication Critical patent/JPH0830206A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 断面形状が凹字型、V字形、あるいは皿状円
筒型等の線材保持具2と、弾性材からなる線材1とから
なる固定具において、該線材の略中間部に表示板4を設
け、前記線材保持具2に孔を複数個穿設し、該孔に弾性
材からなる線材1の一端部を挿通し、フリー状態にし、
先端部にストップリング3を固定し、同じく弾性材から
なる線材1の他端部は、挿通してフリー状態にし、先端
部にストップリング3を固定するか、または、弾性材か
らなる線材1の先端を線材保持具2に固定した表示板等
の固定具。 【効果】 樹木の成長に従って、弾性のある線材が引き
伸ばされるのに、加えて、線材保持具に対して、弾性の
ある線材が移動できるので、樹木を傷つけることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庭園、公園あるいは街
路に植樹されている、樹木に、その樹木の名称、説明
文、または近辺に生息する鳥類名等を表示した表示板を
木の幹に固定する表示板等の固定具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示板は、樹木に直接針
金等の紐部材で縛り付けたもの。あるいは、樹木に直接
釘等で固定したものが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術である樹木に直接針金等で縛り付けたものは、
樹木が成長していく過程で太くなる。このために、樹木
自体に針金がくい込んで傷つけることになってしまう問
題点があった。同じく、表示板を樹木に直接釘等で固定
したものも、樹木の成長によって傷つけることになって
しまう問題点があった。
【0004】本発明は、これらの事情に鑑み、前記従来
技術の欠点を解消し、簡単な構成で、表示板等が樹木に
設置ができるものである。特に樹木の成長に従って幹が
太くなる。この幹が太くなるのに従って、弾性のある線
材が引き伸ばされ、弾性だけでは耐えられなくなるまで
幹が太くなると、線材は線材保持具にフリー状態で挿通
されているので、線材が線材保持具に対して移動し、樹
木の成長による太さの変化に追従するようにした表示板
等の固定具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図ったもので、断面形状が凹字型、V字形、あるい
は皿状円筒型等の線材保持具と、弾性材からなる線材と
からなる固定具において、該線材の略中間部に表示板を
設け、前記線材保持具に孔を複数個穿設し、該孔に弾性
材からなる線材の一端部を挿通し、フリー状態にし、先
端部にストップリングを固定し、同じく弾性材からなる
線材の他端部は、挿通してフリー状態にし、先端部にス
トップリングを固定するか、または、弾性材からなる線
材の先端を線材保持具に固定するという技術手段を採用
した。
【0006】
【作用】本発明は、以上の技術手段を採用することによ
り、簡単な構成で、樹木の成長によって幹が太くなる。
この幹が太くなるのに従って弾性のある線材が引き伸ば
され、この伸びが限界になると、線材が線材保持具の孔
にフリーの状態で挿入されているために、移動が起こ
り、これによって線材が樹木にくい込むことがなく、従
って傷つけることがなくなった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。本発明の具体的な一実施例として、図1に基
づいて説明すると、シリコンゴム等の弾性のある線材1
と、樹木に優しいアルミ材、合成樹脂材等で形成した断
面形状が略凹字型、V字型、あるいは皿状円筒型等の線
材保持具2(特に、本実施例で示したものは略凹字型の
もの)と、前記弾性のある線材1の両端部に取り付けた
Oリング状のストップリング3と、前記弾性のある線材
1の適宣位置に適宣手段で取り付けた表示板4とにより
なる表示板等の固定具である。
【0008】ここで、本発明の表示板等の固定具につい
て、さらに詳細に説明すると、図1からも理解できるよ
うに、先ず、表示板4を適宣の手段で弾性のある線材1
に取り付け、線材保持具2の断面形状が略凹字型の両立
ち上がり部5の一方には2つの孔6を穿設し、他方には
1つの孔7を穿設してある。この両方の立ち上がり部5
の孔のうち、一方の2つの孔6の内1つと、他方の1つ
の孔7とに弾性のある線材1の一端を挿通し、この挿通
した弾性のある線材1の端部にはOリング状のストップ
リングが固定されている。
【0009】そして、一方の2つの孔6の内残ったもう
1つの孔を利用して、弾性のある線材1の他端を挿通し
て、同じく挿通した線材の端部にはOリング状のストッ
プリング3を固設してなるものである。なお、この弾性
のある線材1の端部にOリング状のストップリング3を
固設しないで、直接線材保持具2に固定しても良い。
【0010】次に、具体的に樹木に表示板を固定する場
合について説明する。先ず、その樹木の名称、説明文を
印刷した表示板4を適宣手段により弾性のある線材1に
取り付け、さらに弾性のある線材1を樹木に回し付け
て、樹木の成長に従って生じる引っ張り力に対して、弾
性のある線材1が線材保持具2を移動できるように(こ
れは、線材保持具2に穿設した2つの孔6、1つの孔7
のどちらも、弾性のある線材1の径よりも若干小径であ
る)、その一端を線材保持具2の一方の立ち上がり部5
の2つの孔6のうち、1つの孔に挿通して、さらに線材
保持具2の他方の1つの孔7に挿通したあとさらに6の
うちの他方の孔に挿通し、端部に孔より大きいOリング
状のストップリング3を取り付けて、弾性のある線材1
が線材保持具2から外れてしまうのを防止される。
【0011】また、弾性のある線材1の他端は、線材保
持具2の一方の立ち上がり部5の2つの孔6のうち、残
りの1つの孔に挿通させ、同じく端部には孔より大きい
Oリング状のストップリング3を取り付けてある。ある
いは、この弾性のある線材1の他端部は、線材保持具2
に直接固定しても良い。
【0012】そして、樹木が成長して幹が太くなるのに
従って、弾性のある線材1が伸びて、樹木に傷をつけな
いようになる。この弾性のある線材1の弾性限界を超え
る程、樹木が成長して幹が太くなると、弾性のある線材
1は、線材保持具2の両立ち上がり部5に穿設した一方
の2つの孔6、他方の1つの孔7に挿通されて、引っ張
り力が作用するとフリーの状態になっているので、この
孔6と孔7とに挿通されている弾性のある線材1が線材
保持具2を移動して、樹木に傷をつけないものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)樹木の成長に従って、弾性のある線材が引き伸ば
されるのに、加えて、線材保持具に対して、弾性のある
線材が移動できることによって、樹木を傷つけることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に関する表示板等の固定具を
示す平面図である。
【符号の説明】
1‥‥弾性のある線材 2‥‥線材保持
具 3‥‥ストップリング 4‥‥表示板 5‥‥立ち上がり部 6‥‥2つの孔 7‥‥1つの孔 8‥‥スプリン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が凹字型、V字形、あるいは皿
    状円筒型等の線材保持具と、弾性材からなる線材とから
    なる固定具において、該線材の略中間部に表示板を設
    け、前記線材保持具に孔を複数個穿設し、該孔に弾性材
    からなる線材の一端部を挿通し、フリー状態にし、先端
    部にストップリングを固定し、同じく弾性材からなる線
    材の他端部は、挿通してフリー状態にし、先端部にスト
    ップリングを固定するか、または、弾性材からなる線材
    の先端を線材保持具に固定したことを特徴とする表示板
    等の固定具。
JP18302194A 1994-07-13 1994-07-13 表示板等の固定具 Pending JPH0830206A (ja)

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012088644A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Shirahige Sangyo Co Ltd 情報表示用具
KR101287020B1 (ko) * 2013-02-13 2013-07-17 켐코코리아 주식회사 식물 개체 관리를 위한 수목용 인식표
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KR101498455B1 (ko) * 2013-04-26 2015-03-05 켐코코리아 주식회사 바코드와 rfid 및 인식표를 장착 가능한 식물 개체 관리용 인식기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253070B2 (ja) * 1986-06-06 1990-11-15 Wacoal Corp
JPH068619U (ja) * 1992-07-08 1994-02-04 伸光企業株式会社 注意喚起灯

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