JPH068619U - 注意喚起灯 - Google Patents

注意喚起灯

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JPH068619U
JPH068619U JP5413492U JP5413492U JPH068619U JP H068619 U JPH068619 U JP H068619U JP 5413492 U JP5413492 U JP 5413492U JP 5413492 U JP5413492 U JP 5413492U JP H068619 U JPH068619 U JP H068619U
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進 亀井
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伸光企業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事現場の存在を示し歩行者等の注意を喚起
する発光体であって、それ自体は非回転ながら恰も回転
しているかの観を呈する注意喚起灯。 【構成】 発光面を外向きにした姿勢で相互間に適宜の
間隔をおき円周上に配置されて支持板(10)により支持さ
れた複数の発光ダイオード(12),(12)と、これらダイオ
ードを所定順かつ間欠的に発光させる制御部(16)と、該
制御部への入力電線(20)および該制御部からの分岐電線
(22)とを備え、両電線の端部には夫々コネクター(24),
(26)が取付けてあると共に、少なくとも前記制御部(16)
の一部分と発光ダイオード(12),(12)とこれらを載置し
た支持板(10)とが透明外筒(30)の凹部(32)の中に収容し
てあり、該凹部へ充填され硬化した不透明、半透明もし
くは透明の樹脂(34)の内部に封埋されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築工事、舗装工事、電気工事、ガス工事、水道工事、等々の各種 工事現場に設置される注意喚起灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
工事区域の境界を示し、歩行者等に対して安全上の注意を喚起すべく工事現場 に設置される注意喚起用ライトとしては、複数の電球を横設電線から吊り下げる 簡易な方式、或は該電球等の発光体の周りに反射鏡を回転させる複雑な構成のも の、さらにはポリ塩化ビニール等のチューブの中へ多数の小型電球を間隔をおき 列設状態に収容し順次間欠的に点滅させる方式、などが提案され夫々実用されて いる。
【0003】 しかしながら、裸電球吊下げ式では衝撃により電球が破損しやすく、反射鏡回 転式の場合にはモーター等を内蔵するため構造が大型かつ複雑なものとなり安価 に提供できず、更にチューブ収容断続点灯式では制御回路部を別途用意せねばな らず、工事現場境界の長さに合わせるための注意喚起用ライト群の延長が必ずし も容易でない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そのため本考案の課題は、工事現場の存在を示し歩行者等の注意を喚起する発 光体であって、それ自体は非回転ながら恰も回転しているかの如き観を呈すると 共に、小型かつ構造簡潔で、しかも連設個数の増減が容易な注意喚起灯を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決すべくなされた本考案の概要につき、図中の符号を用いて先ず 説明すると、本考案に係る注意喚起灯は、発光面を外向きにした姿勢で相互間に 適宜の間隔をおき円周方向に放射状に配置されて支持板(10)により支持された複 数の発光ダイオード(12),(12)と、これらダイオードを所定順かつ間欠的に発光 させる制御部(16)と、該制御部への入力電線(20)および該制御部からの分岐電線 (22)とを備え、両電線の端部には夫々コネクター(24),(26)が取付けてあると共 に、少なくとも前記制御部(16)の一部分と発光ダイオード(12),(12)とこれらを 載置した支持板(10)とが透明外筒(30)の凹部(32)の中に収容してあり、該凹部へ 充填され硬化した不透明、半透明もしくは透明の樹脂(34)の内部に封埋されてい ることを特徴とする。
【0006】 本考案の注意喚起灯における透明外筒には半透明のものを含み、屋外で長時間 風雨に曝されても容易に脆化せず絶縁性にも優れた材料、例えばポリ塩化ボニー ル樹脂やポリカーボネート樹脂、等が好適である。また、該円筒内部への充填後 に硬化させる樹脂としては、硬化前にはペースト状で取扱容易、しかも絶縁性良 好なシリコーン樹脂、等が適当であり、それらは2液混合硬化型、加熱硬化型あ るいは触媒硬化型プレポリマー等であることが望ましい。
【0007】 前記の硬化性樹脂中に封埋される発光ダイオードは複数の支持板に夫々所要個 数を載せ上下2段以上に配置してもよく、或は1枚の支持板により1段に構成し てもよい。何れにしても、各段についての発光ダイオード個数は、少なくとも3 〜4個以上、たとえば4〜8個程度、さらには機能と製造価格の点からして5〜 7個であることが望ましい。
【0008】
【作用】
本考案の注意喚起灯はこのような構成としたものであるから、使用に際しては 、一の喚起灯の入力電線を他の喚起灯の分岐電線へ順次コネクターを介し接続す ることにより所要個数を連結して設置し、電源を入れれば各灯は夫々静止してい るにも拘わらず恰も点滅しつつ回転しているかの如き観を呈する。
【0009】 さらに、本考案の注意喚起灯には回転等の可動部材は全く含んでいないので、 破損や作動不良などの不都合を来す虞れはない。発光ダイオードの時差点滅を制 御する制御部の回路は、例えば該ダイオード個数が5個の場合の一例としては、 (第1ダイオード点灯、第3ダイード消灯)−(第2ダイオード点灯、第4ダイ ード消灯)−(第3ダイオード点灯、第5ダイード消灯)−(第4ダイオード点 灯、第1ダイード消灯)−(第5ダイオード点灯、第2ダイード消灯)の順のサ イクルを自動的に反復するよう構成しておけばよく、該回路自体はさほど複雑で はない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案一実施例に係る注意喚起灯(以下単に「ライト」と記す)を図面 に基づき説明する。図1に示すように、このライトは上下2段の円形支持板(10) ,(10)にそれぞれ6個の発光ダイオード(12),(12)を等間隔かつ同一円周上に配置 したものである。各発光ダイオードは発光面を外向きにしてある。該ダイオード 群への給電は制御部(16)から円筒形支柱(14)の内部を通したリード線により行う 構造であるが、その配線ならびに制御部内の回路の詳細は図示を省略してある。
【0011】 制御部(16)へ接続されている入力電線(20)の端部には雄型コネクター(24)を、 また同じく制御部へ接続された分岐電線(22)の端部には雌型コネクター(26)をそ れぞれ取付けてある。
【0012】 そして、ポリ塩化ボニール樹脂製で有底かつ透明円筒形の外筒(30)の中央に位 置した円筒形凹部(32)の中に、透明ないし半透明のシリコーン樹脂(34)が図2に 示すように充填されて硬化している。この樹脂(34)の内部には、前記制御部(16) 、この制御部から垂下した支柱(14)、並びに、この支柱に止着され且つダイオー ドを載置した上下2段の支持板(10),(10)、の全てが封埋された構造である。
【0013】 このライトの製作は、支持板上のダイオード群と外部への電線とを予め制御部 へ接続したのち、これを図1中の矢印Yのように示すように、前記外筒(30)の凹 部(32)の中へ挿入しつつ樹脂(34)を注入していき、制御部(16)の上端面までを被 覆した該樹脂が硬化したのち、その上面を図2に示すように所要形状に仕上げれ ばよい。
【0014】 このよにして製作したライト(A)は、図3のように、前記コネクター(24),(25) により隣のものと順次接続することにより、全体としては長大なコードから多数 のライトを分岐して取り出したかの如き連結体とする。そして例えば、該連結体 を屋根形のバリケード体(T)の頂部の梁から紐状体(B)により吊り下げればよい。
【0015】 各ライト各段のダイオードは夫々6個であるため、点滅制御は一例として(第 1、4ダイオード点灯、第3、6ダイオード消灯)−(第2、5ダイオード点灯 、第1、4ダイオード消灯)−(第3、6ダイオード点灯、第2、5ダイオード 消灯)、のサイクルを自動的に反復させる回路構成とすることができる。
【0016】 本実施例のように各ライトが上下2段のダイオード群を備えている場合には、 両段におけるダイオード点滅を同期させるほうが、各ライトの「疑似」回転の感 じを強める上で好ましい。
【0017】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案の構成要件を備え、 かつ本考案の目的を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実 施できる。例えば、外筒の上端へキャップを被嵌すれば、該外筒と内部樹脂との 間の接合強度が若干不十分な場合にも該内部樹脂の離脱を防止でき好都合である 。
【0018】
【考案の効果】
本考案の注意喚起灯は以上のように構成してあるから、 外筒を内部樹脂成形用 のモールドとして活用できるため製作容易であるのみならず、成形後は該外筒に 保護された内部樹脂が各ダイオード群を外からの衝撃や雨水などから保護するた め、装置全体としての耐久性が良好なほか、各群内の発光ダイオードが全て静止 しているに拘わらず群全体としては「いかにも」回転しているかのような感じを 看者に与えるから、構造簡潔で製作容易でありながらも工事現場境界域での注意 喚起作用が顕著であるのみならず、複数個を隣接して配設することも容易であり 、その実用上の効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例を示した分解斜視図。
【図2】同じく縦断面図。
【図3】使用状態を示した斜視図。
【符号の説明】
(10) 支持板 (12) 発光ダイオード (20) 入力電線 (22) 分岐電線 (24) コネクター (26) コネクター (30) 透明外筒 (32) 凹部 (34) 樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光面を外向きにした姿勢で相互間に適
    宜の間隔をおき円周方向に放射状に配置されて支持板(1
    0)により支持された複数の発光ダイオード(12),(12)
    と、これらダイオードを所定順かつ間欠的に発光させる
    制御部(16)と、該制御部への入力電線(20)および該制御
    部からの分岐電線(22)とを備え、両電線の端部には夫々
    コネクター(24),(26)が取付けてあると共に、少なくと
    も前記制御部(16)の一部分と発光ダイオード(12),(12)
    とこれらを載置した支持板(10)とが透明外筒(30)の凹部
    (32)の中に収容してあり、該凹部へ充填され硬化した不
    透明、半透明もしくは透明の樹脂(34)の内部に封埋され
    ていることを特徴とする注意喚起灯。
JP5413492U 1992-07-08 1992-07-08 注意喚起灯 Expired - Lifetime JP2565233Y2 (ja)

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JP5413492U JP2565233Y2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 注意喚起灯

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JPH068619U true JPH068619U (ja) 1994-02-04
JP2565233Y2 JP2565233Y2 (ja) 1998-03-18

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0830206A (ja) * 1994-07-13 1996-02-02 Sakai Design Studio:Kk 表示板等の固定具
JP2002116720A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Dejitto:Kk 看板用照明ユニット
KR101051556B1 (ko) * 2008-08-29 2011-07-22 주식회사 알토 등기구를 이용한 동절기 콘크리트 양생 시공방법

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JP2565233Y2 (ja) 1998-03-18

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