JP4527258B2 - 看板用照明ユニット - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
この発明は、透明パネルに画いた文字・図形等を裏面から照明するタイプの看板に用いられる照明ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の照明型看板は、例えば特開平3−73992号公報や、特開2000−148051号公報に示されているように、ケース内に反射板を設け、蛍光燈のような光源を設けたものが一般的である。このような照明型看板を組立てるには、ケース内に反射板を取り付け、さらに蛍光燈のほか安定器、グローランプ、進相コンデンサなどの制御機器を配線と共に取り付ける必要がある。
【0003】
【発明の課題】
通常、上記のような光源は、一個の場合が少なく、複数本、多いときは百個を超える場合も希れでなく、反射板や制御機器の取り付けに非常に手間を要する問題がある。しかも制御機器は光源の反射を阻害しないように取り付ける必要があり、その取り付け位置も配慮しなければならない。
【0004】
さらに、反射板の形状配置によって同じ光源でも明るさが大きく異なることは明らかであり、ひいては省エネルギの問題にもつながるため、これについても検討する必要がある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、照明型看板を簡単に組立てることができるようにすることである。
【0006】
この発明の他の課題は、反射板を工夫して出来るだけ明るさを高め、省エネルギをはかることである。
【0007】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、底面反射板の両側縁に、この両側縁から外側にテーパ状に拡がる側面反射板をそれぞれ接続し、前記底面反射板のほぼ中央に蛍光燈を取り付け、この蛍光燈の制御機器を一方の側面反射板の裏面に取り付け、この制御機器を電源に接続するコネクタと他の制御機器に電源を供給するコネクタとを設けた看板用照明ユニットにおいて、
前記底面反射板の両側縁部とそれぞれの側面反射板の側縁部をほぼく字形に折れ曲った平坦な受け板を有する形材の前記受け板によって接続・支持し、同様の形材を前記それぞれの側面反射板の上端に接続した構成を採用したのである。
【0008】
前記底面反射板の両側縁の両面に、側面板をそれぞれ接続することができる。この場合、蛍光燈は底面反射板の両面に半分ずつ露出するように取り付けるのがよい。前記底面反射板に対するそれぞれの側面反射板の角度をほぼ135°にしておくのがよい。また、前記形材の受け板の裏面に平坦面を設け、側面反射板の上端に接続した形材の裏面平坦面と隣接する照明ユニットの側面反射板の上端に接続した形材の裏面平坦面を向い合せて連結し、隣接する照明ユニットを接続することができる。これらの隣接する側面反射板間の角度はほぼ直角にしておくのがよい。
【0009】
【実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、この発明の照明ユニット1は、反射アセンブリ10と光源20より成る。この反射アセンブリ10は、底面反射板11と、その両側から外側にテーパ状に拡いた側面反射板12、12と、前記底面反射板11及び側面反射板12をそれぞれ接続するアルミニウム押し出し形材13と、それぞれの側面反射板12の上端に取り付けられたアルミニウム形材13より成る。アルミニウム形材13と反射板11及び12を固定するには、リベットや木ネジを用いるのが好ましいが、接着剤でもよい。
【0010】
前記形材13には、ほぼく字形に折れ曲った平坦な受け板13a、13bが設けられ、前記反射板11と12の側縁部を支持している。また、一方の受け板13bの内側縁には、反射板12の側面が突き当たるストッパ13cが設けられ、反射板12の位置決めが出来るようになっている。そして、これらの形材13によって支持される反射板11と反射板12の光反射面の角度αは、ほぼ135°にして反射アセンブリ10の反射効率を良好とし、かつ反射板11、反射板12、受け板13aの光反射面に艶出し白色フィルムを貼り着けるか又は艶出し白色塗膜を形成して見かけ反射率を高めてある。なお、図1中、符号13dは、ケーシング(図示せず)に取り付けるための孔であり、符号13eは形材裏面の平坦面である。
【0011】
前記光源20は、蛍光燈21を底面反射板11のほぼ中央に取り付けたものであって、後述するごとく(図3)、両面に反射アセンブリ10を設けて両面を照明する場合には、図1のように底面反射板11の両面に蛍光燈21が半分ずつ露出するように取り付ける。勿論、片面照明の場合には、底面反射板11の反射面上に蛍光燈21を配置してもよい。
【0012】
前記蛍光燈21は、図1に示すように、半円形状金具22a、22bによって外周を挟持されている。金具22a、22bは、反射板11にボルト・ナット23によって着脱可能に固定される。この蛍光燈21の両端は、ソケット24に挿し込まれている。ソケット24は、コード25を介して、反射板12又は形材13の裏面に取り付けられた安定器や進相コンデンサ、グローランプ等の制御機器26に接続され、制御機器26には電源の供給を受け他のユニット1に電源を供給するコネクタ27、28がコード27a、28aを介してそれぞれ接続されている。これらのコネクタ27、28は、どちらが雌雄であってもよい。また、防水型が好ましい。
【0013】
図3は両面反射用の照明ユニット1aを示す。図示のように、底面反射板11の両側縁部を一対の形材13、13で挟持し、図1と同様に側面反射板12をそれぞれ取り付ければよい。この場合、制御機器26は、一方の反射アセンブリ10の裏面に取り付ける。また、底面反射板11には、両面に艶出し白色フィルムを貼り付けるか、或は艶出し白色塗膜を設ける。
【0014】
上記のような照明ユニット1を複数個接続するには、図4に示すように、互に隣接する側面反射板12と12の上側縁に固定した形材13の裏面平坦面13eと13eを向い合せて当接させ、受け板13aの部分をリベットや木ネジ等で連結する。そして一方のコネクタ28を隣接する照明ユニット1の他方のコネクタ27に接続する。このとき、前述の角度αはほぼ135°であるから、隣接する側面反射板12、12の角度βはほぼ直角である。なお、図示の照明ユニット1は、底面反射板11を形材13の受け板13aの上面に固着し、蛍光燈21を底面反射板11の上面に取り付けた構造になっている。
【0015】
図3に示す両面反射タイプの照明ユニット1aを複数個接続する場合も、上述の片面照明ユニット1とほぼ同様にすればよい。
【0016】
以下に実施例と比較例を挙げる。
【0017】
【実施例】
図5に示すように、照明ユニットを5基並列した照明装置を用意した。光源Aは40W蛍光燈とし、600mmのピッチで配置した。反射板は白色フィルムを貼着した鉄板を折り曲げて形成した。互に隣接する側面反射板の角度は図示の通りで、側面反射板の高さHはいずれも約75mmであり、直立部Bの高さは20mmであった。
【0018】
照明装置(イ) (ロ) (ハ) の平均明るさを測定したところ、実施例(イ) は1200〜1400ルクス(lux)、比較例(ロ) (ハ) はいずれも1000ルクス以下であった。
【0019】
【発明の効果】
この発明によれば、以上のように、照明型看板の照明部をユニット化し、そのユニットを連結するだけで、配線や制御機器の取り付けを必要とせず、照明装置を設置することができるので、作業性が大巾に向上し、コスト節減と品質の安定化をはかることができる。
【0020】
また、照明ユニットの明るさが出来るだけ大きくなるように工夫したので、省エネルギに貢献でき、維持費用も削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の照明ユニットの一例を示す正面図
【図2】同上の斜視図
【図3】照明ユニットの他の例を示す正面図
【図4】複数の照明ユニットを連結した例を示す正面図
【図5】実施例(イ) と比較例(ロ) (ハ) を示す模式図
【符号の説明】
1、1a 照明ユニット
10 反射アセンブリ
11 底面反射板
12 側面反射板
13 形材
13a、13b 受け板
13c ストッパ
13d 取り付け孔
13e 裏面平坦面
20 光源
21 蛍光燈
22a、22b 金具
23 ボルトナット
24 ソケット
25 コード
26 制御機器
27、28 コネクタ
27a、28a コード
Claims (5)
- 底面反射板の両側縁に、この両側縁から外側にテーパ状に拡がる側面反射板をそれぞれ接続し、前記底面反射板のほぼ中央に蛍光燈を取り付け、この蛍光燈の制御機器を一方の側面反射板の裏面に取り付け、この制御機器を電源に接続するコネクタと他の制御機器に電源を供給するコネクタとを設けた照明ユニットにおいて、
前記底面反射板の両側縁部とそれぞれの側面反射板の側縁部をほぼく字形に折れ曲った
平坦な受け板を有する形材の前記受け板によって接続・支持し、同様の形材を前記それぞれの側面反射板の上端に接続したことを特徴とする看板用照明ユニット。 - 前記底面反射板の両側縁部の両面に、ほぼく字形に折れ曲った平坦な受け板を有する一対の形材の受け板をそれぞれ接続し、外側にテーパ状に拡がる側面反射板の側縁部をそれぞれ前記受け板に接続し、前記底面反射板の両面に前記蛍光燈を半分ずつ露出するように取り付けた請求項1に記載の看板用照明ユニット。
- 前記底面反射板に対するそれぞれの側面反射板の角度がほぼ135°である請求項1又は2に記載の看板用照明ユニット。
- 前記形材の前記受け板の裏面に平坦面を有し、隣接する照明ユニットの側面反射板の上端に接続した形材の裏面平坦面を向い合せて当接し、受け板を連結することによって照明ユニットを接続可能とした請求項1〜3のいずれかに記載の看板用照明ユニット。
- 前記底面反射板に取り付けられたそれぞれの側面反射板の角度がほぼ135°であり、前記隣接する照明ユニットの側面反射板間の角度がほぼ直角である請求項4に記載の看板用照明ユニット。
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