JP3150071U - 釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 擬餌ワームを使用してのルアーフィッシングにおいて、細い鋼線であるところの釣り針のみによって脆弱な擬餌ワームを固定した際に生じる擬餌ワームの破損や移動といった問題を解決するための、釣り針に擬餌ワームを強固に取り付ける固定具を提供する。【解決手段】 釣り針に擬餌ワームを取り付けるに際して用いる線状材からなる固定具であって、擬餌ワーム固定部3と釣り針装着部2とにより構成され、擬餌ワーム固定部3は擬餌ワームに刺し込み、先端には釣り針でいうところの返しが設けてあり、刺し込んだ擬餌ワームが抜けにくいという機能を有し、釣り針装着部2はU型形状になっており、釣り針に通す、或は引っ掛けることにより、釣り針と一体化させる機能を有す。これらの構成により、釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ取り付けるための固定具が提供できる。【選択図】図1
Description
本考案は、釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具の構造に関するものである。
ルアーフィッシングには実に多種の形態があり、その中に擬餌ワームを取り付けた釣り針を用いる釣法がある。メタルジグやスピナーベイトと異なり擬餌ワームは、脆弱であるため耐久性に欠けるという欠点を持っている。つまり対象魚の1回のヒットでワームがちぎれることもあるし、例え全くヒットしなくとも何度かキャストするうちに、釣り針によってワームを破損させたり、擬餌ワームが移動してしまうことになる。
擬餌ワームは、引き裂き強度が低くゴム状乃至ゼリー状弾性を有するプラスチックにて製造されていることが多く、一旦引き裂き箇所が発生すると容易に切断されてしまう。従って、釣り針に擬餌ワームを取り付ける場合、一箇所だけに針を掛けるいわゆる「チョン掛け」とするか、釣り針のアイ(ライン結着用孔)近傍と針先の二箇所で擬餌ワームを保持するようにしている。
通常は、ワーム一体式の釣り針は製造されておらず、擬餌ワームと釣り針は別々に市販されている。釣り人は、これらを購入し釣り針に脆弱な擬餌ワームを付けて使用することとなる。
しかし、いずれにしても細い鋼線であるところの釣り針によって脆弱な擬餌ワームを留めるわけであるから、現状では擬餌ワームの破損や移動を回避するには、擬餌ワームの材質を強靱なものとする以外に有効な方法はなかった。
ところが、集魚効果、或いは触れたときのリアル感という点で従来の脆弱な擬餌ワームは強い人気があり、これ以外の材質のものは支持されていないのが実状である。
また、キャスト等により擬餌ワームが移動するということは、疑似餌としての機能を著しく低下させ、釣果に悪影響を与えてしまうといった問題もあった。
本考案はこれらの問題を解決し、脆弱な擬餌ワームを破損、移動させることなく、釣り針に強固に取り付けるための固定具を提供するものである。
本考案は、釣り針に擬餌ワームを取り付けるに際して用いる線状材からなる固定具であって、擬餌ワーム内に刺し込み固定する「擬餌ワーム固定部」と、先端に釣り針の軸を通し固定する事ができる「釣り針装着部」より構成される。
即ち本考案は、釣り針のみで擬餌ワームを保持するのではなく、釣り針に擬餌ワームを付け、更にこの固定具を釣り針に装着し、擬餌ワーム固定部を擬餌ワーム内に刺し込み保持するものである。
これにより擬餌ワームは強固に固定され、また、擬餌ワームを引き裂く力は分散され、破損や移動を防ぐことができる。
ここで「擬餌ワーム」とは、ゴム状弾性を示す擬餌でありミミズ、ゴカイ類、魚類を模した色彩や形状のもののみならず、天然では考えられないような色彩や形状のものも多く見られる。本考案固定具に付けられる擬餌ワームはこれらの全てを含むものとする。なお、本考案は、擬餌ワームを釣り針に係止する際に用いる固定具であって、これを部材として有するものではない。
本考案固定具は線状材からなり、擬餌ワーム固定部と釣り針装着部とにより構成される。擬餌ワーム固定部は、擬餌ワームに刺し込み、先端には釣り針でいうところの返しが設けてあり、刺し込んだ擬餌ワームが抜けにくいという機能を有す。
釣り針装着部は、U型形状になっており、釣り針に通す、或は引っ掛けることにより、釣り針と一体化させ、結果、釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ固定するものである。
前記した構成により、釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ固定でき、擬餌ワームを引き裂く力も分散されるため、キャストや対象魚のヒットで脆弱な擬餌ワームが簡単に破損したり、また簡単に移動して疑似餌としての機能を著しく低下させたりしなくなり、結果、擬餌ワーム交換作業の頻度が少なくなるとともに、釣果を向上するに至るものである。
本考案固定具の本体は、ステンレス製等の線状材が望ましい。錆びに強く、折曲により容易に擬餌ワーム固定部と釣り針装着部を成型することができるためである。
擬餌ワーム固定部は、擬餌ワーム刺し込み、先端には釣り針でいうところの返しが設けてあり、刺し込んだ擬餌ワームが抜けにくいという機能を有し、釣り針装着部は、U型形状になっており、釣り針に通す、或は引っ掛けることにより、釣り針と一体化させ、結果、釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ固定するものである。
また、U型形状の釣り針装着部に、収縮ゴム等を通し装着し、これに釣り針を刺し通すことで、釣り針ずれ留めとして機能し、釣り針との一体化が増し、更なる強固な固定が期待できる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1は、本考案固定具の一例を示す斜視図である。図により明らかなように本考案固定具1は、釣り針装着部2と擬餌ワーム固定部3から構成され、間にL型の折り曲げ部4を有している。釣り針装着部2はU型形状になっており、釣り針に通す、或は引っ掛けることにより、本考案固定具1を釣り針と一体化させる機能を持ち、擬餌ワーム固定部3は、擬餌ワームに刺し込み、先端には釣り針でいうところの返しが設けてあり、刺し込んだ擬餌ワームが抜けにくいという機能を持つ。また素材については、ステンレス製等の金属製の線状材が成型が容易な点等において適している。
図2は、本考案固定具に釣り針ずれ留めを装着した状態の一例を示す斜視図である。また、図3は、本考案固定具に釣り針ずれ留めを装着した状態の一例を示す側面図である。図により明らかなように釣り針装着部2に収縮ゴム等を通し装着し、これを釣り針ずれ留め5とする。この釣り針ずれ留め5に釣り針を刺し通すことで、釣り針装着部2の釣り針との一体化が増し、更なる強固な固定が期待できる。
図4は、本考案固定具をオフセットフックに装着し、擬餌ワームを固定した状態の一例を示す側面図である。図により明らかなようにオフセットフック6に、本考案固定具1を装着する場合は、釣り針装着部2を、オフセットフック6のアイ(ライン結着用孔)近傍の折り曲げ部に装着すると、オフセットフック6と擬餌ワーム7を容易に固定することができる。
図5は、本考案固定具をジグヘッドに装着し、擬餌ワームを固定した状態の一例を示す側面図である。図により明らかなようにジグヘッド8に、本考案固定具1を装着する場合は、釣り針装着部2を、ジグヘッド8の針のフトコロ部に装着すると、ジグヘッド8と擬餌ワーム7を容易に固定することができる。
図6は、本考案固定具をストレートフックに装着し、擬餌ワームを固定した状態の一例を示す側面図である。図により明らかなようにストレートフック9に、本考案固定具1を装着する場合は、釣り針装着部2を、ストレートフック9のアイ(ライン結着用孔)に引っ掛けて装着すると、ストレートフック9と擬餌ワーム7を容易に固定することができる。
本考案固定具の一実施例は前述の如き構成からなるものであり、多種多様な形状の釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ固定でき、擬餌ワームを引き裂く力も分散されるため、キャストや対象魚のヒットで脆弱な擬餌ワームが簡単に破損したり、また簡単に移動して疑似餌としての機能を著しく低下させたりしなくなり、結果、擬餌ワーム交換作業の頻度が少なくなるとともに、釣果を向上するに至る画期的な、釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具である。
1 本考案固定具
2 釣り針装着部
3 擬餌ワーム固定部
4 折り曲げ部
5 釣り針ずれ留め
6 オフセットフック
7 擬餌ワーム
8 ジグヘッド
9 ストレートフック
2 釣り針装着部
3 擬餌ワーム固定部
4 折り曲げ部
5 釣り針ずれ留め
6 オフセットフック
7 擬餌ワーム
8 ジグヘッド
9 ストレートフック
Claims (1)
- 釣り針に擬餌ワームを取り付けるに際して用いる線状材からなる固定具であって、擬餌ワーム固定部と釣り針装着部とにより構成され、擬餌ワーム固定部は擬餌ワームに刺し込み、先端には釣り針でいうところの返しが設けてあり、刺し込んだ擬餌ワームが抜けにくいという機能を有し、釣り針装着部はU型形状になっており、釣り針に通す、或は引っ掛けることにより、釣り針と一体化させる機能を有し、結果、釣り針と擬餌ワームを強固に繋ぎ固定できる固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000826U JP3150071U (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | 釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009000826U JP3150071U (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | 釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3150071U true JP3150071U (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=54854599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009000826U Expired - Fee Related JP3150071U (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | 釣り針に擬餌ワームを取り付けるための固定具 |
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JP (1) | JP3150071U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012030188A2 (ko) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | Kim Youngsoo | 루어 낚시용 낚싯바늘의 웜 고정장치 |
US20220132820A1 (en) * | 2020-11-04 | 2022-05-05 | Brent Michael Willey | Removable Fishing Lure Assembly |
US20230042002A1 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | Geecrack Usa Inc. | Fishhook holder |
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2009
- 2009-01-26 JP JP2009000826U patent/JP3150071U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2012030188A3 (ko) * | 2010-09-02 | 2012-06-21 | Kim Youngsoo | 루어 낚시용 낚싯바늘의 웜 고정장치 |
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