JP3582564B2 - 多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法 - Google Patents

多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緯入ノズルを電動アクチュエータにより緯入れ位置へ移動させる多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアージェットルーム、ウォータジェットルーム等、複数の緯入ノズルを備えた流体噴射式織機において、選択される緯糸の切り替わりにともなって、複数の緯入ノズルを支持する保持部材を駆動モータにより駆動させることにより、選択された緯糸に対応する緯入ノズルを所定の緯入れ位置へ移動させて、緯入れをする多色緯入れ装置が提案されている(特開昭61−47852号公報)。
用いられている。
【0003】
この種の多色緯入れ装置において、緯入ノズルの移動期間は、一般に、給糸カッタによる緯糸切断後から次回の緯入れ開始前までの間に設定されている。これは、前回の緯入れに用いた緯入ノズルを緯糸切断後に移動させることにより、緯入れされた緯糸の切断を確実なものとし、選択された緯入れノズルを緯入れ開始時点までに緯入れ位置に確実に移動させることにより、緯入れを安定なものとするという目的のためである。
【0004】
上記の従来技術では、緯入ノズルを移動させる期間が短いから、短時間における緯入ノズルの移動量に相当する回転が必要であり、駆動モータにかかる負荷が大きい。例えば、図5(A)及び(B)に示すように、緯入れ期間がクランク角100度〜260度、緯糸の切断のタイミングがクランク角10度の場合、緯入れノズルの移動期間は図5(C)に示すようにクランク角15度〜95度の期間T1 となり、その結果800rpmの織機の場合、緯入ノズルの移動期間は0.017秒となる。
【0005】
上記のようなノズル移動期間は、織機の高速化にともなってさらに短くなるから、駆動モータがそれに追従できなくなり、織機の高速化の障害となる。織機の高速化に追従させるためには、駆動モータの容量を大きくしなければならないから、それだけ大きなスペースが必要となるし、高価になる。
【0006】
【解決しようとする課題】
それゆえに、電動アクチュエータにより複数の緯入ノズルを緯入れ位置に選択的に移動させて緯入れを行う多色緯入れ装置を備えた流体噴射式織機において、織機の高速化及び電動アクチュエータの小容量化を図ることが望まれる。
【0007】
【解決手段、作用及び効果】
本発明の緯入ノズル移動方法は、給糸カッタによる緯糸切断動作に対する緯入ノズルの許容移動量を予め設定しておき、選択された緯入ノズルを緯入れ位置へ移動させる際に、給糸カッタによる緯糸切断前に、緯入ノズルを許容移動量の範囲内で移動させるべく電動アクチュエータを駆動させる工程を含む。
【0008】
本発明の他の緯入ノズル移動方法は、選択された緯入ノズルによる緯入れ開始付近での緯糸の飛走に対する緯入ノズルの許容移動量を予め設定しておき、選択された緯入ノズルを緯入れ位置へ移動させる際に、緯入れ開始後に緯入ノズルが許容移動量の範囲内で移動して緯入れ位置に達するように電動アクチュエータを駆動させることを含む。
【0009】
緯入ノズルの移動量が僅かである場合、そのような僅かな移動量は緯糸の飛走及び緯糸の切断に対し実質的には影響を与えない。本発明に従えば、電動アクチュエータは、従来技術におけるノズル移動期間に対し、許容移動量に相当する回転角度分だけ先行してまたは遅れて駆動される。その結果、電動アクチュエータにかかる速度面での負荷が軽減し、小容量の電動アクチュエータであっても織機の高速化を実現することができる。
【0010】
前記許容移動量は前回の緯入れ終了付近の緯糸の飛走に対する許容量を含み、工程は、前回の緯入れ終了前に前記許容量の範囲内で緯入ノズルを移動させることを含むことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照するに、多色緯入れ装置10は、水、空気等の圧力流体を緯入れに用いる流体噴射式の多色緯入れ織機に用いられ、織機のフレーム12に支持されている。図示の例では、多色緯入れ装置10はウォータジェットルームに用いられている。しかし、本発明は、エアージェットルーム用の多色緯入れ装置にも適用することができる。
【0012】
また、図示の例では、多色緯入れ装置10は、緯糸14a及び14bをそれぞれ経糸の開口に緯入れするための緯入れ位置と他の位置とに選択的に移動される2つの緯入ノズル20a,20bを備える2色緯入れ装置である。しかし、本発明は、3色以上の多色緯入れ装置にも適用することができる。
【0013】
多色緯入れ装置10は、緯糸14a及び14bをそれぞれ圧力流体とともに噴出する緯入ノズル20a及び20bに加えて、水平方向へ伸びる軸線の周りに角度的往復回転運動(揺動運動すなわち枢軸運動)可能にフレーム12に支持された揺動軸22と、揺動軸22に組み付けられた揺動アーム24a,24bとを備える。図1においては理解を容易にするために、緯入ノズル20bを実際の位置と異なる位置に示している。
【0014】
揺動軸22は、織機のフレームに取り付けられた一対のブラケット26a,26bと、該ブラケットに配置されて揺動軸22を回転可能に受ける一対の軸受28a,28b(28bは図示せず)とにより、フレーム12に取り付けられている。
【0015】
揺動アーム24a及び24bは、それぞれ、緯入ノズル20a及び20bが共通の枢軸線(揺動軸22の回転軸線)の周りに所定の角度的間隔をおく状態に、凸球面状の嵌合部材30a及び30bと凹球面状のブッシュ32a及び32bとを介して割り締めねじ34a及び34bにより、揺動軸22に相対的回転不能に組み付けられている。揺動アーム24a,24bは、また、揺動軸22に螺合された一対のナット36によりスペーサ38を挟む状態に揺動軸22に保持されている。
【0016】
ブラケット26a及び26bは、それぞれ、緯入れのための圧力流体を対応する緯入ノズル20a及び20bに供給するパイプ40a及び40bのためのニップルの機能をも備えている。パイプ40a及び40bは、図示しない圧力流体供給装置から伸びており、また、対応するブラケット26a及び26bに連結されている。
【0017】
パイプ40a及び40bから供給される圧力流体は、それぞれ、揺動軸22、ブラケット26a及び26b、嵌合部材30a及び30b、ブッシュ32a及び32b並びに揺動アーム24a及び24bに形成された流路42a及び42bを経て対応する緯入ノズル20a及び20bに供給される。流路の一部を図1に示す。揺動軸22の両流路部分は揺動軸22の端部に開口する盲孔であり、その盲孔の開口部はねじ(図示せず)により閉鎖される。
【0018】
多色緯入れ装置10は、また、クランク機構を用いて揺動軸22ひいては揺動アーム24a,24bを角度的に往復回転移動させる駆動機構50を含む。
【0019】
駆動機構50は、電動機のような回転式電動アクチュエータ52と、該アクチュエータの出力軸54に割締めねじ56により相対的回転不能に結合されたクランク58と、該クランクの偏心部に一端部において連結部材60により枢軸運動可能に連結されたリンク62と、該リンクの他端部に適宜な連結部材64により枢軸運動可能に連結された揺動レバー66とを備える。揺動レバー66は、揺動軸22に相対的回転不能に結合されている。
【0020】
揺動アーム24a及び24bは、それぞれ、クランク58とリンク62との連結点が上死点及び下死点に達すると、緯入ノズル20a及び20bが所定の緯入れ位置に達するように、揺動軸22に組み付けられている。
【0021】
従って、アクチュエータ52の出力軸54が1/2回転されると、揺動レバー66、揺動軸22、揺動アーム24a,24bが一方向に所定角度回転されて、緯入ノズルの切替えが行われる。また、アクチュエータ52の出力軸54が同方向にさらに1/2回転されると、揺動レバー66、揺動軸22、揺動アーム24a,24bが逆方向に所定角度回転されて、緯入ノズルの切替えが行われる。
【0022】
緯入ノズル20aが緯入れ位置にある状態において、緯入れに用いる緯入ノズルを20aから20bに切り替えるときは、揺動軸22及び揺動アーム24a,24bが駆動機構50により所定角度回転される。これにより、緯入ノズル20bは緯入れ位置に移動され、緯入ノズル20aは緯入れ位置から他の位置へ移動される。
【0023】
上記状態において、緯入ノズル20aを再び緯入れに用いるときは、揺動軸22及び揺動アーム24a,24bが駆動機構40により所定角度逆転される。これにより、緯入ノズル20aは緯入れ位置に移動され、緯入ノズル20bは緯入れ位置から他の位置へ移動される。
【0024】
緯入ノズル20a,20bで共通にする単一の緯入れ位置は、緯入ノズル20aまたは20bがワープライン44上に移動されたときの位置である。上記のように緯入ノズル20a,20bのいずれか一方を共通の緯入れ位置へ移動させることにより、緯入れに用いる緯入ノズルが切り替えられて適宜選択される。
【0025】
クランク機構の回転に起因する往復運動の変位量は、一般に、疑似サイン曲線に従って変化する。それゆえに、クランク58を用いる駆動機構50においても、揺動レバー66及び揺動アーム24a,24bの揺動量も、疑似サイン曲線に従って変化する。このため、アクチュエータ52の駆動開始及び終了付近(上死点及び下死点付近)における揺動アーム24a,24bの揺動量(緯入ノズルの移動量)は、微少である。
【0026】
例えば、図示の構成では、出力軸54がアクチュエータ52の駆動開始時(クランク58の上死点または下死点)から10度回転したときの緯入ノズルの移動量はほぼ0.1mmであり、20度回転したときの緯入ノズルの移動量はほぼ0.6mmであり、30度回転したときの緯入ノズルの移動量はほぼ1.3mmである。
【0027】
上記のようにアクチュエータ52の駆動開始時から30度程度までの出力軸54の回転による緯入ノズル20a,20bの移動量は、給糸カッタによる緯糸の切断に影響をほとんど与えない。同様に、緯入れ開始後においても、アクチュエータ52の駆動終了前の10度程度の回転による緯入ノズル20a,20bの移動量は、緯糸の飛走に影響をほとんど与えない。
【0028】
それゆえに、駆動機構50を用いる場合、図5(D)に示すように、期間T21(30度程度)を緯糸切断前の緯入ノズルの許容移動量として予め設定するとともに、期間T22(10度程度)を緯入れ開始後の緯入ノズルの許容移動量として予め設定し、期間T2 の間アクチュエータ52を駆動させることができる。
【0029】
これにより、アクチュエータ52は、従来技術におけるノズル移動期間T1 に対し、上記の許容移動量に相当する期間T21及びT22の分だけ先行して及び遅れて駆動され、アクチュエータ52の駆動期間T2 が従来技術におけるノズル移動期間T1 に比べ、期間T21及びT22の分だけ長くなる。その結果、アクチュエータ52の速度を小さくすることができ、小容量のアクチュエータ52であっても織機を高速化することができる。
【0030】
アクチュエータ駆動期間(ノズル移動期間)は、例えば、図5(A)及び(B)に示すように緯入れ期間がクランク角100度〜260度、緯糸の切断のタイミングがクランク角10度の場合、図5(D)に示すようにクランク角330度〜110度の期間T2 とすることができる。
【0031】
図3及び図4に示す多色緯入れ装置70は、揺動軸22及び揺動アーム24a,24bをカム機構により揺動させる駆動機構72を用いている。駆動機構72は、回転式電動アクチュエータ52の出力軸54に連結された一対のカム74,76と、揺動軸22に連結された揺動レバー78とを備える。
【0032】
カム74,76は、同じ形状のカム面を有しており、また、出力軸52が1/2回転されるたびに、緯入れに用いる緯入ノズル20a,20bが切り替えられるように出力軸52に組み付けられている。カム74,76のカム面は、緯入ノズルの移動が、移動開始時は緩やかであり、次いで徐々に速くなり、緯入ノズルが所定位置付近に達すると再び緩やかになる形状を有する。
【0033】
揺動レバー78は、カム74及び76のカム面にそれぞれ接触するカムホロワ80及び82を有しており、また、割締めねじ84により揺動軸22の端部に相対的回転不能に組み付けられている。
【0034】
カム74,76は、緯入ノズル20a,20bのいずれか一方が緯入れ位置に移動されているとき、他方が緯入れ位置から離れた位置に移動されるように、出力軸54に組み付けられている。
【0035】
多色緯入れ装置70においても、アクチュエータ52の出力軸54が1/2回転されると、揺動レバー78、揺動軸22、揺動アーム24a,24bが一方向に所定角度回転され、出力軸54が同方向にさらに1/2回転されると、揺動レバー88、揺動軸22、揺動アーム24a,24bが逆方向に所定角度回転されて、緯入ノズルの切替えが行われる。
【0036】
緯入ノズル20aが緯入れ位置にある状態において、緯入れに用いる緯入ノズルを20aから20bに切り替えるときは、揺動軸22及び揺動アーム24a,24bが駆動機構50により所定角度回転される。これにより、緯入ノズル20bは緯入れ位置に移動され、緯入ノズル20aは緯入れ位置から他の位置へ移動される。
【0037】
上記状態において、緯入ノズル20aを再び緯入れに用いるときは、揺動軸22及び揺動アーム24a,24bが駆動機構40により所定角度逆転される。これにより、緯入ノズル20aは緯入れ位置に移動され、緯入ノズル20bは緯入れ位置から他の位置へ移動される。
【0038】
駆動機構がカム機構を備える場合は、クランク機構を備える場合に比べ、駆動開始及び終了付近におけるアクチュエータの回転角に対する緯入ノズルの移動量をカムの形状によりさらに小さくすることができる。
【0039】
それゆえに、多色緯入れ装置70においては、図5(E)または(F)に示すように、期間T31(90度程度)またはT41(120度程度)を緯糸切断前の緯入ノズルの許容移動量として予め設定するとともに、期間T32(10度程度)またはT42(10度程度)を緯入れ開始後の緯入ノズルの許容移動量として予め設定し、期間T3 またはT4 の間アクチュエータ52を駆動させることができる。
【0040】
これにより、駆動機構72において、アクチュエータ52は、従来技術におけるノズル移動期間T1 に対し、上記の許容移動量に相当する期間T31及びT32またはT41及びT42の分だけ先行して及び遅れて駆動され、アクチュエータ52の駆動期間T3 またはT4 が従来技術におけるノズル移動期間T1 に比べ、期間T31及びT32またはT41及びT42の分だけ長くなる。その結果、アクチュエータ52の速度を小さくすることができ、小容量のアクチュエータ52であっても織機を高速化することができる。
【0041】
アクチュエータ駆動期間(ノズル移動期間)は、例えば、図5(A)及び(B)に示すように緯入れ期間がクランク角100度〜260度、緯糸の切断のタイミングがクランク角10度の場合、図5(E)に示すようにクランク角270度〜110度の期間T3 、または、図5(F)に示すようにクランク角240度〜110度の期間T43とすることができる。
【0042】
図5(F)に示す実施例の場合、前回の緯入れ終了時からアクチュエータを駆動させるから、緯入れ終了時の駆動期間T43においては、緯入ノズルは緯入れ周期の緯糸飛走に影響がない範囲内で移動される。
【0043】
上記実施例のようにアクチュエータ52をその出力軸54が一方向に回転するように制御する代わりに、アクチュエータ52をその出力軸54が正転と逆転とを繰り返すように制御してもよい。また、駆動機構の駆動源として、回転式の電動アクチュエータを用いる代わりに、直線移動式の電動アクチュエータを用いてもよい。さらに、緯入ノズルを揺動により移動させる代わりに、緯入ノズルを直線的に移動させてもよい。
【0044】
従って、緯入ノズル用の駆動機構は、上記実施例のようなクランク機構、カム機構のみならず、歯車機構、ラック及びピニオンによる機構、リニアモータ、ソレノイド機構等を用いてもよい。
【0045】
なお、直線移動式の電動アクチュエータを用いる場合または緯入ノズルを直線的に移動させる場合は、回転式電動アクチュエータを用いる場合または緯入ノズルを揺動させる場合に比べ、アクチュエータの駆動開始時及び終了時付近におけるアクチュエータの変位量に対する緯入ノズルの移動量が大きい。しかし、アクチュエータを僅かでも先行または遅らせることにより、その分従来よりもアクチュエータの駆動期間を長くすることができる。
【0046】
上記の実施例のように緯糸切断のタイミング及び緯入れのタイミングの両者に対してノズルの許容移動量を設定するならば、それらのいずれか一方のみに対して設定する場合に比べ、緯入ノズルの移動期間を長くすることができる。しかし、緯糸切断のタイミング及び緯入れのタイミングのずれか一方のみに対して緯入れノズルの許容移動量を設定してもよい。また、緯入れノズルの許容移動量を、さらに、緯入れ条件、緯糸の種類等、製織条件に対して設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる多色緯入れ装置の一実施例を示す平面図であって一部の部材を省略して示す図である。
【図2】図1に示す多色緯糸制御装置における緯入れ装置の側面図であって一部の部材を省略して示す図である。
【図3】本発明で用いる多色緯入れ装置の他の実施例を示す平面図であって一部の部材を省略して示す図である。
【図4】図1に示す多色緯糸制御装置における緯入れ装置の側面図であって一部の部材を省略して示す図である。
【図5】織機の主軸の回転角度、緯入れ期間、緯糸切断、許容移動量及びノズル移動期間の関係の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
10,70 多色緯入れ装置
12 織機のフレーム
14a,14b 緯糸
20a,20b 緯入ノズル
22 揺動軸
24a,24b 揺動アーム
26a,26b ブラケット
40a,40b 圧力流体用のパイプ
42a,42b 圧力流体用の流路
44 ワープライン
50,72 駆動機構
52 電動アクチュエータ
54 アクチュエータの出力軸
62 リンク
66,78 揺動レバー
74,76 カム
80,82 カムホロワ

Claims (2)

  1. 複数の緯入ノズルと、該緯入ノズルを移動させるための電動アクチュエータとを備え、選択される緯糸の切り替わりにともなって前記電動アクチュエータを駆動させて対応する緯入ノズルを緯入れ位置に移動させて緯入れを行う多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法であって、
    給糸カッタによる緯糸切断動作に対する緯入ノズルの許容移動量であって前回の緯入れ終了付近の緯糸の飛走に対する許容量を有する許容移動量を予め設定しておき、選択された緯入ノズルを緯入れ位置へ移動させる際に、前記給糸カッタによる緯糸切断前に、前記緯入ノズルを前記許容移動量の範囲内で移動させるべく前記電動アクチュエータを駆動させる工程であって前回の緯入れ終了前に前記許容量の範囲内で前記緯入ノズルを移動させる工程を含む、多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法。
  2. 複数の緯入ノズルと、該緯入ノズルを移動させるための電動アクチュエータとを備え、選択される緯糸の切り替わりにともなって前記電動アクチュエータを駆動させて対応する緯入ノズルを緯入れ位置に移動させて緯入れを行う多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法であって、
    選択された緯入ノズルによる緯入れ開始付近での緯糸の飛走に対する緯入ノズルの許容移動量を予め設定しておき、選択された緯入ノズルを緯入れ位置へ移動させる際に、緯入れ開始後に前記緯入ノズルが前記許容移動量の範囲内で移動して緯入れ位置に達するように前記電動アクチュエータを駆動させることを含む、多色緯入れ装置における緯入ノズル移動方法。
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