JP3582145B2 - ワイパー装置 - Google Patents
ワイパー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3582145B2 JP3582145B2 JP09660495A JP9660495A JP3582145B2 JP 3582145 B2 JP3582145 B2 JP 3582145B2 JP 09660495 A JP09660495 A JP 09660495A JP 9660495 A JP9660495 A JP 9660495A JP 3582145 B2 JP3582145 B2 JP 3582145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- arm
- chatter vibration
- motor
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、自動車や電車などに装備されるワイパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワイパー装置としては、例えば図10及び図11に示すようなものがある。
【0003】
このワイパー装置Wは、ワイパーモータ1にワイパーリンク2が連結され、このワイパーリンク2からの動力伝達によって回動運動するワイパーシャフト3が配設されている。また、このワイパーシャフト3に、アームヘッド4aが取り付けられ、このアームヘッド4aにワイパーアーム4bの基端部が回動自在に取り付けられ、このワイパーアーム4bの先端部にワイパーブレード5が取り付けられている。
【0004】
そして、ワイパーモータ1が駆動すると、ワイパーリンク2が矢印A方向に往復運動し、この運動に伴って、ワイパーシャフト3が矢印B方向に回動運動する。この運動にワイパーアーム4bが連動し、このワイパーアーム4bによってワイパーブレード5がウインドウパネルPに押圧されながら、矢印C方向に回動運動して、ウインドウパネルPを払拭するものである。
【0005】
なお、この種のものとしては、例えば、特開昭59−167349号公報に記載されたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のワイパー装置Wでは、ウインドウパネルP上の水滴量の変化や、ウインドウパネルP上に付着したちりや油性物などによって、図11の(a)のようにワイパーアーム4bが振動してワイパーブレード5がびびり振動を起こす場合や,同図の(b)のようにワイパーブレード5のみが振動してびびり振動(ジャダー)を起こす場合があった。
【0007】
そこで、この発明は、ワイパーブレードのびびり振動を抑制することができるワイパー装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような課題に着目してなされたもので、請求項1に記載の発明は、ワイパーモータにワイパーリンクが連結され、該ワイパーリンクからの動力伝達によって回動運動するワイパーシャフトが配設され、更に、該ワイパーシャフトにアームヘッドが取り付けられ、該アームヘッドにワイパーアームが取り付けられ、該ワイパーアームで押圧されながらウインドウパネルを払拭するワイパーブレードが、前記ワイパーアームの先端部に取り付けられているワイパー装置において、前記ウインドウパネル払拭時の前記ワイパーブレードのびびり振動を検出する振動検出手段を設け、該振動検出手段からの信号により、びびり振動が検出された場合に前記ワイパーアームの押圧力を高めて前記びびり振動を抑制する押圧力制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作 用】
請求項1に記載された発明によれば、ワイパー装置の使用中、ワイパーブレードにびびり振動が発生した場合には、この状態が、振動検出手段によって検出される。すると、この振動検出手段からの信号が押圧力制御手段に入力され、びびり振動の大きさに応じて、ワイパーブレードの押圧力が高められることにより、びびり振動が抑制されることとなる。
【0012】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。従来と同一乃至均等な部材は、同一符号を付して説明する。
【0013】
図1乃至図4は、この発明の参考例を示す。
【0014】
まず構成について説明する。
【0015】
このワイパー装置Wでは、図10と同様に、ワイパーモータ1にワイパーリンク2が連結され、このワイパーリンク2からの動力伝達によって回動運動するワイパーシャフト3が配設されている。このワイパーシャフト3には、アームヘッド4aが取り付けられ、このアームヘッド4aにワイパーアーム4bの基端部が取り付けられ、更に、このワイパーアーム4bの先端部にワイパーブレード5が取り付けられている。このワイパーアーム4bに、押圧スプリング(図示せず)が内蔵され、この押圧スプリングによって、ワイパーブレード5がウインドウパネルPに押圧されるようになっている。
【0016】
また、このワイパー装置Wは、以下のような回路構成となっている。
【0017】
すなわち、このワイパー装置Wは、大別すると、図1に示すように、ワイパーモータ1が設けられると共に、操作者の選択に基づきそのワイパーモータ1の動作を制御する動作選択部11が設けられ、又、ワイパーブレード5のびびり振動を検出する「振動検出手段」としての加速度センサー6が設けられ、更に、このセンサー6によって検出されたびびり振動の大きさに応じて、ワイパーモータ1の回転速度を速めてびびり振動を抑制するモータ制御手段T1が設けられている。
【0018】
その加速度センサー6は、図4に示すように、ワイパーブレード5の先端部に取り付けられている。
【0019】
また、モータ制御手段T1は、この加速度センサー6からの検出信号に基づき、びびり振動を分析、判断する判断部9と、この判断部9の判断に基づきワイパーモータ1の回転速度を制御する速度制御部10とを有している。
【0020】
判断部9は、図2に示すように、加速度センサー6からの検出信号と基準値13とを比較する比較器12と、その比較結果を記憶するメモリ回路14とを有していると共に、後述するリレースイッチRS1〜RS3を制御する第1,第2,第3出力回路15〜17を有し、第2,第3出力回路16,17にはそれぞれ、リレースイッチRS1およびRS2がオンされてからのワイパーモータ1の回転数をカウントする第1,第2カウンター18,19が接続されている。これらのカウンター18,19は、オートストップ接点側(図1中符号20)に接続されている。
【0021】
このオートストップ接点20は、ワイパー装置Wの動作が「OFF」された際に、ワイパーブレード5が常に所定の位置で停止するように、ワイパーシャフト3の回動運動を制御するものであり、ワイパーモータ1が1回転する毎にON・OFFされるため、これをカウントすることにより、ワイパーモータ1の回転数が検知できるようになっている。
【0022】
また、メモリ回路14は、リセット回路21を介して、動作選択部11の「HIGH」と接続され、第1出力回路15は、動作選択部11の「LOW」と接続されている。
【0023】
速度制御部10は、図1に示すように、リレースイッチRS1〜RS3と抵抗R1〜R3とを有し、ワイパー装置Wの動作スピードが「LOW」モードの場合に、図3に示すフローチャート(後に詳述する)に従って、ワイパーモータ1の回転速度を、「LOW」と「HIGH」との間で3段階に変化できるようになっている。なお、抵抗R1〜R3の大きさを変えることによって、任意の3段階の速度に設定することができる。
【0024】
一方、動作選択部11は、図1に示すように、操作者が選択したスイッチオフ「OFF」、間欠運動「INT」、低速「LOW」、高速「HIGH」、ウオッシャー「WASH」に対して、それぞれのワイパー動作が行なわれるように、各回路が接続されている。
【0025】
なお、図1中符号8は、ウオッシャーポンプを駆動するためのウオッシャーモータである。
【0026】
次に、このような構成のワイパー装置Wの作用について説明する。
【0027】
まず、ワイパースイッチを「LOW」モードに設定すると、ワイパーモータ1が低速で回転する(図3中ステップ31)。これによって、ワイパーリンク2が図10中矢印A方向に往復運動して、この運動に伴って、ワイパーシャフト3が矢印B方向に回動運動する。そして、この運動にワイパーアーム4bが連動し、このワイパーアーム4bによってワイパーブレード5がウインドウパネルPに押し付けられながら、矢印C方向に回動運動して、ウインドウパネルPが払拭される。
【0028】
この動作中のワイパーブレード5の振動が、加速度センサー6により検出され、
この検出結果が判断部9に送信される。
【0029】
判断部9では、この検出結果から、ワイパーブレード5が許容値を越えるびびり振動を起こしているか否かを判断する、第1判断が行われる(図3中ステップ32)。すなわち、図2に示すように、比較器12において、受信した検出結果と基準値13と比較して、検出結果が基準値13よりも大きい場合には、許容値を越えるびびり振動が発生したと判断する。
【0030】
そして、許容値を越えるびびり振動が発生したと判断した場合には、第1出力回路15を介してリレースイッチRS1がオンとなり、図1中、リレースイッチRS1の励磁コイル101に電流が流され、常閉接点102が開成されると共に、常開接点103が閉成される(図3中ステップ33)。これによって、図1に示すように、ワイパーモータ1の出力が「HIGH」側に切り替わるとともに、抵抗R1、R2及びR3に通電されて、ワイパーモータ1の回転速度が低速の時よりも1段階速められる。
【0031】
この結果、ワイパーブレード5の動作スピードが速まり、びびり振動が抑制されることとなる。
【0032】
また、これと同時に、第1カウンター18のカウントが開始される。
【0033】
続いて、ステップ34の第2判断で、前記と同様な判断方法によって、びびり振動が判断され、おさまったと判断された場合には、ステップ38に移行し、このままの回転速度でワイパーモータ1が連続回転する。
【0034】
これに対し、ステップ34で、予め設定された回転数N1だけワイパーモータ1が回転した後も、許容値を越えるびびり振動が継続していると判断された場合には、ステップ35に移行し、リレースイッチRS2がオンされて励磁コイル111に通電され、常開接点112が閉成される。
【0035】
これによって、作用する抵抗は、抵抗R2を除いた抵抗R1,R3となり、ワイパーモータ1の回転速度がもう1段階速められる。
【0036】
さらに、これと同時に、第2カウンター19のカウントが開始される。
【0037】
続いて、ステップ36の第3判断で、前記と同様な判断方法によって、びびり振動が判断され、おさまったと判断された場合には、ステップ38に移行し、このままの回転速度でワイパーモータ1が連続回転する。
【0038】
これに対し、ステップ36で、予め設定された回転数N1だけワイパーモータ1が回転した後も、許容値を越えるびびり振動が継続していると判断された場合には、ステップ37に移行し、リレースイッチRS3がオンされて、励磁コイル121に通電され、常開接点122が閉成される。
【0039】
これによって、作用する抵抗は、抵抗R2,R3を除いた抵抗R1となり、ワイパーモータ1の回転速度が上記よりも更にもう1段階速められる。
【0040】
このように段階的に回転速度が速められることにより、ワイパーブレード5のびびり振動を抑制できる。
【0041】
一方、操作者によって、ワイパースイッチオフや「HIGH」への動作モード切替えなどの切替操作が行なわれると(ステップ39)、全てのリレースイッチRS1〜RS3がオフされる(ステップ40)とともに、メモリ回路14がリセット回路21によって、リセット(初期化)される(図2参照)。
【0042】
このように、加速度センサー6によって検出されたワイパーブレード5のびびり振動の大きさに応じて、モータ制御手段T1がワイパーモータ1の回転速度を速めるため、これに伴ってワイパーブレード5の動作スピードが速まり、びびり振動が抑制されることとなる。
【0043】
この実施例では、ワイパーモータ1の回転速度を段階的に変化させるようにしているが、可変抵抗器を用いて連続的に変化させるようにすることも可能である。
【0044】
また、図4中二点鎖線で示すように、振動検出手段として、ひずみゲージ7をワイパーアーム4bに取り付け、ワイパーブレード5のびびり振動によってワイパーアーム4bに生じたひずみを検出するようにしてもよい。
【0045】
図5乃至図9は、この発明の実施例を示す。
【0046】
この実施例は、図5に示すように、アームヘッド4aにワイパーアーム4bが枢支軸4cを介して回動自在に連結され、このワイパーアーム4b側のアームピース42に、引張コイルバネ41の一端部が連結され、他端部がレバー43の上端部に取り付けられている。このレバー43は、レバー軸44によりアームヘッド4a側に回動自在に取り付けられており、その下端部は、雌ネジ部材45と連結されている。さらに、この雌ネジ部材45には、雄ネジ部材46が螺合され、この雄ネジ部材46は、ギャードモータ47の出力軸47aに接続されている。
このギャードモータ47を駆動させると、雄ネジ部材46の回転に伴って雌ネジ部材45が進退し、レバー43がレバー軸44を軸にして回動する。これによって引張コイルバネ41の引張り方向が、枢支軸4cに対して離接するため、ワイパーブレード5のウインドウパネルPに対する押圧力が変化するものである。
【0047】
なお、このようにギャードモータ47によってワイパーブレード5の押圧力を変化させるものは、従来から知られている(例えば、特開昭63−159161号公報に記載されている)。
【0048】
この実施例では、押圧力制御手段T2によってギャードモータ47を制御し、ワイパーブレード5の押圧力を高めることによって、ワイパーブレード5のびびり振動を抑制するものである。
【0049】
第1実施例と同様な加速度センサー6からの検出信号が、図6に示すように、押圧力制御手段T2に入力されるようになっている。
【0050】
この押圧力制御手段T2は、振動検出手段6からの検出信号からびびり振動を分析、判断する判断部50と、この判断部50からの制御信号に基づき、ギャードモータ47を正転、あるいは逆転する押圧制御部70とを有している。
【0051】
判断部50は、図8に示すように、加速度センサー6からの検出信号と基準値51とを比較する比較器52と、この比較器52からの信号とワイパLOW状態又は間欠状態の時の信号が入力されるアンド回路53と、このアンド回路53からの信号が入力されるタイマ54と、このタイマ54からの信号が入力されてリレーSWH59を制御する第1出力回路55とを有し、このリレーSWH59が図7のように押圧制御部70に接続されている。また、この判断部50には、ワイパHIGH状態の信号が入力されるタイマ57と、このタイマ57からの信号が入力されてリレーSWL56を制御する第2出力回路58とが設けられ、このリレーSWL56が押圧制御部70に接続されている。
【0052】
押圧制御部70は、図6及び図7に示すように、ギヤードモータ47を有し、このモータ47に高圧側ダイオード71と低圧側ダイオード72とが接続されている。また、高圧側ダイオード71にはスイッチ73が、低圧側ダイオード72にはスイッチ74がそれぞれ直列に接続されている。このスイッチ73は、図9中(1),(2)に示すように、雌ネジ部材45とL側接点75とが導通されることにより、ON状態となり、又、スイッチ74は、図9中(2),(3)に示すように、雌ネジ部材45とH側接点76とが導通されることにより、ON状態となるように設定されている。
【0053】
次に、このような構成のワイパー装置Wの作用について説明する。
【0054】
まず、ワイパースイッチを「LOW」モードに設定すると、ワイパーモータ1が低速で回転する。これによって、ワイパーリンク2が図10中矢印A方向に往復運動して、この運動に伴って、ワイパーシャフト3が矢印B方向に回動運動する。そして、この運動にワイパーアーム4bが連動し、このワイパーアーム4bによってワイパーブレード5がウインドウパネルPに押圧されながら、矢印C方向に回動運動して、ウインドウパネルPを払拭するものである。
【0055】
一方、加速度センサー6は、ワイパーブレード5のびびり振動(加速度)を常に検出し、その検出結果を判断部50に送信する。
【0056】
判断部50では、この検出結果から、ワイパーブレード5が許容値を越えるびびり振動を起こしているか否かを判断する。
【0057】
すなわち、図7に示すように、比較器52において、受信した検出結果と基準値51とを比較して、検出結果が基準値51よりも大きい場合には、許容値を越えるびびり振動が発生したと判断する。
【0058】
そして、アンド回路53に、びびり振動が発生した場合の信号が入力されると共に、ワイパLOW状態又は間欠状態の信号が入力されると、アンド回路53からの信号がタイマ54に入力され、このタイマ54により10秒間だけ、第1出力回路55に信号が出力される。そして、この第1出力回路55からの信号により、リレーSWH59に信号が出力される。
【0059】
このリレーSWH59では、図7に示すように、励磁コイル59aに電流が流れ、スイッチが、常閉接点59bから常開接点59cに切り換えられる。すると、ギヤードモータ47には、図7中矢印A方向に電流が流れ、所定の回転方向に駆動される。これにより、雌ネジ部材45が図5中右方向に移動されて、レバー43が反時計廻りに回動されることにより、ワイパーブレード5の押圧力を高めることによって、ワイパーブレード5のびびり振動が抑制されることとなる。そして、10秒後には、励磁コイル59aへの電流の供給が遮断されるため、スイッチが常開接点59cから常閉接点59bに復帰することとなる。
【0060】
この時の雌ネジ部材45の移動と、押圧制御部70のスイッチ73,74の開閉の関係は、図9に示すようなものである。すなわち、図9の(1)は、雌ネジ部材45が移動する前の状態(ワイパーブレード5の押圧力が弱い状態)を示しており、この状態では、スイッチ73がON状態となっている。この状態から、雌ネジ部材45が移動して、同図の(2)に示すように、L側,H側接点75,76の両方に導通した状態では、両スイッチ73,74がON状態となる。この状態でも、矢印B方向に電流が流れることがない。更に、雌ネジ部材45が移動され、同図の(C)に示す位置に達すると、H側接点76と導通され、スイッチ73が開成される一方、スイッチ74が閉成され、ギヤードモータ47の駆動が停止される。
【0061】
一方、ワイパースイッチを「HIGH」モードに設定すると、ワイパーモータ1が高速で回転する。これと共に、そのモードの信号がタイマ57に入力され、タイマ57により10秒間だけ、第2出力回路58に信号が出力され、更に、この第2出力回路58からリレーSWL56に信号が送られる。
【0062】
このリレーSWL56では、励磁コイル56aに電流が流れ、スイッチが、常閉接点56bから常開接点56cに切り換えられる。すると、ギヤードモータ47には、図7中矢印B方向に電流が流れ、所定の回転方向に駆動される。これにより、雌ネジ部材45が図5中左方向に移動されて、レバー43が時計廻りに回動されることにより、ワイパーブレード5の押圧力が弱められる。10秒後には、励磁コイル56aへの電流の供給が遮断されるため、スイッチが常開接点56cから常閉接点56bに復帰することとなる。
【0063】
このように、ワイパーブレード5にびびり振動が発生した場合には、押圧力を高めることにより、びびり振動が抑制されることとなる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明してたきたように、請求項1に記載された発明によれば、振動検出手段によって検出されたワイパブレードのびびり振動の大きさに応じて、押圧力制御手段がワイパーアームの押圧力を高めるため、ワイパーブレードがウインドウパネルに強く押圧されて、びびり振動を抑制できる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の参考例におけるワイパー装置のモータ制御手段の制御回路図である。
【図2】同参考例におけるモータ制御手段の判断部の回路概念図である。
【図3】同参考例におけるモータ制御手段のフローチャート図である。
【図4】同参考例において、振動検出手段の配設位置を示す斜視図である。
【図5】この発明の実施例におけるワイパー装置の一部を示す断面図である。
【図6】同実施例におけるワイパー装置の回路図である。
【図7】同実施例における押圧力制御手段の回路図である。
【図8】同実施例における判断部のブロック図である。
【図9】同実施例における移動部材の位置とスイッチのON・OFFとの関係を示す説明図である。
【図10】ワイパー装置の構成を示す斜視図である。
【図11】ワイパーブレードのびびり振動状態を示し、(a)は、ワイパーブレードが幅方向にびびり振動をしている場合の正面図であり、(b)は、ワイパーブレードがその中央部を中心にびびり振動をしている場合の正面図である。
Claims (1)
- ワイパーモータにワイパーリンクが連結され、該ワイパーリンクからの動力伝達によって回動運動するワイパーシャフトが配設され、更に、該ワイパーシャフトにアームヘッドが取り付けられ、該アームヘッドにワイパーアームが取り付けられ、該ワイパーアームで押圧されながらウインドウパネルを払拭するワイパーブレードが、前記ワイパーアームの先端部に取り付けられているワイパー装置において、
前記ウインドウパネル払拭時の前記ワイパーブレードのびびり振動を検出する振動検出手段を設け、
該振動検出手段からの信号により、びびり振動が検出された場合に前記ワイパーアームの押圧力を高めて前記びびり振動を抑制する押圧力制御手段を設けたことを特徴とするワイパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09660495A JP3582145B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | ワイパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09660495A JP3582145B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | ワイパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290756A JPH08290756A (ja) | 1996-11-05 |
JP3582145B2 true JP3582145B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=14169479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09660495A Expired - Fee Related JP3582145B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | ワイパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3582145B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010514614A (ja) * | 2006-12-28 | 2010-05-06 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置の駆動ユニットを駆動制御するための装置および方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19845674A1 (de) * | 1998-10-05 | 2000-04-06 | Bosch Gmbh Robert | Scheibenwischeranlage und Verfahren zum Betreiben und Optimieren einer solchen |
GB2465980B (en) * | 2008-12-03 | 2012-10-10 | Gm Global Tech Operations Inc | Controller for reducing vibrations of a wiper |
CN104422879B (zh) * | 2013-08-23 | 2017-04-19 | 漳州鑫美达汽车零部件有限公司 | 一种汽车雨刮间歇继电器检测装置 |
JP6411916B2 (ja) * | 2015-02-26 | 2018-10-24 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置、ワイパシステム、及び移動体制御方法 |
JP2018079804A (ja) | 2016-11-16 | 2018-05-24 | アスモ株式会社 | ワイパ装置 |
FR3068320B1 (fr) * | 2017-06-29 | 2019-08-09 | Valeo Systemes D'essuyage | Systeme d'essuyage et de lavage pilote d'une vitre de vehicule, essuie-glace, balai d'essuie-glace et procede d'equipement d'un vehicule |
JP6558468B2 (ja) * | 2018-05-10 | 2019-08-14 | 株式会社デンソー | ワイパ制御装置 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP09660495A patent/JP3582145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010514614A (ja) * | 2006-12-28 | 2010-05-06 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置の駆動ユニットを駆動制御するための装置および方法 |
US9469275B2 (en) | 2006-12-28 | 2016-10-18 | Robert Bosch Gmbh | Device and method for actuating a drive unit of a wiper system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08290756A (ja) | 1996-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3582145B2 (ja) | ワイパー装置 | |
US8405336B2 (en) | Wiper system and wiper control method | |
US6940244B2 (en) | Wiper control apparatus and wiper control method | |
JP5240169B2 (ja) | ドアクローズ制御装置 | |
JP6012569B2 (ja) | 車両用パワーウインドウ装置 | |
KR100510210B1 (ko) | 와이퍼 장치 및 그 제어방법 | |
JP5511184B2 (ja) | モータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラム | |
EP0282843B1 (en) | Controlling circuit for window wiper accommodating apparatus | |
JPS6048370B2 (ja) | ワイパ−装置 | |
US5105134A (en) | Wiper apparatus interlocking to washer | |
JP2005206032A (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JPS5992235A (ja) | ワイパ装置 | |
JP5058944B2 (ja) | ワイパースイッチ | |
JP3491518B2 (ja) | ワイパ作動制御装置 | |
JP3572360B2 (ja) | パワーウインド装置 | |
JP4806916B2 (ja) | 電動アシスト装置の故障判定方法 | |
KR100892349B1 (ko) | 전자식 와이퍼 제어방법 | |
JP2792221B2 (ja) | 押圧力可変式ワイパの制御装置 | |
JPS6249228B2 (ja) | ||
JP3738693B2 (ja) | ワイパ制御装置 | |
JP2006168394A (ja) | 自動車用ワイパー制御装置 | |
JP2761499B2 (ja) | 自動車用制御装置の安全装置 | |
JP2015199420A (ja) | ワイパ制御装置 | |
KR0160043B1 (ko) | 자동차용 와이퍼의 작동속도 인지장치 | |
JP2003146188A (ja) | ワイパ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040409 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040601 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |