JP2761499B2 - 自動車用制御装置の安全装置 - Google Patents

自動車用制御装置の安全装置

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JP2761499B2
JP2761499B2 JP61005936A JP593686A JP2761499B2 JP 2761499 B2 JP2761499 B2 JP 2761499B2 JP 61005936 A JP61005936 A JP 61005936A JP 593686 A JP593686 A JP 593686A JP 2761499 B2 JP2761499 B2 JP 2761499B2
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signal
microcomputer
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circuit
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俊彦 大道
美一 池木
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Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用制御装置のマイクロコンピュータの
故障に対する安全装置に関するものである。 従来の技術 例えば特開昭54−58110号公報によれば車載機器の制
御部を構成するディジタルコンピュータに所定の周期で
所定の信号を出力するプログラムをあらかじめ記憶して
おき、このプログラムを実行することにより生じる信号
が予定内に発生したことを他の回路で検知し、この信号
が検知できないときは異常を示す異常信号を出力するこ
とにより自動車を安全に制御することが示されている。 第5図に従来技術の実施例を示す。詳しくは特開昭54
−58110号に記述されている。処理装置はCHECK信号を前
回の出力状態と反転してディスクリート回路に出力す
る。これにより、CHECK信号は一定周期でON、OFFを繰り
返す。一方2つのワンショット回路はCHECK信号の立上
りで時間巾T2及びCHECK信号の立下りで時間巾T2のパル
ス(T2>T1)を発生する。この結果、処理装置が正常で
CHECK信号のON、OFFを繰り返す限りORゲートの出力はON
の状態になる。 ところが、処理装置が停止あるいは暴走した場合は、
CHECK信号がON、OFFされず、従ってワンショット回路が
パルスを発生せずORゲートの出力はOFF状態となる。 この信号により処理装置の故障が検出される。 発明が解決しようとする問題点 特開昭54−58110号によれば、ディジタルコンピュー
タが所定の時間内に信号を発しない場合、処理装置が故
障と判断し検知回路により異常信号を発しバックアップ
回路に切り替える方式が採られているが、かならずしも
この様な性急な判断は好ましくない。 例えばコンピュータの暴走による上記現象はコンピュ
ータにリセット信号を送ることにより正常に復帰させる
ことができるので、かならずしも性急にバックアップ回
路に切り替える必要はなく検知回路の異常信号はコンピ
ュータのリセット信号として利用する方が良い場合もあ
る。ところがコンピュータの異常状態はかならずしも暴
走とは限らずハードウェアに故障が生じ、リセット信号
を送ってもコンピュータが正常に復帰しない場合もあ
る。この場合はバックアップ回路に切り替える方式がよ
い。この様にコンピュータの故障モードにより採るべき
方式を選択することが好ましく、本願発明はコンピュー
タの暴走の場合はリセット信号を他の故障の場合にはバ
ックアップ回路への切り替えを可能にするものである。 問題点を解決するための手段 本発明はこのような従来の問題点を解決するために、 (1)マイクロコンピュータにあらかじめ最大周期の時
間を定め、その周期内で信号を発するプログラムを記憶
させ、このプログラムの実行により生じる信号が最大周
期内に発生しない場合にはマイクロコンピュータにリセ
ット信号を送出する監視回路と、マイクロコンピュータ
が前記最大周期より長い所定時間以上前記信号を発生し
ないこと即ちマイクロコンピュータのハードウェア的な
異常を検出する異常検出回路とを備え、異常検出回路が
マイクロコンピュータのハードウェア的な異常を検出し
た場合には異常検出回路の出力により系をバックアップ
回路による制御に切り換え、系を安全側に制御するよう
にしたことを特徴とする自動車用制御装置の安全装置。 (2)異常検出回路が上記の異常を検出した場合に、該
異常検出回路の出力により作動するバックアップ回路が
アクチュエータへの電源供給を遮断するとともに、アク
チュエータには電源供給が遮断された場合にバネなどの
機構により系を安全側に制御する機能が設けられた
(1)項記載の安全装置の構造としたものである。 実施例 第1図に本発明の実施例のブロック図を示す。異常検
出回路9を除くと一般的な自動車用制御装置の構成であ
る。 入力信号はバッファー11を通してマイクロコンピュー
タ7で処理される駆動回路8を介してアクチュエータ12
a、12bを作動させる。一方、マイクロコンピュータには
監視回路10と異常検出回路9とが別に設けられ、異常検
出回路9が駆動回路8を制御するような構成となってい
る。 入力信号は車速信号やエンジン回転数信号や操舵角信
号など自動車の動きやあるいは各機能部品の状態を示す
信号である。 マイクロコンピュータ7は各入力信号を検知して予め
定められた処理を行いその結果に従ってアクチュエータ
12a、12bを制御する。又同時に予め定めた時間を最大周
期としその周期内で信号を発する。 監視回路10は例えば東芝製TA7900ASなどで実現でき、
マイクロコンピュータの出力信号を受け、その信号が予
め定められた時間内の周期で発せられている場合は出力
しないが、一定時間以上になるとリセットパルスを発し
てマイクロコンピュータを一旦リセット状態にし再起動
させる。 異常検出回路9は、監視回路10がリセットパルスを発
し、マイクロコンピュータ7を正常復帰させようとして
もなお正常に復帰しない場合、例えばマイクロコンピュ
ータ7がハードウェア的に故障した場合等に効果を発揮
する。 第2図に異常検出回路9と駆動回路8(一部分)を詳
しく示した。第3図に示すようにマイクロコンピュータ
7の出力信号によりR、C回路は充放電を繰り返すが、
マイクロコンピュータ7の出力信号が継続して出力され
ないと充電状態が継続し、IC1の入力電圧は増加する。
この電圧値がIC1の閾値を越すとIC1は論理信号1を出力
する。当該論理信号1に応答して、Tr2とリレーからな
るバックアップ回路のそのTr2がONする。この結果リレ
ーがONし接点が開くのでアクチュエータ12への電源供給
が遮断される。アクチュエータ12であるステッピングモ
ータ1は、第4図に示すように、ロータ軸2が固着した
ロータ3と、一端がロータ軸2、他端がステッピングモ
ータ1のハウジング内側面に固着された戻しばね6とで
構成され、ロータ軸2と同体のバルブシャフト5に可変
絞り4を形成しており、該ロータ軸2に戻しばね6等の
機械的作動手段を設けてバルブシャフト5の機械的原点
を設定し、このバルブシャフト5の機械的原点において
可変絞り4の開口面積が最小となる位置に前記ロータ軸
2を位置決めする。なお、ここでいう機械的原点とは、
機械的作動手段によりバルブシャフト5が強制的に回動
させられ停止する位置のことである。すなわち、イグニ
ッションキースイッチ(図示せず)をオフとしたとき、
ロータ軸2従ってバルブシャフト5が戻しばね6により
機械的に強制的に機械的原点まで回動させられ停止す
る。このとき可変絞り4の開口面積は最小となり、車載
の油圧機器への送給流量が最小となって、系として安全
な状態となるべく設定されている。3はロータ軸2に固
着されたロータである。 発明の作用および効果 上記のように本発明は、マイクロコンピュータの発す
る信号を検出して、この信号が最大周期内に発生しない
場合にマイクロコンピュータにリセット信号を送出する
監視回路を設けると共に、前記最大周期より長い所定時
間以上前記信号を発生しないことを検出する異常検出回
路を設け、この時バックアップ回路に切り換え信号を送
出する構造としたため、マイクロコンピュータが暴走し
ている場合にはリセット信号によりマイクロコンピュー
タを正常に復帰させると共にハードウェア的な故障によ
り正常復帰しない場合にはバックアップ回路に切り替
え、系を安全に保つことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の異常検出回路と駆動回路の一部分、第3図は、
第1図の異常検出回路の作動説明図、第4図は、第1図
のアクチュエータの一部縦断面図、第5図は従来技術の
実施例を示すブロック図。 1……ステッピングモータ、2……ロータ軸、3……ロ
ータ、4……可変絞り、5……バルブシャフト、6……
戻しばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−201948(JP,A) 特開 昭61−23202(JP,A) 実開 昭58−113103(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.マイクロコンピュータにあらかじめ最大周期の時間
    を定め、その周期内で信号を発するプログラムを記憶さ
    せ、このプログラムの実行により生じる信号が最大周期
    内に発生しない場合にはマイクロコンピュータにリセッ
    ト信号を送出する監視回路と、マイクロコンピュータが
    前記最大周期より長い所定時間以上前記信号を発生しな
    いこと即ちマイクロコンピュータのハードウェア的な異
    常を検出する異常検出回路とを備え、異常検出回路がマ
    イクロコンピュータのハードウェア的な異常を検出した
    場合には異常検出回路の出力により系をバックアップ回
    路による制御に切り換え、系を安全側に制御するように
    したことを特徴とする自動車用制御装置の安全装置。 2.異常検出回路が上記の異常を検出した場合に、該異
    常検出回路の出力により作動するバックアップ回路がア
    クチュエータへの電源供給を遮断するとともに、アクチ
    ュエータには電源供給が遮断された場合にバネなどの機
    構により系を安全側に制御する機能が設けられた特許請
    求の範囲(1)記載の安全装置。
JP61005936A 1986-01-14 1986-01-14 自動車用制御装置の安全装置 Expired - Lifetime JP2761499B2 (ja)

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JPS62164101A JPS62164101A (ja) 1987-07-20
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JPS57201948A (en) * 1981-06-05 1982-12-10 Isuzu Motors Ltd Safety circuit for computer for internal combustion engine control

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