JP3577751B2 - バッテリー充電装置、バッテリーパック及びバッテリー充電方法 - Google Patents

バッテリー充電装置、バッテリーパック及びバッテリー充電方法 Download PDF

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    • Y10S320/22Line impedance, e.g. resistor

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池等に充電を行うバッテリー充電装置、リチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池等の二次電池を有するバッテリーパック、及び、複数の電池に充電する場合におけるバッテリー充電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日において、リチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池等のように充電可能な電池(二次電池)が知られている。この二次電池は、例えば図10に示すようなバッテリー充電装置により充電される。
【0003】
すなわち、上記図10においてバッテリー充電装置は、直流電流源50の正電極にスイッチ53を介して充電用正電極51が接続され、該直流電流源50の負電極に充電用負電極52が接続されている。上記充電用正電極51及び充電用負電極52は直列接続されており、その間に、例えば3つの二次電池54が直列接続されるようになっている。また、上記各二次電池54とそれぞれ並列に、抵抗55及びスイッチ56を直列接続した放電回路が設けられている。
【0004】
このようなバッテリー充電装置は、上記二次電池54が設けられ上記スイッチ53がオン操作されると該二次電池54に充電が開始される。なお、この充電開始時には、上記各放電回路のスイッチ56は、それぞれオフ操作されている。
【0005】
ここで、このように二次電池54を直列接続し平行して充電を行うと、該二次電池54はそれぞれ容量にバラツキがあるため、充電状態にバラツキを生ずる。
【0006】
このため、従来は、上記3つの二次電池54の電圧をそれぞれ検出し、充電状態にバラツキが生じたときに、一番充電の進んでいる二次電池54及び2番目に充電の進んでいる二次電池54の放電回路のスイッチ56をそれぞれオン操作していた。これにより、上記一番充電の進んでいる二次電池54及び2番目に充電の進んでいる二次電池54に充電された電力が放電回路を介して放電される。
【0007】
次に、上記一番充電の進んでいる二次電池54及び2番目に充電の進んでいる二次電池54の放電が進み、これら二次電池54の電圧値が、一番充電の遅れている二次電池54の電圧値と同じ電圧値となったときに、上記オン操作した放電回路のスイッチ56をオフ操作する。これにより、再び充電が再開される。
【0008】
従来のバッテリー充電装置は、このように上記スイッチ56のオンオフ操作により充放電を繰り返し、複数の二次電池54を均等に充電するようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように充放電を繰り返しながら充電を行うと、一番充電の遅れている二次電池の充電状態に合わせて全ての二次電池の充電を行うこととなり、複数の二次電池を全て満充電にするまでに時間を要する問題がある。
【0010】
また、電池の充電には、常に過充電の問題がある。この過充電は、電池及び充電装置の各回路に負担がかかり、発熱,破損等の安全面に悪影響を及ぼす。このため、過充電を防止して安全に充電を行うことができるようなバッテリー充電装置の開発が望まれている。
【0011】
さらに、電池の性能評価は、通常、充電・休止・放電・休止を1サイクルとし、これを複数サイクル繰り返すことにより行われるが、現実の実使用状態では充電,放電,休止が不規則に発生するため、十分な品質評価とはならない。また、直列接続された複数の電池からなる組電池では、容量の最も小さい電池が満充電になった時点で充電を終了せざる得ず、各電池毎の容量ばらつきを考慮した評価を行うことができず、組電池としての真の性能を評価することはできないという問題点があった。
【0012】
そこで、上述の如き従来の問題点に鑑み、本発明の目的は、電池の充電時間を短縮でき、また、安全に充電することができるようなバッテリー充電装置,バッテリーパック及びバッテリー充電方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電源回路からの電力を電池に充電するバッテリー充電装置において、上記電池に対して並列に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の現在の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、電源回路からの電力を電池に充電するバッテリー充電装置において、直流の電流源の正電極と負電極に接続された正極端子と負極端子との間に直列接続された複数の充電部を有し、上記複数の充電部の各充電部は、それぞれ、充電可能な電池の正電極と負電極が接続される充電用正極端子と充電用負極端子と、上記充電用正極端子と充電用負極端子に正電極と負電極が接続された充電可能な電池に対して並列に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の現在の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段からなり、上記直列接続された複数の充電部により複数の電池を充電することを特徴とする。
【0016】
本発明に係るバッテリー充電装置は、出力電流が可変可能な電源回路と、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する複数の第1の電流検出手段と、上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうちの最小の電流値を検出し、上記電源回路からの出力電流値が、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算した出力電流値となるように上記電源回路を制御する電源回路制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係るバッテリー充電装置は、出力電流が可変可能な電源回路と、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する複数の第1の電流検出手段と、上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうちの最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から、予め設定された上記電流可変手段に流すことができる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を生成し、上記第1の減算電流値の極性を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算することにより第2の減算電流値を生成するとともに、上記第1の減算電流値が正の場合のみ、上記電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように該電源回路を制御する電源回路制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】
本発明に係るバッテリーパックは、充電可能な電池と、上記電池の正電極及び電源回路の正電極に接続される正電極端子と、上記電池の負電極及び電源回路の負電極に接続される負電極端子と、上記電池に対して並列となるように上記正電極端子及び負電極端子に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の電圧を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を可変制御する比較制御手段とを有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係るバッテリーパックは、直流の電流源の正電極に接続される正電極端子と、上記直流の電流源の負電極に接続される負電極端子と、上記正電極端子と負電極端子との間に直列接続された複数の充電部を有し、上記複数の充電部の各充電部は、それぞれ、充電可能な電池と、上記充電可能な電池に対して並列接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の電圧を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段とを有し、上記充電可能な複数の電池を充電する複数の充電部を直列接続してなることを特徴とする。
【0020】
また、本発明に係るバッテリーパックは、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する第1の電流検出手段と、電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最小の電流値を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算した出力電流値となるように電源回路を制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段とを有することを特徴とする。
【0021】
また、本発明に係るバッテリーパックは、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して複数設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する第1の電流検出手段と、上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成し、上記第1の減算値の極性を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成するとともに、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段とを有することを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明は、 電源回路からの電力を複数の電池に充電するためのバッテリー充電方法であって、上記複数の電池にそれぞれ並列に設けられ、該各電池に流す電流をそれぞれ可変する複数の電流可変手段を制御して、上記各電池の現在の電圧値が設定電圧値に近づくにつれて、上記各電流可変手段に流れる電流を徐々に多くする際に、上記各電流可変手段の電流値をそれぞれ検出し、該電流値の中から最小の電流値を検出するとともに、上記電源回路の出力電流値を検出し、
上記電源回路の出力電流値から上記電流可変手段の最小の電流値を減算して減算電流値を生成し、上記電源回路の出力電流値を上記減算電流値となるように該電源回路を制御することを特徴とする。
【0026】
【作用】
本発明に係るバッテリー充電装置は、電池に流す電流を可変可能な電流可変手段が、該電池に対して並列に接続されている。この電流可変手段としては、例えば抵抗値を可変することにより電流値を可変する可変抵抗や、ゲート電極に印加する電圧値を可変することによりソース−ドレイン間の電流値を可変する電界効果トランジスタ(FET)等がある。
【0027】
電池電圧検出手段は上記電池の現在の電圧値を検出し、この検出出力を比較制御手段に供給する。また、設定電圧出力手段は、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力し、これを上記比較制御手段に供給する。上記比較制御手段は、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段から出力された設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出する。そして、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を可変制御する。
【0028】
具体的には、例えば上記電流可変手段として上記可変抵抗を設けた場合、最初は該可変抵抗の抵抗値を最大となるように制御して上記電池側に電流を流し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて、該可変抵抗の抵抗値を徐々に小さくするように制御して、該可変抵抗側に流れる電流を徐々に多くする。或いは、上記電流可変手段として上記FETを設けた場合、最初は該FETのゲート電極に印加する電圧を小さくしてソース−ドレイン間に流れる電流を少なくして上記電池側に多くの電流を流し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて、該FETのゲート電極に印加する電圧を大きくしソース−ドレイン間に流れる電流を多くして上記電池側に流れる電流を少なくする。
【0029】
これにより、充電が進み上記電池の電圧値が上記設定電圧(満充電)に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らすことができる。従って、過充電を防止することができる。
【0030】
次に、本発明に係るバッテリー充電装置は、上述の充電装置を充電部として複数有しており、この複数の充電部を直列接続してなっている。上述のように、上記各充電部は、充電が進み上記電池の電圧値が上記設定電圧すなわち満充電に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らすことができる。従って、各充電部に設けられた電池の過充電を防止することができる。また、このように過充電を防止することができるため、各電池をそれぞれバラツキなく安全に満充電とすることができる。また、このような制御を、各電池毎に別々に行うことができるため、全ての電池が満充電となるまで一貫して充電を継続することができ、電池の充電時間を短縮化することができる。
【0031】
ここで、このように上記電池が満充電に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らす代わりに上記電流可変手段に流す電流を多くすると、該電池が満充電になっても上記電流可変手段に電流が流れ続けることとなり電力の無駄であるうえ、該電流可変手段が発熱して破損する虞れがある。
【0032】
このため、本発明に係るバッテリー充電装置は、電源回路として出力電流が可変可能なものを設け、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して複数設けられた第1の電流検出手段により上記各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出するとともに、第2の電流検出手段により上記電源回路からの出力電流値を検出する。また、電源回路制御手段が、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最小の電流値を検出する。
【0033】
そして、上記電源回路制御手段が、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値となるように上記電源回路の出力電流値を制御する。
【0034】
すなわち、上記電流可変手段の電流値が最小であるということは、その電流可変手段を有する充電部に設けられている電池の充電が一番遅れていることを示している。このため、上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値となるように上記電源回路の出力電流値を制御することにより、上記充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて、上記電源回路の出力電流値を徐々に下げることができる。
【0035】
従って、上記充電が一番遅れている電池が満充電となったときに、上記電源回路を例えばオフ制御することができ、複数の電池の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の電池をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、上記充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて上記電源回路の出力電流値を下げることができるため、他の充電部の電流可変手段に流れる電流を少なくすることができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。また、全ての電池が満充電となるまで充電を継続できるため、該全ての電池を満充電にするまでの時間を短縮することができる。
【0036】
次に、本発明に係るバッテリー充電装置は、電源回路制御手段が、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成するとともに、この第1の減算電流値の極性を検出する。そして、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成し、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、上記電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように該電源回路を制御する。
【0037】
すなわち、上記第1の減算電流値は、上記最大の電流値から、上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理したものであるため、この第1の減算電流値は、その充電部に設けられている電池の充電状態を示すものとなる。
【0038】
このため、上記電流可変手段の電流値が最大値を示すということは、その電流可変手段を有する充電部に設けられた電池の充電が一番進んでいることを示しているが、上記第1の減算電流値の極性が負極性であるときは、その充電部に設けられている上記電流可変手段に流れる電流を増加できることを示しているため、上記電源回路制御手段は、上記電源回路の出力電流値を下げるような制御は行わない。
【0039】
逆に、上記第1の減算電流値の極性が正極性であるときは、その充電部に設けられている上記電流可変手段に上記最大負荷設定値を超えた電流が流れていることを示しているため、上記電源回路制御手段が上記電源回路の出力電流値を下げるように該電源回路を制御する。
【0040】
このような制御を行うと、一番充電の進んでいる電池に応じて上記電源回路の出力電流値を下げることとなるため、他の電池の充電が遅れることとなるが、上記一番充電の進んでいる電池が設けられている充電部の電流可変手段に流れる電流が上記最大負荷設定値を越えたときに、該電流値を即座に下げることができるため、該電流可変手段を保護することができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。
【0041】
次に、本発明に係るバッテリーパックは、二次電池に流す電流を可変可能な電流可変手段が、該電池に対して並列に接続されている。この電流可変手段としては、上述のように可変抵抗やFET等を設けることができる。
【0042】
電池電圧検出手段は上記電池の現在の電圧値を検出し、この検出出力を比較制御手段に供給する。また、設定電圧印加手段は、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力し、これを上記比較制御手段に供給する。上記比較制御手段は、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段により印加された設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出する。そして、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を可変制御する。
【0043】
具体的には、例えば上記電流可変手段として上記可変抵抗を設けた場合、最初は該可変抵抗の抵抗値を最大となるように制御して上記電池側に電流を流し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて、該可変抵抗の抵抗値を徐々に小さくするように制御して、該可変抵抗側に流れる電流を徐々に多くする。或いは、上記電流可変手段として上記FETを設けた場合、最初は該FETのゲート電極に印加する電圧を小さくしてソース−ドレイン間に流れる電流を少なくして上記電池側に多くの電流を流し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて、該FETのゲート電極に印加する電圧を大きくしソース−ドレイン間に流れる電流を多くして上記電池側に流れる電流を少なくする。
【0044】
これにより、充電が進み上記電池の電圧値が上記設定電圧(満充電)に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らすことができる。従って、過充電を防止することができる。
【0045】
次に、本発明に係るバッテリーパックは、このような回路構成からなる充電部を複数直列接続してなっている。上述のように、上記各充電部は、充電が進み上記電池の電圧値が上記設定電圧(満充電)に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らすことができる。従って、各充電部に設けられた電池の過充電を防止することができる。また、このように過充電を防止することができるため、各電池をそれぞれバラツキなく満充電とすることができる。
【0046】
ここで、このように上記電池が満充電に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らす代わりに上記電流可変手段に流す電流を多くすると、該電池が満充電になっても上記電流可変手段に電流が流れ続けることとなり電力の無駄であるうえ、該電流可変手段が発熱して破損する虞れがある。
【0047】
このため、本発明に係るバッテリーパックは、上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して複数設けられた第1の電流検出手段により上記各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出するとともに、第2の電流検出手段により電源回路からの出力電流値を検出する。また、制御信号出力手段が、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最小の電流値を検出する。
【0048】
そして、上記制御信号出力手段が、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値となるように電源回路を制御するための制御信号を出力する。
【0049】
すなわち、上記電流可変手段の電流値が最小であるということは、その電流可変手段を有する充電部に設けられている電池の充電が一番遅れていることを示している。このため、上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値となるように上記電源回路の出力電流値を制御するための制御信号を出力することにより、上記充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて、上記電源回路の出力電流値を徐々に下げることができる。
【0050】
従って、上記充電が一番遅れている電池が満充電となったときに、上記電源回路を例えばオフ制御することができ、複数の電池の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の電池をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、上記充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて上記電源回路の出力電流値を下げることができるため、他の充電部の電流可変手段に流れる電流を少なくすることができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。また、上記複数の充電部に設けられている全ての電池が満充電となるまで充電を継続できるため、該全ての電池を満充電にするまでの時間を短縮することができる。
【0051】
次に、本発明に係るバッテリーパックは、制御信号出力手段が、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成するとともに、この第1の減算電流値の極性を検出する。そして、上記第2の電流検出手段により検出された電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成し、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、上記電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように該電源回路を制御するための制御信号を出力する。
【0052】
すなわち、上記第1の減算電流値は、上記最大の電流値から、上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理したものであるため、この第1の減算電流値は、その充電部に設けられている電池の充電状態を示すものとなる。
【0053】
このため、上記電流可変手段の電流値が最大値を示すということは、その電流可変手段を有する充電部に設けられた電池の充電が一番進んでいることを示しているが、上記第1の減算電流値の極性が負極性であるときは、その充電部に設けられている上記電流可変手段に流れる電流を増加できることを示しているため、上記制御信号出力手段は、上記制御信号を出力しない。
【0054】
逆に、上記第1の減算電流値の極性が正極性であるときは、その充電部に設けられている上記電流可変手段に上記最大負荷設定値を超えた電流が流れていることを示しているため、上記制御信号出力手段が、上記電源回路の出力電流値を下げるように該電源回路を制御するための制御信号を出力する。
【0055】
これにより、一番充電の進んでいる電池に応じて上記電源回路の出力電流値を下げることとなるため、他の電池の充電が遅れることとなるが、上記一番充電の進んでいる電池が設けられている充電部の電流可変手段に流れる電流が上記最大負荷設定値を越えたときに、該電流値を即座に下げることができるため、該電流可変手段を保護することができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。
【0056】
次に、本発明に係る充電方法は、電源回路からの電力を複数の電池に充電するための充電方法であって、上述の充電装置と同様に、上記複数の電池に対応して並列に、該各電池に流す電流をそれぞれ可変可能な複数の電流可変手段を設け、上記各電池の現在の電圧値が設定電圧値に近づくにつれて、上記各電流可変手段に流れる電流を徐々に多くするように該各電流可変手段をそれぞれ可変制御する。
【0057】
これにより、充電が進み上記電池の電圧値が上記設定電圧(満充電)に近づくに連れて該電池に流す電流を徐々に減らすことができる。従って、過充電を防止することができる。
【0058】
そして、上記各電流可変手段の電流値をそれぞれ検出するとともに、該電流値の中から最小の電流値を検出し、上記電源回路の出力電流値を検出し、上記電源回路の出力電流値から上記電流可変手段の最小の電流値を減算処理して減算電流値を形成し、上記電源回路の出力電流値を上記減算電流値となるように該電源回路を制御する。
【0059】
これにより、充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて、上記電源回路の出力電流値を徐々に下げることができる。従って、上記充電が一番遅れている電池が満充電となったときに、上記電源回路を例えばオフ制御することができ、複数の電池の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の電池をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、上記充電が一番遅れている電池の充電が進むに連れて上記電源回路の出力電流値を下げることができるため、他の電流可変手段に流れる電流を少なくすることができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。
【0062】
また、本発明に係るバッテリー評価装置では、上記評価手段が、設定入力手段により設定された評価条件に応じたバッテリー評価プログラムに従って、上記可変電流源及び各可変負荷手段の可変制御を行い、上記メイン電流センサ及び負荷電流センサにより検出された各電流値に基づいて性能評価を行う。
【0063】
【実施例】
以下、本発明に係るバッテリー充電装置,バッテリーパック,バッテリー充電方法及びバッテリー充電装置の好ましい実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0064】
まず、本発明の第1の実施例に係るバッテリー充電装置は、図1に示すように直流の電流源1の正電極に正電極端子2が接続され、該電流源1の負電極に負電極端子3が接続されている。上記正電極端子2には、電池4の正電極が接続される充電用正電極端子5が接続されており、上記負電極端子3には、電池4の負電極が接続される充電用負電極端子6が接続されている。また、上記正電極端子2と上記負電極端子3との間には、上記電池4と並列となるように電流可変手段として可変抵抗7が挿入接続されている。
【0065】
また、上記充電用正電極端子5及び上記充電用負電極端子6は、セル電圧検出部8の入力端にそれぞれ接続されており、該セル電圧検出部8の出力端は、コンパレータ部9の一方の入力端に接続されている。上記コンパレータ部9の他方の入力端には、上記電池4の充電電圧を設定するための設定電圧を出力する設定電圧回路10が接続されている。また、上記コンパレータ部9の出力端は、上記可変抵抗7に接続されており、このコンパレータ部9からの出力により、上記可変抵抗7の抵抗値を可変制御するようになっている。
【0066】
なお、上記電池4としては、例えばリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池等が用いられる。
【0067】
次に、このような構成を有する本発明の第1の実施例に係るバッテリー充電装置の動作説明をする。
【0068】
まず、上記電池4の正電極が上記充電用正電極端子5に接触し、該電池4の負電極が上記充電用負電極端子6に接触するように、該電池4が当該充電装置に設けられると充電可能となる。この状態で上記電流源1をオン操作すると、該電流源1からの電力が上記正電極端子2及び負電極端子3を介して上記電池4に供給され充電が開始される。
【0069】
上記充電が開始されると、上記セル電圧検出部8は、上記電池4に両電極端子5,6にあらわれる現在の電圧値を検出し、これを上記コンパレータ部9に供給する。上記コンパレータ部9には、上記設定電圧回路10からの設定電圧が別に供給されている。上記コンパレータ部9は、上記設定電圧の電圧値と上記電池の現在の電圧値とを比較し、これらの差分の電圧を上記可変抵抗7に供給する。
【0070】
これにより、上記電池4の充電状態に応じて上記可変抵抗7の抵抗値が可変制御されることとなる。
【0071】
具体的には、最初は上記電池4の電圧は低いため、上記可変抵抗7の抵抗値は高くなるように制御される。これにより、図2のA区間に示すように上記電流源1からの設定電流Iは全て上記電池4側に供給され該電池4の電圧値が徐々に設定電圧に近づくようになる。次に、上記電池4の現在の電圧値が上記設定電圧と同じ電圧値となると、上記可変抵抗7の抵抗値は、徐々に低くなるように制御される。これにより、図2のB区間に示すように、上記電流源1からの設定電流Iは、上記可変抵抗7の抵抗値に応じて、電池4側及び可変抵抗7側に分流(図中、分流電流I−i)するようになる。
【0072】
従って、図2に示すように上記電池4の電圧値が上がるに連れてすなわち充電が進むに連れて、上記電池4に供給される電流値を徐々に低くすることができ、過充電を防止して上記電池4を安全に満充電とすることができる。
【0073】
次に、本発明の第2の実施例に係るバッテリー充電装置は、図3に示すように上述の第1の実施例に係るバッテリー充電装置を充電部として複数設け、該各充電部を直列接続して複数の電池4を一度に充電できるようにしたものである。
【0074】
この場合、上述のように各充電部は、上記電池4の充電が進むに連れて、上記電池4に供給される電流値を徐々に低くするような制御を別々に行うことができ、該各電池4の過充電をそれぞれ防止することができる。また、このように過充電を防止することができるため、各電池をそれぞれバラツキなく安全に満充電とすることができる。また、このような制御を、各電池4毎に別々に行うことができるため、全ての電池4が満充電となるまで一貫して充電を継続することができ、電池4の充電時間を短縮化することができる。
【0075】
ここで、このような電流制御を行うと、上記各電池4に流れる電流は図4に実線で示すように上記電池4が満充電に近づくに連れて徐々に低くなるが、該電池4に流れなくなった分の電流は、同図に右斜線及び左斜線で示すように上記可変抵抗7に流れるようになる。このため、上記電池4が満充電になっても上記可変抵抗7に電流が流れ続けることとなり電力の無駄であるうえ、該可変抵抗7が発熱して破損する虞れがある。
【0076】
このため、本発明の第3の実施例に係るバッテリー充電装置は、図5に示すように出力電流値が可変可能な電流源1を設け、直列接続した各充電部に、それぞれ上記可変抵抗7の電流値を検出する負荷電流センサ11を設け、上記電流源1の出力電流値を検出するメイン電流センサ13を設けるとともに、上記負荷電流センサ11及びメイン電流センサ13の検出出力に基づいて上記電流源1の出力電流値を制御する電源コントローラ12を設けるようにした。
【0077】
なお、本発明に係るバッテリー充電方法は、この第3の実施例に係るバッテリー充電装置に適用されている。
【0078】
この図5に示すバッテリー充電装置は、充電が開始され上記電池4が満充電に近くなり上記可変抵抗7に電流が分流し始めると、上記各負荷電流センサ11が該可変抵抗7の電流値を検出し、この検出出力を上記電源コントローラ12に供給する。また、上記メイン電源センサ13は、上記電流源1の出力電流値を検出し、この検出出力を上記電源コントローラ12に供給する。
【0079】
上記電源コントローラ12は、上記各負荷電流センサ11からの各電流値のうち、最小値の電流値(imin)を検出する。上記可変抵抗7の電流値が最小であるということは、その可変抵抗7を有する充電部に設けられている電池4の充電が一番遅れていることを示している。このため、当該充電装置では、上記メイン電源センサ13により検出された上記電流源1の現在の出力電流値から上記最小値の電流値を減算処理し、電流制御信号=電流源の現在の出力源流値−iminとして、電流制御信号を形成する。そして、この電流制御信号をコントロール端子1aを介して上記電流源1に供給する。
【0080】
これにより、上記電流源1の出力電流値を、上記電流制御信号で示される値とすることができる。
【0081】
このように、上記電流源1からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値となるように上記電流源1の出力電流値を制御することにより、図6に示すように上記充電が一番遅れている電池4の充電が進むに連れて、上記電流源1の出力電流値を徐々に下げることができる。
【0082】
従って、上記充電が一番遅れている電池4が満充電となったときに、上記電流源1を例えばオフ制御することができ、複数の電池4の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の電池4をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、上記充電が一番遅れている電池4の充電が進むに連れて上記電流源1の出力電流値を下げることができるため、他の充電部の可変抵抗7に流れる電流を少なくすることができ、該可変抵抗7の発熱及び破損を防止することができ、安全に充電を行うことができる。また、全ての電池4が満充電となるまで充電を継続できるため、該全ての電池を満充電にするまでの時間を短縮することができる。
【0083】
次に、本発明の第4の実施例に係るバッテリー充電装置は、さらに安全面の万全等を期すべく、以下の制御を行う。
【0084】
すなわち、上記図5において、本発明の第4の実施例に係るバッテリー充電装置は、充電が開始されると、上記電源コントローラ12が、上記各負荷電流センサ11からの各検出出力に基づいて、上記各可変抵抗7の電流値のうち最大の電流値(imax)を検出する。
【0085】
また、上記電源コントローラ12は、上記最大の電流値から、上記可変抵抗7が許容し得る最大の電流値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成するとともに、この第1の減算電流値の極性を検出する。
【0086】
そして、上記電源コントローラ12は、上記メイン電源センサ13により検出された上記電流源1の出力電流値から、上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成し、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、上記電流源1の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように該電流源1を制御する。
【0087】
すなわち、上記第1の減算電流値は、上記最大の電流値から、上記可変抵抗7の最大負荷設定値を減算処理したものであるため、この第1の減算電流値は、その充電部に設けられている電池4の充電状態を示すものとなる。
【0088】
このため、上記可変抵抗7の電流値が最大値を示すということは、その可変抵抗7を有する充電部に設けられた電池4の充電が一番進んでいることを示しているが、上記第1の減算電流値の極性が負極性であるときは、その充電部に設けられている上記可変抵抗7にに流れる電流を増加できることを示しているため、上記電源コントローラ12は、上記電流源1の出力電流値を下げるような制御は行わない。
【0089】
逆に、上記第1の減算電流値の極性が正極性であるときは、その充電部に設けられている上記可変抵抗7に上記最大負荷設定値を超えた電流が流れていることを示しているため、上記電源コントローラ12が上記電流源1の出力電流値を下げるように該電流源1を制御する。
【0090】
このような制御を行うと、一番充電の進んでいる電池4の充電状態に応じて上記電流源1の出力電流値を下げることとなるため、他の電池4の充電が遅れることとなるが、上記一番充電の進んでいる電池4が設けられている充電部の可変抵抗7に流れる電流が上記最大負荷設定値を越えたときに、該電流値を即座に下げることができるため、該可変抵抗7を保護することができ、該可変抵抗7の発熱及び破損を防止することができる。従って、安全に全部の電池4を充電することができる。
【0091】
次に、本発明の第5の実施例に係るバッテリーパックの説明をする。
【0092】
この本発明の第5の実施例に係るバッテリーパックは、図7に示すように直流の電流源の正電極に接続される正電極端子20が二次電池22の正電極に接続され、上記電流源の負電極に接続される負電極端子21が上記二次電池22の負電極に接続されている。
【0093】
上記正電極端子20と上記負電極端子21との間には、上記二次電池22と並列となるように電流可変手段として電界効果トランジスタ(FET)23が挿入接続されている。上記FET23は、ソース電極23Sが上記正電極端子20と接続されており、ドレイン電極23Dが上記負電極端子21と接続されている。
【0094】
また、上記正電極端子20及び上記負電極端子21は、セル電圧検出部24の入力端にそれぞれ接続されており、該セル電圧検出部24の出力端は、コンパレータ部25の一方の入力端に接続されている。上記コンパレータ部25の他方の入力端には、上記二次電池22の充電電圧を設定するための設定電圧を出力する設定電圧回路26が接続されている。また、上記コンパレータ部25の出力端は、上記FET23のゲート電極23Gに接続されており、このコンパレータ部25からの出力により、上記FET23のソース23S−ドレイン23D間に流れる電流を制御して、上記二次電池22側に流れる電流を制御するようになっている。
【0095】
なお、上記二次電池22としては、例えばリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池等が用いられる。
【0096】
次に、このような構成を有する本発明の第5の実施例に係るバッテリーパックの動作説明をする。
【0097】
まず、上記正電極端子20が電流源の正電極に接続され、上記負電極端子21が該電流源の負電極に接続され、該電流源がオン制御されると、該電流源からの電力が該正電極端子20及び負電極端子21を介して上記二次電池22に供給され充電が開始される。
【0098】
上記充電が開始されると、上記セル電圧検出部24は、上記二次電池22の現在の電圧値を検出し、これを上記コンパレータ部25に供給する。上記コンパレータ部25には、上記設定電圧回路26からの設定電圧が別に供給されている。上記コンパレータ部25は、上記設定電圧の電圧値と上記二次電池22の現在の電圧値とを比較し、これらの差分の電圧を上記FET23のゲート電極23Gに供給する。
【0099】
これにより、上記二次電池22の充電状態に応じて上記FET23のソース23S−ドレイン23D間を流れる電流量が可変制御されることとなる。
【0100】
具体的には、最初は上記二次電池22の電圧は低いため、上記FET23を流れる電流量が少なくなるように制御される。これにより、図2のA区間に示すように上記電流源からの設定電流Iは全て上記二次電池22側に供給され該二次電池22の電圧値が徐々に設定電圧に近づくようになる。次に、上記二次電池22の現在の電圧値が上記設定電圧と同じ電圧値となると、上記FET23を流れる電流量が徐々に多くなるように制御される。これにより、図2のB区間に示すように、上記電流源からの設定電流Iは、上記FET23を流れる電流量に応じて、二次電池22側及びFET23側に分流(図中、分流電流I−i)するようになる。
【0101】
従って、図2に示すように上記二次電池22の電圧値が上がるに連れてすなわち充電が進むに連れて、上記二次電池22に供給される電流値を徐々に低くすることができ、過充電を防止して上記二次電池22を安全に満充電とすることができる。
【0102】
次に、本発明の第6の実施例に係るバッテリーパックは、図8に示すように上述の第5の実施例に係るバッテリーパックの回路部を充電部として複数設け、該各充電部を直列接続して複数の二次電池22を一度に充電するようにしたものである。
【0103】
この場合、上述のように各充電部は、上記二次電池22の充電が進むに連れて、上記二次電池22に供給される電流値を徐々に低くするような制御を別々に行うことができ、該各二次電池22の過充電をそれぞれ防止することができる。また、このように過充電を防止することができるため、各電池をそれぞれバラツキなく安全に満充電とすることができる。また、このような制御を、各二次電池22毎に別々に行うことができるため、全ての二次電池22が満充電となるまで一貫して充電を継続することができ、二次電池22の充電時間を短縮化することができる。
【0104】
ここで、このような電流制御を行うと、上記各二次電池22に流れる電流は図4に実線で示すように上記二次電池22が満充電に近づくに連れて徐々に低くなるが、該二次電池22に流れなくなった分の電流は、同図に右斜線及び左斜線で示すように上記FET23に流れるようになる。このため、上記二次電池22が満充電になっても上記FET23に電流が流れ続けることとなり電力の無駄であるうえ、該FET23が発熱して破損する虞れがある。
【0105】
このため、本発明の第7の実施例に係るバッテリーパックは、図9に示すように直列接続した各充電部に、それぞれ上記FET23の電流値を検出する負荷電流センサ27を設け、上記電流源の出力電流値を検出するメイン電流センサ30を設けるとともに、上記負荷電流センサ27及びメイン電流センサ30の検出出力に基づいて上記電流源の出力電流値を制御する電源コントローラ28を設けるようにした。そして、以下に説明するように、上記電源コントローラ28による上記各負荷電流センサ27及びメイン電流センサ30の検出出力に基づいて、出力電流値が可変可能な電流源の該出力電流値を可変制御するための電流制御信号を出力するようにした。
【0106】
なお、本発明に係るバッテリー充電方法は、この第7の実施例に係るバッテリーパックにも適用されている。
【0107】
この図9に示すバッテリーパックは、充電が開始され上記二次電池22が満充電に近くなり上記FET23に電流が分流し始めると、上記各負荷電流センサ27が該FET23の電流値を検出し、この検出出力を上記電源コントローラ28に供給する。また、上記メイン電流センサ30は、上記電流源の出力電流値を検出し、この検出出力を上記電源コントローラ28に供給する。
【0108】
上記電源コントローラ28は、上記各負荷電流センサ27からの各電流値のうち、最小値の電流値(imin)を検出する。上記FET23の電流値が最小であるということは、そのFET23を有する充電部に設けられている二次電池22の充電が一番遅れていることを示している。このため、当該バッテリーパックでは、上記メイン電流センサ30により検出された上記電流源の現在の出力電流値から上記最小値の電流値を減算処理し、電流制御信号=電流源の現在の出力源流値−imin)として、電流制御信号を形成する。そして、この電流制御信号を出力端子29を介して上記電流源に供給する。
【0109】
これにより、上記電流源の出力電流値を、上記電流制御信号で示される値とすることができる。
【0110】
このように、上記電流源からの出力電流値から上記最小の電流値を減算処理し、この減算処理により算出された値とすることができる電流制御信号を出力することにより、図6に示すように上記充電が一番遅れている二次電池22の充電が進むに連れて、上記電流源の出力電流値を徐々に下げることができる。
【0111】
従って、上記充電が一番遅れている二次電池22が満充電となったときに、上記電流源を例えばオフ制御することができ、複数の二次電池22の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の二次電池22をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、上記充電が一番遅れている二次電池22の充電が進むに連れて上記電流源の出力電流値を下げることができるため、他の充電部のFET23に流れる電流を少なくすることができ、該FET23の発熱及び破損を防止することができ、安全に充電を行うことができる。また、全ての二次電池22が満充電となるまで充電を継続できるため、該全ての電池を満充電にするまでの時間を短縮することができる。
【0112】
次に、本発明の第8の実施例に係るバッテリーパックは、さらに安全面の万全等を期すべく、以下の制御を行う。
【0113】
すなわち、上記図9において、本発明の第8の実施例に係るバッテリーパックは、充電が開始されると、上記電源コントローラ28が、上記各負荷電流センサ27からの各検出出力に基づいて、上記各FET23の電流値のうち最大の電流値(imax)を検出する。
【0114】
また、上記電源コントローラ28は、上記最大の電流値から、上記FET23が許容し得る最大の電流値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成するとともに、この第1の減算電流値の極性を検出する。
【0115】
そして、上記電源コントローラ28は、上記メイン電流センサ30により検出された上記電流源の出力電流値から、上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成し、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、上記電流源の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように制御するための電流制御信号を出力する。
【0116】
すなわち、上記第1の減算電流値は、上記最大の電流値から、上記FET23の最大負荷設定値を減算処理したものであるため、この第1の減算電流値は、その充電部に設けられている二次電池22の充電状態を示すものとなる。
【0117】
このため、上記FET23の電流値が最大値を示すということは、そのFET23を有する充電部に設けられた二次電池22の充電が一番進んでいることを示しているが、上記第1の減算電流値の極性が負極性であるときは、その充電部に設けられている上記FET23に流れる電流を増加できることを示しているため、上記電源コントローラ28は、上記電流制御信号を出力しない。
【0118】
逆に、上記第1の減算電流値の極性が正極性であるときは、その充電部に設けられている上記FET23に上記最大付加設定値を超えた電流が流れていることを示しているため、上記電源コントローラ28が上記電流源の出力電流値を下げるような電流制御信号を出力する。
【0119】
このような電流制御信号を出力するようにすると、一番充電の進んでいる二次電池22の充電状態に応じて上記電流源の出力電流値を下げることとなるため、他の二次電池22の充電が遅れることとなるが、上記一番充電の進んでいる二次電池22が設けられている充電部のFET23に流れる電流が上記最大負荷設定値を越えたときに、該電流値を即座に下げることができるため、該FET23を保護することができ、該FET23の発熱及び破損を防止することができる。従って、安全に全部の二次電池22を充電することができる。
【0120】
なお、上述の実施例の説明では、電流可変手段として可変抵抗7やFET23を用いることとしたが、これは、電流制御を行うことができるような回路であれば何でもよい。また、電池としてリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池を用いることとしたが、これは、電池であれば何でもよく、また、いわゆるボタン型,ガム型,円筒型等の形状にも限定されないことは勿論である。
【0158】
このような構成のバッテリィ評価装置では、上記コントローラ44により上記データ入力部52から入力される評価条件に応じて充電,放電,休止などを任意に組み合わせた試験パターンのバッテリー評価プログラムに従って上記電流源41や各電子負荷42,47の可変制御を行うことによって、各電池40を満充電することができるので、上記メンイン電流センサ45や各負荷電流センサ48、各温度センサ50の検出出力に基づいて、上記各電池40からなる組電池の性能評価を行うことにより、各電池の容量の差異、組電池としての真の容量、組電池としての真のサイクル特性すなわち繰り返し充放電による容量変化などを安全且つ正確に評価することができる。また、実使用状態をシュミレーションすることができ、市場不良の解析やトラブルの事前回避、あるいは、出荷前の品質管理の徹底が可能となる。
【0159】
【発明の効果】
本発明に係るバッテリー充電装置,バッテリーパック及びバッテリー充電方法では、満充電となると電池に電流を流さないようにすることができるため、過充電を防止することができる。また、複数の電池の充電を平行して行う場合、上記満充電となったときに電池に電流を流さないような制御を、各電池毎に別々に行うことができるため、全ての電池が満充電となるまで一貫して充電を継続することができ、電池の充電時間を短縮することができる。
【0160】
また、本発明に係るバッテリー充電装置,バッテリーパック及びバッテリー充電方法では、充電が一番遅れている電池の充電状態に応じて電源回路の出力電流値を可変制御することができるため、複数の電池の充電を平行して行う場合に最低限の電力で該複数の電池をバラツキなく全て満充電にすることができる。また、他の充電部の電流可変手段に流れる電流を少なくすることができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。また、全ての電池が満充電となるまで充電を継続できるため、該全ての電池を満充電にするまでの時間を短縮することができる。
【0161】
また、本発明に係るバッテリー充電装置,バッテリーパックでは、一番充電の進んでいる電池が設けられている充電部の電流可変手段に流れる電流が上記最大負荷設定値を越えたときに、該電流値を即座に下げることができるため、該電流可変手段を保護することができ、該電流可変手段の発熱及び破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るバッテリー充電装置のブロック図である。
【図2】上記第1の実施例に係るバッテリー充電装置の充電の電流制御を説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るバッテリー充電装置のブロック図である。
【図4】上記第2の実施例に係るバッテリー充電装置の充電の電流制御を説明するための図である。
【図5】本発明の第3の実施例及び第4の実施例に係るバッテリー充電装置のブロック図である。
【図6】上記第3の実施例に係るバッテリー充電装置の充電の電流制御を説明するための図である。
【図7】本発明の第5の実施例に係るバッテリーパックのブロック図である。
【図8】本発明の第6の実施例に係るバッテリーパックのブロック図である。
【図9】本発明の第7の実施例及び第8の実施例に係るバッテリーパックのブロック図である。
【図10】従来のバッテリー充電装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 電流源
1a 電流源のコントロール端子
2 正電極端子
3 負電極端子
4 電池
5 充電用正電極端子
6 充電用負電極端子
7 可変抵抗
8 セル電圧検出部
9 コンパレータ部
10 設定電圧回路
11 負荷電流センサ
12 電源コントローラ
13 メイン電流センサ
20 正電極端子
21 負電極端子
22 二次電池
23 電界効果トランジスタ(FET)
23S FETのソース電極
23D FETドレイン電極
23G FETゲート電極
24 セル電圧検出部
25 コンパレータ部
26 設定電圧回路
27 負荷電流センサ
28 電源コントローラ
29 電流制御信号の出力端子
30 メイン電流センサ

Claims (9)

  1. 電源回路からの電力を電池に充電するバッテリー充電装置において、
    上記電池に対して並列に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、
    上記電池の現在の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、
    上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、
    上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段とを有することを特徴とするバッテリー充電装置。
  2. 電源回路からの電力を電池に充電するバッテリー充電装置において、
    直流の電流源の正電極と負電極に接続された正極端子と負極端子との間に直列接続された複数の充電部を有し、
    上記複数の充電部の各充電部は、それぞれ、充電可能な電池の正電極と負電極が接続される充電用正極端子と充電用負極端子と、上記充電用正極端子と充電用負極端子に正電極と負電極が接続された充電可能な電池に対して並列に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の現在の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段からなり、
    上記直列接続された複数の充電部により複数の電池を充電することを特徴とするバッテリー充電装置。
  3. 出力電流が可変可能な電源回路と、
    上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する複数の第1の電流検出手段と、
    上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、
    上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうちの最小の電流値を検出し、上記電源回路からの出力電流値が、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算した出力電流値となるように上記電源回路を制御する電源回路制御手段とを有することを特徴とする請求項2記載のバッテリー充電装置。
  4. 出力電流が可変可能な電源回路と、
    上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する複数の第1の電流検出手段と、
    上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、
    上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうちの最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から、予め設定された上記電流可変手段に流すことができる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を生成し、上記第1の減算電流値の極性を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算することにより第2の減算電流値を生成するとともに、上記第1の減算電流値が正の場合のみ、上記電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように該電源回路を制御する電源回路制御手段とを有することを特徴とする請求項2記載のバッテリー充電装置。
  5. 充電可能な電池と、
    上記電池の正電極及び電源回路の正電極に接続される正電極端子と、
    上記電池の負電極及び電源回路の負電極に接続される負電極端子と、
    上記電池に対して並列となるように上記正電極端子及び負電極端子に接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、
    上記電池の電圧を検出する電池電圧検出手段と、
    上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、
    上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を可変制御する比較制御手段とを有することを特徴とするバッテリーパック。
  6. 直流の電流源の正電極に接続される正電極端子と、
    上記直流の電流源の負電極に接続される負電極端子と、
    上記正電極端子と負電極端子との間に直列接続された複数の充電部を有し、
    上記複数の充電部の各充電部は、それぞれ、充電可能な電池と、上記充電可能な電池に対して並列接続され、該電池に流す電流を可変する電流可変手段と、上記電池の電圧を検出する電池電圧検出手段と、上記電池の満充電時の電圧値を設定電圧として出力する設定電圧出力手段と、上記電池電圧検出手段により検出された上記電池の電圧と、上記設定電圧出力手段からの設定電圧とを比較することにより、上記設定電圧値に対する上記電池の現在の電圧値を検出し、上記電池の現在の電圧値が上記設定電圧値に近づくにつれて徐々に上記電流可変手段に流れる電流が多くなるように該電流可変手段を制御する比較制御手段とを有し、
    上記充電可能な複数の電池を充電する複数の充電部を直列接続してなることを特徴とするバッテリーパック。
  7. 上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する第1の電流検出手段と、電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最小の電流値を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路からの出力電流値から上記最小の電流値を減算した出力電流値となるように電源回路を制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段とを有することを特徴とする請求項6記載のバッテリーパック。
  8. 上記複数の充電部の各電流可変手段に対応して複数設けられ、該各電流可変手段に流れる電流値をそれぞれ検出する第1の電流検出手段と、上記電源回路からの出力電流値を検出する第2の電流検出手段と、上記各第1の電流検出手段からの各検出出力に基づいて、上記各電流可変手段の電流値のうち最大の電流値を検出し、上記最大の電流値から上記電流可変手段に流れる電流の最大値を示す最大負荷設定値を減算処理することにより第1の減算電流値を形成し、上記第1の減算値の極性を検出し、上記第2の電流検出手段により検出された上記電源回路の出力電流値から上記第1の減算電流値を減算処理することにより第2の減算電流値を形成するとともに、上記第1の減算電流値が正極性の場合のみ、電源回路の出力電流値が上記第2の減算電流値と同じ値となるように制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段とを有することを特徴とする請求項6記載のバッテリーパック。
  9. 電源回路からの電力を複数の電池に充電するためのバッテリー充電方法であって、
    上記複数の電池にそれぞれ並列に設けられ、該各電池に流す電流をそれぞれ可変する複数の電流可変手段を制御して、上記各電池の現在の電圧値が設定電圧値に近づくにつれて、上記各電流可変手段に流れる電流を徐々に多くする際に、
    上記各電流可変手段の電流値をそれぞれ検出し、該電流値の中から最小の電流値を検出するとともに、上記電源回路の出力電流値を検出し、
    上記電源回路の出力電流値から上記電流可変手段の最小の電流値を減算して減算電流値を生成し、
    上記電源回路の出力電流値を上記減算電流値となるように該電源回路を制御することを特徴とするバッテリー充電方法。
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