JP3574361B2 - 電話装置、携帯電話装置及び移動体通信システム - Google Patents

電話装置、携帯電話装置及び移動体通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信システムにおける携帯電話機又は家庭用などの有線通信による据え置き型の電話機等の電話装置及び方法に関し、特に利用者が着信音を自由に作曲することが可能な電話装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話装置において、着信音は予め設定された電子音が発音されるようになっているものが主流であった。しかし、近年、特開平9−307607号公報に開示されているように、利用者が音長・音階のみを決めることにより着信音を作曲することが可能な電話装置が登場している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置においては、着信音の音長・音階を一音符毎に利用者が任意に決め、それを着信音として音声に変換して発音することはできるが、一種類の着信音データのみを選択し、それを着信音として発音する構成であるため、一旋律しか発音できず、複数の旋律を同時に発音するなど、より複雑且つ自由な作曲による着信音の作成を行うことができないという問題がある。
【0004】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、作成した複数の音源情報を重ね合わせて発音することを可能とすることによって、主旋律と伴奏を同時に発音するなど、より複雑且つ自由な作曲による着信音の作成を行うことができる電話装置及び電話装置における着信音作成/発音方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電話装置は、楽譜情報及び楽音情報の少なくとも一方で構成される音源情報及び電話番号を入力する操作と前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作とを受付けるキー入力手段と、複数の前記音源情報を記憶する記憶手段と、前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作に応じて、前記記憶手段に記憶された複数の前記音源情報をディジタル楽音信号に変換し、変換された前記ディジタル楽音信号を重ね合わせて合成する音声合成手段と、着信時に、重ね合わせた前記ディジタル楽音信号に対応する楽音信号を作成する着信音作成制御手段と、前記楽音信号に対応する楽音を発音する発音手段と、を具備する構成を採る。
【0006】
この構成によれば、複数の音源情報を重ね合わせた着信音を作成・発音することを可能とすることによって、より複雑、かつ、自由な作曲による着信音の作成を行い、この作成された着信音を着信時に発音させることができる。また、この構成によれば、楽譜情報や楽音情報の少なくとも一方で構成される音源情報をキー入力手段から直接入力することができる。
【0007】
本発明の電話装置は、上記構成において、前記キー入力手段の操作によって入力される前記楽譜情報は、一音符毎の音長、音階、音量、テンポ及び音質からなる群より選ばれた少なくとも二つを組み合わせたものである、構成を採る。
【0008】
この構成によれば、キー入力手段から楽譜情報である音長・音階・音量・テンポ・音質(楽器の種類等)を任意に組み合わせることができる。
【0009】
本発明の電話装置は、上記構成において、前記ディジタル楽音信号が入力される入力端子を具備し、前記記憶手段は、前記入力端子を介して入力された複数の前記ディジタル楽音信号を記憶し、前記音声合成手段は、前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作に応じて、前記記憶手段に記憶された前記音源情報から変換された前記ディジタル楽音信号と、前記入力端子を介して入力され、かつ、前記記憶手段に記憶された前記ディジタル楽音信号と、を重ね合わせて合成する、構成を採る。
【0010】
この構成によれば、入力端子から録音したディジタル楽音信号を複数重ね合わせることができる。
【0011】
本発明の電話装置は、上記構成において、前記音声合成手段は、合成した前記ディジタル楽音信号を記憶手段に上書きする、構成を採る。
【0012】
この構成によれば、記憶手段に記憶されるディジタル楽音信号を、操作時に常に最新情報として記憶しておくことができる。
【0013】
本発明の電話装置は、上記構成において、前記音声合成手段は、合成した前記ディジタル楽音信号を前記記憶手段の所定アドレスの記憶領域毎に記憶し、前記着信音作成制御手段は、着信時に、前記記憶手段における指定アドレスに応じた記憶領域の前記ディジタル楽音信号に対応する楽音信号を作成し、前記キー入力手段は、前記指定アドレスの入力操作を受付ける、構成を採る。
【0014】
この構成によれば、ディジタル楽音信号を複数作成しておき、任意のディジタル楽音信号を選択して重ね合わせることによって着信音とすることができる。
【0017】
本発明の携帯電話装置は、上記何れかの構成と同様の電話装置を具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、携帯電話装置においても、上記何れかの構成と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
本発明の移動体通信システムは、上記構成の携帯電話装置を具備する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、移動体通信システムにおいても、上記構成の携帯電話装置と同様の作用効果を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の一実施の形態では、「楽音」を「音声」と表記する場合がある。
【0024】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る電話装置の構成を示すブロック図である。
【0025】
この図1に示す電話装置100は、移動体通信システムにおける携帯電話機又は家庭用などの有線通信による据え置き型の電話機等であり、着信検出手段101と、キー入力手段102と、音声データ入力端子103と、楽譜情報作成制御手段104、着信音録音制御手段105、着信音合成制御手段106、着信音作成制御手段107、及び着信音選択手段108を有する制御手段109と、楽譜情報記憶手段110と、録音記憶手段111と、楽譜情報変換手段112と、ディジタル信号合成手段113と、D/A変換手段114と、アドレス記憶手段115と、発音手段(スピーカ)116とを備えて構成されている。
【0026】
着信検出手段101は、図示せぬ相手電話装置からの着信を検出し、制御手段109に、その検出された着信信号を出力するものである。
【0027】
キー入力手段102は、利用者が通常の電話番号等の入力、音源情報である楽譜情報やディジタル音声信号の入力、本実施の形態の特徴である複数の音源情報の重ね合わせ着信音とするための入力の操作を行うものであり、数字キーやファンクションキー等を備えて構成されている。
【0028】
音声データ入力端子103は、利用者が図示せぬカセットレコーダ、CDレコーダ、MDレコーダ等の音源装置を接続することによって、着信音又はその一部となるディジタル音声信号の入力を行うものである。
【0029】
制御手段109は、電話装置100の動作を制御すると共に、本実施の形態の特徴要素である楽譜情報作成制御手段104、着信音録音制御手段105、着信音合成制御手段106、着信音作成制御手段107、及び着信音選択手段108が備える処理機能の制御を行うものである。
【0030】
楽譜情報作成制御手段104は、キー入力手段102からのキー入力操作によって、一音符毎に音長・音階・音量・音質(楽器等)・テンポを任意に組み合わせた楽譜情報が入力された際に、この入力された楽譜情報を楽譜情報記憶手段110に記憶する制御を行うものである。
【0031】
着信音録音制御手段105は、キー入力手段102からのキー入力操作によって、音声データ入力端子103から入力されたディジタル音声信号を録音記憶手段111に記憶する制御を行うものである。
【0032】
楽譜情報記憶手段110は、楽譜情報作成制御手段104で作成された楽譜情報を記憶するものである。
【0033】
録音記憶手段111は、音声データ入力端子103から入力されたディジタル音声信号を記憶するものである。
【0034】
着信音合成制御手段106は、本実施の形態の特徴である複数の音源情報を重ね合わせた着信音を作成する制御を行ものであり、楽譜情報記憶手段110や録音記憶手段111に記憶されている複数の音源情報を楽譜情報変換手段112でディジタル音声信号に変換した後、ディジタル信号合成手段113で重ね合わせ(合成)、キー入力手段102からの入力により指定された録音記憶手段111のアドレスに、その重ね合わせたディジタル音声信号を記憶する制御を行うものである。
【0035】
楽譜情報変換手段112は、読み出された音源情報が楽譜情報の場合に、それをディジタル音声信号へ変換するものである。
【0036】
ディジタル信号合成手段113は、読み出された複数のディジタル音声信号の合成(重ね合わせ)を行うものである。
【0037】
着信音作成制御手段107は、アドレス記憶手段115に記憶されているアドレスの音源情報を読み出し、着信音を作成し、発音する制御を行うものである。
【0038】
D/A変換手段114は、入力されたディジタル音声信号をアナログ信号に変換するものである。
【0039】
発音手段116は、着信音作成制御手段107からの着信音信号を音声に変換すると共に、通話相手の声等を発音するものである。
【0040】
着信音選択手段108は、キー入力手段102から入力された楽譜情報記憶手段110や録音記憶手段111に記憶されている音源情報のうち着信音とするもののアドレスを認識し、そのアドレスをアドレス記憶手段115に書き込む制御を行うものである。
【0041】
アドレス記憶手段115は、着信音とする音源情報が記憶されているアドレスを記憶しておくものである。
【0042】
このような構成の電話装置100における着信音の作成及び発音の処理動作を図2〜図7に示すフロー図を参照して説明する。
【0043】
図2のステップST201において、着信検出手段101が相手電話装置からの着信を検出したか否かが判断される。
【0044】
この判断結果、着信が未検出の場合は、ステップST202において、キー入力手段102からの入力操作が行われたか否かが判断され、この判断結果、入力が無ければステップST201に戻る。
【0045】
ステップST202において、楽譜情報作成の入力操作が行われた場合、図4のステップST401において、楽譜情報作成制御手段104が、キー入力手段102から一音符毎に入力される楽譜情報を認識して楽譜情報記憶手段110に書き込む。この書き込みは、キー入力手段102からの入力により指定されたアドレスの記憶領域に書き込まれるようになっている。
【0046】
次に、ステップST402において、キー入力手段102から楽譜情報作成を終了する入力操作が行われたか否かが判断される。この判断結果、楽譜情報作成制御手段104が、楽譜情報作成終了を検出すると、以降の制御を制御手段109の通常の制御に譲りステップST201に戻る。楽譜情報作成終了が検出されない場合はステップST401に戻る。
【0047】
また、ステップST202において、着信音録音の入力操作が行われた場合、着信音録音制御手段105が、音声データ入力端子103から入力されるディジタル音声信号を認識して録音記憶手段111に書き込む制御を行う。
【0048】
着信音録音制御手段105では、まず、図5のステップST501において、キー入力手段102から録音を開始する入力操作が行われたか否かが判断される。
【0049】
この判断結果、着信音録音制御手段105が、録音開始を検出すると、ステップST502において、着信音録音制御手段105が、音声データ入力端子103から入力されたディジタル音声信号を認識して録音記憶手段111に書き込む。この書き込みは、キー入力手段102からの入力により指定されたアドレスの記憶領域に書き込まれるようになっている。
【0050】
次に、ステップST503において、キー入力手段102から録音終了の入力操作が行われたか否かが判断される。この判断結果、着信音録音制御手段105が、録音終了を検出すると、以降の制御を制御手段109の通常の制御に譲りステップST201に戻る。楽譜情報作成終了が検出されない場合はステップST502に戻る。
【0051】
また、ステップST202において、着信音合成の入力操作が行われた場合、着信音合成制御手段106が、楽譜情報記憶手段110又は録音記憶手段111に記憶されている音源情報のうち、キー入力手段102からの入力により指定された複数アドレスの音源情報をディジタル音声信号に変換して重ね合わせ、再びキー入力手段102からの入力により指定された録音記憶手段111のアドレスに書き込む制御を行う。
【0052】
着信音合成制御手段106では、まず、図6のステップST601において、キー入力手段102から入力された、合成する音源情報が記憶されているアドレスを認識する。
【0053】
次に、ステップST602において、ステップST601において入力されたアドレスが録音記憶手段111のものか否かが判断される。この判断結果、着信音合成制御手段106が、入力を録音記憶手段111のアドレスであると判断すると、ステップST603において、着信音合成制御手段106が、録音記憶手段111の所定アドレスのディジタル音声信号をディジタル信号合成手段113に読み込む。
【0054】
一方、ステップST601において入力されたアドレスが録音記憶手段111のものでない、即ち、楽譜情報保存手段のものであると判断すると、ステップST604において、着信音合成制御手段106が、楽譜情報記憶手段110の所定アドレスの楽譜情報を楽譜情報変換手段112に読み込む。
【0055】
次に、ステップS605において、楽譜情報変換手段112が、読み込まれた前記楽譜情報をディジタル音声信号に変換する。
【0056】
次に、ステップST606において、着信音合成制御手段106が、上記ディジタル音声信号をディジタル信号合成手段113に読み込む。
【0057】
次いで、ステップST603、又はステップST606の処理が終了すると、ステップST607において、着信音合成制御手段106がキー入力手段102から合成を開始する入力操作が行われたか否かを判断する。
【0058】
この判断結果、着信音録音制御手段106が、合成開始の入力を検出すると、ステップST608において、ディジタル信号合成手段113が、読みこんだ全てのディジタル音声信号の重ね合わせ(合成)を行う。
【0059】
次に、ステップST609において、着信音合成制御手段106が、キー入力手段102から入力された、合成後のディジタル音声信号を保存する録音記憶手段111のアドレスを認識する。
【0060】
最後に、ステップST610において、着信音合成制御手段106が、録音記憶手段111の所定のアドレスに合成後のディジタル音声信号を記憶し、以降の制御を制御手段109の通常の制御に譲りステップST201に戻る。
【0061】
一方、ステップST607において、着信音録音制御手段106が、合成開始の入力を検出しなかった場合は、ステップST601の動作に戻る。
【0062】
また、ステップST202において、着信音選択の入力操作が行われた場合、着信音選択手段108が、楽譜情報記憶手段110又は録音記憶手段111に記憶されている音源情報のうち、キー入力手段102からの入力により指定されたアドレスの音源情報を着信音とするため、このアドレスをアドレス記憶手段115に書き込む制御を行う。
【0063】
着信音選択手段108では、まず、図7のステップST701において、キー入力手段102から入力された、着信音とする音源情報が記憶されている楽譜情報記憶手段110、又は録音記憶手段111のアドレスを認識する。
【0064】
次に、ステップST702において、着信音選択手段108がステップST701で認識したアドレスを、アドレス記憶手段115に書きこみ、以降の制御を制御手段109の通常の制御に譲りステップST201に戻る。
【0065】
一方、ステップST201の判断結果、着信検出手段101で着信が検出された場合、図3のステップST301において、着信音作成制御手段107が、キー入力手段102から入力された、着信音として発音する音源情報が記憶されているアドレスを認識し、そのアドレスが録音記憶手段111のものか否かが判断される。
【0066】
この判断結果、着信音作成制御手段107が、入力を録音記憶手段111のアドレスであると判断すると、ステップST303において、着信音作成制御手段106が、録音記憶手段111の所定アドレスのディジタル音声信号をD/A変換手段114へ出力する。
【0067】
一方、ステップST301の判断結果、入力を録音記憶手段111のアドレスでない、即ち、楽譜情報保存手段のアドレスであると判断すると、ステップST302において、着信音作成制御手段107が、楽譜情報記憶手段110の所定アドレスの楽譜情報を楽譜情報変換手段112に読み込み、楽譜情報変換手段112でディジタル音声信号に変換した後、D/A変換手段114へ出力する。
【0068】
次いで、ステップST303、又はステップST302の処理が終了すると、ステップST304において、D/A変換手段114がディジタル音声信号をアナログ信号に変換し、発音手段116へ出力する。
【0069】
次に発音手段116がアナログ信号を音声に変換し、着信音として発音し、以降の制御を制御手段109の通常の制御に譲りステップST201に戻る。
【0070】
このように、本実施の形態の電話装置100によれば、楽譜情報合成手段106によって、楽譜情報記憶手段110又は、録音記憶手段111の、キー入力手段102からの入力により指定されたアドレスに記憶されている複数の音源情報を、ディジタル音声信号として重ね合わせる(合成する)ことができる。さらに、着信検出時に、着信音作成制御手段107の制御によって、この合成されたディジタル音声信号を音声に変換し、発音手段116から発音することによって、複数の音源情報を重ね合わせた音源情報を発音できることにより、より複雑且つ自由な作曲による着信音の作成を行い、この作成された着信音を着信時に発音させることができる。
【0071】
また、楽譜情報作成制御手段104が、作成した一音符毎の音長・音階・音量・テンポ・音質(楽器の種類等)の任意の組み合わせである楽譜情報を楽譜情報記憶手段110の所定アドレスの記憶領域毎に複数記憶し、着信音合成制御手段106が、楽譜情報記憶手段110における任意の指定アドレスの複数楽譜情報を楽譜情報変換手段112でディジタル音声信号に変換し、ディジタル信号合成手段113で重ね合わせる制御を行い、着信音作成制御手段107が、着信時に、この重ね合わせたディジタル音声信号をD/A変換手段114でアナログ信号に変換し、発音手段116で音声として発音する制御を行うことにより、複数の楽譜情報を重ね合わせた音源情報を着信時に発音することができる。
【0072】
また、着信音録音制御手段105が、音声データ入力端子103から入力された複数のディジタル音声信号を、録音記憶手段111の所定アドレスの記憶領域毎に記憶し、着信音合成制御手段106が、録音記憶手段111における任意の指定アドレスの複数ディジタル音声信号をディジタル信号合成手段113で重ね合わせる制御を行い、着信音作成制御手段107が、着信時に、この重ね合わせたディジタル音声信号をD/A変換手段114でアナログ信号に変換し、発音手段116で音声として発音する制御を行うことにより、複数のディジタル音声信号を重ね合わせた音源情報を着信時に発音することができる。
【0073】
また、着信音合成制御手段106が、楽譜情報記憶手段110における任意の指定アドレスの複数楽譜情報を楽譜情報変換手段112でディジタル音声信号に変換し、録音記憶手段111における任意の指定アドレスの複数ディジタル音声信号とディジタル信号合成手段113で重ね合わせる制御を行い、着信音作成制御手段107が、着信時に、この重ね合わせたディジタル音声信号を音声として発音手段116から発音する制御を行うことにより、複数の楽譜情報と複数のディジタル音声信号を重ね合わせた音源情報を着信時に発音することができる。
【0074】
また、着信音合成制御手段106が、複数の楽譜情報あるいはディジタル音声信号を合成し生成されたディジタル音声信号を、録音記憶手段111に上書きできるようにしたので、着信音となるディジタル音声信号を、操作時に常に最新情報として記憶しておくことができる。
【0075】
また、着信音合成制御手段106が、合成したディジタル音声信号を録音記憶手段111の所定アドレスの記憶領域毎に記憶し、着信音作成制御手段107が、着信時に、録音記憶手段111における指定アドレスに応じた記憶領域のディジタル音声信号に対応する着信音信号を作成するが、これに先だって、着信音選択手段108が、キー入力手段102から入力した先の指定アドレスをアドレス記憶手段115に記憶し、着信時にアドレス記憶手段115に記憶されているアドレスを着信音となる音源情報のアドレスとする制御を行うことで、着信音の候補となる音源情報を複数作成しておき、任意のものを選択して着信音とすることができる。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、着信検出時に、作成した複数の音源情報を重ね合わせて発音することを可能とすることによって、主旋律と伴奏を同時に発音するなど、より複雑且つ自由な作曲による着信音の作成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電話装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作を説明するための第1のフロー図
【図3】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作(着信音の作成、発音の処理動作)を説明するための第2のフロー図
【図4】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作(楽譜情報作成、記憶の処理動作)を説明するための第3のフロー図
【図5】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作(録音による音源情報の記憶の処理動作)を説明するための第4のフロー図
【図6】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作(複数の音源情報の合成、記憶の処理動作)を説明するための第5のフロー図
【図7】上記実施の形態に係る電話装置における音源情報の記憶、合成、着信音の作成及び発音の処理動作(着信音の選択の処理動作)を説明するための第6のフロー図
【符号の説明】
100 電話装置
102 キー入力手段
103 音声データ入力端子
104 楽譜情報作成制御手段
106 着信音合成制御手段
110 楽譜情報記憶手段
111 録音記憶手段
113 ディジタル信号合成手段
116 発音手段

Claims (7)

  1. 楽譜情報及び楽音情報の少なくとも一方で構成される音源情報及び電話番号を入力する操作と前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作とを受付けるキー入力手段と、
    複数の前記音源情報を記憶する記憶手段と、
    前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作に応じて、前記記憶手段に記憶された複数の前記音源情報をディジタル楽音信号に変換し、変換された前記ディジタル楽音信号を重ね合わせて合成する音声合成手段と、
    着信時に、重ね合わせた前記ディジタル楽音信号に対応する楽音信号を作成する着信音作成制御手段と、
    前記楽音信号に対応する楽音を発音する発音手段と、
    を具備することを特徴とする電話装置。
  2. 前記キー入力手段の操作によって入力される前記楽譜情報は、一音符毎の音長、音階、音量、テンポ及び音質からなる群より選ばれた少なくとも二つを組み合わせたものである、ことを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 前記ディジタル楽音信号が入力される入力端子を具備し、
    前記記憶手段は、前記入力端子を介して入力された複数の前記ディジタル楽音信号を記憶し、
    前記音声合成手段は、前記音源情報をディジタル楽音信号に変換した後に重ね合わせる操作に応じて、前記記憶手段に記憶された前記音源情報から変換された前記ディジタル楽音信号と、前記入力端子を介して入力され、かつ、前記記憶手段に記憶された前記ディジタル楽音信号と、を重ね合わせて合成する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電話装置。
  4. 前記音声合成手段は、合成した前記ディジタル楽音信号を記憶手段に上書きする、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電話装置。
  5. 前記音声合成手段は、合成した前記ディジタル楽音信号を前記記憶手段の所定アドレスの記憶領域毎に記憶し、
    前記着信音作成制御手段は、着信時に、前記記憶手段における指定アドレスに応じた記憶領域の前記ディジタル楽音信号に対応する楽音信号を作成し、
    前記キー入力手段は、前記指定アドレスの入力操作を受付ける、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電話装置。
  6. 請求項1から請求項5いずれかに記載の電話装置を具備することを特徴とする携帯電話装置。
  7. 請求項6記載の携帯電話装置を具備することを特徴とする移動体通信システム。
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