JP3574041B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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    • G11C8/12Group selection circuits, e.g. for memory block selection, chip selection, array selection

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、比較的容量が小さく、ライト動作とリード動作とを完全に同期して行うラインメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のラインメモリの回路構成を図27に示す。このラインメモリは、1つのメモリセルアレイ10を具える。また、1ライン分のレジスタを所有した4つのデータレジスタ12、14、16および18を具える。これらデータレジスタ12〜18はビット線BLを介してメモリセルアレイ10に結合される。また、このラインメモリは、1ライン分のレジスタを所有したデータサブレジスタ20を具える。さらに、このラインメモリは、Xデコーダ22、Xプリデコーダ24、アドレスカウンタ26、リード/ライトコントローラ28、入力バッファ30および出力バッファ32を具える。Xデコーダ22はワード線WLを介してメモリセルアレイ10に結合される。リード/ライトコントローラ28は、リードコントロール信号RCおよびライトコントロール信号WCを生成してデータレジスタ12〜18を制御する。
【0003】
ライト動作は次のように行われる。まず、入力ポートDinから入力バッファ30にライトデータWDが入力する。入力バッファ30でドライブされたライトデータWDはデータサブレジスタ20に順次に書き込まれる。データサブレジスタ20に1ライン分のデータが書き込まれた後、次のライトデータは第1データレジスタ12に書き込まれる。第1データレジスタ12に1ライン分のデータが書き込まれた後、アドレスカウンタ26はXアドレスXAを生成する。このXアドレスにより、Xプリデコータ24を介してXデコーダ26でデコードされたワード線WLが活性化される。続いて、ライトコントロール信号WCの活性化により第1データレジスタ12のデータすべてがビット線BLを介して一括してメモリセルアレイ10に転送される。その間に次のライトデータが第2データレジスタ14に順次書き込まれる。第2データレジスタ14の書き込み終了後、書き込まれたデータは第1データレジスタ12と同様にメモリセルアレイ10に一括転送され、その間に第1データレジスタ12への書き込みが行われる。これらの動作を繰り返すことにより連続的なライト動作を可能にしている。
【0004】
リード動作は次のように行われる。最初にデータサブレジスタ20のデータを出力バッファ32に順次出力する。出力バッファ32のリードデータRDは出力ポートDoutに出力される。その間にアドレスカウンタ26で生成されたXアドレスによりXデコーダ22でデコードされたワード線が活性化される。そして、リードコントロール信号RCが活性化され、メモリセルアレイ10の1ライン分のデータがビット線を介して第3データレジスタ16に一括転送される。データサブレジスタ20の読み出し終了後に第3データレジスタ16の読み出しが行われる。その間に第3データレジスタ16と同様に第4データレジスタ18へのデータ転送が行われる。これらの動作を繰り返すことにより連続的なリード動作を可能にしている。
【0005】
したがって、図27に示すラインメモリによれば、リード動作とライト動作を完全に非同期としたラインメモリ動作が可能となる。また、図28のタイミングチャートで示される一部機能を絞った仕様のラインメモリ動作も可能となる。図中、CLKはクロック信号を示し、RSTはリセット信号を示す。データのリード動作およびライト動作は、クロック信号CLKの周期単位に同期して行われる。図28に示すように、このラインメモリは、最初のクロック周期CLK0において、メモリセルアレイ10の0番地からデータR0を読み出す。また、次のクロック周期CLK1では、0番地にデータW0を書き込むとともに、1番地からデータR1を読み出す。次のクロック周期CLK2では、1番地にデータW1を書き込むとともに、2番地からデータR2を読み出す。次のクロック周期CLK3では、2番地にデータW2を書き込むとともに、3番地からデータR3を読み出す。このように、メモリセルアレイ10の所定アドレスのメモリセルに対するリード(Read)動作後の1周期に、同アドレスのメモリセルに対してライト(Write)動作を行うとともに、別アドレスのメモリセルに対してリード動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図28に示すような機能を絞った仕様かつ容量の小さいラインメモリを構成するに当たり、図27に示す回路構成を用いると、メモリセルアレイのレイアウト面積よりもデータレジスタ、データサブレジスタおよびリード/ライトコントロールのレイアウト面積が大きくなり、チップサイズの縮小化が困難になるという問題がある。
【0007】
したがって、ラインメモリ動作を可能にすることによるチップサイズの縮小化が可能な半導体記憶装置の出現が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明の半導体記憶装置は、一方がリード動作を行なっているときには他方はライト動作を行なう第 1 及び第 2 のメモリセルアレイと、第 1 及び第 2 のメモリセルアレイを交互に選択するための第 1 及び第 2 のアレイ選択信号を生成するアレイ選択回路と、アレイ選択信号により選択された第 1 若しくは第 2 のメモリセルアレイのいずれか一つのメモリセルアレイの所定のメモリセルを選択して該メモリセルに対するリード動作またはライト動作を行なうセル選択回路と、アレイ選択信号により選択されたメモリセルアレイのいずれか一方からデータを入出力バッファに転送するデータ転送回路と、 1 ビット目用のデータを格納するデータレジスタとを備えた半導体記憶装置である。アレイ選択回路は、第 1 及び第 2 のメモリセルアレイのいずれかがリード動作を行なっていてもリセット動作を行なえるように、リセット時に、 1 ビット目だけはデータレジスタにアクセスし、データ転送回路はデータレジスタから読み出されるデータを入出力バッファに転送するようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、アレイ選択回路から出力された信号を反転して出力するインバータと、このインバータによって反転された信号が活性化したときにオン状態となり、ライトデータを反転して出力するクロックドインバータと、このクロックドインバータによって反転されたライトデータをラッチするラッチ回路とを備えることが好適である。
【0010】
この構成によれば、データレジスタやデータサブレジスタを使用することなく、ラインメモリ動作を可能にすることができる。従って、チップサイズの縮小化が図られる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、この発明の実施の形態及び参考例につき説明する。なお、図は、この発明が理解できる程度に構成を概略的に示している。また、以下に記載される数値等の条件は単なる一例に過ぎない。よって、この発明は、この実施の形態に何ら限定されない。
【0029】
参考例1
図1は、参考例1の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、2つのメモリセルアレイ(以下、バンクとも称する。)34aおよび34bを具える。また、この半導体記憶装置は、アレイ選択回路としてのバンクセレクタ36と、セル選択回路38aと、データ転送回路としてのデータマルチプレクサ40と、入出力バッファ42とをさらに具える。ここでは、説明の簡略化のため、各メモリセルアレイ34aおよび34b中のメモリセルがSRAMセルである場合を想定している。
【0030】
上述のバンクセレクタ36は、メモリセルアレイ34aおよび34bを交互に選択するためのバンクセレクト信号(アレイ選択信号)を生成するものである。このバンクセレクト信号は、交互に立ち上がるBANK_A(第1アレイ選択信号)およびBANK_B(第2アレイ選択信号)からなる。
【0031】
また、上述のセル選択回路38aは、バンクセレクト信号により選択されたメモリセルアレイの中の所定のメモリセルを選択して、このメモリセルに対するリード動作およびライト動作を行うものである。
【0032】
また、上述のデータマルチプレクサ40は、バンクセレクト信号により選択されたメモリセルアレイからのリードデータRDを入出力バッファ42に転送するものである。
【0033】
さらに、この半導体記憶装置は、各バンクごとに入出力データ増幅器としてのリード/ライトアンプ44aおよび44bを具える。これらリード/ライトアンプ44aおよび44bは、入出力バッファ42からメモリセルアレイに送られるライトデータWD、およびメモリセルアレイからデータマルチプレクサ40に送られるリードデータRDの増幅を行うものである。
【0034】
この参考例では、上述のセル選択回路38aは、アドレス生成回路、Xデコーダ(行デコーダ)およびYデコーダ(列デコーダ)により構成される。
【0035】
このアドレス生成回路としてバンクごとにそれぞれアドレスカウンタ46aおよび46bを具える。これらアドレスカウンタは、バンクセレクト信号により選択されたメモリセルアレイに対するXアドレス信号(行アドレス信号)およびYアドレス信号(列アドレス信号)を生成する。
【0036】
この半導体記憶装置では、XデコーダがXアドレス信号(単にXアドレスとも称する。)に応じて所定のワード線を選択し、YデコーダがYアドレス信号(単にYアドレスとも称する。)に応じて所定のビット線を選択することにより、所定のメモリセルアレイの中の所定のメモリセルを選択する。これらXデコーダおよびYデコーダはバンクごとに設けられる。そして、この例では、XデコーダがXプリデコーダ(行プリデコーダ)およびXメインデコーダ(行メインデコーダ)により構成される。また、YデコーダがYプリデコーダ(列プリデコーダ)およびYメインデコーダ(列メインデコーダ)により構成される。
【0037】
具体的には、メモリセルアレイ34a用のXデコーダがXプリデコーダ48aおよびXメインデコーダ50aにより構成される。また、メモリセルアレイ34a用のYデコーダがYプリデコーダ52aおよびYメインデコーダ54aにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のXデコーダがXプリデコーダ48bおよびXメインデコーダ50bにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のYデコーダがYプリデコーダ52bおよびYメインデコーダ54bにより構成される。
【0038】
上述のプリデコーダは、アドレスカウンタからのアドレス信号に応じてプリデコード信号(単にプリデコードとも称する。)を生成する。
【0039】
すなわち、Xプリデコーダ48aは、アドレスカウンタ46aからのXアドレス信号XAに応じてXプリデコード信号XPを生成する。また、Yプリデコーダ52aは、アドレスカウンタ46aからのYアドレス信号YAに応じてYプリデコード信号YPを生成する。また、Xプリデコーダ48bは、アドレスカウンタ46bからのXアドレス信号XAに応じてXプリデコード信号XPを生成する。また、Yプリデコーダ52bは、アドレスカウンタ46bからのYアドレス信号YAに応じてYプリデコード信号YPを生成する。
【0040】
図2は、Xプリデコーダ48aの構成例を示す回路図である。図2のXプリデコーダ48aは、2入力NAND1とインバータINV1とで構成される基本回路56を具えている。2入力NAND1の各入力端子56aおよび56bには、アドレスカウンタ46aで生成されたXアドレス信号A0X_AおよびA1X_Aが入力される。この2入力NAND1からの出力信号がインバータINV1を経て、Xプリデコード信号A01X_Aとして出力端子56cに出力される。
【0041】
実際のXプリデコーダ48aは、上述した基本回路56をメモリ容量に応じた所要数だけ具えてなる。そして、例えば別の基本回路56は、アドレスカウンタ46aで生成されたXアドレス信号A2X_AおよびA3X_Aに基づき、Xプリデコード信号A23X_Aを出力する。
【0042】
また、他のプリデコーダすなわちXプリデコーダ48b、Yプリデコーダ52aおよびYプリデコーダ52bの構成も上述したXプリデコーダ48aと同様の構成を具える。そして、例えばXプリデコーダ48bは、アドレスカウンタ46bで生成されたXアドレス信号A0X_BおよびA1X_Bに基づき、Xプリデコード信号A01X_Bを出力する。
【0043】
上述のメインデコーダは、プリデコーダからのプリデコード信号に応じて所定のワード線を選択する(デコードする。)。
【0044】
図3は、Xメインデコーダ50aの構成例を示す回路図である。図3のXメインデコーダ50aは、2入力NAND1とインバータINV1とで構成される基本回路58を具えている。実際のXメインデコーダ50aは、この基本回路58をメモリ容量に応じた所要数だけ具えてなる。2入力NAND1の各入力端子58aおよび58bには、Xプリデコーダ48aで生成されたXアドレス信号A01X_AおよびA23X_Aが入力される。この2入力NAND1からの出力信号がインバータINV1を経て、所定のワード線WL0_Aに接続された出力端子58cに出力される。
【0045】
また、他のメインデコーダすなわちXメインデコーダ50b、Yメインデコーダ54aおよびYメインデコーダ54bの構成も上述したXメインデコーダ50aと同様の構成を具える。
【0046】
このように、上述のXメインデコーダ50aは、Xプリデコーダ48aからのXプリデコード信号XPに応じて所定のワード線WLi_Aを選択する。また、Yメインデコーダ54aは、Yプリデコーダ52aからのYプリデコード信号YPに応じて所定のビット線BLi_Aを選択する。
【0047】
そして、Xデコーダによりワード線WLi_Aが選択されると、そのワード線に接続されているメモリセルの記憶データがビット線BLi_Aに現れる。その内の1本のビット線BLi_AをYデコーダにより選択すると、記憶データはリードデータとしてデータ線D_Aによりリード/ライトアンプ44aに送られる。さらに、リード/ライトアンプ44aにより増幅されたリードデータRD_Aは、データマルチプレクサ40に送られる。こうしてメモリセルアレイ34aのメモリセルからデータが読み出される。
【0048】
また、ライトデータWDは、リード/ライトアンプ44aにより増幅された後、データ線D_AによりYメインデコーダ54aに送られる。そして、Xデコーダによりワード線WLi_Aが選択され、Yメインデコーダ54aが1本のビット線BLi_Aを選択する。こうしてメモリセルアレイ34aのメモリセルにデータが書き込まれる。
【0049】
一方、Xメインデコーダ50bは、Xプリデコーダ48bからのXプリデコード信号XPに応じて所定のワード線WLi_Bを選択する。また、Yメインデコーダ54bは、Yプリデコーダ52bからのYプリデコード信号YPに応じて所定のビット線BLi_Bを選択する。
【0050】
そして、Xデコーダによりワード線WLi_Bが選択されると、そのワード線に接続されているメモリセルの記憶データがビット線BLi_Bに現れる。その内の1本のビット線BLi_BをYデコーダにより選択すると、記憶データはリードデータとしてデータ線D_Bによりリード/ライトアンプ44bに送られる。さらに、リード/ライトアンプ44bにより増幅されたリードデータRD_Bは、データマルチプレクサ40に送られる。こうしてメモリセルアレイ34bのメモリセルからデータが読み出される。
【0051】
また、ライトデータWDは、リード/ライトアンプ44bにより増幅された後、データ線D_BによりYメインデコーダ54bに送られる。そして、Xデコーダによりワード線WLi_Bが選択され、Yメインデコーダ54bが1本のビット線BLi_Bを選択する。こうしてメモリセルアレイ34bのメモリセルにデータが書き込まれる。
【0052】
次に、バンクセレクタ36の構成につき図4の回路図を参照して説明する。
【0053】
バンクセレクタ36は、クロック信号CLKが入力されるクロックポート36aと、リセット信号RSTが入力されるリセットポート36bと、バンクセレクト信号BANK_AおよびBANK_Bがそれぞれ出力される第1および第2出力ポート36cおよび36dとを具える。
【0054】
このバンクセレクタ36は、6つのインバータと、2つのトランスファゲートTF1、TF2と、1つのノア回路NOR1とで構成される。
【0055】
第1インバータINV1は、クロックポート36aが入力側に接続され、出力側の第1ノードnd1にクロック信号CLKの逆相信号を出力する。
【0056】
第1トランスファゲートTF1は、第2ノードnd2と第3ノードnd3との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この逆相信号が活性化したときにオン状態となる。
【0057】
第2トランスファゲートTF2は、第4ノードnd4と第5ノードnd5との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、このクロック信号が活性化したときにオン状態となる。
【0058】
ノア回路NOR1は、リセットポート36bと第3ノードnd3とが入力側にそれぞれ接続され、第4ノードnd4が出力側に接続されている。
【0059】
第2インバータINV2は、第1出力ポート36cが入力側に接続され、第2ノードnd2が出力側に接続されている。
【0060】
第3インバータINV3は、第4ノードnd4が入力側に接続され、第3ノードnd3が出力側に接続され、第4ノードnd4をラッチする。
【0061】
第4インバータINV4は、第5ノードnd5が入力側に接続され、第1出力ポート36cが出力側に接続されている。
【0062】
第5インバータINV5は、第1出力ポート36cが入力側に接続され、第5ノードnd5が出力側に接続され、第1出力ポート36cをラッチする。
【0063】
第6インバータINV6は、第1出力ポート36cが入力側に接続され、第2出力ポート36dが出力側に接続されている。
【0064】
このバンクセレクタ36は、クロック信号CLKの立ち上がりを受けてBANK_AとBANK_Bとを交互に立ち上げる。ただし、リセット信号RSTの立ち上がり直後は必ずBANK_Aを立ち上げる回路になっている。
【0065】
次に、データマルチプレクサ40の構成につき図5の回路図を参照して説明する。
【0066】
データマルチプレクサ40は、バンクセレクト信号BANK_AおよびBANK_Bがそれぞれ入力される第1および第2入力ポート40aおよび40bと、各メモリセルアレイからのリードデータ信号RD_AおよびRD_Bがそれぞれ入力される第1および第2リードポート40cおよび40dと、これら第1および第2リードポートに入力したリードデータ信号をリードデータRDとして交互に出力させる第3リードポート40eとを具える。
【0067】
このデータマルチプレクサ40は、5つのインバータと、2つのトランスファゲートとで構成される。
【0068】
第1インバータINV1は、第1入力ポート40aが入力側に接続され、出力側の第1ノードnd1に第1バンクセレクト信号BANK_Aの逆相信号を出力するものである。
【0069】
第1トランスファゲートTF1は、第1リードポート40cと第3ノードnd3との間に接続され、第1バンクセレクト信号BANK_Aおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この第1バンクセレクト信号BANK_Aが活性化したときにオン状態となる。
【0070】
第2インバータINV2は、第2入力ポート40bが入力側に接続され、出力側の第2ノードnd2に第2バンクセレクト信号BANK_Bの逆相信号を出力するものである。
【0071】
第2トランスファゲートTF2は、第2リードポート40dと第3ノードnd3との間に接続され、第2バンクセレクト信号BANK_Bおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この第2バンクセレクト信号BANK_Bが活性化したときにオン状態となる。
【0072】
第3インバータINV3は、第3ノードnd3が入力側に接続され、第4ノードnd4が出力側に接続されている。
【0073】
第4インバータINV4は、第4ノードnd4が入力側に接続され、第3リードポート40eが出力側に接続されている。
【0074】
第5インバータINV5は、第4ノードnd4が入力側に接続され、第3ノードnd3が出力側に接続され、第4ノードnd4をラッチする。
【0075】
このデータマルチプレクサ40は、BANK_AおよびBANK_Bの立ち上がりを受けてRD_AとRD_Bとを交互に出力する。
【0076】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図6および図7のタイミングチャートを参照して説明する。以下の説明では、メモリセルアレイ34aのリード動作およびライト動作に供する回路(メモリセルアレイ34a、アドレスカウンタ46a、Xプリデコーダ48a、Xメインデコーダ50a、Yプリデコーダ52a、Yメインデコーダ54aおよびリード/ライトアンプ44a)をバンクAと総称する。また、メモリセルアレイ34bのリード動作およびライト動作に供する回路(メモリセルアレイ34b、アドレスカウンタ46b、Xプリデコーダ48b、Xメインデコーダ50b、Yプリデコーダ52b、Yメインデコーダ54bおよびリード/ライトアンプ44b)をバンクBと称する。
【0077】
図6に示すように、バンクセレクト信号BANK_AおよびBANK_Bはクロック信号CLKの周期に同期して交互に立ち上がる。アドレスカウンタ46aおよび46bそれぞれは、これらバンクセレクト信号BANK_AおよびBANK_Bの立ち上がりを受けてカウントアップする。一方のアドレスカウンタ46bからのアドレス信号は、他方のアドレスカウンタ46aからのアドレス信号に対してクロック信号CLK1サイクル分遅れるようになっている。
【0078】
図7は、メモリセルアレイ34aのメモリセルにロー(Low)が蓄えられ、メモリセルアレイ34bのメモリセルにハイ(High)が蓄えられ、メモリセルアレイ34aにはハイの書き込みを行い、メモリセルアレイ34bにはローの書き込みを行うときの動作波形を示す。なお、ビット線およびデータ線については正信号および負信号(相補信号)を共に示してある。
【0079】
バンクAでは、バンクセレクト信号BANK_Aの立ち上がりを受けてアドレスカウンタ46aからのXアドレスがカウントアップする。このXアドレスにより、Xプリデコーダ48aおよびXメインデコーダ50aでデコードされたワード線WLi_Aが立ち上がり、ビット線BLi_Aにメモリセルのデータが出力される。次に、Yアドレスにより、Yプリデコーダ52aおよびYメインデコーダ54aでデコードされたビット線BLi_Aがデータ線D_Aに接続され、選択されたビット線BLi_Aのデータがデータ線D_Aに出力される。データ線D_Aに出力されたデータはリード/ライトアンプ44aにより増幅されリードデータRD_Aとして出力される。そして、バンクセレクト信号BANK_Aが活性化している間に、リードデータRD_Aはデータマルチプレクサ40により入出力バッファ42に転送され、出力ポートDoutから出力される。このようにしてリード動作が行われる。
【0080】
その後、バンクセレクト信号BANK_Aは立ち下がるが、Yメインデコーダ54aによりデータ線D_Aとビット線BLi_Aとが接続されたままであり、ワード線WLi_Aも選択されたままである。よって、入力ポートDinからのライトデータWDが入出力バッファ42で取り込まれ、ライトアンプ44aによりドライブされると、このライトデータWDはデータ線およびビット線を介してメモリセルに書き込まれる。このようにしてライト動作が行われる。
【0081】
一方、バンクBでは、バンクセレクト信号BANK_Bの立ち上がりおよび立ち下がりを受けてバンクAと同様の動作が行われる。その結果、図8のタイミングチャートに示すように、デバイス全体としては、バンクAでリード(Read)動作が行われている間はバンクBでライト(Write)動作が行われ、バンクBでリード動作が行われている間はバンクAでライト動作が行われる。
【0082】
すなわち、最初のクロック周期CLK0の間にバンクA(Bank A)のメモリセルアレイ34aの0番地からデータR0が読み出される。次のクロック周期CLK1の間には、バンクAの0番地に対してデータW0が書き込まれるとともに、バンクB(Bank B)のメモリセルアレイ34bの0番地からデータR1が読み出される。次のクロック周期CLK2の間には、バンクBの0番地に対してデータW1が書き込まれるとともに、バンクAの1番地からデータR2が読み出される。次のクロック周期CLK3の間には、バンクAの1番地に対してデータW2が書き込まれるとともに、バンクBの1番地からデータR3が読み出される。
【0083】
このように、この参考例の半導体記憶装置は、一方のメモリセルアレイの所定アドレスのメモリセルに対するリード動作後の1周期に、当該メモリセルアレイの同アドレスのメモリセルに対してライト動作を行うとともに、他方のメモリセルアレイの所定アドレスのメモリセルに対してリード動作を行う。上述のように、この動作の繰り返しにより連続リード動作と連続ライト動作とを同時に行うことができる。
【0084】
以上のように、2バンク構成にすることによりデータレジスタやデータサブレジスタを使用することなく、ラインメモリ動作が可能になる。したがってチップサイズの縮小化が図れる。
【0085】
参考例2
図9は、参考例2の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、参考例1で説明したセル選択回路38aの代わりにこれとは異なるセル選択回路38bを具える。これ以外の構成は参考例1の構成と同様であるからその説明は省略する。
【0086】
上述のセル選択回路38bは、アドレス生成回路として1つのアドレスカウンタ46を具えるとともに、XデコーダおよびYデコーダを各メモリセルアレイ34aおよび34bごとにそれぞれ具える。メモリセルアレイ34a用のXデコーダは、Xプリデコーダ60aおよびXメインデコーダ50aにより構成される。また、メモリセルアレイ34a用のYデコーダは、Yプリデコーダ62aおよびYメインデコーダ54aにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のXデコーダは、Xプリデコーダ60bおよびXメインデコーダ50bにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のYデコーダは、Yプリデコーダ62bおよびYメインデコーダ54bにより構成される。
【0087】
この参考例では、Xプリデコーダ60a、60bおよびYプリデコーダ62a、62bは、それぞれXプリデコード信号XPおよびYプリデコード信号YPを所定期間保持するラッチ機能を有する。
【0088】
図10は、Xプリデコーダ60aの構成例を示す回路図である。図10のXプリデコーダ60aは、1つのPMOSトランジスタと、3つのNMOSトランジスタと、2つのインバータとで構成される基本回路64を具えている。PMOSトランジスタPMOS1は、電源とノードnd2との間にチャネルが接続され、XデコーダプリチャージXDP_Aが入力される入力端子64aにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS3は、グランドとノードnd4との間にチャネルが接続され、XアドレスA1Xが入力される入力端子64bにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS2は、ノードnd3とノードnd4との間にチャネルが接続され、XアドレスA0Xが入力される入力端子64cにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS1は、ノードnd2とノードnd3との間にチャネルが接続され、BANK_Aが入力される入力端子64dにゲートが接続されている。インバータINV2は、ノードnd2に入力端子が接続され、XプリデコードA01X_Aが出力される出力端子64eに出力端子が接続されている。インバータINV3は、ノードnd2に出力端子が接続され、出力端子64eに入力端子が接続されており、XプリデコードA01X_Aをラッチするものである。
【0089】
この回路64は、XプリデコードA01X_Aの立ち上がりをBANK_Aによって制御し、XプリデコードA01X_Aの立ち下がりをXデコーダプリチャージXDP_Aによって制御する。また、この回路64は、両方の信号BANK_AおよびXDP_Aが活性化していないときは前の電位をラッチする。ただし、XデコーダプリチャージXDP_Aは、BANK_Aとほぼ同タイミングで立ち上がり、次のBANK_Aの立ち上り直前に立ち下がる信号である。
【0090】
実際のXプリデコーダ60aは、上述した基本回路64をメモリ容量に応じた所要数だけ具えてなる。また、他のプリデコーダすなわちXプリデコーダ60b、Yプリデコーダ62aおよびYプリデコーダ62bの構成も上述したXプリデコーダ60aと同様の構成を具える。そして、例えばXプリデコーダ60bは、アドレスカウンタ46で生成されたXアドレス信号A0XおよびA1Xに基づき、Xプリデコード信号A01X_Bを出力する。このXプリデコード信号A01X_Bの立ち上がりはBANK_Bによって制御され、XプリデコードA01X_Bの立ち下がりはXデコーダプリチャージXDP_Bによって制御される。
【0091】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図11のタイミングチャートを参照して説明する。なお、セル選択回路38bの動作以外は参考例1の場合と同様であるからその説明を省略する。
【0092】
図11に示すように、アドレスカウンタ46から出力されるXアドレスはBANK_Aの立ち上がりを受けてカウントアップする。バンクAでは、BANK_A、A0X、A1XおよびXDP_Aが立ち上がることにより、上述した基本回路64のNMOS1、NMOS2およびNMOS3が導通するとともにPMOS1が遮断され、ノードnd2が立ち下がる。それにより、インバータINV2から出力されるXプリデコードA01X_Aが立ち上がる。その後、BANK_Aは立ち下がるが、インバータINV3によりXプリデコードA01X_Aはラッチされる。このBANK_Aが立ち上がってからBANK_Aが立ち下がるまでの期間T1に、メモリセルアレイ34aの例えば0番地に対してリード動作が行われる。
【0093】
次に、BANK_Aが立ち下がるとBANK_Bが立ち上がり、バンクBではバンクAと同様に、BANK_Bの立ち上がりおよびXDP_Bの立ち上がりを受けてXプリデコードA01X_Bが立ち上がる。その後、BANK_Bは立ち下がるが、XプリデコードA01X_Bはラッチされる。このBANK_Bが立ち上がってからBANK_Bが立ち下がるまでの期間T2に、メモリセルアレイ34bの例えば0番地に対してリード動作が行われる。また、この期間T2では、上述したように、バンクAにおけるXプリデコードA01X_Aは立ち上がった状態でラッチされている。したがって、この期間T2に、メモリセルアレイ34aの0番地に対してライト動作が行われる。
【0094】
次に、XDP_Aが立ち下がると基本回路64のノードnd2が立ち上り、それに応じてXプリデコードA01X_Aが立ち下がる。その後、アドレスカウンタ46から出力されるXアドレスはBANK_Aの立ち上がりを受けてカウントアップする。一方、バンクBでは、XDP_Bが立ち下がるまではXプリデコードA01X_Bは立ち上がった状態にラッチされる。したがって、BANK_Aが立ち下がってからBANK_Aが立ち下がるまでの期間T3では、メモリセルアレイ34aの1番地に対してリード動作が行われるとともに、メモリセルアレイ34bの0番地に対してライト動作が行われる。
【0095】
以上のように、各バンクのプリデコーダは各バンクにおけるライト動作が終了するまでアドレスをラッチする。したがって、アドレスカウンタ46からのアドレスがカウントアップされると、一方のバンクではそのカウントアップされたアドレスに対してリード動作が行われるが、その間、他方のバンクではカウントアップされる以前のアドレスに対してライト動作が行われる。このように、1個のアドレスカウンタにより、参考例1と同様のラインメモリ動作を実現できる。加えて、参考例1の回路と比べると、アドレスカウンタ1個分だけレイアウト面積を小さくできるという効果を奏する。
【0096】
参考例 3
図12は、参考例3の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、参考例1で説明したセル選択回路38aの代わりにこれとは異なるセル選択回路38cを具える。これ以外の構成は参考例1の構成と同様であるからその説明は省略する。
【0097】
上述のセル選択回路38cは、アドレス生成回路としてのアドレスカウンタ46と、Xプリデコーダ48と、Yプリデコーダ52とを1つずつ具える。また、セル選択回路38cは、XメインデコーダおよびYメインデコーダを各メモリセルアレイ34aおよび34bごとにそれぞれ具える。したがって、メモリセルアレイ34a用のXデコーダは、Xプリデコーダ48およびXメインデコーダ66aにより構成される。また、メモリセルアレイ34a用のYデコーダは、Yプリデコーダ52およびYメインデコーダ68aにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のXデコーダは、Xプリデコーダ48およびXメインデコーダ66bにより構成される。また、メモリセルアレイ34b用のYデコーダは、Yプリデコーダ52およびYメインデコーダ68bにより構成される。
【0098】
この参考例では、Xメインデコーダ66aおよび66bは、ワード線の選択を所定期間続けるラッチ機能を有する。また、Yメインデコーダ68aおよび68bは、ビット線の選択を所定期間続けるラッチ機能を有する。
【0099】
図13は、Xメインデコーダ66aの構成例を示す回路図である。図13のXメインデコーダ66aは、1つのPMOSトランジスタと、3つのNMOSトランジスタと、2つのインバータとで構成される基本回路70を具えている。PMOSトランジスタPMOS1は、電源とノードNd2との間にチャネルが接続され、XデコーダプリチャージXDP_Aが入力される入力端子70aにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS3は、グランドとノードnd4との間にチャネルが接続され、XプリデコードA23Xが入力される入力端子70bにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS2は、ノードnd3とノードnd4との間にチャネルが接続され、XプリデコードA01Xが入力される入力端子70cにゲートが接続されている。NMOSトランジスタNMOS1は、ノードnd2とノードnd3との間にチャネルが接続され、BANK_Aが入力される入力端子70dにゲートが接続されている。インバータINV2は、ノードnd2に入力端子が接続され、所定のワード線WL0_Aが接続された出力端子70eに出力端子が接続されている。インバータINV3は、ノードnd2に出力端子が接続され、出力端子70eに入力端子が接続されており、ワード線WL0_Aをラッチするものである。
【0100】
この回路70は、ワード線WL0_Aの立ち上がりをBANK_Aによって制御し、ワード線WL0_Aの立ち下がりをXデコーダプリチャージXDP_Aによって制御する。また、この回路70は、両方の信号BANK_AおよびXDP_Aが活性化していないときは前の電位をラッチする。ただし、XデコーダプリチャージXDP_Aは、BANK_Aとほぼ同タイミングで立ち上がり、次のBANK_Aの立ち上り直前に立ち下がる信号である。
【0101】
実際のXメインデコーダ66aは、上述した基本回路70をメモリ容量に応じた所要数だけ具えてなる。また、他のメインデコーダすなわちXメインデコーダ66b、Yメインデコーダ68aおよびYメインデコーダ68bの構成も上述したXメインデコーダ66aと同様の構成を具える。そして、例えばXメインデコーダ66bは、Xプリデコーダ48で生成されたXプリデコードA01XおよびA23Xに基づき、ワード線WL0_Bを制御する。すなわち、このワード線WL0_Bの立ち上がりはBANK_Bによって制御され、ワード線WL0_Bの立ち下がりはXデコーダプリチャージXDP_Bによって制御される。
【0102】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図14のタイミングチャートを参照して説明する。なお、セル選択回路38cの動作以外は参考例1の場合と同様であるからその説明を省略する。
【0103】
図14に示すように、アドレスカウンタ46から出力されるXアドレスはBANK_Aの立ち上がりを受けてカウントアップする。そして、カウントアップされたXアドレスがXプリデコーダ48によってデコードされて、Xプリデコードが出力される。バンクAでは、BANK_A、A01X、A23XおよびXDP_Aが立ち上がることにより、上述した基本回路70のNMOS1、NMOS2およびNMOS3が導通するとともにPMOS1が遮断され、ノードnd2が立ち下がる。そして、インバータINV2によりワード線WL0_Aが立ち上がる。その後、BANK_Aは立ち下がるが、インバータINV3によりワード線WL0_Aはラッチされる。このBANK_Aが立ち上がってからBANK_Aが立ち下がるまでの期間T1に、メモリセルアレイ34aの例えば0番地に対してリード動作が行われる。
【0104】
次に、BANK_Aが立ち下がるとBANK_Bが立ち上がり、バンクBではバンクAと同様に、BANK_Bの立ち上がりおよびXDP_Bの立ち上がりを受けてワード線WL0_Bが立ち上がる。その後、BANK_Bは立ち下がるが、ワード線WL0_Bはラッチされる。このBANK_Bが立ち上がってからBANK_Bが立ち下がるまでの期間T2に、メモリセルアレイ34bの例えば0番地に対してリード動作が行われる。また、この期間T2では、上述したように、バンクAにおけるワード線WL0_Aは立ち上がった状態でラッチされている。したがって、この期間T2に、メモリセルアレイ34aの0番地に対してライト動作が行われる。
【0105】
次に、XDP_Aが立ち下がると基本回路70のノードnd2が立ち上り、それに応じてワード線WL0_Aが立ち下がる。その後、アドレスカウンタ46から出力されるXアドレスはBANK_Aの立ち上がりを受けてカウントアップする。一方、バンクBでは、XDP_Bが立ち下がるまではワード線WL0_Bは立ち上がった状態にラッチされる。したがって、BANK_Aが立ち下がってからBANK_Aが立ち下がるまでの期間T3では、メモリセルアレイ34aの1番地に対してリード動作が行われるとともに、メモリセルアレイ34bの0番地に対してライト動作が行われる。
【0106】
以上のように、各バンクのメインデコーダは各バンクにおけるライト動作が終了するまでアドレスをラッチする。したがって、アドレスカウンタ46からのアドレスがカウントアップされると、一方のバンクではそのカウントアップされたアドレスに対してリード動作が行われるが、その間、他方のバンクではカウントアップされる以前のアドレスに対してライト動作が行われる。このように、アドレスカウンタ、XプリデコーダおよびYプリデコーダを1つずつ具える構成で、参考例1と同様のラインメモリ動作を実現できる。加えて、参考例1の回路と比べると、アドレスカウンタ1個分、Xプリデコーダ1個分およびYプリデコーダ1個分だけレイアウト面積を小さくできるという効果を奏する。
【0107】
参考例4
図15は、参考例 4の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、参考例1で説明したセル選択回路38aの代わりにこれとは異なるセル選択回路38dを具える。これ以外の構成は参考例1の構成と同様であるからその説明は省略する。
【0108】
上述のセル選択回路38dは、バンクセレクト信号に応じて所定のワード線を順次に選択するXポインタ(行ポインタ)と、バンクセレクト信号に応じて所定のビット線を順次に選択するYポインタ(列ポインタ)とを各メモリセルアレイごとに具える。すなわち、セル選択回路38dには、メモリセルアレイ34a用にXポインタ72aおよびYポインタ74aが装備され、メモリセルアレイ34b用にXポインタ72bおよびYポインタ74bが装備される。
【0109】
図16は、Xポインタ72aの構成例を示す回路図である。図16のXポインタ72aは、n個(nはワード線の本数)のポイント回路Pi(i=0,1,・・・,n)と、(n−1)個のリセット回路Ri(i=1,2,・・・,n)と、1個のNMOSトランジスタNMOS1と、1個のインバータINV1とで構成される。また、このXポインタ72aは、バンクセレクト信号BANK_Aが入力される入力端子IT1と、リセット信号RSTが入力される入力端子IT2と、最終ポイント信号XEND_Aが出力される出力端子OTとを具える。
【0110】
上述のポイント回路Piは、BANK_Aと、インバータINV1により生成されるBANK_Aの逆相ノードnd1とで制御される。このポイント回路Piは、2個のクロックドインバータと、6個のインバータとで構成される。クロックドインバータCINV1は、前段のクロックドインバータCINV2の出力とノードnd2との間に接続され、BANK_Aおよびnd1をゲート入力に持ち、逆相ノードnd1の活性化に伴いオンする。クロックドインバータCINV2は、ノードnd2とノードnd3との間に接続され、BANK_Aおよびnd1をゲート入力に持ち、BANK_Aの活性化に伴いオンする。インバータINV2およびINV3はノードnd2をラッチするものである。インバータINV4およびINV5はノードnd3をラッチするものである。インバータINV6およびINV7は、ノードnd3をドライブして、出力がワード線WLi_Aに接続されている。
【0111】
なお、初段のポイント回路P0のクロックドインバータCINV1の入力はグランドに接続されている。また、最終段のポイント回路PnのクロックドインバータCINV2の出力は出力端子OTに接続されている。この出力端子OTから出力される最終ポイント信号XEND_Aは最終ワード線WLn_Aの立ち上がりを示すものである。また、初段のポイント回路P0のノードnd2はNMOS1に接続されており、他のポイント回路Piのノードnd2はリセット回路RiのPMOS1に接続されている。上述のNMOS1は、ワード線WL0_Aを生成するポイント回路P0のラッチノードnd2を、リセット信号RSTの立ち上がりを受けてグランドレベルにするものである。
【0112】
上述のリセット回路Riは、1個のPMOSトランジスタPMOS1と、1個のインバータINV8とで構成される。インバータINV8は、RSTを入力に持ち、ノードnd7を出力に持つ。PMOS1は、ゲート入力にノードnd7を持つ。これらリセット回路Riは、ポイント回路Piのラッチノードnd2をリセットするものである。
【0113】
このようなXポインタ72aは、BANK_Aの立ち上がりに同期してワード線をシフトさせていくダイナミックシフトレジスタ型回路を構成する。ただし、Xポインタ72aは、RSTが立ち上がった後は必ずワード線WL0_Aを立ち上げる。Xポインタ72b、Yポインタ74aおよびYポインタ74bもXポインタ72aと同様の構成である。Xポインタ72bはBANK_Bに応じて最終ポイント信号XEND_Bを出力する。ただし、Yポインタ74aの入力端子IT1には、BANK_Aの代わりにXEND_Aが入力される。また、Yポインタ74bの入力端子IT1には、BANK_Bの代わりにXEND_Bが入力される。
【0114】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図17のタイミングチャートを参照して説明する。なお、セル選択回路38dの動作以外は参考例1の場合と同様であるからその説明を省略する。
【0115】
図17に示すように、バンクAでは、リセット信号RSTの立ち上がりを受けてXポインタ72aのNMOS1が導通し、ノードnd2が立ち下がる。その後、BANK_Aが立ち上がることによりノードnd3が立ち上がり、ワード線WL0_Aが立ち上がる。BANK_Aが立ち下がると、クロックドインバータCINV1がオンして、ノードnd2が立ち上がる。再びBANK_Aが立ち上がると、クロックドインバータCINV2がオンして、ノードnd3が立ち下がり、WL0_Aが立ち下がるとともにWL1_Aが立ち上がる。その後、ワード線の立ち上がりはBANK_Aの立ち上がりに同期してシフトする。一方、バンクBにあっても、BANK_Bの立ち上がりおよび立ち下がりを受けてバンクAと同様に動作する。
【0116】
このように、参考例1と同様のラインメモリ動作を実現できる。加えて、参考例1の回路と比べると、ワード線選択やビット線選択の制御が容易になるという効果を奏する。
【0117】
参考例5
図18は、参考例5の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、参考例1で説明したメモリセルアレイ34aおよび34bと、バンクセレクタ36と、セル選択回路38aと、入出力バッファ42とを具える。この半導体記憶装置は、この他に、入出力データ増幅器としてのリード/ライトアンプ44と、データ転送回路としてのデータマルチプレクサ76aおよび76bとを具える。参考例1との違いはこれらリード/ライトアンプおよびデータマルチプレクサの点にあるから、この参考例ではこの点につき主に説明を行い、他の同様の構成成分についてはその説明を省略する。
【0118】
この構成例のデータ転送回路は、バンクセレクト信号により選択されたメモリセルアレイからのリードデータをリード/ライトアンプ44に転送する処理と、このリード/ライトアンプ44から送られるライトデータを所定のメモリセルアレイに転送する処理とを行う。すなわち、データ転送回路は、メモリセルアレイ34aおよび34bからのリードデータを交互にリード/ライトアンプ44に転送する。また、データ転送回路は、リード/ライトアンプ44から送られるデータをメモリセルアレイ34aおよび34bに交互に転送する。
【0119】
また、この構成例のリード/ライトアンプ44は、入出力バッファ42からデータ転送回路に送られるライトデータ、およびデータ転送回路から入出力バッファ42に送られるリードデータの増幅を行う。
【0120】
この構成例では、データ転送回路として、メモリセルアレイ34a用にデータマルチプレクサ76aを具え、メモリセルアレイ34b用にデータマルチプレクサ76bを具える。また、この構成例の半導体記憶装置は、両バンク共通のリード/ライトアンプ44を具える。
【0121】
上述のデータマルチプレクサ76aは、メモリセルアレイ34aからのリードデータをリード/ライトアンプ44に転送する処理と、このリード/ライトアンプ44から送られるライトデータをメモリセルアレイ34aに転送する処理とを行う。このデータマルチプレクサ76aは、データ線D_AによってYメインデコーダ54aに結合されており、リードデータ線RDMによってリード/ライトアンプ44に結合されている。
【0122】
そして、Yメインデコーダ54aでビット線BLi_Aが選択されると、そのビット線に現れるデータがデータ線D_Aを通ってデータマルチプレクサ76aに入力されるように構成されている。データマルチプレクサ76aはそのデータを、バンクセレクト信号BANK_Aに応じたタイミングでリードデータ線RDMに出力する。そのデータはリード/ライトアンプ44により増幅され、リードデータRDとして入出力バッファ42に送られる。
【0123】
また、リード/ライトアンプ44により増幅されたライトデータWDは、ライトデータ線WDMによりデータマルチプレクサ76aに送られるように構成されている。そして、データマルチプレクサ76aは、バンクセレクト信号BANK_Aのタイミングに応じて、ライトデータWDをデータ線D_Aに出力する。Yメインデコーダ54aはビット線BLi_Aを選択する。
【0124】
一方、上述のデータマルチプレクサ76bは、メモリセルアレイ34bからのリードデータをリード/ライトアンプ44に転送する処理と、このリード/ライトアンプ44から送られるライトデータをメモリセルアレイ34bに転送する処理とを行う。このデータマルチプレクサ76bは、データ線D_BによってYメインデコーダ54bに結合されており、リードデータ線RDMによってリード/ライトアンプ44に結合されている。
【0125】
そして、Yメインデコーダ54bでビット線BLi_Bが選択されると、そのビット線に現れるデータがデータ線D_Bを通ってデータマルチプレクサ76bに入力されるように構成されている。データマルチプレクサ76bはそのデータを、バンクセレクト信号BANK_Bに応じたタイミングでリードデータ線RDMに出力する。そのデータはリード/ライトアンプ44により増幅され、リードデータRDとして入出力バッファ42に送られる。
【0126】
また、リード/ライトアンプ44により増幅されたライトデータWDは、ライトデータ線WDMによりデータマルチプレクサ76bに送られるように構成されている。そして、データマルチプレクサ76bは、バンクセレクト信号BANK_Bのタイミングに応じて、ライトデータWDをデータ線D_Bに出力する。Yメインデコーダ54bはビット線BLi_Bを選択する。
【0127】
図19は、データマルチプレクサ76aの構成例を示す回路図である。図19のデータマルチプレクサ76aは、1つのインバータと、2つのトランスファゲートとで構成される。また、このデータマルチプレクサ76aは、BANK_Aが入力される端子T1、D_Aが接続される端子T2、WDMが接続される端子T3およびRDMが接続される端子T4を有する。
【0128】
インバータINV1は、入力側が端子T1に接続され、BANK_Aの逆相ノードnd1を生成する。トランスファゲートTF1は、端子T2およびT4間に接続され、BANK_Aおよびnd1をゲート入力に持ち、BANK_Aが活性化したらオンする。トランスファゲートTF2は、端子T2およびT3間に接続され、BANK_Aおよびnd1をゲート入力に持ち、nd1が活性化したらオンする。
【0129】
このデータマルチプレクサ76aは、BANK_Aが立ち上がっている間はデータ線D_Aとリードデータ線RDMとを接続し、BANK_Aが立ち下がっている間はデータ線D_Aとライトデータ線WDMとを接続する回路である。他方のデータマルチプレクサ76bも同様の回路構成であり、このデータマルチプレクサ76bは、BANK_Bが立ち上がっている間はデータ線D_Bとリードデータ線RDMとを接続し、BANK_Bが立ち下がっている間はデータ線D_Bとライトデータ線WDMとを接続する。
【0130】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図20のタイミングチャートを参照して説明する。なお、データ転送回路の動作以外は参考例1の場合と同様であるからその説明を省略する。
【0131】
まず、バンクAでは、BANK_Aの立ち上がりを受けてデータマルチプレクサ76aのトランスファゲートTF1がオンする。それにより、データ線D_Aとリードデータ線RDMとが接続され、バンク34aの記憶データがリード/ライトアンプ44を経て出力端子Doutに出力される。また、BANK_Aの立ち下がりを受けて、トランスファゲートTF2がオンする。それにより、データ線D_Aとライトデータ線WDMとが接続され、バンク34aにデータが書き込まれる。
【0132】
一方、バンクBでは、BANK_Bの立ち上がりおよび立ち下がりを受けてバンク34bに対するリード動作およびライト動作が行われる。デバイス全体としては、D_AとRDMとを接続すると同時にD_BとWDMとを接続する動作と、D_BとRDMとを接続すると同時にD_AとWDMとを接続する動作とが繰り返される。
【0133】
このように、参考例1と同様のラインメモリ動作を実現できる。また、両バンク共通のリード/ライトアンプが用いられるので、参考例1の回路と比べると、リード/ライトアンプ1個分だけレイアウト面積を小さくできるという効果を奏する。
【0134】
この発明の実施の形態]
図21は、この発明の実施の形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、参考例1で説明した構成の他にデータレジスタ78を具えている。また、参考例1のバンクセレクタ36の代わりに、このセレクタ36に新たな回路を追加してなるバンクセレクタ80を具える。また、参考例1のデータマルチプレクサ40の代わりに、このマルチプレクサ40に新たな回路を追加してなるデータマルチプレクサ82を具える。参考例1との違いはこれらデータレジスタ、バンクセレクタおよびデータマルチプレクサの点にあるから、この発明の実施の形態ではこの点につき主に説明し、他の同様の構成成分についてはその説明を省略する。
【0135】
データレジスタ78を組み込んだ理由は次の通りである。図22は、参考例1の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。図22に示すように、バンクAのリード動作中にリセット(RSTの立ち上げ)を行うと、WLi_AとWLi_0とのハイ(High)期間が重なり、ワード線の2重選択をしてしまい誤動作する。つまり、バンクAにおいてリード(READ)動作とライト(WRITE)動作とが同時に行われるといった具合である。したがって、バンクAのリード動作中はRSTを立ち上げられない。そこで、この半導体記憶装置には、どのようなタイミングでもRSTを立ち上げられるように1ビット目用のデータレジスタ78が組み込まれている。
【0136】
上述のバンクセレクタ80は、メモリセルアレイ34aおよび34bを選択するためにBANK_AおよびBANK_Bを生成する回路(参考例1で説明したバンクセレクタ36)の他に、データレジスタ78を選択するためにBANK_Cを生成する回路を具えている。
【0137】
図23は、バンクセレクタ80の構成例を示す回路図である。図23に示すように、BANK_Aを生成する回路は、図4のバンクセレクタ36のインバータINV4を、入力にBANK_Cを持つノア回路NOR2に置き換えた回路に相当する。また、BANK_Bを生成する回路も、図4のバンクセレクタ36のインバータINV6を、入力にBANK_Cを持つノア回路NOR3に置き換えた回路に相当する。BANK_Cを生成する回路は、図4のバンクセレクタ36のBANK_Aを生成する回路からインバータINV2を除き、ノードnd2の代わりにグランドを入力とする回路に相当する。このBANK_Cを生成する回路は、リセット直後は必ずBANK_Cを立ち上げ、その後、BANK_B、BANK_Aの順に交互に立ち上げる。
【0138】
図23に示すように、バンクセレクタ80は、クロック信号CLKが入力されるクロックポート80aと、リセット信号RSTが入力されるリセットポート80bと、バンクセレクト信号BANK_A、BANK_BおよびBANK_Cがそれぞれ出力される第1、第2および第3出力ポート80c、80dおよび80eとを具える。
【0139】
このバンクセレクタ80は、8つのインバータと、4つのトランスファゲートと、4つのノア回路とで構成される。
【0140】
第1インバータINV1は、クロックポート80aが入力側に接続され、出力側の第1ノードnd1にクロック信号CLKの逆相信号を出力する。
【0141】
第1トランスファゲートTF1は、第2ノードnd2と第3ノードnd3との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この逆相信号が活性化したときにオン状態となる。
【0142】
第2トランスファゲートTF2は、第4ノードnd4と第5ノードnd5との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、このクロック信号が活性化したときにオン状態となる。
【0143】
第1ノア回路NOR1は、リセットポート80bと第3ノードnd3とが入力側にそれぞれ接続され、第4ノードnd4が出力側に接続されている。
【0144】
第2インバータINV2は、第1出力ポート80cが入力側に接続され、第2ノードnd2が出力側に接続されている。
【0145】
第3インバータINV3は、第3ノードnd3と第4ノードnd4との間に接続され、第4ノードnd4をラッチする。
【0146】
第2ノア回路NOR2は、第5ノードnd5と第3出力ポート80eとが入力側に接続され、第1出力ポート80cが出力側に接続されている。
【0147】
第4インバータINV4は、第1出力ポート80cが入力側に接続され、第5ノードnd5が出力側に接続され、第1出力ポート80cをラッチする。
【0148】
第3ノア回路NOR3は、第1出力ポート80cと第3出力ポート80eとが入力側に接続され、第2出力ポート80dが出力側に接続されている。
【0149】
第5インバータINV5は、クロックポート80aが入力側に接続され、出力側の第6ノードnd6にクロック信号CLKの逆相信号を出力する。
【0150】
第3トランスファゲートTF3は、グランドと第7ノードnd7との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この逆相信号が活性化したときにオン状態となる。
【0151】
第4トランスファゲートTF4は、第8ノードnd8と第9ノードnd9との間に接続され、クロック信号CLKおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、このクロック信号が活性化したときにオン状態となる。
【0152】
第4ノア回路NOR4は、リセットポート80bと第7ノードnd7とが入力側にそれぞれ接続され、第8ノードnd8が出力側に接続されている。
【0153】
第6インバータINV6は、第7ノードnd7と第8ノードnd8との間に接続され、第8ノードnd8をラッチする。
【0154】
第7インバータINV7は、第9ノードnd9が入力側に接続され、第3出力ポート80eが出力側に接続され、第3出力ポート80eをラッチする。
【0155】
第8インバータINV8は、第3出力ポート80eが入力側に接続され、第9ノードnd9が出力側に接続され、第3出力ポート80eをラッチする。
【0156】
また、上述のデータマルチプレクサ82は、データレジスタ78から読み出されるデータを入出力バッファ42に転送する回路を具えている。
【0157】
図24は、データマルチプレクサ82の構成例を示す回路図である。図24のデータマルチプレクサは、図5に示すデータマルチプレクサ40に、BANK_Cに応じてリードデータ線RD_CをRDに接続するトランスファゲートTF3およびインバータINV3を加えたものである。このデータマルチプレクサ82は、BANK_C、BANK_AおよびBANK_Bの立ち上がりを受けてRD_C、RD_AおよびRD_BをRDに接続する回路である。
【0158】
図24に示すように、データマルチプレクサ82は、バンクセレクト信号BANK_A、BANK_BおよびBANK_Cがそれぞれ入力される第1、第2および第3入力ポート82a、82bおよび82cと、各バンク(データレジスタを含む。)からのリード信号RD_A、RD_BおよびRD_Cがそれぞれ入力される第1、第2および第3リードポート82d、82eおよび82fと、これら第1、第2および第3リードポートに入力したリード信号の1つをリードデータRDとして出力させる第4リードポート82gとを具える。
【0159】
このデータマルチプレクサ82は、6つのインバータと、3つのトランスファゲートとで構成される。
【0160】
第1インバータINV1は、第1入力ポート82aが入力側に接続され、出力側の第1ノードnd1に第1バンクセレクト信号BANK_Aの逆相信号を出力するものである。
【0161】
第1トランスファゲートTF1は、第1リードポート82dと第4ノードnd4との間に接続され、第1バンクセレクト信号BANK_Aおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この第1バンクセレクト信号BANK_Aが活性化したときにオン状態となる。
【0162】
第2インバータINV2は、第2入力ポート82bが入力側に接続され、出力側の第2ノードnd2に第2バンクセレクト信号BANK_Bの逆相信号を出力するものである。
【0163】
第2トランスファゲートTF2は、第2リードポート82eと第4ノードnd4との間に接続され、第2バンクセレクト信号BANK_Bおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この第2バンクセレクト信号BANK_Bが活性化したときにオン状態となる。
【0164】
第3インバータINV3は、第3入力ポート82cが入力側に接続され、出力側の第3ノードnd3に第3バンクセレクト信号BANK_Cの逆相信号を出力するものである。
【0165】
第3トランスファゲートTF3は、第3リードポート82fと第4ノードnd4との間に接続され、第3バンクセレクト信号BANK_Cおよびその逆相信号が入力されるゲートを具えていて、この第3バンクセレクト信号BANK_Cが活性化したときにオン状態となる。
【0166】
第4インバータINV4は、第4ノードnd4が入力側に接続され、第5ノードnd5が出力側に接続されている。
【0167】
第5インバータINV5は、第5ノードnd5が入力側に接続され、第4リードポート82gが出力側に接続されている。
【0168】
第6インバータINV6は、第5ノードnd5が入力側に接続され、第4ノードnd4が出力側に接続され、第5ノードnd5をラッチするものである。
【0169】
図25は、データレジスタ78の構成例を示す回路図である。図25のデータレジスタ78は、3つのインバータと、1つのクロックドインバータとで構成される。また、データレジスタ78は、ライトデータWDが入力される第1入力端子78aと、BANK_Cが入力される第2入力端子78bと、リードデータ線RD_Cが接続された出力端子78cとを具える。
【0170】
図25に示すように、第1インバータINV1は、入力側が第2入力端子78bに接続され、BANK_Cの逆相ノードnd1を生成する。第1クロックドインバータCINV1は、第1入力端子78aと第2ノードnd2との間に接続され、ゲート入力にBANK_Cとnd1とを持ち、第1ノードnd1が活性化したときにオンする。第2インバータINV2は、第2ノードnd2を入力に持ち、出力側が出力端子78cに接続されている。第3インバータINV3は、出力端子78cと第2ノードnd2との間に接続され、リード線RD_Cをラッチする。
【0171】
次に、この半導体記憶装置の動作につき図26のタイミングチャートを参照して説明する。なお、データレジスタの動作以外は参考例1の場合と同様であるからその説明を省略する。
【0172】
図26に示すように、バンクセレクタ80は、リード動作時およびライト動作時に1ビット目だけはデータレジスタ78にアクセスする、すなわち、BANK_Cを立ち上げる。データマルチプレクサ82は、BANK_Cの立ち上がりを受けてリードデータ線RD_CのデータをリードデータRDとして出力する。また、データレジスタ78は、BANK_Cの立ち下がりを受けてライトデータWDをリードデータ線RD_Cに出力し、次のBANK_Cの立ち下がりまでこれをラッチする。バンクAおよびバンクBでは、BANK_Cが立ち下がった後に、参考例1で説明した動作を開始する。
【0173】
このように、参考例1と同様のラインメモリ動作を実現できる。また、どのバンクをアクセス中であってもリセットを行えるという効果を奏する。
【0174】
以上説明した実施の形態及び参考例ではメモリセルとしてSRAMセルを想定していたが、実施の形態及び参考例の半導体記憶装置の構成は、メモリセルがDRAMセルである場合に対しても適用可能である。
【0175】
【発明の効果】
この発明の半導体記憶装置によれば、データのリード動作およびライト動作をクロック信号の周期単位に同期して行い、2つのメモリセルアレイを具え、一方のメモリセルアレイの所定アドレスのメモリセルに対するリード動作後の1周期に、当該メモリセルアレイの同アドレスのメモリセルに対してライト動作を行うとともに、他方のメモリセルアレイの所定アドレスのメモリセルに対してリード動作を行う。この構成によれば、データレジスタやデータサブレジスタを使用することなく、ラインメモリ動作を可能にすることができ、これによりチップサイズが縮小化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図2】参考例1のプリデコーダの構成を示す図である。
【図3】参考例1のメインデコーダの構成を示す図である。
【図4】参考例1のバンクセレクタの構成を示す図である。
【図5】参考例1のデータマルチプレクサの構成を示す図である。
【図6】参考例1の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図7】参考例1の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図8】参考例1の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図9】参考例 2の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図10】参考例 2のプリデコーダの構成を示す図である。
【図11】参考例 2の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図12】参考例 3の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図13】参考例 3のメインデコーダの構成を示す図である。
【図14】参考例 3の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図15】参考例 4の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図16】Xポインタの構成を示す図である。
【図17】参考例 4の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図18】参考例 5の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図19】参考例 5のデータマルチプレクサの構成を示す図である。
【図20】参考例 5の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図21】この発明の実施の形態の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図22】参考例1の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図23】この発明の実施の形態のバンクセレクタの構成を示す図である。
【図24】この発明の実施の形態のデータマルチプレクサの構成を示す図である。
【図25】データレジスタの構成を示す図である。
【図26】この発明の実施の形態の半導体記憶装置の動作説明図である。
【図27】従来の半導体記憶装置の構成を示す図である。
【図28】従来の半導体記憶装置の動作説明図である。
【符号の説明】
10:メモリセルアレイ
12:第1データレジスタ
14:第2データレジスタ
16:第3データレジスタ
18:第4データレジスタ
20:データサブレジスタ
22:Xデコーダ
24:Xプリデコーダ
26:アドレスカウンタ
28:リード/ライトコントローラ
30:入力バッファ
32:出力バッファ
34a,34b:メモリセルアレイ
36:バンクセレクタ
38a,38b,38c,38d:セル選択回路
40:データマルチプレクサ
42:入出力バッファ
44a,44b,44:リード/ライトアンプ
46a,46b,46:アドレスカウンタ
48a,48b,48:Xプリデコーダ
50a,50b:Xメインデコーダ
52a,52b,52:Yプリデコーダ
54a,54b:Yメインデコーダ
56,58:基本回路
60a,60b:Xプリデコーダ
62a,62b:Yプリデコーダ
64:基本回路
66a,66b:Xメインデコーダ
68a,68b:Yメインデコーダ
70:基本回路
72a,72b:Xポインタ
74a,74b:Yポインタ
76a,76b:データマルチプレクサ
78:データレジスタ
80:バンクセレクタ
82:データマルチプレクサ

Claims (2)

  1. 一方がリード動作を行なっているときには他方はライト動作を行なう第1及び第2のメモリセルアレイと、前記第1及び第2のメモリセルアレイを交互に選択するための第1及び第2のアレイ選択信号を生成するアレイ選択回路と、前記アレイ選択信号により選択された前記第1若しくは第2のメモリセルアレイのいずれか一つのメモリセルアレイの所定のメモリセルを選択して該メモリセルに対するリード動作またはライト動作を行なうセル選択回路と、前記アレイ選択信号により選択された前記メモリセルアレイのいずれか一方からデータを入出力バッファに転送するデータ転送回路と、1ビット目用のデータを格納するデータレジスタとを備えた半導体記憶装置であって、
    前記アレイ選択回路は、前記第1及び第2のメモリセルアレイのいずれかがリード動作を行なっていてもリセット動作を行なえるように、リセット時に、1ビット目だけは前記データレジスタにアクセスし、
    前記データ転送回路は前記データレジスタから読み出されるデータを前記入出力バッファに転送するようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記データレジスタは、
    前記アレイ選択回路から出力された信号を反転して出力するインバータと、
    前記インバータによって反転された信号が活性化したときにオン状態となり、ライトデータを反転して出力するクロックドインバータと、
    前記クロックドインバータによって反転されたライトデータをラッチするラッチ回路とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
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