JP3573345B1 - 鍵とシリンダー錠とロックシステム - Google Patents

Abstract

【課題】従来のピッキング用具では解錠不可能である、防犯性の高い鍵とシリンダー錠とロックシステムを提供する。
【解決手段】頭部２と差込部３を有する鍵１において、この鍵１の内部に設けられその上端部に少なくとも１のピン５を突設する可動板４と、前記鍵１の内部に設けられその端部を前記頭部２より露出させつつ前記可動板４の下部に当接し前記可動板４を押し上げる駆動板７とを有し、前記差込部３の上端部には前記少なくとも１のピン５を挿通可能なピン受孔１１を備える。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ピッキング対策において強化された鍵とシリンダー錠とロックシステムに関するものである。特には、鍵に設けられた突出部を押すことで鍵山の役目を果たすピンを備える鍵と、この鍵に設けられたピンに対応するシリンダーピンを備えるシリンダー錠と、これらを組み合わせたロックシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在の一般用のシリンダー錠は、錠本体内部にロータと、ロータの回転を拘束するドライバーピンと、ドライバーピンに接続され、鍵孔内部に突出したタンブラーピンとから成る。所定の鍵を鍵孔に挿入することによって、鍵山とタンブラーピンを足した長さとロータの垂直方向の長さを一致させ、ロータ上端面を水平にして、ドライバーピンによる回転拘束を解除し、ロータを回転可能とし、施錠、解錠できるよう構成されている。このようなシリンダー錠は、住宅の玄関に設けられたドア、倉庫、あるいは金庫等に広く用いられている。
【０００３】
以下、図５に基づいて従来のシリンダー錠について説明する。図５の（ａ）は従来のシリンダー錠の施錠状態を示した側面断面図、（ｂ）は従来のシリンダー錠に鍵を挿入した状態を示す側面断面図である。
図５（ａ）に示すように、シリンダー錠３０は鍵孔２３とロータ２４とシリンダー胴２５を備え、ロータ２４及びシリンダー胴２５の両方の内部には所望の数のピン収容部２６がある。また、ピン収容部２６の内部にはタンブラーピン２７と、このタンブラーピン２７に接触した状態でドライバーピン２８が収容されている。さらに、ピン用バネ２９がドライバーピン２８に付勢可能に接触するようにピン収容部２６の奥側に設置されている。
鍵２１を挿入しない状態であれば、ピン用バネ２９がドライバーピン２８を押しタンブラーピン２７はピン収容部２６の下部に突出している。このような状態では、ドライバーピン２８はピン収容部２６内でシリンダー胴２５とロータ２４の接触面を横断するように挿通されるので、ロータ２４は回転することがない。
【０００４】
一方、図５（ｂ）は、上記のシリンダー錠３０に適合する鍵山３１を持つ鍵２１を挿入した状態を示している。鍵２１は頭部２２と差込部３２を備えるものであり、鍵山３１は差込部３２に形成されピン収容部２６に収容された所望の数のタンブラーピン２７に当接している。それぞれの鍵山３１とタンブラーピン２７の長さは、鍵２１を挿入した場合にロータ２４の垂直方向の長さと一致するよう予め設定されている。このとき全てのタンブラーピン２７の上端が、ロータ２４の解錠位置である上端面と一致し、ロータ２４上端面は水平となる。ドライバーピン２８が挿通していたことによる回転拘束がなくなり、ロータ２４を回転可能となり、解錠することができる。
これに対して、所定の鍵以外の鍵を挿入した場合では、鍵山３１とタンブラーピン２７を足した長さがロータ２４の垂直方向の長さと一致せず、全てのタンブラーピン２７を解錠位置にそろえる事ができないため回転拘束を解除できない。
【０００５】
しかしながら、図示したような従来の鍵とシリンダー錠では、シリンダー内部の鍵孔からロータに鉤状の工具を挿入して、回転力を与えつつタンブラーピンを針金等で順次押していき、タンブラーピンの上端部を解錠位置であるロータの上端面まで押し上げて、ロータの回転拘束を解除するピッキングと呼ばれる方法により、シリンダー錠が不正に解錠されてしまう可能性が高い。実際に、このようなピッキング方法によって家屋のドアなどを開かれ、盗難に遭うという被害も頻発している。
【０００６】
このような背景から、盗難を防ぎ、人身の安全を確保するためにも、解錠を困難にしてピッキングを防止するシリンダー錠の発明がなされている。例えば特許文献１には、発明の名称を「シリンダー錠」として、タンブラーピンの列を複数個設け、それに該当する鍵の鍵山も複数個設けたシリンダー錠の発明が開示されている。
【０００７】
また特許文献２には、発明の名称を「シリンダー錠装置」として、解錠用のタンブラーピン、ドライバーピンだけでなく、近接した位置に、このドライバーピンと一致するピンを防護用ピンとして設け、ピッキングにより不正解錠しロータを回転させた場合、防護用ピンが前記タンブラーピンの受孔に突出し、再び施錠状態になるよう構成されたシリンダー錠が開示されている。
【０００８】
【特許文献１】
特開２００３−３５０５７号公報
【特許文献２】
特開２００２−２５６７３５号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１及び特許文献２に記載された発明においては、シリンダー錠内のピン収容部に収容されるタンブラーピンは、鍵を挿入する前も、また鍵を挿入した後もロータ下端部より突出している。このため、鍵孔内部にピッキング用具を挿入した場合、ピッキング用具がロータに接触可能である点は改善されておらず、従って時間は要するものの、相変わらずピッキング作業による解錠を不可能にするものではなかった。
本発明は係る従来の事情に対処してなされたものであり、従来のピッキング用具では解錠不可能である、防犯性の高い鍵とシリンダー錠とロックシステムを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１に記載の発明である鍵は、頭部と差込部を有する鍵において、この鍵の内部に設けられその上端部に複数のピンを突設する可動板と、鍵の内部に設けられその端部を頭部より露出させつつ可動板の下部に当接し可動板を垂直に押し上げる駆動板とを有し、差込部の上端部には複数のピンを挿通可能なピン受孔を備え、複数のピンのうち少なくとも１個のピンの高さは他のピンの高さとは異なるものである。
【００１１】
上記構成の鍵は、鍵の頭部から露出する駆動板を操作して可動板を垂直に押し上げ、この可動板に突設された複数のピンを鍵の差込部に備えられたピン受孔から出すという作用を有する。このようにピンを突出させることで、従来の鍵山と同様のものを形成するという作用を有する。さらに、駆動板を操作して可動板を押し上げなくては鍵山の形状を確認できないため、鍵山を違法にコピーすることができないという作用をも有する。
【００１２】
また、請求項２に記載の発明であるシリンダー錠は、鍵の差込部を挿入する鍵孔を備えた円筒状のロータと、このロータに外接するシリンダー胴とを有し、ロータとシリンダー胴の内部に連通して設けられるピン収容部を備え、このピン収容部には弾性体によって付勢される少なくとも１のドライバーピンと、このドライバーピンに当接しその下端部がピン収容部の下端から突出することなく移動可能なタンブラーピンとを収容することものである。
上記構成のシリンダー錠は、タンブラーピンがロータ及びピン収容部の下端より突出しないため、ピッキング用具を使ってタンブラーピンを押し上げようとしても、ピッキング用具がタンブラーピンまで達しないという作用を有する。
【００１３】
また、請求項２に記載の発明であるロックシステムは、頭部と差込部を有する鍵であって、この鍵の内部に設けられその上端部に少なくとも１のピンを突設する可動板と、鍵の内部に設けられその端部を頭部より露出させつつ可動板の下部に当接し可動板を押し上げる駆動板とを有し、差込部の上端部には少なくとも１のピンを挿通可能なピン受孔を備える鍵と、
鍵の差込部を挿入する鍵孔を備えた円筒状のロータと、このロータに外接するシリンダー胴とを有し、ロータとシリンダー胴の内部に連通して設けられるピン収容部を備え、このピン収容部には弾性体によって付勢される少なくとも１のドライバーピンと、このドライバーピンに当接しその下端部がピン収容部の下端から突出することなく移動可能なタンブラーピンとを収容するシリンダー錠と、
を有し、駆動板が可動板を押し上げ可動板に突設されたピンがタンブラーピンを押してロータが回転するものである。
【００１４】
上記構成の鍵とシリンダー錠を組み合わせることにより、シリンダー錠に備えられその下端をピン収容部の内部に収容するタンブラーピンを、鍵に備えられた可動板のピンが押し上げて、タンブラーピンの上端をロータの解錠位置である上端面と一致させてロータを回転可能とする作用を有する。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る鍵の実施の形態を図１に基づいて説明する。（請求項１及び請求項２に対応）。
図１の（ａ）は本発明の実施の形態に係る鍵の側面断面図であり、（ｂ）は本発明の実施の形態に係る鍵の突起部を鍵の内部に押し込んだ状態における側面断面図である。
【００１６】
図１（ａ）に示す鍵１は、頭部２と差込部３を備えている。鍵１の内部には上端部にそれぞれが異なる長さを持った５つのピン５と、さらに下端部に２つの凸型楔６とを一体に備える可動板４と、この可動板４の下端部に接するスライド板７を備えている。スライド板７の上端部は、可動板４に設けられた２つの凸型楔６と接し、これらに対応する２つの凹型楔８を備えている。また、スライド板７は頭部２より突出した突出部９も一体に備えるものである。 スライド板７は差込部３内の先端でスライド板用バネ１０ａに接している。可動板４は鍵１内の頭部２内部において頭部可動板用バネ１０ｂに接しており、さらに差込部３内部で差込部可動板用バネ１０ｃに接している。また、鍵１は差込部３の上端部にピン５を挿通可能とする５つのピン受孔１１を備えている。
【００１７】
図１（ｂ）は、スライド板７に設けられた突出部９を頭部２内に押し込んだ状態を示している。スライド板７全体が頭部２から差込部３方向へ移動し、スライド板用バネ１０ａが押縮されている。さらにスライド板７の凹型楔８が移動したことで凸型楔６が押し上げられ、頭部可動板用バネ１０ｂ及び差込部可動板用バネ１０ｃも押縮する。このため、ピン５を挿通させるために設けられたピン受孔１１から５つのピン５が鍵１の外部に突出する。
【００１８】
突出部９の押圧を止めると、スライド板用バネ１０ａ及び頭部可動板用バネ１０ｂ及び差込部可動板用バネ１０ｃにかかる圧力が除かれるのでバネによる付勢によって図１（ａ）に示される状態へ戻る。
このように構成された鍵においては、ピン５は従来の鍵の鍵山と同様の作用を備えるものである。しかしながら、通常時にはその鍵山の形状を露出することなく、鍵をシリンダー錠へ挿入し、解錠する際に形状を現すものであることからこの鍵の違法なコピーを防止することが可能である。また、たとえコピーされてもシリンダー錠に挿入するまではその鍵山を形成することなく、内部においてその鍵山を形成するようにする必要があり、構造が複雑となりコピー鍵の製造が容易ではない。
なお、ピン５の先端は面取加工を施したものであってもよいし、この鍵に設けるピンの数及び個々のピンの長さは、限定されるものではない。
【００１９】
次に、図２及び図３を参照しながら、本発明に係るシリンダー錠の実施の形態について説明する。（請求項２に対応）
図２は本実施の形態に係るシリンダー錠の側面断面図である。シリンダー錠１２はロータ１４とロータ１４に接するシリンダー胴１５と、ロータ１４及びシリンダー胴１５内部に形成される５つのピン収容部１６と、それぞれのピン収容部１６の内部に収容されるタンブラーピン１７とドライバーピン１８とピン用バネ１９とによって構成される。
【００２０】
本実施の形態におけるタンブラーピン１７においては、任意の長さを持つものであるが、常にロータ１４内のピン収容部１６の長さよりも短いものとする。
図３の（ａ）及び（ｂ）は従来のシリンダー錠内のロータ１４部分を拡大した側面断面図であり、（ｃ）は本発明に係るシリンダー錠内のロータ１４部分を拡大した側面断面図である。
ロータ１４内に形成されるピン収容部１６内にはドライバーピン１８とタンブラーピン１７が収容されている。図示していないが、ドライバーピン１８の上部にはピン用バネ１９が収容されている。
【００２１】
図３（ａ）は先端が湾曲したピッキング用具２０を用いてタンブラーピン１７を押圧しようとするところである。こうすることで図３（ｂ）に示すように、タンブラーピン１７の上端部はロータ１４の上端部に一致するよう押し上げられる。こうしてシリンダー錠に取り付けられた全てのタンブラーピン１７を押し上げることで、ロータ１４を係止していたドライバーピン１８の突出を解除してロータ１４を回転可能とし、不正にシリンダー錠が解錠される。
【００２２】
しかし、（ｃ）に示すように、本発明に係るタンブラーピン１７の長さはロータ１４内のピン収容部１６の垂直方向の長さよりも短いものとなっているため、ピッキング用具２０を用いてタンブラーピン１７を押し上げようとしても、ピッキング用具２０の先端がタンブラーピン１７まで届かない、あるいは先端がタンブラーピン１７に触れたとしてもそれ以上の押圧が不可能である。
【００２３】
このように構成されたシリンダー錠においては、ピッキング用具２０を用いてもタンブラーピン１７の上端をロータ１４の上端に一致させることが不可能であるため、不正な解錠を行うことができない。よって防犯においてより高い信頼性を発揮することができる。なお、このシリンダー錠に設けるタンブラーピンの数は図２に示した個数に限定されるものではない。
なお、タンブラーピン１７は、従来のシリンダー錠にも用いられるタンブラーピン１７を加工してロータ１４に突出しない長さに形成すればよいので、従来のシリンダー錠をそのまま使用し、コストを抑制しながら高い防犯性、信頼性を得ることもできる。
【００２４】
最後に、本発明の第３の実施の形態に係るロックシステムについて図４を参照しながら説明する。（請求項２に対応）
図４は図１を示しながら説明した本発明の実施の形態に係る鍵１を、図２を用いて説明した本発明の実施の形態に係るシリンダー錠１２に挿入し、さらに鍵１の突出部９を押圧した状態の外形図である。図１及び図２に示した部分と同一の部分については同一符号を付し、その構成の説明は省略する。
図４において、ロータ１４内部のピン収容部１６で、５つのタンブラーピン１７とピン５が接触し、各タンブラーピン１７の上端部はロータ１４の上端部まで押し上げられている。このためロータ１４の上端部では回転を抑止していたドライバーピン１８の拘束がなくなり、ロータ１４は回転可能となる。
【００２５】
このように構成されたピッキング対策用鍵及びシリンダー錠においては、予め対応するように作られた５つのタンブラーピン１７と５つのピン５とがそれぞれ一致したときのみ解錠することができる。この鍵１とシリンダー錠１２を組み合わせ、住宅や倉庫のドアなどに用いれば、ピッキングを防止してより高い防犯性と信頼性を発揮することができる。
【００２６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項１に記載の鍵は、駆動部によって可動板を押し上げなくては鍵山の形状を示さないため、違法にコピーしてシリンダー錠を解錠されることを防ぐことができる。また、たとえコピーされてもシリンダー錠に挿入した後に、内部においてその鍵山を形成するような構造とする必要があり、構造が複雑であるため解錠のためのコピー鍵の製造が容易ではない。
【００２７】
請求項２に記載のシリンダー錠では、タンブラーピンの下端部はロータ内のピン収容部下端部よりも奥側に位置するため、盗犯者がピッキングを行おうとした場合、従来の工具ではタンブラーピンの下端まで届かず、不正解錠は不可能となる。
また、工具先端をＬ字形に曲げ、タンブラーピンを解錠位置にまで持ち上げることのできる工具を用いたとしても、不正解錠は非常に困難なものとなり、成功した場合も相当の時間を要し、第三者に発見される可能性が高くなる。
【００２８】
請求項２に記載のロックシステムでは、請求項１に記載の鍵と、シリンダー錠を組み合わせ、住宅のドアや金庫などに取り付けて解錠、施錠を行うことで、高い防犯性と信頼性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】いずれも本発明の実施の形態に係る鍵の側面断面図であり、（ａ）は突出部を押圧しない状態の側面断面図、（ｂ）は突出部を押圧した状態の側面断面図である。
【図２】本発明の実施の形態に係るシリンダー錠の側面断面図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）は従来のシリンダー錠内部でピッキングを行う状態を示す側面断面図であり、（ｃ）は本発明の実施の形態に係るシリンダー錠内部でピッキングを行う状態を示す側面断面図である。
【図４】本発明の実施の形態に係るロックシステムの側面断面図である。
【図５】鍵及びシリンダー錠の従来例を示す側面断面図であり、（ａ）はシリンダー錠の断面図、（ｂ）はシリンダー錠に鍵を挿入した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１…鍵 ２…頭部 ３…差込部 ４…可動板 ５…ピン ６…凸型楔 ７…スライド板 ８…凸型楔 ９…突出部 １０ａ…スライド板用バネ １０ｂ…頭部可動板用バネ １０ｃ…差込部可動板用バネ １１…ピン受孔 １２…シリンダー錠 １３…鍵孔 １４…ロータ １５…シリンダー胴 １６…ピン収容部 １７…タンブラーピン １８…ドライバーピン １９…ピン用バネ ２０…ピッキング用具 ２１…鍵 ２２…頭部 ２３…鍵孔 ２４…ロータ ２５…シリンダー胴 ２６…ピン収容部 ２７…タンブラーピン ２８…ドライバーピン ２９…ピン用バネ ３０…シリンダー錠 ３１…鍵山 ３２…差込部

Claims (2)

1. 頭部と差込部を有する鍵において、この鍵の内部に設けられその上端部に複数のピンを突設する可動板と、前記鍵の内部に設けられその端部を前記頭部より露出させつつ前記可動板の下部に当接し前記可動板を垂直に押し上げる駆動板とを有し、前記差込部の上端部には前記複数のピンを挿通可能なピン受孔を備え、前記複数のピンのうち少なくとも１個のピンの高さは他のピンの高さとは異なることを特徴とする鍵。
2. 頭部と差込部を有する鍵であって、この鍵の内部に設けられその上端部に少なくとも１のピンを突設する可動板と、前記鍵の内部に設けられその端部を前記頭部より露出させつつ前記可動板の下部に当接し前記可動板を押し上げる駆動板とを有し、前記差込部の上端部には前記少なくとも１のピンを挿通可能なピン受孔を備える鍵と、
   前記鍵の差込部を挿入する鍵孔を備えた円筒状のロータと、このロータに外接するシリンダー胴とを有し、前記ロータと前記シリンダー胴の内部に連通して設けられるピン収容部を備え、このピン収容部には弾性体によって付勢される少なくとも１のドライバーピンと、このドライバーピンに当接しその下端部が前記ピン収容部の下端から突出することなく移動可能なタンブラーピンとを収容するシリンダー錠と、
   を有し、前記駆動板が前記可動板を押し上げ可動板に突設されたピンがタンブラーピンを押して前記ロータが回転することを特徴とするロックシステム。

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