JP3572723B2 - ハンドトラクタの正逆転耕耘装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、正転耕耘爪と逆転耕耘爪とを有するハンドトラクタの正逆転耕耘装置に関し、耕耘装置の小形軽量化を図ることを目的とする。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】
特開平5−56703号公報の技術では、センタードライブケース9には単一の伝動軸9aが設けられるが、ロータ軸11,22を正転と逆転に伝動するために、これらロータ軸11,22の周りにカウンタギヤ軸77及びこの伝動ケース部を設ける。
【0003】
この発明は、このようなロータ軸周りの伝動ケース部をできるだけ小型化して、小形軽量化を図るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、伝動ケース26の前部にエンジンEを設け、このエンジンEの回転動力をベルトケース15内の伝動ベルト44,45を介して伝動ケース26側に伝え、車輪13を回転するように構成したハンドトラクタにおいて、斜め後方に向かって延設されたセンタードライブケース3内には正転軸1と逆転軸2とを同芯状に設け、更にそれらの下端部にベベルギヤ8,10を夫々固着し、またセンタードライブケース3の下端に設けたベベルギヤケース18によって正転ロータ軸5と逆転ロータ軸7とを二重軸形態に支持して設け、これらの正転ロータ軸5及び逆転ロータ軸7側に設けたベベルギヤ9,11,12と前記正転軸1及び逆転軸2側のベベルギヤ8,10とを噛合せて正転軸1及び逆転軸2を互いに逆向きに回転駆動させたことを特徴とするハンドトラクタの正逆転耕耘装置の構成とする。
【0005】
【作用】
センタードライブケース3内の動力は、同ケース3内にあって同芯状に設けられた正転軸1と逆転軸2下部のベベルギヤ8,10を介して、正転ロータ軸5、逆転ロータ軸7側に伝達される。
【0006】
【発明の効果】
この発明は、伝動ケース26の前部にエンジンEを設け、このエンジンEの回転動力をベルトケース15内の伝動ベルト44,45を介して伝動ケース26側に伝え、車輪13を回転するように構成したハンドトラクタにおいて、斜め後方に向かって延設されたセンタードライブケース3内には正転軸1と逆転軸2とを同芯状に設け、更にそれらの下端部にベベルギヤ8,10を夫々固着し、またセンタードライブケース3の下端に設けたベベルギヤケース18によって正転ロータ軸5と逆転ロータ軸7とを二重軸形態に支持して設 け、これらの正転ロータ軸5及び逆転ロータ軸7側に設けたベベルギヤ9,11,12と前記正転軸1及び逆転軸2側のベベルギヤ8,10とを噛合せて正転軸1及び逆転軸2を互いに逆向きに回転駆動させるように構成したので、耕耘爪を有するロータ軸を逆転させるための逆転機構が嵩張らず、センタードライブケース3下部の伝動ケース部を軽量コンパクトにでき、伝動ケース部の下方への突出量も小さくなって短い耕耘爪4,6により耕深を大きく維持でき、小形軽量の正逆転耕耘装置を得ることができるものである。
【0007】
【実施例】
ハンドトラクタは、伝動ケース26の左右に車輪13を軸装14して、前部に搭載のエンジンEの駆動によって、ベルトケース15内の伝動ベルトから伝動ケース26内のギヤ機構乃至チェン機構等を経て伝動し走行できる。センタードライブケース3を後下方へ向けて設け、この下端部に耕耘装置16を設け、伝動ケース26の上部から正転軸1及び逆転軸2を各々連動して耕耘装置16の耕耘爪4を正回転駆動し、耕耘爪6を逆回転駆動することができる。17は操縦ハンドルである。
【0008】
センタードライブケース3は、丸パイプ乃至楕円パイプ断面形態で、上端部は伝動ケース26の上部に連結し、下端部にはベベルギヤケース18を固着する。このベベルギヤケース18に該パイプ状の逆転軸の下端部をベアリング19で軸受けし、この逆転軸2の内側にニードルベアリング20を介装し、このニードルベアリング20で正転軸1の下端部を軸支している
又、この正転軸1に対して直交する方向のパイプ状のロータ軸7をベアリング21で軸受けすると共に、このロータ軸7の内側にニードルベアリング22を介在させ、このニードルベアリング22を介して正転ロータ軸5を支持している
【0009】
正転軸1の下端部に固定のベベルギヤ8の一側に正転ロータ軸5と一体の正転ベベルギヤ9を噛合させると共に、反対側には逆転ロータ軸の逆転ベベルギヤ12を噛合させる。この正転軸1の正回転によってロータ軸5を正回転させると共に一側のロータ軸7を逆回転する。又、逆転軸2の下端部のベベルギヤ10は、該正転ベベルギヤ9と同じ側のロータ軸7の逆転ベベルギヤ11と噛合させて、逆回転伝動する。
【0010】
また、正転ロータ軸5の外側には正転ロータボス23をピン25連結し、機体の前進方向Fに対してこの正転ロータボス23の回転周面に配設する耕耘爪4が前上側から下後方へ打込まれるように正回転Aされる。又、逆転ロータ軸7の外側には逆転ロータボス24を連結し、この逆転ロータボス24の回転周面に配設する耕耘爪6が後上側から下前方へ打込まれるように逆回転Bされる。
【0011】
なお、これら正転軸1のベベルギヤ8とロータ軸5の正転ベベルギヤ9とのギヤ比は、逆転軸2のベベルギヤ10とこれに噛合のロータ軸7の逆転ベベルギヤ11とのギヤ比とほぼ同じに設定される。又、これにより当然ながら、該ベベルギヤ8と噛合の逆転ロータボス24側の逆転ベベルギヤ12とのギヤ比も同じに設定される。
【0012】
図3,図4はこの実施例で説明したハンドトラクタのハンドル部周辺の構成について説明したものであって、その特徴的部分は、操縦ハンドル17部における変速クラッチレバー27の操作構成にある。このハンドル17の把持部28に沿う変速クラッチレバー27を、この把持部28に沿う方向へ左右に移動させることによって、低速側Lと高速側Hとに切替えて変速とクラッチ操作を行うことができるようにしている
【0013】
操縦ハンドル17は把持部28がループ状に左右連結されていて、この左右両側部に変速クラッチレバー27の左右両端部を上下回動自在に、かつ左右摺動自在にして支持するブラケット29を設ける。30はこれら各ブラケット29に対してロールピン31によって固定される左右方向のレバーステーであり、片側のレバーステー30にはデテント溝32を有する。
【0014】
ループ状の変速クラッチレバー27の左右両端部にはボス33を有して、これらのボス33を該レバーステー30に嵌合させている。又、一方のボス33には前記デテント溝32に嵌合するデテントボール34がばね35で弾発嵌合されて、クラッチレバー29の左右方向の移動位置L,Hに維持できる。この変速クラッチレバー27は前記操縦ハンドル17の把持部28にほぼ沿う形態にしてループ状に形成されている。
【0015】
このような変速クラッチレバー27の左右一対のボス部33には突子36を設けて、ブラケット29にピン37回りに回動自在でワイヤー38連動のアーム39のアームピン40に係合させて、この変速クラッチレバー27をばね41に抗して下側の把持部28側へ回動Cすることによって、該ワイヤー38を引くことができ、これによってこのワイヤー38と連結するベルトテンションクラッチプーリ42、又は43(図2)を入り操作できる。このクラッチプーリ42,43は、エンジンEの駆動プーリと前記伝動ケース26側の入力軸プーリとの間に、低速用伝動ベルト44と高速用伝動ベルト45との二本が掛け渡されており、これらのベルト44,45をクラッチプーリ42,43で各別に張圧することにより、入力軸プーリを低速L、高速Hに切替えて伝動することができる。
【0016】
変速クラッチレバー27を左側へ移動すると低速位置となり、左側の突子36がアームピン40に係合して、低速Lのテンションクラッチプーリ42をベルト44へ張圧させて入り操作できるが、このとき右側の突子36はアームピン40に係合できず操作できない。又、高速H変速するときは、変速クラッチレバー27を右側へ移動させて、右側の突子36をアームピン40に係合させて同様の操作を行えばよく、これによって高速側のテンションクラッチプーリ43がベルト45を張圧して伝動させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘装置部の背面図。
【図2】全体側面図。
【図3】操縦ハンドル部の平面図と、その一部の拡大平面図。
【図4】操縦ハンドル部の斜視図と、その一部の拡大側面図。
【符号の説明】
1 正転軸
2 逆転軸
3 センタードライブケース
4 耕耘爪
5 ロータ軸
6 耕耘爪
7 ロータ軸
8 ベベルギヤ
9 ベベルギヤ
10 ベベルギヤ
11 ベベルギヤ
12 ベベルギヤ

Claims (1)

  1. 伝動ケース26の前部にエンジンEを設け、このエンジンEの回転動力をベルトケース15内の伝動ベルト44,45を介して伝動ケース26側に伝え、車輪13を回転するように構成したハンドトラクタにおいて、斜め後方に向かって延設されたセンタードライブケース3内には正転軸1と逆転軸2とを同芯状に設け、更にそれらの下端部にベベルギヤ8,10を夫々固着し、またセンタードライブケース3の下端に設けたベベルギヤケース18によって正転ロータ軸5と逆転ロータ軸7とを二重軸形態に支持して設け、これらの正転ロータ軸5及び逆転ロータ軸7側に設けたベベルギヤ9,11,12と前記正転軸1及び逆転軸2側のベベルギヤ8,10とを噛合せて正転軸1及び逆転軸2を互いに逆向きに回転駆動させたことを特徴とするハンドトラクタの正逆転耕耘装置。
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