JP3572620B2 - ビタミンd3含有固形製剤組成物 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はビタミンD3を含有する固形製剤組成物に関する。更に詳しくは、安 定化剤として安息香酸ナトリウムを用いたことを特徴とするビタミンD3を含有 する固形製剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
ビタミンD3は、肝で25位が、又腎では1α位が夫々水酸化作用を受け活性 型ビタミンD3となって高い生理活性を発現することが知られている。生理活性 作用としては、十二指腸においてカルシウム及び燐酸の吸収を促進及び腎尿細管においてこれらの再吸収を促進する作用を有し、骨粗しょう症、骨軟化症等の優れた予防薬および治療薬として知られている。また、カルシウムを主体とした固形製剤にカルシウム吸収促進の目的でビタミンD3を配合すると好ましいカルシ ウム剤が得られる。
【0003】
しかしながらビタミンD3は空気酸化により著しく分解されやすいため、固形 製剤中で安定化することは難しく、抗酸化剤として、ジブチルヒドロキシアニソール(BHA),没食子酸プロピル,レシチン,ヒドロキノン,没食子酸オクチル,没食子酸ドデシル,没食子酸イソアミル,グアヤク脂,αーナフチルアミン,プロトカテキュ酸エチル(EPG),ソルビン酸,エリソルビン酸,クエン酸,胆汁酸,αートコフェロール,アスコルビン酸,アスコルビン酸ステアリン酸エステル,アスコルビン酸パルミチン酸エステル,チオジプロピオン酸,チオジラウリルジプロピオン酸,亜硫酸水素ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,メタ亜硫酸ナトリウム,システイン塩酸塩,チオグリセロール,チオグリコール酸,チオソルビトール等を配合しても、ビタミンD3の力価が経時的に低下し、必ずしも 満足できるものとは言い難たかった。特に、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等のカルシウム剤に配合したビタミンD3は分解が極めて早く、前述の抗酸化剤を 用いても防止できなかった。
【0004】
本発明はこうした事情を考慮してなされたものであって、抗酸化作用及び安定化作用を合わせ持つ上に、固形製剤に配合されたとき苦味がなく服用感の良い物質を選定し、ビタミンD3の経時的力価低下の抑制を可能とするビタミンD3含
有固形製剤を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは種々の抗酸化剤について鋭意検討した結果、安息香酸ナトリウムを配合することにより、ビタミンD3を失活させることなく安定な製剤を提供し うることを見出し本発明を完成した。すなわち本発明は、ビタミンD3と安息香 酸ナトリウムとを含有してなる安定なビタミンD3固形製剤組成物である。
【0006】
安息香酸ナトリウムの使用量は、ビタミンD31重量部に対して10〜100 0重量部であり、好ましくは、50〜500重量部である。
【0007】
本発明の固形製剤組成物は、ビタミンD3と安息香酸ナトリウムとをエタノー ル等の低級アルコールに溶解せしめ、更に一般の造粒に用いられる賦形剤、崩壊剤、結合剤等を添加して、一般の湿式造粒法によって製造できる。
【0008】
賦形剤として、例えばD−マンニトール、白糖、乳糖、結晶セルロース、リン酸水素カルシウム、デンプン、酸化チタン、などが挙げられる。
【0009】
崩壊剤としては、例えば低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、デンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルスターチなどが挙げられるが、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
【0010】
結合剤としては、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アラビアゴム、エチルセルロース、ポリビニルアルコール、プルランなどが挙げられる。
【0011】
上記の製造方法によって、安息香酸ナトリウムで安定化されたビタミンD3組 成物が得られる。この組成物はビタミンD3剤としてはもちろんのこと、カルシ ウム剤への配合も可能である。又、必要に応じての公知の賦形剤、結合剤、崩壊剤、着色剤、滑沢剤等とともに散剤、顆粒剤、丸剤、錠剤等の固形製剤を製造できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明の固形製剤組成物は、ビタミンD3の安定化が計れ、しかも苦味もなく 服用感が良い。また、従来困難であると考えられていたビタミンD3のカルシウ ム剤への配合が可能となり、すぐれたカルシウム剤が提供できるのである。
【0013】
【実施例】
以下、実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
マンニトール432gと低置換度ヒドロキシプロピルセルロース108gを十分に混合した混合物に、ビタミンD30.025g,安息香酸ナトリウム2.5 g,ポリビニルピロリドン34gをエタノール80gに溶解した液を徐々に滴下し、乳鉢で練合、乾燥しビタミンD3含有組成物を得た。
【0014】
実施例2
マンニトール216gと低置換度ヒドロキシプロピルセルロース54gを十分に混合し、粉砕した混合物に、エタノール135gにビタミンD30.0125 g,安息香酸ナトリウム1.25g,ポリビニルピロリドン17gを溶解した液を、真空造粒機を用いて減圧下で噴霧しながら乾燥し、ビタミンD3含有組成物 を得た。
【0015】
実施例3
沈降炭酸カルシウム750g,炭酸マグネシウム118.5g,キシリトール830g,コーンスターチ75gを十分に混合し、粉砕した混合物に、精製水253gとエタノール169gの混合溶媒にヒドロキシプロピルセルロースを溶解した液を、流動層造粒機を用いて噴霧し、乾燥した。
更に、上記組成物85部,実施例2で得た組成物14部にステアリン酸マグネシウム1部を添加して打錠し、直径12mm,厚さ4.5mm,重量700mgのカルシウムチュアブル錠を得た。
【0016】
試験例1
実施例1で得られた組成物の安定化効果を検討するために、安息香酸ナトリウムを含有しないもの(コントロール)、並びに安息香酸ナトリウムの代わりに、これと同量のソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムを添加したものを実施例1の方法で調製し、本発明上記組成物と比較検討した。この検討に当たっては、各試料を遮光ビンに3gとり密栓状態で65℃に2週間保存し、実験開始時を100%としたときのビタミンD3の残存率を測定し、結果を表1 にまとめた。
【0017】
【表1】
【0018】
試験例2
実施例3で得られたカルシウムのチュアブル錠中での、ビタミンD3の安定性 を検討した。錠剤を遮光ビンに入れ密栓状態で50℃に1か月間保存し、実験開始時を100%としたときのビタミンD3の残存率を測定したところ、91.9 %であった。
【産業上の利用分野】
本発明はビタミンD3を含有する固形製剤組成物に関する。更に詳しくは、安 定化剤として安息香酸ナトリウムを用いたことを特徴とするビタミンD3を含有 する固形製剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
ビタミンD3は、肝で25位が、又腎では1α位が夫々水酸化作用を受け活性 型ビタミンD3となって高い生理活性を発現することが知られている。生理活性 作用としては、十二指腸においてカルシウム及び燐酸の吸収を促進及び腎尿細管においてこれらの再吸収を促進する作用を有し、骨粗しょう症、骨軟化症等の優れた予防薬および治療薬として知られている。また、カルシウムを主体とした固形製剤にカルシウム吸収促進の目的でビタミンD3を配合すると好ましいカルシ ウム剤が得られる。
【0003】
しかしながらビタミンD3は空気酸化により著しく分解されやすいため、固形 製剤中で安定化することは難しく、抗酸化剤として、ジブチルヒドロキシアニソール(BHA),没食子酸プロピル,レシチン,ヒドロキノン,没食子酸オクチル,没食子酸ドデシル,没食子酸イソアミル,グアヤク脂,αーナフチルアミン,プロトカテキュ酸エチル(EPG),ソルビン酸,エリソルビン酸,クエン酸,胆汁酸,αートコフェロール,アスコルビン酸,アスコルビン酸ステアリン酸エステル,アスコルビン酸パルミチン酸エステル,チオジプロピオン酸,チオジラウリルジプロピオン酸,亜硫酸水素ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,メタ亜硫酸ナトリウム,システイン塩酸塩,チオグリセロール,チオグリコール酸,チオソルビトール等を配合しても、ビタミンD3の力価が経時的に低下し、必ずしも 満足できるものとは言い難たかった。特に、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等のカルシウム剤に配合したビタミンD3は分解が極めて早く、前述の抗酸化剤を 用いても防止できなかった。
【0004】
本発明はこうした事情を考慮してなされたものであって、抗酸化作用及び安定化作用を合わせ持つ上に、固形製剤に配合されたとき苦味がなく服用感の良い物質を選定し、ビタミンD3の経時的力価低下の抑制を可能とするビタミンD3含
有固形製剤を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは種々の抗酸化剤について鋭意検討した結果、安息香酸ナトリウムを配合することにより、ビタミンD3を失活させることなく安定な製剤を提供し うることを見出し本発明を完成した。すなわち本発明は、ビタミンD3と安息香 酸ナトリウムとを含有してなる安定なビタミンD3固形製剤組成物である。
【0006】
安息香酸ナトリウムの使用量は、ビタミンD31重量部に対して10〜100 0重量部であり、好ましくは、50〜500重量部である。
【0007】
本発明の固形製剤組成物は、ビタミンD3と安息香酸ナトリウムとをエタノー ル等の低級アルコールに溶解せしめ、更に一般の造粒に用いられる賦形剤、崩壊剤、結合剤等を添加して、一般の湿式造粒法によって製造できる。
【0008】
賦形剤として、例えばD−マンニトール、白糖、乳糖、結晶セルロース、リン酸水素カルシウム、デンプン、酸化チタン、などが挙げられる。
【0009】
崩壊剤としては、例えば低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、デンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルスターチなどが挙げられるが、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
【0010】
結合剤としては、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アラビアゴム、エチルセルロース、ポリビニルアルコール、プルランなどが挙げられる。
【0011】
上記の製造方法によって、安息香酸ナトリウムで安定化されたビタミンD3組 成物が得られる。この組成物はビタミンD3剤としてはもちろんのこと、カルシ ウム剤への配合も可能である。又、必要に応じての公知の賦形剤、結合剤、崩壊剤、着色剤、滑沢剤等とともに散剤、顆粒剤、丸剤、錠剤等の固形製剤を製造できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明の固形製剤組成物は、ビタミンD3の安定化が計れ、しかも苦味もなく 服用感が良い。また、従来困難であると考えられていたビタミンD3のカルシウ ム剤への配合が可能となり、すぐれたカルシウム剤が提供できるのである。
【0013】
【実施例】
以下、実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
マンニトール432gと低置換度ヒドロキシプロピルセルロース108gを十分に混合した混合物に、ビタミンD30.025g,安息香酸ナトリウム2.5 g,ポリビニルピロリドン34gをエタノール80gに溶解した液を徐々に滴下し、乳鉢で練合、乾燥しビタミンD3含有組成物を得た。
【0014】
実施例2
マンニトール216gと低置換度ヒドロキシプロピルセルロース54gを十分に混合し、粉砕した混合物に、エタノール135gにビタミンD30.0125 g,安息香酸ナトリウム1.25g,ポリビニルピロリドン17gを溶解した液を、真空造粒機を用いて減圧下で噴霧しながら乾燥し、ビタミンD3含有組成物 を得た。
【0015】
実施例3
沈降炭酸カルシウム750g,炭酸マグネシウム118.5g,キシリトール830g,コーンスターチ75gを十分に混合し、粉砕した混合物に、精製水253gとエタノール169gの混合溶媒にヒドロキシプロピルセルロースを溶解した液を、流動層造粒機を用いて噴霧し、乾燥した。
更に、上記組成物85部,実施例2で得た組成物14部にステアリン酸マグネシウム1部を添加して打錠し、直径12mm,厚さ4.5mm,重量700mgのカルシウムチュアブル錠を得た。
【0016】
試験例1
実施例1で得られた組成物の安定化効果を検討するために、安息香酸ナトリウムを含有しないもの(コントロール)、並びに安息香酸ナトリウムの代わりに、これと同量のソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムを添加したものを実施例1の方法で調製し、本発明上記組成物と比較検討した。この検討に当たっては、各試料を遮光ビンに3gとり密栓状態で65℃に2週間保存し、実験開始時を100%としたときのビタミンD3の残存率を測定し、結果を表1 にまとめた。
【0017】
【表1】
【0018】
試験例2
実施例3で得られたカルシウムのチュアブル錠中での、ビタミンD3の安定性 を検討した。錠剤を遮光ビンに入れ密栓状態で50℃に1か月間保存し、実験開始時を100%としたときのビタミンD3の残存率を測定したところ、91.9 %であった。
Claims (1)
- ビタミンD3と安息香酸ナトリウムとを含有してなる安定なビタミンD3含有固形製剤組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04657992A JP3572620B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ビタミンd3含有固形製剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04657992A JP3572620B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ビタミンd3含有固形製剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246855A JPH05246855A (ja) | 1993-09-24 |
JP3572620B2 true JP3572620B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=12751218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04657992A Expired - Fee Related JP3572620B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ビタミンd3含有固形製剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3572620B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138034A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-14 | Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd | 苦味マスキングチュアブル錠およびその製造方法 |
WO2015020191A1 (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-12 | 日東薬品工業株式会社 | カルシウム剤 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP04657992A patent/JP3572620B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05246855A (ja) | 1993-09-24 |
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