JP3570309B2 - リミックス装置および記憶媒体 - Google Patents

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    • G10H2250/131Mathematical functions for musical analysis, processing, synthesis or composition
    • G10H2250/211Random number generators, pseudorandom generators, classes of functions therefor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め生成された楽音パターンデータを複数個の楽音データ(以下、該各楽音データを「楽音素片データ」という)に分割し、該分割された楽音素片データを組み合わせて新たな楽音パターンデータを生成するリミックス装置および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予め生成された楽音パターンデータから新たな楽音パターンデータを生成するリミックス装置として、たとえば特開平6−95668号公報に記載のものが知られている。
【0003】
かかるリミックス装置は、予め生成され記憶された複数個の楽音パターンデータ中、切り替えるべき楽音パターンデータおよびその切換タイミングを指定しておき、該指定された切換タイミングになったときに、指定された楽音パターンデータを読み出して、当該切換タイミングが示す位置のデータから順次再生することにより、新たな楽音パターンデータを生成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のリミックス装置では、新たに生成された楽音パターンデータは、当該複数の楽音パターンデータの一部をそれぞれ切り出してつなぎ合わせたものであり、この新たな楽音パターンデータを構成する各楽音データの位置は、対応する楽音パターンデータの位置と同じであった。すなわち、新たに生成された楽音パターンデータのテンポ(ここで言うテンポとは、演奏の全体的なテンポではなく、1拍等の局所的な部分内でのテンポを示す)やノリは依然として元の複数の楽音パターンデータの、対応する位置のテンポやノリに依存しており、この点にまだ改良の余地があった。
【0005】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、元の楽音パターンデータの曲のテンポやノリを部分的に保持したまま、さらに新たなテンポやノリを備えた新たな楽音パターンデータを生成することが可能なリミックス装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、元の楽音パターンデータにリズム感が含まれていなくても、その楽音パターンデータに対してリズム感を付加することが可能なリミックス装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
さらに、本発明は、波形メモリ音源装置やFM(周波数変調)音源装置等において用いられる楽音波形データが持つ倍音特性を加工し、新たな楽音波形データを生成することが可能なリミックス装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のリミックス装置は、第1所定長の楽音パターンデータを、該第1所定長より短い第2所定長の複数個の第1楽音素片データに分割するとともに、前記第1所定長より短くかつ前記第2所定長とは異なる長さの第3所定長の第2楽音素片データに分割する分割手段と、該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す再配置パターンに基づいて、該再配置パターンが前記第2所定長を示している位置には前記複数個の第1楽音素片データからいずれかを選択して再配置し、該再配置パターンが前記第3所定長を示している位置には前記複数個の第2楽音素片データからいずれかを選択して再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【0009】
ここで、楽音パターンデータとは、たとえば、演奏者が実際に楽器を使って発生した音をサンプリングしたものや、音声をサンプリングしたもの、サイン(正弦)波や鋸歯状波等の楽音発生に用いる楽音波形、楽音制御情報のシーケンスデータ等のことである(以下、請求項が変わっても同様)。
【0010】
請求項2に記載のリミックス装置は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す複数の再配置パターンからいずれかの再配置パターンを選択する第1選択手段と、前記分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データ中、制御を行うべき楽音素片データの位置およびその制御内容を示す複数のレシオパターンからいずれかのレシオパターンを選択する第2選択手段と、前記複数個の楽音素片データから、前記選択された再配置パターンが示す長さの楽音素片データを順次選択し、該選択された楽音素片データのうち、前記選択されたレシオパターンが示す位置の楽音素片データに対しては、当該レシオパターンが示す内容の制御を施した後に再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載のリミックス装置は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データと同一長の無音区間を示す無音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載のリミックス装置は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データを所定サンプルずつサンプルホールドして生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載のリミックス装置は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データの発音時間長を短縮して生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【0014】
請求項6に記載のリミックス装置は、複数の楽音パターンデータから第1または第2楽音パターンデータを選択する選択手段と、該選択された第1楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第1楽音素片データに分割し、または、前記選択された第2楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第2楽音素片データに分割する分割手段と、乱数を発生する乱数発生手段と、前記分割された第1楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の第1楽音素片データから選択された第1楽音素片データを再配置して、新たな第3の楽音パターンデータを生成する第1生成手段と、該第3の楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数に基づいて、前記複数個の第2楽音素片データから選択された第2楽音素片データを再配置して、新たな第4の楽音パターンデータを生成する第2生成手段とを有することを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載のリミックス装置は、複数の楽音パターンデータからいずれかのパターンデータを選択する選択手段と、該選択された楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、乱数を発生する乱数発生手段と、前記分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データを再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と、該新たな楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数を示すルールデータを記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するため、請求項8に記載の記憶媒体は、第1所定長の楽音パターンデータを、該第1所定長より短い第2所定長の複数個の第1楽音素片データに分割するとともに、前記第1所定長より短くかつ前記第2所定長とは異なる長さの第3所定長の第2楽音素片データに分割する分割モジュールと、該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す再配置パターンに基づいて、該再配置パターンが前記第2所定長を示している位置には前記複数個の第1楽音素片データからいずれかを選択して再配置し、該再配置パターンが前記第3所定長を示している位置には前記複数個の第2楽音素片データからいずれかを選択して再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0017】
請求項9に記載の記憶媒体は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す複数の再配置パターンからいずれかの再配置パターンを選択する第1選択モジュールと、前記分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データ中、制御を行うべき楽音素片データの位置およびその制御内容を示す複数のレシオパターンからいずれかのレシオパターンを選択する第2選択モジュールと、前記複数個の楽音素片データから、前記選択された再配置パターンが示す長さの楽音素片データを順次選択し、該選択された楽音素片データのうち、前記選択されたレシオパターンが示す位置の楽音素片データに対しては、当該レシオパターンが示す内容の制御を施した後に再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0018】
請求項10に記載の記憶媒体は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データと同一長の無音区間を示す無音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0019】
請求項11に記載の記憶媒体は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データを所定サンプルずつサンプルホールドして生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0020】
請求項12に記載の記憶媒体は、所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データの発音時間長を短縮して生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0021】
請求項13に記載の記憶媒体は、複数の楽音パターンデータから第1または第2楽音パターンデータを選択する選択モジュールと、該選択された第1楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第1楽音素片データに分割し、または、前記選択された第2楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第2楽音素片データに分割する分割モジュールと、乱数を発生する乱数発生モジュールと、前記分割された第1楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の第1楽音素片データから選択された第1楽音素片データを再配置して、新たな第3の楽音パターンデータを生成する第1生成モジュールと、該第3の楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数に基づいて、前記複数個の第2楽音素片データから選択された第2楽音素片データを再配置して、新たな第4の楽音パターンデータを生成する第2生成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0022】
請求項14に記載の記憶媒体は、複数の楽音パターンデータからいずれかのパターンデータを選択する選択モジュールと、該選択された楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、乱数を発生する乱数発生モジュールと、前記分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データを再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと、該新たな楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数を示すルールデータを記憶手段に記憶させる記憶モジュールとを含むことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施の形態に係るリミックス装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】
同図に示すように、本実施の形態のリミックス装置は、音高情報を入力するための鍵盤1と、各種情報を入力するための複数のスイッチを備えたパネルスイッチ2と、鍵盤1の各鍵の押鍵状態を検出する押鍵検出回路3と、パネルスイッチ2の各スイッチの押下状態を検出するスイッチ検出回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶するROM6と、演奏データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)20をドライブするフロッピディスクドライブ(FDD)10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するハードディスク(図示せず)をドライブするハードディスクドライブ(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶するコンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)21をドライブするCD−ROMドライブ(CD−ROMD)12と、外部からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号を外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)14と、鍵盤1から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路15と、該音源回路15からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路16と、該効果回路16からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital−to−Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とにより構成されている。
【0026】
上記構成要素3〜16は、バス18を介して相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効果回路16にはサウンドシステム17が接続されている。
【0027】
HDD11のハードディスクには、前述のように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0028】
CD−ROMドライブ12のCD−ROM21から読み出された制御プログラムや各種データは、HDD11内のハードディスクにストアされる。これにより、制御プログラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するための装置を設けるようにしてもよい。
【0029】
通信I/F14は、上述のように、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ102に接続される。HDD11内のハードディスクに上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では、リミックス装置)は、通信I/F14および通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F14を介して、これらプログラムやパラメータを受信してHDD11内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0030】
この他、外部コンピュータ等との間で直接データのやりとりを行うためのインターフェースを備えてもよい。
【0031】
図2は、パネル面の構成の一例を示す図であり、パネル面は、パネルスイッチ2および表示装置(本実施の形態ではLCDからなる)9によって構成されている。
【0032】
同図に示すように、パネルスイッチ2としては、表示装置9に表示された各種の元パターン(PTN)、すなわち新たに生成される楽音パターンの元になる楽音パターンからいずれかの元パターンを選択するためのアップ/ダウンスイッチ(以下、「元PTN選択スイッチ」という)2a、表示装置9に表示された各種の再配置パターン(PTN)、すなわち元パターンを構成する複数個の楽音素片データを再配置するための規則を表すパターン、または、各種ユーザルール、すなわち元パターンから後述の試聴パターンを生成したときの生成態様(具体的には、使用した各種パターンの番号および乱数値)を示すデータからいずれかの再配置パターンまたはユーザルールを選択するためのアップ/ダウンスイッチ(以下、「再配置PTN選択スイッチ」という)2b、表示装置9に表示された各種のレシオパターン、すなわち楽音素片データを再配置させるときの制御態様(以下、「再配置態様」という)を表すパターンからいずれかのレシオパターンを選択するためのアップ/ダウンスイッチ(以下、「レシオPTN選択スイッチ」という)2c、スイッチ2a〜2cでそれぞれ選択された元パターン、再配置パターン(またはユーザルール)およびレシオパターンに基づいて新たな楽音パターンを生成するためのパターン(PTN)生成スイッチ(以下、「PTN生成スイッチ」という)2d,PTN生成スイッチ2dで生成された新たな楽音パターンデータを再生して試聴する試聴スイッチ2e、表示装置9に表示された各種の楽音パターン、すなわち新たに生成された楽音パターンから試聴すべき楽音パターンを選択するためのアップ/ダウンスイッチ(以下、「試聴PTN選択スイッチ」という)2f、新たに生成された各種の楽音パターン中セーブしておきたい楽音パターンまたはその生成態様(ユーザルールとして記憶されるデータ)を、たとえばRAM7の所定領域(後述するパターンエリアまたはテーブルエリア)にセーブするためのセーブモードに移行させるセーブスイッチ2g、および、セーブモードで設定されたセーブ先に、同時に設定されたセーブ対象(楽音パターンまたはその生成態様)のセーブを指示するセーブ実行スイッチ2hが設けられている。
【0033】
なお、パネルスイッチ2には、この他にも、たとえば電源スイッチ等各種スイッチがあるが、本発明の特徴をなすものではないので、その図示および説明は省略する。
【0034】
以上のように構成されたリミックス装置が実行する制御処理を、図3〜図17を参照して詳細に説明する。
【0035】
図3は、本実施の形態のリミックス装置が実行する制御処理の概要を視覚的に表現した図であり、図9は、この制御処理を実現するメインルーチン、すなわち前記CPU5が実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。そして、このメインルーチンは、ユーザが、たとえば電源スイッチ(図示せず)を押すことによって起動される。
【0036】
同図において、まず、RAM7の作業エリア(図3参照)をクリアしたり、初期テンポを設定したり、作業エリアの元パターンエリア、再配置パターンエリアおよびレシオパターンエリアへ、それぞれ基本的な(デフォルトの)元パターン、再配置パターンおよびレシオパターンをコピーしたりする初期化処理を実行する(ステップS1)。
【0037】
次に、ユーザが、前記パネルスイッチ2のいずれかのスイッチを操作したか否かを判別し、いずれのスイッチも操作していないときには、スイッチ操作があるまで待機する一方、いずれかのスイッチを操作したときには、当該スイッチに応じた処理に移行する(ステップS2)。
【0038】
本実施の形態では、主として、前記8種類のスイッチ2a〜2hに応じて、次の8種類の処理を実行する。すなわち、
1)元PTN選択スイッチ2aが操作されたときの元パターン選択処理(ステップS3)
2)再配置PTN選択スイッチ2bが操作されたときの再配置パターン選択処理(ステップS4)
3)レシオPTN選択スイッチ2cが操作されたときのレシオパターン選択処理(ステップS5)
4)PTN生成スイッチ2dが操作されたときのパターン生成処理(ステップS6)
5)試聴スイッチ2eが操作されたときの試聴処理(ステップS7)
6)試聴PTN選択スイッチ2fが操作されたときの試聴パターン選択処理(ステップS8)
7)セーブスイッチ2gが操作されたときのセーブ処理(ステップS9)
8)セーブ実行スイッチ2hが操作されたときのセーブ実行処理(ステップS10)
さらに、上記スイッチ以外のスイッチが操作されたときには、当該スイッチに応じた処理(その他処理)を実行する(ステップS11)。
【0039】
以下、1)〜8)の処理をそれぞれ個別に詳細に説明する。
【0040】
1)元パターン選択処理とは、図3のパターンエリアに記憶され、表示装置9に表示された複数個の楽音パターン(図示例では、パターン1からパターンNまでのN個の楽音パターン)から、ユーザが元PTN選択スイッチ2aを操作して選択した1つの楽音パターンを、前記元パターンエリアにコピーする処理をいう。
【0041】
ここで、パターンエリアは、RAM7の所定位置に確保されたエリアであり、このパターンエリア内には、予め作成された各種楽音パターン(すなわち、上記元パターン)が複数個記憶され、後述する方法で生成される新たな楽音パターンも記憶される。
【0042】
図10は、元パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、まず、ユーザが元PTN選択スイッチ2aを操作すると、このスイッチ操作に応じてパターンエリア内のいずれかのパターンを選択し(ステップS31)、次に、この選択されたパターンを元パターンエリアにコピーする(ステップS32)。
【0043】
2)再配置パターン選択処理とは、再配置パターンテーブルに記憶され、表示装置9に表示された複数個の再配置パターンまたはユーザルールから、ユーザが再配置PTN選択スイッチ2bを操作して1つの再配置パターンを選択した場合には、その再配置パターンを前記再配置パターンエリアにコピーし、1つのユーザルールを選択した場合には、そのユーザルールにより指定される再配置パターンおよびレシオパターンを、それぞれ前記再配置パターンエリアおよびレシオパターンエリアにコピーする処理をいう。
【0044】
ここで、再配置パターンテーブルは、上記選択された元パターン、すなわち元パターンエリアにコピーされた元パターンを構成する複数個の楽音素片データを再配置するための前記再配置パターン複数個(本実施の形態では、パターンA〜Hの8個)、および前記ユーザルール複数個(本実施の形態では、ルール1〜5の5個)により構成され、この再配置パターンテーブルは、本実施の形態では、前記RAM7の所定位置に確保されたテーブルエリア内に予め記憶されている。
【0045】
図4は、再配置パターンテーブルの一例を示す図であり、再配置パターンテーブルは、複数個(図示例では、上記8個)の再配置パターンデータによって構成されている。
【0046】
同図において、たとえばパターンHは、4種類の数値データ(“2”,“1”,“0.5”,“0.25”)により構成されている。本実施の形態では、元パターンは、たとえば1小節分の楽音パターン(演奏者が実際に楽器を使って発生した音をサンプリングした波形データや、音楽CD等に記録されている楽音波形データを切り出したもの、リズムパターン等のMIDIデータのシーケンス等)によって構成され、この1小節分の楽音パターンに基づいて、データ長の異なる4種類の楽音素片データを生成するようにしている。
【0047】
図5は、この4種類の楽音素片データを生成する方法を説明するための図である。同図に示すように、1小節分の楽音パターンを、4,8,16,32個に等分割し、それぞれ、4,8,16,32分音符長の楽音素片データを生成する。そして、4,8,16,32分音符長が、それぞれ、上記数値データ“2”,“1”,“0.5”,“0.25”に対応している。なお、図中、斜線が施されている楽音素片データは、再配置態様(その意味内容は後述する)として「ランダム(デフォルト)」が設定されているときに使用される楽音素片データを示している。すなわち、数値データが“2”,“1”の位置には、分割された元パターンのいずれも再配置されるのに対して、数値データが“0.5”,“0.25”の位置には、分割された元パターンのうちの一部の楽音素片データ(16等分割された元パターンでは、その奇数番目の楽音素片データ、32等分割された元パターンでは、n≡1(mod4)を満たすn番目の楽音素片データ)が再配置される。このように、数値データが“0.5”,“0.25”の位置に再配置される楽音素片データを、分割された元パターンの一部に限定したのは、その場所に有効な音が入っている場合が多いからである。
【0048】
もちろん、再配置する単位は、上記4種類に限らず、パターンFに示すように、“1.5”等どのような値であってもよい。ただし、本実施の形態では、各再配置パターンの各数値の総和が元パターンのデータ長である“8”、すなわち1小節長に対応するように、各数値が決定されている。
【0049】
なお、本実施の形態では、元パターンは、CPU5によって自動的に等分割されて、各楽音素片データの境界を示すデータが当該元パターンに埋め込まれるように構成されているが、これに限らず、元パターンを作成するときに、各楽音素片データの境界を示すデータを当該元パターンに埋め込むようにしてもよい。なお、境界を示すデータを元パターン中に埋め込むものに限らず、境界の位置に対応する楽音パターンのアドレス等を、元パターンとは別に管理するようにしてもよい。
【0050】
たとえば、楽音パターンが記憶されている先頭アドレスと最終アドレスの間を等分割し、各分割点のアドレスを分割位置として管理するようにしてもよく、アドレスの管理方式は、絶対アドレスで管理してもよいし、先頭アドレスからの相対アドレスで管理してもよい。なお、「元パターンを分割する」とは、実際に元パターンを複数個の素片に分割するのではなく、再配置する際に元パターンのどの位置のデータを持ってくるかを示す「位置情報(たとえばアドレス)を設定する」ことも含む表現である。
【0051】
また、元パターンを複数の楽音素片に分割する際に等分割するものに限らず、不均等に分割するようにしてもよい。たとえば、元パターンにおける波形のピーク位置を自動検出し、該ピーク位置を分割点としたり、分割位置をユーザーが任意に設定してもよく、さらには均等に分割点を決定或いはピーク位置を自動的に分割点として決定した後、ユーザーの操作によって分割点を微調整するようにしてもよい。分割点の微調整は、たとえば各分割点に対応させて複数個の微調整操作子(図示せず)を設け、後述する試聴処理によって再配置パターンを試聴した際にクリックノイズが発生した場合は、該微調整操作子を操作することによってクリックノイズが発生しないように分割点を微調整するようにしてもよい。
【0052】
さらに、各再配置パターンの数値データは、後述するレシオパターンによって、その再配置態様が変更される。ここで、再配置態様には、本実施の形態では、「固定」および「ランダム」を含む6種類があり、固定とは、元パターンに対して固定、すなわち当該楽音素片データの再配置を行わないことをいい、ランダムとは、元パターンに対してランダム、すなわち当該楽音素片データを他の楽音素片データからランダムに選択してくることをいう。本実施の形態では、再配置態様はランダムを基準(デフォルト)としている。なお、他の再配置態様については、3)レシオパターン選択処理の個所で説明する。
【0053】
図4中、斜線が施されている数値データは、再配置態様が「固定」に変更された場合を示している。
【0054】
なお、本実施の形態では、再配置パターンは、上述のように、予め作成されてRAM7(たとえば、バックアップ電源によって記憶内容が保持されるもの)、のテーブルエリア内に記憶されていたが、これに限らず、ユーザが再配置パターンを作成できるようにしてもよい。
【0055】
図11は、再配置パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、まず、ユーザが再配置PTN選択スイッチ2bを操作すると、このスイッチ操作に応じて再配置テーブル内のいずれかの再配置パターンまたはユーザルールを選択する(ステップS41)。
【0056】
次に、再配置パターンが選択されたか否かを判別し(ステップS42)、再配置パターンが選択されたときには、この再配置パターンを再配置パターンエリアにコピーする(ステップS43)一方、ユーザルールが選択されたときには、このユーザルールにより指定される再配置パターンおよびレシオパターンを、それぞれ再配置パターンエリアおよびレシオパターンエリアにコピーする(ステップS44)。この再配置パターンの選択により、新たなパターンの生成傾向(どの位置に長い楽音素片データが再配置されるか等)が決定され、このユーザルールの選択により、ユーザが過去に視聴パターンを作成したときに使用した再配置パターンおよびレシオパターンを再現することができる。
【0057】
3)レシオパターン選択処理とは、レシオパターンテーブルに記憶された複数個のレシオパターンから、ユーザがレシオPTN選択スイッチ2cを操作して選択した1つのレシオパターンを、前記レシオパターンエリアにコピーする処理をいう。
【0058】
ここで、レシオパターンテーブルは、前記選択された再配置パターン、すなわち再配置パターンエリアにコピーされた再配置パターン中、再配置態様(「無音」、「固定」、「LoHi」、「ピッチ変更」、「短縮」)を決定するためのレシオパターン複数種類によって構成され、このレシオパターンテーブルは、ROM6の所定位置に確保されたテーブルエリア内に予め記憶されている。
【0059】
図6は、レシオパターンテーブルの一例を示す図であり、レシオパターンテーブルは、複数個(図示例では、レシオAからレシオJまでの10個)のレシオパターンデータによって構成されている。
【0060】
同図に示すように、各レシオパターンデータは、括弧でくくられたデータを1組のデータとして、複数組のデータによって構成されている。そして、括弧でくくられた各組のデータは、それぞれ、2つの整数値によって構成され、左側の数値は、再配置パターンを構成する数値列(たとえばパターンAでは、2,1,2,1,2)中の位置を示し、右側の数値は、左側の数値で示される位置に再配置される楽音素片データに対する制御内容を示している。左側の数値の範囲は、1から再配置パターンを構成する数値列に属する数値の個数の最大値までであり、右側の数値の範囲は、0〜4である。各整数値に対応する制御内容は、次の通りである。
【0061】
0:無音 1:固定 2:LoFi 3:ピッチ変更 4:短縮
ここで、
1)「0:無音」は、楽音素片データを再配置せずに無音とする制御
2)「1:固定」は、前述したように、他の位置の楽音素片データをその位置に再配置せずに、元からその位置にある楽音素片データをそのまま使用する制御
3)「2:LoFi」は、ランダム(デフォルト)に選択した楽音素片データをLoFi化する制御
4)「3:ピッチ変更」は、ランダム(デフォルト)に選択した楽音素片データのピッチを変更する制御
5)「4:短縮」は、ランダム(デフォルト)に選択した楽音素片データのデータ長を短縮する制御
を意味する。
【0062】
上記3)のLoFi化は、具体的には、楽音素片データが波形データである場合に、その各サンプルを所定サンプル毎にサンプルホールドすることによって行う。たとえば、元の波形データのサンプルが、
SD(0),SD(1),SD(2),SD(3),SD(4),SD(5),SD(6),SD(7),SD(8),SD(9)‥‥
であるとして、
SD(0),SD(0),SD(2),SD(2),SD(4),SD(4),SD(6),SD(6),SD(8),SD(8)‥‥
とサンプルホールドすることによりLoFi化する。
【0063】
また、上記4)のピッチ変更は、具体的には、楽音素片データが波形データである場合に、その各サンプルを、たとえば2サンプリング周期の期間ずつホールドすることによって、そのピッチを1/2に低下させる。たとえば、元の波形データのサンプルが、
SD(0),SD(1),SD(2),SD(3),SD(4),SD(5),SD(6),SD(7),SD(8),SD(9)‥‥
であるとして、
SD(0),SD(0),SD(1),SD(1),SD(2),SD(2),SD(3),SD(3),SD(4),SD(4)‥‥
とホールドすることによりピッチを変更する。
【0064】
上記5)の短縮は、たとえば図7(a)に示すように、上の楽音素片データを下のように短縮する。短縮すべき楽音素片データが波形データの場合には、音量エンベロープを減衰させることにより短縮化し、短縮すべき楽音素片データが自動演奏データの場合には、その自動演奏データ中に含まれるボリュームパラメータの値を徐々に減少させることにより短縮化する。
【0065】
なお、短縮化に代えて、または、制御内容の種類を増加させて、図7(b)〜(d)に示すように、減衰速度、減衰位置、減衰カーブを変化させるようにしてもよい。また、制御内容の種類を増加させて、上記0〜4の制御から任意に組み合わせた内容の制御を選択できるようにしてもよい。
【0066】
図7に戻り、たとえば、レシオDの1組目のデータは、(1,1)であるが、これは、再配置パターンとして、たとえばパターンC(2,1,1,2,1,0.5,0.5)が選択されている場合には、パターンCを構成する数値列のうち最初の数値(“2”)をデフォルトである「ランダム」から「固定」に制御(変更)することを意味する。
【0067】
なお、レシオAには、“null”が設定されているが、これは、何の制御も行わないことを意味する。したがって、再配置パターンは、デフォルトである「ランダム」に設定されたまま変更されない。
【0068】
図12は、レシオパターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、まず、ユーザがレシオPTN選択スイッチ2cを操作すると、このスイッチ操作に応じてレシオパターンテーブル内のいずれかのパターンを選択し(ステップS51)、次に、この選択されたパターンをレシオパターンエリアにコピーする(ステップS52)。
【0069】
4)パターン生成処理とは、元パターンエリア内にコピーされた元パターンの各楽音素片データを、再配置パターンエリア内にコピーされた再配置パターンおよびレシオパターンエリア内にコピーされたレシオパターンに基づいて再配置し、新たな楽音パターンを生成する処理をいう。
【0070】
図8は、再配置パターンとして図4のパターンHが選択されたときに、この再配置パターンに図6のレシオA,B,Iの各レシオパターンを適用して生成したパターン((a)〜(c))を示す図である。
【0071】
図8(a)において、パターンHは、2,1,1,0.5,0,5,0,5,0,5,0.25,0.25,0.25,0.25,0.25,0.25,0.25,0.25の数値列からなり、レシオAは、“null”であるので、再配置位置HA1−HA15には、該各位置に割り当てられたデータ長の楽音素片データが、ランダムに再配置される。具体的には、位置HA1には、図5に示す4等分されて生成された「1」〜「4」のいずれかの楽音素片データがランダムに選択されて再配置され、位置HA2,HA3には、それぞれ、図5に示す8等分されて生成された「1」〜「8」のいずれかの楽音素片データがランダムに選択されて再配置され、位置HA4−HA7には、それぞれ、図5に示す16等分されて生成された「1」〜「8」のいずれかの楽音素片データがランダムに選択されて再配置され、位置HA8−HA14には、それぞれ、図5に示す32等分されて生成された「1」〜「8」のいずれかの楽音素片データがランダムに選択されて再配置される。
【0072】
図8(b)において、レシオBは、(1,1),(3,1),(5,1)であるので、位置HB1,HB3,HB5の楽音素片データは再配置されず、その他の位置には、図8(a)と同様に、楽音素片データが選択されて再配置される。
【0073】
また、図8(c)において、レシオIは、(2,2),(5,0),(8,3),(11,0),(12,4)であるので、位置HI2には、上記8等分されて生成された「1」〜「8」の楽音素片データからランダムに選択されたいずれかの楽音素片データがLoHi化されて再配置され、位置HI5,HI11は、それぞれ無音とされ、位置HI8には、上記32等分されて生成された「1」〜「8」の楽音素片データからランダムに選択されたいずれかの楽音素片データのピッチが変更されて再配置され、位置HI12には、上記32等分されて生成された「1」〜「8」の楽音素片データからランダムに選択されたいずれかの楽音素片データが短縮化されて再配置される。
【0074】
なお、再配置パターンとして、たとえば前記図4のパターンFが選択され、区間長が“1.5”の区間が指定されたときには、“2”の区間の先頭から“1.5”の長さの楽音素片データが、当該区間に割り当てられる。
【0075】
また、本実施の形態では、楽音素片データをランダムに割り当てるときに、重複割当てを許可しているが、重複割当てを不許可にするようにしてもよい。さらに、そのいずれかをユーザが選択できるようにしてもよい。具体的には、重複割り当てを許可するモードと許可しないモードとを設け、たとえば、パネルスイッチ2に設けられたモードスイッチ(図示せず)によって、ユーザが両モードのうちいずれかのモードを選択できるようにする。そして、許可モードが選択されたときには、本実施の形態と同様にして楽音素片データをランダムに割り当て、不許可モードが選択されたときには、既に割り当てられている楽音素片データを除外した残りの楽音素片データから選択して割り当てる。
【0076】
図13は、パターン生成処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【0077】
同図において、まず、旧パターン1を旧パターン2エリアへ、新パターンを旧パターン1エリアへそれぞれ転送する(ステップS61)。
【0078】
ここで、旧パターン1とは、RAM7の所定位置に確保された生成パターンエリアの旧パターン1エリアに格納されているパターンをいい、新パターンとは、生成パターンエリアの新パターンエリアに格納されているパターンをいう。そして、図3に示すように、生成パターンエリアは、新パターンエリア、旧パターン1エリアおよび旧パターン2エリアの3つのエリアによって構成されている。すなわち、ステップS61では、本パターン生成処理で生成する新たなパターンを新パターンエリアに格納するために、前回および前々回生成された新たなパターンをそれぞれ旧パターン1エリアおよび旧パターン2エリアに移す処理を行っている。
【0079】
続くステップS62では、元パターン(元パターンエリアに格納されているパターン)、再配置パターン(再配置パターンエリアに格納されているパターン)、レシオパターン(レシオパターンエリアに格納されているパターン)および乱数(CPU5が、たとえば所定の乱数発生アルゴリズムを実行することにより発生したもの)に基づいて新たなパターンを生成し、新パターンエリアに格納する。
【0080】
そして、ステップS63では、ステップS62で生成した新たなパターンを試聴パターン、すなわち次に説明する試聴処理の対象となるパターンとして設定する。
【0081】
図18は、このパターン生成処理により、元パターンから新パターンを生成した一例を示す図であり、図示例では、生成制御パターンとして図8(c)のものを使用している。そして、同図には、新パターンを生成したときのルールも図示されている。
【0082】
5)試聴処理とは、試聴パターンとして選択された楽音パターンを再生する処理をいい、楽音パターンが、たとえば、楽器の音をサンプリングした波形データや、音楽CD等に記録されている楽音波形データを切り出したものであるときには、当該パターンの波形データがそのまま再生され、また、リズムパターン等のMIDIデータのシーケンスであるとき、すなわちイベントデータとその出力タイミングデータとからなるシーケンスデータであるときには、出力タイミングになったときに対応するイベントデータを前記音源回路15に出力することによって再生される。
【0083】
図14は、この試聴処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、試聴パターンとして設定されたパターン、すなわち上記ステップS63で設定された試聴パターン、または、次に説明する試聴パターン選択処理で選択された試聴パターンを、上述の方法により再生して試聴する(ステップS71)。
【0084】
6)試聴パターン選択処理とは、前記生成パターンエリアの3つのエリアに記憶されている楽音パターンから、ユーザが試聴PTN選択スイッチ2fを操作して選択した1つの楽音パターンを試聴パターン、すなわち上記試聴処理で再生される楽音パターンとして選択する処理をいう。
【0085】
図15は、この試聴パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、ユーザが試聴PTN選択スイッチ2fを操作すると、その操作に応じて生成パターンエリア内の何れかのパターンを選択し(ステップS81)、次に、この選択されたパターンを試聴パターンとして設定する(ステップS82)。
【0086】
7)セーブ処理とは、現在のモードを、前記セーブモード(セーブ画面)に移行させる処理をいう。
【0087】
図16は、このセーブ処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、ユーザがセーブスイッチ2gを操作すると、セーブ画面に移行する(ステップS91)。
【0088】
セーブ画面に移行すると、表示装置9に、たとえば「保存先を指定して下さい」と表示される。このとき、前記元PTN選択スイッチ2aを操作することにより、保存先としてパターンエリア中の1つの領域が、たとえば「保存先:パターン3」のように選択できる。または、再配置PTN選択スイッチ2bを操作することにより、保存先としてテーブルエリア内のユーザルール領域が、たとえば「保存先:ルール3」のように選択できる。
【0089】
8)セーブ実行処理とは、セーブモードで設定されたセーブ先に、同時に設定されたセーブ対象(楽音パターンまたはその生成態様)のセーブを指示する処理をいう。
【0090】
図17は、このセーブ実行処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、まず、選択されている保存先がパターンエリアであるか、テーブルエリア内のユーザルール領域であるかにより分岐し(ステップS101)、パターンエリアが選択されているときには、「視聴パターン」として選択された楽音パターンをパターンエリア内にコピーし(ステップS102)、ユーザルール領域が選択されているときには、「視聴パターン」を生成する際に使用されたルールをそのユーザルール領域に保存する(ステップS103)。
【0091】
なお、空き領域がなかった場合には、パターンエリアまたはユーザルール領域に既に記憶されているいずれかのパターンまたはルールを消去し、それによってできた空き領域にコピーまたは保存するようにしてもよい。
【0092】
なお、本実施の形態では、新たな楽音パターンは、1つの元パターンの各楽音素片データをそのまま(または加工して)並べ替えることにより生成するようにしたが、これに限らず、複数の元パターンの各楽音素片データについてその位置の再配置および組み合わせによって新たな楽音パターンを生成するようにしてもよい。たとえば、楽音素片データabcdefghの元パターンと楽音素片データijklmnopの元パターンから、楽音素片データaklcjhgoの新たな楽音パターンを生成するようにする。これは、再配置パターンとして複数の元パターンから再配置するべき楽音素片データを選択できるようなものを採用すれば、本実施の形態と同様な方法により簡単に実現することができる。
【0093】
なお、本実施の形態では、元々リズム感やノリ、テンポを持った1小節分の楽音波形データやMIDIのシーケンスデータを元パターンとし、この元パターンを再配置することにより、元パターンのノリやテンポを生かしつつ新たなパターンを生成するようにしたが、元々リズム感やノリ、テンポを持たない元パターンを再配置するようにしてもよい。また、元パターンの長さも1小節分ではなく、任意の長さであってよい。たとえば、持続系の楽器音や人間の音声のフレーズ(歌や語り)等をサンプリングしたもの(長さは小節単位であってもよし、小節単位ではなくてもよい)、波形メモリ音源装置やFM(周波数変調)音源装置等において楽音信号形成用として用いられるサイン波や鋸歯状波等の基本波形データや楽器音をサンプリングした楽音波形データ(1周期分の波形でもよいし、複数周期分の波形でもよく、或いは1周期に満たない長さの波形でもよい)などを元パターンとし、この元パターンを再配置するようにしてもよい。
【0094】
また、本実施の形態では、新たに生成された楽音パターンを、元パターンと同一のデータ形式で保存するようにした(たとえば、元パターンのデータ形式が音声波形データの場合には、新たな楽音パターンのデータ形式も音声波形データであり、また、元パターンのデータ形式がMIDIのシーケンスデータの場合には、新たな楽音パターンのデータ形式もMIDIのシーケンスデータである)が、これに限らず、異なる形式(“abcdefgh”等の区間指定情報、すなわち楽音素片データそのものではなく、その位置等を示す情報+対応する元の音声波形データまたはMIDIのシーケンスデータ等)で保存するようにしてもよい。
【0095】
さらに、再配置パターンおよびレシオパターンの個数は、説明の都合上、それぞれ6種類および8種類としたが、これに限らないことは云うまでもない。たとえば、元パターンの分割数に応じて、レシオパターンの個数を変えるようにしてもよいし、全く任意の個数にしてもよい。また、生成した新たな楽音パターンを記憶しておく数も、本実施の形態のように、“3”に限らず、最新の1つのみでもよいし、2つまたは4つ以上であってもよい。
【0096】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0097】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0098】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、前記フロッピーディスク20、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM21、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM6などを用いることができる。また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102からプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0099】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
【0100】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または8に記載の発明によれば、分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す再配置パターンに基づいて、該再配置パターンが第2所定長を示している位置には複数個の第1楽音素片データからいずれかが選択されて再配置され、該再配置パターンが第3所定長を示している位置には複数個の第2楽音素片データからいずれかが選択されて再配置されて、新たな楽音パターンデータが生成されるので、再配置パターンの各部分の長さに応じて楽音素片データの切り分け方を変更することにより、楽音パターンデータの拍(たとえば、4ビート、8ビート、16ビート)に応じた当該パターン中の特徴的な音が出現する部分を抽出して再配置でき、これにより、元の楽音パターンデータのニュアンスをより残した再配置を行うことができる。
【0102】
請求項2または9に記載の発明によれば、複数個の楽音素片データから、選択された再配置パターンが示す長さの楽音素片データが順次選択され、該選択された楽音素片データのうち、選択されたレシオパターンが示す位置の楽音素片データに対しては、当該レシオパターンが示す内容の制御が施された後に再配置されて、新たな楽音パターンデータが生成されるので、再配置の態様に、再配置パターンとレシオパターンの組み合わせただけのバリエーションを持つことができ、また、レシオパターンに応じて、再配置パターンの中の制御を行う位置および制御内容を自由に変更できる。
【0103】
請求項3または10に記載の発明によれば、分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データと同一長の無音区間を示す無音素片データのいずれかが順次再配置されて、新たな楽音パターンデータが生成されるので、元の楽音パターンデータの特徴的なテンポ・ノリを保存したまま、部分的に無音化された区間を含む新たな楽音パターンデータを生成することができる。
【0104】
請求項4または11に記載の発明によれば、分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データを所定サンプルずつサンプルホールドして生成した変形楽音素片データのいずれかが順次再配置されて、新たな楽音パターンデータが生成されるので、元の楽音パターンデータの特徴的なテンポ・ノリを保存したまま、部分的にLoHi化された区間を含む新たな楽音パターンデータを生成することができる。
【0105】
請求項5または12に記載の発明によれば、分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データの発音時間長を短縮して生成した変形楽音素片データのいずれかが順次再配置されて、新たな楽音パターンデータが生成されるので、元の楽音パターンデータの特徴的なテンポ・ノリを保存したまま、部分的に短縮された楽音素片データを含む新たな楽音パターンデータを生成することができる。
【0106】
請求項6または13に記載の発明によれば、分割された第1楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび発生された乱数に基づいて、複数個の第1楽音素片データから選択された第1楽音素片データが再配置されて、新たな第3の楽音パターンデータが生成され、該第3の楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数に基づいて、複数個の第2楽音素片データから選択された第2楽音素片データを再配置して、新たな第4の楽音パターンデータが生成されるので、第1楽音パターンデータを再配置して第3楽音パターンを生成した方法を用いて、第2楽音パターンデータとは異なる第2楽音パターンデータを再配置することができる。
【0107】
請求項7または14に記載の発明によれば、分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび発生された乱数に基づいて、複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データが再配置されて、新たな楽音パターンデータを生成され、該新たな楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数を示すルールデータが記憶手段に記憶されるので、ある楽音パターンデータを再配置した際の再配置の態様(再配置パターンおよび乱数をルールデータとして保存することができる。そして、このルールデータを用いれば、別の楽音パターンデータを前記再配置と同じ態様で再配置して新たな楽音パターンデータを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るリミックス装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】パネル面の構成の一例を示す図である。
【図3】図1のリミックス装置が実行する制御処理を視覚的に表した図である。
【図4】図3の再配置パターンテーブルの一例を示す図である。
【図5】4種類の楽音素片データを生成する方法を説明するための図である。
【図6】図3のレシオパターンテーブルの一例を示す図である。
【図7】短縮化、減衰速度、減衰位置、減衰カーブが変化された楽音素片データの一例を示す図である。
【図8】パターン生成処理によって生成された新たなパターンの一例を示す図である。
【図9】図1のCPUが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図10】図9の元パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図11】図9の再配置パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図12】図9のレシオパターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図13】図9のパターン生成処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図14】図9の試聴処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図15】図9の試聴パターン選択処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図16】図9のセーブ処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図17】図9のセーブ実行処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図18】図13のパターン生成処理により、元パターンから新パターンを生成した一例を示す図である。
【符号の説明】
2 パネルスイッチ(第1選択手段、第2選択手段、選択手段)
5 CPU(分割手段、生成手段、乱数発生手段)
7 RAM(記憶手段)

Claims (14)

  1. 第1所定長の楽音パターンデータを、該第1所定長より短い第2所定長の複数個の第1楽音素片データに分割するとともに、前記第1所定長より短くかつ前記第2所定長とは異なる長さの第3所定長の第2楽音素片データに分割する分割手段と、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す再配置パターンに基づいて、該再配置パターンが前記第2所定長を示している位置には前記複数個の第1楽音素片データからいずれかを選択して再配置し、該再配置パターンが前記第3所定長を示している位置には前記複数個の第2楽音素片データからいずれかを選択して再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  2. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す複数の再配置パターンからいずれかの再配置パターンを選択する第1選択手段と、
    前記分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データ中、制御を行うべき楽音素片データの位置およびその制御内容を示す複数のレシオパターンからいずれかのレシオパターンを選択する第2選択手段と、
    前記複数個の楽音素片データから、前記選択された再配置パターンが示す長さの楽音素片データを順次選択し、該選択された楽音素片データのうち、前記選択されたレシオパターンが示す位置の楽音素片データに対しては、当該レシオパターンが示す内容の制御を施した後に再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  3. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データと同一長の無音区間を示す無音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  4. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データを所定サンプルずつサンプルホールドして生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  5. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データの発音時間長を短縮して生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  6. 複数の楽音パターンデータから第1または第2楽音パターンデータを選択する選択手段と、
    該選択された第1楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第1楽音素片データに分割し、または、前記選択された第2楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第2楽音素片データに分割する分割手段と、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    前記分割された第1楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の第1楽音素片データから選択された第1楽音素片データを再配置して、新たな第3の楽音パターンデータを生成する第1生成手段と、
    該第3の楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数に基づいて、前記複数個の第2楽音素片データから選択された第2楽音素片データを再配置して、新たな第4の楽音パターンデータを生成する第2生成手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  7. 複数の楽音パターンデータからいずれかのパターンデータを選択する選択手段と、
    該選択された楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の楽音素片データに分割する分割手段と、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    前記分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データを再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成手段と、
    該新たな楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数を示すルールデータを記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とするリミックス装置。
  8. 第1所定長の楽音パターンデータを、該第1所定長より短い第2所定長の複数個の第1楽音素片データに分割するとともに、前記第1所定長より短くかつ前記第2所定長とは異なる長さの第3所定長の第2楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す再配置パターンに基づいて、該再配置パターンが前記第2所定長を示している位置には前記複数個の第1楽音素片データからいずれかを選択して再配置し、該再配置パターンが前記第3所定長を示している位置には前記複数個の第2楽音素片データからいずれかを選択して再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  9. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データの長さの構成を示す複数の再配置パターンからいずれかの再配置パターンを選択する第1選択モジュールと、
    前記分割された楽音素片データを再配置する際の再配置される各楽音素片データ中、制御を行うべき楽音素片データの位置およびその制御内容を示す複数のレシオパターンからいずれかのレシオパターンを選択する第2選択モジュールと、前記複数個の楽音素片データから、前記選択された再配置パターンが示す長さの楽音素片データを順次選択し、該選択された楽音素片データのうち、前記選択されたレシオパターンが示す位置の楽音素片データに対しては、当該レシオパターンが示す内容の制御を施した後に再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  10. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データと同一長の無音区間を示す無音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  11. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データを所定サンプルずつサンプルホールドして生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 所定長の楽音パターンデータを該所定長より短い長さの複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    該分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンに基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データまたは該楽音素片データの発音時間長を短縮して生成した変形楽音素片データのいずれかを順次再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  13. 複数の楽音パターンデータから第1または第2楽音パターンデータを選択する選択モジュールと、
    該選択された第1楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第1楽音素片データに分割し、または、前記選択された第2楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の第2楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    乱数を発生する乱数発生モジュールと、
    前記分割された第1楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の第1楽音素片データから選択された第1楽音素片データを再配置して、新たな第3の楽音パターンデータを生成する第1生成モジュールと、
    該第3の楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数に基づいて、前記複数個の第2楽音素片データから選択された第2楽音素片データを再配置して、新たな第4の楽音パターンデータを生成する第2生成モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  14. 複数の楽音パターンデータからいずれかのパターンデータを選択する選択モジュールと、
    該選択された楽音パターンデータを、当該データ長より短いデータ長の複数個の楽音素片データに分割する分割モジュールと、
    乱数を発生する乱数発生モジュールと、
    前記分割された楽音素片データを再配置する際の規則を示す再配置パターンおよび前記発生された乱数に基づいて、前記複数個の楽音素片データから選択された楽音素片データを再配置して、新たな楽音パターンデータを生成する生成モジュールと、
    該新たな楽音パターンデータを生成するときに使用した前記再配置パターンおよび乱数を示すルールデータを記憶手段に記憶させる記憶モジュールと
    を含む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
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