JP3569884B2 - 建築用開閉戸における開閉機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルや工場等の建築物の開口部を開閉するための建築用開閉戸における開閉機の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種建築用開閉戸においては、例えばこれが建築用シャッターである場合に、開閉機は、駆動力を出力するための電動モータまたは手動式開閉装置等の動力出力手段と、出力された動力を減速する減速手段(減速装置)と、出力軸の回動(モータ軸であっても勿論よい)に制動を与える制動手段(制動装置)等の開閉機部材が備えられるが、これら各開閉機部材を一つにユニット化するよう組付けることが提唱される。
ところで開閉機は、現場組付け時に他部材に当たったりして損傷を受けやすいため、ケーシングで保護する必要があり、そのため、図13に示すように、前記各開閉機部材を各専用のケーシングCで覆い、このものをボルト等の緊締手段を用いて順次組み付けていたため、組付け作業が面倒かつ煩雑になる許りでなく、各専用のケーシングが必要であることもあって部品点数が多くなるという問題がある。
そこでこれら開閉機部材を、筒状をした一つのケーシングに収納することが例えば実開平5−35997号公報において提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるにこの場合、開閉機を構成する電動モータのなかには、裸状のステータコアを内装するものがあり、その場合、該ステータコアをケーシングに固定する必要がある。そして従来のステータコアの固定手法としては、筒状ケーシングを加熱して内径を拡大させ、この拡大状態で電動モータを含めた必要部材を挿入組込みし、室温に冷却するときの収縮によって固定するという所謂焼き嵌めによる組込みをしていた。
ところが前記従来のものは、内周面が真円状のケーシングに挿入組込みするものであるため、例えば電動モータのモータ軸を減速して出力軸に動力伝動するための減速ギアを備えたものとする場合に、これら出力軸、減速ギアを電動モータに対して予め精度よく位置決め固定し、このものを前記加熱したケーシングに挿入しなければならないうえ、焼き嵌めによる組込み加工は、加熱設備が必要なうえ、加熱処理したものが冷却する以前に素早く挿入組込みする必要があって作業性が悪いという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、戸体の開閉駆動をするための開閉機を、筒状のケーシングに開閉機部材が内装されたものとするにあたり、該ケーシングは、筒長方向に切欠かれていて自然状態で互いに隙間を存して対向する割り部を有するものとし、開閉機部材は、該開閉機部材が内装組込みされたケーシングの割り部同志の隙間を狭めてケーシングの内径を縮小して締め付け固定する緊締によりケーシングに芯合せ状態に位置決め固定される建築用開閉戸における開閉機である。
そして、このようにすることにより、ケーシングをいちいち加熱して筒径を拡大して組込むような煩雑な作業を不要にするものでありながら、開閉機部材のガタつきのない固定ができる。
請求項2の発明は、請求項1において、ケーシングは、半割りされた一対の半筒部からなり、該半筒部同志の互いに対向する一方の縁部は、係脱自在に係合する係合部に構成され、他方の縁部は、前記係合部同志を係合せしめたときの自然状態で互いに隙間を有する割り部に構成されている建築用開閉戸における開閉機である。
請求項3の発明は、請求項1において、割り部には、隙間を狭めるための緊締具が螺装される鍔状部が外径方向に向けて延設されている建築用開閉戸における開閉機である。
請求項4の発明は、請求項1または2において、開閉機を複数の開閉機部材が組込まれたものとし、これら開閉機部材は、それぞれケーシングの内径と略等しい外径を有する部材ユニットに構成されている建築用開閉戸における開閉機である。これによって、ケーシングに第一、第二ブラケットを固定することに伴い各軸の軸芯合せが自動的にできる。
請求項5の発明は、請求項において、モータ駆動力を減速して出力するためのギア部を構成するユニットは、モータ軸と減速ギアのギア軸の一端とを軸支する第一ブラケットと、前記ギア軸の他端と出力軸とを軸支する第二ブラケットとを備えたものとすると共に、両ブラケットの外径をケーシング内径と略等しいものとし、ケーシングの割り部同志の緊締に基づく径の縮小により、モータ軸、ギア軸、出力軸同志が芯合せ状態に位置決めされる建築用開閉戸における開閉機である。これによって、ケーシングに第一、第二ブラケットを固定することに伴い、各軸の軸芯合せが自動的に行える。
請求項6の発明は、請求項において、第一、第二ブラケット外周に凸部を形成する一方、ケーシング内周には前記ブラケット凸部が嵌合する凹溝が形成され、該凸部と凹溝の嵌合は、ケーシングが自然状態では第一、第二ブラケットの仮位置決めをし、割り部同志の緊締に基づくケーシング径の縮小により芯合せ状の位置決めがなされる建築用開閉戸における開閉機である。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態について図1〜図11の図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部を開閉するシャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、後述する開閉機2に連動連結する巻取りドラム3に巻装されており、開閉機2の正逆駆動に基づく巻取りドラム3の正逆回転により、シャッターカーテン1の巻取り、巻出しがなされて、開口部を開放する開放姿勢と開口部を閉鎖する閉鎖姿勢とに姿勢変姿し、これによって開口部の開閉が行われるように構成されるが、これらの基本構成は何れも従来通りのものになっている。尚、4は開口部左右側部に立設され、シャッターカーテン1の左右両側縁部を移動案内するためのガイドレール、5は開閉機2、巻取りドラム3を収納するよう開口部上方の躯体に取付けられるシャッターケースである。
【0006】
そして、前記開閉機2は、後述するように、円筒状のケーシング6に各開閉機部材が内装されたものであって、ケーシング6の筒長方向が巻取りドラム3に並列する状態で躯体に取付けられている。そして、ケーシング6の一方の筒端からは、出力軸7が回動自在に突出し、該突出先端部に一体形成された出力軸スプロケット7aと、巻取りドラム3の一方の筒端部から突出するスプロケット3aとがチェーン8を介して連動連結されることによって、開閉機2の駆動力が巻取りドラム3に動力伝動する設定となっている。
【0007】
ところで前記ケーシング6は所定の筒内径R(本実施の形態ではR=94mm)を有するものであるが、ケーシング6は筒長方向に半割り状に切欠かれて上半筒部9と下半筒部10との分割体になっており、下半筒部10の割り開口、つまり下半筒部10の上側に形成される開口を上半筒部9が蓋をする状態で連結することによってケーシング6を構成するように設定されている。そして、上、下半筒部9、10は、本実施の形態ではそれぞれアルミ押出形材で形成され、上、下半筒部9、10のそれぞれ直上部、直下部には、筒内面よりも外径側に突出した凸部(本発明の凹溝に相当)9a、10aがそれぞれ全長に亘って形成されている。
【0008】
さらに、上下半筒部9、10の切欠き端縁部である互いに対向する端縁部同志には、互いを連結するための連結手段がそれぞれ筒長方向全長に亘って一体的に配されている。つまり、一方の対向端縁部同志においては、上半筒部9には下側を向く冂字型に折り返しされた係合部9bが、そして下半筒部10には上側を向く冂字型に折り返しされた係合部10bがそれぞれ形成されており、後述するように、下半筒部10に開閉機部材を組込んだ後、両係合部9b、10b同志を係合させるべくスライド嵌合することにより、軸回り方向に抜け止めされた状態で連結されるように設定されている。
ここで、下半筒部係合部10bは、筒内径Rよりも外径側に膨出して折曲形成された膨出部10cの上端部に形成されるようになっており、前記抜け止め係合がなされた場合に、該膨出部10cと開閉機部材とのあいだの隙間に後述する開閉機部材の配線コードCが収納されるように設定されている。
【0009】
一方、他方の対向端縁部同志においては、筒内径Rよりも外径側に突出する鍔状部9c、10dがそれぞれ一体形成されており、これら鍔状部9c、10d同志を、螺子11を用いて複数カ所を螺着することでケーシング6の緊締状の固定がなされる設定となっているが、このことについての詳細は後述する。因みに、鍔状部9c、10dは外径方向に突出形成され、螺子11による緊締がケーシング6の外径側で行われるようにしており、これによって螺子11を緊締する際にこぼれ出すキリ粉がケーシング6内に入らないように配慮されている。
ここで、上下半筒部9、10は、前述したようにアルミ押出形材で形成されるため、上下半筒部9、10の軸方向長さを適宜調整することができ、これによって、ケーシング6に組込まれる各種開閉機部材を適宜変更した場合であっても、長さの変更で対応できる。
【0010】
次に、各種開閉機部材の前記下筒半部10への組込みであるが、本実施の形態の開閉機2は動力出力手段として電動モータ12を採用しており、該電動モータ12としてステータコア12aの外径がケーシング6の筒内径Rと略同様のものが用いられている。そして、電動モータ12の一側に第一ブラケット13を配し、該第一ブラケット13の第一支持部13aにモータ軸12bの一端を回動自在に支持し、第二支持部13bにモータ軸12bに噛合する第一減速ギア(減速装置)14のギア軸14a他端を回動自在に支持する。さらに第一減速ギア14の一側に配される第二ブラケット15の第一支持部15aに第一減速ギア14のギア軸14a一端部を回動自在に支持し、第二支持部15bに、ギア軸14a外周面に刻設のピニオンギア14bに噛合する第二減速ギア7bのギア軸となる前記出力軸7をそれぞれ回動自在に支持する。さらに、モータ軸12bの他端を第三ブラケット16により回動自在に支持させるが、該第三ブラケット16はケーシング6の筒内径Rと略等しい外径を有した円盤状に形成されている。このように、電動モータ軸12、第一減速ギア14、出力軸7を、第一、第二、第三ブラケット13、15、16を用いて一つの組立品(開閉機部材ユニット)として組込み、これを下半筒部10の一側に開口側(上側)から組込むように設定されている。
【0011】
ここで、前記第一、第二ブラケット13、15は、さらに次のように設定されている。つまり、各ブラケット13、15はケーシング6の筒内径Rと略同径の外径を有する円盤状をしており、上下部に、ケーシング上下半筒部9、10の各凸部9a、10aにそれぞれ係合する係合凸部13c、13d、15c、15dが一体形成され、これら第一、第二ブラケット13、15を下半筒部9に組込んだ場合に、下半筒部10に対して仮位置決めができるように設定されている。さらに、これら第一、第二ブラケット13、15の第一、第二支持部13a、13b、15a、15bを、上下の係合凸部13c、13d、15c、15dの形成位置を基準として互いに対向する位置関係に形成することによって、係合凸部13c、13d、15c、15d同志を位置合わせする状態で第一、第二ブラケット13、15をセットした場合に、これら第一、第二ブラケット13、15に支持されるモータ軸12b、ギア軸14a、出力軸7同志は自動的に軸芯合わせされるように設定されている。
【0012】
そして、前記第三ブラケット16から突出するモータ軸12bの他端には調速機17a付きの制動装置17が組込まれるが、該制動装置17は、電動モータ12の駆動時にソレノイド17bが励磁状態となり、モータ軸12b側のブレーキ板17cとソレノイド17b側のブレーキ板17d同志が離間して(動力伝動断状態)モータ軸12bが自由に駆動できるように設定されている。一方、電動モータ12の非駆動時にはソレノイド17bが非励磁状態となり、ブレーキ板17c、17d同志が当接して(動力伝動続状態)、モータ軸12bの制動(回動規制)をすることになるが、このとき、ソレノイド17b側のブレーキ板17dは外周にラチェット歯17eが形成され、下半筒部10の凸部10aに組込まれたラチェット18が係合する設定となっている。そして、ラチェット18は、ブレーキ板17dがシャッターカーテン1の閉鎖方向に回動するときのみ回動規制をする設定となっており、これによって、電動モータ12の非駆動状態において、モータ軸12bの開放方向への回動は許容されるように設定されている。因みに、制動装置17のケーシング6に対する左右方向の位置決めは、ソレノイド17bを非励磁状態とし、ラチェット歯17eとラチェット18とを対向させる位置関係に組込むことでなされる。
【0013】
そして制動装置17の回り止めであるが、制動装置17は、電動モータ12の非駆動時においてのみモータ軸12bと動力伝動続状態となるものであり、これによって制動装置17のケーシング6に対する回り止めは格別必要ではないが、後述するように手動でシャッターカーテン1を開放する場合では、制動装置17を介してモータ軸12bを回転させることになるので、制動装置17の回り止めとしては、ラチェット歯17eが開放方向に回転すべくラチェット18を乗り越えるときに作用する負荷を上回るものであればよいことになり、この場合では、制動装置17のケーシング17fをケーシング6の内筒径と略等しい外径に設定し、ケーシング6に対して隙間なく収納することで充分な回り止めができるように設定されている。
さらに、制動装置17には、停電時等にシャッターカーテン1を緊急閉鎖させるべく制動装置17を解除するための手動解除装置を構成する解除ひも19が配されており、該解除ひも19を引っ張ることでブレーキ板17c、17d同志を離間させるように構成されている。因みに、前記制動装置17、手動解除装置の基本構成は従来汎用されているものと同様であるので詳細な説明は省略する。
【0014】
さらに、制動装置17の他側には図示しない手動開放操作具に連動連結される入力軸20aを有する手動開放装置20が組込まれるが、該手動開放装置20は第四ブラケット21を介装する状態で配されており、前記入力軸20aは下半筒部10の筒端から突出している。この手動開放装置20の入力軸20aは、制動装置17のブレーキ板17dに一体固定された支軸17gにセルフロッククラッチ20bを介して連動連結しており、手動開放操作具側からのシャッターカーテン1開放側の回転動力を、制動装置17、モータ軸12b、第一減速ギア14を介して出力軸7側に動力伝動することによって、シャッターカーテン1の手動開放ができるように設定されている。
【0015】
このようにして各種開閉機部材が組込まれた下半筒部10に上半筒部9で蓋をする場合に、上半筒部9の係合部9bの一端部を、下半筒部10の折り返し係合部10bの他端部にあてがい、これらが係合状態となるようにスライド嵌合して組込むことになる。この場合に、各種部材装置は下半筒部10に仮位置決め状態となっているが、上半筒部9は開閉機部材の上半部外周面に対して遊び(隙間)のある状態となっていて、上下半筒部9、10の鍔状部9c、10d同志が互いに離間して隙間のある状態となっている。そしてこの状態から鍔状部9c、10d同志の隙間を狭めるよう螺子11を用いて緊締すると、上下半筒部9、10による筒径が縮まって、前記開閉機部材と上下筒半部9、10とのあいだの遊びがなくなり、第一、第二ブラケット13、15の上側の係合凸部13c、14cが上半筒部9の凸部9aに位置合わせされる。そしてさらにこの状態から緊締すると、第一、第二ブラケット上下の係合凸部13c、13d、15c、15dの周回り方向一方のコーナー部Lが上下半筒部9、10の各凸部9a、10aの対応するコーナー部Mに押し付けられる状態となり、これによって、第一、第二ブラケット13、15がさらに精度良く位置決め、かつ回り止めされ、モータ軸12b、第一減速ギア14、出力軸7の各軸が軸芯合わせの精度が向上すると共に、他の開閉機部材も上下半筒部9、10の締付けにより堅固な固定状態となるように設定されている。
さらに、上下の半筒部9、10には、それぞれ外周面から外形側に突出する状態の複数のタッピンホール9d、10eが筒長方向に長く形成されている一方、第二ブラケット15には前記タッピンホール9d、10eに対向して貫通孔15eが形成されている。そして、図示しない螺子を、第二ブラケット15e側からタッピンホール9d、10eに向けて螺装することで、第二ブラケット15をケーシング6に固定するようになっているが、このとき、タッピンホール9d、10eはケーシング6の外形側に形成されていることによって、螺子を螺装するときにこぼれ出すキリ粉がケーシング6内に入ってしまうことがないよう配慮されている。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、シャッターカーテン1を開閉駆動せしめるべく駆動する開閉機2は、円筒状のケーシング6に収納され保護が計られたものとなっているが、この場合に、ケーシング6は上下に二つ割り状となっていて、予め下半筒部10に開閉機部材を組込み、該組込み状態の下半筒部10に上半筒部9をスライド嵌合して組付け、しかる後に上下半筒部9、10同志を締め付ける状態に固定することで完成品とすることになる。この結果、ケーシング6に電動モータ12、第一減速ギア14、出力軸7、制動装置17、手動開放装置20を組込む作業は、上方が開放した下半筒部10に組込めば良いことになって組込み作業の作業性が向上する。
さらにこのものでは、ケーシング6内径と各開閉機部材14、7、17、20外径とを略同径に設定しても、下半筒部9に上半筒部10をスライド嵌合させた状態、つまり、ケーシング6に各開閉機部材14、7、17、20を組込んだ状態でケーシング6と各開閉機部材とのあいだに隙間があり、この状態から鍔状部9c、10d同志を緊締固定することでケーシング6の内径を縮小させるものである。これによって、各開閉機部材をケーシング6に対して隙間なく回り止め状に締め付け固定でき、この結果、従来のようにケーシングを加熱して内径を拡大させたものに開閉機部材を組込むような煩雑な作業を不要にするものでありながら、各開閉機部材をガタつきのない状態でケーシングに組込むことができる。
【0017】
しかもこのものでは、第一、第二ブラケット13、15同志の第一、第二支持部13a、13b、15a、15bを、上下半筒部9、10の凸部9a、10aに係合する上下の係合凸部13c、13d、15c、15dを基準として形成しているため、係合凸部13c、13d、15c、15dを上下半筒部9、10に位置決め状に固定することで、前記支持部13c、13d、15c、15dに支持されるモータ軸12b、ギア軸14a、そして出力軸7とが自動的に軸芯合せ状に支持できることになって、ブラケット13、15同志をスルーボルトで固定する等の軸芯合わせのための工程を省略することができて、さらなる作業性の向上を計れるうえ、この軸芯合せは、上下半筒部9、10の鍔状部9c、10d同志の締め付け固定により、各ブラケット同志13、15をケーシング6に対して精度良く位置決めできて、軸芯合せの精度をさらに高めることができる。
【0018】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものでは勿論なく、ケーシングとしては前記第一の実施の形態のように割り部を二箇所に形成して分割型に形成するのではなく、図10に示す第二の実施の形態のように、ケーシング22に形成される割り部22aを一箇所に形成した一体型とし、自然状態では円筒径が拡大しており、割り部の端縁部同志に形成された鍔状部22b、22cが互いに間隙を存した状態になっているものであっても良い。そしてこの場合でも、鍔状部22b、22c同志を前記自然状態から螺子23を用いて緊締することでケーシング6の筒径を縮小せしめて、内装される開閉機部材を締め付け固定することができる。さらにこのものにおいても、前記第一の実施の形態と同様に、第一、第二ブラケット13、15とケーシング22との回り止めを確実にするため、第一、第二ブラケット13、15の係合凸部13c、13d、15c、15dが、ケーシング22の内周面に形成の凸部22d、22eに係合する構成となっており、これらのケーシング22の締め付けによる固定状態については前記実施の形態と同様である。
【0019】
一方、第一、第二ブラケットのケーシングに対する回り止めは、前記第一の実施の形態のようにブラケット側の係合凸部をケーシング側の凸部に係合させることに限定されず、ブラケット側に凹部を形成する一方、ケーシング側に内径側に突出する係合部を形成し、該ケーシング側係合部をブラケット側凹部に係合させることでも実施できる。さらに、図11、12に示す第三の実施の形態のように、第一、第二ブラケット24、25に周回り方向三つの係合凸部24a、24b、24c、25a、25b、25cを形成して、三箇所による位置決め、および回り止めを行うことでも勿論よい。
【0020】
次に、第四の実施の形態について図14〜図20の図面に基づいて説明するが、これら図面において、第一の実施の形態と共通するもの(同一のもの)については、同一の符号を付して引出すと共にその詳細については省略する。
本実施の形態では、ケーシング6を構成する上下半筒部9、10は前記第一の実施の形態と同様のものが用いられている。そしてこのものでは、予め上下半筒部9、10の係合部9b、10b同志を係合し、鍔状部9c、10dを螺子11により仮緊締することによって、上下半筒部9、10同志が隙間のある状態の円筒状にしておき、この筒状態のケーシング6に電動モータ12等の開閉機部材を組込み、しかる後にケーシング6を締め付け固定することで開閉機2を構成する設定となっている。そしてこのものでは、前記開閉機部材を、緊締状態のケーシング6の内径に略相当する外径を有した開閉機部材ユニットに構成し、ケーシング6を緊締したとき開閉機部材ユニットがケーシング6の内周面による締付けにより位置決め状に固定される設定となっている。
【0021】
即ち、ケーシング6の一端側に組込まれるギア部ユニット26は、第一、第二ブラケット27、28と、これら第一、第二ブラケット27、28に軸承される第一減速ギア26a、ピニオンギア26b、および第二減速ギア7bを備えた出力軸7とで構成されるが、これら第一、第二ブラケット27、28の外径はケーシング6の内径と略等しい寸法設定となっている。前記第一ブラケット27は前記第一の実施の形態と略同様に構成され、上下半筒部9、10の各凸部9a、10aに係合する係合凸部27a、27bがそれぞれ一体的に形成され、ケーシング6に対する周回り方向の位置決めおよび回り止めがなされている。一方、第二ブラケット28は、上半筒部9の凸部9aに係合する係合凸部28aが形成されて周回り方向の位置決めと回り止めがなされている。さらに、第二ブラケット28は、ケーシング6の筒端面に外方から突当て状に当接する当接面部28bが形成されており、これによって、ギア部ユニット26はケーシング6の一端側から挿入組込みする場合に、第二ブラケット28の当接面部28bをケーシング6端面に当接させるまで挿入させることで、ギア部ユニット26の軸方向の位置決めがなされた状態で組込まれるようになっている。
因みに、ギア部ユニット26は開閉機2の一端側に設けられる構成であり、躯体取付けする場合に形状変更を要求されることがあるが、この場合に、ギア部ユニット26は第二ブラケット28側のみの変更で対応できることになって都合がよい。
【0022】
前記電動モータ12は、ステータコア12aの外径が緊締状のケーシング6の内径と略同径になるように形成されているが、本実施の形態では、ステータコア12aは、モータ軸12bと一体のロータコア側とは別の一つのユニット(ステータコアユニット12a)としてケーシング6に組込まれる設定となっている。
【0023】
一方、モータ軸12bを含む駆動部ユニット30は、ロータコアを構成するモータ軸12bと、該モータ軸12bに連動連結される調速機31a付きの制動装置31とを備えている。ここで、制動装置31はモータ軸12bが貫通支持される第三ブラケット32と第四ブラケット33とを介して組込まれており、その基本構成は前記第一の実施の形態と略同様であって、モータ軸12bに連結される第一ブレーキ板31b、該第一ブレーキ板31bに離接自在に当接する第二ブレーキ板31c、第四ブラケット33に設けられ非励磁状態から励磁状態に切換ることで第二ブレーキ板31cを第一ブレーキ板31bから離間させてブレーキ解除をするソレノイド31d、一端部が第二ブレーキ板31cに一体的に固定され、他端部が第四ブラケット33を介して後述する手動操作部ユニット34側に突出する多角軸(本実施の形態では六角軸)35等の部材で構成されている。そして、第二ブレーキ板31cに設けられたラチェット歯31eが下半筒部10に設けられたラチェット36と係合することにより、シャッターカーテン1の閉鎖方向の回動に対して回動規制を行う設定となっていること等は前記第一の実施の形態と同様の構成であり、これによって、電動モータ12の駆動時ではブレーキ解除状態となって電動モータによる開閉駆動がなされ、非駆動時ではブレーキが作用してモータ軸12bの閉鎖方向への回動規制を行うように設定されている。
【0024】
37は、第三、第四ブラケット32、33とのあいだの外周面を覆蓋するように外嵌されるユニットケースであって、該ユニットケース37の外径は、緊締状のケーシング6の内径と略同径に設定されている。そしてユニットケース37は、下部に割り部37aが形成された筒状に形成され、各筒端部に形成された爪部37bを第三、第四ブラケット32、33の外周面に形成した係合凹部32a、33aに位置合わせして内径側に折り返し係合させることで各ブラケット32、33に対して回り止め状に装着される設定となっている。尚、第三ブラケット32には、下半筒部凸部10aに係合する係合凸部32bが形成されており、これによってユニットケース37に覆蓋された駆動部ユニット30のケーシング6に対する回り止めがなされる設定となっている。因みに、ユニットケース37は、各ブラケット32、33への止め付けが爪部37bの折返しにより行われることによって、両ブラケット32、33に対する回り止めをすると共に、各ブラケット32、33同志の軸方向への位置ずれを規制することができ、これによって、第一、第二ブレーキ板31b、31b同志のあいだのブレーキギャップの管理を容易にできるという利点がある。
【0025】
38は制動装置31を解除するための解除レバーであって、該解除レバー38は、先端部が第四ブラケット33に揺動自在に枢支され、基端部に操作板38aが連結されている。そして操作板38aを操作紐の操作により六角軸35に設けた弾機35aに抗して引き操作することで、解除レバー38の中間部に設けた凸部38bが六角軸35に一体的に設けた座金35bを押圧し、これによって第二ブレーキ板31cが第一ブレーキ板31bから離間してブレーキ解除がなされる設定となっている。
【0026】
そして、ケーシング6の他端に設けられる手動操作部ユニット34は、六角軸35の基端部が移動自在に貫通する貫通孔39aが穿設された第五ブラケット39と、第五ブラケット39の他側面に固定されるケース体34aと、第五ブラケット39とケース体34aとで形成される空間に収納され、六角軸35基端部とのあいだにセルフロッククラッチ40を介して連動連結される入力軸34bとを備えており、第五ブラケット39の一端側外径が緊締状のケーシング6の内径と略同径になるように形成されている。そして、前記入力軸34bにはチエンホイール等の手動操作具が連動連結され、該手動操作具の操作に基づいて入力軸34bが回動する設定となっている。そしてこの場合に、停電等の非常時に、シャッターカーテン1の開放操作ができるように構成されていること等は前記第一の実施の形態と同様の構成となっている。
【0027】
ところで、前記六角軸35は解除レバー38の操作で軸方向他端側に移動して制動装置31を解除させる構成であるが、該六角軸35の移動(ブレーキ解除作動)が円滑に行われるために、六角軸35を貫通支持する第五ブラケット39の支持部には次のような配慮がなされている。つまり、前記貫通孔39aには軸受39bを介してガイド体41が回動自在に支持されており、その中心部に三つの鋼球体41aが回動自在に内嵌され、ガイド体41に前記六角軸35が貫通した状態で、六角軸35の周回り方向一つおきの外側面に鋼球体41aがそれぞれ当接支持するように設定されている。これによって、六角軸35はガイド体41と共に一体回動するが、軸方向に移動する場合では球体41aの回転によって移動が円滑になるように構成されている。
さらに、前記第五ブラケット39の外周縁部には、ケーシング6の他端側筒端面に突当て状に当接する当接面部39cが形成されていて、ケーシング6の他端側を覆蓋するようにして配される設定となっている。
【0028】
このように各開閉機部材ユニット26、12a、30、34は、その外径が緊締状態のケーシング6の内径と略同径に設定されるが、これら各ユニット26、12a、30、34のケーシング6への組込みは次のようにしてなされている。
まず、予め上下の半筒部9、10同志を筒状に組込み、ボルト11を仮緊締してケーシング6の内径が大きくなった状態とし、ここに、ギア部ユニット26が組込まれる。該ギア部ユニット26は、前述したようにケーシング6の一端側外方から組込み、第二ブラケット28の当接面部28bをケーシング6端面に当接させることで、ギア部ユニット26が軸方向に位置決めされた状態で組込まれる設定となっている。次に、ステータコアユニット12aが組込まれるが、ステータコアユニット12aはケーシング6の他端側筒孔から差し込まれ、ステータコア12aの固定子鉄心12cの一端側外周縁部をギア部ユニット26の第一ブラケット27に形成の凸部27a、27bの他端側縁部に当接させるまで挿入することで位置決めされる設定となっている。
【0029】
次に、駆動部ユニット30が組込まれるが、該駆動部ユニット30もケーシング6の他端側筒端部から挿入組込みされ、モータ軸12bの先端部に設けた軸受12dが、前記第一ブラケット27に穿設のモータ軸貫通孔27cに続いて凹設される軸受部27dに嵌合することで位置決め状に組込まれる設定となっている。この時、周回り方向の位置決めは、第三ブラケット32の係合凸部32aが下半筒部凸部10aとの係合によりなされるように設定されている。そして、最後に手動操作部ユニット34を組込むことになるが、第五ブラケット39のガイド体41に六角軸35の基端部を嵌合させ、第五ブラケット39の当接面部39cがケーシング6の他端側筒端部に当接するまで挿入することで軸方向の位置決めができるように設定されている。
【0030】
このようにしてケーシング6に開閉機部材ユニット26、12a、30、34を組込み、上下半筒部9、10に仮緊締状になっているボルト11を確りと緊締してケーシング6の内径を小さくするが、これによって各部材ユニット26、12a、30、34はケーシング6の内周面によって締め付けられる状態となって回り止め状、かつ軸芯合せされた状態で組込まれるように設定されている。また、ケーシング6の端部に位置する第二ブラケット28には上下半筒部9、10のタッピンホール9d、10eに対向してそれぞれ四つのボルト螺子孔28cが穿設される一方、第五ブラケット39には前記タッピンホール9d、10eに対向して貫通孔39dが穿設されている。そして、長ボルト42を、第五ブラケット39の各ボルト貫通孔39dから挿通し、タッピンホール9d、10eを経由してボルト42先端の螺子部を第二ブラケット螺子孔28cに螺合することでケーシング6に対して各部材ユニット26、12a、30、34が軸方向の位置決めがなされる状態で固定されるように設定されている。
【0031】
このように、本実施の形態では、上下の半筒部9、10同志を仮止め状に筒型とし、このものに各部材ユニット26、12a、30、34を順次挿入組込みするものであるが、このものにおいても、上下半筒部9、10同志を緩く仮緊締しケーシング6の内径が広がってい状態(上下半筒部9、10同志に隙間がある状態)から確りと緊締することで、ケーシング6が各部材ユニット26、12a、30、34の外周面に対して隙間なく回り止め状に締め付け固定されることになり、前記第一の実施の形態と同様に、各部材ユニット同志が回り止め状に位置合わせされ、かつ精度よく軸芯合せされた状態に組込むことができる。
【0032】
また、このような電動式の開閉機2においては、電動モータ12を駆動制御するための部材装置を開閉機2に一体的に備えることがあり、本実施の形態では、開閉機2の上部に、コンデンサ43aや図示しない開閉駆動制御回路等が配される制御盤43、そしてシャッターカーテン1の上下限位置を検知するためのリミットスイッチ44とが簡単な取付け作業で配されている。
即ち、前記制御盤43はケーシング6の他端側に取付けられるが、この場合に、制御盤43の他端縁部には突片43aが下方に向けて突出形成され、該突片43aに、第五ブラケット39に形成の螺子孔39eに対向して貫通孔43bが穿設されている。また制御盤43の径方向両側縁部には、上半筒部9の上部に一体的に形成の一対の係合片部9eにそれぞれ軸方向にスライド移動自在に嵌合する係合受け部43cが一体形成されている。そして制御盤43の係合受け部43cを上半筒部係合片部9eの他端側に嵌合してスライド移動させ、制御盤突片43aが第五ブラケット螺子孔39eに対向する状態にセットし、螺子45を制御盤貫通孔43b側から挿通して第五ブラケット螺子孔39eに螺合せしめることで制御盤43のケーシング6への組込みができるように設定されている。
また、リミットスイッチ44は、リミットスイッチ44を構成するケーシング44aの下面一端側に突出片44bを形成する一方、下面後端側に螺子止め部44cを形成し、前記突出片44bを第二ブラケット28の上部に開設した嵌合孔28dに嵌合せしめ、螺子止め部44cを螺子46を用いて上半筒部9の上面に螺合することでケーシング6への組込みがなされるように設定されている。
【0033】
尚、前記実施の形態以外のケーシングの例としては、例えば一対の割り部同志の端縁部をそれぞれ緊締するものであってもよく、この場合では、図22に示すごとくケーシング47を構成する上下の半筒部47a、47bを同じ形に形成したものとし、これらの開口部同志を互いに突き合せ、両側に形成された鍔部47c同志を螺子47dで螺合することで構成することもできる。
また、ケーシングとしては、上半筒部48に形成の制御盤組込み用の係合片部が互いに向き合う内向き係合片部48aに形成されているもの(図23(A)、図24(A))、また外向きになった外向係合片部48bに形成されているもの(図23(B)、図24(B))、さらには、前記実施の形態のようにタッピンホールに切欠き部のない中空状のタッピンホール48cが形成されているもの(図24(A)、(B))等を必要において採用することができ、中空状タッピンホール48が形成されたものでは、第二ブラケット側から挿通されたスルーボルトの先端を、タッピンホール、第五ブラケットを介して外部に突出せしめ、該突出端部にナットを螺合することで開閉機の組込み固定を行ってもよい。
【0034】
また、前記実施の形態のように電動モータを備えた電動式の開閉機にすることなく、手動式の開閉機を構成することもできる。
この場合、図25に示すように、ケーシング49は左右方向に短いものを用いることになるが、前述したように、上下半筒部9、10は前記第一の実施の形態と同様の押出形材で一体形成したものであり、ケーシングの長短調整を容易に行えることは言うまでもない。このものでは、ケーシング49内に第一、第二ブラケット50、51を介してギア部ユニット52、第三、第四ブラケット53、54を介して駆動部ユニット55、そして第五ブラケット56を介して手動操作部ユニット57が前記第四の実施の形態と同様にして組込まていれる。この場合の駆動部ユニット55は、弾機55aにより常時ブレーキ作動状態に構成され、解除レバー55bの操作でブレーキ解除される制動装置55cとギア部ユニット52に動力伝動するための動力伝動軸55dとを備えていること以外は前記実施の形態と同様の構成となっている。そして、図示しない操作具を用いて手動操作部ユニット57の入力軸57aを開放方向に回転させることでシャッターカーテン1の開放作動がなされ、解除レバー55bの操作でシャッターカーテン1の自重閉鎖がなされる設定となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の概略正面図である。
【図2】ケーシングにブラケットを組込んだ状態を示す正面断面図である。
【図3】開閉機の正面断面図である。
【図4】図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ図3におけるX−X断面図、Y−Y断面図、Z−Z断面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ図3における右側面図、W−W断面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ第一ブラケットの正面図、右側面図、左側面図である。
【図7】図7(A)、(B)、(C)はそれぞれ第二ブラケットの正面図、左側面図、背面図である。
【図8】第一、第二ブラケットとモータ軸、減速装置、出力軸との組込み状態を説明する斜視図である。
【図9】開閉機の正面図である。
【図10】第二の実施の形態を示す断面図である。
【図11】図11(A)、(B)、(C)はそれぞれ第三の実施の形態における第一ブラケットの正面図、右側面図、左側面図である。
【図12】図12(A)、(B)、(C)、(D)、(E)はそれぞれ第三の実施の形態における第二ブラケットの正面図、右側面図、左側面図、背面図、平面図である。
【図13】従来の開閉機を示す概略正面図である。
【図14】第四の実施の形態における開閉機の一部断面正面図である。
【図15】図15(A)、(B)、(C)はそれぞれ図14の右側面図、左側面図、ケーシングの側面断面図である。
【図16】第四の実施の形態におけるギア部ユニットの正面断面図である。
【図17】図17(A)、(B)、(C)はそれぞれ第四の実施の形態におけるギア部ユニットの正面図、平面図、左側面図である。
【図18】図18(A)、(B)はそれぞれ第4の実施の形態における駆動部ユニットの一部断面正面図、ユニットケースの斜視図である。
【図19】図19(A)、(B)、(C)はそれぞれ図18(A)の左側面図、A−A断面図、B−B断面図である。
【図20】図20(A)、(B)はそれぞれ第四の実施の形態における手動操作部ユニットの正面図、図20(A)のA−A断面図である。
【図21】図21(A)、(B)はそれぞれ図20(A)の左側面図、図21(A)のA−A断面図である。
【図22】他の実施の形態を示すケーシングの側面断面図である。
【図23】図23(A)、(B)はそれぞれ他の実施の形態を示すケーシングの側面断面図である。
【図24】図24(A)、(B)はそれぞれ他の実施の形態を示すケーシングの側面断面図である。
【図25】第五の実施の形態における開閉機の正面断面図である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 開閉機
6 ケーシング
7 出力軸
9 上半筒部
9a 係合部
9c 鍔状部
10 下半筒部
10a 係合部
10c 膨出部
11 螺子
12 電動モータ
13 第一ブラケット
13c 係合凸部
15 第二ブラケット
17 制動装置
18 ラチェット
19 解除ひも
20 手動開放装置

Claims (6)

  1. 戸体の開閉駆動をするための開閉機を、筒状のケーシングに開閉機部材が内装されたものとするにあたり、該ケーシングは、筒長方向に切欠かれていて自然状態で互いに隙間を存して対向する割り部を有するものとし、開閉機部材は、該開閉機部材が内装組込みされたケーシングの割り部同志の隙間を狭めてケーシングの内径を縮小して締め付け固定する緊締によりケーシングに芯合せ状態に位置決め固定される建築用開閉戸における開閉機。
  2. 請求項1において、ケーシングは、半割りされた一対の半筒部からなり、該半筒部同志の互いに対向する一方の縁部は、係脱自在に係合する係合部に構成され、他方の縁部は、前記係合部同志を係合せしめたときの自然状態で互いに隙間を有する割り部に構成されている建築用開閉戸における開閉機。
  3. 請求項1において、割り部には、隙間を狭めるための緊締具が螺装される鍔状部が外径方向に向けて延設されている建築用開閉戸における開閉機。
  4. 請求項1または2において、開閉機を複数の開閉機部材が組込まれたものとし、これら開閉機部材は、それぞれケーシングの内径と略等しい外径を有する部材ユニットに構成されている建築用開閉戸における開閉機。
  5. 請求項において、モータ駆動力を減速して出力するためのギア部を構成するユニットは、モータ軸と減速ギアのギア軸の一端とを軸支する第一ブラケットと、前記ギア軸の他端と出力軸とを軸支する第二ブラケットとを備えたものとすると共に、両ブラケットの外径をケーシング内径と略等しいものとし、ケーシングの割り部同志の緊締に基づく径の縮小により、モータ軸、ギア軸、出力軸同志が芯合せ状態に位置決めされる建築用開閉戸における開閉機。
  6. 請求項において、第一、第二ブラケット外周に凸部を形成する一方、ケーシング内周には前記ブラケット凸部が嵌合する凹溝が形成され、該凸部と凹溝の嵌合は、ケーシングが自然状態では第一、第二ブラケットの仮位置決めをし、割り部同志の緊締に基づくケーシング径の縮小により芯合せ状の位置決めがなされる建築用開閉戸における開閉機。
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