JPH0737035Y2 - モータを内蔵した巻取ドラム - Google Patents

モータを内蔵した巻取ドラム

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JPH0737035Y2
JPH0737035Y2 JP1989078385U JP7838589U JPH0737035Y2 JP H0737035 Y2 JPH0737035 Y2 JP H0737035Y2 JP 1989078385 U JP1989078385 U JP 1989078385U JP 7838589 U JP7838589 U JP 7838589U JP H0737035 Y2 JPH0737035 Y2 JP H0737035Y2
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JP
Japan
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drum
winding drum
winding
motor
take
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JP1989078385U
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JPH0318393U (ja
Inventor
欣弘 庄司
竜二 福沢
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トーソー株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、出窓等の巻き上げシャツターのような開口
間口の狭い複数の面に利用するのに適したモータを内蔵
した巻取ドラムに関するものである。
[従来の技術] モータを内蔵した巻取ドラムは、第4図に示すように、
巻取ドラム40内に、リミットスイッチ41,コンデンサー3
2,ブレーキ装置43,電動機44,減速装置45等の駆動部品と
連結部材46の多数の部品を具有している。
そして、電動機44からの回転速度は、減速装置45で減速
され、連結部材46を介して前記巻取ドラム40に伝達さ
れ、該巻取ドラムが所定の回転を行なうとリミットスイ
ッチ41の作用によって電動機44の運転を停止させてい
た。
[考案が解決しようとする課題] ところで、このような従来のものにおいては、1つの巻
取ドラム内に前記のような多数の駆動部品が内蔵されて
いるため、巻取ドラムの全長は少なくとも500mm以上と
なり、出窓等の巻き上げシャツターのような開口間口の
狭い箇所における巻取ドラムとしては使用ができない場
合があった。また、出窓のような複数の開口間口を有す
るものでは各開口にそれぞれ独立したモータを内蔵した
巻取ドラムを配置することになり経済的にコスト高とな
る、という問題があった。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、開
口間口が狭くしかも複数の開口面を有する出窓等に最適
なモータを内蔵した巻取ドラムを提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案におけるモータを
内蔵した巻取ドラムは、 回転動力伝達機構によって直列に接続される2個の巻取
ドラムのうち一方の巻取ドラム内に電動機を、他方の巻
取ドラム内にリミットスイッチを内蔵させ、前記電動機
とリミットスイッチとを電気回路で結線した、 ものである。
そして、前記間口開口面が3個以上のものについては、 各巻取ドラムが回転動力伝達機構によって直列に接続さ
れる複数の巻取ドラムのうち一端の巻取ドラム内に電動
機を、他端の巻取ドラム内にリミットスイッチを内蔵さ
せ、途中の巻取ドラムを中空筒とすると共に前記電動機
とリミットスイッチとを電気回路で結線した、 ものである。
また、これらの複数の巻取ドラムを接続するに当たっ
て、ユニバーサルジョイントによって直列に接続すると
よい。
[作用] 一方の巻取ドラムには電動機を主体とした駆動部品が、
また他方の巻取ドラムにはリミットスイッチを主体とし
た駆動部品が内蔵されて前記駆動部品が2分割されるの
で、各巻取ドラムの長さを従来のものに比して短かくす
ることが可能となり、開口間口が狭い出窓等にも設置で
き、しかも各巻取ドラムは回転動力伝達機構を用いて直
列に接続されているので、2面以上の開口に対して1つ
の電動機によって同時にシャッタ等を開閉することがで
きる。
そして、請求項3に記載のような回転動力伝達機構とし
てユニバーサルジョイントを使用すると、開口面が角度
をもって存在する場合においてもスムースに複数の巻取
ドラムを同時に駆動することができる。
[実施例] 第1図及び第2図はこの考案に係るモータを内蔵した巻
取ドラムの一実施例である。
図において、巻取ドラム1,2はそれぞれの間口開口3,4に
配置され、巻取ドラム1は間口開口3の両側に固定され
たフレーム5,6間に回転自在に設置され、巻取ドラム2
は間口開口4の両側に固定されたフレーム7,8間に回転
自在に設置されている。
前記巻取ドラム1内には、ブレーキ装置9,電動機10,減
速装置11,出力軸12等からなる筒状の駆動部品13が前記
フレーム5に固定された状態で設置され、前記出力軸12
と巻取ドラム1とは連結部材14によって連結されてい
る。
また、巻取ドラム2内には、リミットスイッチ15,コン
デンサー16等からなる筒状の駆動部品17が前記フレーム
8に固定された状態で設置されている。
そして、巻取ドラム1に固定されたフランジ18から延び
た軸19と巻取ドラム2に固定されたフランジ20から延び
た軸21とはユニバーサルジョイント22のような回転動力
伝達機構によって接続されている。
なお、23,24は接続端子であって、第2図に示すように
電動機10,リミットスイッチ15,コンデンサー16間には電
気回路が形成されている。
リミットスイッチ15を作動させて電動機10を駆動する
と、その回転は減速装置11で減速され、出力軸12から連
結部材14を介して巻取ドラム1に伝達された回転力によ
って巻取ドラム1は回転してシャツター等(図示せず)
の巻き上げ或は放出を行なう。この巻取ドラム1の回転
は、フランジ18,軸19,ユニバーサルジョイント22,軸21,
フランジ20を介して巻取ドラム2に伝達され、該巻取ド
ラム2に巻かれたシャツター等(図示せず)も巻き上げ
或は放出が行なわれる。そして、該巻取ドラム1,2が所
定の回転を行なうとリミットスイッチ15の作用によって
電動機10の運転を停止させる。
このように、一方の巻取ドラム1には電動機10を主体と
した駆動部品13が、また他方の巻取ドラム2にはリミッ
トスイッチ15を主体とした駆動部品17が内蔵されて前記
駆動部品が2分割されるので、各巻取ドラム1,2の長さ
を従来のものに比して短かくすることが可能となる。し
かも各巻取ドラム1,2はユニバーサルジョイント22のよ
うな回転動力伝達機構によって直列に接続されているの
で、2面の開口に対して1つの電動機によって同時にシ
ャッタ等を開閉することができる。
第3図に示す他の実施例において、両側の間口開口に配
置される巻取ドラムは前記第1の実施例の場合と実質的
に同一の構成を具有するものであるので、同じ符号を付
してその説明を省略する。
この第3図のものは3面の間口開口3,25,4にこの考案を
適用したものである。
そして、前記間口開口25の両側に固定されたフレーム2
7,28間には巻取ドラム26が回転自在に設置されていが、
この巻取ドラム26は中空筒からなり、その内部には駆動
部品を具有していない。
また、該巻取ドラム26にはその両側にフランジ29,30が
固定されており、該フランジ29から延びた軸31はユニバ
ーサルジョイント22に接続され,フランジ30から延びた
軸32はユニバーサルジョイント33に接続されていて該ユ
ニバーサルジョイント33の他端には軸21が接続されてい
る。
従って、電動機10の駆動による巻取ドラム1の回転はユ
ニバーサルジョイント22を介して巻取ドラム26を回転さ
せ、この回転はユニバーサルジョイント33を介して巻取
ドラム2をも同時に回転させる。
なお、この実施例においては間口開口が3面のものにつ
いて説明をしたが、間口開口が3面以上であっても、間
口開口の数に応じて中間に中空筒からなる巻取ドラムを
追加すればよい。
また、回転動力伝達機構としては、代表的なユニバーサ
ルジョイントで説明をしたが、その機構としては歯車等
を用いた周知の手段を用いてもよい。
[考案の効果] この考案におけるモータを内蔵した巻取ドラムは、直列
に接続される2個或は2個以上の巻取ドラムのうち、一
方の巻取ドラム内に電動機を、他方の巻取ドラム内にリ
ミットスイッチを内蔵させたので、駆動部品が2分割さ
れてそれぞれの巻取ドラムに配置されることから、それ
ぞれの巻取ドラムの長さを従来のものに比して短かくす
ることが可能となり、出窓等の2面或はそれ以上の狭い
間口開口に使用するシャッタ等の巻取ドラムとして最適
のものである。
また、複数の巻取ドラムを1つの電動機で同時に作動さ
せるので、製造コストが安価であると共にシャッタ等の
開閉を簡単で迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るモータを内蔵した巻取ドラムの
一実施例の側面断面図、第2図はその電気配線概略図、
第3図は別の実施例の側面断面図、第4図は従来例の側
面断面図を示す。 1,2,25……巻取ドラム、10……電動機、15……リミット
スイッチ、22,33……ユニバーサルジョイント。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転動力伝達機構によって直列に接続され
    る2個の巻取ドラムのうち、一方の巻取ドラム内に電動
    機を、他方の巻取ドラム内にリミットスイッチを内蔵さ
    せ、前記電動機とリミットスイッチとを電気回路で結線
    したことを特徴とするモータを内蔵した巻取ドラム。
  2. 【請求項2】各巻取ドラムが回転動力伝達機構によって
    直列に接続される複数の巻取ドラムのうち、一端の巻取
    ドラム内に電動機を、他端の巻取ドラム内にリミットス
    イッチを内蔵させ、途中の巻取ドラムを中空筒とすると
    共に前記電動機とリミットスイッチとを電気回路で結線
    したことを特徴とするモータを内蔵した巻取ドラム。
  3. 【請求項3】複数の巻取ドラムをユニバーサルジョイン
    トによって直列に接続したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のモータを内蔵した巻取ドラム。
JP1989078385U 1989-07-04 1989-07-04 モータを内蔵した巻取ドラム Expired - Lifetime JPH0737035Y2 (ja)

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JPH0318393U JPH0318393U (ja) 1991-02-22
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