JP3568439B2 - 光学ヘッドの光検出器取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光検出器を光学ハウジングに取り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク等の信号記録媒体に対して光学的に信号の読み取り、あるいは書き込みを行う光学ヘッドにおいては、信号記録媒体で反射された光ビームを受光する光検出器が光学ヘッドを構成する各種光学部品が組み込まれる光学ハウジングに取り付けられ、前記光検出器の各受光領域に正しく光ビームが照射されるように位置調整が行われて前記光学ハウジングに取り付けられる。
【0003】
ところで、光検出器を光学ハウジングに取り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置は、例えば、実開平4−39820号に示されている。この実用新案の光検出器取付装置は、光検出器を支持する基板の基板面に垂直な方向に可撓性を有する弾性部材を光学ハウジングに対して固定し、前記弾性部材によって前記基板を支持することにより前記基板を基板面に平行な方向に変位できるように成されている。
【0004】
すなわち、この光検出器取付装置においては、前記基板を前記弾性部材によって支持した状態でその弾性部材における取付板の取付面上で前記基板を変位させて光検出器の受光ビームの光軸と直交する方向の調整が行える。
【0005】
したがって、前記光検出器取付装置においては、その受光ビームの光軸と直交する方向の調整時に受光ビームの光軸方向への変位が防止され、作業性が良い、という利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の光検出器取付装置は、弾性部材と基板とをネジにより一緒に光学ハウジングに固定する構成であり、光検出器の受光ビームの光軸と直交する方向の調整を行うべく前記基板を変位させる際において前記弾性部材が光学ハウジングに固定されていないので、前記基板の変位により弾性部材が変位され易く、光検出器の調整位置の信頼性に乏しかった。
【0007】
また、前述の光検出器取付装置は、光検出器を受光ビームの光軸方向に調整するのに弾性部材を全体的に光学ハウジングから浮かせる必要があるので、光学ハウジング上に前記弾性部材が当接支持される基準面がなく、受光ビームの光軸方向において弾性部材の位置が安定されない、という欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光学ハウジングに板金により構成された取付板を設置固定し、該取付板に光検出器が固定される基板をその取付板上に弾性による付勢力により押し付ける押し付け部を形成し、前記基板を前記取付板上に押し付けるべく弾性により付勢力を発生する押し付け部が取付板の基板における光検出器の配置位置に対して片側に形成されると共に、前記押し付け部が形成される位置に対して基板における光検出器を挟んだ反対側となる位置に調整具が配置される調整部が基板を設置する面に対して段差を有して形成され、かつ、その段差の立ち上げ部分に前記基板の前記調整具が配置される部分を挿通させる挿通孔が前記取付板に形成され、前記押し付け部により前記基板を前記取付板に仮止めした状態で、前記基板を前記取付板に対して摺接により変位させて光検出器に受光される受光ビームの光軸と直交する方向に光検出器を調整すると共に、前記取付板を光学ハウジングに固定した状態で前記調整具によりその取付板の撓み量を調整して前記受光ビームの光軸方向に光検出器を調整するようにしている。
【0009】
【実施例】
図1は本発明に係る光学ヘッドの光検出器取付装置を示す展開斜視図である。
【0010】
1は光学ヘッドを構成する各種光学部品が組み込まれる光学ハウジング、2は光学ハウジング1に設置固定される取付板、3は光検出器4がハンダ付けにより固定されると共に、光検出器4の各受光出力を導出するパターン(図示せず)が形成される基板である。
【0011】
前記取付板2は板金により構成され、2本のネジ5をそれぞれ取付板2に形成される透孔6を貫通して光学ハウジング1に螺合することにより光学ハウジング1上に固定される。
【0012】
また、取付板2には、基板3を取付板2上に押し付けるべく弾性により付勢力を発生する押し付け部2a,2bがそれぞれ各側に形成されると共に、前記押し付け部2a,2bが形成される位置に対して基板3における光検出器4を挟んだ反対側となる位置に調整ネジ7が配置される調整部2cが基板3を設置する面に対して段差を有して形成されている。そして、取付板2には、その段差の立ち上げ部分に前記基板3の調整ネジ7が配置される部分を挿通させる挿通孔8が形成されている。
【0013】
このように構成される光学ヘッドの光検出器取付装置において、光検出器4の取付方法について説明する。
【0014】
まず、取付板2をネジ5により光学ハウジング1に固定する。これにより前記取付板2は光学ハウジング1上の設置面(図1にハッチングを施した部分)に当接支持される状態になる。
【0015】
基板3には光検出器4をハンダ付けにより固定しておき、その基板3を取付板2に仮止めする。この基板3の仮止めは、基板3の突端3cを取付板2の挿通孔8に挿通させてその突端3cを調整部2cにより取付板2の取付面上に押し付ける状態にすると共に、両脇に突出して幅広になっている基板3の突出部3a,3bをそれぞれ対応する取付板2の押し付け部2a,2bにより取付板2の取付面上に押し付けることにより第1段階が完了される。
【0016】
前記押し付け部2a,2bは、各先端が互いに内側に張り出しており、その各張り出し部により基板3の突出部3a,3bを押圧する構成となっているが、基板3を取付板2に仮止めする際に前記基板3の突端3cを取付板2の挿通孔8に挿通させるべく基板3を変位させた状態において、各突出部3a,3bの位置がそれぞれ前記押し付け部2a,2bの各張り出し部に対向する位置からずれているので、その各張り出し部に阻害されずに基板3を取付板2に当接させる状態にまで変位させることが出来、基板3の第1段階の仮止めが容易に行える。
【0017】
取付板2に対する基板3の第1段階の仮止めを行った後、取付板2の調整部2c部分を介して調整ネジ7を光学ハウジング1に螺合し、それにより取付板2への基板3の仮止めは完了する。この基板3を取付板2に仮止めした状態を図2に示す。
【0018】
ところで、調整ネジ7は調整部2cの透孔9及び基板3の透孔10を貫通し、これらの透孔9及び透孔10の径は調整ネジ7の径に対して遊びを有するように設定されている。その為、調整ネジ7が光学ハウジング1に螺合された状態において、基板3は取付板2に対してその取付板2の面方向に変位可能に支持される。
【0019】
したがって、基板3を取付板2に仮止めした状態において、基板3を取付板2に対して摺接により変位させることにより光検出器4の受光ビームの光軸に直交する方向の調整が行える。
【0020】
ところで、基板3を取付板2に仮止めした状態において、取付板2は光学ハウジング1上に当接支持されている支持面以外の箇所において光学ハウジング1との間に隙間が確保され、前記取付板2の光学ハウジング1への固定位置と基板の光検出器を挟んだ反対側を、前記取付板2の可撓性によりその取付板2の固定部において光学ハウジング1に固定した状態で光学ハウジング1に近づく方向に変位可能に成されている。
【0021】
この場合、前記取付板2は、取付板2における光学ハウジング1に当接支持される部位より僅かに光検出器4側の位置に屈曲し易くするために形成されたスリット11を屈曲点とするべく撓んで変位されるようになっており、取付板2が撓むと元の形状に復元しようとする付勢力が発生する。そして、基板3は、取付板2の挿通孔8に挿通されている部分と押し付け部2a,2bにより押し付けられている部分とで支持されて取付板2の変位に伴って一緒に変位される。
【0022】
その為、調整ネジ7を光学ハウジング1に螺合させる螺合度合を調整することにより取付板2の撓み量が調整され、その取付板2の撓み量に応じて基板3が光学ハウジング1に近づけられ、光検出器4が受光ビームの光軸方向に変位されるようになっている。
【0023】
したがって、光検出器4の受光ビームの光軸方向における調整完了位置が、取付板2を光学ハウジング1に近づける方向で取付板2の変位可能範囲内になる設計しておくことにより、調整ネジ7を光学ハウジング1に螺合させる螺合度合を調整することにより光検出器4の受光ビームの光軸方向の調整が行える。
【0024】
以上のように、光検出器4の受光ビームの光軸方向、及び受光ビームの光軸に直交する方向の調整は、基板3を取付板2に仮止めした状態で行われるので、各方向の調整が完了したらその調整完了状態で接着剤により固定する。この固定は、適切な接着部位となる、例えば取付板2と基板3とが密着している光検出器4付近で基板3を取付板2に接着すると共に、取付板2を光学ハウジング1に接着することにより行われる。
【0025】
したがって、基板3を固定するのに応力が残留される要因が少なく、経時変化による光検出器4の調整位置のずれが発生しにくい。
【0026】
また、基板3を取付板2に仮止めした状態において、基板3は押し付け部2a,2bにより取付板2に押し付けられると共に、調整部2cにより取付板2に押し付けられる。この状態で光検出器4の各方向の調整が行えるので、その調整時に基板3が取付板2に安定して保持されており、調整を行う調整機により基板3の位置を固定しておく必要がなく、光学ヘッドを調整機から取り外して取付部材2に基板3を固定する作業を行え、効率良く作業を行うことが出来る。
【0027】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明は、光学ハウジングに固定された取付板に対して基板を摺接により変位させて光検出器の受光ビームの光軸と直交する方向に光検出器を調整することが出来ると共に、前記取付板の撓み量を調整することによりこの取付板と共に基板を光検出器の受光ビームの光軸方向に変位させて前記受光ビームの光軸方向に光検出器を調整することが出来、特に、前記取付板の段差部分に形成される挿通孔に基板の一部が挿通されるようになっているので、取付板上に基板を確実に支持させた状態で前記取付板の撓み量の調整が行え、光検出器の受光ビームの光軸方向への信頼性の高い調整が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ヘッドの光検出器取付装置を示す展開斜視図である。
【図2】図1に示す光学ヘッドの光検出器取付装置において、取付板2及び基板3を取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光学ハウジング
2 取付板
2a,2b 押し付け部
2c 調整部
3 基板
4 光検出器
7 調整ネジ
8 挿通孔

Claims (1)

  1. 光源からの光ビームを信号記録媒体に出射し、信号記録媒体により反射された光ビームが光検出器に導かれる光学ヘッドにおいて、光学ヘッドを構成する各種光学部品が組み込まれる光学ハウジングに板金により構成された取付板を設置固定し、該取付板に前記光検出器が固定される基板をその取付板上に弾性による付勢力により押し付ける押し付け部を形成し、前記取付板には基板をこの取付板上に押し付けるべく弾性により付勢力を発生する押し付け部が取付板の基板における光検出器の配置位置に対して片側に形成されると共に、前記押し付け部が形成される位置に対して基板における光検出器を挟んだ反対側となる位置に調整具が配置される調整部が基板を設置する面に対して段差を有して形成され、かつ、前記取付板にはその段差の立ち上げ部分に前記基板の前記調整具が配置される部分を挿通させる挿通孔が形成され、前記押し付け部により前記基板を前記取付板に仮止めした状態で、前記基板を前記取付板に対して摺接により変位させて光検出器に受光される受光ビームの光軸と直交する方向に光検出器を調整すると共に、前記取付板を光学ハウジングに固定した状態で前記調整具によりその取付板の撓み量を調整して前記受光ビームの光軸方向に光検出器を調整するようにしたことを特徴とする光学ヘッドの光検出器取付装置。
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