JP2001184712A - 光学ヘッドの光検出器取付装置 - Google Patents
光学ヘッドの光検出器取付装置Info
- Publication number
- JP2001184712A JP2001184712A JP36479099A JP36479099A JP2001184712A JP 2001184712 A JP2001184712 A JP 2001184712A JP 36479099 A JP36479099 A JP 36479099A JP 36479099 A JP36479099 A JP 36479099A JP 2001184712 A JP2001184712 A JP 2001184712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- substrate
- optical
- photodetector
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
上で変位させて光検出器の受光ビームの光軸と直交する
方向の調整を行う従来の光検出器取付装置は、信頼性に
乏しかったので、これを解決する。 【解決手段】 光学ハウジング1に板金により構成され
た取付板2を設置固定し、該取付板2に光検出器4が固
定される基板3をその取付板2上に弾性による付勢力に
より押し付ける押し付け部2a,2bを形成し、取付板
2が光学ハウジング1に固定される固定部において取付
板2を光学ハウジング1上に当接支持させると共に、基
板3を押し付け部2a,2bによる押し付けにより取付
板2に仮止めした状態で、基板3を取付板2に対して摺
接により変位させて光検出器4に受光される受光ビーム
の光軸と直交する方向の調整を行うようにする。これに
よりその調整時に受光ビームの光軸方向への変位が防止
されるようにしている。
Description
ウジングに取り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置に
関する。
的に信号の読み取り、あるいは書き込みを行う光学ヘッ
ドにおいては、信号記録媒体で反射された光ビームを受
光する光検出器が光学ヘッドを構成する各種光学部品が
組み込まれる光学ハウジングに取り付けられ、前記光検
出器の各受光領域に正しく光ビームが照射されるように
位置調整が行われて前記光学ハウジングに取り付けられ
る。
り付ける光学ヘッドの光検出器取付装置は、例えば、実
開平4−39820号に示されている。この実用新案の
光検出器取付装置は、光検出器を支持する基板の基板面
に垂直な方向に可撓性を有する弾性部材を光学ハウジン
グに対して固定し、前記弾性部材によって前記基板を支
持することにより前記基板を基板面に平行な方向に変位
できるように成されている。
は、前記基板を前記弾性部材によって支持した状態でそ
の弾性部材における取付板の取付面上で前記基板を変位
させて光検出器の受光ビームの光軸と直交する方向の調
整が行える。
ては、その受光ビームの光軸と直交する方向の調整時に
受光ビームの光軸方向への変位が防止され、作業性が良
い、という利点がある。
光検出器取付装置は、弾性部材と基板とをネジにより一
緒に光学ハウジングに固定する構成であり、光検出器の
受光ビームの光軸と直交する方向の調整を行うべく前記
基板を変位させる際において前記弾性部材が光学ハウジ
ングに固定されていないので、前記基板の変位により弾
性部材が変位され易く、光検出器の調整位置の信頼性に
乏しかった。
器を受光ビームの光軸方向に調整するのに弾性部材を全
体的に光学ハウジングから浮かせる必要があるので、光
学ハウジング上に前記弾性部材が当接支持される基準面
がなく、受光ビームの光軸方向において弾性部材の位置
が安定されない、という欠点があった。
グに板金により構成された取付板を設置固定し、該取付
板に光検出器が固定される基板をその取付板上に弾性に
よる付勢力により押し付ける押し付け部を形成し、光学
ハウジングに固定される取付板の固定位置において取付
板を光学ハウジング上に当接支持させると共に、前記基
板を前記押し付け部による押し付けにより前記取付板に
仮止めした状態で、前記基板を前記取付板に対して摺接
により変位させて光検出器に受光される受光ビームの光
軸と直交する方向の調整を行うようにしている。
付装置を示す展開斜視図である。
組み込まれる光学ハウジング、2は光学ハウジング1に
設置固定される取付板、3は光検出器4がハンダ付けに
より固定されると共に、光検出器4の各受光出力を導出
するパターン(図示せず)が形成される基板である。
のネジ5をそれぞれ取付板2に形成される透孔6を貫通
して光学ハウジング1に螺合することにより光学ハウジ
ング1上に固定される。
に押し付けるべく弾性により付勢力を発生する押し付け
部2a,2bがそれぞれ各側に形成されると共に、前記
押し付け部2a,2bが形成される位置に対して基板3
における光検出器4を挟んだ反対側となる位置に調整ネ
ジ7が配置される調整部2cが基板3を設置する面に対
して段差を有して形成されている。そして、取付板2に
は、その段差の立ち上げ部分に前記基板3の調整ネジ7
が配置される部分を挿通させる挿通孔8が形成されてい
る。
器取付装置において、光検出器4の取付方法について説
明する。
ング1に固定する。これにより前記取付板2は光学ハウ
ジング1上の設置面(図1にハッチングを施した部分)
に当接支持される状態になる。
固定しておき、その基板3を取付板2に仮止めする。こ
の基板3の仮止めは、基板3の突端3cを取付板2の挿
通孔8に挿通させてその突端3cを調整部2cにより取
付板2の取付面上に押し付ける状態にすると共に、両脇
に突出して幅広になっている基板3の突出部3a,3b
をそれぞれ対応する取付板2の押し付け部2a,2bに
より取付板2の取付面上に押し付けることにより第1段
階が完了される。
いに内側に張り出しており、その各張り出し部により基
板3の突出部3a,3bを押圧する構成となっている
が、基板3を取付板2に仮止めする際に前記基板3の突
端3cを取付板2の挿通孔8に挿通させるべく基板3を
変位させた状態において、各突出部3a,3bの位置が
それぞれ前記押し付け部2a,2bの各張り出し部に対
向する位置からずれているので、その各張り出し部に阻
害されずに基板3を取付板2に当接させる状態にまで変
位させることが出来、基板3の第1段階の仮止めが容易
に行える。
めを行った後、取付板2の調整部2c部分を介して調整
ネジ7を光学ハウジング1に螺合し、それにより取付板
2への基板3の仮止めは完了する。この基板3を取付板
2に仮止めした状態を図2に示す。
9及び基板3の透孔10を貫通し、これらの透孔9及び
透孔10の径は調整ネジ7の径に対して遊びを有するよ
うに設定されている。その為、調整ネジ7が光学ハウジ
ング1に螺合された状態において、基板3は取付板2に
対してその取付板2の面方向に変位可能に支持される。
た状態において、基板3を取付板2に対して摺接により
変位させることにより光検出器4の受光ビームの光軸に
直交する方向の調整が行える。
状態において、取付板2は光学ハウジング1上に当接支
持されている支持面以外の箇所において光学ハウジング
1との間に隙間が確保され、前記取付板2の光学ハウジ
ング1への固定位置と基板の光検出器を挟んだ反対側
を、前記取付板2の可撓性によりその取付板2の固定部
において光学ハウジング1に固定した状態で光学ハウジ
ング1に近づく方向に変位可能に成されている。
ける光学ハウジング1に当接支持される部位より僅かに
光検出器4側の位置に屈曲し易くするために形成された
スリット11を屈曲点とするべく撓んで変位されるよう
になっており、取付板2が撓むと元の形状に復元しよう
とする付勢力が発生する。そして、基板3は、取付板2
の挿通孔8に挿通されている部分と押し付け部2a,2
bにより押し付けられている部分とで支持されて取付板
2の変位に伴って一緒に変位される。
螺合させる螺合度合を調整することにより取付板2の撓
み量が調整され、その取付板2の撓み量に応じて基板3
が光学ハウジング1に近づけられ、光検出器4が受光ビ
ームの光軸方向に変位されるようになっている。
軸方向における調整完了位置が、取付板2を光学ハウジ
ング1に近づける方向で取付板2の変位可能範囲内にな
る設計しておくことにより、調整ネジ7を光学ハウジン
グ1に螺合させる螺合度合を調整することにより光検出
器4の受光ビームの光軸方向の調整が行える。
光軸方向、及び受光ビームの光軸に直交する方向の調整
は、基板3を取付板2に仮止めした状態で行われるの
で、各方向の調整が完了したらその調整完了状態で接着
剤により固定する。この固定は、適切な接着部位とな
る、例えば取付板2と基板3とが密着している光検出器
4付近で基板3を取付板2に接着すると共に、取付板2
を光学ハウジング1に接着することにより行われる。
残留される要因が少なく、経時変化による光検出器4の
調整位置のずれが発生しにくい。
において、基板3は押し付け部2a,2bにより取付板
2に押し付けられると共に、調整部2cにより取付板2
に押し付けられる。この状態で光検出器4の各方向の調
整が行えるので、その調整時に基板3が取付板2に安定
して保持されており、調整を行う調整機により基板3の
位置を固定しておく必要がなく、光学ヘッドを調整機か
ら取り外して取付部材2に基板3を固定する作業を行
え、効率良く作業を行うことが出来る。
ングに固定された取付板に対して基板を摺接により変位
させて光検出器の受光ビームの光軸と直交する方向の調
整が行えるので、その調整時に受光ビームの光軸方向へ
の変位が防止され、作業性が良好であると共に、取付板
が変位されることがなく信頼性の高い調整が行える。
状態で、取付板と共に基板を光検出器の受光ビームの光
軸方向に光学ハウジングに近づける方向に変位させるべ
く前記取付板の撓み量を調整することにより前記受光ビ
ームの光軸方向に光検出器を調整することが出来、信頼
性の高い調整が行える。
示す展開斜視図である。
いて、取付板2及び基板3を取り付けた状態を示す斜視
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 光源からの光ビームを信号記録媒体に出
射し、信号記録媒体により反射された光ビームが光検出
器に導かれる光学ヘッドにおいて、光学ヘッドを構成す
る各種光学部品が組み込まれる光学ハウジングに板金に
より構成された取付板を設置固定し、該取付板に前記光
検出器が固定される基板をその取付板上に弾性による付
勢力により押し付ける押し付け部を形成し、光学ハウジ
ングに固定される取付板の固定位置において取付板を光
学ハウジング上に当接支持させると共に、前記基板を前
記押し付け部による押し付けにより前記取付板に仮止め
した状態で、前記基板を前記取付板に対して摺接により
変位させて光検出器に受光される受光ビームの光軸と直
交する方向の調整を行うようにしたことを特徴とする光
学ヘッドの光検出器取付装置。 - 【請求項2】 前記取付板における光学ハウジングに固
定される固定位置と基板の光検出器を挟んだ反対側を、
前記取付板の可撓性によりその取付板の固定位置におい
て光学ハウジングに固定した状態で光検出器の受光ビー
ムの光軸方向に変位可能とし、前記取付板と共に前記基
板を前記受光ビームの光軸方向に光学ハウジングに近づ
ける方向に変位させるべく光学ハウジングに取り付けら
れる調整具を設け、前記取付板の撓み量を調整して前記
受光ビームの光軸方向に光検出器を調整するようにした
ことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッドの光検出器
取付装置。 - 【請求項3】 前記取付板の前記調整具が配置される調
整部を前記押し付け部が形成される位置に対して前記基
板の光検出器を挟んだ反対側となる位置とし、前記調整
部を前記基板が設置される設置面に対して段差を設けて
形成し、その段差の立ち上げ部分に前記基板の前記調整
具が配置される部分を挿通させる挿通孔を形成したこと
を特徴とする請求項2記載の光学ヘッドの光検出器取付
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36479099A JP3568439B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 光学ヘッドの光検出器取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36479099A JP3568439B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 光学ヘッドの光検出器取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001184712A true JP2001184712A (ja) | 2001-07-06 |
JP3568439B2 JP3568439B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=18482675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36479099A Expired - Fee Related JP3568439B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 光学ヘッドの光検出器取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3568439B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36479099A patent/JP3568439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3568439B2 (ja) | 2004-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001184712A (ja) | 光学ヘッドの光検出器取付装置 | |
KR100455394B1 (ko) | 광픽업의 렌즈 위치 결정 장치 | |
EP0483830B1 (en) | Optical head | |
JP4394306B2 (ja) | 光学ピックアップのガイド装置 | |
JPH0410223A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
KR100350979B1 (ko) | 광주사 유닛의 미러 지지 구조체 | |
EP1328933B1 (en) | Fastening element | |
US5866892A (en) | Apparatus for optical reading of information optical reader of information having an integrally formed housing for optical equipment | |
JP3095451U (ja) | 光ピックアップ | |
KR100299644B1 (ko) | 광픽업 | |
JP2859120B2 (ja) | 光ピックアップの光検出器取付装置 | |
KR100455399B1 (ko) | 광픽업의 렌즈 위치 조정 장치 | |
JP3052886U (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH03165321A (ja) | 部品組立て構造 | |
JP2577138Y2 (ja) | ガイドシャフト固定装置 | |
KR20050000713A (ko) | 광 픽업의 포토 다이오드 조립체 및 그 옵셋조정방법 | |
JP2000207762A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH0548255Y2 (ja) | ||
JP2754370B2 (ja) | 光学的情報読取装置 | |
JPH04283429A (ja) | フォトディテクタ装置 | |
JP2000222757A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH10241183A (ja) | 光学ヘッドの光検出器取付装置 | |
JPH04302825A (ja) | フォトディテクタ装置 | |
KR200156682Y1 (ko) | 광픽업용 광검출기 고정장치 | |
JPS6341613Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040615 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |