JP3567434B2 - 半自動式吊戸装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は上レールに吊設されて開閉することが出来る吊戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来から使用している吊戸の外観図であり、吊戸(イ)は上レール(ロ)に吊設されて走行し、間口を開閉することが出来る。そして吊戸(イ)が開口した場合に納まる戸袋(ハ)を有し、また上レール(ロ)や該上レール(ロ)を走行する吊車などをカバーする為の点検パネルが間口から戸袋の上部にかけて取付けされる(同図はこの点検パネルを外した状態である)。同図に示す吊戸装置は手で押し開いた吊戸(イ)が独りでに閉じるようになっているが、その為にゼンマイバネを内蔵した自閉装置(ニ)を備えている。
【0003】
半自動式吊戸装置では上記上レール(ロ)を僅かに傾斜し、該上レール(ロ)に吊設される吊戸(イ)が自重によって独りでに閉鎖するように構成することも出来る。しかし、自閉装置(ニ)を備えることで上レール(ロ)を傾斜することなく、手で押し開かれた吊戸(イ)と共に巻き戻されたゼンマイバネに引張られて該吊戸(イ)は閉じることが出来る。この際、自閉装置(ニ)に引かれることで吊戸(イ)が衝撃を伴って閉じることがないように、制動装置(ホ)を取付けている。すなわち、制動装置(ホ)の延びたピストンロッド(ヘ)の先端に吊戸(イ)が当って静かに閉じることが出来る。さらに、全開した吊戸(イ)を停止する為に、吊車に係止する全開ストッパー(ト)を取着している。
【0004】
ところで、吊戸(イ)の上方には上記上レール(ロ)が水平に取付けられ、上レール(ロ)の上方には制動装置(ホ)を有し、又自閉装置(ニ)が上レール(ロ)の上方であって戸先側に取着されている。そして全開ストッパー(ト)も上レール(ロ)の上方に位置している。従って、吊戸(イ)の上方には大きな空間が必要となり、該空間を閉じる点検パネルも大きくなる。しかも、点検パネルはネジ止めされて、該ネジの頭は外部に露出している。
【0005】
同図に示している吊戸装置は自閉装置(ニ)を備え、上レール(ロ)はレール台(チ)にネジ止めされていることで2ピース構造となっている。上レール(ロ)をレール台(チ)に取付ける構造とすることで、上レール(ロ)を傾斜させることが簡単に出来、自閉装置(ニ)を用いなくても半自動式吊戸に構成可能とする利点はあるが、それだけ製造コスト及び据え付けコストが高くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の吊戸装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、吊戸を吊設して開閉する為の駆動部の空間を小さくし、又上レールとレール台を一体化し、そして点検カバーの取付けネジが表面化しないようにして外観的にも好ましい半自動式吊戸装置を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明の半自動式吊戸装置は上レールに吊戸を吊設して開閉するように構成したものであり、基本的な構造は従来の吊戸装置と共通する。しかし、上レールは取着部を一体化したアルミの押出し材を使用し、レール台を特別に備えていない。吊戸の上端には吊車が取着されて上レールに載って転動することが出来、そして戸先側であって上レールとほぼ同じ高さにはゼンマイバネを内蔵した自閉装置を取着し、自閉装置のゼンマイバネのバネ力が付勢されるワイヤーは戸先側吊車に連結して吊戸を引張ることが出来る。本発明の吊戸装置は半自動式であるが、レール台を一体化した上レールである為に傾斜構造とすることは出来ず、その為に自閉装置が必要となる。
【0008】
そして、上記自閉装置に引張られた吊戸が衝撃を伴って閉じないように、エアシリンダーから成る制動装置を備えているが、該制動装置は吊車とほぼ同じ高さとし、少なくとも吊車より高い位置にならないように取付けられる。又全開ストッパーを備え、この全開ストッパーの位置も吊車とほぼ同じ高さと成っている。その為に駆動部の空間は小さくなって、従来の空間に比較して約半分の高さに収まる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は本発明に係る吊戸装置の正面図を示し、同図の1は吊戸、2は間仕切り用パネル、3はスタッド、4は点検カバーを表している。図2(a)、(b)には図1のA−A断面拡大図、及びB−B断面拡大図を示しているように、上レール6はパネル5に敷板7を介在して直接ネジ止めされて取着されている。勿論、同図に示しているような補強材8がある個所にネジ止めされるが、従来の吊戸装置のごときレール台を備えていない。すなわち、上レール6は取着部9を一体化したアルミ製の押出し材が使用されている。
【0010】
アルミ製の押出し材で取着部9を一体化した上レール6は、一定の断面形状である為に傾斜してパネル5に取付けることは出来ず、その為に上レール6は水平に配置されている。しかし半自動であることから手で押し開いた吊戸1が独りでに閉じるようにゼンマイバネを内蔵した自閉装置10を備えている。そして自閉装置10に引張られて閉じる吊戸1が衝撃を伴ってストッパーに当らないようにエアシリンダーから成る制動装置11を有している。
【0011】
図3は吊戸1を吊設している図2の部分拡大図であり、上レール6には吊車13のローラ12が載って転動することで吊戸1は上レール6に沿って開閉する。そして図4は上レール6の取着部9に取付けた自閉装置10と制動装置11を示しているが、自閉装置10は吊戸1を吊設している吊車13とほぼ同じ高さであり、該吊車13より高い位置ではない。又制動装置11は吊車13に取着されている。
【0012】
自閉装置10はゼンマイバネを内蔵してワイヤー14をローラに巻き付けることが出来るが、該ワイヤー14の先端は吊車13に連結していて、該吊車13を戸先側へ引張る力を付勢している。従って、手で押し開かれた吊戸1は自閉装置10により独りでに閉じることが出来る。そして吊車13に取付けられて水平状態にある制動装置11は、そのピストンロット15の先端がマグネット16に当っている為に、吊戸1を開くならば該マグネットに引かれてピストンロット15は引き伸ばされる。
【0013】
ただし、ピストンロット15が完全に伸び切ったならばマグネット16から外れ、吊戸1が閉じる場合には、伸び切ったピストンロット15がマグネット16に当って縮むことで吊戸1の閉鎖速度が抑えられて静かに閉じることが出来る。図4は吊戸1が閉じた状態を示しているが、マグネット16は取着部9に固定した支持具17の支持片18に取付けられている。又支持片18には戸当りゴム19が取着されていて、吊車13が当接して吊戸1は停止する。
【0014】
図5は吊戸1が全開した場合に吊車13に取着した係止バネ20(全開ストッパー)が支持片18に係止している状態である。吊戸1が手で押し開かれるならば、支持片18に取着している戸当りゴム19に吊車13が当接して停止し、同時に係止バネ20が支持片18に係止する。係止バネ20が支持片18に係止することで吊戸1はそのまま停止し、自閉装置10に引かれて閉じることはない。
【0015】
ところで、本発明では上レール6、吊車13、自閉装置10、及び制動装置11等を納めている駆動部を図3に示すように点検カバー4にてカバーしている。この点検カバー4は上レール6の両端に取着した側板21,21に取付けられる。側板21には支持片22を有し、点検カバー4は側板21及び上レール取着部9の上端に載ると共に、側板21に形成した支持片22にL型係止片23が係止して取付けられる。そして点検カバー4は上部からネジ止めされて外れないようになる。
【0016】
以上述べたように、本発明の吊戸装置は取着部を一体化した上レールに吊戸を吊設して開閉可能とし、そしてゼンマイバネを内臓した自閉装置を吊車とほぼ同じ高さに取付け、又制動装置も吊車に取着し、さらに吊車には全開した吊戸が停止するように係止バネを設けたものであって、次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】
本発明の吊戸装置は取着部を一体化したアルミ製の上レールを用いる為に、そのままパネル面に取着して取付け出来る。そして、該上レールは傾斜しないで水平に配置されるが、自閉装置及び制動装置を吊車とほぼ同じ高さに取付けることで吊戸上部の駆動部空間は小さくり、該空間をカバーする点検カバーも小さくなって、外観的に好ましい半自動式吊戸装置となる。
【0018】
そして、上記空間をカバーする点検カバーは、上レールの取着部両端に取付けた側板に載って係止することが出来る為に、外部にネジの頭が露出ことはなく、外観的にも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊戸装置の正面図。
【図2】図1におけるA−A断面拡大図、B−B断面拡大図。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】上レールの取着部に取付けられる自閉装置及び吊車に取付けられる制動装置。
【図5】吊戸が全開して係止バネが係止している場合。
【図6】従来の吊戸装置。
【符号の説明】
1 吊戸
2 間仕切りパネル
3 スタッド
4 点検カバー
5 パネル
6 上レール
7 敷板
8 補強材
9 取着部
10 自閉装置
11 制動装置
12 ローラ
13 吊車
14 ワイヤー
15 ピストンロット
16 マグネット
17 支持具
18 支持片
19 戸当りゴム
20 係止バネ
21 側板
22 支持片
23 係止片

Claims (1)

  1. 間口上部に取着した上レールに吊設されて吊戸を開閉する半自動式吊戸装置において、上レールは取着部を一体化して成形したアルミ製であって水平に取付けられ、手で押し開いた吊戸が引張られて閉じるようにゼンマイバネを内蔵した自閉装置を吊車とほぼ同じ高さに成るように取着部の戸先側に取付け、又吊車にはエアシリンダーから成る制動装置を吊車より高い位置にならないように水平に取付けると共に、ピストンロットの先端が当るマグネットを取着部に取着した支持具の支持片に取付け、さらに吊戸が全開した際に上記支持具の支持片に係止して停止する為の係止バネをほぼ同じ高さとなるように吊車に取着し、そして上レールの両サイド側に固定した両支持具の支持片には戸当りゴムを設け、吊戸が全開した場合及び閉じた場合に吊車が当接して停止可能とし、さらに上記上レールの取着部両端には側板を固定し、この側板に点検カバーを係止すると共に上部をネジ止めしたことを特徴とする半自動式吊戸装置。
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