JP3566946B2 - 多段式駐車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多段式駐車設備に関し、特に、乗員が乗降車する下方駐車領域と、この下方駐車領域の上方に設けられた上方駐車領域とに、それぞれ複数の車両を横並びにして駐車させることができる多段式駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野に属する技術としては、特開平9−203233号公報によって開示されたものが知られている。この公報に記載された従来の多段式駐車設備は、乗員が乗降車する下段駐車領域(下段格納スペース)と、この下段駐車領域の上方に設けられた上段駐車領域(上段格納スペース)とに、それぞれ複数の車両を横並びにして駐車させることができるものである。この多段式駐車設備は、例えば、長方形の四隅に位置するように、所定の設置箇所に立設されて鉛直に延在する複数の支柱と、各支柱に固定されて水平かつ前後又は左右に延在する複数の梁部材とからなる枠体を含む。
【0003】
この枠体に対しては、それぞれ車両を搭載可能であると共に、所定の昇降機構により昇降させられる昇降パレットが等間隔に複数(3体)並設されている。各昇降パレットは、梁部材の近傍まで鉛直方向に上昇可能であり、この位置で各昇降パレットを停止させることにより上段駐車領域が画成される。一方、下段駐車領域は、各支柱の内側、かつ、上段駐車領域の下方に画成される。この下段駐車領域には、車両を搭載可能な下段パレット(横行パレット)が複数(昇降パレットの個数よりも1体少ない数、すなわち、2体)並設されている。各下段パレットは、昇降パレットの並設方向、すなわち、車両の横並び方向にスライド移動自在である。
【0004】
この多段式駐車設備に車両を入出庫させる手順について説明すると、下段駐車領域に車両を入庫させる場合、正面の入出庫口から何れかの下段パレットに対して車両を後進により直接乗り込ませる。下段駐車領域から車両を出庫させる場合は、当該下段パレットから所定の車路等に車両を前進させる。また、上段駐車領域に車両を入庫させる場合、まず、各下段パレットを適宜横行させて、入庫対象となる昇降パレットの下方から退避させる。そして、当該昇降パレットを、上段駐車領域から下段駐車領域まで下降させる。この昇降パレットに車両が乗り入れて乗員が降車したならば、当該昇降パレットを上段駐車領域まで鉛直に上昇させる。上段駐車領域から車両を出庫させる場合、各下段パレットを適宜横行させて、出庫対象となる車両が搭載されている昇降パレットの下方から退避させる。そして、当該昇降パレットを、上段駐車領域から下段駐車領域まで鉛直に下降させる。乗員は、この昇降パレット上の車両に乗り込み、当該昇降パレットから所定の車路等に車両を前進させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような構成を有する従来の多段式駐車設備は、効率よく車両を収容できるものであることから、様々な箇所において適用されている。その一方で、近年では、限られた敷地を有効利用する等の観点から、よりコンパクトで占有空間が縮小化されている多段式駐車設備に対する需要が高まっている。しかしながら、設備全体の占有空間を縮小化するという上で、従来の多段式駐車設備には次のような問題点が存在していた。
【0006】
すなわち、上述したような構成をもった多段式駐車設備に対しては、上段駐車領域を画成するため、すなわち、昇降パレットを昇降自在とし、かつ、所定位置に停止させることができるようにするために、支柱と梁部材とからなる枠体を設けることが必要不可欠である。その一方で、多段式駐車設備の枠体を構成する各支柱や各梁部材は、上下動する昇降パレットの妨げとならず、かつ、下段駐車領域に位置する昇降パレットに対する車両の出入りを遮ることがないように配置されていなければならない。しかしながら、従来の多段式駐車設備では、下段駐車領域における昇降パレットの着床位置は、上段駐車領域における上段停止位置の真下(鉛直下方)に定められていた。このため、従来の多段式駐車設備を設置するに際しては、支柱や梁部材の配置に関して制約が多く、設備全体をコンパクト化することは困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、コンパクトで占有面積が縮小化されており、かつ、レイアウトの自由度が高いと共に、入出庫口に面する車路等を広く確保することができる多段式駐車設備の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の多段式駐車設備は、乗員が乗降車する下段駐車領域と、この下段駐車領域の上方に設けられた上段駐車領域とに、それぞれ複数の車両を横並びにして駐車させることができる多段式駐車設備において、下段駐車領域に複数並設されており、それぞれ車両の横並び方向にスライド移動自在な下段パレットと、下段駐車領域に定められた着床位置と、上段駐車領域に定められた上段停止位置との間を昇降自在な複数の昇降パレットとを備え、複数の昇降パレットのうち、少なくとも何れか1体については、上段停止位置が着床位置よりも入出庫口側に偏移させられていることを特徴とするものである。
【0009】
一般に、多段式駐車設備を設置するに際しては、車両の取り廻しを容易にする観点から、入出庫口(正面側)に面する車路(前面空地)等をできる限り大きく(広く)設定する必要がある。このためには、入出庫口側に立設しており、入庫等の妨げとなり得る支柱をできる限り背面側に寄せて多段式駐車設備をコンパクト化することが求められる。この場合、支柱に固定されている梁部材のうち、正面側と背面側に位置する梁部材同士の間隔も、支柱の間隔に応じて狭まることになる。
【0010】
この場合、下段駐車領域において、下段パレットに比較的全長の大きな車両を搭載させた場合、立設された支柱が妨げとなって、下段パレットを横行させることが困難となり、結果的に、比較的全長の大きな車両を駐車できなくなることがある。また、従来のように、上段駐車領域における昇降パレットの上段停止位置が、下段駐車領域における着床位置の真上(鉛直上方)に定められていると、比較的全長の大きな車両を搭載した昇降パレットを上昇させた場合、昇降パレットに搭載されている車両の前端部や後端部が車両の横並び方向に延在する梁部材に接触してしまい、昇降パレットを上段停止位置まで上昇させることができない場合がある。このように、従来の多段式駐車設備では、下段駐車領域及び上段駐車領域の何れにおいても、比較的全長の大きな車両を駐車できないことがある。
【0011】
これに対して、この多段式駐車設備では、複数の昇降パレットのうち、少なくとも何れか1体については、上段停止位置が着床位置よりも車両が入出庫する側に偏移させられている。すなわち、このように定められた昇降パレットは、下段駐車領域から上段駐車領域まで上昇させられる際に、例えば、多段式駐車設備の背面側等に配置された案内手段等によって案内され、着床位置の真上から車両が入出庫する側に所定距離だけずらされた上段停止位置に達する。これにより、車両の前後方向における支柱間隔を狭めたことにより、正面側と背面側に位置する梁部材同士の間隔が狭められても、上下動する昇降パレットと梁部材とが干渉しないように多段式駐車設備を構成可能となる。これにより、支柱や梁部材を配置する際の自由度が向上し、設備全体のコンパクト化を図ることができると共に、上段駐車領域に比較的全長の長い車両を駐車させることが可能となる。更に、入出庫口(正面側)に面する車路(前面空地)等を広く確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に多段式駐車設備の参考例、及び本発明による多段式駐車設備の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】
図1は、多段式駐車設備の一参考例を示す立面図であり、図2は、図1に示す多段式駐車設備の側面図である。これらの図に示す多段式駐車設備1は、乗員が乗降車する下段駐車領域2と、この下段駐車領域の上方に設けられた上段駐車領域3とに、それぞれ複数(この場合、下段駐車領域2に4台、上段駐車領域3に5台の計9台)の車両Cを横並びにして駐車させることができるものである。この多段式駐車設備1は、所定の設置箇所(地上面)Gに立設された複数の支柱4と、各支柱4の上端部に固定された複数の梁部材5とからなる枠体6を含む。
【0014】
枠体6を構成する支柱4には、入出庫口側(正面側)に位置して鉛直方向に延びる3本の正面支柱4fと、図1において一点鎖線で示されており、下段駐車領域2の背面側に位置する6本のガイド支柱41,42,43,44,45,46とが含まれる。また、枠体6を構成する梁部材5には、下段駐車領域2の正面側と背面側とにそれぞれ1本ずつ設けられており、車両Cの横並び方向に延在する2本の横梁部材5aと、それぞれ車両Cの側方に位置するように横梁部材5aに固定されており、車両Cの前後方向に延在する6本の縦梁部材5bとが含まれる。
【0015】
このように構成された枠体6に対しては、それぞれ車両Cを搭載可能な昇降パレット71,72,73,74,75が等間隔に複数(5体)並設されている。また、各昇降パレット71〜75に対しては、図2に示すように、それぞれ昇降機構8が備えられている。各昇降機構8は、それぞれ各昇降パレット71〜75の四隅に固定された4本のワイヤロープ9と、ガイド支柱41〜46に固定されているウィンチ10とを有する。また、各昇降機構8には、各昇降パレット71〜75の両側に位置する縦梁部材5bにそれぞれ回転自在に支持されているプーリ11a,11b,11cが含まれる。各昇降パレット71〜75の前側に固定された各ワイヤロープ9は、縦梁部材5bの前側に支持されたプーリ11a、後側に支持されたプーリ11b、及び、プーリ11cを介してウィンチ10の巻取軸に巻回されている。各昇降パレット71〜75の後側に固定された各ワイヤロープ9は、プーリ11b、及び、プーリ11cを介してウィンチ10の巻取軸に巻回されている。
【0016】
また、図3に示すように、各ガイド支柱41〜46はH形鋼からなり、各昇降パレット71〜75の背面側のコーナー部には、ガイド支柱41〜46のフランジと係合するガイドブロック7gが固定されている。これにより、各昇降機構8を作動させれば、各昇降パレット71〜75は、ガイド支柱41〜46とガイドブロック7gとに案内されながら、下段駐車領域2と横梁部材5aの所定距離だけ下方に設定された上段停止位置Psとの間で昇降する。そして、上段停止位置Psで各昇降パレット71〜75を停止させることにより上段駐車領域3が画成される。なお、枠体6の対しては、上段停止位置Psに各昇降パレット71〜75を確実に係止するために、図示しない安全機構が配設されている。
【0017】
一方、下段駐車領域2は、各支柱4f,41〜46の内側、かつ、上段駐車領域3の下方に画成される。この下段駐車領域2には、車両Cを搭載可能な下段パレット12が複数、すなわち、昇降パレット71〜75の個数よりも1体少ない数(4体)だけ並設されている。各下段パレット12には、その正面と背面とに2個ずつ車輪12aが設けられており、各車輪12aは、設置箇所Gの上面等に敷設された2本のレール13上を転動する(図2及び4参照)。各レール13は、横梁部材5aと平行に延在する。これにより、図示しない下段パレット駆動機構を作動させれば、各下段パレット12を、各昇降パレット71〜75の並設方向、すなわち、車両Cの横並び方向にスライド移動(横行)させることができる。そして、各下段パレット12を適宜横行させることにより、上段駐車領域3に位置する何れか1体の昇降パレット71〜75に対して、下段駐車領域2における着床位置Plを確保することができる。
【0018】
ここで、下段駐車領域2と上段駐車領域3との間を昇降自在な昇降パレット71〜75を備えた多段式駐車設備1において、下段駐車領域2における各昇降パレット71〜75の着床位置が上段駐車領域3における上段停止位置Psの真下(鉛直下方)に定められていると仮定する。この場合、上段駐車領域3では、基本的に車両Cは静止したままの状態に維持されることから、多段式駐車設備1の両端部に位置する昇降パレット71,72,73,75のように、それぞれの前方に正面支柱4fが位置していても(図1参照)、これらの正面支柱4fが車両Cの出入り、移送等の妨げになることはない。しかしながら、下段駐車領域2では、昇降パレット71〜75に対して車両Cが直接出入りする。従って、多段式駐車設備1の入出庫口側(正面側)では、昇降パレット71〜75と干渉しないように正面支柱4fを配置する必要があるが、これでは、支柱間隔を任意に狭めたり、下段駐車領域2の四隅等に位置する正面支柱4fを内側に寄せて設備全体をコンパクト化したりすることは困難である。
【0019】
この点を踏まえて、この多段式駐車設備1では、各昇降パレット71〜75のうち、正面支柱4fの近傍を昇降する昇降パレット71,72,73,75については、着床位置Plが上段停止位置Psよりも車両Cの横並び方向かつ正面支柱4fから離間する方向に偏移させられている(ずらされている)。
【0020】
すなわち、図4に示すように、昇降パレット71を例にとると、昇降パレット71に対して設けられているガイド支柱41は、その一側(図中右側)下部に、昇降パレット71のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14aを含み、ガイド支柱42は、その他側(図中左側)上部に、昇降パレット71のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14bを含む。斜行ガイド部14aは、板材等によって下部から上部に向けて徐々に先細り(例えば、曲線状)になるよう形成されており、偏心量(昇降パレットの偏移量)に応じた範囲(例えば、下側3分の1程度)でガイド支柱41の図中右側に位置するフランジに固定されている。また、斜行ガイド部14bは、板材等によって上部から下部に向けて徐々に先細り(例えば、曲線状)になるよう形成されており、偏心量に応じた範囲(例えば、上側3分の2程度)でガイド支柱42の図中左側に位置するフランジに固定されている。更に、斜行ガイド部14aの拡幅部(下部)の幅と、斜行ガイド部14bの拡幅部(上部)の幅とは、略同一(例えばd1)に設定されている。
【0021】
これにより、昇降パレット71を下降させるべく昇降機構8(図2参照)を作動させると、上段停止位置Psに位置していた昇降パレット71は、斜行ガイド部14aを含むガイド支柱41、斜行ガイド部14bを含むガイド支柱42、及び、ガイドブロック7gからなる案内手段によって、水平に維持され、かつ、近接する正面支柱4f(図1参照)から車両Cの横並び方向(図1における左側)に離間しながら下降することになる。
【0022】
同様に、昇降パレット72に対して設けられているガイド支柱42は、その一側(図中右側)上部に、昇降パレット72のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14bを含み、ガイド支柱43は、その他側(図中左側)下部に昇降パレット72のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14aを含む。これにより、昇降パレット72を下降させるべく昇降機構8(図2参照)を作動させると、上段停止位置Psに位置していた昇降パレット72は、斜行ガイド部14bを含むガイド支柱42、斜行ガイド部14aを含むガイド支柱43、及び、ガイドブロック7gからなる案内手段によって、水平に維持され、かつ、近接する正面支柱4f(図1参照)から車両Cの横並び方向(図1における右側)に離間しながら下降することになる。
【0023】
なお、図示を省略するが、昇降パレット73に対して設けられているガイド支柱43は、その一側下部に、昇降パレット71のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14aを含み、ガイド支柱44は、その他側上部に、昇降パレット71のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14bを含む。また、昇降パレット75に対して設けられているガイド支柱45は、その一側上部に、昇降パレット72のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14bを含み、ガイド支柱46は、その他側下部に昇降パレット72のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14aを含む。なお、昇降パレット74については、着床位置Plが上段停止位置Psの真下(鉛直下方)に定められている。
【0024】
次に、図5〜7を参照しながら、上述した多段式駐車設備1に車両を入出庫させる手順について説明する。ここでは、図5に示す状態(図1において最も右側に位置する昇降パレット71に車両Cが入庫されていない状態)から、昇降パレット71に車両Cを入庫させる手順、及び、昇降パレット72から車両Cを出庫させる手順について説明する。
【0025】
昇降パレット71に対して車両Cを入庫させるに際しては、先ず、図5に示すように、下段駐車領域2における各下段パレット12を、図中左側に向けて横行させて上段停止位置Psに位置している昇降パレット71の下方から退避させる。また、各下段パレット12を、できる限り図中左側に寄せた状態で停止させる。これにより、下段駐車領域2における昇降パレット71の下方には、着床位置Plが確保される。
【0026】
この状態で、昇降パレット71を下降させるべく昇降機構8(図2参照)を作動させると、上段停止位置Psに位置していた昇降パレット71は、図6に示すように、斜行ガイド部14aを含むガイド支柱41、斜行ガイド部14bを含むガイド支柱42及び、ガイドブロック7g(いずれも、詳細は、図4参照)からなる案内手段によって、水平に、かつ、近接する正面支柱4fから離間するように案内されながら下降し、上段停止位置Psから車両Cの横並び方向(図6における左側)に所定距離d1だけ離間した着床位置Plに達することになる。
【0027】
これにより、昇降パレット71を、その正面に正面支柱4fが位置しない状態で下段駐車領域2に着床させることができる。また、下段駐車領域2に並設された各下段パレット12は、何れも車両Cの横並び方向にスライド移動(横行自在)である。従って、各下段パレット12を、できる限り昇降パレット71から遠ざかるように横行させておくことができる。この結果、昇降パレット71上の車両Cから降車する乗員が通行するスペースや、開放されたドアが隣の車両Cに接触してしまうことを防止するためのスペースといった乗降スペースは、十分に確保される。着床位置Plで停止した昇降パレット71に車両Cが(後進で)乗り入れ、乗員が降車したならば、昇降パレット71を上段停止位置Psまで上昇させると共に、所定のパレット支持機構を作動させて枠体6に対して係止する。これにより、昇降パレット71に対する車両Cの入庫が完了する。
【0028】
一方、昇降パレット72に駐車されている車両Cを出庫させるに際しては、先ず、図7に示すように、昇降パレット72の下方に位置すると共に、車両Cが搭載されている下段パレット12を、図中右側に向けて(昇降パレット71の下方まで)横行させて上段停止位置Psに位置している昇降パレット72の下方から退避させる。また、この下段パレット12を、できる限り図中右側に寄せた状態で停止させると共に、それ以外の各下段パレット12を図中左側に向けて横行させると共にできる限り図中左側に寄せた状態で停止させる。これにより、下段駐車領域2における昇降パレット72の下方には、着床位置Plが確保される。
【0029】
この状態で、昇降パレット72を下降させるべく昇降機構8(図2参照)を作動させると、上段停止位置Psに位置していた昇降パレット72は、図6に示すように、斜行ガイド部14bを含むガイド支柱42、斜行ガイド部14aを含むガイド支柱43及び、ガイドブロック7g(いずれも、詳細は図4参照)からなる案内手段によって、水平に、かつ、近接する正面支柱4fから離間するように案内されながら下降し、上段停止位置Psから車両Cの横並び方向(図7における右側)に所定距離d2だけ離間した着床位置Plに達することになる。
【0030】
これにより、昇降パレット72を、その正面に正面支柱4fが位置しない状態で下段駐車領域2に着床させることができる。また、下段駐車領域2に並設された各下段パレット12は、何れも車両Cの横並び方向にスライド移動(横行自在)である。従って、各下段パレット12を、できる限り昇降パレット72から遠ざかるように横行させておくことができる。この結果、昇降パレット72上の車両Cに対して乗車する乗員が通行するスペースや、開放されたドアが隣の車両Cに接触してしまうことを防止するためのスペースといった乗降スペースは、十分に確保される。乗員は、着床位置Plで停止した昇降パレット72に搭載されている車両Cに乗り込み、所定の車路等に車両Cを前進させる。これにより、昇降パレット72からの車両Cの出庫作業が完了する。
【0031】
なお、下段駐車領域2の各下段パレット12に車両Cを入庫させる場合、正面の入出庫口から何れかの下段パレット12に対して車両を後進により直接乗り込ませる。また、下段駐車領域2の下段パレット12から車両Cを出庫させる場合は、当該下段パレット12から所定の車路等に車両Cを前進させる。
【0032】
上述したように、多段式駐車設備1では、複数の昇降パレット71のうち、昇降パレット71,72,73,75ついては、着床位置Plが上段停止位置Psよりも車両Cの横並び方向に偏移させられている。すなわち、このように定められた昇降パレット71,72,73,75は、上段駐車領域3から下段駐車領域2まで下降させられる際に、多段式駐車設備1の背面側に配置されたガイド支柱41等からなる案内手段によって案内され、上段停止位置Psの真下から車両Cの横並び方向に所定距離だけずらされた着床位置Plに達する。これにより、車両Cの横並び方向における支柱間隔を任意に狭めたり、下段駐車領域2の四隅等に位置する正面支柱4fやガイド支柱41,46を内側に寄せたりしても、下段駐車領域2において昇降パレット71〜75が正面支柱4fと干渉しないように多段式駐車設備1を構成可能となるので、コンパクトで占有面積が縮小化されており、かつ、レイアウトの自由度が高い多段式駐車設備の実現が可能となる。
【0033】
また、下段駐車領域2に並設された各下段パレット12は、何れも車両Cの横並び方向にスライド移動(横行自在)であり、各下段パレット12を適宜横行させることにより乗降スペースを十分に確保することができる。従って、各下段パレット12の幅を従来のものよりも狭く設定することも可能となる。この点も、設備全体をコンパクト化することに寄与する。更に、上述した構成において、各昇降パレット71〜75の並設ピッチを不等間隔に設定するのも、設備全体をコンパクト化する上で有効である。
【0034】
なお、各昇降パレット71〜75を昇降させるための昇降機構8は、昇降パレット71〜75に固定されるワイヤロープを含むものとして説明したがこれに限られるものではなく、一般的なチェーン駆動式の昇降機構を用いることも可能である。ここで、このようなチェーン駆動式の昇降機構を用いる場合、チェーンの屈曲方向と昇降パレット71,72,73,75の斜行方向(すなわち、車両Cの横並び方向)とが一致する場合、図8に示すような一般的なチェーン115を使用することができる。一方、チェーンの屈曲方向と昇降パレット71,72,73,75の斜行方向(すなわち、車両Cの横並び方向)とが一致しない場合、図9に示すような、中途に屈曲方向を変換するためのジョイント15aを有するチェーン15を用いればよい。
【0035】
図10は、多段式駐車設備の他の参考例を示す立面図である。なお、上述した多段式駐車設備1と同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0036】
同図に示す多段式駐車設備1Aは、上述した第1実施形態に係る多段式駐車設備1の下段駐車領域2と上段駐車領域3との間に、中段駐車領域51,52を2段にわたって設けると共に、地上部に位置する下段駐車領域2の下方に地下駐車領域53を設けたものに相当する。中段駐車領域51,52には、それぞれ車両Cを搭載可能であり、車両Cの横並び方向にスライド移動(横行)自在であると共に、所定の昇降機構によって中段駐車領域51,52と下段駐車領域2との間で昇降させられる中段パレット54が複数並設されている。
【0037】
各中段パレット54は、それぞれ横梁部材50等に対して設けられた図示しないガイドレール等に沿ってスライド移動(横行)自在である。また、各中段駐車領域51,52における中段パレット54の数は、昇降パレット71〜75の個数よりも1体少ない数(4体)に設定されている。従って、上段駐車領域3に位置する何れか1体の昇降パレット71〜75を昇降させる際には、各中段パレット54を適宜横行させ、当該昇降パレット71〜75の真下に通過領域を確保すればよい。
【0038】
各中段パレット54の中段駐車領域51(52)における停止位置(中段停止位置)は、例えば、昇降パレット72〜75の上段駐車領域3における上段停止位置Psの真下に定められている。また、各中段パレット54の下段駐車領域2における着床位置は、例えば、昇降パレット72〜75の下段駐車領域2における着床位置Plと同一に定められている。そして、各中段パレット54に対しては、それぞれを中段駐車領域51(52)と、下段駐車領域2との間で鉛直方向に案内する所定のガイド手段(図示せず)が設けられている。
【0039】
すなわち、中段駐車領域51(52)と下段駐車領域2との間で中段パレット54を昇降させる際には、図10に示すように、中段駐車領域51(52)において対象となる中段パレット54を適宜横行させ、ガイド手段と係合させながら昇降機構を作動させる。これにより、各中段パレット54は、中段駐車領域51(52)と下段駐車領域2に定められた着床位置との間を鉛直に上下動する。
【0040】
一方、地下駐車領域53には、下段駐車領域2に定められた地上停止位置と、地下駐車領域53に定められた地下着床位置との間を昇降自在な地下パレット55a,55b,55c,55d,55eが複数(この場合、5体)設けられている。各地下パレット55a〜55eのうち、正面支柱4fの近傍を昇降する地下パレット55a,55b,55c,55eについては、地上停止位置が地下着床位置よりも車両Cの横並び方向かつ正面支柱4fから離間する方向に偏移させられている(ずらされている)。
【0041】
すなわち、ガイド支柱41〜46は、地下駐車領域53まで延設されており、それぞれ、地下パレット55a,55b,55c,55eを車両Cの横並び方向かつ正面支柱4fから離間する方向に案内する斜行ガイド部(図示せず)を含んでいる。なお、各地下パレット55a〜55eの地上停止位置は、例えば、昇降パレット72〜75の下段駐車領域2における着床位置Plと同一に定められる。このような構成を採用した多段式駐車設備1Aは、設備全体の占有面積が縮小化されており、レイアウトの自由度が高く、かつ、多数の車両を収容することが可能である。
【0042】
次に、図1〜図10の参考例を前提として、本発明による多段式駐車設備の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0043】
図11は本発明による多段式駐車設備の実施形態を示す側面図である。なお、上述した多段式駐車設備1と同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0044】
同図に示す多段式駐車設備1Bも、乗員が乗降車する下段駐車領域2と、この下段駐車領域2の上方に設けられた上段駐車領域3とに、それぞれ複数の車両Cを横並びにして駐車させることができるものである。すなわち、下段駐車領域2には、それぞれ車両Clの横並び方向にスライド移動自在な下段パレット12が複数(例えば4体)並設されている。また、この多段式駐車設備1Bにも、下段駐車領域2に定められた着床位置Plと、上段駐車領域3に定められた上段停止位置Psとの間を昇降自在な複数(例えば5体)の昇降パレット7が設けられている。
【0045】
ここで、多段式駐車設備を設置するに際しては、車両Clの取り廻しを容易にする観点から、入出庫口(正面側)に面する車路(前面空地)等をできる限り大きく設定する必要がある。このためには、入出庫口側に立設しており、入庫等の妨げとなり得る支柱(正面支柱4f)をできる限り背面側に寄せて多段式駐車設備をコンパクト化することが求められる。この場合、支柱(正面支柱4f、ガイド支柱41,42)に固定された梁部材のうち、正面側と背面側に位置する梁部材同士の間隔(正面支柱4fに固定された横梁部材5aと、ガイド支柱41,42に固定された横梁部材5aとの間隔)も、支柱の間隔(正面支柱4fとガイド支柱41(42)との間隔)に応じて狭まることになる。
【0046】
この場合、下段駐車領域において、下段パレットに比較的全長の大きな車両Clを搭載させた場合、立設された支柱が妨げとなって、下段パレットを横行させることが困難となり、結果的に、比較的全長の大きな車両Clを駐車できなくなることがある。また、従来のように、上段駐車領域における昇降パレットの上段停止位置が、下段駐車領域における着床位置の真上(鉛直上方)に定められていると、比較的全長の大きな車両Clを搭載した昇降パレットを上昇させた場合、昇降パレットに搭載されている車両Clの前端部や後端部が車両Clの横並び方向に延在する梁部材(図11において点線で示す横梁部材5a等)に接触してしまい、昇降パレットを上段停止位置まで上昇させることができない場合がある。このように、従来の多段式駐車設備では、下段駐車領域及び上段駐車領域の何れにおいても、比較的全長の大きな車両Clを駐車できないことがある。
【0047】
これを踏まえて、図11に示す多段式駐車設備1Bでは、複数の昇降パレット7のうち、少なくとも一体について、上段停止位置Psが着床位置Plよりも入出庫口側(この場合、正面支柱4f側)に偏移させられている。すなわち、この多段式駐車設備1Bは、図1等に示した多段式駐車設備1において、昇降パレット71、72、73、74、75の着床位置Plを上段停止位置Psから車両Cの横並び方向に偏移させる代わりに、例えば、1体の昇降パレット71について、上段停止位置Psを着床位置Plよりも入出庫口側に偏移させたものに相当する。
【0048】
この場合、着床位置Plと上段停止位置Psとを変化させる昇降パレット7に対して設けられるガイド支柱41及び42に対しては、昇降パレット71のガイドブロック7gと係合する斜行ガイド部14cが備えられる。各斜行ガイド部14cは、板材等によって上部から下部に向けて徐々に先細り(例えば、曲線状)になるよう形成されており、ガイド支柱41,42の正面側(図中左側)に位置するフランジに固定されている。
【0049】
このように定められた昇降パレット7は、下段駐車領域2から上段駐車領域3まで上昇させられる際に、多段式駐車設備1の背面側に配置された斜行ガイド部14cを含むガイド支柱41,42によって、水平に、かつ、近接する背面側の横梁部材5aから離間するように案内されながら上昇し、着床位置Plから車両Clが入出庫する側に所定距離d3だけ離間した上段停止位置Psに達する。これにより、車両Clの前後方向における支柱間隔、すなわち、正面支柱4fとガイド支柱41(42)との間隔を狭めたことにより、正面支柱4fに固定された横梁部材5aと、ガイド支柱41,42に固定された横梁部材5aとの間隔が狭められたとしても、上下動する昇降パレット7と梁部材5a(図11において点線で示す背面側の横梁部材5a)とが干渉しないように多段式駐車設備1Bを構成可能となる。これにより、支柱4や梁部材5を配置する際の自由度が向上するので、コンパクトで占有面積が縮小化され、レイアウトの自由度が高い多段式駐車設備の実現が可能になる。更に、入出庫の際必要となる、入出庫口(正面側)に面する車路(前面空地)等を広く確保することができる。また、上段駐車領域3には、比較的全長の長い車両Clを駐車させることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】
本発明による多段式駐車設備は、以上説明したように構成されているため、次のような効果を得る。すなわち、複数の昇降パレットのうち、少なくとも何れか1体について、上段停止位置を着床位置よりも入出庫口側に偏移させることにより、コンパクトで占有面積が縮小化され、レイアウトの自由度が高い多段式駐車設備の実現が可能になると共に、入出庫口(正面側)に面する車路(前面空地)等を広く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多段式駐車装置の参考例を示す立面図である。
【図2】図1に示す多段式駐車装置の側面図である。
【図3】図1及び2に示す多段式駐車設備に含まれる昇降パレット及びガイド支柱を示す拡大図である。
【図4】図1及び2に示す多段式駐車設備の背面を示す部分拡大図である。
【図5】図1〜4に示す多段式駐車設備の動作を説明するための模式図である。
【図6】図1〜4に示す多段式駐車設備の動作を説明するための模式図である。
【図7】図1〜4に示す多段式駐車設備の動作を説明するための模式図である。
【図8】昇降機構に用いることができるチェーンを示す平面図である。
【図9】昇降機構に用いることができるチェーンを示す平面図である。
【図10】多段式駐車設備の他の参考例を示す立面図である。
【図11】本発明による多段式駐車設備の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B…多段式駐車設備、2…下段駐車領域、3…上段駐車領域、4…支柱、4f…正面支柱、41、42、43、44、45、46…ガイド支柱、5…梁部材、5a、50…横梁部材、5b…縦梁部材、6…枠体、7、71、72、73、74、75…昇降パレット、7g…ガイドブロック、8…昇降機構、9…ワイヤロープ、10…ウィンチ、11a,11b,11c…プーリ、12…下段パレット、12a…車輪、13…レール、14a、14b、14c…斜行ガイド部、51、52…中段駐車領域、53…地下駐車領域、54…中段パレット、55a、55b、55c、55d、55e…地下パレット、C、Cl…車両、Pl…着床位置、Ps…上段停止位置。

Claims (1)

  1. 乗員が乗降車する下段駐車領域と、この下段駐車領域の上方に設けられた上段駐車領域とに、それぞれ複数の車両を横並びにして駐車させることができる多段式駐車設備において、
    前記下段駐車領域に複数並設されており、それぞれ前記車両の横並び方向にスライド移動自在な下段パレットと、
    前記下段駐車領域に定められた着床位置と、前記上段駐車領域に定められた上段停止位置との間を昇降自在な複数の昇降パレットとを備え、
    前記複数の昇降パレットのうち、少なくとも何れか1体については、前記上段停止位置が前記着床位置よりも入出庫口側に偏移させられていることを特徴とする多段式駐車設備。
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