JP3566811B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置及びその製造方法に係り、詳しくはLDD構造のMOSトランジスタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体基板上にLDD構造のMOSトランジスタを形成する方法としては、特開平8−116055号公報および特開平8−148585号公報に開示された方法が知られている。その方法を図6および図7を参照して説明する。まず、図6(a)に示すように、半導体基板11の表面に酸化膜12および窒化膜13を形成し、窒化膜13上には、半導体基板11の素子能動領域に対応してレジストパターン14をホトリソ技術により形成する。つぎに、レジストパターン14をマスクにして窒化膜13をパターニングすることにより、図6(b)に示すように、半導体基板11の素子能動領域を覆う窒化膜パターン13aを形成する。その後、レジストパターン14を除去した後、窒化膜パターン13aをマスクにしてパイロジェニック酸化法等を用いて基板表面の酸化を行うことにより、基板11の素子分離領域に膜厚数千Åの素子分離酸化膜15を形成する。
【0003】
次に、窒化膜パターン13aを除去した後、ゲート酸化膜用酸化膜および導電膜を形成し、それらをホトリソ技術でパターニングすることにより、図6(c)に示すように、基板11のゲート電極形成位置にゲート酸化膜16およびゲート電極17を形成する。その後、ゲート電極17をマスクとしてイオン注入18を行うことにより、ゲート電極17両側の基板素子能動領域に低濃度不純物注入層19を形成する。その後、絶縁膜被覆とエッチバックにより図7(a)に示すようにゲート電極17の側壁にゲート電極側壁スペーサ20を形成する。そして、そのゲート電極側壁スペーサ20およびゲート電極17をマスクとしてイオン注入21を行うことにより、ゲート電極側壁スペーサ20より外側の基板素子能動領域に高濃度不純物注入層22を形成する。その後、アニールを行って、不純物注入層19,22の不純物を活性化させることにより、図7(b)に示すように、ゲート電極17両側の基板素子能動領域に低濃度不純物拡散領域19aおよび高濃度不純物拡散領域22aを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のLDD構造MOSトランジスタの製造方法では、アニール時の高濃度不純物の熱拡散により高濃度不純物拡散領域22aがゲート電極17直下まで入り込んで形成されることがあるという問題点があった。特に、LOCOS法で形成される素子分離酸化膜15のバーズビーク直下に発生する図7(b)に示す結晶欠陥部位23を高濃度不純物拡散領域22aで囲んで電流リークを防止するために、図7(a)の高濃度イオン注入21として斜めイオン注入を実施した場合には、上記の状態が顕著に現れるようになる。そして、この状態が特にドレイン側で発生すると、寄生容量の増加、ドレインコンダクタンスの上昇に起因する素子特性の劣化をもたらすという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、半導体基板の表面所定位置にゲート酸化膜およびゲート電極が形成され、このゲート電極両側の前記半導体基板表面内には、前記ゲート電極から外方に向けて低濃度不純物拡散領域、中濃度不純物拡散領域、高濃度不純物拡散領域が順に形成されたことを特徴とする半導体装置とする。
【0006】
また、本発明は次のような半導体装置の製造方法とする。まず、半導体基板のゲート電極形成位置に開口部を有し、かつゲート電極形成位置からソース/ドレイン形成領域中央部にかけて膜厚を薄くした耐酸化性膜で半導体基板の表面を覆う。次に、耐酸化性膜をマスクとして酸化を行うことにより、前記半導体基板の表面ゲート電極形成位置およびその両側の部分にマスク用の酸化膜を形成する。その後、耐酸化性膜を除去した後、前記酸化膜をマスクとして前記半導体基板の表面内に高濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う。その後、酸化膜を除去し、前記半導体基板のゲート電極形成位置にゲート酸化膜およびゲート電極を形成した後、このゲート電極をマスクにして前記半導体基板の表面内に低濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う。その後、前記ゲート電極の側壁にゲート電極側壁スペーサを形成し、このゲート電極側壁スペーサと前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板の表面内に中濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による半導体装置及びその製造方法の実施の形態を詳細に説明する。図1ないし図4は本発明の実施の形態を製造工程順に示す断面図であり、P型シリコン基板上にLDD構造のNMOSトランジスタを製造する場合である。
【0008】
この実施の形態では、まず、図1(a)に示すように、P型シリコン基板31の表面にパッド酸化膜としての酸化シリコン膜32をドライ酸化もしくは水素を燃焼させ水を生成させて酸化させるパイロジェニック法にて200Åの膜厚に形成する。次に、酸化シリコン膜32上に耐酸化性膜として窒化シリコン膜33を低圧化学的気相成長法にて2000Åの膜厚に形成する。さらに、その上にフォトリソグラフィ技術を用いてレジストパターン34を形成する。そして、このレジストパターン34をマスクとしてCF+Oガスを用いたケミカルドライエッチングで窒化シリコン膜33をパターニングすることにより、基板31の素子能動領域を覆い、かつゲート電極形成位置には開口部35を有する窒化シリコン膜パターン33aを形成する。このとき、ゲート電極形成位置の開口部35の幅は、形成すべきゲート電極の幅以下で、かつレジストパターン34を形成する際に使用する露光装置の限界解像力の範囲において設定するものとする。たとえば、露光波長λ=436nm、NA=0.55による限界解像力0.50μmを有する露光装置を用い、ゲート電極のパターニング幅=0.80μmである場合、開口部35の幅は0.55μmとする。
【0009】
次に、レジストパターン34を酸素アッシングあるいは硫酸+過酸化水素水の混合薬液で除去する。その後、図1(b)に示すように、基板31の素子能動領域中心部からソース/ドレイン形成領域中央部程度まで開口部36を有するレジストパターン37を窒化シリコン膜パターン33aおよび酸化シリコン膜32上に形成する。そして、このレジストパターン37をマスクとしてCF+Oガスを用いたケミカルドライエッチングで窒化シリコン膜パターン33aをエッチングすることにより、基板31の素子能動領域中心部(ゲート電極形成位置)からソース/ドレイン形成領域中央部程度までの窒化シリコン膜パターン33aの膜厚を元の膜厚の1/2〜1/4程度とする。ここでは、元の膜厚2000Åに対して1000Å〜1500Åエッチングし、残りを500Å〜1000Åとした。その後、レジストパターン37を除去する。
【0010】
しかる後、窒化シリコン膜パターン33aをマスクとしてパイロジェニック法で基板表面の酸化を行うことにより、図2(a)に示すように、基板31の素子分離領域部分に5000Åの厚い素子分離酸化膜38を形成し、同時に、窒化シリコン膜パターン33aの開口部35に対応するゲート電極形成位置の基板表面部にその両側に広がってマスク用の比較的厚い酸化膜39(以下この酸化膜をフィールド酸化膜という)を形成する。このとき、フィールド酸化膜39は、窒化シリコン膜パターン33aの開口部35に対応するゲート電極形成位置を最大膜厚(1500Å)としてその両側に次第になだらかに薄くなるように形成される。しかし、図1(b)に示した窒化シリコン膜パターン33aの薄膜化において、残りの膜厚が元の膜厚の1/2を越えるようにした場合は、開口部35部分とその両側の部分においてフィールド酸化膜39の膜厚に段差がつき、このフィールド酸化膜39を除去した際に基板31表面に段差がついてしまい、後のゲート電極形成を困難にする。一方、残りの膜厚が元の膜厚の1/4未満になるようにした場合は、開口部35においてフィールド酸化膜39の膜厚が厚くなり過ぎ、フィールド酸化膜39の幅も広すぎる状態となる。また、開口部35の幅はゲート電極幅より小さくしたが、この幅を大きくすればやはり開口部35部分のフィールド酸化膜39の厚さが厚くなりすぎ、フィールド酸化膜39の幅も広すぎる状態となる。したがって、窒化シリコン膜パターン33aの開口部35の幅はゲート電極幅より小さく、かつ窒化シリコン膜パターン33aの薄膜化部分の膜厚は元の膜厚の1/2〜1/4が望ましいが、フィールド酸化膜39の厚さのプロファイルを考慮してそれらを適宜変更することは可能である。
【0011】
次に、窒化シリコン膜パターン33aを設定温度170℃のHPO(一般的にはホット燐酸と称される)で、あるいはドライエッチング技術によりエッチング除去する。その後、図2(b)に示すように、フィールド酸化膜39をマスクとして高濃度不純物イオン注入40を行うことにより、基板31の素子能動領域にゲート電極形成位置から充分離して高濃度不純物注入層41を形成する。この際、イオン注入40としては、具体的にはAs(砒素)を加速電圧=150keV、ドーズ量=2×10exp16(/cm)の条件で注入する。注入には斜めイオン注入を用い、角度(垂直方向との角度)は5度以上45度以内とする。このとき、注入角度が5度未満であると、素子分離酸化膜38がバリアとなって、この素子分離酸化膜38のバーズビーク直下に生じた結晶欠陥領域の部分にまで高濃度不純物イオンが侵入することができない。一方、注入角度が45度を越えると、前記結晶欠陥領域まで高濃度不純物イオンが到達するのに基板内の長い侵入距離が必要になるため、これまた適切ではない。これらから、注入角度は5度以上45度以内とする。なおAs場合、加速電圧およびドーズ量の範囲は上記の±20%で調整可能である。また、注入するイオンとしては、NMOSトランジスタであればAsの代わりにP(燐)でもよい。PMOSトランジスタであれば、B(ボロン)を用いる。
【0012】
次に、図3(a)に示すように、素子分離酸化膜38を覆ってレジストパターン42を形成する。そして、そのレジストパターン42で素子分離酸化膜38を保護した状態で、素子能動領域のフィールド酸化膜39および酸化シリコン膜32をバッファード弗酸でエッチング除去し、素子能動領域表面を露出させる。その後、ドライ酸化、パイロジェニック酸化、塩酸酸化法等のいずれかの酸化方法を用いてゲート酸化膜用酸化膜を150Å厚に形成し、続いてゲート電極用導電膜としてポリシリコン膜を2000Å形成した後、これらをフォトリソグラフィー技術と異方性ドライエッチングを用いてパターニングすることにより、図3(b)に示すように、基板31のゲート電極形成位置にゲート酸化膜43およびゲート電極44を形成する。このとき、図2(b)で形成した高濃度不純物注入層41の高濃度不純物はゲート酸化の熱処理で活性化され且つ基板31の深層部まで拡散され、ゲート電極44から充分離れた基板31の素子能動領域部分にN++の高濃度不純物拡散領域41aを形成する。その後、ゲート電極44をマスクにして低濃度不純物イオン注入45を行うことにより、ゲート電極44の両側の基板素子能動領域表面内に低濃度不純物注入層46を形成する。このとき、低濃度不純物イオン注入45としては、P(燐)を加速電圧=50keV、ドーズ量=2.0×10exp13(/cm)の条件で注入する。なお、加速電圧およびドーズ量の範囲は上記の数値の±20%で調整可能である。また、注入するイオンとしては、NMOSトランジスタであればPの代わりにAs(砒素)でもよい。PMOSトランジスタであれば、B(ボロン)を用いる。
【0013】
次に、酸化膜あるいは窒化膜からなる絶縁膜、具体的には2500Å厚の酸化膜を全面に被覆形成した後、この酸化膜をエッチバックすることにより、図4(a)に示すように、ゲート電極44の側壁にゲート電極側壁スペーサ47を形成する。その後、このゲート電極側壁スペーサ47およびゲート電極44をマスクにして中濃度不純物イオン注入48を行うことにより、ゲート電極側壁スペーサ47外側の基板素子能動領域表面内に中濃度不純物注入層49を形成する。このとき、中濃度不純物イオン注入48としては、As(砒素)を加速電圧=40keV、ドーズ量=5×10exp15(/cm)の条件で注入する。なお、加速電圧およびドーズ量の範囲は上記の数値の±20%で調整可能である。また、注入するイオンとしては、NMOSトランジスタであればAsの代わりにP(燐)でもよい。PMOSトランジスタであれば、B(ボロン)を用いる。しかる後、900℃、N/O雰囲気で15分の熱処理を実施する。この熱処理により低濃度不純物注入層46の低濃度不純物および中濃度不純物注入層49の中濃度不純物は活性化され、図4(b)に示すようにNの低濃度不純物拡散領域46aおよびNの中濃度不純物拡散領域49aが基板31の素子能動領域に形成される。
【0014】
図5は上記のようにして製造されたNMOSトランジスタのゲート電極および不純物拡散領域部分を拡大して示す断面図である。このトランジスタでは、ゲート電極44両側の基板素子能動領域内に、ゲート電極44から外方に向けて低濃度不純物拡散領域46a、中濃度不純物拡散領域49a、高濃度不純物拡散領域41aが順に形成され、高濃度不純物拡散領域41aは素子分離酸化膜38のバーズビーク直下に発生する結晶欠陥領域部分を包囲している。また、低濃度不純物拡散領域46aは、フィールド酸化膜39を形成しこれを除去した関係上、元のシリコン基板31の表面より0.03〜0.10μmほど低く段差のある領域に存在している。
【0015】
これら不純物拡散領域46a,49a,41aについてより詳細に説明すると、低濃度不純物拡散領域46aはゲート電極44をマスクとして、P(燐)を加速電圧=50keV、ドーズ量=2.0×10exp13(/cm)の条件でイオン注入して形成したので、ゲート電極44に隣接して形成され、幅は0.05〜0.20μmで、0.02〜0.20μmの深さを有している。不純物濃度は1×1019〜9×1019原子/cmである。この低濃度不純物拡散領域46aの上部でゲート酸化膜43と接触している部分はゲート酸化膜43の端部であり、本来のシリコン基板31表面より0.03〜0.10μmほど低い。
【0016】
中濃度不純物拡散領域49aはゲート電極44およびゲート電極側壁スペーサ47をマスクにして、As(砒素)を加速電圧=40keV、ドーズ量=5×10exp15(/cm)の条件でイオン注入して形成したので、ゲート電極側壁スペーサ47の外側部分に形成されており、幅は0.05〜0.20μmで、0.035〜0.30μmの深さを有している。不純物濃度は1×1020〜4×1020原子/cmである。この中濃度不純物拡散領域49aの上部でゲート電極側壁スペーサ47と接触している部分は、本来のシリコン基板31表面より0.03〜0.10μmほど低い傾斜している領域である。
【0017】
高濃度不純物拡散領域41aはフィールド酸化膜39をマスクとしてAs(砒素)を加速電圧=150keV、ドーズ量=2×10exp16(/cm)の条件で注入して形成したので、ゲート電極44からは勿論のこと、ゲート電極側壁スペーサ47からも0.5μm以上離れて形成されている。深さは0.05〜0.50μmであり、不純物濃度は5×1020〜2×1021原子/cmある。
【0018】
そして、以上のようなMOSトランジスタによれば、その不純物拡散領域がゲート電極44から外向に向けて低濃度、中濃度、高濃度に区分されて形成され、高濃度不純物拡散領域41aはゲート電極44からは勿論のこと、ゲート電極側壁スペーサ47からも離間して形成されているので、アニール活性化処理による横方向拡散によっても、高濃度不純物拡散領域41aがゲート電極44直下に位置することはない。したがって、寄生容量の増加、ドレインコンダクタンスの増加を防止することができ、素子特性の向上を図ることができる。
【0019】
また、上記のような製造方法によれば、ゲート電極形成位置を中心として犠牲フィールド酸化膜39を形成し、これをマスクとして高濃度不純物拡散領域41aのイオン注入40を行うようにしたため、高濃度不純物拡散領域41aの位置をゲート電極44またはゲート電極側壁スペーサ47とは関係なしに設定することができる。さらには、中央部に開口部35を持ち膜厚段差を有する窒化シリコン膜パターン33aをマスクとして犠牲フィールド酸化膜39を形成するので、窒化シリコン膜パターン33aによってフィールド酸化膜39の膜厚プロファイルを調整することができ、延いては高濃度不純物拡散領域41aの位置を任意に設定することができる。
【0020】
【発明の効果】
このように本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、高濃度不純物拡散領域がゲート電極直下に位置することを防止して素子特性の向上を図ることができるとともに、高濃度不純物拡散領域の位置をゲート電極またはゲート電極側壁スペーサと関係なしに設定することができ、しかも高濃度不純物拡散領域の位置を任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置及びその製造方法の実施の形態を示す製造工程断面図。
【図2】同実施の形態を示し、図1に続く工程を示す製造工程断面図。
【図3】同実施の形態を示し、図2に続く工程を示す製造工程断面図。
【図4】同実施の形態を示し、図3に続く工程を示す製造工程断面図。
【図5】上記実施の形態で製造されたMOSトランジスタの要部を拡大して示す断面図。
【図6】従来のLDD構造MOSトランジスタの製造方法を示す断面図
【図7】同従来の製造方法を示し、図6に続く工程を示す断面図。
【符号の説明】
31 シリコン基板
33a 窒化シリコン膜パターン
35 開口部
39 フィールド酸化膜
40 高濃度不純物イオン注入
41 高濃度不純物注入層
41a 高濃度不純物拡散領域
43 ゲート酸化膜
44 ゲート電極
45 低濃度不純物イオン注入
46 低濃度不純物注入層
46a 低濃度不純物拡散領域
47 ゲート電極側壁スペーサ
48 中濃度不純物イオン注入
49 中濃度不純物注入層
49a 中濃度不純物拡散領域

Claims (3)

  1. 半導体基板のゲート電極形成位置に開口部を有し、かつゲート電極形成位置からソース/ドレイン形成領域中央部にかけて膜厚を薄くした耐酸化性膜で半導体基板の表面を覆う工程と、
    前記耐酸化性膜をマスクとして酸化を行うことにより、前記半導体基板の表面ゲート電極形成位置およびその両側の部分にマスク用の酸化膜を形成する工程と、
    前記耐酸化性膜を除去した後、前記酸化膜をマスクとして前記半導体基板の表面内に高濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う工程と、
    前記酸化膜を除去し、前記半導体基板のゲート電極形成位置にゲート酸化膜およびゲート電極を形成した後、このゲート電極をマスクとして前記半導体基板の表面内に低濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う工程と、
    その後、前記ゲート電極の側壁にゲート電極側壁スペーサを形成し、このゲート電極側壁スペーサと前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板の表面内に中濃度不純物拡散領域形成用のイオン注入を行う工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、耐酸化性膜の膜厚を薄くした部分の厚さは、耐酸化性膜の元の厚さの1/2〜1/4であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、耐酸化性膜の開口部の幅はゲート電極の幅より小さいことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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