JP3566421B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は感光材料処理装置に係り、感光材料を処理する処理槽と、この処理槽へ補充液を補充する補充タンクを備えたプリンタプロセッサ等の感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印画紙や写真フィルムを現像処理する感光材料処理装置は、現像槽、定着槽、水洗槽等の複数の処理槽を備えていると共に、これらの処理槽に補充する処理液を貯留した補充槽を備えている。
【0003】
従来、補充槽への処理液の補給は、各補充槽毎に処理液の下限を管理して行っていた。つまり、補充槽の下限に液面が到達すると、処理液を補給するシステムとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法では、各補充槽への補給タイミングが一致しないため、各補充槽毎に対応しなければならず、時間のロスが多く、操作性も良くない。そのため、各補充槽へ同じタイミングで補給を行う一括補給が考えられている。これは、各補充槽に必要とされる補給用の処理剤を1キットにまとめ、そのキットを装置に装填すると、各補充槽へ各々の処理剤が同時に投入されるようになっているものである。こうすることで、違う補充槽へ処理剤を投入する等の投入ミスをも防げて補給の効率、信頼性が向上する。なお、処理剤は、液体であっても良く、粉や錠剤等の固体であっても良い。処理剤が粉や錠剤等の固体である場合には、補充槽内に希釈水を入れて液化すれば良い。
【0005】
但し、この一括補給を可能とするには、各補充槽への処理剤の補給タイミングを合わせる事が必要となる。そうしなければ、ある槽では処理剤が溢れ出て、ある槽では既にずっと以前に空になっていたなどという事態が起こる。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、補給用キットによる一括補給を可能とすることができる感光材料処理装置を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の感光材料処理装置は、感光材料を処理するための処理槽と、処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、貯留槽から処理槽へ補充液を繰り返し流出させる流出手段と、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置から流出手段が1回に流出させる補充液の所定量を決める制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
次に、請求項1に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
処理槽は、貯留した処理液により感光材料の所定の処理を行う。感光材料の処理により処理槽の処理液が劣化するため、流出手段は感光材料の処理に応じて貯留槽から処理槽へ所定量の補充液を繰り返し流出させる。
【0009】
処理槽へ補充液が流出して液面位置が下限位置に至り、貯留槽に補充液が補給されると、制御手段は補給直後の液面位置を基準として流出手段が流出させる補充液の所定量を決めるので、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置が補給毎に異なっていたとしても、貯留槽に補充液の補給が必要となる下限の液面位置を毎回一定に保つことができる。したがって、補充槽が複数ある場合に、複数の補充槽の補給タイングを全て一致させることが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の感光材料処理装置は、感光材料を処理するための処理槽と、処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、貯留槽から処理槽へ補充液を繰り返し流出させる流出手段と、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置から流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決める制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
次に、請求項2に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
処理槽は、貯留した処理液により感光材料の所定の処理を行う。感光材料の処理により処理槽の処理液が劣化するため、流出手段は感光材料の処理に応じて貯留槽から処理槽へ所定量の補充液を繰り返し流出させる。
【0012】
処理槽へ補充液が流出して液面位置が下限位置に至り、貯留槽に補充液が補給されると、制御手段は補給直後の液面位置を基準として流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決めるので、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置が補給毎に異なっていたとしても、貯留槽に補充液の補給が必要となる下限の液面位置を毎回一定に保つことができる。したがって、補充槽が複数ある場合に、複数の補充槽の補給タイングを全て一致させることが可能となる。
【0013】
請求項3に記載の感光材料処理装置は、感光材料を処理するための処理槽と、処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、貯留槽から所定量の補充液を繰り返し流出させる流出手段と、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段が流出させる補充液の所定量を決める制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
次に、請求項3に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
処理槽は、貯留した処理液により感光材料の所定の処理を行う。感光材料の処理により処理槽の処理液が劣化するため、流出手段は感光材料の処理に応じて貯留槽から処理槽へ所定量の補充液を繰り返し流出させる。
【0015】
処理槽へ補充液が流出して液面位置が下限位置に至り、貯留槽に補充液が補給されると、制御手段は補給直後の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段が流出させる補充液の所定量を決めるので、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置が補給毎に異なっていたとしても、次の補給時の液面位置を前回の補給時の液面位置に一致させることができ、これにより下限の液面位置を毎回一定に保つことができる。したがって、補充槽が複数ある場合に、複数の補充槽の補給タイングを全て一致させることが可能となる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の感光材料処理装置において、前記制御手段は、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差に応じて前記所定量を決めることを特徴としている。
【0017】
次に、請求項4に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
請求項4に記載の感光材料処理装置では、制御手段は、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差を演算し、処理槽へ供給する補充液の所定量を決める。
【0018】
請求項5に記載の感光材料処理装置は、感光材料を処理するための処理槽と、処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、貯留槽から処理槽へ繰り返し補充液を流出させる流出手段と、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決める制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】
次に、請求項5に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
処理槽は、貯留した処理液により感光材料の所定の処理を行う。感光材料の処理により処理槽の処理液が劣化するため、流出手段は感光材料の処理に応じて貯留槽から処理槽へ所定量の補充液を繰り返し流出させる。
【0020】
処理槽へ補充液が流出して液面位置が下限位置に至り、貯留槽に補充液が補給されると、制御手段は補給直後の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決めるので、貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置が補給毎に異なっていたとしても、次の補給時の液面位置を前回の補給時の液面位置に一致させることができ、これにより下限の液面位置を毎回一定に保つことができる。したがって、補充槽が複数ある場合に、複数の補充槽の補給タイングを全て一致させることが可能となる。
【0021】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の感光材料処理装置において、前記制御手段は補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差に応じて前記流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決めることを特徴としている。
【0022】
次に、請求項6に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
請求項6に記載の感光材料処理装置では、制御手段は、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差を演算し、流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決める。
【0023】
また、請求項7に記載の発明は、請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の感光材料処理装置において、前記検出手段は、少なくとも液面の下限位置と上限位置との2ヵ所に対応して設けられていることを特徴としている。
【0024】
次に、請求項7に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。
請求項7に記載の感光材料処理装置では、一方の検出手段が液面の下限位置を検出し、他方の検出手段が液面の上限位置を検出する。なお、下限位置及び上限位置は液面の真の下限、上限だけでなく、その近傍を含めて機器で下限、上限ときめられた場所である。さらに、この位置以外のところの液面位置を検出する検出手段を設けても良い。これにより、測定可能な液面位置の範囲は狭くても精密な測定を行うことのできる高精度の検出手段を用いることが可能となり、補充精度を向上することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1には本発明の第1の実施形態に係る感光材料処理装置としてのプリンタプロセッサ10の概略が示されており、図2にはプリンタプロセッサ10の斜視図が示されている。
【0026】
図1に示すように、このプリンタプロセッサ10のプリンタ部を構成する写真焼付部12は、感光材料としての印画紙Pが収納されたペーパマガジン14を装填できるような構造となっている。
【0027】
このペーパマガジン14の図1上、左上側には、印画紙Pの先端部付近が巻き掛けられる駆動ローラ16が回転自在に支持されており、写真焼付部12内の図示しないモータの駆動力をこの駆動ローラ16が受けて回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置には、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置されている。この為、駆動ローラ16がこれらニップローラ18との間で印画紙Pを挟持して、印画紙Pを写真焼付部12内へ送り出すことになる。
【0028】
他方、写真焼付部12内には、上下一対の刃からなると共にモータ20によりこの刃が移動されるカッタ22が設置されており、ペーパマガジン14から出て来た印画紙Pをこのカッタ22が即座に切断することになる。
【0029】
図1上、カッタ22に対して右側である印画紙Pの搬送方向下流側には、上面が水平方向(図1上、左右方向)に沿うように形成された支持台46が配置されている。この支持台46とカッタ22との間には、無端ベルト44が巻き掛けられる巻掛ローラ52が水平方向(図1上、紙面に対して直交する方向)に配置されている。また、この巻掛ローラ52の上側には、巻掛ローラ52との間で無端ベルト44を挟持するニップローラ54が配置されている。
【0030】
この支持台46に対して印画紙Pの搬送方向下流側には、無端ベルト44が巻き掛けられる案内ローラ56が位置している。この案内ローラ56に隣接した位置には、下面側が巻掛ローラ52上面側とほぼ同一の高さとなるような押さえローラ58が配置されており、この押さえローラ58が無端ベルト44の外周を押圧している。
【0031】
すなわち、図1に示すように、この部分の無端ベルト44をS字状としている。さらに、無端ベルト44は、案内ローラ56の下側でテンションローラ62へ巻き掛けられて、逆三角形の移動軌跡が形成されている。そして、案内ローラ56は、図示しないモータの駆動力によって駆動回転され、無端ベルト44を図1上、時計回転方向に回転させる。
【0032】
一方、無端ベルト44にはその全域に亘って多数の小孔(図示せず)が形成されており、この無端ベルト44の一部が載置される支持台46の上面には、無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示せず)が形成されている。さらに、この支持台46の内部は空洞状に形成されており、無端ベルト44の幅方向両端に対応して形成された一対の連通ダクト66(図上、一方のみ示す)がこの支持台46に接続されている。これらの連通ダクト66は、支持台46の下側を通過する無端ベルト44の部分を迂回して無端ベルト44の下方へと至り、吸引ファン68が設けられたファンボックス70へと接続されている。
【0033】
他方、図1に示される如く、支持台46上を移動する無端ベルト44の上部には、イーゼル装置64が設けられており、縁有画像を印画紙P上に焼付露光する場合に、このイーゼル装置64内の図示しない可動片で印画紙Pの周囲を覆うようになっている。
【0034】
また、プリンタプロセッサ10の外枠を構成するケーシング10A外であってイーゼル装置64の直上の位置には、光を拡散する拡散ボックス28が配置されており、その右隣に、それぞれ光路への挿入フィルタ量を変え得るよう移動可能なC、M、Yの3組のフィルタから構成されるCCフィルタ24が配置されている。従って、このCCフィルタ24に隣合って位置する光源26から照射された光線がCCフィルタ24を通過した後、拡散ボックス28により拡散されつつ屈曲されて、直下に送られることになる。そして、このケーシング10Aの上面に載置されているネガキャリア30上のネガフィルムNをこの光線が透過する。
【0035】
さらに、写真焼付部12内に設置されたガイドレール32に、支持板34が水平方向(図1上、紙面に対して直交する方向)に移動可能に支持されており、前記光線の光軸線S上にそれぞれ配置されるようにプリズム36及びズームレンズ38がこの支持板34に取り付けられている。
【0036】
従って、ネガフィルムNを透過して露光光線となった光線は、プリズム36を通過した後、さらに拡大倍率を変更可能なズームレンズ38を通過してイーゼル装置64の下に位置する印画紙P上に、ネガフィルムNの画像を結像させる。
【0037】
また、写真焼付部12内には、ネガフィルムNの濃度を測定する例えば色フィルタとCCD等の光センサにより構成される濃度測定器40が配置されており、プリズム36により水平方向に屈曲された光線がこの濃度測定器40に送られるようになっている。この濃度測定器40は、図示しないコントローラに接続されており、濃度測定器40によって測定されたデータ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づいて、焼付露光時の露光補正値が設定される。
【0038】
さらに、ズームレンズ38とイーゼル装置64の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼付露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0039】
以上のような構造に写真焼付部12がなっている為、ペーパマガジン14から送り出された印画紙Pは、カッタ22で所望長さに切断された後に、無端ベルト44に乗せられて露光光線の光軸線S上の位置である画像焼付位置へと搬送される。そして、光源26側からの露光光線がプリズム36及びズームレンズ38等を介して印画紙Pに到達し、ブラックシャッタ41が所定時間開くことにより、ネガフィルムNに記録された画像が印画紙P上に焼付露光され、この画像が焼き付けられた部分が画像部分となる。
【0040】
この際、支持台46内の空気は、連通ダクト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが矢印Aで示すように、無端ベルト44へ吸引される。この為、印画紙Pが単に無端ベルト44に乗せられるだけでなく、無端ベルト44側に吸引されるので、印画紙Pが、確実に無端ベルト44により搬送されると共に、画像焼付位置上で水平状態に配置されることになる。
【0041】
さらに、画像の焼付露光が終了した印画紙Pは、案内ローラ56と押さえローラ58との間に挟持されて、その搬送方向が水平方向から垂直方向へと変更されて垂直方向に送り出される。この後、印画紙Pの搬送経路を表す経路Kで示されるように、印画紙Pは、複数対のローラによって構成される搬送路60を介して、現像、漂白定着、水洗及び乾燥の各処理を行うプロセッサ部72へ搬送される。以上でネガフィルムNの画像1コマ分の焼付露光処理が終了する。これを繰り返すことにより、焼付露光処理された印画紙Pが1枚づつ順次プロセッサ部72に搬送される。
【0042】
このプロセッサ部72の内の処理槽としての現像槽74には現像液が溜められていて、印画紙Pをこの現像液に浸して現像処理を行う。現像処理された印画紙Pは現像槽74と隣接する処理槽としての漂白定着槽76へ搬送される。漂白定着槽76には漂白定着液が溜められていて、印画紙Pをこの漂白定着液に浸して漂白処理及び定着処理を行う。定着処理された印画紙Pは、漂白定着槽76に隣接すると共にそれぞれ水洗水が溜められた複数の処理槽としての水洗槽からなる水洗部78へ搬送され、印画紙Pを水洗槽内の水洗水に浸して水洗処理を行う。
【0043】
水洗処理された印画紙Pは水洗部78の上部に位置する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は、印画紙Pの搬送経路の下側に配置されたチャンバ82側より矢印B方向に沿って送風される熱風に印画紙Pをさらして、印画紙Pを乾燥させる。
【0044】
乾燥部80に対して印画紙Pの搬送方向下流側には複数対のローラによって構成される搬送路84が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥部80から排出された印画紙Pは、これら複数対のローラにそれぞれ挟持されてプリンタプロセッサ10の外部へ排出され、積み重ねられる。
【0045】
ところで、各処理槽は、プロセッサ部72内に設置された複数の貯留部としての補充液タンク112(112A,112B,112C,112D)よりそれぞれ現像補充液、漂白補充液、定着補充液、安定浴補充液が補充されるようになっている。つまり、補充液タンク112Aは現像槽74に対して現像補充液を補充するためのもの、補充液タンク112B及び補充液タンク112Cは漂白定着槽76に対して漂白補充液及び定着補充液を補充するためのもの、補充液タンク112Dは水洗部78に対して安定浴補充液を補充するためのものである。
【0046】
ここで、各処理液槽の内の現像槽74を例として液の補充の為の構造を説明する。
【0047】
図3に示すように、現像槽74は、補充液タンク112Aの下部に形成される排出口113Aとパイプ114を介して接続されている。そして、現像槽74内における印画紙P(図3では図示せず)の現像処理により使用されて劣化してくる現像液を予め規定された量だけ補充して、現像液の活性化が図れるように、この補充液タンク112A内に現像補充液が一旦貯留されている。
【0048】
排出口113Aとパイプ114の一端側との間に、補充液タンク112A側から現像槽74側に現像補充液を送る為の流出手段である補充ポンプ116が配置されており、この補充ポンプ116は、モータ(図示せず)によりその回転軸が回転されるようになっている。補充ポンプ116には、送液量を検出するためのロータリーエンコーダ200(ポンプ116の回転軸に取り付けて回転回数及び回転角を測定するもの)が取り付けられている。そして、このロータリーエンコーダ200は制御手段としての制御装置120に接続されており、制御装置120はロータリーエンコーダ200からの検出信号に基づいて送液量を演算し、モータを制御する。
【0049】
また、補充液タンク112A内には、検出手段としてのフロート式の液面センサ215が設けられている。この液面センサ215は、フロート217を備えており、フロート217の位置によって液面位置が検出されるようになっている。なお、この液面センサ215は、制御装置120に接続されており、制御装置120は、液面センサ215からの検出信号によって常に液面位置を監視している。
【0050】
図4に示すように、現像槽74、漂白定着槽76、水洗槽及び安定槽77のそれぞれの補充液タンク112A〜112Dの液面センサ215、補充ポンプ116及び補充ポンプ116に接続されているロータリーエンコーダ200は、制御装置120にそれぞれ接続されている。
【0051】
また、制御装置120は、表示装置となるモニタ122(図2にも示す)に接続されていて、補充タンク112への補充液の補充のメッセージ等をモニタ122に表示し得るようになっている。
【0052】
本実施形態では、補充タンク112内の補充液が不足した際に、図5に示す補充キット202をケーシング10Aの上部正面側に設けた補充部200(図2参照)にセットして補充液を注ぎ込むことになっている。
【0053】
図5に示すように、本実施形態の補充キット202は、段ボール箱204に、現像補充液の貯留された容器としてのボトル203、漂白補充液の貯留された容器としてのボトル205、定着補充液の貯留された容器としてのボトル207及び安定浴補充液の貯留された容器としてのボトル209を収容している。
【0054】
図2に示すように、補充部200は開閉可能な開閉蓋224をケーシング10Aに備えている。開閉蓋224の内側には、補充キット202を装填する図示しないホルダーが設けられており、開閉蓋224を開けて補充キット202をホルダーに装填し、その後開閉蓋224を閉めることにより、自動的に各ボトルの開栓が行われてそれぞれの補充液が予め決められた補充液タンク112(112A〜112D)に投入されるようになっている。本実施形態では、液状態で補充を行っているが、粉末や錠剤のキットでも良い。こうした場合には、補充液タンク内に希釈水を入れて液化すれば良い。
【0055】
ところで、補充液タンク112Aへの補充液の補給と、補充液タンク112Aから現像槽74への補充液の補充とに誤差が無い場合には、図3のX(A−A)の処理液量を印画紙Pの規定の処理量Yに応じて規定の回数nで現像槽74へ補充するのが通常の補充方法である。つまり、一回当たりX/nの量をn回現像槽74へ補充すると、補充液タンク112A内の液面位置は下限Aに到達することになる。この時点で、規定量の補充液を封入した補充キット202により補充液タンク112Aへ補充液の補給を行うと、液面位置は再び上限Aに到達することになる。このような補給であれば、補充液タンク112B〜112Dまで、各々の補充タンクへの補給が補充液タンク112Aの下限到達タイミングと一致するように各々の容量及び補充量が設計されていれば、補充液タンク112Aへの補給タイミングを1度合わせておく事で、以後、必ず補充液タンク112A〜112Dへの補給タイミングが一致することになる。
【0056】
しかしながら、補給時に誤差(例えば、補充キット202に封入されている補充液の容量の誤差、補給時に補充キットに補充液が少量残ってしまう等)が生じて補給後に液面位置が規定のAでなくAまでしか到達しないことがある(また、場合によっては、規定のAを越える場合も考えられる。)。
【0057】
このような誤差が積算されてくると、各補充液タンク112A〜112Dの補給タイミングがずれてきて、最後には補充液タンク112Aから補充液タンク112Dまでの補充液を一括の補充キット202では補給できなくなる。
【0058】
そのため、本実施形態では、以下のように補充の制御を行うことにより、上記の問題を解決することができる。
【0059】
本実施形態の制御を図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップ100では、印画紙Pの処理量(例えば処理面積)が所定値を越えたか否かが判断される。
【0060】
ステップ100で、印画紙Pの処理量が所定値を越えたと判断されると、ステップ102へ進み、各補充液タンク112A〜Dから現像槽74、漂白定着槽76、水洗部78へ第1回目の液補充が行われる。
【0061】
次のステップ104では、各補充液タンク112A〜Dの何れかの液面位置が、予め設定された下限以下になったかどうかが判断される。
【0062】
ステップ104で、各補充液タンク112A〜Dの何れかの液面位置が、予め設定された下限以下になっていないと判断されるとステップ106へ進み、各補充液タンク112A〜Dから現像槽74、漂白定着槽76、水洗部78への液補充回数が、予め設定したn回に達したか否かが判断される。
【0063】
ステップ106で、液補充回数がn回に達していないと判断された場合にはステップ100へ戻る。
【0064】
一方、ステップ104で、液補充回数がn回に達したと判断された場合にはステップ108へ進み、補充液タンク112A〜Dの各々の液面位置Aを記憶する。
【0065】
次のステップ110では、制御装置120はモニタ122に、例えば「補充液補給必要」というサインを表示させる。
【0066】
ここで、モニタの表示を見たオペレーターが開閉蓋224のホルダーに補充キット202を装填して各補充液タンク112に補充液を一括補給する。
【0067】
なお、補充キット202による第1回目の一括補給を行う前の、各補充液タンク112A〜Dから現像槽74、漂白定着槽76、水洗部78への液補充(ステップ102)は、予め制御装置120に記憶されている量の補充を行う。
【0068】
次に、ステップ112では、各補充液タンク112A〜Dの補充液の一括補給直後の液面位置Aを記憶する。
【0069】
次のステップ114では、制御装置120は、各補充液タンク112A〜Dについて液面位置Aと液面位置Aとの差分X(=A−A)を演算して記憶し、この差分Xを予め定めた補充回数n回で割って、次回の現像槽74、漂白定着槽76、水洗槽及び安定槽77への1回当たりの補充量X/nを演算する。
【0070】
ステップ114で演算・記憶が終了すると、ステップ100へ戻り、その後ステップ102へ進む。ここで、第1回目の一括補給を終えた後では、ステップ112で演算・記憶した各補充液タンク112A〜Dの補充量(A−A)/nを現像槽74、漂白定着槽76、水洗部78へ補充する。即ち、一括補給前後の液面位置(上位置及び下位置)を検出し、次の補充量を演算して次の補充を行う。
【0071】
このように、本実施形態では、各補充液タンク112A〜Dについて液面位置の下限のみならず上限も管理するので、各補充液タンク112A〜Dへの補給直前のタイミングまでに一括補給時の投入誤差(投入量の誤差)がキャンセルでき、次回の各補充液タンク112A〜Dへの補給タイミングを一致させることができる。したがって、補充キット202による一括補給が可能になる。
【0072】
ところで、上記実施形態では、一括補給時の投入誤差(投入量の誤差)のみを考慮したが、実際には、処理槽へ補充液の補充を行う補充ポンプ116その他の精度の影響を受けることがある。つまり、X/nの補充を行っているつもりでも、ポンプ116その他の誤差によって実際には、X+ΔX又はX−ΔXの量を補充している事になる。
【0073】
即ち、n回目の補充を終了した時点では、補充液タンクの液面位置は、液面位置Aより上或いは下にあることが予想される。つまり、予定されている液面位置よりもX或いはXだけ離れている位置に到達する。
【0074】
この場合、X/nをn回補充していたつもりが、実際に処理槽へ補充されたのは、(X−X)/n或いは(X+X)/nをn回ということになる。
【0075】
つまり、規定の補充量よりも、X/n分だけ毎回少ない量或いはX/n分だけ毎回多い量が補充されていたことになる。
【0076】
よって、この場合には、ポンプ116その他の精度がこの程度であるという認識で、次回の補給からは、X/n+X/n或いはX/n−X/nをn回補充するようにすれば良い(実際には、この設定でX/nがn回補充されることになる。)。また、感材の処理状態に応じて、この所定量にさらに補正を加えて補充を行っても問題はない。
【0077】
このようにして、補給直後の上限液面位置と、補給直前の下限液面位置を検知して補充量を調整すれば、ポンプ116等に誤差があっても各補充タンク112A〜Dへの補給タイミングを一致させることができ、補充キット202による補給が維持できる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0078】
前述した第1の実施形態では、補充キット202での補充間で所定量を決めてn回で補充しているが、第2の実施形態では1回あたりの補充量を変更せず補充の繰り返しの時間間隔を変更することで一括補給を可能としている。
【0079】
先ず始めに、所定量の感材処理量に対して(A−A)の量をn回で補充するようにしておく、つまり、1回あたりの補充量は(A−A)/nである。
【0080】
ところが諸々の誤差によって第1の実施形態のように上下限の液面が変化して、例えば、上限液面がA、下限液面がAとなる場合には(A−A)の量をn回で補充する。このとき、1回あたりの補充量は当初と変わらないから(A−A)/nである。
【0081】
よって補充回数nは(A−A)n/(A−A)となる。
よって所定量の感材処理量に対して上記n回で補充を行えるように補充間隔を再設定して補充する。
【0082】
なお、前記実施形態では、補充タンク一つに対して一つの液面センサを設け、この一つの液面センサで下限から上限までの液面位置を計測していたが、少なくとも液面位置の上限付近と下限付近が計測できれば良いので、上限付近の液面位置を計測する液面センサと下限付近の液面位置を計測する液面センサとの2つ液面センサを設けて液面位置を計測しても良い。これにより、測定可能な液面位置の範囲は狭くても精密な測定を行うことのできる高精度のセンサを用いることが可能となり、補給精度を向上することができる。
【0083】
なお、液面センサは、レーザー方式、超音波方式等、フロート方式以外の他の種類のセンサであっても良い。
【0084】
なお、処理槽に対する1回当たりの液補充量は、ポンプ116の軸が何回転したか(モータの軸が何回転と何度回ったかをロータリーエンコーダ200でモニタする。)で決められる。なお、モータの回転数(rpm)が一定の場合には、モータの駆動時間を制御することにより補充量を決定することもできる。
【0085】
また、ポンプ116を駆動するモータは、ACモータ、DCモータ、パルスモータ等を使用できる。また、パルスモータを使用する場合には、ロータリーエンコーダ200を除く事もできる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の感光材料処理装置は上記の構成としたので、貯留槽に補充液の補給が必要となる下限の液面位置を毎回一定に保つことができ、補給用キットによる一括補給が可能になる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタプロセッサを示す概略構成図である。
【図2】図1に示すプリンタプロセッサの斜視図である。
【図3】現像槽及び補充タンクの構成図である。
【図4】補充機構部分のブロック図である。
【図5】補充キットの斜視図である。
【図6】補充液の補充の制御を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置)
P 印画紙(感光材料)
74 現像槽(処理槽)
76 漂白定着槽(処理槽)
78 水洗部(処理槽)
112 補充液タンク(貯留槽)
116 補充ポンプ(流出手段)
120 制御装置(制御手段)
215 液面センサ(検出手段)

Claims (7)

  1. 感光材料を処理するための処理槽と、
    処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、
    貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、
    貯留槽から処理槽へ補充液を繰り返し流出させる流出手段と、
    貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置から流出手段が1回に流出させる補充液の所定量を決める制御手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 感光材料を処理するための処理槽と、
    処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、
    貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、
    貯留槽から処理槽へ補充液を繰り返し流出させる流出手段と、
    貯留槽に補充液が補給された直後の液面位置から流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決める制御手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  3. 感光材料を処理するための処理槽と、
    処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、
    貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、
    貯留槽から所定量の補充液を繰り返し流出させる流出手段と、
    補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段が流出させる補充液の所定量を決める制御手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  4. 前記制御手段は、補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差に応じて前記所定量を決めることを特徴とする請求項3に記載の感光材料処理装置。
  5. 感光材料を処理するための処理槽と、
    処理槽に補充する補充液を貯留する貯留槽と、
    貯留槽に貯留された補充液の液面位置を検出する検出手段と、
    貯留槽から処理槽へ繰り返し補充液を流出させる流出手段と、
    補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置とから流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決める制御手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  6. 前記制御手段は補充液が補給される直前の液面位置と補充液が補給された直後の液面位置との差に応じて前記流出手段による補充液の流出の繰り返しの時間間隔を決めることを特徴とする請求項5に記載の感光材料処理装置。
  7. 前記検出手段は、少なくとも液面の下限位置と上限位置との2ヵ所に対応して設けられていることを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の感光材料処理装置。
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