JP3565238B2 - 既設管路の修理工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ガス,水道管等の既設配管の老朽化に対して管路保全の目的から修理を行う既設管路の修理工法であって、特に内張りチューブを使用する修理工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
既設管路を埋設状態のまま非開削により修理する技術は、これまで様々な工法が開発されている。
例えば、管路内面に樹脂のライニング膜を形成する樹脂ライニング工法や、管路内に可撓性の内張りチューブを反転・非反転で導入して管路内面に添接する内張りライニング工法等がある。
【0003】
ここで上記修理工法の中で内張り反転ライニング工法について説明すると、施工前の準備段階として、まず内張りチューブを管路内に沿って反転しながら牽引誘導するためのベルトを内張りチューブに挿通する工程と、補修対象管の管路内面に内張りチューブを貼るための接着剤をチューブ内に封入する工程とを行う。そして前記牽引ベルトを管路内に挿通し、内張りチューブの一端を管路の一端開口部に折り返して装着し、さらに該開口部にブロア等を連結して内張りチューブが反転するように加圧し、牽引ベルトを牽引しながら内張りチューブを管内に反転導入して管内面に添接していく。
【0004】
ところで上述した内張り反転ライニング工法の場合、管内添接後の内張りチューブが耐震性及び修理性に優れている等の利点を有するものの、施工前の準備作業が多く、施工時間が長くなってしまう問題点があった。
上記問題点を解決する先行技術として、例えば特公昭61−20411号公報に記載の管内面ライニング工法が提案されている。この工法は図5に示すように、施工管aの一端開口部bより管内に挿通塊cを導入し、次に接着剤dを流入し、そして内張りチューブeの内面を外側に折り返して反転した状態で前記開口部bに固定し、該チューブeを前記開口部b側から加圧して押し進めると同時に接着剤d及び挿通塊cを前進させてチューブeを管内面に添接していく。
これにより、牽引誘導用のベルトをチューブ内に挿通する工程や、チューブ内に接着剤を封入する工程のような施工前の準備作業を省くことができ、施工時間を短くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記先行技術の場合、内張りチューブを加圧のみで管内に導入していることから、チューブの直進性には何等問題はないが、エルボ等の曲がり部にチューブがさしかかった際に、チューブが内壁面にぶつかる等して、チューブの曲がり部の進行性が悪い。そのためチューブに撓み等が生じたり、またはチューブの進行がそこで止まったりして内張りチューブを管内面に適正に貼着することができなくなる問題点が生じる。
【0006】
また、補修管路の途中にソケット等の管継手がある際には管内面に段差が生じ、このような管路を上述した先行技術の工法で施工した場合、該段差に挿通塊がはまり込んでしまうことがある。さらには挿通塊が段差にさしかかると、管内面と挿通塊との間に間隙ができ、該間隙より接着剤が挿通塊より前方に流出してしまい、適正な内張りライニングができない問題点が派生する。
【0007】
さらに、内張りチューブの前段に接着剤を配設し、加圧してチューブを反転導入させる場合、チューブの折返し部が接着剤を押しながら進むため、管内面とチューブとの間に接着剤を必要以上に巻き込んだり、また空気を巻き込んだりして、チューブが適正に管内面に貼着することができなくなる問題点が生じる。
【0008】
またさらに、上述のような不具合を解消するために上記挿通塊を牽引するような構成にすると、牽引ワイヤを管内に挿通させたり、または該ワイヤを牽引する牽引装置が必要となり、施工するための設備が大がかりになってしまう問題点が派生する。
【0009】
本発明はこれらの問題点を解決するために案出されたもので、簡単な装置装備で、短い時間内に施工できる既設管路の修理工法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、地中に埋設された既設管路1の一端開口部1aより、管路1内に可撓性の内張りチューブ6を反転しながら導入して管路内面に貼着する既設管路の修理工法において、
上記既設管路1の一端開口部1aより弾性力を有するスポンジからなる球状の先導ピグ3を管内に導入し、
上記先導ピグ3に続いて,管内壁面に塗布する必要量の接着剤5をプラグ状に管内に導入し、
上記プラグ状接着剤5に続いて,上記既設管路1の一端開口部1aから、移動速度を制御し、かつ引き戻し可能の牽引ワイヤ61を連結した内張りチューブ6を導入し、該内張りチューブ6の反転した折り返し部6aを上記プラグ状接着剤5に接する状態にし、
上記既設管路1の他端開口部1bに吸引装置9を機密に接続し、該吸引装置9の真空吸引力のみで既設管路1内の上記先導ピグ3より前側に負圧を生起させて、該負圧により上記先導ピグ3,プラグ状接着剤5、及び内張りチューブ6を一連にして管路の他端側へ移動させるようにし、該内張りチューブ6の導入性が悪い場合には、上記吸引装置9からの真空吸引力を一旦下げ、上記牽引ワイヤ61を所定量引き戻して内張りチューブ6を後退させ、該吸引装置9からの真空吸引力を高めることにより内張りチューブ6を再導入して管内面に付着する接着剤5により内張りチューブ6を管内面に貼着するように施工することを特徴とする。
【0011】
また、上記先導ピグ3は上記管路1の内径より若干大きい外径を有し、弾性力を有して常に管内壁面に接するスポンジ材で形成し、該ピグ3を必要に応じて管内に連続して複数個導入することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記内張りチューブ6の終端部に牽引ワイヤ61を連結し、前記一端開口部1aにて該牽引ワイヤ61を操作しながら施工することを特徴とする。
【0013】
またさらに、上記吸引装置9に管内圧力検出手段91を設けると共に、真空吸引力を調節するバルブ機構92を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明による請求項1記載の既設管路の修理工法では、まず既設管路の一端開口部より弾性力を有するスポンジからなる球状の先導ピグを管路内に導入する。次に先導ピグに続いて管路内面に塗布する必要量の接着剤をブラグ状に導入し、その後接着剤に隣接するようにして上記一端開口部から移動速度を制御し、かつ引き戻し可能の牽引ワイヤを連結した内張りチューブを、その内面が外側に折り返して接着剤と接した状態で導入する。そして、上記管路の他端開口部に吸引装置を機密に装着して該管路内に負圧を生起させる。
すると、該負圧により上記先導ピグが接着剤を管内壁面にシールしながら管路の他端側へ移動し、それと共に内張りチューブは反転しながら管路内に引き込まれていく。この際、接着剤が管内面及び内張りチューブに順次塗布されていくため、チューブが管路内面に適正に貼着されていく。さらに、負圧によって先導ピグ,接着剤及び内張りチューブは進行方向に導かれて移動することから、進行性が良く、曲がり部もスムーズに通過してチューブは貼着されるようになる。また、曲がり部が多い管路等で内張りチューブの導入性が悪い場合には、吸引装置からの真空吸引力を一旦下げ、牽引ワイヤを所定量引き戻して内張りチューブを後退させ、吸引装置からの真空吸引力を高めることにより内張りチューブを再導入して管内面に付着する接着剤により内張りチューブを管内面に貼着させる。
【0015】
また請求項2記載の本発明においては、前記先導ピグはスポンジ材で形成されており、圧縮されて管内に導入されていることから、該ピグが管路内の段差にさしかかった場合には拡径してシール性を保ちながら移動する。また、管内面に付着する水滴等を除去するクリーニング作用もすることができる。
【0016】
また請求項3記載の本発明においては、上記先導ピグが複数個管内に導入されていることから、先頭の先導ピグのみが移動してしまった場合、あるいはソケット等の拡径部にはまり込んでしまった場合にも、2個目以降の先導ピグが適正に接着剤をシールしながら移動することができるようになる。
【0017】
また請求項4記載の本発明においては、内張りチューブの終端部に牽引ワイヤを連結しているため、該牽引ワイヤを操作することで、管内への内張りチューブの導入速度を制御することができる。また、仮にチューブの導入(進行)性が悪い場合には、前記牽引ワイヤを所要量引き戻すことでチューブを一旦後退させ、再度チューブを導入(進行)させることができるようなる。
【0018】
また請求項5記載の本発明においては、上記吸引装置に圧力計等の管内圧力検出手段及びバルブ機構を設けることで、管内の負圧を一定にして、先導ピグ,接着剤,内張りチューブの進行速度を一定にすることができる。
【0019】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の既設管路修理工法を示している。図1において、符号1は地中に埋設された施工対象の既設管路であり、符号2は既設管路1と接続されている本管である。
【0020】
図に示すように、施工対象の既設管路1は、エルボ,ベント,ソケット等の管継手により、複数の曲がり部を有した管路となっている。そして上記管路1の修理を行う準備として、まず管路1を一旦本管2から切断しておく。
【0021】
本発明の修理工法の手順としては、まず既設管路1の一端開口部1aより、先導ピグ3を管路1内に導入する。次に管路1の内面に塗布する必要量の接着剤5をプラグ状に先導ピグ3の後段側に位置するように管路1内に導入する。そして、該接着剤5の後段で、管路1の一端開口部1aに内張りチューブ6の先端部をその内面を外側に折り返して管路1の一端開口部1aに固定する。
【0022】
ここで上記先導ピグ3は、スポンジで形成されており、その外径は既設管路1の内径より若干大きい外径を有する球形ピグである。そして必要に応じて、詳しくは、施工距離が長い場合,または管路1の内面が汚れている可能性等がある場合に、管路1内に連続して2コ導入することもある。
また、内張りチューブ6は、可撓性のある繊維で形成されており、偏平状にしてリール装置8に巻装されている。また、該内張りチューブ6の終端部には牽引ワイヤ61が連結され、前記リール装置8に巻装されている。
【0023】
次に、管路1の他端開口部1bに吸引装置9を接続する。ここで該吸引装置9には、管路1内の圧力を検出して表示する圧力計91と、バルブ92とが設けられており、バルブ92を調整しながら管路1内の圧力を一定にするようにしている。
そして前記吸引装置9を稼働することによって該管路内に負圧を生起させる。すると該負圧により先導ピグ3が接着剤5をシールしながら,すなわち接着剤5が先導ピグ3より先に開口部1b側に移動するのを防止しながら,管路の開口部1b側へ移動する共に、内張りチューブ6が管路1内で裏返されながら進行する。
【0024】
この際、接着剤5の移動により、必要量の接着剤のみが管内面に塗布されるようになり、空気を巻込むことなく内張りチューブ6が管内面塗布された接着剤5によって管内面に貼着されていく。また、内張りチューブ6は接着剤5に隣接した状態で移動することから、接着剤5は管路1の内面に塗布されると共に、内張りチューブ6の折り返し部6a(図2を参照)にも塗布されるので、チューブ6を管路内面に確実に貼着することができる。
【0025】
また、図2に示すように、負圧によって先導ピグ3,接着剤5及び内張りチューブ6は進行方向に導かれて移動することからそれぞれの進行性が良く、曲がり部に当たってもスムーズに通過していき、チューブ6が順調に反転しながらは管内面に沿って貼着されていく。
【0026】
さらに、上記先導ピグ3は、管路1の内径より若干大きい外径を有し弾力性を有するスポンジ材で形成することから、該ピグは圧縮されて管内1に導入されて、管路の段差部7(図3を参照)にさしかかったときに拡径してシール性を保ちながら移動することができる。それにより先導ピグ3が段差部7のような箇所にさしかかっても、管内面とピグとの間に間隙が形成されないので、接着剤5が先導ピグ3より前方に流出することが確実に防止される。
また先導ピグ3を2コ導入した場合、管内の負圧が高くて、仮に先頭の先導ピグのみが移動してしまった場合、あるいは先頭の先導ピグが配管途中に介在するソケット等の拡径部にはまり込んでしまった場合でも、2コ目の先導ピグが正常に機能するため、内張り施工を適正に行うことができる。
さらに図示しないが、仮に管路1内面に水滴等が付着していた場合に、前記先導ピグ3にて該水滴を除去(吸収)することができ、水滴による接着不良を防止することができるようになる。
【0027】
また、特に曲がり部が多い管路等で、内張りチューブ6の導入(進行)性が特定の場所で悪くなった場合に、吸引装置9のバルブ92を操作して管路1内の負圧を一旦低下させる。そして図4に示すように、牽引ワイヤ61を所要量引き戻すことで、内張りチューブ6を後退させ、再び管路1内の負圧を高めて、内張りチューブ6の再導入を図る。
このようにすることで、チューブ6の導入(進行)に勢いが付き、仮に曲がり角度のきついエルボ等で導入不通になったとしても、勢いを付けることで、チューブ6を進行させることができるようなる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の既設管修理工法によれば、負圧により先導ピグ及び接着剤を管路内で移動させ、それと共に内張りチューブを反転させながら管内面に貼着させていく。そのため、接着剤が管内面及び内張りチューブに順次塗布されていくため、チューブが管路内面に適正に貼着されていく。また、負圧によって先導ピグ,接着剤及び内張りチューブは進行方向に導かれて移動することから、進行性が良く、曲がり部もスムーズに通過してチューブは貼着されるようになる。さらに、管路等に曲がり部が多くて内張りチューブの導入性が悪い場合には、吸引装置からの真空吸引力を一旦下げ、牽引ワイヤを所定量引き戻して内張りチューブを後退させ、吸引装置からの真空吸引力を高めることにより内張りチューブを再導入して管内面に付着する接着剤により内張りチューブを管内面に貼着することができる。
また吸引装置のみを使用していることから、既設管路に対する反転内張りライニング施工が簡単な装置で短い時間内に確実にできるようになる。
【0029】
また請求項2記載の本発明においては、先導ピグはスポンジ材で形成されており、圧縮されて管内に導入されていることから、該ピグが管路内の段差にさしかかった場合には拡径してシール性を保ちながら移動する。また、管内面に付着する水滴等を除去するクリーニング作用もすることができる。
【0030】
また請求項3記載の本発明においては、先導ピグが複数個管内に導入されていることから、先頭の先導ピグのみが移動してしまった場合にも、あるいはソケット等の拡径部にはまり込んでしまった場合にも、2個目以降の先導ピグが適正に接着剤をシールしながら移動することができるようになる。
【0031】
また請求項4記載の本発明においては、内張りチューブの終端部に移動速度を制御し、かつ引き戻し可能の牽引ワイヤを連結しているため、該牽引ワイヤを操作することで、管内への内張りチューブの導入速度を制御することができる。また、仮に内張りチューブの導入(進行)性が悪い場合には、該牽引ワイヤにより内張りチューブを所要量引き戻すことで内張りチューブを一旦後退させ、再度内張りチューブを導入(進行)させることができる。
【0032】
また請求項5記載の本発明においては、吸引装置に圧力計等の管内圧力検出手段及び真空吸引力を調節するバルブ機構を設けることで、管内の負圧を一定にして、先導ピグ,接着剤,内張りチューブの進行速度を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における既設管路の修理工法を示す説明図である。
【図2】管路の曲がり部での施工状況を示す説明図である。
【図3】管路の段差部での施工状況を示す説明図である。
【図4】本発明における既設管路の修理工法を示す説明図である。
【図5】従来の既設管路修理工法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 既設配管
1a 開口部
1b 開口部
2 本管
3 先導ピグ
5 接着剤
6 内張りチューブ
61 牽引ワイヤ
7 段差部
8 リール
9 吸引装置
91 圧力計
92 バルブ

Claims (5)

  1. 地中に埋設された既設管路(1)の一端開口部(1a)より、管路(1)内に可撓性の内張りチューブ(6)を反転しながら導入して管路内面に貼着する既設管路の修理工法において、
    上記既設管路(1)の一端開口部(1a)より弾性力を有するスポンジからなる球状の先導ピグ(3)を管内に導入し、
    上記先導ピグ(3)に続いて,管内壁面に塗布する必要量の接着剤(5)をプラグ状に管内に導入し、
    上記プラグ状接着剤(5)に続いて、上記既設管路(1)の一端開口部(1a)から、移動速度を制御し、かつ引き戻し可能の牽引ワイヤ(61)を連結した内張りチューブ(6)を導入し、該内張りチューブ(6)の反転した折り返し部(6a)を上記プラグ状接着剤(5)に接する状態にし、
    上記既設管路(1)の他端開口部(1b)に吸引装置(9)を機密に接続し、該吸引装置(9)の真空吸引力のみで既設管路(1)内の上記先導ピグ(3)より前側に負圧を生起させて、該負圧により上記先導ピグ(3),プラグ状接着剤(5)、及び内張りチューブ(6)を一連にして管路の他端側へ移動させるようにし、該内張りチューブ(6)の導入性が悪い場合には、上記吸引装置(9)からの真空吸引力を一旦下げ、上記牽引ワイヤ(61)を所定量引き戻して内張りチューブ(6)を後退させ、該吸引装置(9)からの真空吸引力を高めることにより内張りチューブ(6)を再導入して管内面に付着する接着剤(5)により内張りチューブ(6)を管内面に貼着するように施工することを特徴とする既設管路の修理工法。
  2. 上記先導ピグ(3)は上記管路(1)の内径より若干大きい外径を有し、弾性力を有して常に管内壁面に接するスポンジ材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の既設管路の修理工法。
  3. 上記先導ピグ(3)を管内に連続して複数個導入することを特徴とする請求項1又は2記載の既設管路の修理工法。
  4. 上記内張りチューブ(6)の終端部に牽引ワイヤ(61)を連結し、上記一端開口部(1a)にて該牽引ワイヤ(61)を操作しながら施工することを特徴とする請求項1,2又は3記載の既設管路の修理工法。
  5. 上記吸引装置(9)に管内圧力検出手段(91)を設けると共に、真空吸引力を調節するバルブ機構(92)を設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の既設管路の修理工法。
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