JPS6334407Y2 - - Google Patents

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JPS6334407Y2
JPS6334407Y2 JP1983186740U JP18674083U JPS6334407Y2 JP S6334407 Y2 JPS6334407 Y2 JP S6334407Y2 JP 1983186740 U JP1983186740 U JP 1983186740U JP 18674083 U JP18674083 U JP 18674083U JP S6334407 Y2 JPS6334407 Y2 JP S6334407Y2
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JP
Japan
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string
bag
ball
pipe
flexible
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JP1983186740U
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JPS6093417U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス導管、水道管、電力線や通性線
等の敷設管路等の、主として地中に埋設された管
路に対し、紐状物を挿通するための通線具に関す
るものである。
一般に前述のような管路に対し、補修やクリー
ニングを行うことがあるが、これらの作業を行う
際には、管路内に種々の物品を通す必要があり、
これらの物品を通す為には、予めガイドとなる紐
状物を、管路の全長に亙つて通しておくことが必
要である。また電力線等の敷設管路において、敷
設された電力線等を交換したり、新たに敷設した
りすることが必要であり、このときにも、管路に
挿通された紐状物が必要とされる。
ところで、長尺の管路に対して最初に紐状物を
挿通するのは極めて困難である。一旦紐状物を挿
通してしまえば、その後はその紐状物を使用して
何如様にも操作することができるのであるが、最
初の紐状物を挿通する際には、その紐状物を誘導
するガイドとなるものが何も無いため、極めて困
難なのである。
従来このような場合には、管路の内径にほゞ等
しい外径を有する円筒状のピグを管路に挿入し、
該ピグに紐状物を結合しておき、そのピグを流体
圧力で管路内を走行させて、紐状物を管路に引込
むことが行われていた。しかしながら、ピグはそ
の弾力によつて管路の内面に強く圧着されている
ため、管路内面との間の摩擦抵抗が大きく、ピグ
を走行させるために、大きな流体圧力を要するの
である。
また管路中に大きい曲率で曲つた屈曲部がある
と、その屈曲部に沿つてピグが走行することがで
きない。特に管路において広く使用されるLM継
手においては、管は殆んど90度に折れ曲つた状態
であり、ここを従来のピグが通ることは殆んど不
可能である。
また、小さい頭部の後に柔軟なスカートを取付
けて走行体とし、該スカートの後方から圧力流体
を作用させて走行させるようにしたものや、柔軟
な袋状の走行体の周縁に紐を結合したパラシユー
ト状の通線具も使用されているが、これらのもの
は、スムーズに走行している間はよいが、一旦何
らかの原因で走行が停止すると、管路内での走行
体の姿勢が崩れ、再度圧力流体を送入しても、正
しく流体圧力を受けることができず、それ以上走
行を続行させることができなくなる。またこれら
のものは管路内に水があると、走行体が水に浮
き、正しく流体圧力を受けて走行することができ
なくなる。
本考案はかかる事情に鑑がみなされたものであ
つて、走行に要する流体圧力が小さく、且つ、
LM継手のような急激に折れ曲つた屈曲部におい
ても、該屈曲部に沿つてスムーズに走行すること
ができ、しかも途中で走行を停止することがあつ
ても、再度流体圧力を作用させることにより、容
易に走行を再開することができる通線具を提供す
ることを目的とするものである。
而して本考案は、軽量で柔軟なスポンジの球の
外周を柔軟なシート又は袋で包み、該シート又は
袋の周縁を絞つて結紮し、該結紮部分に紐状物を
結合してなるものである。
以下図面に従つて、本考案を更に詳細に説明す
る。図面において、1は軽量で柔軟なスポンジの
球である。該スポンジ球1は、発泡倍率が10倍以
上のウレタンスポンジのような、極めて軽量で且
つ柔軟な素材よりなり、管路の内径より若干大き
い外径とするのがよい。またこの球1は、スポン
ジを球形に成型したものが良いが、適当な量のス
ポンジ片を纒めて、球形に丸めて使用してもよ
い。
次に、2は柔軟な袋である。該袋2内に前記ス
ポンジ球1を入れ、その開口部を絞つて紐で結紮
し、該結紮部分に紐状物3を結合している。前記
袋2は、前記球1を包みこむことができるもので
あればよいのであり、必ずしも袋状である必要は
なく、シート状であつてもよい。この袋又はシー
トは、織布などでもよいが、気密性の合成樹脂材
料よりなるものが、圧力流体の漏洩が少なく、好
ましい。
本考案によれば、頭部に軽量で柔軟なスポンジ
の球1を使用しているので、管路内面に対する圧
接力が小さく、管路との摩擦抵抗が小さい。従つ
て、この通線具を管路内に通す為の流体圧力は小
さくてすむのである。またこの通線具は頭部が球
形であるので、急角度で折れ曲つた屈曲部におい
ても、容易にその屈曲に沿つて走行することがで
きる。従つて管路中にLM継手などがあつても、
何等問題なく通線することができるのである。更
に、何らかの原因で走行が停止したような場合に
も、通線具の姿勢等に不都合が生じることがな
く、再度加圧すれば、容易に走行を再開すること
ができ、また管路内に水などが滞溜していても、
その水を押出しつつ走行し、通線することができ
るのである。
なお、スポンジの球に直接紐状物を結付けても
同様に通線することができるのであるが、このよ
うにすると紐状物によつて球が変形し、管路内面
に圧接せず、圧力流体が漏れて走行しにくくな
る。またスポンジ球の内部又は前端部にストツパ
ーを設け、該ストツパーに紐状物を結付けて、前
記球と流体圧力で走行させることもできるが、ス
ポンジ球の強度が低いため、スポンジ球が局部的
に変形して流体が漏れたり、球からストツパーが
抜けてしまうことがある。
この点本考案によれば、球の外周を袋又はシー
トで包んでいるので、紐状物を引張る力は前記袋
又はシートにかかり、スポンジ球が過度に変形し
たり、球が破損したりすることがなく、有効に走
行させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の通線具の一実施例を示す縦断
面図である。 1……スポンジ球、2……袋、3……紐状物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 軽量で柔軟なスポンジの球の外周を柔軟なシ
    ート又は袋で包み、該シート又は袋の周縁を絞
    つて結紮し、該結紮部分に紐状物を結合してな
    ることを特徴とする通線具。 2 前記シート又は袋が柔軟な気密性の合成樹脂
    材料よりなることを特徴とする、実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の通線具。
JP18674083U 1983-12-01 1983-12-01 通線具 Granted JPS6093417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18674083U JPS6093417U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 通線具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18674083U JPS6093417U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 通線具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6093417U JPS6093417U (ja) 1985-06-26
JPS6334407Y2 true JPS6334407Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=30403281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18674083U Granted JPS6093417U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 通線具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6157284A (ja) * 1984-08-28 1986-03-24 東京瓦斯株式会社 管内通線方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931718A (ja) * 1972-07-21 1974-03-22
JPS5416318U (ja) * 1977-07-07 1979-02-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931718A (ja) * 1972-07-21 1974-03-22
JPS5416318U (ja) * 1977-07-07 1979-02-02

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Publication number Publication date
JPS6093417U (ja) 1985-06-26

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