JP3559719B2 - プラズマアドレス型の液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマアドレス型の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マトリクス型の液晶表示装置において、高解像度化、高コントラスト化を図る手段としては、画素毎に薄膜トランジスタ(TFT)等のスイッチング素子を設けたアクティブマトリクス型とするのが一般的であった。しかしながら、この方式では大面積化した時に歩留が悪くなり、コスト上昇を招くという問題があった。
【0003】
一方、アクティブマトリクス型のコストの問題を改善する方法として、例えば特開平1−217396号公報、特開平5−72519号公報等において、TFTの代わりに選択的なプラズマ放電に基づく、プラズマアドレス方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記プラズマアドレス方式の液晶表示装置においては、ネマチック液晶を用いていることから、応答速度が遅い、視野角特性が悪い等の問題が挙げられていた。
【0005】
また、従来のプラズマアドレス方式の液晶表示装置においては、プラズマセルの製造誤差により、各プラズマチャンバ間での特性バラツキが生じ、プラズマ消滅時間τpに格差が生じる問題が起こる。
【0006】
よって各プラズマチャンバでのプラズマ消滅時間τpの格差を考慮することなく、各液晶セル内の透明電極に印加されるデータ信号のパルス幅がプラズマ消滅時間τpと同時に終了する駆動を行うと、複数のプラズマセル内のうち、任意のプラズマチャンバに対応する画素において、データ信号による電荷蓄積が十分に行えず、任意の液晶セル(画素に相当する)に所望の画像情報を書き込めない問題が起こる。
【0007】
つまり、複数のプラズマチャンバのうち、プラズマセルの製造誤差により、データ信号のパルス幅がプラズマ消滅時間τp前に終了してしまうプラズマチャンバが発生してしまう。
【0008】
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、応答速度が速く視野角特性に優れたプラズマアドレス型液晶素子を提供することにあり、さらには、階調特性や視覚特性等の表示特性及び耐衝撃性に優れたプラズマアドレス型の液晶素子を提供することにある。
【0009】
また、本発明では、プラズマセルの製造誤差による各プラズマチャンバでのプラズマ消滅時間τpの格差を考慮することなく、プラズマチャンバに対応する画素に所望の画像情報を書き込めるプラズマアドレス液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、液晶層を有する液晶セルとプラズマセルを備えたプラズマアドレス型の液晶表示装置において、
該液晶セルが、ストライプ状の透明電極と配向膜を有する第1の透明基板と、配向膜を有する誘電体シートとを、該両配向膜が内側になるように対向配置させた間に自発分極を有する液晶を挟持してなり、
該プラズマセルが、ストライプ状のカソード電極とアノード電極とを交互に所定の間隔をおいて配置し、該カソード電極及びアノード電極に沿ったストライプ状の隔壁を有する第2の透明基板と該液晶セルの誘電体シートとを、該隔壁が内側になり且つ該カソード電極及びアノード電極が該透明電極に直交するように対向配置させた間にイオン化可能なガスを封入してなり、
該透明電極にデータ信号を印加するデータ信号印加手段と、該アノード電極にアノード電位を印加するアノード電位印加手段と、該カソード電極にプラズマを発生させるためのカソード電位を印加するカソード電位印加手段と、を有し、
該データ信号印加手段は、1水平走査期間内におけるデータ信号のパルス幅が平均的なプラズマの消滅時間後であって、さらに所定時間d経過後に終了するように駆動される手段であり、
該所定時間dは、水平走査期間を1Hとし、該平均的プラズマ消滅時間をτ とした場合に、下式が成立する、
0.5(1H−τp)≦d≦(1H−τp)
ことを特徴とする。
【0011】
この場合、前記液晶は、カイラルスメクティック液晶が好まし
【0013】
この場合、前記データ信号の電圧は、正又はゼロ又は負をとり、前記液晶の光透過率を連続的に変化させることにより、階調表示を行う信号である、ようにすると良い。
【0014】
さらに、前記液晶セルを挟み込むように一対の偏光板を配置し、前記液晶セルの液晶層内に、前記透明電極間隙に沿ったストライプ状の接着性を有するスペーサーを有し、前記隔壁及び該スペーサーは、耐大気圧支持機能を有すると共に遮光機能も有する、ようにしても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明において用いられる液晶は、電圧−透過率特性においてメモリー性を有していないカイラルスメクティック液晶であり、特に好ましくは、単安定を示す無閾値反強誘電性液晶(以下、「TLAFLC」と記す)である。TLAFLCは、以下の(1)〜(3)の文献に示されているように、印加電圧に対して光学的平均分子軸方向が基板面内において連続的に変化し、従来の反強誘電性液晶(AFLC)が示していたヒステリシスが消失した状態となっている。そのため、TFT等の能動素子と組み合わせることにより、広視野角で多階調表示が可能なディスプレイヘの応用が期待できる。
【0017】
(1)A full−color thresholdless Antiferroelectric LCD exhibiting wide viewing angle with fast response time,T.Yosidaら、SID 97(Society for Information Display 97)DIGEST p841。
【0018】
(2)Voltage−holding properties of thresholdless antiferroelectric liquidcrystals driven by active matrices,T.Saishuら、SID 96(Soeiety for Information Display 96)DIGEST p703。
【0019】
(3)「液晶における反強誘電相の発現機構と無閾値反強誘電性相の可能性」、宮地等、応用物理 第65巻、第10号(1996)、P1029。
【0020】
しかしながら、TFTを用いてTLAFLCのような自発分極を有する液晶を駆動する場合の問題点として、スイッチングの際に自発分極による反転電流が伴うため、TFTに過大な電流供給能力が要求される点や、大きな補助容量が必要とされる点が挙げられ、TLAFLCのように液晶の自発分極が大きいはど、これらの要求が強くなる。
【0021】
また、一般的にスメクティック液晶は層構造を持つため、液晶セルの変形や衝撃に弱く、TLAFLCにおいても例外ではない。さらに、液晶ディスプレイのコントラスト向上の一般的な技術として、画素間を遮光するためのブラックマトリクスを金属等により形成する必要があり、製造工程が増え、コスト上昇の一因となっている。
【0022】
本発明は、これらスメクティック液晶を用いた場合の問題点についても全て解消するものである。
【0023】
本発明は、第1に、プラズマアドレス型であるため、TFTのような供給電流の制限がなく、TLAFLCのような自発分極の大きい液晶であっても、十分駆動可能である。
【0024】
第2に、本発明では、液晶セルにストライプ状のスペーサーを配置して液晶層厚(セル厚)を確保し、さらに、スペーサーに接着性を持たせることによって、液晶セルの基板(第1の透明基板)と誘電体シートが接着され、衝撃やひずみに対する耐久性を格段に高めることができる。
【0025】
さらに第3に、液晶セルのスペーサーを透明電極間隙に形成することにより、該スペーサーと直交するように配置されるプラズマセルの隔壁と組み合わさって、遮光機能を有するブラックマトリクスを兼ねることができる。即ち、金属製のブラックマトリクスを別途設ける必要がなくなる。
【0026】
尚、本発明においては、液晶として前記したようにTLAFLCが好ましく用いられるが、その他に、カイラルスメクティックC相(SmC*)においてらせんピッチがセル厚よりも短く、メモリー性を示さない液晶(DHFモード,Deformed Helix Ferroelectirc mode)も好ましく用いることができる。
【0027】
図1は、本発明の液晶素子の一実施形態の構成を模式的に示す部分斜視図である。また、図2(a)はその断面模式図、図2(b)は(a)とは直交する方向の断面模式図である。
【0028】
図1、2中、1は液晶セル、2はプラズマセルである。液晶セル1は、第1の透明基板1と誘電体シート9との間に本発明にかかるスメクティック液晶7を挟持してなり、それぞれ液晶7との界面には配向膜5、8を備えている。4はストライプ状の透明電極であり、その間隙に沿って、液晶層内にストライプ状のスペーサー6が形成され、液晶層の厚さが保持されている。尚、スペーサー6の幅は透明電極4の間隙の幅と同一で良いが、表示品位に影響を与えない範囲で広くしても、逆に狭くしても構わない。
【0029】
また、プラズマセル2は、ストライプ状のアノード電極11とカソード電極12を所定の間隔をおいて交互に配置した第2の透明基板10を、該電極が内側になり、且つ、透明電極5に直交するように誘電体シート9に対向配置させてなる。ここで、第2の透明基板10と誘電体シート9との間隔は、好ましくはアノード電極11上に形成されたストライプ状の隔壁13によって保持される。隔壁13は、液晶セル1のスペーサー6と直交することから、これらの組み合わせによって、画素以外の部分が遮光される構成となり、ブラックマトリクスが不要となる。
【0030】
本発明において、第1の透明基板3及び第2の透明基板10は、いずれもガラス基板が好ましく用いられるが、強度や透明性が満足されるものであれば、プラスチック基板等も用いることができる。また、透明電極5にはITO等透明導電材が用いられ、カソード電極12及びアノード電極11としては金属材料が用いられ、配向膜5、8としては、ポリイミド等一般に液晶の配向に用いられる素材をラビング処理して用いることができる。尚、ラビング方向は上下配向膜で平行、或いは反平行になるようにしても良いが、5°程度クロスすることが均一な配向を得る上で好ましい。
【0031】
さらに、スペーサー6としては、フォトレジストや感光性ポリイミド、ポリビニルアルコールなどが用いられるが、配向膜5及び8と同じポリイミドを用いて配向膜5或いは8と同時に形成することができる。隔壁13は、ガラスを主成分とする材料を用い、スクリーン印刷等によって形成することができる。また、誘電体シート9は、液晶セル1を効果的に駆動するためにできるだけ薄くする必要があり、例えば50μm程度厚の薄板ガラスなどが用いられる。
【0032】
プラズマセル2は周辺部に低融点ガラス等を使用したフリットシール(図示しない)を配設することにより密閉され、プラズマチャンバ14が形成される。プラズマチャンバ14内には、イオン化可能なガス、例えばヘリウム、ネオン、アルゴン及びこれらの混合気体等が封入される。
【0033】
前記構成においては、配向膜5と透明電極4の間、及び、誘電体シート9と配向膜8の間のいずれか、或いは両方に、SiO2やTaOx等の無機膜を絶縁膜として形成しても良い。また、第1の透明基板3と透明電極4との間にカラーフィルタを配置することにより、フルカラー表示を行なうことも可能である。
【0034】
以上の構成において、所定のプラズマチャンバ14に対応するアノード電極11とカソード電極12との間に所定の電圧が印加されると、プラズマチャンバ14内のガスが選択的にイオン化されて、プラズマ放電が発生し、その内部は略アノード電位に維持される。この状態で透明電極4に順次データ電圧が印加されると、プラズマ放電が発生したプラズマチャンバ14に対応した透明電極4上の画素の液晶層に、誘電体シート9を介してデータ電圧が印加される。プラズマ放電が終了すると、プラズマチャンバ14はフローティング電位となり、各画素の液晶層に書き込まれたデータは次の書き込み期間まで保持される。書き込まれたデータは、第1の透明基板3及び第2の透明基板10の外側に配置された一対の偏光板(図示しない)により光学的に識別される。
【0035】
図3は、前記液晶素子の回路構成を、4×5画素をモデルに示した図である。図中、31は液晶ドライバ(データ信号印加手段)、32は制御回路、34はアノードドライバ(アノード電位印加手段)、35はカソードドライバ(カソード電位印加手段)、36a〜36dはカソード電極、37a〜37eはアノード電極、38a〜38fは透明電極、39a〜39fはバッファである。液晶ドライバ31にはビデオデータ(DATA)が入力され、各水平走査期間(1H)毎にデータ電圧DS1〜DSmが同時に出力される。データ電圧はそれぞれバッファ39a〜39fを介して透明電極38a〜38fに供給される。制御回路32には、ビデオデータに対応した水平同期信号HD及び垂直同期信号VDが同期基準信号として供給され、液晶ドライバ31及びアノードドライバ34、カソードドライバ35の動作を制御する。アノードドライバ34より共通に接続されたアノード電極37a〜37eには、基準電圧としてのアノード電圧が印加される。また、カソードドライバ35より1H毎にカソード電極36a〜36dに順次アノード電位と所定電位差のカソード電圧が印加され、行方向に順次走査される。
【0036】
図4に、カソード電極及び透明電極に印加する電圧波形とプラズマチャンバ内の電荷量の変化のタイミングチャートを示す。図中、(a)〜(c)は連続する3本のカソード電極36に印加される電圧波形、(d)〜(f)は(a)〜(c)のカソード電極が位置するプラズマチャンバ内の電荷量の変化、(g)及び(h)は透明電極38に印加される電圧波形で、(g)はnフレーム目、(h)はn+1フレーム目の波形である。また、図中、Vaはアノード電位、Vcはカソード電圧パルスの波高値、1Hは1水平走査期間、τpはプラズマが発生して消滅するまでの期間を表わしている。
【0037】
本発明では、画像情報(階調情報)に対応して振幅(パルス高)が変調されたデータ電圧が、カソード電極36に印加される電圧パルス(Vc)に同期して透明電極38に印加される。データ電圧は1Hまたは1フレーム、或いはその両方毎に反転される。さらに、1H内におけるデータ電圧の印加時間(パルス幅)は、カソード電圧パルス(Vc)のパルス幅より長く、且つ、プラズマ消滅時間τpより後に終了するように設定される。この消滅時間τpは、各プラズマチャンバに対する平均値を意味する。これによって、全液晶セルにおいて、データ電圧が十分に保持され、所望の画像表示が可能となる。
【0038】
尚、本発明の液晶素子の各部材の素材、製法については、前記実施形態に挙げた以外にも、本発明の効果が得られる範囲で、従来のネマチック液晶を用いたプラズマアドレス型液晶素子の構成を適用することが可能である。
【0039】
【実施例】
〈実施例1〉
図1、2に示した構成の液晶素子を作製した。その作製手順を以下に説明する。
【0040】
1.1mm厚のガラス基板3上に、スパッタ法によりITOを厚さ約100nmに堆積し、パターニングして幅250μm、間隔50μmの透明電極4を形成した。その上に、ポリイミドの前駆体であるポリアミック酸(東レ社製「LP−64」)と有機溶媒の混合溶液をスピンコートし、約200℃で1時間加熱焼成することにより、厚さ約10nmのポリイミド膜を形成した。また、同様にして、厚さ50nmの薄板ガラスからなる誘電体シート9上にもポリイミド膜を形成し、それぞれのポリイミド膜にラビング処理を施して配向膜5,8とした。ラビング方向は透明電極4のストライプにほぼ平行に行ない、ガラス基板3側と誘電体シート9側とで約5°クロスするようにした。
【0041】
前記ガラス基板3上の配向膜5上に、フォトレジスト溶液をスピンコートし、約90℃でプリベークし、透明電極4の間隙に位置するように露光して、幅50μm、高さ約1.5μmのストライプ状にパターニングした後、約140℃で1時間ポストベークし、スペーサー6を形成した。該ガラス基板3に、前記誘電体シート9を配向膜8が内側になるように配置してシール材(図示せず)を用いて加圧・加熱し、スペーサー6の接着作用を利用してガラス基板3と誘電体シート9を互いに貼り合わせた。その後、反強誘電性液晶を注入して液晶セルを形成した。なお、本実施例で用いた反強誘電性液晶は、
* 自発分極Psが150nC/cm (30℃)で、
* チルト角Θが30°(30℃)で、
* 誘電率εが5(30℃)で、
* 前記液晶セルを挟み込むように、クロスニコルの関係で、かつ、一方の偏光軸が無電界時の平均分子軸方向に一致するように一対の偏光板を配置し、そのときの電圧−透過率特性が図5に示すものとなる、ようにした。
【0042】
また、プラズマセルとして、1.9mm厚のガラス基板10上に、金属ペーストを厚さ30μmに堆積し、パターニングして幅100μmのカソード電極12とアノード電極11を0.32mmピッチで形成した。次いで、ガラスを主成分とする材料を用いスクリーン印刷により、アノード電極上に、幅100μmで厚さが200μmの隔壁13を形成し、アノード電極11及びカソード電極12が前記液晶セルの透明電極5に直交するように配置して、周辺部をフリットシールにより封止し、不活ガスを封入して約200μmの間隔のプラズマチャンバを形成した。
【0043】
得られた液晶素子を、図4の駆動波形で駆動した。本実施例の液晶素子は、320×240画素で、プラズマ放電電圧(Vc−Va)=−350V、データ電圧=+6V〜−6V、1H=70μsとした。その結果、コントラストは約80で、良好な画像が表示できた。ここで、データ電圧は、その値は上述のように階調情報に応じて決めるものであり、透明電極(信号電極)4に印加した。
【0044】
なお、上述した液晶の代わりに、図11(a) や(b) に示す電圧−透過率特性の液晶(単安定性を示すカイラルスメクティック液晶)を用いても良い。ここで、図11(a) の液晶は、特願平10−177146に開示されたものであって、
* 電圧が0〜V (V >0)の範囲では透過率Tが0〜T までほぼ直線的に増加し、
* 電圧がV (V >0)以上の場合には透過率Tはほぼ一定となり、
* 電圧が負の場合には透過率Tはゼロとなる、特性を有する。また、図11(b) の液晶は、特願平10−177145に開示されたものであって、
* 電圧が正の場合には同図(a) とほぼ同様の特性を示すが、
* 電圧が負の場合には同図(a) と異なって若干の透過率を有する。
【0045】
〈実施例2〉
図6は、本実施例に係る液晶表示装置を示す概略断面図、図7はその斜視図である。
【0046】
両図に示すように、この液晶表示装置100は、液晶セル101とプラズマセル110と、それらの間に介在する誘電体シート103とを積層して構成されている。
【0047】
誘電体シート103は、液晶セル101を効果的に駆動するためにできるだけ薄くする必要があり、例えば50μm程度厚の薄板ガラスなどで形成される。
【0048】
液晶セル101は、1.1mm厚のガラス基板(上基板)104により構成される。上基板104の内表面には、ITO等の透明電極105が行方向にストライプ状に形成されている。上基板104は、直径約1μmのスペーサ(不図示)を介して誘電体シート103に接合される。上基板104と誘電体シート103の間隙には、例えば以下の特性をもつピリミジン系液晶組成物である双安定な強誘電性液晶(以下、FLCという)106が注入されている。FLC106の両面には、絶縁膜およびラビング処理されたポリイミド等の高分子配向膜102a,102bがそれぞれ形成されている。なお、上基板104と透明電極105の間にはカラーフィルタおよび絶縁膜を配置することができる。
【0049】
Figure 0003559719
一方、プラズマセル110は、1.9mm厚のガラス基板(下基板)111により構成される。下基板111の内表面には、列方向にストライプ状に複数のアノード電極112およびカソード電極113が交互に所定の間隔を保持して並列的に形成されている。
【0050】
アノード電極112の各上面のほぼ中央部には、それぞれ電極に沿って延在するように所定幅の隔壁114が形成される。隔壁114はガラスを主成分とする材料で構成され、アノード電極112上にスクリーン印刷等によりストライプ状に形成される。そして、隔壁114は誘電体シート103の下面に当接され、また周辺部は低融点ガラス等を使用したフリットシールを配設することにより、約200μmの間隔のプラズマチャンバ115が形成される。プラズマチャンバ115内にはイオン化可能なガス、例えばヘリウム、ネオン、アルゴンおよびこれらの混合気体等が封入される。
【0051】
次に、このように構成された画像表示装置の表示動作について説明する。
【0052】
所定の一対のプラズマチャンバ115に対応するアノード電極112とカソード電極113との間に所定電圧が印加されると、プラズマチャンバ115内のガスが選択的にイオン化されてプラズマ放電が発生し、その内部は略アノード電位に維持される。この状態で、透明電極105に順次データ電圧が印加されると、プラズマ放電が発生したプラズマチャンバ115に対応した透明電極105上の画素のFLC106層に、誘電体シート103を介してデータ電圧が印加される。
【0053】
そして、プラズマ放電が終了すると、プラズマチャンバ115はフローティング電位となり、各画素のFLC106層に書き込まれたデータは次の書き込み期間まで保持される。
【0054】
書き込まれたデータは、液晶表示装置100の両側に配置された一対の偏光板(不図示)により光学的に識別される。
【0055】
本発明で用いられる表示モードは、本実施例で用いた表面安定型モード(SSFLC)の他に、S*c相での螺旋ピッチがセル厚より短く、メモリー性を示さないDHFモード等も用いることができる。
【0056】
図3は、上述した液晶表示装置100の回路構成を示している。
【0057】
この図に示すように、液晶ドライバ31にはビデオデータ(DATA)が入力され、各水平走査期間(1H)毎にデータ電圧DS1〜DSmが同時に出力される。データ電圧DS1〜DSmは、それぞれバッファ39a,…を介して複数のデータ電極(行電極)38a,…に供給される。
【0058】
制御回路32は、ビデオデータ(DATA)に対応した水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDが同期基準信号として供給され、液晶ドライバ31およびアノードドライバ34、カソードドライバ35の動作を制御する。
【0059】
アノードドライバ34から共通に接続された複数のアノード電極37a〜37eには、基準電圧としてのアノード電圧VAが印加される。また、カソードドライバ35から1H毎に複数のカソード電極36a〜36dに、順次アノード電位と所定電位差のカソード電圧Vk1〜Vkn−1が印加され、行方向に順次走査される。
【0060】
図8は、前記制御回路32による本発明の液晶表示装置100の駆動波形を示した図であり、図8(A)〜(C)は、連続するカソード電極36にそれぞれ印加されるカソード電圧Vka〜Vka+2を示しており、図8(E)は所定の透明電極105に印加されるデータ電圧DSを示している。また、図8(D)はプラズマチャンバ115中の電荷の変化を示しており、τpはプラズマが発生して消滅するまでの消滅時間を表している。
【0061】
すなわち、本発明では、前記データ電圧DSは、カソード電圧Vka〜Vka+2に同期して、画像情報に対応した極性のパルスより成るデータ信号が透明電極105に印加される。さらに本発明では、選択期間(1H)内におけるデータ電圧DSの印加時間(パルス幅)が、カソード電圧Vka〜Vka+2のパルス幅より長く、かつ平均的な前記プラズマ消滅時間τpより後に終了するようFLC106を駆動した。
【0062】
これにより、複数のプラズマチャンバ115の製造誤差による各プラズマチャンバ115でのプラズマ消滅時間τpの格差があっても、プラズマチャンバ115に対応する液晶セル101の画素に所望の画像情報を書き込める効果が得られる。
【0063】
つまり、図8(E)の如く、予め、全ての透明電極105に印加されるデータ信号DSのパルス幅が平均的なプラズマの消滅時間τp後に終了するように駆動したので(長さd分、データ信号DSのパルス幅が長い)、データ信号DSのパルス幅がプラズマの消滅時間τp前に終了してしまうプラズマチャンバ115が発生するのを防止したため、全液晶セル101にデータ信号DSによる電荷蓄積が正確に行え、全液晶セル101に所望の画像情報を書き込める。ここで、dの範囲は、0<d≦(1H−τp)で表され、パネルの大きさにも依存するが、例えば、0.5(1H−τp)≦d≦(1H−τp)の範囲が好ましい。
【0064】
更に、詳述するならば、プラズマの消滅時間τp(スイッチオン状態期間)以内にデータ信号DSを画素に相当する液晶セル101に印加できるので、データ信号DSに基づく電荷が液晶層106に蓄積され、液晶層106の所望のスイッチングが得られる。
【0065】
しかし、データ信号DSのパルス幅がプラズマの消滅時間τpと同時に終了する駆動を行うと、データ信号DSのパルス幅がプラズマの消滅時間τp前に終了してしまうプラズマチャンバ115が発生してしまうことが起こり得る。プラズマの消滅時間τp後(スイッチオフ状態期間)にデータ信号DSのパルス幅が入り込んでしまい、そのパルス幅部分は、液晶セル101の液晶層106に電荷蓄積されない。
【0066】
また、本実施例では前記データ電圧DSは、図9に示したように、“白”および“黒”の画像情報に対応した互いに逆極性のパルスより構成される。このパルスの電圧波高値は全てほぼ等しく、いづれもFLC106のSWしきい値を超える値に設定される。
【0067】
具体例として、以下の駆動条件で、画素数480×640の前記液晶表示装置100を駆動したところ、視野角特性に優れた良好な画像が表示できた。なお、コントラストは約80であった。
【0068】
プラズマ放電電圧(Vc−Va)=−350V
データ電圧=±10V
1H=35μs
フレーム周波数60Hz(1H=35μs)
平均的τp=20μs
d=10μs
〈実施例3〉
本実施例も、図6に示した実施例2と同様の構成の液晶表示装置を使用した。ただし、本実施例では、実施例2のFLCの代わりに以下の物性を示す反強誘電相をもつ液晶(AFLCという)を注入した(S*CAは反強誘電相)。なお、このセル厚は約2μmで、液晶表示装置の両側に配置した一対の偏光板のうち一方の偏光板の偏光軸は、反強誘電状態の平均分子軸に実質的に一致する構成となっている。
【0069】
Figure 0003559719
本実施例では、AFLCの駆動方法は上述した実施例2と同様であるが、データ電圧DSは図10に示すように、アノード電位を基準として、画像情報に対応した、ゼロと正または負のパルスより構成される。なお、パルス印加のタイミングは、図8と同様に行われ、さらに、正または負のデータ電圧はフレーム毎に反転することができる。
【0070】
このように、本実施例では、実施例2で得られる効果以外に、表示の焼き付き等が生じることなく安定した画像表示を行うことができる。
【0071】
また、本実施例では、ヒステリシス特性を持たない、無しきい値型のAFLCを用いることができ、この場合、図10で示したデータ電圧の電圧値を画像情報に基づいて変調することによって階調表示が可能となる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、選択期間内に透明電極に印加されるデータ信号のパルス幅が、選択期間内にカソード電極に印加されるカソード電位のパルス幅より長く、かつプラズマセルで発生されるプラズマの消滅後に終了するようにしたことにより、高速表示が可能で、視野角特性に優れた画像表示を行うことができる。また、1水平走査期間内におけるデータ信号のパルス幅が平均的なプラズマの消滅時間後であって、さらに所定時間d経過後に終了するように設定されているため、製造誤差によるプラズマ消滅時間τpの格差があっても、該格差にかかわらず、液晶セルの画素に所望の画像情報を書き込める効果が得られる
【0073】
また、本発明によれば、高速表示が可能で、コントラスト及び視野角特性に優れた画像表示を行なうと同時に、耐衝撃性に優れたディスプレイが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶素子の一実施形態の構成を模式的に示す部分斜視図である。
【図2】図1の液晶素子の断面模式図である。
【図3】図1の液晶素子の回路構成図である。
【図4】本発明の液晶素子のカソード電極及び透明電極に印加する電圧波形とプラズマチャンバ内の電荷量の変化のタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例で用いた液晶の電圧−透過率特性を示す図である。
【図6】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の概略断面図。
【図7】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の概略斜視図。
【図8】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の駆動波形を示す図であり、(A)〜(C)は、連続するカソード電極にそれぞれ印加されるカソード電圧の波形を示す図、(D)は、プラズマチャンバ中の電荷の変化を示す波形を示す図、(E)は、透明電極に印加されるデータ電圧の波形を示す図。
【図9】本発明の実施例2に係る液晶表示装置のデータ電圧の波形を示す説明図。
【図10】本発明の実施例3に係る液晶表示装置のデータ電圧の波形を示す説明図。
【図11】本発明で用いられる液晶の電圧−透過率特性を示す図。
【符号の説明】
1 液晶セル
2 プラズマセル
3 第1の透明基板
4 透明電極
5 配向膜
6 スペーサー
7 液晶
8 配向膜
9 誘電体シート
10 第2の透明基板
11 アノード電極
12 カソード電極
13 隔壁
14 プラズマチャンバ
31 液晶ドライバ
32 制御回路
34 アノードドライバ
35 カソードドライバ
36a〜36d カソード電極
37a〜37e アノード電極
38a〜38f 透明電極
39a〜39f バッファ
100 液晶表示装置
101 液晶セル
103 誘電体シート
104、111 ガラス基板
105 透明電極
106 FLC
110 プラズマセル
112 アノード電極
113 カソード電極
114 隔壁
115 プラズマチャンバ

Claims (4)

  1. 液晶層を有する液晶セルとプラズマセルを備えたプラズマアドレス型の液晶表示装置において、
    該液晶セルが、ストライプ状の透明電極と配向膜を有する第1の透明基板と、配向膜を有する誘電体シートとを、該両配向膜が内側になるように対向配置させた間に自発分極を有する液晶を挟持してなり、
    該プラズマセルが、ストライプ状のカソード電極とアノード電極とを交互に所定の間隔をおいて配置し、該カソード電極及びアノード電極に沿ったストライプ状の隔壁を有する第2の透明基板と該液晶セルの誘電体シートとを、該隔壁が内側になり且つ該カソード電極及びアノード電極が該透明電極に直交するように対向配置させた間にイオン化可能なガスを封入してなり、
    該透明電極にデータ信号を印加するデータ信号印加手段と、該アノード電極にアノード電位を印加するアノード電位印加手段と、該カソード電極にプラズマを発生させるためのカソード電位を印加するカソード電位印加手段と、を有し、
    該データ信号印加手段は、1水平走査期間内におけるデータ信号のパルス幅が平均的なプラズマの消滅時間後であって、さらに所定時間d経過後に終了するように駆動される手段であり、
    所定時間dは、水平走査期間を1Hとし、平均的プラズマ消滅時間をτpとした場合に、下式が成立する、
    0.5(1H−τp)≦d≦(1H−τp)
    ことを特徴とするプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  2. 前記液晶は、カイラルスメクティック液晶である、
    請求項1に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  3. 前記データ信号の電圧は、正又はゼロ又は負をとり、前記液晶の光透過率を連続的に変化させることにより、階調表示を行う信号である、
    請求項1又は2に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  4. 前記液晶セルを挟み込むように一対の偏光板を配置し、前記液晶セルの液晶層内に、前記透明電極間隙に沿ったストライプ状の接着性を有するスペーサーを有し、前記隔壁及び該スペーサーは、耐大気圧支持機能を有すると共に遮光機能も有する、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
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